ゾフィー(ウルトラマンSTORY 0)

登録日:2011/12/10(土) 16:17:52
更新日:2025/05/23 Fri 17:09:31
所要時間:約 6 分で読めます




あの子供達のあふれんばかりの笑顔……。

それを守ることができるのなら……、

喜んで戦いに身を投ずる覚悟だ。

ゾフィーとは『ウルトラマンSTORY 0』に登場するウルトラ戦士。

他のウルトラシリーズにも登場するのだが、パラレルの世界観等から別人と思われる。

我々が知る隊長に関してはこちらを参照。



【特徴】

身長:45メートル
体重:4万5000トン
年齢:2万5000歳
出身地:M78星雲・光の国
飛行速度:マッハ10
能力:M87光線、Z光線、ウルトラフロスト

アリブンタ、ギロン人戦やグランドキング戦、ウルトラマンベリアル戦等で活躍しながらも
バードン戦やタイラント戦、公式が病気なネタ企画等からネタキャラとなってしまった本編とは違い終始扱いが良く、笑われるような隙が全く無い。

元々はM78星雲に住んでいた勇敢な青年で身寄りのないエースを引き取って育てていた。
また、エースが子供の頃、幼なじみのルティアと山ぶどうを採りに行って道に迷い、谷底に落ちかけた際は彼らを助け、宙吊り状態で一昼夜堪え続けた。

本編開始時にウルトラマン化し、怪獣軍団を一掃。生命体の暴走を止める為に旅に出た。



ゾフィー編】

辿り着いた惑星でゼットンが出現したため、街の破壊を止める為に変身。
だが、高威力のM87光線を放ったためにゾフィー自身が街を破壊してしまう(本編でも本気でM87光線を撃たないのは恐らくこのようなことが起きる為)

自分のしてしまったことに償う為に街を復興。
最終的に街の人々全員が協力して水源を通し、井戸を作ることに成功する。
だが、今までの倍の大きさを持つゼットンが出現。迷いながらも変身するが、追い込まれていく。
しかし街の人々という“星の声”を聞いたゾフィーは奇跡のM87光線を放ってゼットンを倒し、また新たな旅に出る。


【エース編】

罠であるSOSのウルトラサインを確認し、エースが捕われた星に辿り着くやいなやZ光線を放ち、塔を破壊。
苦しみから死を望む改造された光の国の戦士と戦う。



一旦、光の国に帰還しウルトラの父達に報告していた所で希望の炎を奪う漆黒の霧に遭遇。
“星の声”を聞きピンポイントで霧の実体をM87光線で破壊する。

その後、巨大ベムスターと発見し、限界を超えながらも倒す。


【古代地球編】

“星の声”に導かれ、地球に降り立ち、やがて砂漠の国に辿り着く。
そこでアントラーに怯える国の女王に救いを求められ、苦戦しながらもアントラーを倒し、メッセージを残して去る。

その後しばらく出番が無かったが、地球で貘みたいな動物とイチャイチャしていたところを毒ガスに襲われ死なせてしまい、死者を新たな世界に送る族とその長のブルーに出会う。
しかし突如ガボラとケムラーに襲われ、危機に陥る。だが、すんでのところでセブンとアルフォンヌと合流し、合体技であるウルトラブリットで倒す。

その翌朝レッドキングが来襲、囮になったブルーが死んだ怒りと悲しみの拳でレッドキングを粉砕する。
直後にジェロニモン率いる再生怪獣軍団が出現。
毒針に苦しみながらも“星の声”から力を受け取りジェロニモンを圧倒。
死に間際にジェロニモンが放った再生能力を止める為に負のプラズマエネルギーを封印する。


【暗黒宇宙編】

戦士達と合流して星間連合に捕まり、囚われの身となったウルトラの父を救う為に暗黒宇宙の扉を無理矢理こじ開け、新たな“希望の炎”を照らす。
しかしその直後にババルウからの「プレゼント」で吹き飛ばされ星間連合の牢獄に入れられる。
その後基地内部を破壊しまわり、牢を解放、ユートムを停止させて奴隷となった人々を救出し高次元バリヤーとウルトラダイナマイトを使いエネルギーを消耗したエースとタロウを襲う自身の偽者に化けたザラブを倒し、父を救う手がかりを掴む。

続いて星間連合の首領・ババルウの出した偽ウルトラサインに誘き出され、惑星ディープ・シーへ移動。途中で円盤生物ブラックドームに襲われ、これを倒すもエネルギーを使い果たして人間態に戻ってしまう。ディープ・シーの住民であるアプアプ族により介抱されタロウと再会するが、そこでゾフィーが目にしたのはヒッポリト星人の神像だった。
アプアプ族がヒッポリトを神と崇拝していることに疑念を感じたゾフィーは神殿へと向かうが、そこでブラックドームの群れが不可解な動きをしているのを発見する。アプアプ族の族長と共にソコを探ると、なんとそこではアプアプ族の遺体からヒッポリトタールを作る工場プラントだった。ヒッポリトの悪辣な支配体制に激怒したゾフィーはプラントに忍び込みヒッポリトを叩き伏せるが、彼が「私を倒すと既にタール漬けにしたウルトラ戦士たちが死んでしまうぞ」「助けてほしかったらテンペラーを倒せ」と言ったために戦闘を断念する。
戦闘バカのテンペラー星人といざ一騎打ちを行うゾフィーは、テンペラーの軟体と強靭な鎧に苦しめられるが、必殺のM87光線により辛くも勝利。しかしそこにヒッポリトが現れ、ミサイルを発射。ヒッポリトは野望の邪魔となるテンペラーとゾフィーを同時に始末しようとしていたのだ。ヒッポリトはタールをゾフィーへと投げつけるが、ゾフィーの闘志と正義の心に胸を打たれたテンペラーが盾になったことにより計画は失敗。ヒッポリトは死にかけのテンペラーに左腕を切り落とされて這う這うの体で逃走するも、そこで待ち構えていたボーグに滅多打ちにされてしまう。ボーグはタール漬けにされた右足を自ら引き千切ってヒッポリトを撲殺し、父解放の鍵となるアイテム「キューブ」を奪取し、追いついたゾフィーへと託す。
ボーグの正体は、行方不明になっていたウルトラマンレオの師匠・ドリューだった。



【戦績】

※エースと共闘
※セブンと共闘
※セブン、アルフォンヌと共闘


【主な台詞】

「みんな下がれ!!」

「光を浴びて力を得た我々には……それを食い止める責任がある!!」

「私が倒す!!」

「ハァアアア…………」

「私が殺した……!! あの姉弟の父親を……! 大勢の人達を……!! 何が守るだ……何が戦士だ……! 私がもたらしたものは大勢の人々の死と……そして……この甚大な被害だけだ…………」

「負の進化をとげた怪物の侵略にさらされている星がこの宇宙にあるのなら……我々は立ち上がらなければならない! それが力を得た我々の義務ではないのか!?」

「この星はまだ死んではいない……生きているんだ!!」

「本当に強いのは君達だ」

「できた! 奇跡(ミラクル87)……!」

「決して神を気取るわけじゃない。守る為に戦う!!」

「あきらめてはダメだ!!」

「君はその手で守りたいものを守り通したんだ」

「お前のその手にも……命がけで守るべきものがあるはずだろう!!」

「せめて私達の手で彼らの苦しみを解いてやろう」

「撃てエース!! 我が弟よ!!」

「過ぎた力は自らをも滅ぼす。希望なき光は闇と変わらぬ」

「違う!! あれは神などではない!! 悪魔だ!!」

「ハハハハハハ、最高だ!! 生き返ったぞ!!」

「よォし!! 向こう岸まで競争だ!!」

「セブンがさっきから君の笑顔が最高だってしつこくてね」

「死者の魂をあやつる権利など何者にもありはしない」

「わ……私達は……理不尽な力には……決して屈しない……!」


「相変わらず甘ったれた理想論者だな、エース」

「バカな奴だ! そんなエネルギー切れの体で何ができる!!」

「エース!! お前はこの星とともに死ね!!」

「い……いくら理想をまくしたてようが……圧倒的戦力の前では戯言に過ぎぬことがまだわからんか!!」

「フハハハハハハハ」

「どうだ!? 今からでも遅くはないぞ!! きさまらも星間連合の傘下に入れ!!」

「切り札というものは最後の最後までとっておくものだ!!」

「きさまも道連れに……」


「紛い者は消えろ」

「まだまだだな」




命がそうであるように……、


永遠に続くものなどないのだ…………。






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最終更新:2025年05月23日 17:09