登録日:2010/06/05 Sat 10:45:54
更新日:2025/04/08 Tue 00:02:28
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戸田奈津子とは、日本で最も有名な女性翻訳家である。
映画字幕翻訳の先駆けとなった一人で翻訳業界の重鎮。
ファンからの愛称は「なっち」。
【概要】
1936年7月3日生まれ、
東京都出身。津田塾大学の学芸学部英文学科卒業。
当初は生命保険会社に勤めていたが、1年で退職し戦前から字幕翻訳を務めた清水俊二氏に弟子入り。
映画『
地獄の黙示録』の翻訳以降注目を集めることになった。
その多大な実績から、大作ハリウッド映画の翻訳は彼女に任されることが多い。
翻訳した作品は映画.comに登録されているだけでも688本。
最近では超翻訳版という新たな試みにも挑戦している。
しかし
- 若い役のセリフでも「せにゃ」などの年寄り口調を使う
- 「ファック野郎」のような不自然な単語
- 体言止めを多用する
等の戸田語と呼ばれる癖の強い文章は人を選ぶ。
それに加えて
- 誤訳が多いこと
- 作品の設定や独特な固有名詞を無視した翻訳も多いこと
- 物語の流れを把握せずに言葉だけをそのまま訳しているミスが多いこと
- 原語の慣用句やことわざを無視して無難な表現に変えてしまう。または直訳して逆に意味が通じなくなる
- 強烈な罵倒や差別語を無難な言葉に変えてしまう
- 誤訳を指摘されても一切認めずに「自分こそが正しい」と言い張る姿勢
という欠点もある。
二番目の問題点の影響で世界観が壊れて没入感が霧散し易いことから、特にSF界隈では「
原作レイプ」と嫌厭される傾向にある。
当Wikiでたとえるなら、ガンダムシリーズの「
ニュータイプ」という単語を「新世代人」などと訳してしまうようなものである。
ハートマン軍曹で有名な『
フルメタル・ジャケット』の訳も最初は彼女の担当だったが、彼女の訳の再英訳を見たキューブリックに「汚さが出ていない」と交代させられたとか。
誤訳ばかりと思われがちだが、その一方で名訳も多い。
「Hasta la vista, baby」→「地獄で会おうぜ、ベイビー」
「I have the high ground!」→「地の利を得たぞ!」
などは、格好良さでもネタ的な意味でも広く知られている。
映画関係者・映画ファンからは誤訳を理由に悪評を受ける事の多い人物だが、
- 仕事は選ばず、回ってきた作品は規模や知名度に関わらず全て引き受ける
- 締め切りを絶対に破らない
- というかミスは多くとも仕事がめちゃくちゃ早い
という点から、依頼主である配給会社からの評価は高く、それが彼女が重用され続ける理由、ひいては翻訳界の重鎮になるまで上り詰めた理由とされている。
一つ目に関しては翻訳者自体が人数の少ない専門職である事を考えれば“彼女無しでは立ち行かない”と言って過言でない偉業である。
2022年7月3日のイベントで年齢を理由に通訳者としては引退を表明したものの、翻訳者としては86歳を超えてなお現役である。
なお、2014年に左目の視力を失っていることを明らかにしている。
【有名な誤訳】
映画タイトル
×戸田訳
○正訳
解説
オペラ座の怪人
×情熱のプレイ
○受難劇
原語はpassion-play。これは成句で、全てで「(キリストの)受難劇」という単語を意味するが、passion playとハイフンを無視して訳してしまった凡ミス。
でもクリスティーヌの情熱のプレイはちょっと見たいかも
「father」なら「お父さん」だが「the Father」なら「父なる神」、というように、キリスト教の神やそれに準ずるものは頭文字を大文字にするルールがあり、キリストの受難劇を表すな「Passion-play」となるのだが、ここの原文の歌詞は「Our passion play(略)」で大文字になっておらずハイフンもない。
よってこれを直訳すると「私たちの情熱のプレイ」となるのはおかしくはない。
少なくとも「我らの(キリストの)受難劇」よりは正確。
そもそも「オペラ座の怪人」は歌劇なので、台詞などを歌で表現している。
したがって、言葉の正しさよりも歌詞で韻を踏んでリズムを付けたり、伝えたい言葉を繰り返して、観客の印象に残すようにしなければならない。
この「The Point of No Return」は、逆境にあるファントムとクリスティーヌがお互いの愛を歌い合う曲で、ファントムが「僕たちの情熱(passion)が一つになるだろう」と先に歌った後にクリスティーヌが「私たちの情熱が開かれる(passion play)」と返している歌である。
キリスト教圏の人間はpassion playと聞くとキリストの受難を連想するので、「もしこの2人が生きて結ばれたいのなら受難が起きるだろうが、それを覚悟するほどの情熱なんだな」という、「キリストの受難劇(Passion play)」と「情愛(passion)」の二つの意味をかけた歌詞となっている。
ドロドロした愛憎劇で
プレイ
という語を選んだセンスはアレだが、少なくともここで誤訳として叩かれるようなものではない。
ちゃんと歌詞全体、またはオペラの台本全部を見た上で訳す人は「情熱」の方を生かすことが多い。
例示すると、オペラ座の怪人は
劇団四季が和訳して上演しているが、浅利慶太は「Our passion play 」の部分を「2人の体が溶け合う」と訳している。
×大尉から准将
○大佐から代将(准将)
原語はそれぞれ「Captain」と「Commodore」。
より正確には「勅任艦長から戦隊司令」。
「大尉から准将」では大尉→少佐→中佐→大佐→准将で4階級特進になってしまう。
他の映画訳でも「中佐」(Lieutenant Colonel)の呼びかけ「Colonel」を直訳して「大佐」とするなど、軍の階級が訳しきれない。
また、『地獄の黙示録』では「50口径」(※12.7mm口径)を「50ミリ口径」と誤訳するなど、軍事系には誤訳が目立つ。
50ミリというとゴルフボール(42.67ミリ)より更に一回りデカい弾を撃っていることになる。それほんとに銃か?
×韋駄天
○馳夫
原語は「Strider」
原義は「大股で歩く者(アメンボ)」。
作中のキャラクター、アラゴルンを指す綽名だが、原作世界に存在しない
仏教の
神様の名前を出してしまったことで世界観が崩れた。
そもそもの話、この「馳夫(ストライダー)」とは、作中のとある里の住民達から、「何が目的かも分からない、いつも大股であちこち徘徊している輩だから」という理由でつけられた、「流浪の不審者」という意味合いに等しい蔑称である。
そんな蔑称で呼ばれようと鷹揚に応対するアラゴルンの人柄の良さ。そして、本来は使命と責務を帯びた王族の身分でありながら、先祖によって背負わされた宿業と重責からかけ離れた処に居たいという願望を叶えてくれる気がするからこそ、この間の抜けた蔑称を気に入っている、という事情。
世界を背負う王に相応しい出自を能力を備えながらもそれを拒む、アラゴルンの複雑な立場と心境を象徴する呼称でもある。
そんな訳で、単純にポジティブな印象を与える「韋駄天」という仏教の神の名は、そうした原作の由来にもそぐわない。
もっとも、学のなく根は純朴な田舎の人間が考えた蔑称なだけに今一つ悪意が満ちていないのもあって、アラゴルンは「聞き慣れれば悪くない。これを実際の名前にしてもいいくらい」と好意的に返しており、逃避願望だけでなく単純に気に入ってもいる。
最適な訳としては明らかにバカにする意図なのだが慣れればかっこよく聞こえるような絶妙な語感を与える単語が望ましい。
さすがにそれを完璧に満たす単語を考えるのは、戸田女史でもなくとも困難だろうが。
×わしは生命の創造主、秘密(アノル)の炎に仕える者だ!
○わしは神秘の炎に仕える者、アノールの焔の使い手じゃ!
ガンダルフが
バルログと対峙した際のセリフ。
原語は「a servant of the Secret Fire, wielder of the flame of Anor!」
ドラゴンボールでたとえるならば
孫悟空がこう叫んでいるシーンを想像してみてほしい。
ただしそのシーンには以下のような字幕が付けられている。
オラは亀仙人っ! 亀ハメ波に仕える者だ!
「亀仙人」と「かめはめ波」、「神秘の炎」と「アノールの焔」というように
固有名詞が微妙に似た響き
ではあるのだが、それぞれ「敬愛する上位者」と「自分が修得した技の名」という
全く別のものを混同している。
(どちらも上位者が由来となっている技であり名前が近いのもそのため)
そして視聴者が混乱するような間違い方をしているのである。
くわしく原作の設定から解説していくと、原作の中で強いて「生命の創造主」にあたる存在を探すと創造神イルーヴァタールになる。
この作品において新たな生命の創造は神にのみ可能な御業であり「神秘の炎」とはその
創造神を表す御名の一つ。
なので「神秘の炎」のことを「生命の創造主」と言い換えているのならあながち間違いでもないのだが……。
次に出てくる「アノールの焔」とは創造主の系譜から産み出された『太陽』で、聖なる光と炎の塊だが創造主や神秘の炎より下位の存在を示す。つまり神秘の炎とアノールの焔を同一視して結びつけるのも間違いな上に創造神への不敬となる。
邪悪な炎を操る堕落した悪魔
に向かって「(お前と違って)わしは創造主に仕え、太陽のように正しい炎を操るんじゃ!」という自己の信念を叫んでいる。
原文に無い単語を付け足すという、戸田奈津子の誤訳の中でも特に凄まじいものである上、文章としても「わし=生命の創造主」という誤解を招きかねない悪文である。
特に「生命の創造主」たる神に仕えることを誇りにしているキャラクターにもかかわらず自らを「生命の創造主」と称するのは「私こそが神だ!」と主張するも同然であり、酷い誤解を招く。
他にも『ロード・オブ・ザ・リング』ではボロミア関連で誤訳が目立つ。
最たるものが、指輪の魔力に囚われて主人公フロドを襲ったボロミアに対するフロドの台詞
「You're not yourself!」を「嘘をつくな!」と誤訳したもの。
このやり取りは本来、ボロミアが高潔で責任感の強い人物であるからこそ、自分が祖国と民を守らねばと追いつめられた末に力を欲してしまい、指輪の魔力に囚われてしまった。
そして、それをちゃんと理解しているフロドが「貴方は今、本来の自分を見失っている。正気に戻って」と必死に諭す、というシーンである。
それを「本当の貴方じゃない=自分に嘘をついている」と前後の脈絡を度外視して訳した結果、ボロミアが最初から指輪目当てに仲間のフリをして擦り寄ってきて、遂に本性を現した悪人だと受け取られかねない事態になっていた。
このあたりに関しては、激しい抗議運動の結果、上記も含めてDVDであらかた修正された。
ザ・リング
×66回の流産
○66年の流産
訳してる途中で気づきそうなものだが……
66回って
ビッチ通り越して
妖怪だよ……
×バッキングハム
○バッキンガム宮殿
原語は「Buckingham」。
単純な読み間違い。
×SOS
○CQD
タイタニック号が氷山に衝突した当初、タイタニック号は旧遭難信号CQDを発信した。
監督はリアリティを考慮してわざわざ古い遭難信号を使ったのだが、それをSOSと訳してしまった。
△面舵一杯→
◯左舵一杯
原語は「Hard a Starboard」。右へ向けることでこれを「面舵」と呼び、左へ行く時は「Port(取舵)」。
つまり
的確に訳していた。
しかしこの場面は
左に転舵して
氷山を避けようとするシーンなのだ。
なぜかというと
今は
「starbord(面舵)」が右で、「port(取舵)」が左と統一されているが
タイタニック号沈没事故以前は船を向けたい方向をそのまま言うのか、その逆を言うのかが
国によってバラバラ
であり、当時のタイタニック号は向けたい方向の逆を言う方式だったので「船を左に向けたいからstarbord(面舵)と指示」「右に行くならport(取舵)」だった。
正確に訳した劇場放映版は「なんで面舵と言ったのに左に転舵したんだ!?」「今度は取舵で右に曲がったぞ!?」と観客が混乱する状態だった。
さすがに200年以上前から固定されている「右と左」が当時は逆だったというのはマニア知識なので
的確に訳してしまったために見た人が誤解する
というとんでもないレアケースで、前項のCQDとはさすがにわけが違う。
このためDVD以降の版ではstarbordを「左舵」、portを「右舵」と変更し、船舶用語には存在しない呼称だがとにかく曲げたい方向がわかる名称に変更した。
戸田以外の訳者が手がけた吹替版も「左に回せ!」などの変針方向が伝わりやすい訳を選んでおり2023年の3Dリマスターでも「左舵」「右舵」であり
これよりベターな訳が思いつかない。
正確さも大事だが「わかりやすい翻訳を心がける」という戸田奈津子のスタイルがうまくハマった訳と言えよう。
アポロ13
×入れろ(open)⇔切れ(close)
○切れ⇔入れろ
電気回路の勘違い。
電気回路は回路の一部をスイッチとしてわざと「開放(open)」、つまり繋がっていない状態にしてあり、これを「閉じる(close)」と回路が完成して電気が流れ、機器が作動する。
あらゆる電源を切って電力を節約した後に電源を入れて再起動する場面なので、物語をしっかりと把握していれば起きえないミスである。
×冥王星は太陽系じゃない
○冥王星は惑星じゃない
コードネームとして惑星の名前を使用した際に冥王星を割り振られた人物が言った時事ネタなのだが、それが伝わらなくなってしまっている。
一応、冥王星は
太陽系の惑星区分の除外に伴い
「準惑星」に再区分されたが、太陽系とは「我々にとっての太陽と、その周囲を回る天体たちの構造」の呼称なので冥王星が惑星だろうが準惑星だろうが
太陽系に属する天体であることに変わりはない。
円盤では修正されている。
×マグルの母
○穢れた血の母
非魔法族を「穢れた血」と呼んで侮辱するシーンだが、毒気が完全に消えた。
主人公達が不当な差別に対して憤る場面でこうした変更をしているので、本来不当な差別・侮蔑に怒っているのに、文字の上では、主人公達の方が単に生まれについて言及されただけで突如として怒り出す、頭のおかしい人寸前になってしまう。
侮辱語や差別語、スラングがなくなるのは戸田訳ではよくあること。
汚い言葉を嫌悪するのは人間としては正しいかもしれないが、翻訳家としては間違いである。
×バトルシップ艦隊
○戦艦隊
スターウォーズおなじみの、冒頭の
あらすじでいきなり飛び出てくる珍訳。BattleShipをカタカナにしただけである。
これに限らず、訳すべき部分で不必要なカタカナ語を使うことが多く、手抜きと受け取られかねない仕事も多い。
「艦」と言う文字だけで「戦闘用の船」を指すので
日本語としても重複表現である。
でも
遠い昔、はるか彼方の銀河系を描いた作品で「戦艦」と言った聞き覚えのある言葉を使うよりかは横文字でスタイリッシュに決めたほうが世界観に没入できるという意見もある。
そこまで考えてるかはともかく。
×ボランティア軍
○義勇軍
原語は「A Volunteer」。
上記では横文字の方が……と言ったが、さすがにこれでは情けなさが目立つ。ボランティアという言葉が一般的なのも敗因。
敵と戦う兵士がボランティアでは不安もあるだろう。自分の意志かつ見返りを求めずに来た……という意味では義勇軍と変わらないが、言葉によって受ける印象が変わるのは言語の常である。
×ローカルの星人
○原住民
クワイ=ガン・ジンがジャージャー・ビンクスのことを指して呼んだ「a local」を訳したものだが、これだとジャージャーが「ローカルという名の星から来た者」だと受け取られてしまう。
×ジャバ・ザ・ハット族
○ハット族のジャバ
ザ・ハットは種族名であり、ジャバが個体名である。ちなみに
ジャバ本人のフルネームは「ジャバ・デシリジク・ティウレ」。
ギャラクシー・クエスト
×ネビュラ星雲
○クラートゥ星雲
原語「klaatu nebula」。「星雲」を表すのはnebulaのほうであってklaatuは固有名詞(星雲の名前)。
つまり、戸田訳だと「星雲星雲」となってしまう。
ボム爆弾じゃあるまいし。
ハンティング・パーティ
×キリル語
○キリル文字
架空の言語を作ってしまう。
13デイズ
×2ヶ月
○2週間
タイトル通りほぼ2週間、それをテーマにしているのに2ヶ月と勘違いしてしまう。
というか「2 weeks」を2ヶ月と訳すのは中学生でもやらんぞ。
×脱出装置
○カタパルト
空母の「カタパルト(catapult)」は艦載機を離艦させるための装置であり、脱出装置ではない。
カタカナを使いたくないのであれば射出機、発艦装置などが的確な訳語である。
これも軍事ネタの翻訳ミス。
×デスマスク
○レクイエム
原語は「death mass」。この場合のmassは「大量の」ではなくキリスト教のミサ(祭礼)のこと。キリストのためのミサを「クリスマス」というように死者を悼むミサを「death mass」と呼ぶ。
この誤訳によって「まずデスマスク(遺体から型をとって作るマスク)を手に入れてから、彼を殺す」という矛盾したセリフが出来上がった。
映像ソフト版では字幕担当が松浦美奈女史に変更、この部分は訂正されている。
ゴスフォード・パーク
×鳥ではなくウサギを
○鳥ではなくチーズトーストを
ウサギ(Rabbit)ではなくウェルシュ・レアビット(Welsh Rarebit)。
ウェルシュ・レアビットはチーズトーストの一種。
なお、この台詞は
ベジタリアンに食事を出すシーンなので、ウサギを出すわけがない。
嫌がらせ行為にもほどがある。
ヤング・ブラッド
×我らは銃士、結束は固い
○一人は皆のために、皆は一人のために
「“One for all, all for one”」の意訳だが実はこれ元ネタが存在しており、「三銃士」作中の名セリフである。
つまりこの映画が放映される前からも決まった台詞と翻訳が存在するのにあえてそれを無視してしまった例。
しかし結束が固いその理由は単に「銃士」だからだという単純な台詞は普通にかっこよく、元ネタを知らなければ名訳かもしれない。
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- 66回の流産だけはいつ見ても笑う。気づけよ -- 名無しさん (2017-01-13 00:06:01)
- どうやってもこの人の場合誹謗中傷は出てくるから、肯定意見しかダメだってんならコメント撤去したほうがいいと思うが。 -- 名無しさん (2017-01-13 10:06:15)
- なまじ本人ができる人オーラ纏ってるから余計にみっともない -- 名無しさん (2017-02-10 17:08:37)
- シャツを脱いで。お願い、シャツを脱いで。マジ? 写真屋のポスターのモデルみたい! -- 名無しさん (2017-02-18 02:51:11)
- 当人はよくても悪名も歴史に残ってしまうんだからミスと自覚したら早めに謝った方がいいと思うんだがな -- 名無しさん (2018-02-28 16:58:56)
- 記事そのものが誹謗中傷の塊。だのにコメントで中傷は書かかないでって無理にゃ -- 名無しさん (2018-11-25 23:29:40)
- 「特に「生命の創造主」たる神に~」の文、直していい? さすがに「生命の創造主」は「秘密の炎」にかかっていると解釈すべきだろう。「生命の創造主=秘密の炎」という意味のセリフのはず。 -- 名無しさん (2019-05-12 03:00:34)
- ↑直すというかそういう注釈は入れて良いだろうね -- 名無しさん (2019-05-12 07:40:45)
- ん?イピカイェー!が誤訳なのか? -- 名無しさん (2019-10-26 00:03:10)
- 「そもそも日本語の字幕は文字数制限がキツ過ぎる(中国、韓国では読めない量の字幕が出るのが普通)」とか「翻訳家は常に人手不足」「完成度の高い字幕を作るとコストが増して映画料金が値上げになる」とか色々と擁護意見もあるみたいだけど… -- 名無しさん (2019-10-26 00:50:05)
- 流石に差別主義者という設定のキャラから差別用語を省いちゃいかんでしょ -- 名無しさん (2019-11-10 21:09:39)
- サイコパスの映画の外国人キャラが違う言語喋るときの字幕担当してたのはびっくりした -- 名無しさん (2019-11-10 21:16:41)
- 誤訳って大抵「固有名詞や慣用句をそうと気づかず直訳してしまう」「ジョークや例え話を日本人にも分かるよう直そうとして、かえって意味が分からなくなる」というパターンが多いイメージだけど、この人の場合単語の意味そのものを取り違えること多いよね -- 名無しさん (2019-11-17 20:36:06)
- ↑4 「字幕より制限がキツイ吹替の訳のが完成度高いんですけど」ってのがそこらの擁護の反論としてよく聞くね。 -- 名無しさん (2020-01-23 12:35:23)
- 映画の翻訳家は1人しかいないわけじゃないし、他の人はマシなんだったら言い訳にもならんな -- 名無しさん (2020-01-23 13:10:34)
- ↑5 日本の漫画でも「カタワという言葉二度と使うな言われる者の気持ちになれ!」というセリフをカットした漫画あったし -- 名無しさん (2020-01-23 14:03:42)
- スター・ウォーズの字幕ならエピソード3でグリーヴァス将軍を敵のブラスターで撃破したオビワンの「掃除が大変だ」(正しくは「野蛮な武器だ」オビ=ワンがエピソード4でブラスターを嫌っていた発言に繋がっていた)も当時ファンの間で物議を醸したな -- 名無しさん (2020-04-15 01:11:28)
- 馳夫は原作読んでて意味わかんなかったところだったから韋駄天でいいような気がする。仏教も何も日本語訳だし -- 名無しさん (2020-12-21 13:48:13)
- ↑事情について書いてあるし、これは誤訳じゃなくて意訳だと思う。 -- 名無しさん (2020-12-21 14:26:14)
- 軍隊の階級はアメリカの場合陸軍と海軍と空軍で全部微妙に違うんだよな。だから英語の知識じゃなくて軍事知識が必要。翻訳だけじゃなくてそういう監修専門家みたいなのをつけるだけの予算が映画側にあればいいんだけど。 -- 名無しさん (2020-12-21 14:40:14)
- ↑3出典元が仏教の天部ってだけで慣用句としては既に日本語の表現として定着した言葉だからねぇ。トールキンはあくまで「訳は現地語にしてくれ」って言っただけで「訳した結果現地語の意味が本編に反映される」なんて一言も言ってないからそういう意味では逆に「馳夫」の方が適切な訳じゃないという…。あと面白いのはこれに文句言ってる奴ってバルログを悪魔とか悪鬼って訳すことについては文句言わないんだよね。そっちは問題じゃないんかいと。 -- 名無しさん (2021-08-27 04:41:08)
- 他はともかくpassionに関しては他の翻訳者も結構やらかしてるから戸田訳ばかり俎上に上がるのは少々気の毒ではある。passion-playが成句っていうのは正しいけどpassionだけでもそういう意味あるし。例えばパッションフルーツとかトロピカルフルーツ=南国のイメージで「情熱のフルーツ」と安易に訳されてるのをたまに見かけるけどこれも意味は「情熱」ではなくキリストの受難=要するに磔・十字架のことだし… -- 名無しさん (2021-08-27 04:57:33)
- 翻訳にきっちり検証するような機会も期間も与えてくれない日本の配給会社の問題もあるからな -- 名無しさん (2021-08-27 05:14:20)
- ↑×3 悪鬼なんかは、元々鬼は仏教用語でもなく神道以外でも魑魅魍魎や霊魂そのものという意味合いもあるから -- 名無しさん (2021-09-18 13:26:41)
- ↑だからそっちにツッコミが入らないのはおかしいだろって意味ね。漢字表記の「鬼(キ)」は死者、あるいはその霊魂で熟語の「悪鬼」は仏教用語(記紀より前にそういう表現が無い)だから結局「韋駄天」と同じで借用語。日本古来の「オニ」の概念とは違うわけで。 -- 名無しさん (2021-09-28 22:58:11)
- 続き 指輪物語の背景・設定も考えるとカナ表記で「おに・オニ」にするかせめて「邪鬼(彼岸島のアレではない)」「巨人」あるいは「荒魂」と訳す方が適正(「邪神」「悪神」等は×)だけど「韋駄天」に突っ込んでる人はそこまで意識してないでしょ?多分。だから「韋駄天」に関してはしいていうなら誤訳というより単にセンス・配慮が無い(というともっと酷いか)というべきかな、と。 -- 名無しさん (2021-09-28 23:07:59)
- 映画に求めてる「らしさ」とか「っぽさ」を取り上げる能力そのものは高くないよな、教育番組の翻訳でもしてればいいと思うわ -- 名無しさん (2021-12-27 23:32:03)
- ここに出てる中で意訳の範疇に収まるのは個人的に許容範囲だけど、「明らかに誤訳」「(一部の作品で判明してる)スクリプトだけで翻訳」「『〜で?』みたいな同じ表現の極端な多用」は擁護できん……。 -- 名無しさん (2022-02-22 12:26:42)
- 「アマデウス」の「デスマスク」は吹替版の額田やえ子さんも誤訳してる(Blu-rayでも無修正)けど、あっちはその欠点ありきでもお釣りが来るぐらいの高クオリティ翻訳だからな……。 -- 名無しさん (2022-02-22 12:29:45)
- 「ある週刊誌」などとぼかさずにしっかり引用してください。あと、引用は許可されているものだけ有効ですよ。 -- 名無しさん (2022-03-15 15:08:06)
- 戸田氏が悪いんじゃなくて、師弟制度やらで閉鎖的な環境にして外部の意見を受け入れず、納期やチェック体制が劣悪な環境になっている業界全体を改善しないと変わらないよな… -- 名無しさん (2022-03-21 20:16:36)
- 悪い印象しか残ってない著名人ではある -- 名無しさん (2022-03-21 20:27:16)
- ヤング・ブラッドに関しては邦題のほうが酷い気がする -- 名無しさん (2022-03-23 13:49:38)
- この記事じゃそこまで変な訳してるように見えない -- 名無しさん (2022-05-22 13:12:26)
- 実際そんなに変だったら単に依頼が来なくなるだけ。翻訳者の報酬がもっと高くて期間が長ければ、いろいろ調査したり人を雇ったりすることも可能だけど、日本で翻訳者ってアホみたいに報酬安いからな。 -- 名無しさん (2022-06-04 09:58:48)
- ↑×5の通りの環境だから。それに、近年は「翻訳を更に監修するスタッフが加わったから」以前よりかはマシになった。トップガン新作も然り -- 名無しさん (2022-06-04 15:47:30)
- 仏教用語だからダメって言われると「因果」「自由」「自業自得」「正義」あたり全部仏教由来なんだよな -- 名無しさん (2022-06-19 13:41:19)
- AIの台頭で翻訳家業も楽になったらいいね -- 名無しさん (2023-04-20 00:49:36)
- 料理番組かなんかで外国人シェフの同時通訳担当して、目の前に現物あるのにも関わらず玄米を茶色いお米と訳したエピソードすこ -- 名無しさん (2023-05-17 09:12:23)
- 「専門用語や世界観を知らない観客にもわかりやすくする」というポリシーは真っ当だと思うんだが、この人が批判されるのは、そのポリシーが行き過ぎて「映画製作者の意図を字幕が歪めてしまう」レベルに片足を突っ込んでる場合があるからだと思う -- 名無しさん (2023-06-18 04:37:38)
- しおらしくしろとまでは言わんが、批評には一切耳を貸さず、大御所気取りでいる態度がね。ダメな大学教授って感じ -- 名無しさん (2023-06-18 09:34:32)
- 迷翻訳家 -- 名無しさん (2023-06-18 12:41:21)
- ↑2 テレビ番組に出演してる所を何度か見たことがあるけど、ふんぞり返ってるというよりかは「根っから呑気で穏やかな性格なので事の重大さに気付けない&怒ってる人の気持ちを理解できない」みたいなタイプの人のような気がするな。 -- 名無しさん (2023-06-18 13:57:39)
- 韋駄天の話で「慣れればかっこよく聞こえる語感にすべきだ」と記述してるけど、韋駄天と言う単語がダサいと言いたいのかカッコよすぎるからもっとランクを落とせと言いたいのかわからないな。どっちにしろ個人の感想レベルだからかく必要ないと思うけど。 -- 名無しさん (2024-07-10 07:41:40)
- 韋駄天と聞くと、短距離で足が速いというイメージになってしまうから、あまりいい訳とは言えないだろうな -- 名無しさん (2024-08-05 01:15:38)
- 仏教由来がどうこうってよりも、個人名(個神名?)を訳語にもってきちゃうセンスがモニョる。言葉のプロなのに言葉について深く考えてないんだな……って。たとえるなら、ファンタジー物で巨人を表すのにチェホンマンって言っちゃうみたいな。 -- 名無しさん (2024-08-10 15:54:40)
- それは流石に…魔王とかも個人名だし -- 名無しさん (2024-10-22 21:34:31)
- こいつだけは絶対にありえねえ 引退してくれて本当によかった -- 名無しさん (2024-10-29 21:28:07)
- 全体的なレベルではそこまで悪い方じゃないのに悪しく言われる悲運の翻訳者… 海外とか見ると「あてくしが政治的に正しくなるよう(いわゆるポリ〇レ)翻訳してあげるからね」というレベルで誤訳どころではなく、意図的に作品を捻じ曲げてるふざけた翻訳者がいるってのにな -- 名無しさん (2024-11-01 07:33:17)
- この歳になると「納品が早い」ってのがいかに有難い事なのか分かってくるので正直重用されるのも理解は出来る -- 名無しさん (2024-11-01 08:57:52)
- ↑2実態を知るとなっちが優良翻訳者に見えて草生えるのが俺なんだよね -- 名無しさん (2024-11-01 12:09:16)
- 映画製作関係からは作品台無しにされて名指しで苦言が出るレベルでやらかすけど、配給側からすると内容滅茶苦茶でも仕事が早いから重宝するというどう足掻いても噛み合わない奴 -- 名無しさん (2024-11-01 12:26:03)
- IP「2402:bc00:1646:ae00:bd68:119e:11e7:cc9f」の方のコメントを暴言として荒らし報告ページへ通報を行いました -- 名無しさん (2024-11-06 15:07:11)
最終更新:2025年04月08日 00:02