ハーツ(ドラゴンボール)

登録日:2019/11/19 (火) 22:30:34
更新日:2023/12/25 Mon 21:12:38
所要時間:約 10 分で読めます






俺矛盾してるからさぁ!



ハーツとは、ゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』の『ユニバースミッション』にて初登場となったキャラクター。

ヒーローズのオリジナルストーリーである「宇宙争乱編」において、主要敵役を務める。
定義的にはゲーム出身のキャラだが、宇宙争乱編が短編アニメ化しているためにDBのアニメオリジナルキャラクターとしても分類される。


●目次

概要

フューが作り出した監獄惑星の中枢コアエリアに封印されていた戦士の一人で、その集団のリーダーを務める男性。

容姿は金髪でオールバックの髪型をしており、上半身裸の状態で大きなコートを着用している。
カンバーの拘束具と同様のデザインをした装飾品が身体の各所に見られ、ゴーグルらしき物で目を覆っている。
上半身の胸部には大きな十字傷の跡があるが、誰に傷つけられた傷跡なのか詳細は不明。

全王を倒す者」を自称し、『ドラゴンボール超』の世界観の頂点に居座る全王とそれに従う全宇宙の界王神や破壊神の抹殺を目標とする。
ハーツがその目標を掲げるのは「人間の真の自由」を目指しているからとの本人談だが、そう思った経緯等は不明。

自身の計画の実行に必要とされる「宇宙の種」を保有している。
この宇宙の種にエネルギーを蓄積するために、コアエリアの戦士を従えて各宇宙を荒らし回る。
ただし、同じくコアエリアにいたザマスに関しては「全王が邪魔」という利害の一致で共闘している関係である。

同じくコアエリアにいたカンバーもそうなのだが、ハーツ自身の出自や経歴などには謎が多い。
推測可能な情報を挙げるなら、「『超』の世界観にいた人物」である事と「フューに監獄惑星に連れてこられた」という事だけだろうか。

人物像

一人称は「」。相手に対しては「君」「君達」、時々「お前」とも呼ぶ。

性格は、アニメ版、漫画版である程度の差はあるが、共通して飄々としており、常に冷静で余裕のある雰囲気。
感情表現は豊かで饒舌な人物でもあり、敵対者に対しても積極的に話しかけるタイプ。
動揺する事も基本的になく、洞察力や判断力なども非常に長けている。

アニメ版では、人類の自由への解放を掲げながらも、人類に危害を加えている矛盾ベジータに指摘された際は、悪びれる様子もなく開き直っていた。

ゲーム版では第6宇宙を壊滅させた際、独り言で「必要な犠牲だと思ってくれよ」と呟く描写がある。

漫画版では、ザマスがヒットを殺害した(と思い込んでいる)際に「お前の思想に反して人を殺してしまった」とハーツに述べている*1
更に、全王の打倒を望んでいると思っていた地球人が地球の被害に呆れや気怠げな内心を能力で聞き取ったことで「地球人は既に洗脳されてしまった」と認識し、地球を消そうとする決意になっている。しかもこのメチャクチャな結論に至った際には本気で涙を流していた。

曲者なコアエリアの戦士を従えているだけあって、リーダーとしての気質も持つ。
カミンオレンに対しても柔軟に接しており、ラグスからの信頼も高い模様。

一方、アニメ版だと仲間が倒されても気に留める雰囲気は全くなく、最終的には共闘者であるはずのザマスも平気で使い捨てるという残虐性も見せている*2
ただし、カンバーやラグスは自分の仲間の中でも特別視している描写が見られる。具体的には宇宙創成編や新時空大戦編ではカンバーを救助した。計画達成に必要な道具としての意識ではあるが。

漫画版では、仲間に対する意識が少々異なる。例えば、ザマスに対しては「元界王神候補の人間」と認識する、ザマスに第11宇宙戦の指揮を任せる、裏切りに遭った際に残念そうな顔を浮かべるなど、アニメよりは信頼を寄せている描写がある。更に、ジレンやヒットの猛攻から救出されたラグスに礼を言う、クウラにラグスの安否を尋ねる、手負いのカンバーを一網打尽にしたクウラに怪訝な顔を向ける、ベジータに敗戦したカンバーの無事を確認して安堵するなど、アニメより"仲間"とコアエリア戦士を認識している節が見られる。

従えていたカンバー程ではないが戦闘狂の節があるようで、ジレンとの力比べを楽しみにしていた。
悟空の身勝手の極意が未完成である事実を知ると、身勝手の極意を自身があえて悟空に引き出させ、それを倒す「熱い展開」も望んでいる。
自分が劣勢に陥った際も単純に動揺するだけに留まらず、相手を称賛する態度も見せていた。

戦闘力

アニメ版と漫画版で差はあるが、登場した2019年時点のドラゴンボールシリーズでは最強クラスの戦闘力を誇る。正直やりたい放題。

アニメ版だと、基本的な肉弾戦の実力も高いが、トリッキーな特殊能力を用いて戦う技巧派。
ハーツの強さを支える能力は重力操作であり、これでジレン超サイヤ人ブルーですら動けない程の強烈な行動制限を仕掛けてくる。
スクエアキューブのブロック状の物体を使うのも特徴的で、これで相手を潰して消滅させる事やそのままキューブをぶつける攻撃もする。
どんなに大きい相手でもキューブで囲うことが可能であり、アニメ版では簡単に惑星を包んだ末に潰す形で消滅させてしまった。

更にハーツは心を読む力を持っており、相手がいくら無言を貫こうが思考した言葉を正確に読み取ることが出来る。
この能力に動揺した戦士は多く、ある意味ハーツの余裕な態度はその辺りで精神的な優位性を作れるのが大きいのかもしれない。
ゲーム版ではフューですらメタルクウラをトランクスに送り込んだ際に、心を読まれるとまずいとして即座に撤退している。

漫画版では、読心術が強さの中心として描かれている。心を読むと同時に動きを読むことで、戦闘を優位に進める。ブルーのベジータの動きを見切る、ゴールデンメタルクウラを完封する、ヒットの時飛ばしを初見で見切るなど、強さは顕在。
ただし、通じにくい場合も描写されており、身勝手の極意のような「反射で戦う」相手や、ディスポのような高速戦闘を得意とする相手に対しては多少苦戦する様子を見せた。更に、読心術を逆手にとって、時飛ばしで動きを切りかえた第7宇宙でのヒットには大苦戦をした。
新時空大戦編では、暗黒魔界の仮面を着用した者や暗黒ドラゴンボールによって洗脳状態に陥った者などの心も読めない描写があり、能力が通じない状況も増えている。
また、漫画版でも超サイヤ人ブルーの悟空やベジータを拘束するなど、重力キューブの強さも顕在である。ただし超ハーツの状態では、ジレンや復活したゴクウブラックを倒すには至らなかった。ジレンには自力でキューブを脱出され、重い一撃を負い、仮面のゴクウブラックにはキューブを軽々しく投げ返された。


形態


超サイヤ人フリーザのように変身を可能としているため、強さは底知れない。
究極形態に関しては、ハーツの自力と言うよりは宇宙の種の力の存在が大きいが。

通常時

通常時の姿。この時点でアニメ版ではジレンや超サイヤ人ブルー進化のベジータを圧倒した。

超ハーツ

ハーツが戦闘に向けて覚醒した姿。コートを脱いで上半身裸となり、髪の毛が逆立っている。

髪型や「超」という名前が示す通り、その性質は超サイヤ人を思わせる。
ハーツ自身が元々金髪である事も重なって、超サイヤ人と見た目的にも大きく差がない。
ハーツはサイヤ人の種族ではないと思われるのだが、彼の種族がサイヤ人と似た性質があるのだろうか?

アニメ版では肉弾戦で超サイヤ人ブルーの悟空に押される描写があったが結局本気ではなく、重力操作を使いだした途端にあっという間に悟空を追い込んでしまった。

漫画版では、超サイヤ人ブルーの悟空やベジータをいとも簡単に瀕死に追い込める戦闘力を見せたが、ヒットが読心術を、ジレンが重力キューブを対処した事で劣勢となり、ラグスの護衛を得なければ勝てない描写がなされていた。

究極形態

アニメ版では撃破されたカミオレンの宇宙の種を自身に同化させ、コクーンの中で更なる進化を成し遂げた姿。
漫画版では、第11宇宙の戦闘エネルギーの凝縮で完成し、ラグスの作成したグラスドームの下で進化を遂げた。

神々しいに全身を包み、背中に生えたトゲや胸に剥き出しになった宇宙の種が特徴的。
全身像の形がどことなくあの超一星龍を想起させるデザインでもあるが、関連性は不明。

圧倒的な力を誇っており、狙った対象を完全に消滅させる力を見せている。
ハーツが言うには「神殺しの力」らしく、不死身の合体ザマスを世界から完全に消滅させた
アニメ版では第7宇宙の街も一瞬で消し去ってるなど、消滅させる力は広範囲で展開できる。

重力操作などの力も増しており、ジレンやヒットですらハーツの身体に触れる事すらできない。
アニメ版では、肉弾戦の面でもジレン、ヒット、17号、トランクス、ピッコロを含む5人を相手に余裕で対応した。
漫画版では、ジレン・ヒット・ブルー悟空・ブルーベジータの4人の動きを重力玉やグラビティフィナーレで完全に抑え込む戦闘力を見せた。

一方で超サイヤ人ブルーに到達した合体戦士であるゴジータには劣勢であり、合体戦士には劣る模様。
また漫画版だと、力の大会で見せたフルパワーを解放したジレンに重力波を無力化される、ヒットの連続時飛ばし(時間の牢獄)に一瞬だけ足止めされる、ゴジータに「お前の理想はそんな力では果たせない」と言われるなど、全王打倒にはまだまだ及ばない描かれ方がされている。

使用技

※名前が判明していない技には(仮)の表記をしている。

  • グラビティ・バースト
通常時に使う技。アニメ版でのキューブ攻撃はこれがベースになっていると見られる。
自身の周辺に5つのキューブを展開し、それを相手に突撃させて巨大なキューブへと変化させて相手を包み込む。
相手を包んだキューブを上空に打ち上げ、ハーツがフィンガースナップを行うと同時にキューブが相手を消滅させる。

  • グラビティ・フィスト
超ハーツで使用する技。アニメ版では第13話で悟空を相手に使用したが、反撃されている。
両腕と両足に小さなスクエアキューブのブロックを集結させ、独特な動きで移動。
相手を混乱させた後に、上空から相手に向かって突撃する形でパンチをぶち込む。

  • グラビティ・フィナーレ
究極ハーツで使用する技。
輝かしい光を自身の周辺に展開させ、それを打ち上げると上空から輝く超巨大キューブが降臨。
出来上がった超巨大キューブを隕石落としのように相手にぶつけ、星が滅亡する勢いでクレーターが広がる。

アニメ版でも使用したが、発動時の描写が大幅に変更。
まずは小さなスクエアキューブを展開するためのエリアを地面に展開させ、そこから放たれる重力操作で相手を動けなくしてしまう。
そして相手に大量にキューブをぶつけながら上空に集結させ、ハーツが神々しい光を放つと同時に超巨大キューブが上空に生まれる。
超巨大キューブを落下させた後は、ハーツが気合を入れて超巨大な衝撃波を起こして場を壊滅させる。正直衝撃波による被害の方がデカい。

  • 重力操作(仮)
アニメ版で形態問わず使用していた技。重力を掛けて相手を近くに引き寄せたり、或いは押し潰して痛めつける。
この技を受けると動きに大きく制限が掛けられ、ジレンですらまともに動くこともままならない。
超サイヤ人の形態に変身していた悟空やベジータに至っては、変身が解除させられてしまっている。
アニメ版10話では、ラグスの潜んでいる超巨大水晶を重力操作で悟空に撃ち落とすという質量攻撃を披露した。

この技だけで正直悟空達を完封できる勢いですらあり、現に13話の超ハーツで本気を出していなかった際には使用していなかった。

  • フィンガースナップ(仮)
アニメ版第9話にて使用していた技…というよりも能力?
ジレンとの戦闘続行を訴える超サイヤ人3フルパワーカンバーに対し、フィンガースナップを行って第3宇宙に強制的に瞬間移動させた。
ハーツ本人の力ではなく、宇宙の種によって可能とする力の可能性もある。

  • 重力の檻(グラビティケージ)}
漫画版で明言された技、巨大なキューブに相手を押し込み、様々な場所にぶつける事で相手の消耗を狙う。アニメ版でジレンを大きなキューブに押し込んだが、漫画版のこの技に該当する。超ハーツの状態でも、究極ハーツにも使用可能。
地球の数百倍以上の重力に該当する重力がキューブにかかっているようで、読心術で逃げ先を特定し、超サイヤ人ブルーの悟空とベジータを閉じ込めた後、瀕死状態に追いやった。
ただし、超状態ではジレンに、究極状態ではゴジータに無傷で破壊され、自分より戦闘力の高い相手には効かない模様。

  • 重力玉}
漫画版で明言された技、というより武器。究極形態限定。アニメの技では、究極形態初戦で見せた緑色の玉による攻撃が該当する。
重力を操る能力があり、究極ハーツの周りを周回している。これが周回している限り、身動き1つ取らず、相手を弾くことが可能。ジレンですら認識できないほどの速度で周回しており、ヒットの時飛ばしで存在を認識することがやっとなレベル。
ハーツの周りを周回しているが、自分の意思で動かす事も可能で、攻略を試みた虚空をあっさり撃退した他、隕石を宇宙から呼び寄せるなどの芸当も可能。

作中の活躍

ゲーム版

宇宙争乱編

ユニバースミッション第6弾から登場。監獄惑星から帰還して地球に戻ってきたベジータ一行の前に、コアエリアの戦士を率いて現れる。

全王打倒計画をベジータに明かし、その後は第6宇宙、第11宇宙、第7宇宙で宇宙の種のエネルギーを蓄積するために暴れる。
当然悟空達の妨害を受け、共闘していたカンバーを失うなどの損害も出すが、特に気に留める事もなく計画を進めていき、
そして身勝手の極意と激突するが、カミオレンが撃破された後に究極ハーツへと進化する。

ハーツはザマスに感謝しながらも神だからという理由で消し飛ばして悟空を圧倒するが、対する悟空側がゴジータへのフュージョンで対抗。
自身と渡り合う超サイヤ人ブルーのゴジータの力ならば全王を倒せると確信し、人間の自由のために戦うように共闘を持ちかける。
そんな自分の勧誘を軽く流すゴジータの様子を見て、不自由さに気付いていないと評して地球と共に消そうとした。
しかし、限界を超えてきたゴジータの力に驚愕と関心を覚え、激戦の末に力尽きる。
不自由から人間を解放したかったと漏らしながらも限界を超えていくゴジータの力に満足しながら消えたのだった。

新時空大戦編

宇宙創成編でも魔神ドミグラと対面したハーツらしき存在が示唆されていたが、このシリーズからついに本格的に再登場。
フリーザやクウラに追われている悟空に合流し、一時共闘を持ち掛ける。
赤き仮面のサイヤ人や黒衣の戦士の存在を確認した後、宇宙モドキで発生した仙豆を提供した。

アニメ版

宇宙争乱編

監獄惑星編最終話となる第6話において、ザマスの後ろにシルエット姿のみ登場。

第7話にて姿を現し、先行して第6宇宙に送り込んでいたカミンやオレンの様子をどこかで確認していた。
ヒット達の加勢に現れたトランクス達に興味を抱くが、その光景を見て怒りに震えるザマスを落ち着かせた。

そして、第8話からカミン達に苦戦するベジータ達の前に登場。
攻撃を仕掛けながら自己紹介と共に全王を倒す野望を語りだし、惑星もキューブで包んで消滅させる力を見せて彼らを唖然とさせる。
ベジータ達も消滅させようとするが、カミン達の提案でそれを取り止めた。
そしてヒットに宇宙最強の戦士の質問を問いただし、口を開かない彼の心を読んでジレンの存在を知ると第11宇宙に移動する。

第11宇宙に移動すると、先に移動していたカンバーとジレンの戦闘に介入。
ベジータに寄生したオレンをジレンに向かわせ、不満を訴えるカンバーを強制的に第3宇宙に移動させる。
加勢しに現れた悟空が身勝手の極意・兆を発動している姿を見ると、余裕な態度ながらも悟空を「危険な香りがする」と認め、ラグスを呼び寄せる。

身勝手の極意がまだ完成形ではない姿である事を把握すると、悟空のその力をあえて引き出させてから仕留めようと目論む。
悟空への攻撃は第7宇宙の界王神の介入で失敗するが、第11宇宙のエネルギーも溜まったとして次の行先を第7宇宙に決定。
妨害を仕掛けてくるジレンをキューブで行動を封じ、第11宇宙から去っていった。

第7宇宙移動後、宇宙の種の様子が良い状態になった事を確認すると、超ハーツへと変身。
そして第13話にて超サイヤ人ブルーの悟空とヒーローズアニメ最高レベルの超作画でのバトルを繰り広げる。
悟空の猛攻に一時的に押されるかと思われたが、結局徐々に圧倒し始める。

悟空との戦闘の最中にカミオレンの醜態を見ると、呆れながらも宇宙の種を操作してカミオレンに力を付与。
究極カミオレンに進化させ、その力を見て宇宙の種の完成が近いことを確信するが、悟空が身勝手の極意を発動。
究極カミオレンは悟空に一方的に撃破されるが、撃破と同時に宇宙の種は完成に至り、それを元に進化の準備を開始。

キューブによるコクーンを形成してその中で進化を始め、隙だらけの所をベジータに妨害されそうになるも、ザマスの援護でそれを阻止。
最終的に究極形態への進化に成功すると、一応はハーツを援護していたザマスを裏切り、不死身の彼を新たな力で消滅させた。
更に第7宇宙の戦士に語りかけ、第7宇宙の荒廃した街を跡形もなく綺麗に消滅させてしまった。


俺が究極の!「神殺し」だぁ……。


神殺しを名乗り始めたハーツは、第7宇宙に集結した各宇宙の戦士達をまとめて一方的に痛め付ける。
ジレンですら相手にならないハーツを前に、悟空とベジータが決意を固めてゴジータへとフュージョン。
フュージョンを行った悟空達を面白いと評し、ゴジータの名前を聞き出すが、究極となった自身を倒そうとする行為を高笑いをするのだった。

ゴジータを見下していた究極ハーツはジレン達は圧倒するが、ゴジータに対してはいざ戦闘に入ると劣勢気味な状況になってしまう。
戦闘の最中にゴジータを打倒全王の仲間として勧誘するが拒否されてしまい、宇宙から呼び寄せた超巨大な隕石による一撃で地球を巻き込む一撃による逆転を狙う。
落下を止めようとするゴジータとの形勢逆転に成功したかのように思われたが、ゴジータに力を貸すヒットやジレンによって隕石は砕かれてしまい、隕石の破片もピッコロなどによって処理されて地球への攻撃は失敗に終わった。
それでも限界の無いゴジータ達に感動を覚えて肉弾戦を挑むが、ゴジータの拳によって身体の宇宙の種を破壊されて完全敗北となった。

敗北によって身体が消える最中、全王に対する批判とゴジータ達への称賛と人間愛を語りながら、安らかな表情で消えていったのだった…。

宇宙創成編

フューの計画を聞いてベジータがハーツの存在を思い出し、フューの計画の一部に組み込まれていたことを察していた。
後に天使の輪を浮かべて囚人服を着用した姿でどこかに幽閉されている様子が描かれ、後に解放されてフューによって悪の気を集める装置の扱いをされていたカンバーの元に現れ、彼と共に宇宙創造の光に巻き込まれたのだった。

新時空大戦編

宇宙モドキで満身創痍の中でフリーザ兄弟に追われる悟空を救援し、魔神ドミグラに復活させられたことを伝えて宇宙樹を使ったフューの打倒を理由に共闘関係を結ぶ。
クウラがカンバーの仲間とフューを認識するとそれに軽口を叩いて応じるが、それがクウラの怒りを買ったことで戦闘に突入する。
戦闘の最中で暗黒ドラゴンボールに寄生されたフリーザ兄弟に対応する中、乱入してきたブロリーに圧倒されてしまう。
ブロリーを挑発して連れ去った黒衣の戦士やその後に現れた紅き仮面のサイヤ人の心を読もうとするが、それは不可能だった。

後にベジータやカンバーの元に合流し、赤き仮面のサイヤ人に再度遭遇して彼の正体を把握すると超ハーツの姿で悟空の救援に入るが、画面に映らない間に完全に打ちのめされてしまう。
それでも何とか回復したらしく、ゴクウブラックによって惑星が崩壊に迫る最中でベジータに敗れて気絶しているカンバーを回収し、悟空と共にセルに救出される。
悟空やベジータがセルに不信感を抱く中、セルも自身と同じく魔神によって復活させられた身分であることを察した。

余談

担当声優の子安氏だが、『ベイブレードバースト 超ゼツ』でも同名のキャラクターのCVを担当している。
「ハーツ」という名前は珍しい単語でもないので偶然被っただけだろうが、両作品とも時期的にはあまり離れていないので、狙った可能性もゼロではないか。





最後はこの俺が(追記・修正を)決めてやろう!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ハーツ
  • スーパードラゴンボールヒーローズ
  • ドラゴンボール超
  • 宇宙争乱編
  • ドラゴンボール
  • リーダー
  • 究極ハーツ
  • 超ハーツ
  • 神殺し
  • 重力操作
  • ドラゴンボール悪役リンク
  • ドラゴンボール登場人物項目
  • 全王を倒す者
  • 子安武人
  • ゴーグル
  • 十字傷
  • コアエリア
  • 監獄惑星
  • 宇宙の種

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月25日 21:12

*1 ただし、ハーツは特に気にすることもなく、軽い様子でザマスの台詞が本心でないことを指摘している。

*2 と言っても、ザマスとは「仲間」ではないのか確かだし、漫画版に至っては先に裏切ろうとしていたのはザマスの方なのだが…。