サルゲッチュ3

登録日:2022/04/05 Tue 00:35:00
更新日:2025/06/22 Sun 21:19:18
所要時間:約 20 分で読めます


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2005年 Dr.トモウキ MESAL GEAR SOLID:SNAKE ESCAPE PS2 PS3 PlayStation2 PlayStation3 SCE TV 「ウキキッ!」「うーききー」 ずっと売れ切れになる「おみくじ」 ふたつの楽園計画 へそ出しマジンダンサーサヤカ へんしん ガゲル クロスオーバー ゲーム サトル サヤカ サヤカゲッチュする人続出 サヤカファンクラブ サルゲッチュ サルゲッチュ3 サルシネマ スパッツ スペクター ソニー ダブル主人公 テレボーグ ナマケモノ ビガル ピポサル ピポトロン プリンメカヨンク プレイステーション2 マジンくん メサルギアソリッド ラチェット&クランク ラチエツト ローアングルへんしん 事実上の最後のナンバリング作品 最速BEST化 杜撰なゲームバランス 杜撰なパンツ配色 無限ジャンプバグで最強と化すピポサルへんしん 番組 肝心の隠しサルの事が記載されてない攻略本 自重しないパロディ 自重しないパロディ←サル絡みはむしろ失速気味 逆ゲッチュ


「ピポサルをつかまえて おサルな番組を止めさせろー!」

『サルゲッチュ3』はソニー・コンピュータエンタテインメントから2005年に発売されたゲーム。媒体はPlayStation2


<あらすじ>

ヒカルに捕まったはずのスペクターが再び立ち上がり、今度はトモウキと手を組んでピポサル主演のテレビ番組を次々と立ち上げ、カケル達をはじめとした視聴者がナマケモノ状態になってしまう。
この様子を見て困り果てたナツミはハカセの元助手であるアキエに伝言を入れ、ガチャメカを転送した。
こうしてサトルとサヤカの冒険がはじまったのであった。

■概要

前作のシステムを継承させ、新たに2人の主人公やへんしんシステムが登場。

あらすじの通り今回はテレビ番組が題材であり、旧作でもよく見られたパロディが今まで以上に仕込まれている。
ウッキーファイブも主演作品に合わせた服装にリファインされ、必殺技にカットインが表示されるようになった。

また、ある条件を満たすと『METAL GEAR SOLID』とのコラボ作品『MESAL GEAR SOLID:SNAKE ESCAPE』が遊べるようになる。

事実上、本作がシリーズ最後のナンバリングタイトル作品となっている。
廉価版であるベスト化が異様に早かった事でも知られており、通常版を購入した一部のユーザーの神経を逆なでしたりも

また、初代ナンデココニいせきがとんでもマウンテンに
サルバト〜レパチンガー予選がウエスタンビレッジに
それぞれのBGMのアレンジが使われている一種のファンサービスもある。

■登場キャラクター

  • サトル
CV:竹内順子
主人公。アキエの家で暮らしている。
好きな科目は体育と給食
サヤカが既に小学生にしてアイドルというとんでもないことになっている一方、彼はサヤカから「運動だけは得意」と言われるなど、良くも悪くも普通の少年の模様(後述するゲーム中での超人ぶりはともかく)。

ゲーム中では常に野球のユニフォームを着ている(背番号は3)。
年相応にかっこいいものを好んでいるらしく、ウッキーホワイトのドラゴン型ロボを絶賛した。
スポーツ好きということもあってか運動神経は抜群で、ゲーム中でもサヤカより走力とジャンプ力が高い…とされるが、普通に遊んでいれば気にならない誤差レベル。
サヤカと違って特定のピポサルを足止めすることもできずガチ戦闘を強いられ、ボスはカタくて攻撃も苛烈になる。
とはいえ、本作はそもそもの難易度がシリーズの中では割と低めなので、ゲームに慣れてきた人や旧作経験者など、緊張感のあるプレイがしたい人はこちらを選ぼう。
また、RTAやTASなら僅かとはいえ移動が早いサトルを使うのが定石。

サヤカ共々、例によって素で2段ジャンプが出来、更にズガガ銀河最強の携行火器であるランチャーNo.8のフルバーストが直撃してもビスケット1枚のダメージで済むという、最早超人すら通り越した何か。

  • サヤカ
CV:野中藍
もう一人の主人公(ナンバリングタイトルでは初の女性主人公)。サトルの双子の姉だが、二卵性双生児なので見た目はあんまり似ていない。
本職はアイドルで、代表曲は『HAPPY☆センセーション』。
彼女のファンクラブに入っているピポサルも存在し、サヤカに気づくとメロメロになって一切の行動を取らなくなる。ただし、ファンクラブのサルでも怒って攻撃してくる個体もいるので注意が必要。
彼女を選ぶとボスの耐久力も少し下がるため、初心者向け。
要するにイージーモードに相当するキャラである。

「女は度胸だ」と言わんばかりになかなかに勇ましい面を見せることが多い。その反面、スペクターの見え見えのワナに引っかかったり、ドアを勢いよく開けてはサトルにぶつけたりと天然ボケ属性持ちでもある。

変身衣装がどれも可愛らしい。
対象年齢を鑑みてかスカートの下にはスパッツを履いているが、これはこれでそっち方面の愛好家に喜ばれている

ついでいうと、前作のハルカよりおっぱいがおっきめだったりして、
当時のお絵かきBBSはそのバストを強調してロリ巨乳と言って差し支えないぐらい盛られたイラストがちらほらあった。

もちろん、彼女も例によってランチャーNo.8フルバーストが直撃してもビスケット1枚で済む超人。
あとダメージボイスが中々エロい。ピポサルにメロメロビームを浴びせられ、メロメロになったサヤカも必見。

  • アキエ
CV:大原さやか
過去作のナツミやハカセに代わってオペレーターを務める女性科学者で、サトル達の叔母。
28歳独身。おばさんと呼ばれるとスネる。

研究室は冒頭でピポサルに破壊されたため、自宅のテラスを改造して「テレビステーション」を作り上げた。
どこがとは言わないが大きい。

プリンが好物らしく、メカヨンクの外見をプリンにしてステーション付近を走らせると目線がそっちに向くようになっている。*1

  • ピポサル
最早説明不要のサル達。
旧作と同じくパンツの色で能力が識別できる…はずなのだが、本作では何故かパンツの色と能力値が一致しないピポサルがやたらと多く、旧作の感覚で挑むと手こずらされる。
ゲッチュに挑む前にサルレーダーで能力をしらみつぶしに確認する手間を渋るとほぼ漏れなく地獄を見る。

〇以下一例
  • 本来鈍足なハズの黒パンツなのにすばやさ5という前代未聞の、厳格な父親に育てられた「くろたん」。*2

  • 前作の能力そのままに*3パンツだけ黄色に履き替えた、実は宴会部長で偉猿だったUFOレーサー・「タクモン」。*4


  • キモートとは逆に水パンツの癖にやけに能力が高く、「たかが水色」と高をくくってゲームオーバー直行させていくピポサル界のアビゲイル・「こヤギだいおう」。

ただ、泳ぐ速度は素早さ関係なくパンツ依存という話もあるが、要検証。

さらに、ピポサルの名前のパロディもやけにおとなしくなっており、「うきいちろう」だの「ウキピー」だの「ゴロンモー」だの、地味と言うか、無難な名前の個体も増えてきた。

また、本作ではパラメーターに「短気」が設定されており、これが高いピポサルは殴ると怒り、プレイヤーに強烈な一撃を喰らわせてガチャメカを奪ってしまう。ゲットアミも例外ではないので、迂闊に殴りかかると逆にゲッチュされてしまうことも…
なのだが、タンクに乗り込んでくると逆利用できてしまう…後述

ちなみにピポサルの攻撃は他のピポサルにも当たり判定があり、攻撃してもいないのに短気になるサルも。

パスワード入力で隠しピポサルを出現させることもでき、その中にはピポトロンはもちろん*5ラチェット&クランクとのコラボとしてラチェットとそっくりな「ラチエツト」もいる。
コイツこそがランチャーNo.8を容赦なく振り回すあぶねーピポサルなのだが…サヤカとサトルの前では通常火器も同然。威力まで原作再現されたらゲームバランスもへったくれもないので当然ではあるが。

  • スペクター
CV:坂本千夏


毎度お馴染み、ピポサルのボスもといリーダー。
2以上にギャグキャラ化が進行している。遊園地のサルという設定はもはや存在しないも同然。
『二つの楽園計画』を企んでいるのだが、その内容とはスペクターの宇宙ステーションの腕が地球に向かって空手チョップをして地球を半分にし、その半分をピポサル達の楽園に、もう半分の方は人間達に渡すという計画とのこと…棲み分けと言えば聞こえはいいんだけど、それ以前に地球そのもの破壊しちゃうわけで、サルも人間も死に絶えるのでは…?
シリーズ恒例の最終決戦も存在するが、1回目と同じ戦法を使うというとんでもない手抜きなので、これまでのスペクター戦の中でも間違いなく最弱の部類に入る。



詳細は当記事を参照。


  • テレボーグ
Dr.トモウキが開発したロボット。旧作におけるクリーチャーやシタッパーズに相当する。
純戦闘用のものも多いが、カチンコやカメラなど、武器兼用の撮影機材を装備してピポサルTVの撮影をアシストする個体も多く見られる。
共通して背中のネジが弱点。ガチャチップやビスケットもたくさん入ってお得なのでなるべくネジを狙うように。*6
トレーニングステージではアキエによって改造されたマナボーグが仮想敵として登場する。

猿物像については当記事参照。
ここではボスキャラとしてのおおまかな概要を記す。
ホワイトブルーイエローピンクレッドの順番に戦う。
前作と違い、1体1体に専用の戦闘BGMが用意されるようになった。

「聞く耳もたぬわー」

ヒカルロボ2号は完成途中でスクランブルが入って緊急出場したのか、登場せず。
バト~レでの手紙見て期待したファンは肩透かしを食らっただろう。

かわりにすっげぇキモイデザイン*7なドラゴンロボが登場し
「ヤキトリにしてやるぅ~~~~~~!!!!!」いうセリフと共に火炎ブレスでヤキトリにしようとしてくる。
もしヒカルロボ2号が完成していたらメカボーで「ネギトロにしてやるぅ~~~~~~!!!!!」ってでも叫んだんだろうか?
あとはくしゃみで吹っ飛ばして距離を取ってくるが、ダメージはないので落ち着いて、
火炎ブレスをファンタジーナイトの盾で守りながらゆっくり近づき叩けばいつか倒せるので焦らないように。
それよりも取り巻きとして4体セットで現れる魔法チックな見た目なのに武器が相反するようにゴツイハンマーボーグの妨害に注意。

「足の回しがあまいぜ!」

ガンマン10箇条なるものを信条としていたらしい、今のところ無事故無違反のスピード狂。
ただし最後まで言ってくれることはなく、アキエさんにも苦言を呈されている。
2周目でも相変わらず最後まで言ってくれない。

サトルやサヤカを倒した後はウッキーピンクをデートに誘うつもりだったようだが、気が変わったのか次回作のサルサル大作戦ではアキエさんの方が好きなようで、捕らえた後に一緒にお茶とケーキを楽しでいたご様子。
ピンクはどうした。まさか振られたのだろうか

本作では2連戦となるので、強敵の部類に入る。

前半は縦横無尽に駆け回りながら、銃を乱射するだけでなく、ガンボーグもロボマウスよろしく援護射撃してくるので
まずは冷静にガンボーグを片付けて、冷静にゆうどうダマやワイルドウエストキッドで確実にダメージを与えていきたい。
一定のタイミングで「   必   殺   !!   」の掛け声とともに四方八方に爆弾を投げてくるが、
これはまず当たらないので、下手に動き回らずじっとしてやり過ごせばいい。

つづいて後半は、いきなり脈絡もなく一本道の1対1の構図となり、固定式のガトリング銃で迎え撃とうとしてくる。
そのまま無防備だと直撃してハメられ斃されるだけ。
確実な安置はないので、ここはファンタジーナイトで防御しながら攻撃しよう。
バケルギアがガス欠?いったん喰らって無敵時間の間ガンバって叩いて下さい。

  • ウッキーイエロー(CV:樫井笙人)
「どぉ 魅力的?」

…力士でくのいち、皮肉にもその力士、忍者の弱点なんですが…。
さらに女豹を意識した意匠…はまだいいとして、乳首がどう見てもドラゴンガールなのはCERO仕事してほしい。

彼との対戦BGMはやけに盛大にして贅沢なメロディ。
おそらくサルゲッチュシリーズのボス戦で屈指の神曲と言ってもよいかも。

巨体に似合わず気味が悪いくらいリズミカルに跳ねて押しつぶそうとしてくる。
このときワイルドウエストキッドに変身してたらかわしながらいつでも攻撃できるので
後述の特攻攻撃のために、縛りプレイでもない限りバケルギアの最大ストックを増やしておきたい。

で、いきなり大ジャンプしたかと思えば、

「    く   の   い   ち   」

という悍ましい奇声叫び声とともに、
例の星からぼにゅ…生々しい白いワイヤー付きフックが飛び出す。

そのワイヤーをミラクルニンジャで綱渡りして、打撃で転ばせて坂道を転げ落ちてしばらく立てなくなるので
そこをカベ走りしてスイッチを押すと、ちょうちんが落下して、イエローをプレスし、大ダメージを与えられる。
鉄くずとか重量物がたくさん入ってるのか、このちょうちん?*8

なお、今回はいったん逃げて巨大化からのリベンジをすることはなく、
その逃げてからリベンジという役どころは、後述のピンクにバトンタッチすることになる。
それよりサトルを性的に狙い、サヤカを露骨に嫌悪するのはある意味見比べ甲斐があるので必見。
ホント、CERO仕事しろ案件である。

どうも後付けのようにお国柄の属性を加えられた感のある他の4体と比較して、
このイエローだけは和のコンセプトは一貫しており、直前のステージも日本の山城が舞台である。
あの迷惑な性癖もそうだがキャラの一貫性と言う意味では、作品跨いで終始安定しているのもまた彼の魅力と言えるかもしれない。

  • ウッキーピンク(CV:松下美由紀)
「見た目だけじゃダメよ」*9

なぜか関西弁で喋るようになったウッキーファイブの紅一点。
前述のイエローとは仲が悪いはずが、リベンジする役どころをバトンタッチしたり、
サヤカを共通の敵*10としたり、なにかと「実は仲いいんじゃね?」と思わせてくれる描写がチラホラある。

前半はただ歌って踊るだけ。
ただし前作ほどぬるいわけではなく、歌のハートビームを浴びて動けなくなってる隙に、オトモのデザートボーグに切り刻まれるリスクがある。
マジンダンサーならピンクもろともデザートボーグを踊らせ動きを封じられるので、その隙に叩くのが基本。フェアじゃない気がして気がひける人もいるだろうが、容赦は無用。
ワイルドウエストキッドでデザートボーグも蹴散らしつつ確実にダメージを積み重ねていくのもあり。
目まぐるしく移動したり広範囲攻撃を仕掛けたりするので、接近戦が好みならミラクルニンジャも選択肢に入る。

どっちにせよ、ダメージを与えると「誰が口パクじゃ!!」別に言ってもいないのに勝手に喋ってはプッツンモードで突っ込んでくるが
そう早くもなく、ダッシュフープなしでも余裕でまけるくらいなので、落ち着いて距離を取ろう。

で、ひとしきり歌い終わると案の定「へこますぞ!!」という挑発と共に本性剥き出しにして、スペクター譲りの超能力をフルに発揮して、
「息の根止めたろか!!」という啖呵と共に鉄柱を降らせ、宣言通りにサヤサトをプレスしてへこまそうとしてくる。イエロー戦での意趣返しか?

ほかにも「このヴォケぇー!!」と、高速の微妙に追尾する単発か、ゆっくりめな5WAYかで火炎弾を吐いてくる。ヴォケとはVolcanoの枕詞か
このときデザートボーグを残していると、ダメージを回避するのが困難になるので本性剥き出し前には残さず駆逐しておきたい。
そしてこうなるとマジンダンサーもピンク本人には無効化されるので、距離を取りつつワイルドウエストキッドが一番安定するだろう。

そして初回での彼女との対戦では、前述の通り前作のイエローの後を継ぐように、敵前逃亡して決着はお預けとなる。
(そのときの要約するとお前のせいでキャリアアップの計画が台無しだ!という私怨たっぷりのセリフは必聴。普通に怖い…!!)
そして1周目をクリアするなり、ナツミ宅に襲来して、残り4体を開放し、サヤサトはまたしてももう一度ウッキーファイブと戦わないならない。
(そのときのとても申し訳なさそうにサヤサトに頼み込む低姿勢なナツミ、いつもは強気な彼女とのギャップ萌えも見所である。)

「だっぺ だっぱー だっぺすと」

今回は九天断虎撲殴狼のように、二棍流で挑んでくる。本作では3連戦となっており、かなりの長期戦を強いられる。
サトルには「お前」呼びだが、サヤカには「姑娘(クーニャン)」呼びと、ステージのモチーフにマッチした粋な計らいがなされる。

当然おならは健在で、微妙にホーミングするので、主に横に忙しく動き回ることになるので、
ここはかわしながらスキを見てワイルドウエストキッドでちまちまダメージを稼ぐか(ヨージンボーグもついでに安全に処理できる)、
タイミング逃さず力を貯めて、おならを出した直後にパワーが残っているうちに叩くかになる。

ついでにおならをジェット噴射のようにホバリングする芸当まで身に付けたので、巻き込まれたら動けなくなり、そのすきにヨージンボーグに襲われるリスクがあるので、
いったんダッシュフープで距離を取って(このときリングアウトしないように)パチンガーのばくれつダマをお見舞いしてやろう。

しばらくすると「ここがお前の墓場だっぺ!!」と、一定のリズムで
九天断に炎を纏って振り回しながら近づいてくるので、ここも落ち着いて距離を取り
しばらくすると「まわるっぺ~!!」と、ぐるぐる回って勝手に目を回すPONをやらかすので
その間に力を貯めたドラゴンカンフーでキツイ一発をお見舞いしてやろう。

なお、一定ダメージごとに上へあがっていくが、そのときインターバルにビスケットとバケルエナジー一本分が用意されてるので、ありがたく頂戴しよう。

なお、2階は真っ暗
回転スイッチを起動させると窓を開けられ明かりを照らせるので、無理せず使うこと。
ただし、「ここがお前の墓場だっぺ!!」の際は炎がモロに目印になるので、最悪暗いままでも対応できなくはない。

3階は一本道なので、ダメージ覚悟で懐にドラゴンカンフーラッシュか、確実性を取るならワイルドウエストキッドで遠くから連射しよう。
「ここがお前の墓場だっぺ!!」から「まわるっぺ~!!」までの突進距離は
ギリギリ端までとどかないし、「まわるっぺ~!!」の回転攻撃は初代仕様、つまり回転攻撃中に移動できないので回避は意外と難しくないはずだ。

  • アンサールズ
本作のイメージキャラクターとして登用された アンガールズ をモチーフにしたウキネ、ウキナカの二匹組。

後藤英貴の4コマではやたら高身長*11で、そしてやたら脆いなつかしの赤塚不二夫作品に出てきそうな体質のキャラとして登場していたが
本作ではトモウキシティに出没する、特徴的な髪型以外、体格はごくごく普通のピポサルと変わりない黄パンツとして登場。

DJを名乗るだけあってスクラッチの切れがいいらしいDJタモと、周囲の反対を押し切ってアフロを貫くみつおのコンビに即席コントで完敗を認めるなど、噛ませ犬のような、イメージキャラクターとは思えない損な役回りを強いられている。

どうせなら未来都市モチーフのステージなんだし、サルロボで襲い掛かってほしかったと思うサルゲッチャーもいるのではなかろうか?

なお、ウキナカはひそかにピンで行けそうだという野心を内に秘めているようだ。

  • カケル、ヒカル、ハカセ
CV:八奈見乗児(ハカセ)
前作、前々作の主人公及び、その協力者。
今作ではピポサルのくだらな~い番組を視聴してナマケモノになってしまった。
番組の放送をどんどん中止にしていっても回復することはエンディングまで無い。


■ガチャメカ一覧

サトル用のものは前作でヒカルが使っていたもののデザインが踏襲されているが、サヤカ用のものは新規にデザインが起こされている。
サヤカのガチャメカのデザインは全体的にサトルより重厚そうな、トヨタのクルマで言えばサトルがツアラーVでサヤカが3.0スーパールーセントGとでも言うべき
そんなスポーティー路線かラグジュアリー路線かで個性の差別化が為されている。

本作で新たに追加されたメカは存在せず、攻撃手段の増加はバケルギアに任せるカタチとなっている。

  • メカボー
お馴染みの初期装備であり、メインの攻撃手段となるレーザーブレード。
サヤカのはナックルガードに王冠のデコレーションがあしらわれ、グリップも刀身も太めと、何処か重厚な装い。
ダークサイドに堕ちたような赤い刀身もあって厨二心をくすぐるなかなかの良デザインになっている。

初期装備故に過去作ではトレーニングスペースは存在しなかったが、本作では初めて用意され、任意で練習することができる。
怒らせたサルから奪われる場合があるので、攻撃を食らった際はこれとゲットアミ以外のガチャメカに切り替えると良い。

  • ゲットアミ
お馴染みの初期装備であり、サルを捕縛するためのもの。
こちらも本作で初めてトレーニングルームが用意されている。
怒らされたサルから奪われ、捕まってしまうと逆に自分がステージから追い出されてしまうので、攻撃を食らった際は奪われる前にガチャメカを切り替えよう。

あえてサルに奪わせてサヤカにゲットアミを被せて、『サヤカゲッチュ』するリョナラーも続出した。
サヤカ「きゃああああっ…!」

『MESAL GEAR SOLID:SNAKE ESCAPE』ではなんと故障してしまい、代替案としてピポスネーク誕生と相成った。*12

  • サルレーダー
サルの居場所を探知することができる。探知したサルが視認できる状態でL2ボタンを押すことで情報を見ることができ、これによるネタ要素が満載な点も健在。
というかパンツの色がまるであてにならない本作に於いては一匹一匹しらみつぶしに能力値を見てから挑まないとまず地獄を見るまずまともにゲームとして成立しないと言っていい状況である。
前作と違い、ウッキーファイブやスペクターに対してもL2ボタンで情報を得ることができる。

  • オヨゲッチャー
水中に入ると自動で切り替わる水泳用ガチャメカ。
本作では(ある種恐怖の)水中を深く潜るステージが存在しない。
水中のサルを捕まえることも出来るが、本作のオヨゲッチャーは網を飛ばすというより広げるような感じであり、至近距離まで追い詰めないと捕まえられない。
もしこの仕様で本作に水中に限り最速のスピードを誇る人魚サルが出ていた日には、相当な地獄が待っていたであろう。くわばらくわばら。

  • ダッシュフープ
回すことで速く走ることができ、そのまま体当たりで攻撃することもできる。
本作ではミラクルニンジャと言う強烈なライバルが存在しているが、いつでも使える点は魅力。
サトルとサヤカでダッシュフープで走る動きが変わっており、サトルはカケルとヒカル同様の動きだが、サヤカは自身のスカートを気にしているかのように走る。

  • パチンガー
遠距離攻撃用のガチャメカ。爆裂玉、誘導玉も健在だが、弾数は増やせない。
サヤカモデルはわかりにくいが、中心部のオーブがよく見るとハート型になっている。

遠くの敵を攻撃するほか、遠方にある回転ハンドルを回すのに利用できる。
爆裂玉は威力が高く、空中を飛び回るウッキーレッドを撃墜させたり、ゴリアックの弱点であるネジを一撃で破壊できる。

  • メカヨンク
サトル/サヤカが入り込めないスペースにいるサルの誘き出しやスイッチの操作に使える。
やはり爆発するので取り扱いに注意。
今作でもモデルを色々と変えることができる。
サトルモデルはいつも通りのミニヨンク的な王道デザインだが、サヤカモデルは前作のハルカと同じく悪路に強そうな、これまたやや重厚な印象を受けるハッチバックデザインとなっている。
サトルモデルがスピード重視でやや曲がりにくく、サヤカモデルが操縦性に優れ、トップスピードで劣るが、どちらも誤差の範疇なのであまり気にしなくてもいい。

ブラックメカヨンクはスピードは出るが、当然曲がりにくくてコントロールが困難で、爆発の威力が弱いので、どちらかと言うとタイムアタック向け。
プリンはスピードは落ちるが、その分コントロールが容易となり、また爆発の攻撃範囲、攻撃力ともに飛躍的に向上している。
アキエさんは悪いこと言わないから死にたくなかったら近付かない方がいい。

  • トビトンボ
本作では最後に手に入るガチャメカ。
回し続けることで高く飛んだり、遠くへ移動することができる。
一応はプロペラ部分で攻撃できるようになっている。
サヤカモデルはブレード部分がハート型。気分は魏延文長である。


■へんしん一覧


今作初登場のシステム、ゲージが満タンになった時に強力な性能を持つ様々な姿に変身する事が出来る。一部ステージのギミックは変身しなければ突破出来ない箇所もある。海外版ではへんしん状態でステージクリアすると普通とは違う演出になる。

強力な剣(サヤカは杖)と盾で攻撃とガードもこなせる騎士。
ゲッチュは魔法陣で、一度に複数のピポサルを捕まえられる。
最初に手に入る変身だけあって出番は多いが、鈍重でリーチが短いので後半の戦闘ではあまり使いでがない。
先述通り、ウッキーブルー戦はこれを使わないと後半が辛い。

  • ワイルドウエストキッド
走りながらの射撃が得意なカウボーイ(カウガール)。
ゲッチュは網発射で、隙は大きいがリーチが長い。
連射系の飛び道具ということで序盤から中盤にかけての使い勝手は非常に良好だが、火力が低く、ゲッチュマン解禁後は出番が減りがち。

  • ミラクルニンジャ
身軽で多彩な忍術をこなす忍者。
分身を生成して攻撃範囲を広げることも可能で、ゲッチュも分身を飛ばして行う。
足そのものも加速し、ダッシュフープなしですばやさ5のピポサルに追いつけるほどになる。
使えこなせれば頼もしいが、出来ることが多い分完全に使いこなすには技量が要るライトゲーマーバイバイ仕様。
いないふりをすると木の着ぐるみに被る。

  • マジンダンサー
「マジンくん」を召喚して雑魚もボスもピポサルも馴れ合いのバカダンス'98させるアラビアンなダンサー。
あとはそのままゲッチュするか、「くだらんことするな!!」→「まったくだ!!」とひとしきりボコるかはお好きにどうぞ。
ゲッチュは音符発射で、ワイルドウエストキッドと使い勝手は似ているがやや隙が短い。
マジンくんのダンスの曲にはいくつか種類があり、商店街で曲を買うと好きなものを選べる。
攻撃性能としては最弱レベルなので、ウッキーピンク戦ではこれよりワイルドウエストキッドかミラクルニンジャの方が安定する。
そのマジンくんがこれまたすっげぇキモイデザインなのでちょっと好みが分かれるのも隠れた弱点

ちなみに海外版ではマジンダンサーでのステージクリア時の演出は通常と同じとなっている。

  • ドラゴンカンフー
華麗な裁きでコンボ攻撃が得意な拳法家スタイル。
近接攻撃の際は鍋蓋のようなナックルダスターを装備する。
ゲッチュはヌンチャクを振り回して行い、リーチは短いがモーションが非常に素早い。
総じて、ゲッチュは不得意だが直接戦闘に強いので、サル捕獲の際は使用は控えたほうがいい。

  • ゲッチュマン/ゲッチュマン・フェアリー
正義のヒーロー・ヒロインを思わせる変身。
サトルとサヤカの憧れのヒーロー/ヒロインがモデルらしい。
レーザーや電撃による遠距離攻撃が可能で、最後の変身だけあって攻撃性能が高い。
「スパークダッシュ」で一度に複数のピポサルをゲッチュでき、機動力も高いが、終盤のステージでは落下ポイントが多いので、うっかり暴発させて転落しがち。
安全パイはとりたいけどまとめてゲッチュしたいならファンタジーナイトの出番。
ちなみに、ゲーム起動時に流れるプロモーションムービーで二人はこの姿に変身しているが、その時の音楽はファンタジーナイトのものである。

  • ピポサル
2周目開始時に貰えるピポサルの着ぐるみ。
攻撃力はなく、ゲッチュもできないが、楽屋を空けるのに必須。
旧作におけるマジックパンチに相当する。
これに変身しているとピポサルに警戒されなくなるが、あまり近くにいすぎるとバレてしまう。一応あいさつをして誤魔化す事も出来る。また、バナナの匂いを嗅ぐことが出来、バナナのアイコンが表示されている方向に進めば楽屋を見つける事が出来る。
基本的なアクションはあいさつとサルの踊りに楽屋を開ける時に使うノックのみだが、一応、ノックとヒップドロップでの攻撃は可能。
口のところにサトルとサヤカの顔が見えており、あいさつ等をすると表情が変わっていたりと細かい。

なお、変身時はセリフもピポサル風になるのだが、サトルがノリノリで
「ウキッ!」「キキッ!」「ウキキッ♪」「ウキョ!」
と、竹内順子さんの怪演が輝き、カートゥーンチックなおさるさんとして堂に入った小憎らしくもカワイく演技するのに対して、

サヤカはサルになりきるのがアイドルとしても人間としても気恥ずかしいのか
「うーきっ」「ききーっ」「うーきき」「うきょ♪」
棒読み気味。しかし野中藍さんのキュートなウキウキ声といい、恥ずかしながらもメスザルらしく演じようとしているのは可愛い。

ちなみにピポサルの着ぐるみを被ったサヤカの状態ではサヤカファンクラブのピポサルはメロメロにはならないので注意。

どちらも聞き比べ甲斐があるので、是非比較してみよう。



バグ技として2段目のジャンプ時のR2トリガーとR3ボタン同時押しを繰り返すと無限ジャンプが可能。これで色んな所にショートカットや不法侵入・ギミック無視も出来る。
後藤先生の4コマで、サヤサトがピポサルに包囲された時、サトルもピポサルに扮して加勢する裏切り行為を働いた一幕があった。

ちなみに基本的にピポサルへんしん時でのステージクリアは想定されていないのか、海外版でも通常と同じクリア演出となっている。
(最初から全てのへんしんを解放出来るひみつのパスワード入力してあるデータで1回戦目のウッキーピンク戦でピポサルでトドメを刺すと見る事が出来る。)



◾️乗り物

  • スポーツカー
シリーズ初登場の車。
ミラクルニンジャかゲッチュマンに変身して乗り込むと最高速度が上がる。
これを使ってピポサルとチェイスを繰り広げ、体当たりで車を破壊してゲッチュするという、なんとも陰険そのものな使用用途…なのだが、コースが長い上にあまり操作性がよろしくなく、待ち伏せして正面から激突した方が効率が良いのが難点。

  • タンク
前作と同じくゾウ型。
性能自体は旧作と変わらないのだが、本作におけるタンク戦の相手は機動性と手数に優れたロボットなので、正直にタンクに乗り込むよりもへんしんを使って挑んだ方が効率が良かったりする。

…と、思いきや、これはズルに等しい裏技という立ち位置なのだが、
サルがキャノンなどに乗り込む前にマシンガンを視界外から撃ちまくると、そのうち勝手にキレるので、
しばらく待つとクールダウン期間で、しばらく頭から湯気出して動かなくなるのでそのままダッシュフープで一気に距離を詰めて楽々ゲッチュ出来てしまう
ただし、タイムアタックには当然向かないしなによりゲームバランスを崩しかねない裏技なので、使用を自粛するもまた一興である。

  • ボート
前作と同じくカメ型。
使い勝手もあまり変わらない。

前作と似ているが、全体的により角張った外見になり、カラーリングも真紅に変更されてより力強い印象に。ぶっちゃけ真っ赤なピポッチ
攻撃手段も棍棒から素手のパンチに変更された。
前作よりも圧倒的に機動性が高く、ジャンプやブーストアタックも出来るが、操作方法も大きく変更されたのでやや慣れが要る。

  • フライングタートル号
作中屈指のネタマシン。
プレイヤーに選択されなかった方の主人公が操縦し、プレイヤーは操作できない。
作中で2回出番があるのだが、最初はプレイヤーが戦ってる間周りを飛び回っているだけ(援護もしてくれない)。
2回目の役割もただの足場。

■余談


本作にも前作にあった「ひみつのパスワード」が存在しており、とあるパスワードを入力すると隠しサルが出現するようになるが、中にはガチャチップ使い放題・最初から全てのガチャメカとへんしんが使えるというチートそのもののようなパスワードも存在している。

なお最初から全てのへんしん使用可能のパスワードを使い、上記のピポサルへんしんでの無限ジャンプバグでチュートリアルステージでゲームオーバーになるとステージ出現のフラグが発生しなくなり完全に詰んでしまう。ある意味スペクター勝利END。

現状ナンバリング及び初代から続いてきたゲーム性を引き継いだ作品は本作が最後となっており、以降のシリーズはピポサルを主人公にしたスピンオフ作品が中心となるシリーズ展開を行う事となる。が、それ故にシリーズの代名詞ともいえる「ゲッチュ!」が次第に薄くなっていったとも言える…。


■本作以降の3人の活躍


スペクターの野望を止めたのも束の間、小さいミニミニサイズにされてしまい、サトルもサヤカもアキエさんまでもがウッキーファイブに囚われの身にされてしまうお姫様枠に。
今作にもある「ひみつのパスワード」でサヤカにそっくりなピポサルがとあるステージに登場する。が、ステージ構成故に操作出来る範囲が狭いのが残念。持っているアクションもサヤカらしいのがないがむしろ本人の勇ましい所が現れているのだろうか?手抜きと非難されても仕方ないとも思うが

全体的に出番はあまり多くはないが、サヤカが話の中心となるどころかアキエさんやサトルは登場せずサヤカのみ登場するエピソードもあってかなり優遇されている。
だが、話の中盤でスペクターによる人間ピポサル化計画で発生したサルエナジーの光を浴びてしまい、サトルもサヤカもアキエさんもピポサルに変身してしまう。

サトル「ウ~キッキー!」

アキエ「ウキウキ~♥」

サヤカ「ウッキ~♪ウッキキ~ウッキー!」

本編のピポサルへんしんとは違い、こちらは着ぐるみではなく人間の姿の時の服装がそのままで強制的に人間の身体からピポサルの身体へと変化し、自我までもがサルになってしまっている。サルゲッチュ2のボツシナリオを思わせる展開であり恐らくサルゲッチュシリーズ屈指の鬱シーンである。

なおアキエさんはサルになってもバナナよりプリンに目が行く模様

本編ではピポサルになりきるのが気恥ずかしい感じだったサヤカもサルエナジーを浴びて身体も心もお猿さんになった為、本編のピポサルへんしん時のサヤカよりもテンション高めなアイドルメスザルに。
勿論ピポサルになってもサヤカの黒いスパッツは健在。

スパッツを穿いた元女の子のメスザルとはこれまた色々と歪みそうである反面、そのテンションの高さがますます見ていて心苦しいのは言うまでもない。リアルタイムで発狂ないし号泣し、トラウマになった人も普通にいそうである。しかもこれがまだ序の口で次の回でも・・・わかることとしてはアニメ制作陣はたぶん相当性格と趣味が悪いことである。


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最終更新:2025年06月22日 21:19

*1 後述する通り、あんな危険物にまで興味を示すアキエさんも命知らずと言うか、見境がないというか…

*2 ついでいうと、逆に快足なはずの青パンツはサルボーグを除くと4つ星が限界で、さらにやけに攻撃が高くなっている。

*3 すばやさ5、こうげき1、けいかい5

*4 なにもないところでよく転ぶサルランチも青から黄になったが、そちらは腹下しに苦しんでるためか、能力も序盤によくある弱い黄パンツ相応程度にナーフされた。

*5 ダークブースターで逃げ回り、トロンホーで反撃してくる。ダークエッジは使わない。レッド涙目。そのピポトロンも、レッドとブルーは虹扱いなのに、ゴーヤ入りおじやの完成を待ってるイエローは黄パンツだったりとイマイチ扱いが謎

*6 正確にはネジを叩かないとまともにダメージが通らないと言った方が正しく、慣れないと雑魚処理にすら苦労を味わうことになる。それよりこんな見え見えの弱点をあらわにしたのもトモウキなりの良心の呵責の発露とそれによるSOSを間接的に発信していたのかも知れない。

*7 何故だか妙にサトルには好評だったが。

*8 もしかすると粗大ごみ捨てボックスだった可能性もある。

*9 言わんとしてることこそ、ごもっともな反面、イエローを擁護しているようにも聞こえなくないか?

*10 こちらはアイドルと言う職業柄としてだが。

*11 本人たちも山根は180cm、田中は188cmと日本人としてはなかなかの長身と言える。なお、ウキネはまた2㎝伸びたらしい。

*12 ついでいうとハカセとキャンベル大差との会話から、「カケルたちの修学旅行など一生に一度の学校行事はちゃんと経験させたい」という、ハカセがナツミという孫を持つおじいちゃんとしての親心を優先させたという事情もある、