登録日:2012/03/04(日) 22:06:06
更新日:2025/04/26 Sat 03:05:12
所要時間:約 6 分で読めます
型式番号:RGM-79FC
頭頂高:18.0m
本体重量:50.2t(45.2t)
全備重量:76.3t
ジェネレーター出力:1,380kW
推力:94,000kg
装甲材質:チタン・セラミック複合材
パイロット:
イットウ・ツルギ
ボンチャイ・ヤスコビッチ
ジム・ストライカーの次世代対応機として
地球連邦軍が開発した
試作機。
ジム・ストライカーと同様、接近戦に主眼を置いているが、こちらは宇宙でも運用できるようになっている。
全身には引き続きウェラブル・アーマーを装備する。
バックパックは新型の物に換えられていて、武装をマウントするためのハードポイントが設置されている。
頭部はジムヘッドからガンダムヘッドに変更され、カラーリングも白基調となった。
なお、型番から分かるようにこの機体、ガンダムではなくガンダム頭のジムである。
ブルーディスティニー1号機とは真逆。
しかし、
漫画ではガンダム扱いされている。
カネサダ・ツルギが推進していた「強化人間プロジェクト」にて開発された精神感応AI。頭部に搭載されていて、発動時はツインアイが赤く輝く。
ニュータイプ(以下、NT)の資質を持っていた息子イットウの脳波パターンを模した波動を作り出し、それを相手に浴びせることでNTへの目覚めを促すというものである。
この波動は攻撃への転用も可能で、波動を生み出す際に手が激しく振動しているため、この状態で対象に触れるとその箇所を砂に変えてしまう。これを利用することでツルギ流の奥義「空合掌底気」を再現できる。
が、後先考えずに使い続けると自身まで砂になる諸刃の剣である。
また、「超妖刀」なる機能も存在しているが、これは妖刀システム開発中にイットウの父に対する憎しみがシステムに反映されてしまったことによるもので、起動すると機体が自動的に動き出す。
「
EXAMシステム」や後の「
NT-D」と似た点も多いが、妖刀は父のプロジェクトに関連するもの……つまり、他の妖刀システムや
強化人間のような人工NTを排除するためにのみ起動するので、自然発生したNT相手では起動しない。
○武装
いくつかは開発時に旧
ジオン系MSの武装データを使っている。
頭部に2門内蔵。
背中に2本マウント。
ゲルググのビームナギナタのデータを使っていて、連結するとツインビームサーベルになる。
グフのヒートロッド、
ケンプファーのチェーンマインのデータを使用した武器。手に装着する。
手に装着して使うビームサーベル。先端と下部にビームの発振口がある。
作中では「北の玄武」ことオネエのポール・マーキュリーが乗る
ボールが2つ装着していた物を戦闘中に授かった。
足裏に装着したり、ビーム
ブーメランやビームシールド的な使い方もされていた。
ジムⅡの物を流用。
イットウは射撃が下手なので、あまり使わなかった。
○作中の活躍
対破壊工作特殊任務旅団「BGST(バーゲスト)」に配備され、イットウが乗り込んでジオン軍残党やシン・フェデラルと戦った。
しかし、スパーダ公のドルメルに敗れて超妖刀発動中の頭部を斬り落とされ、イットウも廃人の様になってしまう。
■ストライカー・カスタム(ネメシス隊仕様)
ジム・ストライカー改を改装したもう1機のストライカー・カスタム。
搭乗者は前作『
連邦愚連隊』のユージ・アルカナ。
色が黒く、武装がスパイクシールドとツインビームスピアになっているのが相違点。妖刀システムも搭載。
薬で
洗脳されたユージがシン・フェデラルの基地から脱出しようとしたイットウ機に襲いかかるが、彼の説得と渾身の一撃で正気に戻った。
その後、コテヅの
フルアーマー・アレックスと交戦して倒すが、スパーダ公の攻撃からイットウを庇って中破した。
■フルアーマー・ストライカー・カスタム
型式番号:FA-79FC
頭頂高:18.0m
全備重量:122.2t
ジェネレーター出力:1,380kW
推力:94,000kg
装甲材質:チタン・セラミック複合材、ルナ・チタニウム合金
武装:バルカン砲
ナックルダガー×2
ツインビームサーベル
2連ビームキャノン
背部ロケット砲
胸部
ミサイルベイ×2
脚部ミサイルポッド×2
フカサク
スパイクシールド改
パイロット:イットウ・ツルギ
資源衛星ハーモニー1で改修されたストライカー・カスタム。通称は「KATANA(カタナ)」。
失った頭部はユージ機の物を移植し、全身に赤いフルアーマー・アレックスの追加装甲を装着している。
ちなみにこのような改修が可能だったのは、どれもオーガスタ系の機体だったため。
これによって火力と防御力が強化されているが、それらは正直ついでである。
実際には妖刀の発動を抑える「鞘」としての役割が強く、この状態で妖刀を発動させようとしても装甲で振動が抑えられてエラーが発生する。
射撃管制の制御はパイロットの代わりに機体がやってくれるので、射撃の下手なイットウでも面白いように当てられる。
○武装(共通の物は割愛)
右腕に装備。
不使用時はトリガーとスコープを折り畳める。
背中に装備。
胸と脚に装備。
後者は外装式。
左腕に装備。
ナックルダガー2基をマウント可能。
イフリート・ナハトが装備していた物と同種のコールドサーベル。普段は腰の鞘に収められている。
使用する際には刀身からビームが刃紋みたいに放出される。
これを介せば装甲を装備したままでの振動攻撃も可能で、理論上はあらゆるものを斬って砂に変えられる。
○作中の活躍
復活したイットウが搭乗し、強化人間部隊のペズン・ドワッジを撃破。
サイド7へ向かう途中でカネサダの
試作2号機と戦い、苦戦しながらもなんとか追い払った。
コスト280の格闘型
まさに格闘特化機体といった感じで、メイン装備にスパークナックル・バーストナックル・100mmマシンガンを持つ
サブウェポンはバルカンのみ。
格闘装備はツイン・ビーム・サーベルもしくはナックル・ダガー
ナックル・ダガーは機動性が向上するかわりに連撃威力が下がる。
タックルのモーションはかかと落としとなり、ここから格闘に繋げる事が可能。
地上・宇宙両用強襲機として登場。両用だが宇宙でも使用可能。
特殊モーションが用意され、カウンターを成功させると両拳を敵機の胴体で合わせて、殴ると同時に爆薬を炸裂させるバーストナックルを使用する。
格闘補正極振りで初期補正値はギャンの次に高く、加えて時限強化によって更に伸びる優れもの。
なんと言っても目玉は妖刀システムが時限強化スキルとして実装されている事である。
発動した際はEXAMと同じく特殊演出として妖刀という文字が浮ぶ仕様となっている。
未参戦。
実は
フルブの時代に公式からの流出画像で「参戦確定か!?」と騒がれた経緯があるのだが、
ストライカー・カスタムだけ2022年現在まで音沙汰がない。
ジム・ストライカーの項目にもあるように、素トライカーが収録されている場合はたいてい開発ですぐ次に本機ができる形で収録されている。ただしユージがいないのと同様、基本的に「MSV系企画から機体だけ参戦」という形式が取られ、出典作品が「カタナ」となっていてもイットウのパイロット収録はないことが大半。
…だが、スマホ向けソーシャルゲーム作品『エターナル』でなんとサービスイン時から収録される
最高レアリティ(UR)に「ストライカー・カスタム(EX)」としてBGST仕様機(イットウ機)が選出。イットウも登場しており、上記機体入手と同時に参入する。
漫画作品からのUR機体はサービスイン時点では本機とル・シーニュの2機のみで、他のURはすべて映像作品が出典のため、
選出されたのは快挙と言える。
ナックル・ダガーや各種
珍妙なメリケンサックなど家庭用機作品と同じ武装も収録されているが、妖刀・超妖刀システムを使う武装もある。発動状態でゆっくりと歩み寄ってくるのは恐怖すら感じるほどの迫力。
そしてなにより、『EXVSシリーズ』のEXA勢や『Gジェネ』一部のクロボン組に『SEED ASTRAY』勢、『
アーセナルベース』のブレイアなどに続き、なんとイットウに
声がついた。
作中で指揮官としては未熟なところもあったのを考慮してか、はたまた結構童顔のキャラデザゆえか、いわゆる少年声。Gジェネ外含め、他作品でもこの声でパイロットも一緒に出るようになるのかを注目したいところ。
これまで通り通常版もしれっと参戦しており、ストライカー・カスタムファンには垂涎ものの作品となっている。
追記・修正をお願いします。
- GジェネOWではオリジナル機体扱いで出てたな。 -- 名無しさん (2014-08-13 16:40:03)
- KOFの項目かと思ったらそんなこと無かった -- 名無しさん (2014-08-13 16:58:54)
- Gジェネのモーションは掛け値なしにカッコいい -- 名無しさん (2014-08-13 19:10:41)
- エクバのバレ画像で居たけど結局出るのか出ないのか… -- 名無しさん (2014-08-14 03:57:05)
- ガンオンでは暗黒太極拳を会得してたな。ピクシーのインパクトには劣るが -- 名無しさん (2016-08-21 12:08:02)
- バトオペの妖刀はEXAMの格闘全振り版で稼働限界が少々長いのが強み。ただBDやペイルライダーなどと比較して射撃火力が貧弱の極みである事、格闘武器のうち二種は高低差に弱い事、何より同コスト帯において対面の汎用機がmkIIやケンプファーなど非常に高火力という点が逆風。爆発力は只事じゃないが活躍する為には危機察知能力が必要 -- 名無しさん (2021-01-20 18:46:50)
最終更新:2025年04月26日 03:05