界王神(ドラゴンボール)

登録日:2022/03/05 Sat 00:01:21
更新日:2024/04/23 Tue 20:56:24
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界王神とは『ドラゴンボール』シリーズに登場するである。


【概要】

地球の神より偉い閻魔大王よりも偉い東西南北の界王たちの頂点に座する大界王より更に偉い…という原作における神格インフレの頂点に位置する神。
元地球の神のピッコロは正体に気付くと「……界王神……」と絶句し、界王様の場合は姿すら見たことが無かったようだ。
続編の『ドラゴンボール超』では同格の破壊神、更なる上位存在として全王が登場している。

共通して白髪のモヒカンのような髪型を生やし、エルフ耳には固有のイヤリング「ポタラ」を装着している。
肌の色に関しては全員バラバラで特に定まってはいない。
普段は「界王神界」と呼ばれる宇宙から外れた独自の世界におり、世界を見守っている。

『超』では、戦闘方面に特化した神として対となる「破壊神」が登場。必要に応じて悪人や惑星を破壊して宇宙のバランスを取る破壊神とは対照的に、逐次創造を行い下界には基本的に干渉せず見守るという創造神としての在り方が強調されている(もっとも星や人を生み出す、というシーンはなく、基本的に「維持」「発展」の要素が強い)。
宇宙サバイバル編では、人間レベルが上位な宇宙は界王神と破壊神の仲が良好で、下位な方ほど一方的だったり喧嘩しやすかったりする傾向が見られた*1

界芯星と呼ばれる星に存在する巨木より、木の実から芯人として生えてくる。
この際木の実からは基本的に界王としての芯人しか生えてこないが、稀に金色に輝く特別な実から芯人が生えてくる場合があり、これが後の界王神である。
原則として金色の実産の特別な芯人しか界王神になる事はないが、界王の資質次第では界王神に繰り上がる場合もある(後述)。


【戦闘力】

第七宇宙の界王神の場合、誰しもがあのフリーザを一撃で倒せる戦闘力を兼ね備えている。
下位の神格である界王が戦闘力にして3500程である事を考えるとなかなかに隔絶した強さである。
もっとも同格の破壊神は更にぶっ飛んだ戦闘力をしているので、神としてはそこまで圧倒的な強さでは無い。
代わりに特殊能力の方面で秀でており、瞬間移動の技術や物質に対する超能力、界王神に効果を発揮するポタラや時の指輪が存在する。
また、一部の界王神については、自身に宿る神力を用いて超サイヤ人ゴッドをも超える圧倒的格上の能力を完全に封じ込めるという凄まじい技が行使できる。


【能力】

  • 金縛り
対象の動きを封じる技。
超サイヤ人2に変身した悟飯の動きをも封じる事が出来る強力な技である。
ただしこの時の悟飯は久々の変身かつ七年の平和で実力が鈍っていたこと、正面のキビトや襲ってくるスポポビッチ&ヤムーに気を取られていたところに不意打ちで金縛りを掛けられたことなど、実力を測るには不十分である
『超』の「未来トランクス編」ではダーブラをも縛り上げている。ダ―ブラの実力は界王神を上回るので、格上にも通用する強力な技というのは間違いないようだ。

  • 物質創造
あらゆる物質を無から創造できる界王神の真骨頂とも言える能力。
ボロボロの衣服を新品に変えたり宇宙一硬い物質とされるカッチン鋼を創造したり、何かと便利な能力である。

別の地点へと瞬間的に移動出来る能力。
元はキビトの能力だったが、ポタラ合体を通して学んだのか合体解除後もシンは継続して使用している。
移動先に知っている気がないと使えない悟空の瞬間移動と異なり、既知の気がなくとも何処へでも移動可能。
加えて悟空の瞬間移動では発動できない「一瞬」に続けて二度も発動可能という、まさに上位互換染みた性能を誇っている。
ただし使い勝手の良さに比例して気も相応に消費するのか、キビト神の場合は三度使用したところで体力を消耗してしまい使えなくなっていた。

  • 神眼
自分の統括するエリア内のことを自由に見聞きすることができる。
正確には東の界王神(シン)が使った描写はないが老界王神が女の着替えを除くために使っていたり
下位の神である界王や地球の神も自分の神殿にいながら下界の様子を「覗き見」しているため
界王神としての責務をこなすために必要であろうこの能力は使えると思われる。

【道具】

  • ポタラ
老界王神曰く「界王神に伝わるとっておきのお宝」。
先端に球体が付いた簡素な作りのイヤリングで、色は界王神によって黄色だったり緑色だったりする。
当初はただのアクセサリーでしかなかったが、老界王神の登場によりフュージョンのように二人の人物を合体させる効果を持つ事が発覚。
それぞれ右耳・左耳に装着する事で互いに引き寄せられ、ぶつかると同時に閃光が生じて合体完了する。
その効果はフュージョン以上とされ、合体時間に関しても永続となっており一度合体したら二度と解けない…はずだったのだが、『超』にて「界王神が合体する場合は永続、それ以外の者同士で合体する場合は一時間」(更に、強大なパワーを使用した場合はそれに比例して合体時間が短縮される)という後付け設定が加わっている。*2
界王神とそうでない者とがポタラ合体した場合も永続効果は適用されるが、その場合は容姿こそ合体元の二人の特徴を合わせたものになるが、界王神の人格が主となりもう一人の方は殆ど反映されず*3、声もベジットと異なり二重にはならず界王神のみになるなど、まるで吸収合体のように描かれている。

  • 時の指輪
「∞」の刻印が刻まれた銀色の指輪。
界王神あるいはそれに準ずる資格を持つ者のみが行使でき、時空を越えた移動が可能になる。
銀色の指輪と翡翠色の指輪の二種類が存在し、前者では未来の時間軸に、後者では複数ある並行世界に移動できる。
ただし銀色の指輪で行くことが出来るのはあくまで現在と未来を行き来するだけであり、タイムマシンのように過去へ遡る事は基本的に不可能である。
第十宇宙の界王神・ゴワスが保管していたものが弟子のザマスによってポタラと共に奪われ、「未来トランクス編」の騒動を巻き起こしている。
合体ザマスを見るに装着者の巨大化に応じて大きくなっており、かなり伸縮自在のようである。


【破壊神との関係性】

同格である破壊神との間には特別な繋がりが交わされており、界王神または破壊神が死亡した場合、対となっている破壊神・界王神も亡くなってしまう
要するにピッコロ大魔王神様のような関係性である。
破壊神より実力の劣るザマスが好き放題暴れられたのもこれが理由。
更に破壊神が死んだ場合には対応する天使も機能を停止するため、界王神を倒す事で戦闘力的には圧倒的格上である破壊神と天使も将棋倒しで無力化できてしまう。
一応の保険としてか、第7宇宙のように界王神が複数いるバックアップ式もある模様。
ビルスみたいにサボって寝ていると、界王神が全滅して本人も気づかない内に死ぬ可能性もある


【第七宇宙の界王神】

悟空たちが住む宇宙における界王神たち。
かつては東西南北に大界王神を加えた五人がいたが、500万年前に魔人ブウの手でその内四人が吸収または殺されてしまい長らくシン一人だった。
その後に「ブウ編」の騒動の中でZソードより老界王神が解放され、現在は二人体制で担当している。
シンと老界王神を除いて全員肌色である。
対応する破壊神はビルス

東の界王神/シン

CV三ツ矢雄二(Z、改、神と神)/太田真一郎(GT、超)

作中で最初に登場した界王神。
薄紫色の肌をしており、「界王神」と言えば基本的にシンの事を指す。

詳細は個別項目を参照。


老界王神

CV:野本礼三(Z、GT)/岩永哲哉(Z・青年期)/田中亮一(改、超)

15代前の界王神。
7500万年前にビルスによってZソードに封じられてしまい*4、現代に悟飯の手でようやく解放された。
不注意で魔女とポタラ合体してしまったという過去を持ち*5、そのために界王神でも使えない様々な能力を扱える。
一方、悟空の「エッチな本やるから手を貸してくれ」との口説き文句に「神眼で着替えとか見れるからいらん」と返したり、女の胸やしりを触らせることを条件に協力を快諾したりと、思考については亀仙人レベルに俗っぽい部分もある。
解放後は東の界王神から「大界王神さま」と呼ばれる場面があるので現在は彼が大界王神のポジションに就いているものと思われる。
因みにビルスに対して普段は遜った態度をとっているが、内心では先述のように封じ込められたからか嫌っている模様。

詳細は個別項目を参照。


西の界王神


原作では名前のみ明らかになっており、『Z』では東の界王神の回想で登場した界王神。
長髪で胸があるなど明確に女性としてデザインされており、時の界王神が登場するまでは長らく唯一の女性型界王神だった。
純粋ブウとタイマンで戦うが敵わず殺されてしまった。

南の界王神

CV:曽我部和恭(Z)/稲田徹(改)/増谷康紀(ドラゴンボールヒーローズ)

五人の中で最もガタイの良い界王神。
ビジュアルについてはドラゴンクエストでいうハッサンと言えば分かりやすいか。
実力は五人の中でも最強を誇り、純粋ブウとも互角に渡り合えるほどだがその高い戦闘力が災いしてブウに吸収されてしまう。
『超』の「銀河パトロール囚人編」では1000万年前の星喰いのモロとの戦闘で大界王神に唯一付き添っており、その戦闘力が頼りにされていた事がうかがえる。

彼を吸収したブウは上半身が極端にマッチョに膨れ上がった姿(ムキンクスを想像すると分かりやすい)になり、戦闘力も大幅に強化されたが*6、これでもまだ理性は芽生えず凶暴なままだった。

後に吸収された大界王神は健在であることが明らかになったが、南の界王神の行方については不明のまま。
しかし、本編で純粋ブウに戻る直前に彼を吸収した形態を経由していることから引き剥がされたデブウウではなく、純粋ブウの方に分かれていたことが示唆されている。
純粋ブウに戻る際の影響で完全に存在もろとも消化されてブウの力の一部になってしまったことも考えられ、ブウと共に元気玉で消滅してしまった可能性もある。

北の界王神

CV:堀之紀

原作では名前のみ明らかになっており、『Z』では東の界王神の回想で登場した界王神。
小太りの初老の男性といった見た目をしている。
長剣を振るい純粋ブウを切り裂く活躍を見せたが、再生能力を持つブウの身体には無力であり直後に殺されてしまった。

大界王神

CV:辻村真人

東西南北の界王神たちの頂点に座する界王神。
作中では既に故人のため登場する事なく実感が湧かないが、原作のドラゴンボールにおける最高神である。
一人だけ別格だからなのか、衣装が他の界王神とまるっきり異なり、前を開いた丈の短い上着にマントを羽織っている。
この衣装は彼を吸収したデブブウ/善ブウにも引き継がれている。

南の界王神を吸収したブウに立ち向かい吸収されてしまったが、この吸収を契機として制御不能の暴走状態にあったブウに一定の理性が芽生え、更には高まった戦闘力が純粋状態よりも低下するという事態を招き、結果としてビビディはブウを封印する事が出来た。
回想においてシンが大界王神を紹介する際に出てきた台詞「ふとっていたけど やさしく温和な大界王神さま」は度々ネタにされている。
ついでにデブブウは大界王神と同じ顔をしているのに初登場時にシンから「あの恐ろしい顔は忘れもしない」などと酷いことを言われていた。大界王神を吸収した設定は後付けだからなのだろうが

原作及びアニメでも長らく触れられる事は無かったが、『超』の「銀河パトロール囚人編」にてブウに吸収される更に500万年前に更なる怪物・星喰いのモロを相手に自身の神力でもって魔力を封じ、宇宙の平和に貢献していたという過去が明らかに。
また大界王神自身もブウに吸収された後でも意志と力共に健在である事が判明し、その人格は善ブウに、莫大な神力は純粋ブウを通して生まれ変わりであるウーブに受け継がれている。
因みにモロとの戦いでもポタラの使用を考慮していなかったため、彼の代で既にポタラ合体は失伝していた可能性がある。
単行本では未来トランクス編の合間のおまけページで、ポタラの制限時間の知識につき
「大界王神様はのんびりした方で、誰とも合体しないままブウに吸収されたことを考えると、そもそもポタラの力を知らなかったかもしれない」
とシンに語られているので、本当にその可能性が高い。制限時間は15代前も知らなかったようなので一概には言えないが…。


【別宇宙の界王神】

『超』で登場した12宇宙の界王神たち。
「破壊神シャンパ編」で第六宇宙のフワ、「未来トランクス編」で第十宇宙のゴワスが登場し、「宇宙サバイバル編」で全ての宇宙の界王神が勢揃いしている。
破壊神に対しては対等に接していたり敬語だったり、宇宙によって大きく異なっている。

アナト

CV:織田優成

第一宇宙の界王神。
対応する破壊神はイワン。

ピンク色の肌で整った顔立ちをしている。
人間レベルが最も高い宇宙の神であり、穏やかな笑みをたたえている。

ペル


第二宇宙の界王神。
対応する破壊神はヘレス。

緑色の肌をした老人のような見た目で、小柄ながらもマッシブな体格である。
へレスと同じく「愛」を信条としている。

エア

CV:成瀬誠

第三宇宙の界王神。
対応する破壊神はモスコ。

空色の肌をしておりメガネを掛けているのが特徴。
人間を超越した機械生命体にも寛容な姿勢を見せている。

クル

CV:西村知道

第四宇宙の界王神。
対応する破壊神はキテラ。

橙色の肌をしており、小柄な人物が多い界王神の中では上背がある方。
尊大な性格で、「おじゃる」という独特な語尾を付けて話す。

オグマ

CV:浦和めぐみ

第五宇宙の界王神。
対応する破壊神はアラク。

薄ピンク色の肌をしており、声からして恐らくは女性型の界王神。
穏やかな性格であり、宇宙における知性と力のバランスを重視している。

フワ

CV:増谷康紀

第六宇宙の界王神。
対応する破壊神はシャンパ。

黄緑色の肌をした恰幅の良い体型の男。
何気に別宇宙の界王神として初めて登場した存在である。

イル


第八宇宙の界王神。
対応する破壊神はリキール。

シンと同じ薄紫色の肌をしている。
計画の立案が趣味であり、リキールと協力して宇宙の秩序を保っている。

ロウ

CV:増谷康紀

第九宇宙の界王神。
対応する破壊神はシドラ。

薄緑色の肌をしており、鼻が窪んだややブサイクな顔立ちである。
人格についてもおよそ界王神とは思えない程に醜悪で、同じ界王神や破壊神には見下した態度をとり、それでいて全王や大神官などにはゴマをするというまさに小物のそれ。
一方である程度のカリスマはあるようで、所属宇宙の戦士達はロウの命令に忠実に従っていた。
ネーミングセンスが厨二病非常に独特で、大神官にすら「ダサい」と言わしめるほどだが、戦士たちには概ね好評である。

ゴワス

CV:後藤哲夫

第十宇宙の界王神。
対応する破壊神はラムーシ。

黄色い肌をした老いた見た目の界王神で、見習いとしてザマスを弟子に取っている。
上述の「時の指輪」もゴワスが管理している。

詳細は個別項目を参照。

カイ

CV:村田太志

第十一宇宙の界王神。
対応する破壊神はベルモッド。

シン・イルと同じく薄紫色の肌をしている。
優しい心の持ち主で、何でもポジティブにとらえる癖がある。

アグ

CV:高戸靖広

第十二宇宙の界王神。
対応する破壊神はジーン。

ゴワスと同じく黄色い肌をした穏やかな表情の界王神。
人間レベルは既に全宇宙で二番目を誇る宇宙だが、さらなる高みを目指そうとする向上心を持っている。
かつて第十二宇宙において高度な文明が開発した時間転送装置を回収・保管していたのだが、後にザマスに殺された際に奪われてしまっている。


【付き人】

界王神に付き従う付き人。
界王神と同じく瞬間移動を備えている他、固有の能力として他者を回復させる事が出来る。
漫画版『超』ではこの能力がフィーチャーされ、「復活パワー」と称され物語で大きな役割を担っている。
でも回復スピードはデンデよりはるかに遅い

キビト

CV:青森伸

第七宇宙の界王神・シンの付き人。
名前の由来はそのまま「つきびと」。

赤い肌にロン毛が特徴の人物で、幼い容姿のシンとは対照的に背が高く老いた見た目をしている。
界王神の側近として誇り高く厳格な性格で、当初は下界の人間の事を下に見ており悟飯の界王神界入りも当初は渋る程だったが、後に悟飯の奮闘を見て認めている。
シンと共にポタラの見本として合体してしまい、二度と戻れなくなってしまった…が、『超』ではポルンガに願って解除してもらっている。

フワの付き人

CV:田中一成

第六宇宙の界王神・フワの付き人。名称不明。
青緑色の肌をしており、ガタイの良いキビトとは対照的に細長い痩せた体型である。


【見習い界王神】

原則、界王神は界王神として生まれた者にしかなれないのだが、才能が突出しているような場合には例外として界王でも見習いを経て界王神に就任できるようである。

ザマス


第十宇宙の界王神・ゴワスに師事する見習い界王神。
元は第十宇宙における北の界王で、その卓越した才能を見込まれ見習い界王神になったのだが…。

詳細は個別項目を参照。


【時の界王神】

ドラゴンボール ゼノバース』及び『ドラゴンボールヒーローズ』に登場するゲームオリジナルの界王神。
時の流れを管理して異変が発生すれば歴史を是正するために対処する、という界王神の中でも特殊な役割を担っている。
このような例外的な立場であるためか容姿も通常の界王神と異なり、髪型がモヒカンではない他に服も着崩して肩出しルックスを取っている。
2022年現在では二人の時の界王神が登場している。

クロノア


当代の時の界王神。
「時の界王神」と言えば基本的に彼女の事を指す。

橙色の外巻きショートボブに紫色の肌をした女性型界王神で、おでこがなかなかに広い。
小柄な体格が多い界王神の中でも一際幼い容姿をしている。でもちゃんとおっぱいはある。*7
しかし見た目に反して実年齢は老界王神と同年代の7500万歳以上ロリババアというやつである。
下界の人間と触れ合う機会自体がそもそも無かったため、厳格な者が多い界王神とは思えない程に気さくな性格をしている。
ゲーム内の描写によれば彼女も「時の界王」から界王神に昇格したらしい。

「時の力」を解放する事で大人の姿になる事ができる。
この姿の際の胸は元々割と大きいのだが、『ドッカンバトル』のコラボの際に、何故か全キャラでもトップクラスの大きさに胸を盛られるという謎の出来事があった。
その他にも暗黒王メチカブラに洗脳されたり、その状態で時の力を解放した妖艶な雰囲気の大人姿になったり、何かと属性過多である。

料理下手という一面があり、味については未来トランクス曰く「邪悪龍よりも凶悪」との事。
彼女もまたビルスのことを強く恐れており、機嫌を損ねないようにしているにだが、
機嫌を取るために自作のプリンを振る舞ったところビルスはあまりのマズさに激昂し、同時に食べた超サイヤ人ゴッド状態の悟空は 腹痛でしばらく行動不能になった 上に
お詫びとしてさらに弁当を作ろうとして「僕を殺す気か!?」と破壊神に物の例えであろうが死を覚悟させた。
それでいてクロノア本人は料理下手な自身の腕前に一切の自覚が無いのだから始末に負えない。

「トキトキ都」と呼ばれる空間でトキトキという鳥を管理しており、正しい歴史を築き上げるためにタイムパトロール隊を編成し、未来トランクスを始めとした戦士達が所属している。

アイオス


先代の時の界王神。

複雑な模様が刻まれた黄金の冠が特徴で、水色の肌に青い界王神の衣装を纏っており、全体的に「青」を基調としたビジュアルである。
一人称は「ボク」の所謂ボクっ娘。なお厳格なキャラに反してクロノアの事は「クロノアちゃん」と呼んでいる。
顔立ちは中性的な事に加えてクロノアと異なり胸もかb……小さい。
一応プロモーションアニメの「時の界王神編」最終話では、クロノアよりやや小さめ程度には盛られていた、よかったねアイオス様!

フューの脅威が去った宇宙で突如として姿を現し、黒衣を纏った戦士達を率いて暗躍を開始。
増えすぎた並行世界を選別して減らすため、異なる世界の戦士達を集めた「超時空トーナメント」を開催した。


【余談】

  • かつて一部書籍では「暗黒魔界に界王神とは対極に位置する魔界王神という存在がおり、界王神とパワーバランスが拮抗していた」という設定があったが、破壊神や別宇宙の神々が登場した今現在も活きている設定かは不明。
    暗黒魔界を掘り下げている『ヒーローズ』がその内拾うかもしれない。

  • 界王神の寿命設定について、最強ジャンプのインタビューで作者の鳥山明氏は「平均寿命は7万5000歳」と解答しているが、シンは500万年、老界王神に至っては7500万年以上生きており明らかに矛盾している。
    一応、老界王神とシンの間の13代に非常に短命だった界王神がいたと仮定すれば「平均寿命」としては大きく引き下げられるので、成り立たなくもないが…。
    「鳥山明がこう語った」と謳っている複数の媒体で「平均寿命75000歳」と書かれているのでおそらく作者はそれで設定のメモ等を作っているのだろうが
    それより古い原作の蛇の道の記述で「北の界王は 1億年前から 今の界王星で暮らしていて閻魔大王に武術の指導をしたりしている」とあるため
    鳥山先生がその辺を忘れていたか、生物学的には同族なのに界王と界王神では寿命が3桁違うというひどい仮説が出てくる。



追記・修正がポタラを装着してからお願いします。

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最終更新:2024年04月23日 20:56

*1 宇宙レベルが低い=管理者の実態が悪いと捉えることができる

*2 後付けのようにも思えるが、原作でもブウの体内に入りバリアを解いた途端にベジット分離という流れで、変身が解かれた理由は説明されていない。なのでこの時に変身が解かれた補完とも言える

*3 老界王神とキビト神共に、合体素材でもある魔女とキビトに関して第三者のように触れる台詞がある。

*4 解放された直後に「魔人ブウほどじゃないが、強くて悪い奴に封印された」と発言しているため矛盾を指摘されることもあるが、長く続く作品では後付け設定でこういった矛盾が生じるのはよくあることだし、更に「ブウほど強くない」ではなく「ブウほど悪い奴じゃない」と解釈すれば一応辻褄は合う。

*5 因みに現在の容姿はその魔女のババアの要素が強く出ているため年老いたから現在の姿になったわけではないと思われる。

*6 悟空が「悪ブウよりも気が増えてる」と言うほど

*7 初期の設定画の段階から胸の膨らみが描かれている。