サニゴーン

登録日:2019/11/28 Thu 18:21:03
更新日:2024/11/13 Wed 21:57:56
所要時間:約 3 分で読めます





魂を 被う 霊体の 体には 注意。 触れると 石のように 動けなく なるぞ。



サニゴーンとは、サニーゴリージョンフォーム(ガラルのすがた)が進化したポケモンである。


◆データ



全国図鑑№:864
分類:さんごポケモン
英語名:Cursola
高さ:1.0m
重さ:0.4㎏
タマゴグループ:水中1/水中3
性別比率:♂25%/♀75%

タイプ:ゴースト

特性:くだけるよろい(物理技を受けると、防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる)
隠れ特性:ほろびのボディ(接触攻撃を受けると、3ターン終了後に、お互いのポケモンはひんし状態になる)



HP:60
攻撃:95
防御:50
特攻:145
特防:130
素早さ:30

合計:510

努力値:特攻+2

進化:ガラルサニーゴがLv38で進化


◆概要



サンゴをモチーフとし、鮮やかなピンク色をしていたサニーゴ
だが、ガラル地方のサニーゴは全身が真っ白、枝も半透明となり、つぶらだった瞳も骸骨のように空洞となり、そこから生気のない瞳を覗かせている。
まるで幽霊のような出で立ちとなっている。

このサニーゴは、太古の時代に、ガラル地方の急激な環境変化についていけず、
死亡した個体が亡霊となったものらしい。

今でも大昔に海であった住処を彷徨っており、石ころと間違えて蹴ってしまうと祟られるという。
こうなってしまっては天敵のヒドイデも食べようとはせず、ガラルのヒドイデはサニーゴの味を知らないようだ。


そのサニーゴが進化したサニゴーンは、サニーゴだったものの上半身が割れ、そこから抜け出した魂が体から出た珊瑚状の霊体に繋ぎ止められているという、何ともおぞましい姿となっている。サニーゴだった頃と違い、表情はどことなくカワイイ。
砕けた影響か、重さは進化前より減っている。

その霊体に触れてしまうと、たちまち石のように動けなくなってしまうらしい。
生気は感じないとはいえ、タマゴは産むし、キャンプでカレーを食べて喜びもする。ゴーストポケモンは生死の境が曖昧な種も多いが、サニゴーンも例外ではないようだ。

◆ゲームでのサニゴーン



「シールド」のみ、野生のサニーゴがワイルドエリアの巨人の鏡池で天候が曇りのときに低確率で登場する。「ソード」では代わりにガラルカモネギが登場するが、特に登場エリアは一致していない。
非常に複雑な条件が求められるカモネギネギガナイトの進化と異なり、こちらはただのレベルアップと非常に単純。

亡霊化したことで、タイプがみずいわからゴースト単体に変わっている。
本作ではフェアリー複合エスパーが多く、あく技だけでは対処しきれない所もあるのでそこそこ役立つ。

「シールド」限定のジムリーダーオニオンの手持ちの1匹に入っている。


◆対戦でのサニゴーン



進化したことで特攻が急上昇し、あのシャンデラと同等の火力を得る。
元々使える技が豊富であったサニーゴの利点を活かし、様々なタイプの特殊技を繰り出せる。
それでも技の威力自体は高くないものもあるので、「めいそう」を絡めないとキツイ場面も。
実は攻撃も地味に上がっている。素早さは変わらず。

防御面は4倍弱点がなくなり、かくとうを無効にできるようにはなったものの、
進化前より防御が半分に下がってしまっている。
ただ特防は上がっているので、「とつげきチョッキ」を持たせる戦法もアリ。

メインウェポンは無論「シャドーボール」で、サブウエポンに「パワージェム」「ハイドロポンプ」「サイコキネシス」「れいとうビーム」あたりが候補になるだろうか。
変化技も「ちからをすいとる」「てっぺき」「おにび」等低い防御をカバーする技が揃っている。

素早さは相変わらず遅いので「くだけるよろい」を活かすか「トリックルーム」でリカバリーしてあげよう。

隠れ特性の「ほろびのボディ」は、接触攻撃を受けるとお互いをほろびのうた状態にする効果。
あえて倒されてかげふみ持ち等と交代する戦法も可能。
なお、サニゴーン自身もうずしおを覚えられるのでこれで拘束することで活かすこともできる。

ちなみに、進化したおかげでサニーゴが「しんかのきせき」の適用対象となり、
おにび等を用いた耐久型として活躍できるようになった。


◆余談



モチーフはサンゴの死骸と、石化設定からギリシャ神話の女怪「ゴルゴン」、
そして"消失した"、"なくなった"を意味する「gone」もかかっていると思われる。
また、ゴルゴンの一人であるメデューサには、首から滴り落ちた血がサンゴと化したという逸話があり、そこから着想を得た設定なのだろう。
サニーゴ系統も♂♀比率は♀が多い種族だし。

また、フィールドのサニーゴは霊体の枝を消しているためまんまるな姿で闊歩する。
古代のサニーゴが復活した姿ということからか、その姿はサンゴの化石ともよく似ている。

透明で分かりづらいが、サニゴーンの霊体をよく見ると目と口のような穴が空いている。
なんとなくゆうれいに似ているようでもある。

後に、ヒスイゾロア系統という似たような事情でリージョンフォームとなったポケモンが追加された。


追記、修正は朽ちて蘇ってからお願いします。

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最終更新:2024年11月13日 21:57