登録日:2021/09/21 Tue 00:38:00
更新日:2024/01/03 Wed 12:12:24
所要時間:やく 34 ふんでよめ!
『
おすそわける メイド イン ワリオ』(
WarioWare: Get It Together!)とは、2021年9月10日に発売された
Nintendo Switch用ソフトである。
がいようを かけ!
『
メイド イン ワリオ』シリーズの1作にあり、たった数秒で終わるプチゲームを、次々とクリアしていくという遊び方はシリーズ共通である。
しかし、今作の最大の特徴は、
ワリオ様などのキャラクターを操作して、プチゲームを攻略する、という点である。
例えば従来のシリーズであれば、タイミングよくボタンを押して鼻の穴に指を入れる、といったようにプチゲームごとに動かせるオブジェクト(上述の例でいえば指)が決まっていた。
しかし今作では、鼻の穴にキャラクターを移動させて入れる、というようにすべてのプチゲームでワリオ様などのキャラクターを操作してプチゲームを攻略するようになっている。
これによって、同じプチゲームであってもキャラクターによって攻略法が異なり、あたかも違うプチゲームをやっている感覚が味わえる。
中には避けなければいけない攻撃を吸い込んでしまう、邪魔物をかわしながら移動するプチゲームで目的地へ一瞬へワープするといった、反則級のプチゲーム攻略法を持ったキャラクターもいる。
一方で、基本的にステージごとに一定人数のキャラクターを選び、そこからキャラクターがランダムで選択されるため、キャラクターごとの攻略法を逐一考えなければならず爽快感が損なわれる。キャラ同士の格差が激しく、使用するキャラクターが偏る。といった声も寄せられている。
タイトルにもあるとおり、「おすそわけプレイ」によって気軽に2人以上のプレイヤーと遊べる。複数人で同時にプチゲームを攻略できるのはシリーズ初。
「(奥にいるキツネと)おなじおめんをつけろ!」→「(2人で)おそろいでおめんをつけろ!」のように、指令が変わるものもある。
1つのプチゲームを同時に遊べるのは2人までだが、後述のサブゲームや対戦ゲームでは、最大4人同時プレイが可能。
プチゲームの数は従来作と引けを取らない222種類で、各プチゲームには「スポーツ」「たべもの」といったようにジャンルが設定されている。
これに前述の「キャラが変われば、攻略法も変わる」ということを加えれば、
222プチゲーム×全キャラクター分のプチゲーム収録と過去最大級のボリュームと言っても過言ではない。クイズ系のプチゲームなど、キャラの操作感が同じだと攻略法も同じというプチゲームも少なくないが。
また、「いれろ!」などシリーズお馴染みのプチゲーム開始前の命令文にボイスが追加された。
ストーリーモードでは、各ステージを最初にプレイするときには、特定のステージまで進めていき、現れる「ボスゲーム」をクリアすることで次のステージへ進める。
2回目以降はエンドレスとなり、ボスゲームが終わるとレベルが1段階上がり難しくなる、というのは従来シリーズと変わらない。
一部ステージを除き、各ステージごとに最初に挑戦したときにそのジャンルを担当するキャラクターなど、1人ずつキャラクターが追加され、最初の挑戦時には必ず入れなければならない。
ストーリーモードの他には、サブゲームや対戦モードなどが収録された「バラエティ」、毎週決まったお題が出され、オンラインランキングで競うことが出来る「ワリオカップ」、キャラクターの操作方法の確認や色替え、後述の差し入れが出来る「キャラクター」お馴染み遊んだプチゲームを練習できる「ずかん」など、さまざまなモードが存在する。
中には「ミッション」という、いわゆる『実績』にあたるものが前作から続投されており、プチゲームをコンプリートしたり、特定のプチゲームで特殊な動きをすることで達成でき、差し入れを購入するために必要なコインを入手できる。報酬はコインのみなので、難しいと思ったものは飛ばしても特に差し支えはない。
前作は新作プチゲームがありながらも実質的に総集編のような感じであったため、シリーズとしては久々となる完全新作である。プチゲーム集となると、12年前の『
メイドイン俺』にまでさかのぼる。
前作に引き続き、無料でダウンロードできる体験版が配信中である。
ステージの見た目は「テハジメ」に基づくが、あらゆるジャンルからプチゲームが選出されている。また、初めからハイスコアを目指す方式になっており、ボスゲームは無し。ここら辺は前作の体験版の仕様に近い。
もちろん2人プレイにも対応しているため、気になったらダウンロードしてみてもよいだろう。
操作キャラは初期キャラであるワリオ、クリケット、エイティーンボルトと、モナ、カット&アナ、オービュロン。初期キャラ以外は挑戦するごとに1人ずつ追加されていく。
ストーリーモードで あそべ!
ストーリーとしては、新しいゲーム機を開発したワリオ達であったが、さっそくテスト、というところで起動せず、そればかりか突然暴走したゲームの中へ全員吸い込まれてしまうというもので、ゲーム内に現れた「ゲームバグ」を撃退しつつ、ゲーム外へ脱出することが目的となっている。
プロローグは従来のメイドインワリオらしく、急展開かつなかなかシュール。
■セクション1
・テハジメ
担当 |
ワリオ |
ライフアイコン |
電池 |
1周あたりのゲーム数 |
10 |
追加キャラ |
ワリオ ヤング・クリケット エイティーンボルト |
ワリオが作ったゲーム。従来の同ジャンル同様、すべてのゲームにワリオや彼を基にしたものが登場する。
プロローグでは、謎の鼻形隕石にワリオが巻き込まれるが、気にせずゲームを開始する、というもの。隕石を観測した人たちは
どこかで見たことがあるような…
+
|
ボスゲーム:トゲトゲワリオ |
ボスゲーム:トゲトゲワリオ
文字通り当たるとダメージを受ける(=ミスになる)トゲを持った、トゲトゲワリオを倒していく。
第一波、第二波は回転するトゲを持った小型をトゲがない部分を狙って倒していき、第三波目は四角形のボスと対決。四辺のトゲが引っ込んだタイミングで攻撃を3回当てるとクリア。
敵だけでなく背景の火山から飛んでくる火山弾も避けながら(or迎撃しながら)戦わなければならないため、最初のボスとはいえ油断は禁物。
|
・せいかつ
担当・追加キャラ |
モナ |
ライフアイコン |
ハンディモップ |
1周あたりのゲーム数 |
15 |
モナが作ったゲーム。前作で登場したジャンルで、日常に起きる出来事をゲーム化したもの。プチゲームはヘンナノが多く、やはりというべきか鼻の穴にキャラをぶっこむプチゲームもここに収録されている。
プロローグでは、モナーズが滅茶苦茶にしてしまった部屋を片付ける、というもの。
+
|
ボスゲーム:はいそうセンター |
ボスゲーム:はいそうセンター
配送センターでのアルバイトがモチーフのボスゲーム。上のモニターに映し出された見本通りに、4種類の配送品を箱にしまっていく。
一つ正解するたびに時間が一定量回復するので落ち着いて正しい組み合わせを選んでいくべし。間違えたと思った場合は左側にあるゴミ箱に捨てることができる( 大事な品物を捨てるなんてまず始末書ものな気がするが…)。
制限時間はそれなりに長いが、正解した際に時間が全回復するわけではないので総じてあまり長考はできない。
時折 Gが見本を隠すように動き回るが、邪魔な場合は近づくだけで追い払える。
|
・ファンタジー
担当・追加キャラ |
ドリブル&スピッツ |
ライフアイコン |
ツアー客の宇宙人 |
1周あたりのゲーム数 |
15 |
ドリブル&スピッツが作ったゲーム。前作で登場したジャンルだが、SF要素は後述の「テクノロジー」もあるため少な目で、かわりに魔女やドラゴンなどの中世ファンタジー要素、彼ららしからぬ女児向けファンシー系要素が追加されている。
プロローグでは、「ぶっとびわくせいツアー」として宇宙人一行を様々な惑星に連れていく、というもの。
+
|
ボスゲーム:ポセイドン |
ボスゲーム:ポセイドン
海から現れた ポセイドンに狙われた緑色の妖精を仲間のところへ連れていくボスゲーム。
妖精を引き込もうとする触手を攻撃して引っ込めながら仲間たちの閉じ込められたオリをカギで開けてそこに乗せればポセイドンが退治されてクリアとなる。
|
・テクノロジー
担当・追加キャラ |
Dr.クライゴア |
ライフアイコン |
エネルギータンク |
1周あたりのゲーム数 |
15 |
クライゴアが作ったゲーム。その名の通り、さまざまなテクノロジーやSF的なメカが登場する、新登場ジャンル。
プロローグでは、「ホメホメロボット」を開発するが、自分のダンスが褒められなかったため作り直すというもの。
+
|
ボスゲーム:くみたてアーム |
ボスゲーム:くみたてアーム
アームに乗り込んだキャラを操作して指示通りに組み立てを行うボスゲーム。レベル1では寿司、レベル2ではサボテン、レベル3では リンゴやパイナップルを組み立てる。
二人同時プレイの場合、アームの操縦席部分が干渉し合うため、足を引っ張らないように自分の分を乗せたらどいてあげよう。
なお、レベル1の寿司の場合、玉子の代わりに 台所のスポンジ、エビの代わりに 絵の具のチューブ、マグロの代わりに 受話器と到底食べられそうもないものをネタにすることがある。(もちろん、よいこのみんなはマネしないでね!)
|
・ニンテンドー
担当・追加キャラ |
ナインボルト |
ライフアイコン |
ハート |
1周あたりのゲーム数 |
15 |
ナインボルトが作ったゲーム。任天堂ゲームがプチゲーム化したシリーズお馴染みのジャンル。『
ファイアーエムブレム 風花雪月』のお茶会をモチーフにしたプチゲームは発売時に少し話題になった。
プロローグでは、ナインボルトとペットのしゃぎぃが真夜中母親に隠れて新作VRゲームをやるというもの。今作には「ゲーマー」のようなモードは存在しない。
+
|
ボスゲーム:スーパーマリオワールド |
ボスゲーム:スーパーマリオワールド
ご存じ マリオワールドのコースを攻略するボスゲーム。ジャンプや移動ができないキャラでもリングが設置されるので理論上は全キャラで攻略可能。
さらにコースクリア時のMARIOの部分がそれぞれのキャラ名になっているなど本作ならではの作り込まれた部分もありなかなか芸が細かい。
特にクリケットでやるとまんまマリオをプレイしている感覚になること請け合い。
ついでだが、コインやドラゴンコインは全部集めても1UPできないように調整されているので無理して集めなくてもよい。
|
・リミックス1
追加キャラ |
マイク |
ライフアイコン |
トロッコレバー |
1周あたりのゲーム数 |
17 |
せいかつ、ファンタジー、テクノロジー、ニンテンドーのゲームがリミックスされて出現する。
従来のリミックス同様、ボスゲームは初めからレベル3で、周回ごとに違うジャンルのボスゲームに挑むことになる。
■セクション2
・いきもの
担当・追加キャラ |
カット&アナ |
ライフアイコン |
巻物 |
1周あたりのゲーム数 |
15 |
カット&アナが作ったゲーム。動物をモチーフにしたジャンルで、前作にはなかったが、今作にて復活。やはり忍者姉妹が担当する。
プロローグは謎の少年忍者「レオ」によって操られた動物たちを「とりけしのじゅつ」で助けていくというもの。
+
|
ボスゲーム:サファリパーク |
ボスゲーム:サファリパーク
ぶっちゃけ言えば記憶力クイズ。サファリパーク内の動物たちの様子を記憶して、最後に出されるクイズに答える。
レベル問わず全部で3問。しかし動物がいた場所やエサを食べているところなど細かい要素も聞いてくるので記憶しなければいけない情報量が意外と多い。
|
・スポーツ
担当・追加キャラ |
ジミー・T |
ライフアイコン |
ホイッスル |
1周あたりのゲーム数 |
15 |
ジミーが作ったゲーム。サッカーやバスケットボールなどのスポーツをモチーフとしたシリーズお馴染みのジャンル。
プロローグはジミー、クリケット、マンティス、ルールー、ジョー店長がダンスするというもの。
+
|
ボスゲーム:クライミング |
ボスゲーム:クライミング
クライミング(ボルダリング)している人の手足を足場まで運んで登頂を目指す。
足場は一度くっつけると時間経過で砕けてなくなってしまうため、効率よく運んでいかなければならない。
その上、カラスがクライマーをつっついて落とそうと邪魔してくるのでそちらにも要注意。
|
・たべもの
担当・追加キャラ |
アシュリー |
ライフアイコン |
フォーク |
1周あたりのゲーム数 |
15 |
アシュリーが作ったゲーム。食べ物をモチーフにしたジャンルで、『メイドイン俺』ぶりに復活。担当キャラもそちら同様アシュリーである。
プロローグは、おなかをすかせたアシュリーとレッドが襲い掛かってきたマンドラゴラの大群を次々と食べ物に変えていくというもの。
+
|
ボスゲーム:ぶどうジュース |
ボスゲーム:ぶどうジュース
本作屈指の初見殺しボスゲーム。
収穫されたブドウを容器に落とし、潰してジュースにした上で瓶に詰めていく。
しかしこの作業を「なるべくこぼさずに」やらなければならない。(一応、指示も「こぼさず つぶせ!」と言っている。)
ブドウの粒を容器の外に落としたり、瓶のないところで潰したりすると右側の「もったいないメーター」がたまっていき、これが満タンになってしまうと農場主に怒られて失敗となる。
しかし初見の場合はこれに気付かずになりふり構わずブドウをこぼしまくってもったいないオヤジ農場主を怒らせてしまうことが少なくない。
かといって慎重になりすぎると時間切れで瓶に怒られてこれまた失敗となってしまう。
レベル1でさえこれほど高難度なのに、レベル2ではちょくちょく移動する瓶が登場するようになるわ、レベル3ではブドウに混じってハチ(刺されると当然アウト)が飛んで来るわと高難度に拍車をかけてくる。
|
・カルチャー
担当・追加キャラ |
オービュロン |
ライフアイコン |
モアイ |
1周あたりのゲーム数 |
15 |
オービュロンが作ったゲーム。地球の様々な文化をモチーフとした新ジャンル。1000年以上地球にいたまさに歴史の生き証人であるオービュロンにうってつけか。
プロローグは地球の様々な場所(ワリオの家を除く)から様々なものを盗んでいった持ち帰っていったというもの。
+
|
ボスゲーム:タワーブリッジ |
ボスゲーム:タワーブリッジ
ロンドンの名所をモチーフとしたボスゲーム。 当然ながら某超人は無関係。
船が橋にぶつかったり、車が落ちたりしないように橋を上げ下げして全て渡らせきるのが目的。
奥からくる船(およびレベル2から登場する水上飛行機)は全部で4種類。それぞれランプがついてから当たり判定が出る間隔が違うので覚えておこう。
スタート時に出てくる鳥はゲーム中も時折飛来して不必要に橋を上げようとしてくるので、車が通っている(or通りそうな)場合は慌てずどかすべし。
スティックを下に入れ続けなければならないため、珍しく空中タイプのキャラが地上タイプよりも不利になるゲームでもある。
|
・リミックス2
追加キャラ |
ファイブワット |
ライフアイコン |
トロッコレバー ※リミックス1と同じ |
1周あたりのゲーム数 |
19 |
いきもの、スポーツ、たべもの、カルチャーのゲームがリミックスされて出現する。ボスゲームが1周目からレベル3なのはリミックス1と同様。
地味にリミックス1よりも周回あたりのステージ数が多いうえ、ただでさえ難しいぶどうジュースが1周目からレベル3で登場するため、初回クリアの難易度はかなり高い。
・ナンデモアリ
担当 |
バグワリオ |
ライフアイコン |
救急箱 |
1周あたりのゲーム数 |
19 |
ワリオが作った恒例の最終ステージだが、ゲームバグの中でも最も強力な「キングバグ」に侵入されて乗っ取られてしまった!初めからキャラ選択は任意。
大量のゲームバグがステージの中のワリオを取り込んで誕生したバグ融合体「バグワリオ」に挑むことになる。
ゲームの途中で攻撃を加えてくるため、インターバルでも注意が必要。従来の同ジャンル同様、すべてのゲームにワリオや彼を基にしたものが登場する。
+
|
ボスゲーム:トイレチェイス |
ボスゲーム:トイレチェイス
逃げる便器を追いかけて捕まえるという、わけのわからない展開のアクション系ボスゲーム。
洞窟の奥まで追いかけたり、追いついたと思ったら火山が噴火したりと衝撃のハプニングが次々と襲い掛かる、
|
初めてバグワリオを倒した際、元凶であったキングバグも懲らしめられた。しかし結果としてステージがより面白くなっていたこともあってか、キングバグがワリオによって見逃されたことでバグワリオも健在。周回を重ねるたびにレベル2の青色・レベル3の緑色のバグワリオが再出現するようになる(ちなみにレベル1は紫)。
ゲームバグを退治してすべてのエリアを浄化した後、「ゲームをつかさどるもの」が現れ、増殖したバグを除去してもらうためにワリオ達をゲームの中に吸い込んだことを明かした。彼により出口が開かれ、無事脱出できた。
結局のところ、ゲームバグ大発生の原因は、製造中のバグをワリオが放置していたためであったことが発覚。それを知ってカンカンに怒った仲間たちにワリオは追い回されるハメになったが、その際何人か足りないことに気づいた。取り残された仲間を見つけ出すため、一行は再びゲームの中へ飛び込むことに。
■セクション3(エンドレスタワー)
再び現れた「ゲームをつかさどるもの」によって、取り残されている3人はゲームバグとは別の何かによって囚われていることが分かった。そのうちの一人がエンドレスタワーの一つにいることが判明し、ワリオたちはさっそくタワーに突入する。
…というわけで、従来シリーズではサブ扱いだったエンドレスタワーが、今作ではストーリーとして登場することに。
・ごちゃまぜ
追加キャラ |
レッド |
ライフアイコン |
バナナ ※以下、エンドレスタワーは共通 |
1周あたりのゲーム数 |
18 |
これまでのゲームがすべてミックスされたステージ。レベルは1からだが、1回ごとに微妙に加速していくためなかなか息がつけない。
ボスゲームはないため、初回は18スコア到達がノルマとなっている。
初回クリア後にレッドたちをさらったとされるでかい影が高速で一行の前を横切っていく。その際にとある宝を落としていったことで、それまで乗り気でなかったワリオは残りの仲間救出に(お宝目当てで)やる気になった。
・げきむず
追加キャラ |
マスター・マンティス |
初回ノルマ |
10 |
ごちゃまぜ同様全ゲームがミックスされたステージ。レベルは1で固定だが最初からゲームスピードが非常に速く、クリアごとにどんどん加速していくため反応力が求められる。
・スリリング
ごちゃまぜ同様全ゲームがミックスされたステージ。レベル3固定かつ最初からライフ1というまさにスリリングな難易度。スピードアップの難易度上昇がないため、ゲームの攻略法が頭に入っていればかなりスコアを伸ばせる。
以降、さらなるネタバレ注意!
■セクション4(最終エリア)
何者かに捕らえられた仲間は全員救出したが、これまでに入手した宝を3つ組み合わせると何かが起こるという情報を得たワリオは組み合わせる手段を考えることに。そんな中、クライゴアは孫娘のペニーに協力を要請することを提案した。
追加キャラ |
ペニー |
ライフアイコン |
スパナ |
1周あたりのゲーム数 |
15 |
ちょうどその時完成したばかりの新発明「ジェットタンク1ごう」の試運転をしていたペニーは、祖父の要請を受けてさっそくワリオカンパニーまでひとっとびの上ゲームの中へ飛び込み、プチゲームに挑みながらワリオ達と合流することに。
操作キャラがペニーのみに固定されている唯一の単独キャラステージ。そして久々となるボーカルステージである。アイドル志望であった彼女だが、ようやくテーマソングを手に入れたもよう。この曲は本作のbgmの中でも非常に人気が高い。しかしながらこのステージなんと本作最高難易度と呼ばれやすい
理由は以下の通り
- ボスステージがないそのため、回復する手段がないため実質4回ミスすれば終わりである。
- ペニーの操作のクセが強く、なおかつ操作キャラはペニーで固定そのため運次第では最初に不得意なプチゲームが出できてライフを持っていかれることも多い。
結果、ストーリーミッション全クリアの大きな鬼門となっている。
今作のラストステージ。
ペニーによって宝の組み合わせ方法が分かり、さらにその宝を利用すると、天高く豆の木が生え、道が出来上がった。
登った先で、3人の仲間をさらった元凶「P」が待ち構えており、ワリオたち全員で「P」と対決をすることに。
「P」との対決は、仲間それぞれが「P」が出す目玉と対決する方式。最後のワリオを除き、キャラの順番はランダムである。
倒すごとに外殻にひびが入っていき、最後は
外殻が破って赤い本来の体を見せた「P」とワリオが直接対決。トゲを吐き出したり、ベロを伸ばしたり、トゲを生やして体当たりしてきたりと多彩な攻撃をかわしつつ目を攻撃、最後にベロの先に現れた目を攻撃すれば勝利となる。
一度でもキャラが倒される・時間切れになると即ゲームオーバーであり、なかなかシビアである。
■エピローグ
激闘の末敗れた「P」は、見覚えのある赤いトリの姿になった。「P」の正体は人気ゲームの主人公「ピョロ」だったのだ。ワリオのゲームに遊びに来ていたが、イタズラのつもりかレッド達をさらったり、ワリオ達に攻撃を仕掛けたりしてきたようだ。
ワリオは宝はないのか尋ねるが、ピョロはそんなものを持っていなかった。ワリオがショックで悔しがる中、マンティスによって(半ば強引に)物語が締めくくられ、どさくさ紛れに最後のキャラとしてピョロが仲間に加わる。
こうしてストーリーは完結し、感動(?)のキャストロールへ。しかし最後のメッセージにある通り、ゲームはここからが本番なのだ!
ちなみにこの後、スタッフクレジットがストーリー内に追加される。クレジット内ではワリオ達を動かして、スタッフの名前と肩書を動かすことができる。全ての肩書と名前を画面外に出すと、ミッションの一つを達成できる。
キャラクターを うごかせ!
今作で操作できるキャラクターは15人(+α)だが、うち4人は(一部モード除き)それぞれ1P、2P専用で、操作方法も対になっている。実質的に13人(+α)といえる。
キャラクターのデザインに関して、『ゲーム&ワリオ』以降キャラデザが度々変更され安定していなかったが、今作においては、前作『メイド イン ワリオ ゴージャス』のキャラデザが続投している。
前作から存在するキャラボイスに関しても健在だが、フルボイスだった前作と異なり、ムービーでは台詞が控えめ、会話シーンでも掛け声程度になっている。
ゲームの中に吸い込まれた、という設定のためか、キャラクターによっては飛行可能になったり、いくらでも物を投げられるようになったりと、特殊能力を獲得しているキャラも。
ストーリーをクリアすれば差し入れの購入とプレゼントができるようになる。キャラクターは差し入れによって役職がアップし、カラーリングやイラストギャラリーを解放できる。
カラーリングの中には特殊なボイスになるものも。目安としてはレベル15程で、イラストギャラリーを全て開放でき、レベル30まで到達すれば全てのカラーリングを使えるようになる。
役職名は、レベル15まではいたって普通なのだが、20以降にもなると「生命の頂点」、「太陽系の王者」、果ては「万物の始まり」とどんどん規模が大きくなっていき、Lv30以降は「伝説の存在(+n)」となる。役職ってなんだっけ…。
差し入れアイテムはゲーム内コインで購入するほか、コインで回す「ガチャコロン」によってランダムで入手することも可能。キャラの好みによって、上昇幅が増えたり減ったりするので、キャラの紹介文や差し入れアイテムの説明文を見て、好みを予測しよう。誰が呼んだか「おしにみつぐ メイドインワリオ」。
操作キャラクター
・表の見方
キャラクタータイプについて |
地上タイプ |
重力の影響を受け、たとえ空中を移動できるキャラでも操作がないと自然に落下する。 |
空中タイプ |
重力の影響を受けず、空中を自在に上下左右に移動できる。操作がなくても落下しない。 |
アクションタイプについて |
近接 |
接近しつつ攻撃する。威力が高く設定されているものが多い代わりに、 触れたらダメージのオブジェクトや攻撃には無力。 |
シュート(単発) |
遠距離攻撃。単発だが威力が高く、オブジェクトを強く押すことができるものが多い。 |
シュート(連射) |
遠距離攻撃。一発の威力は低いが連射ができる。重いオブジェクトも頑張って連射すれば押せる。 |
加入条件 |
初期 |
キャラクタータイプ |
空中 |
アクションタイプ |
近接 |
操作 |
スティック:空中移動 ボタン:タックル |
ご存じ金銭欲ブリブリな、我らがワリオカンパニー社長。
(何故か)ジェットパックによって飛行可能となり、さらにタックルにより左右に攻撃することが可能となっている。
性能に関しては、上下左右に飛行可能というだけでもメリットとなり、本人のキャラの割にクセも少ないオールラウンダー。
一方でタックルという物理攻撃ゆえに、触れたら失敗のオブジェクトや攻撃に気を付ける必要がある。
横方向にしか攻撃できないため、縦方向への対応に乏しいのも欠点。
・ヤング・クリケット
「強くなるぞ!」
加入条件 |
テハジメの途中から |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
近接 |
操作 |
スティック:左右移動 ボタン:ジャンプ |
肉まん大好きなカンフーボーイで、マリオ関連のシリーズとしては珍しい美青年キャラ。高くジャンプし、頭突き攻撃が繰り出せる。要はマリオ
クセが少なく扱いやすい…と思いきや、空中を自由に移動出来るキャラクター達には及ばずスピードが上がると結構制御が難しい。
ナインボルトのニンテンドーステージのマリオシリーズモチーフのプチゲームをやるとかなり原作をやっている気分になる。
ギャラリーでは幼少時代の姿を見ることができる。
加入条件 |
テハジメの途中から |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
シュート(連射) |
操作 |
スティック:エイム ボタン:ディスク投げ |
ナインボルトの親友、ラップとレトロゲームをこよなく愛する小学生。ただし見た目は高校生や大人にしか見えない。頭の上のディスクをいくらでも投げられるようになり、投擲してプチゲームを攻略する。
自力では普通の移動が出来ない(
というより動こうとしない)というワガママな性能。どうしても移動が必要なプチゲームではリングが出てくるため、これにショットを当てることでリングに掴まって移動できる。連射も可能なため慣れてしまえば使いやすい。
ギャラリーでは、『
ワリオランドシェイク』以来の登場となる「ワリオカー」を背景にサーティーンアンプとの2ショットが描かれている。
・モナ
「モナモナム~!」
加入条件 |
「せいかつ」クリア |
キャラクタータイプ |
空中 |
アクションタイプ |
シュート(単発) |
操作 |
スティック:空中移動 ボタン:ブーメラン |
バイトに明け暮れる変なもの好きな女子高生。ワリオにあこがれる一面も。ホバーバイクが止まらなくなってしまったが、唐突に登場したブーメランを自由に動かすことが出来る。
キャラ性能は、飛行こそ可能だが止まることが出来ない癖の強さがある。ブーメランを動かしているときは本人は動かないため、それを覚えておこう。
ギャラリーでは、歴代衣装を身にまとった姿を見ることができる。
・ドリブル&スピッツ
「ドリブル・ドライブ!」「スピッツ・スピード!」
加入条件 |
「ファンタジー」クリア |
キャラクタータイプ |
空中 |
アクションタイプ |
シュート(連射) |
操作 |
スティック:空中移動 ボタン:バズーカ |
SF好きな獣人タクシードライバーコンビ。ミニタクシーで自由に飛び、バズーカを放つ。後輩のドリブルは1P専用で右に砲弾を発射、先輩のスピッツは2P専用で左に砲弾を発射する。
性能に関しては自在に飛べるのが強力だが、一方にしか攻撃できないという欠点を持つ。
ギャラリーでは
あるシリーズではおなじみのマスターが経営しているバーで一服している様子が見られる。
・Dr.クライゴア
「クライゴア・クライシス!」
加入条件 |
「テクノロジー」クリア |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
近接 |
操作 |
スティック+ボタン:空中遊泳 |
様々な発明品を開発し、ワリオたちに協力してきた天才科学者。衣装が前作から変更され、初代などに近くなっている。浮き輪が発明品なのか、自由に空中を「泳ぐ」ことが可能。
空中のみならず水中でも動きが鈍らず移動できるが、その操作はクセのあるものとなりかつ全体的に緩慢なものとなっているので、スピードが上がってくるとやや厳しいか。ワリオのように直接攻撃なのも注意。
ギャラリーでは、赤ん坊だったころの孫のペニーを追いかける姿を見ることができる。(実は彼女はこの頃からメガネをかけていたらしい)
加入条件 |
「ニンテンドー」クリア |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
シュート(単発) |
操作 |
ボタン:ヨーヨー |
ニンテンドーマニアでDJが得意な小学生。移動手段のスケボーが自由に止まらなくなったが、ヨーヨーを真上に投げるという能力を獲得した。
性能に関しては自由に止まれないうえにヨーヨーは真上にしか攻撃できないなど、本作随一の超上級者向けキャラ。ヨーヨーの威力が高いのが強みか。こちらも空中に移動したい時にはリングを使う。
後述のワリオカップ第1回の対象キャラとなっている他、苦手表記されたプチゲームが図鑑で数多見つかる。操作の難易度はほぼ公認のようだ。任天堂ゲーム盗作のツケか?
一部のサブゲームでは投げたヨーヨーが巨大化するという露骨な強化がなされている。
・マイク
「オンステージ デス!」
加入条件 |
「リミックス1」クリア |
キャラクタータイプ |
空中 |
アクションタイプ |
シュート(連射) |
操作 |
スティック:空中移動 ボタン:音符発射 |
クライゴアが制作したカラオケロボット(ただし音痴)。今作では脚部がバーニアか反重力装置のようなものに換装されて浮遊することができ、上方向に向けて音符を発射する。
自由に飛べるが一方向にしか攻撃できないという点はドリブル&スピッツと似たような感じだが、攻撃方向の関係上重いオブジェクトを横に押すのはちょっと苦手。
その性質上、後述するリフティング人生とは非常に相性が良い。
ギャラリーでは、
某ギャグマンガの悪役のような感じの操縦式ロボットに改造された姿が描かれている。
・カット&アナ
「任務開始!」
加入条件 |
「いきもの」クリア |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
近接+シュート(連射) |
操作 |
スティック:左右移動 ボタン:スリケン手裏剣投擲 |
生き物が大好きな双子姉妹の幼稚園児忍者。飛び跳ねながら移動し、1P専用のカットは右に、2P専用のアナは左に手裏剣を投げる。
キャラ性能に関してはナインボルトを90度傾けたような上級者向けで、こちらも苦手表記されたプチゲームが多い。
ジャンプの頭突き&踏みつけと手裏剣の2種類の攻撃が可能だが、飛び跳ねながら移動するためジャンプ攻撃の暴発に気を付けたい。
ギャラリーでは、彼女たちの和服姿が描かれている。
・ジミー・T
「Let's Dancin'!」
加入条件 |
「スポーツ」クリア |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
近接 |
操作 |
スティック:エイム ボタン:ダイブアタック |
ワリオの幼馴染でメールチェックが趣味のダンサー。向いている方向に体当たりが可能。
性能は体当たりでしか移動できないため小回りが効きにくいが、慣れれば素早い連続攻撃が出来るようになる。
ギャラリーでは『さわる』以来となる(ゲーム外含めば前作のPVでも出ている)彼の家族が登場する他に、ネコ達と
あるシリーズのマスターが経営しているバーに通う姿を見られる。
加入条件 |
「たべもの」クリア |
キャラクタータイプ |
空中 |
アクションタイプ |
シュート(連射) |
操作 |
スティック:空中移動 ボタン:魔法弾 |
可愛いものとお菓子が嫌いな魔法少女。と言いつつ彼女のプチゲームにはお菓子がバリバリ出てくる。
ゲームの中だからか、本来レッドが変身するほうきと杖を単独で召喚できるように。魔法を使って攻撃できる。
自由に飛ぶことが出来るだけでも強みなのに、向いている方向に連続で魔法を放てるなど汎用性が高く、欠点は向きの変更で隙が生じることくらい。ぶっ壊れその1。
ギャラリーでは、髪を下ろしている珍しいイラストが見られる。ファン必見。
・オービュロン
「ギャラクティックデース!」
加入条件 |
「カルチャー」クリア |
キャラクタータイプ |
空中 |
アクションタイプ |
シュート(?) |
操作 |
スティック:空中移動 ボタン:トラクタービーム |
地球侵略しに来たIQ300の宇宙人。年齢は恐らく2021歳。UFOを利用して、さまざまなものを
スポスポスポスポ吸い込むことが出来る。
性能は空中で自由に移動できるうえに、吸い込みでアイテムを獲得したり障害物を吸い込んだりすることが可能、さらに壊してはいけないオブジェクトは大抵壊さないように吸着できるなど強力。
ぶっ壊れその2。弱点は真上に攻撃できないことか。
ギャラリーでは
人間の女性に変装した姿を見ることができる。
・ファイブワット
「さあ、やるわよ!」
加入条件 |
「リミックス2」クリア |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
近接 |
操作 |
スティック:幽体移動 ボタン:ワープ&衝撃波 |
ナインボルトの母。優しいが、怒ると怖い。「(こっそり)ゲーマー」の神出鬼没能力に由来して幽体離脱&瞬間移動という衝撃の固有能力を引っ提げており、寝ながら幽体のみ移動させた後、ワープと共にあの鬼のような形相で怒鳴りつけ、その際の衝撃波で近くのオブジェクトを吹き飛ばす(さすがに「ゲーマー」の時ほど怖くはない)。
ナインボルト曰く幽体離脱が得意らしいので、下手したらゲームの世界外でもこの能力を持っている可能性がある。
壁や他のオブジェクトに重なってさえいなければどこであろうと一瞬でワープできるため、特定のエリアやアイテムまで移動するタイプのプチゲームでは最強と化すが、本体が基本寝ており直接動かすことが出来ないがため特定のオブジェクトを動かすタイプのプチゲームに関してはかなり苦手と非常にピーキーな性能。
ギャラリーでは、赤ん坊のころのナインボルトを抱く、微笑ましいイラストを見ることができる。
・レッド
「やったるでぇ!」
加入条件 |
「ごちゃまぜ」クリア |
キャラクタータイプ |
空中 |
アクションタイプ |
シュート(単発) |
操作 |
スティック:空中移動 ボタン:爆弾投下 |
アシュリーの使い魔。単独でのプレイヤブルは本作が初。爆弾を落とすという能力を獲得している。
爆弾は下方向のみである上に単発だが、爆風がそれなりに広く威力も高い。しかしオブジェクトに当たらないと爆発しないので、外すと隙ができる。
・マスター・マンティス
「死を覚悟して挑むぞ!」
加入条件 |
「げきむず」クリア |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
近接 |
操作 |
スティック:左右移動 ボタン:ジャンプ ボタン長押し:天井張り付き |
クリケットの師匠。非常に強力らしいが、戦っているところを見た人はいない。
キャラ性能としては、クリケットの動作に加え天面に張り付くことが出来、一見上位互換のようだが、張り付きが隙につながることもあり、一長一短。
ギャラリーでは彼の若いころの姿が描かれており、後ろには幼少期のヤングクリケットと弟子らしき子供が別に2人いる。
1人は
とあるシリーズに登場していたような…
・ルールー
「レッツゴーゴー!」
加入条件 |
「スリリング」クリア |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
近接 |
操作 |
スティック:左右移動 ボタン:ホバリング 空中で↓:ヒップアタック |
ラックス村の自称勇者の女の子。前作でワリオと敵対していたが、その後に公開されたPVで和解したようだ。
…が公式サイトの会社案内(という名のゲームの取扱説明書)では何故自分がワリオの手伝いをしているのか疑問を持っていたり
ワリオに救出された際は悔しがったりとワリオに対しては未だに対抗心がある様子。
リボンをプロペラのようにして空を飛べるうえ、真下にヒップアタックを繰り出せる。前作の武器はどうした?
地上移動は遅く空中移動はクセがあり縦方向にしか攻撃できないため、慣れるようにしていこう。
ギャラリーでは、彼女のおっさんくさい寝間着姿が見られる。
・ペニー
「ペニっと頑張ります!」
加入条件 |
「ペニーミックス」クリア |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
シュート(連射) |
操作 |
スティック:水噴射・反動で逆方向に移動 ボタン:空中静止 |
クライゴアの孫娘。自身の研究所で発明品「ジェットタンク1ごう」を作っていたため今作の事件には巻き込まれなかったが、クライゴアに知恵を貸すよう救援を求められゲームの中へ。「ジェットタンク1ごう」の力で水を操る。
性能としては、同じく弾を発射するドリブル・アシュリーとは比べ物にならない連射力を誇る。しかし水の反動で移動をしなければいけないため、操作は中々難しい。空中固定をうまく使えるかがカギ。また火を消す・水を必要とするゲームでは直接放水してクリアするなど、一部のゲームでは変わった攻略が可能。得意と苦手がはっきりしているキャラといえる。
紹介映像で全員集合したイラストにはペニーが居らず、サブキャラ落ち・リストラ等の冷遇が噂されていたが、真相はその真逆であった…
ギャラリーを全開放することで先述の専用ステージのボーカル曲を聴けるようになる他、アイドル服やタンクトップの姿を見ることができる。スタッフの趣味だろうか
+
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衝撃の最後の隠しキャラ |
・ピョロ
「ピョロロ~ン!」
加入条件 |
「VS Pバトル」クリア (=ストーリークリア) |
キャラクタータイプ |
地上 |
アクションタイプ |
シュート(単発) |
操作 |
スティック:左右移動 ボタン:ベロを伸ばす |
メイド イン ワリオシリーズ誕生の発端となった大ヒットゲーム「PYORO」(鳥とマメ)の主人公。そして本作の ラスボスも兼ねる。
どうやって入り込んだのか、ワリオの最新ゲームに「ちょっと遊びに来た」そうだ。「ピョロ」としか鳴かないので、レッドが通訳しないと何を言っているかはわからない。
それまでは隠しゲームとしてシリーズ内に出現していたPYOROシリーズだったが、本作でとうとう本人(本鳥)が直々にワリオと出会い共演することになった。
キャラ性能は原作ゲームのように左右に移動して斜め45度にベロを伸ばす。ジャンプができないので、空中移動は27ボルトコンビ同様リングを使う。
ベロは壁や天井で反射するので「取れそうもないところにオブジェクトが出て詰む」ことは決してないが、反射を考慮することが必須のプチゲームもあるためかなり癖が強い。
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その他のキャラクター
久々の登場となるモナのペットで、象、豚、猿の3人組。4.1号、4.2号、5号は…デザインが変更され、特に3号(猿)はかなりかわいらしくなっている。
従来シリーズではモナバイクの中に住んでいたが、今作ではモナの家の中で暮らしているようだ。
クライゴアが制作したお掃除ロボット。かつて捨てられた恨みからクライゴアを襲った。前作の彼のストーリーのラストでクライゴアの元へ戻っており、今作ではクライゴアの助手や、ペニーの助手も務めているようだ。
ナインボルトのペット。去年生まれたが、小動物故に成長が早く、すでにオッサン。
ナインボルトのステージで彼と共にゲームで遊ぼうとしているほか、後述の「キャラチェンファイト!」の進行を務めている。また、プチゲームの中に登場することも。
女子高生ラッパー。前作では子供から3DSを奪う悪党だったが、エイティーンボルトとのラップバトルに負けて以降改心したのか、ナインボルトステージでエイティーンボルトと共に踊っている。小学生男子にまぎれる女子高生って…
謎の少年忍者。人々と動物が仲良く暮らす「イナカド村」を襲撃し、「あやつりの術」で動物たちを操り、食べ物などを奪ったりしていた。
その後駆け付けたカット&アナと対決。「まぼろしの術」でジャングルの幻覚を見せたり、ライオンに変身したりしている。
カット&アナのギャラリーのイラストを見る限り、一応は和解したようだ。
モナのバイト先の店長の犬。今作ではモナのステージではなく、ジミーのステージで登場し、クラブで筋トレを披露するも、客の反応が乏しかった。その後はジミーらとダンスを踊っている。
カット&アナが挑んだフードファイター試験のお題を持っていた、寝ている間も隙が無いお婆さん。オービュロンにさらわれたが、平穏を保っていた。
前作でルールーと仲良くなった犬。今作ではコトブキさんと共にオービュロンにさらわれている。
バラエティーで あそべ!
バラエティーモードでは、サブゲームや対戦ゲームで遊べるようになっている。今作のサブゲームは、いずれもキャラクターを操作して遊ぶ方式になっている。
今作のサブゲーム、対戦ゲームの一部を紹介する。
サブゲーム
プチゲームを大幅パワーアップさせたもの。ひたすら巨大なサッカーボールをリフティングする。途中で雨風が降ってくるため要注意。
ワリオカンパニーの社員として、ライバル社員をよけたり倒したりしながら契約書を集めていくアクションゲーム。途中でアイテムを獲得することでキャラチェンジが可能で、その時ボーナススコアも手に入る。
スマブラの組み手のようなゲーム。ひたすら現れる雑魚化した他キャラクターを蹴散らそう。時々ボスも出てくるが、ボスを倒すと体力が回復する。
対戦ゲーム
各キャラの攻撃で5カウント以内に相手にボールを返し続ける。地面についてしまったら相手の得点。カウントが3より少なくなると、低い弾道で飛ぶスマッシュも可能。
同じキャラ、同じプチゲームで遊び続け、先に体力が尽きたら負け。2人プレイ専用。
プチゲームを2人でプレイ。クリア時にその貢献度が高い方にポイントが付与されていき、先に5ポイント取れば勝ち。
『あつまれ!!メイド イン ワリオ』で登場したゲームのリメイクで、1人がプチゲームをプレイ中に残りのプレイヤーが風船を膨らませていき、風船が割れたときにプチゲームをしていたプレイヤーが負けとなる。
専用のミニゲームを遊び、勝った人が旗を立てる。その旗で三角を作り、より大きなものを作った者が勝ち。
プチゲームの入ったパックをホッケーの要領でゴールさせる。ゴールを決めたものがそのプチゲームをプレイでき、それ以外のものは画面に攻撃して邪魔をする。プチゲームに成功するとゴールしたプレイヤーに、失敗するとそれ以外のプレイヤーに少しだけポイントが入る。
ランダムでキャラクターが交代していく中で戦っていく格闘ゲーム的なモード。このモードの進行はしゃぎぃが担当する。
タイトル画面では、萌えアニメ風デザインの全キャラが並んでいる。
どこかで見たことがあるような...
たかみを めざせ!
ワリオカップでは、毎週出される様々なお題に応じてプチゲームをプレイしていく。指定プチゲーム数でスコアアタックやタイムアタックをしたり、失敗するまで挑み続けたりと競うものも様々。上位になるほどコインが沢山手に入るほか、豪華なさしいれももらえる。
よだんを よめ!
本文中にも何度か出てきている通り、リズム天国シリーズからのカメオ出演が多い。
これは、メイドインワリオシリーズのプロデューサー坂本賀勇氏がリズム天国シリーズの共同プロデューサーを担当している事(ちなみに、リズム天国の企画プロデューサーのつんく♂氏もメイドインワリオプレイヤーであることを公表している)開発スタッフも同じであることが理由。キャラクターデザイナーも同じスタッフであるため、キャラクターの雰囲気も似ている。
リズム天国シリーズはいわばメイドインワリオシリーズの従弟にあたる作品なのである。
世界観が固まっているマリオシリーズだとここまでのカメオ出演は難しかったかもしれないが、このように世界観を自由に共有し得ているのはワリオシリーズならではと言えるかも。
追記・修正はゲームの中に吸い込まれたことがある人にブリブリッとお願いするぜ。
- 最近、メイドインワリオ系の項目がよく立つね。このゲームはキャラによって性能が変わるけどモナやナインボルトみたいに常時動くキャラは慣れるまで結構苦戦した。 -- 名無しさん (2021-09-21 00:55:06)
- もし追加キャラがあるならしゃぎぃ、クリナ、サーティーンアンプ、レオ辺りが候補になるか -- 名無しさん (2021-09-21 07:23:34)
- 最初何故か知らんがこのゲームのタイトル自体に一時期吹いてた事がある。「おすそわける」って…www -- 名無しさん (2021-09-21 21:06:42)
- みんなに言いふらしたいことがある。パッケージのワリオのズボンは「お裾、分ける」から来てるんじゃないかと。 -- 名無しさん (2021-09-22 00:14:12)
- アシュリーとオービュロン、どっちが最強かについてだけど、得意ステージが多いオービュロンより苦手ゲームがまったくないアシュリーの方が強く感じる。 -- 名無しさん (2021-09-22 01:02:13)
- 満場一致の最強キャラがアシュリー、満場一致の弱キャラはナインボルトな感じがする -- 名無しさん (2021-09-22 10:32:25)
- 次点がオービュロン(強の方)、カット&アナ(弱の方)も -- 名無しさん (2021-09-22 22:08:31)
- キャラ選択の部分、もうひとり分位あいてない? -- 名無しさん (2021-09-22 23:41:57)
- ↑8 キャラ選択画面のオマカセ枠を縮めれば2キャラ分の空きは確保できそう -- 名無しさん (2021-09-23 00:16:51)
- おぉー見やすくなってる -- 名無しさん (2021-09-24 08:58:27)
- パッケージのワリオを見た時、自分はワリオが「ぎゃははははっ!!!」って笑ってるように見えたから腹筋が死んだ事あった。実際は多分股が裂けそうになってるだけだと思うが… -- 名無しさん (2021-10-01 19:11:32)
- 新キャラのレオは描写が少なすぎてどういうキャラなのかわからん。カットのイラストを見るにやんちゃ小僧っぽいけど。 -- 名無しさん (2021-10-09 01:23:32)
- 役職名はワリオランドのED分岐思い出した -- 名無しさん (2021-10-09 13:05:43)
- ワリオカップだとクリケット、モナ、ジミー、クライゴア辺りは使い勝手の割にレートが高めで重宝してるわ。アシュリーも強キャラにしてはそこまで低くないし。 -- 名無しさん (2021-12-18 22:02:11)
- 9ボルト<マイク カット<ドリブル キャラごとにメリットがあれば買おうと思ったんだけどな -- 名無しさん (2023-02-17 19:16:57)
最終更新:2024年01月03日 12:12