メイド イン ワリオ ゴージャス

登録日:2021/09/07 Tue 00:36:00
更新日:2025/03/30 Sun 20:04:58
所要時間:やく 17 ふんでよめ!




瞬間アクション
ここに極まる!




メイド イン ワリオ ゴージャス』(WarioWare Gold)とは、 2018年に発売されたニンテンドー3DS用ソフトである。
ジャンルは従来通り『瞬間アクション』。


がいようを かけ!

5秒で終わるプチゲームを次々と攻略していく『メイド イン ワリオ』シリーズの1作品で、『ゲーム&ワリオ』から5年ぶりの新作となる…が、『ゲーム&ワリオ』はプチゲームもあるが、実質的にミニゲーム集といったところで、プチゲームがメインとなるのは『メイドイン俺』以来実に9年ぶりとなる。

一番の特徴は、『メイド イン ワリオ』(以下初代)、『まわる メイド イン ワリオ』(以下まわる)、『さわるメイド イン ワリオ』(以下さわる)、『おどるメイド イン ワリオ』(以下おどる)、『メイドイン俺*1』(以下俺)、『あそぶメイドイン俺』(以下あそぶ俺)、『ゲーム&ワリオ』と、これまでに発売されたシリーズからプチゲームが大幅にリメイクされて収録されていることである*2

ちなみに、今作でリメイクされたゲームを担当するキャラクターと、元ネタのゲームを担当したキャラクターが同一であるとは限らない。
例えば、元々モナのゲームであったが、リメイク版はカット&アナのゲームとして登場する、なんてことも。

流用に伴う労力軽減もあってか、プチゲームの数は300種類以上。ゴージャスの名にふさわしい大ボリュームで、まさに「最多 最短 最速」の名にふさわしい。
勿論新作ゲームも収録されており、Nintendo Switchや会話アプリのスタンプ機能をテーマにしたゲームなど、今どきのゲームも存在する。

プチゲームは「ピコピコ」「ぐるぐる」「タッチ」「フーフー」の4種類の操作方法と、「テハジメ」「せいかつ」「スポーツ」「ファンタジー」「ナンデモアリ」「ふいうち」「フーフー」の7つのジャンルに分けられている。


4つの操作体系は、
  • ピコピコ
Aボタンと十字キーのみを利用するシンプルイズブリブリベストな操作。「初代」から使われたお馴染みの操作である。

  • ぐるぐる
3DS本体をハンドルのように動かして操作する。Aボタンを利用することもある。「まわる」のような操作方法であり、同作のゲームはこの操作でリメイクされることが多い。

  • タッチ
下画面をタッチする。「さわる」や「俺」出典のゲームはこの操作方法であることが多い。

  • フーフー
ゲームをある程度進めると登場。マイクに息を吹きかける。他の操作方法よりゲームが圧倒的に少なく、僅か5種類しかない*3


7つのジャンルは
  • テハジメ
最初に登場するお馴染みのジャンル。
どのゲームにもワリオや、彼を象徴する鼻やヒゲが描かれているのが特徴。
アイコンは双葉。

  • せいかつ
料理や洗濯といった家事に関するものや、動物に関するもの、その他日常生活に関わるようなゲームが存在する。
お馴染みの鼻の穴に指を突っ込むゲーム「はなのあな」もこれに収録されている。
アイコンはトイレ。他にもいろいろあるだろ、と思うかもしれないがワリオらしいといえばらしい。

  • スポーツ
陸上競技、サッカー、筋トレなど、スポーツに関するゲームが登場する。
また、何故か乗り物に関するゲームがいくつか存在する。
アイコンはバスケットボールとゴール。

非現実的なゲームが多数収録されている。
ファンタジーと聞いて連想されやすい剣と魔法の西洋ファンタジー的なゲームは実は少ない。
また、SF的なゲームや宇宙に関するゲームも選ばれている。中には「これ、せいかつジャンルじゃね?」と思うゲームもそこそこあったり。
アイコンは魔法使いの帽子。だけど魔法が出てくるゲームは(ry

  • ニンテンドー
お馴染み、任天堂のゲームが元となったプチゲームが収録。
今回はゲームだけでなく、トランプや花札などの玩具も元ネタに選ばれている。
また今まで登場しなかったファイアーエムブレムリズム天国もプチゲームとして登場。アイコンはマリオの顔。

  • ナンデモアリ
「テハジメ」の延長線で、ワリオや、彼を象徴する鼻やヒゲがゲーム内に描かれている。
従来同様、最終盤に登場する。アイコンはワリオの鼻。

  • ふいうち
ゲームをある程度進めると登場。
ゲーム開始時に鳴る謎の鳴き声が合図。どのゲームにも「しゃぎぃ」が登場する。アイコンは交通標識の注意マーク。
「まわる」に登場した「ふいうちかいてん」に近く、普段のゲームより制限時間が短い。
中には、何もしてはいけないひっかけゲームもある。
ゲーム数は7種類と地味に「まわる」よりも少ない。

  • フーフー
操作タイプ「フーフー」のゲーム。
ずかんのジャンル部分にも専用のアイコンが使われているため、ジャンルとして一応記載しておく。
前述の通り、ゲーム数は5種と最少。アイコンは音響機器の方のマイク。


今作より、各キャラクターがフルボイスでしゃべるようになっている。ワリオに関しては従来のCMなどでは大塚周夫氏が声を担当することが多かったが、彼が鬼籍に入られたため、近藤浩徳氏が2代目ワリオとしてボイスを担当している。


ストーリーに いどめ!

ストーリーモードでは、プレイヤーはワリオが開催したゲーム大会に挑み、「ピコピコリーグ」「ぐるぐるリーグ」「タッチリーグ」の3つのリーグでワリオやその仲間たちのゲームを攻略していく。

ゲーム大会とあるが、大会らしいのはワリオ関連のステージのみで、他のキャラクターは従来のシリーズ同様オムニバス形式のストーリーである。

ゲームは従来のシリーズ同様、最初はボスゲームを1回攻略すれば終了となり、2回目からはエンドレスでハイスコアを目指していくことになる。


以下からはストーリーのメインキャラ及びそれぞれのリーグに登場するキャラクターである。

メインキャラクター

ワリオカンパニーの社長にして、お馴染みの任天堂一下品な男。大会以前にラックス村という小村でお宝を手に入れたが、金欠が続き、お金儲けのためにゲーム大会を開催する。
各リーグで、最初のステージを担当する。ジャンルはいずれのリーグも「テハジメ」。

  • ルール―(CV:武藤真子)
ワリオを倒そうとしている謎の少女。カット&アナと同程度の身長。太眉、そばかす、大きなリボンが特徴のいわゆるダサ可愛いデザイン。
大食いで、食べ物につられてやってきた犬の「ワンのすけ」にも分けてあげるなど、優しい性格だが、面識のないヤング・クリケットの腕にいきなり抱き着く*4という非常識な行動をすることも。


ピコピコリーグ

  • ワリオ
各リーグの最初にて、ワリオが操作方法の紹介およびジャンル「テハジメ」を担当する。

ボスゲームは 「だいだっしゅつ」
『初代』のプチゲームをアレンジしており、宝を手に入れたあと、壁や敵を破壊しながら迫りくる壁から脱出する。
途中で下画面から上画面に大ジャンプするのが特徴。

  • ジミー.T(CV:亀谷祐馬)
アフロが特徴のクラブ・サトーの専属ダンサー。
ジャンルは「スポーツ」で、これまでの作品でも同ジャンルを担当している。
女子大生に写真を頼まれ、ノリノリでポーズをとるが、彼女らが撮っていたのは、アフロの中に入っていた野良猫である。
ライフのアイコンは『初代』と同じ携帯の電池マークになっているのが芸コマ。

ボスゲームは 「ボクシング」
『初代』の彼のステージのボスゲームのリメイク。
何故か食べ物をモチーフとした敵ボクサーのパンチをよけ、反撃する。ライフは互いに3で固定となっている。

  • モナ(CV:青木瑠璃子)
変なものが大好きで、ワリオのファンである女子高生。
アルバイトをしていることが多いが、今作ではパーティー用のドレスを購入するために、多角経営を行っている犬、ジョー(CV:竹内高*5)のブティックへ行っている。

ボスゲームは 「クギうち」
『初代』の彼女のボスゲームのリメイクで、左右に動くトンカチをうまく振り下ろしてくぎを打つ。
リメイク前からいた釘を押さえる人物、「ウチウチさん」は今作ではフルボイスになっている。

  • ドリブル(CV:亀谷祐馬)& スピッツ(CV:山口和也)
犬のドリブルと猫のスピッツタクシードライバーコンビ。
双方SFマニアであり、ジャンルはSFなゲームも多く含まれる「ファンタジー」。
宇宙へとお客を運送する帰り、宇宙戦争に巻き込まれる。
そこで流れ弾を食らったことで、スピッツが激怒、タクシーに何故か供えられた砲門で武装し、宇宙戦争に乗り込み、なんと全員追っ払ってしまう。
ライフは従来作品でもたびたび使われるスピッツ人形。可愛い。

ボスゲームは 「ハナシュー」
『まわる』で登場したボスゲームのリメイクで、現れるハナベーダーの穴をねらい、ロボットの指を射出する。

  • ファイブワット(CV:青木瑠璃子)
ニンテンドーマニアの小学生、ナインボルトの母親。
前作の「ゲーマー」で恐ろしいイメージがあるかもしれないが、普段は優しいお母さん。ジャンルは息子同様「ニンテンドー」。
テレビショッピングで公開された最新型のフライパン(常人には持てないため、専用のエクササイズが必要)を購入するため、エクササイズに挑む。
「ニンテンドー」ジャンルだがゲーム中の雰囲気は「せいかつ」+「スポーツ」っぽい。

ボスゲームは 「ウルトラマシン」
ウルトラマシンが投球するボールを打ちかえし、5球中3球打ち返せば成功。
某ホームランダービーと異なり、打ち返しさえすればOK。
ルールは『初代』のボスゲーム版、構図やBGMなどは『おどる』のプチゲーム版と折衷したつくりになっている。
ちなみにこのボスゲームに激似したアトラクションが、ニンテンドーミュージアム内に存在する。流石に傘やフライパンはないが。

ぐるぐるリーグ

  • ワリオ
やはり、ぐるぐるリーグの最初のステージも彼が担当。ジャンルはもちろん「テハジメ」。

ボスゲームは 「ワリオドライブ」
『おどる』出典で、車を運転し目的地までたどり着く。
動物は障害物ではなく、近づくと逃げるダミー。
リメイク元と異なり、車がワリオカーに変更されている。

シリーズを代表するキャラクターである人気者の魔法少女。ジャンルは予想通り「ファンタジー」。
「魔王ハラ・ペーコ」に食べ物を奪われた魔物たちを助けるため、使い魔のレッドを無理やり引き連れて、ハラ・ペーコに挑む。

ボスゲームは 「かっしゃばし」
出典は『まわる』で、橋を動かして通るものを落ちないようにする。レベルが上がると階層が増えたり、落とさなければいけない爆弾が追加される。

  • Dr.クライゴア(CV:新井謙典)
天才科学者。今作でも彼が発明した様々なアイテムが登場する。ジャンルはSFなゲームが登場する「ファンタジー」をアシュリーに奪われたため、追いかけられて走るという事で「スポーツ」。
研究材料となるキノコを採りに来たところ、お掃除ロボット「クリナ」に追いかけられたため、必死で逃げることとなる。
クリナに追いかけられたのは、彼がかつてデザインが気に入らないと捨てたためであり、完全に自業自得。
最終的には人を襲う危険性や、償いもあってか博士の元に戻っている。

ボスゲームは 「トロッコレース」
『まわる』のボスゲームのリメイクで、2人乗りトロッコを動かして、障害物を飛び越えながら相手チームより早くゴールする。洞窟探検からレースに変更されている。

おおよそ小学生とは思えない体格をしたナインボルトの親友。ジャンルは従来通り「ニンテンドー」。
アライグマの少年、「ラクオ」から3DSを奪った女子高生ラッパー「サーティーンアンプ」と、ラップバトルで竜虎相まみえる対決をする。

ボスゲームはスーパーマリオブラザーズ。『まわる』出典のゲームで、何と初代マリオが円形になったようなステージで、3DSを傾けることでマリオが動く。勿論ステージは原作とは異なる。特定のタイムでゴールすると…

  • ペニー(CV:榎吉麻弥)
クライゴアの孫娘であるメガネっ娘。クライゴアと同様の理由で、ジャンルは「せいかつ」。
アイドルになるため「キラキラボイス・アルティメット」という美声になる薬を開発するが、実験台として飲ませたクライゴアが大変なことに…

ボスゲームは 「トイレあんないにん」
出典は『おどる』で、トイレに行きたい人を大なのか小なのかで誘導する。
オリジナルが3Dで案内するキャラはMiiだったのに対し、今作では2Dで案内するのはカートゥーン調のキャラクターとなっている。
他にも脇道が無くなっていたり、大ジャンプしなくなったり、逆に停電が起きるようになったり、オリジナルのゲームとは結構勝手が違う。


タッチリーグ

  • ワリオ
二度あることは三度ある、タッチリーグでも最初のステージを担当。ジャンルは当然「テハジメ」。

ボスゲームは 「ちゃくち」
『俺』に登場したボスゲームのリメイクで、ミニワリオに括りつけられた風船を割って、雲の足場に着地させる。
オリジナルと異なり、ミニワリオが着地した足場はどこかに飛んで行ってしまうため、着地させるごとに足場が減り、難易度が上がっていく。

  • カット(CV:榎吉麻弥)& アナ(CV:松山ユイ)
忍者修行中の幼稚園児の双子の姉妹。動物が大好きで、ジャンルは動物に関するプチゲームもある「せいかつ」。
忍者試験として、「出された食べ物を次々と食べる」試験に挑むが…
最初に試験の内容を知った時、さまざまな食べ物が出てくると期待していたが、実際に出てくるのは巨大な寿司と団子のみである。

ボスゲームは 「トッピング」
新作ボスゲームで、お手本を見ながらケーキの上に食べ物を並べていき、最後にケチャップをかける。
レベル2以降はダミーの食べ物が出てくる。
ケーキにケチャップで察せると思うが、最終的に完成するケーキはゲテモノ

任天堂マニアの小学生。
スケボーやDJも得意だが、算数は苦手。ジャンルはもちろん「ニンテンドー」。
苦手な算数に鬱屈していたが、ペットの「しゃぎぃ」の「算数はゲームだ」というアドバイスで軽々と計算を攻略し、ゲーム感覚で算数の問題を解いていく。
実際のゲーム画面はRPG風で、ナインボルトの装備を除き勉強感は無い。スピードアップやボスゲームのジングルがゲーム風アレンジされている。

ボスゲームは 「ウルトラハンド」
『さわる』のプチゲームを大幅に改造したほぼ新作のゲームで、男性のポケットに何故か入っている魚を見つからないように盗み、3匹の猫に与えていく。
男性に気づかれるだけでなく、カニや犬に当たってもアウトなので、要注意。
この男性は約半世紀前ウルトラハンドがおもちゃとして発売されていた時のパッケージに描かれており、その時は財布をすられていた。哀れ。
本作でついに花札がプチゲームとして出題され、1889年(任天堂創業)の年がゲームに出現した。

  • ヤング・クリケット(CV:鈴木崚汰)& マスター・マンティス(CV:浜添伸也)
真面目な武闘家の青年とその師匠。武闘家という事で、ジャンルは「スポーツ」。
師匠のマスター・マンティスと共に修行のため遊園地のメリーゴーランドに乗る…実際には修行といいつつマンティスの行きたいところに付き合わされているだけだが、当の本人は全く気付いていない。

ボスゲームは 「ボウリング」
『さわる』のボスゲームが元ネタで、4球のボールを投げてすべてのピンを倒せばクリア。

  • オービュロン(CV:浜添伸也)
地球侵略をもくろむ宇宙人
2018歳*6
ジャンルは宇宙に関するゲームもある「ファンタジー」。
ハンバーガーを食べようとしたが、材料切れで頼めなかったため、材料となる豚をさらう。が、当然ながら生きている豚では店員に断られてしまった。

ボスゲームは 「ちっちゃいドロボー」
何者かにモノを盗まれたので、写真を頼りに人ごみにまぎれた泥棒を探す。
写真は時間経過により増えていき、レベル3では1つ目ではほぼ判別不可能。
ゲームのルールは新規だが、群衆から泥棒を探すというシチュエーションやキャラデザ、BGMは『ゲーム&ワリオ』の「フルーツ」が元となっている。

ウルトラリーグ


3リーグ×5ジャンルをクリアすると、これまでのゲームが操作方法問わずごちゃまぜで出てくる「ウルトラリーグ」に挑むことになる。
ウルトラリーグは「せいかつ」「スポーツ」「ふいうち」「フーフー」のゲームが出てくる「ダンシングチーム」と、
「ファンタジー」「ニンテンドー」「ふいうち」「フーフー」のゲームが出てくる「バーベキューチーム」、そして最終ステージで構成される。

「ウルトラリーグ」から、操作方法がバラバラになるが、代わりにゲーム開始前に操作方法がアナウンスされる。
また、しゃぎぃが作った「ふいうち」のゲームとマイクが作った「フーフー」のゲームが登場する。この2人は両方のチームに参加している。

  • しゃぎぃ(CV:山口和也)
ナインボルトのペット*7で、関西弁で話す謎の生物。今作にて去年に生まれことと、小動物は成長が早いためオッサンであることが明かされている。
ナインボルトやファイブワットのいないダンシングチームにも単独で参加している。

  • マイク(CV:鈴木崚汰)
クライゴアの助手で、カラオケが好き(ただし音痴)なロボット。クライゴアのステージで彼を迎えに来ていた。
クライゴアやペニーのいないバーベキューチームにも単独で参加している。




サブモードで あそべ!

サブモードとして、「ずかん」、「チャレンジ」、「ガチャコロン」が存在する。

「ずかん」は従来シリーズ同様、これまでに遊んだことがあるプチゲームが収録されたモードである。
各ゲームには合格点があるため、そこまでクリアすることを目指してみよう。


「チャレンジ」はストーリーモードをクリアした後に解放され、全てのゲームに挑む「ごちゃまぜ」、『まわる』より「ワリウォッチ」、『ゲーム&ワリオ』より「こっそりゲーマー」、3DSの上画面と下画面それぞれから休む間もなくゲームが現れる「ノンストップ」など、9つのゲームモードと、友達とプチゲームのサドンデスが出来る「たいせん」が遊べる。

「たいせん」についてはぼっち御用達…どころか、ソフトも人数分必要であるため、遊ぶのは難しい。その割にトロフィーシステムにあたる「ミッション」の攻略に必要である。


「ガチャコロン」はゲームや「ミッション」を攻略したときに入手できるコインを使い、オマケ要素を手に入れていれるモード。手に入れたオマケは「ゴチャルーム」で遊んだり閲覧したりできる。

オマケとしては「PYORO」や「ネコロイド」といった過去作+新作のミニゲーム、ゲーム内のムービーの閲覧や、ムービーに自分の声を入れるアフレコ、ボーカル曲を中心に過去作のものも含めた様々な音楽のレコード、過去に任天堂製品(ゲームハードだけでなく、トランプなどの玩具も含む)のデータが閲覧できる「ニンコレ」、キャラクターの情報が見れたりとある用途で利用するキャラカード、その他もろもろ多数と、非常に多い。
全てのオマケを集めると、何かが起こるとらしいので、ぜひコインを集めてみよう。


よだんも かけ!

前述したとおり、5年ぶりの新作であり、またフルボイス化もあってかキャラクターデザインが『ゲーム&ワリオ』から改められている。
ちなみに『ゲーム&ワリオ』でも初代から使われていたキャラデザが変更されているため、2連続でデザインが変更されたという事である。
今作では全体的にかわいいデザインになっており、オービュロンなんかは小型化している。
また今作から日本人の声優がついて、プチゲームクリア時などの一言ボイスも日本語になった。
この辺りのスタイルは次回作の「おすそわける」でも続投されている。

日本語版のワリオの声は、前述の通り近藤氏が担当しているが、英語版に関してはなんと他作品でもワリオを担当しているチャールズ・マーティネー氏が担当している。日本でもスマブラやマリオカート、過去のワリオシリーズにてお馴染みのあのボイスでフルボイス化しているのである。

今作の発売に伴い、体験版も配信されている。
体験版用にプチゲームが選出された3種のリーグに加え、これら3種のリーグがごちゃまぜになった「ウルトラリーグ」で遊べる。3DSの体験版としては珍しく、回数制限が存在しないのも特徴。本作を気になった方はさっそくダウンロードしてみるといいかもしれない。
3種のリーグは製品版での各リーグの「テハジメ」と同じステージだが、「ウルトラリーグ」では「テハジメ」のステージを基にした体験版専用のステージが用意されている。

『メイド イン ワリオ』シリーズはハードのローンチタイトルとして発売されることもあったが、今作は逆に、2018年と3DSというハード終盤の発売になっている。

2021年にシリーズ新作『おすそわける メイド イン ワリオ』がSwitchで発売される。
近年はキャラデザが連続で変更されているが、『おすそわける』では今作のキャラデザから変わっていない*8
また、ルールーなどの今作初登場キャラがいくつか続投することが分かっている。 


追記、修正、ここに極まる!

この項目が面白かったなら……\おせ!/

最終更新:2025年03月30日 20:04

*1 サンプルプチゲームや配信されたプチゲームから抜粋。

*2 カメラを利用する『うつすメイド イン ワリオ』からの出典はない。また、『あつまれ!!メイド イン ワリオ』は初代の流用である。

*3 実際には、この操作を行えるゲームは少しだけだが他にも存在する。

*4 本人は嫌がることは無く、それどころかオモリと勘違いしていた。

*5 声優ではなく、本作のキャラクターデザインを担当した方である。

*6 2003年発売の「初代」の時は2003歳だった。彼の年齢はサザエさん時空のメイド イン ワリオシリーズでは珍しく、西暦と共に加齢している。

*7 しゃぎぃ本人はペットではなくナインボルトの親友だと言っている。

*8 実は、クライゴアのヘルメットが旧作に近くなっている。