身勝手の極意

登録日:2023/10/08 Sun 09:00:00
更新日:2025/03/08 Sat 19:55:25
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神の御技、ここに極まれり───





身勝手の極意とは、漫画・アニメ『ドラゴンボール超』に登場する神々の極意。


身勝手の概要


主に破壊神の付き人である天使が発動している超高等技術。
この場合における「身勝手」とは一般的な「やりたい放題」というネガティブな意味ではなく「体が勝手に反応する」事を意味する。
名前の通り身体が勝手に動いてあらゆる危機を回避できる技であり、最小限の動きで相手の攻撃を自動で回避したり的確にダメージを負わせる事が可能となる。
この性質からゲームTASで例えられる事も。

その強さは「神の御技」として畏れられていて、神々の中でも永らく天使しか扱えなかった。
しかし宇宙サバイバル編で開かれた力の大会において、激闘に次ぐ激闘の中で孫悟空が覚醒し…

なお、演出上は変身してるようにも見えるが、厳密に言うと変身ではなく特定の境地に至っただけの様子。
媒体によってはこの点がフォーカスされ、変身とは別枠で技としての身勝手も登場している。

ちなみに「身体が勝手に反応する」という極意の存在自体は復活の「F」編でウイスが仄めかしており、これが伏線となっていた。


身勝手の特徴


◇覚醒条件

肉体と精神を切り離して心を無にし、限界を超えて可能性の殻を打ち破る事で覚醒する。
死に瀕する極限状態の中ではより発現しやすい模様。

「神の御技」と称されているが天使にしか使えないわけではなく、相応の実力と覚醒のきっかけさえあれば人間でも身に付ける事ができる。
そのため、理論上は地球人でもナメック星人でもフリーザ一族でも会得できるというロマンのある技でもあり、作中ではサイヤ人の悟空をはじめ神以外の使い手が何人か登場している。

覚醒の仕方については悟空を例にとると、アニメでは元気玉との衝突で押し負け、漫画版では亀仙人から始まる歴代師匠の教えを思い出したことを切っ掛けとして偶発的に覚醒した。
それでも完全に会得できたわけではなく、大会の間にアニメでは三回、漫画版では二回発現したがいずれも(劇中時間からして)1~2分と維持できずに解けてしまっており、大会直後の時点では能動的な変身は出来なかった。

漫画版では完全に会得する方法について掘り下げられ、感情を揺さぶられる大きな衝動を自制できた時にこそ発動する事が明かされた。
怒りがきっかけの超サイヤ人とは完全に真逆であり、この方法で覚醒できれば自由に身勝手を発動する事が可能となる。

その性質上、常日頃から破壊の事ばかり考えている破壊神は心を無にする身勝手との相性が悪いらしく、一部の神が不完全に扱えるのみである。
代わりに身勝手の極意とはまた別の「神の技」を修めており、それによって天使とは異なる強さを実現させている。

◇強さ

身体が勝手に動いて戦えるのは概要で触れた通り。
気の流れが極めて静かかつ正確で、動きもただ単に速いわけではなく、悟飯ベジータは間近で見ていたにもかかわらず攻撃の瞬間が分からなかったほど。
更には戦いの中で動きが進化していき、攻撃が弾かれる度に早く、鋭く、重い一撃へと研ぎ澄まされていく。
ウイス曰く攻撃を受けても急所を外しており、大幅にダメージを減らしているとの事。

また、漫画版ではなんと自動的に身体が強化されるという特性も判明し、回避だけでなく身体強度の面でも隙がない。
下手に拳を当てると逆にダメージを負う理不尽な目に見舞われてしまう。
「あ…あたりさえすれば」などという儚い思いも打ち砕いてくるのだから恐るべき技である。

ただし完全無欠というわけではなく、極意を修めていなくとも「身勝手の反射速度を超えるスピードで」「身勝手の肉体に通じる威力で攻撃すれば」ゴリ押しで突破できる。
戦闘力を高めれば大体通じるドラゴンボールらしい攻略方法だが、可能としたのは全ての媒体において片手で数えられる程しかおらず、
  • 破壊神を超える実力でフルパワー以上の超フルパワーを振り絞ったジレン
  • わずか4ヶ月で神の領域に至れる超天才のポテンシャルを有し、更に異次元で10年間のトレーニングを経て開花させたブラックフリーザ
  • 潜在能力を限界以上に引き出した究極の姿として、野獣の本能に目覚めた孫悟飯ビースト
以上の三名だけであり、どのみち凡百の力では到底太刀打ちできるものではない。

◇精度

漫画版で明かされた設定。
身勝手の極意に対する強さの尺度を表したもので、精度が上なら回避速度や攻撃力なども上となる。
身勝手の使い手同士で戦った場合は基本的に精度の高い方が優位となり、身勝手の極意を完成させた後の悟空でもウイスやメルス(の力をコピーした敵)には劣勢だった。

よって身勝手を会得できればそれで最強…というわけではなく、むしろ新たなスタートラインに立ったに過ぎない。
それは強化の余地がまだあるという事でもあり、修業によって精度を高めれば更に強くなれる。


身勝手の種類


◇変身としての身勝手

悟空が発現したタイプ。
覚醒すると超サイヤ人のように髪や瞳の色などが変化し、全身からギラギラと光り輝く青白いオーラを発するようになる。
主に二段階で構成されていて、瞳のみが変化した「身勝手の極意"(きざし)"」と頭髪まで変化した「身勝手の極意」が存在する。

身勝手の極意"兆"

身勝手の入口にあたる姿。
通常時から髪がわずかに逆立って瞳は銀色に染まる。
無意識となる極意の性質から発動中はあまり感情を表に出さなくなり、表情の変化が薄くなって口数も減ったりと一転してクールな印象に。

この段階でも超サイヤ人ブルーを遥かに超えた飛躍的なパワーアップを遂げる。
ただし、あくまでも"兆"なので完成版の精度には遠く及ばず、身体が勝手に動く特性もまだ扱い切れない。
アニメでは攻撃の自動化が不完全に描かれていた。

漫画版では「不安定な状態なので消耗が激しい」という設定になっていて、この姿では長く戦えない。
実際に持続時間の短さが仇となって敗北する場面もあり、下述する完成版を修めてからは基本的に使われなくなる。
しかし、未完成であるが故に感情を抑制する事なく戦えるという利点もあり、使い手によっては感情を解き放って完成版以上の強さを発揮する事も。

身勝手の極意

完全なる身勝手の極意。
"兆"から頭髪も銀色に染まって気のオーラは更に輝きを増し、より天使に近い容姿となる。
変身としての身勝手はこの姿で一先ずの完成を迎える。

精度は"兆"から桁違いに高まって攻撃と防御の両方で身勝手が発動され、破壊神以上の戦闘力を備えたジレンをも圧倒する程。
「神の御技」の肩書きに相応しい神懸かった強さだが、相応のデメリットも存在する。
アニメでは身体に掛かる負担が"兆"以上に激しく、変身から一定時間経つと背中から血飛沫を上げて強制解除されてしまう

漫画版では逆に"兆"よりも安定しているという設定だが、界王拳や超サイヤ人3などと同様に体力の消耗が激しく、自分の意思で変身できるようになっても長い間姿を保っていられない。
更には時間経過で精度自体が落ちていくため、相手によっては付け入る隙となってしまう事も。
また、発動するには心を無にする必要があるため、怒りなどで感情をかき乱されると途端に変身できなくなる。

ファンからは"兆"が進化した事を意識して、「身勝手の極意"(きわみ)"」と呼ばれる事もある。

◇技術としての身勝手

天使が会得しているタイプ。
悟空の場合は見た目に変化が伴う変身として発現したが、こちらの身勝手は変身せずとも自然体で発揮できるので消耗を遥かに抑えられるのがメリット。
なお、ウイス含む天使達は全員が常にこの身勝手を発動している

また、界王拳のように超サイヤ人と併用する事も可能。
変身タイプの身勝手には精度で劣っていても、ゴッドやブルーと重ね掛けして使用すれば精度を向上させて銀髪に匹敵する強さを発揮できる。


身勝手の各媒体における活躍


◇アニメ

宇宙サバイバル編以降の物語としては『ドラゴンボール超 ブロリー』と『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が発表されている。
しかし「偶発的な発現」という当初の設定を遵守してか、いずれの二作品でも再登場には至っていない。
一応、『ブロリー』では悟空が超サイヤ人ゴッドからブルーへと変身する際に一瞬だけ銀髪になるシーンが挟まれており、ファンからは「ブロリーとの戦闘で消耗したために発現しかけていたのでは?」と推測されている。

◇漫画版

悟空以外にもビルスが不完全ながら同様の能力を使った他、亀仙人の身勝手の極意と酷似した戦い方を見せている。
時系列的には宇宙サバイバル編及び『ブロリー』の後になる銀河パトロール囚人編では、悟空が精神と時の部屋におけるメルスとの修業を経て"兆"の変身を身に付け、モロ戦でついに完成版を会得した。

生残者グラノラ編でも引き続き登場し、新たに技術タイプの身勝手や"兆"を活かしたサイヤ人としての戦い方も描かれた。
しかし、相手がドラゴンボールによって悟空を超えた実質的な上位互換という事もあってか、銀髪やその先の姿でも苦戦したり敗北を喫するシーンが目立ち、やや扱いが悪い。

なお、白黒でしか描けないという表現上の問題とはいえ、天使と同じ白髪をしているように見えることから「天使の髪が白い理由も身勝手の極意を使っているからではないか」などの説が一部で登場した。

ドラゴンボールヒーローズ

宇宙サバイバル編後の時系列で、アニメや漫画版とはまた異なった世界線が描かれている。
ベジットゴジータかませ犬にされたりと最強クラスのキャラでも雑な扱いが目立つシリーズなのだが、そんな中で身勝手の極意はと言うと非常に優遇されている

時の界王神編までの白星は宇宙争乱編における"兆"での一戦のみ(あとアイオス相手に引き分けになった)であり、それ以外は超サイヤ人3のカンバ―究極カミオレン、進化したゴクウブラックを圧倒している。
なお、"兆"で圧倒したアニメ版と異なり、漫画版ではゴクウブラックが別世界で"兆"を見た発言をしているため、漫画版では"兆"では敗北した世界線が存在する模様。

また、新時空大戦編からは"兆"に任意での変身が可能となっており、その後の修行で銀髪にも描写的に任意変身が可能となった。
時間経過で勝手に解除されるものの、力の大会の時のような反動はなくなっている。

暗黒王となったドミグラバーダック未来悟飯との親子三代のかめはめ波で撃破に成功する。
更には、並行世界の自分自身である孫悟空:ゼノが変身した超フルパワーサイヤ人4・限界突破とは"兆"で互角(スピードは"兆"、パワーは限界突破が勝っている状態)であり、最終的に銀髪でタイマンで勝利を収めたりと、最強形態らしく非常に好待遇である。

最終的には、魔の侵略者編およびヒーローズ全体を通したラスボスである魔人オゾットの本体にも、流星銀龍拳で貫きトドメを刺して勝利。
“兆”は途中で土を付けられてしまったものの、銀髪の姿に関しては一貫して白星であり続けた

ドラゴンボールゼノバース2

DLC第6弾にて、アニメでの登場に先駆けて完成形の身勝手の極意がジレンや17号と共に参戦。
手早い連続攻撃で相手を圧倒するインファイター寄りの性能。体力が非常に少ない代わりに、気力を消費して通常攻撃や気弾をオート回避するという仕様を有している。
その為、下手な攻撃を仕掛けようものならオート回避で躱されて手痛い反撃を貰う羽目に。ただし回避する度に気力を消費する為、連続で回避をするとすぐブレイク状態になりフルボッコにされる。

オリジナル技として、連続攻撃の後に元気玉もかくやという巨大気弾でトドメを刺す「超神越乱舞」という技を有している。
アニメより早くゲームに登場したため劇中で使用されると考えていたファンが多かったが、そんなことはなかった、

追加ストーリー「∞の歴史編」ではパートナーに悟空を連れ、その上で決戦の相手が悟空となったルートで戦うこととなる。此方は普段の仕様と異なり、HPがボス専用キャラクター並に多くなっている。
その上先述のオート回避は健在であるため、否が応でも長期戦を強いられることとなる。

DLC第14弾にて「兆」も参戦。此方はベジータ:GT、ディスポが同時に参戦した。
兆はピーキーだった完成形よりも落ち着いた性能をしており、バトルが開始した時にはオート回避も出来ない。しかし、体力が一定以下になることでオート回避の仕様が復活する。
また、参戦と同時に追加された魔人ブウ絡みのストーリーでも活躍する事となる。


身勝手の修得者


元々は彼らの技能なので当然会得しており、しかも常に発動している状態となっている。
その割にはウ〇コ踏んづけたり悟空に噛まれたりしてるが
天使の中でも精度に差があり、父親の大神官をブッチギリの頂点として、子供達の中でもウイスは姉のヴァドスに劣っている模様。

人間の身でありながら身勝手の極意を修めた存在。
力の大会にて一時的に発現し、漫画版ではメルスの指導とモロとの激闘を経て完成させた。
だが、この完成版身勝手さえも精度としてはまだ荒く、あくまでスタートラインに立ったに過ぎない身勝手の極意Lv.1とでも言うべき状態で、『生残者グラノラ編』時点では大神官はおろかウイスにもメルスにも劣っているという。
言い換えれば精度を高めてまだまだ強くなれるという事であり、この事実を知った悟空はワクワクすると悦びの声を漏らしていた。

同じくグラノラ編では変身ではない通常時でも使える技としての身勝手も披露し、超サイヤ人やゴッド、ブルーと併用する事で精度を補い更なる強さを発揮するようになった。
また、兆ならばサイヤ人としての感情に応じて力を上げる戦い方を上乗せすることができるようだ。

自身を圧倒した見習い天使メルスの力に目を付け、吸収したセブンスリーの能力「コピー」で会得。
悟空と同じく見た目に変化が生じており、首回りと脚の毛皮が白くなって頬の模様は銀色に変化した。
見習いとはいえ曲がりなりにも天使の力であり、一時は完成版身勝手の悟空と互角以上の戦闘を繰り広げる圧倒的な強さを発揮した。
しかし何の鍛錬も詰んでいないモロには到底扱える代物ではなく、後に制御不能に陥ってしまっている。

ついでにモロを通して、身勝手の極意(というか天使の力)が制御できなければ銀河を巻き込んで大爆発するというとんでもない技術である事が明らかになった。こんなものを天使はデフォルトで備えているのだからつくづく恐ろしい種族である。
余談だが、モロが暴走したのは使い手の技量が足りなかったためであってコピー自体はちゃんと機能しており、「天使の力だろうがコピーとして再現できてしまうセブンスリーの技術力がヤバいんじゃないか」と指摘する声もある。

  • グラノラ
シリアル星のドラゴンボールに「このオレを宇宙一の戦士にしてくれ」と願った事で会得。
願いには「神を除いた生命体の中で」という縛りがあり、本来なら天使の技能である身勝手を覚える事など有り得なかったのだが、同じ宇宙に人間でありながら会得している悟空というイレギュラーがいたため、それを上回る形で身に付けた。
技の身勝手でもってヒータ兄妹のオイルが放つ攻撃を全て回避する技量を発揮したが、悟空戦では日々の修業が差となって銀髪相手にやや劣勢だった。

  • ガス
グラノラと同じくシリアル星のドラゴンボールに願い、宇宙一の戦士となった事で会得。
悟空とグラノラ、更には我儘の極意を覚えたばかりのベジータも上回る形で願いが叶えられたため、結果として銀髪の身勝手をも凌ぐ絶大な戦闘力が開花した。

不完全ではあるが技の身勝手を使用可能。
先述の通り身勝手を覚えるのに破壊神は致命的に向いていないため、不完全でも使えるだけ相当な技量である。

擬似的にではあるが技の身勝手を使用可能。
亀仙流の「よく動く」を進めたもので、なんとジレンの攻撃を回避するというとんでもない番狂わせを見せた。
しかしあくまで擬似的なものでしかなかったためそれ以上は通じず、悟空に亀仙流の教えを説いて後を託している。

ゲームオリジナルではあるが、クラスアップを重ねていく事で身勝手の極意"兆"が覚えられる。
後に銀髪の姿も解禁された。
対応種族はサイヤ人アバターを筆頭にフリーザ一族アバターと人造人間アバター、ナメック星人アバターから魔人アバターまでなんと全5種族にも及び、誰でも覚醒し得る身勝手のロマンが詰まっている。

  • アバター(ドラゴンボールゼノバース2)(ゲームオリジナル)
2023年10月12日、ドラゴンボールゼノバース2が「新境地」へ突入する魁として「身勝手の極意」が覚醒技扱いで実装。
ゲームのアバターが身勝手の極意を習得するのはSDBHに続いて二例目であるが、此方は「兆」をすっ飛ばしていきなり完成形の身勝手の極意に到達している。
ビーストのバーゲンセールに続いて身勝手のバーゲンセールである。

性能を一言で表すならば、凄まじくタイマン戦に特化した変身である。
こちらも既存キャラクターとして実装済だった身勝手の極意と同じく、通常攻撃及び通常気弾のオート回避が可能となっている。更に特定のボタンを押す事によって固有チャージ技を使用することができる上、通常気弾とチャージ気弾のモーションと性能が変化する。

また、オート回避に合わせてタイミング良くボタンを押す事によってカウンターを行うという仕様が追加されている。カウンターのモーションは、アニメ第129話終盤において身勝手の極意を完成させた悟空が、ジレンに対してすれ違いざまに叩き込んだ連続攻撃と思われる。

変身のモーションがかなり長い代わりに、変身途中にカウンターの判定がある。その判定中に攻撃を受けると、前述と同様のモーションでカウンターを叩き込んだ後に変身するというアニメさながらの流れで覚醒することが出来る。

弱点としては、ステータスそのものには一切バフが掛からない事、ブレイクされると強制的に変身が解除される事が挙げられる。
特にステータスの上昇が無いのは手痛く、長期戦・多数対一の状況が多いクエストやストーリーの攻略とは相性が非常に悪い。オート回避を連発してブレイク状態になり、そのまま何も出来ないままリンチにされた日には目も当てられない状態となる。
そのため気力の管理には特に注意が必要であり、時には一旦変身を解除するという選択肢を取る事も求められる。


身勝手の関連能力


  • 空のようにしずかにかまえ、雷のようにすばやくうごく
神殿を訪れた少年期の悟空に対してミスターポポが教えた技。
「無意識下で」「最適化して戦う」身勝手の極意と酷似した性質をしており、漫画版でも悟空が思い返した歴代師匠の教えの中で触れられている。

  • 我儘の極意
ベジータがビルスから教わった破壊の心得を戦いの中で開花させ、自身で勝手に命名したもう一つの「神の技」。
無意識を司る身勝手とは対照的な剥き出しの闘争本能が特徴で、「が意のに」戦う技である。
戦闘スタイルも対になっており、相手からの攻撃を身体で受けて闘争心に変え、戦闘力を際限なく上げていく。

  • ビースト
技ではなく変身だが記述。
特徴的な銀髪から、名前が明らかでなかった当初は暫定的に悟飯版身勝手の極意とも呼ばれていた。
実際には怒りで覚醒するなど超サイヤ人寄りの変身であり、容姿こそ似ているが性質は真逆である。
漫画「超」ではウイスから「神の技ではない」と否定されている。かと言って詳細が明らかになるわけではなく「特別な才能」とだけ言われた。
なおゲーム『ドラゴンボールゼノバース2』では、主人公も習得可能になったが、サイヤ人アバター以外でも変身可能な形態となっている。


身勝手の余談


  • 英語では「Ultra Instinct」と訳されており、意味は「超越した本能」



追記・修正は身体を勝手に動かしてよろしくお願いします。

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