アットウィキロゴ

ハラバリー

登録日:2022/12/17 Sat 17:56:51
更新日:2026/08/06 Thu 00:39:48
所要時間:約 5 分で読めます





ブヨンブヨンの 体を 伸び縮み させると お腹の へそダイナモが 大電力を 発生させる。



目玉に 見えるが じつは お腹の へそダイナモで 作った 電気を 撃ちだす 放電器官なのだ。


出典:ポケットモンスター、49話『ドットとぐるみん』、
2023年4月14日から放送中。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


ハラバリーとは、「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンの1匹である。



■データ

分類:でんきがえるポケモン
英語名:Bellibolt
高さ:1.2m
重さ:113.0kg
タマゴグループ:水中1
性別比率:♂50%♀50%

タイプ:でんき

特性:でんきにかえる(攻撃技を受けたとき「じゅうでん状態」になる)
せいでんき(直接攻撃を受けたとき、30%の確率で相手をまひ状態にする)
隠れ特性:しめりけ(場にいるポケモンすべてのじばく、だいばくはつ、ビックリヘッド、ミストバーストが失敗する。特性ゆうばくが発動しなくなる)

種族値
HP:109
攻撃:64
防御:91
特攻:103
特防:83
素早さ:45
合計:495

努力値:HP+2

進化:ズピカ→ハラバリー(かみなりのいしを使用)


■概要

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」にて初登場したポケモン。
進化前のズピカは電球のような形をしたオタマジャクシのようなポケモンで、尻尾を振って発電を行い、危険を察知すると頭を点滅させて仲間に伝える。
体に蓄えた電力で浮遊しており、雷雲の時はいつもより高く浮き上がれる。

ハラバリーに進化すると緑色のカエルのような姿をしており、ゆるキャラのようにデフォルメされている。
腹の中央にある丸い部分は「へそダイナモ」という発電器官で、透明な膜で覆われている。両生類のカエルに本来へそはないがポケモンなので突っ込まないでおこう
そのぷにぷにした体は弾力性に富み、体を伸び縮みさせてへそダイナモに充電を行う。

頭の側面にある丸いものは目だと思われがちだが、本当の目は中央の鼻のような部分。*1
この丸いものは擬態を兼ねたコブで、へそダイナモで貯めた電気を放出する役割がある。

性格はのんびり屋で、自分からは攻撃することのない温厚な性格。
そのためトレーナーはバトルさせるように育てるのが大変らしい。

主に水辺や湿地帯に生息しており、日没には「ぐもー」という声が聞こえるが、これはお腹が鳴っている音らしい。


カエルのポケモンとしてはかなり大きく、重さも100Kgを越えている。


■ゲームでのハラバリー

進化前のズピカ共々野生で出現し、主に水辺に生息している。ズピカから進化させる場合はかみなりのいしを使う。
また、NPCの話によるとハッコウシティの電気は大量のズピカが頑張って発電しているらしい。

トレーナーではジムリーダーナンジャモが使用。彼女の昔からの相棒で仲が良くピクニックに一緒に行くらしい。
もっとも、本作のジムリーダーは非専門タイプをテラスタルで専門タイプ化する仕様故にゲーム中では切り札(大トリ)扱いではなかったりするが……
彼女が配信する「ドンナモンジャTV」にも出演しており、彼女と比較してもその大きさがわかり、主人公とほぼ同身長のナンジャモよりやや小さいくらいである。

バトルでも使用し、じめんタイプ対策に「みずでっぽう」を覚えている。

また、テラレイドバトルでも高い耐久で攻撃を耐えつつ「パラボラチャージ」+「でんきにかえる」による回復しながらの攻撃、
「アシッドボム」によるバリアに防がれない特防ダウン、「エレキフィールド」による眠り防止(&クォークチャージの発動サポート)とそつがない活躍が可能であり、電気技が等倍以上なら十分に戦える。


■対戦でのハラバリー

カエルのポケモンで進化前は湿地や水辺に生息しているがみずタイプは入っておらずでんき単タイプ。ポケモンではよくあること

ステータスは見た目通りHPが高めで、次いで特攻が高くて素早さが低いという鈍足特殊アタッカー。
合計種族値こそ495と低いが、使わない攻撃力と素早さが低めで耐久に振られているため妙に硬い。
数値だけで言えば耐久型として名高いアーマーガア並である。防御力に特化していればなんとガブリアスの地震すら耐えられる。

そして新特性として「でんきにかえる」を所持しており、これがハラバリーの強さを支えている。
これは攻撃を受けると自動で「じゅうでん」状態になり、次のでんき技の威力が2倍になるというもの。
鈍足で攻撃を受けやすいハラバリーにピッタリの特性であり、「パラボラチャージ」によるHP吸収や、「ボルトチェンジ」による離脱戦法と相性が良い。

特に「パラボラチャージ」は与えたダメージの半分を回復できる優秀な効果を持つ技だが威力が65と微妙に物足りず、
肝心の使用者もエレザードデデンネなど、耐久が低いポケモンが多く「使いにくい」と言う烙印を押され続けていたが、
耐久重視かつ「でんきにかえる」でのダメージを底上げできるハラバリーの登場で「パラボラチャージ」が救済されたと言っていい。

もう1つの特性は「せいでんき」で直接攻撃を牽制できるが確実性はないのが難点。
隠れ特性は「しめりけ」は対象がピンポイント気味なので安定しない。
基本は「でんきにかえる」一択だと考えよう。

攻撃面を見ると「でんきにかえる」とそこそこ高い特殊攻撃力のおかげで高威力のでんき技を叩きこむことができる。
しかし、でんきタイプらしくサブウェポンは貧弱気味。

みず技は「だくりゅう」「ひやみず」に加えて「アシッドボム」「マッドショット」と追加効果は強力だが威力は低め……と言う技が多い。
相手からすれば「でんきにかえる」で火力を上げたでんき技を狙っている事はバレバレになってしまうためじめんタイプの受け出しへの牽制となるみず技は特に重要だが、
サブウェポンとしての火力に関してはあまり期待してはいけない。基本的には補助のおまけでダメージを入れる感じになる。

なおどちらも通用しない「ちょすい」ドオーや「よびみず」トリトドンは天敵。
最悪「どくどく」で抗えるトリトドンはともかく、「どくどく」すら通らないドオーにはやれる事がほぼない。
一応「マッドショット」でドオーの弱点を突くことはできるが特殊方面に硬いドオーには焼け石に水。

その他物理技になるが先制技の「ふいうち」を習得できる。
攻撃力こそ低いが自身の鈍足を多少カバーできるため採用される場合も。

また、アタッカー気質の多いでんきタイプにしては意外と変化技が充実している。特に「みずびたし」は攻防共に相性がいい。
相手をみずタイプにさえしてしまえば「でんきにかえる」によって強化されたでんき技を抜群で叩き込める。
さらにみず単体に変化させる都合、相手のみず技以外の一致補正を切ってダメージの減衰を狙える。
この技のおかげで攻撃技はでんき一本にしても戦える一方、みず技は強制半減になるためより腐る

当然ちょすいやよびみずには通らないため、天敵は天敵のままである。
他にはでんきタイプお馴染み「でんじは」の他、充電させずに一撃で倒そうと居座る相手に相性が良い「どくどく」
耐久型ポケモンと相性の良い回復技の「なまける」等が揃っている。

「でんじは」の効かないじめんやでんきタイプ、「どくどく」が効かないどくやはがねタイプであっても、
「みずびたし」によって相手をみずタイプに変えてしまえば「でんじは」「どくどく」が通るようになるのも嬉しい。

この通り、でんきタイプではかなり貴重な「耐えて返す」をコンセプトにしたポケモン。
戦法の一つとして耐久型が存在したでんきタイプは少数ながら存在したが、特化と言うのはなかなかに珍しい。
少なくとも、でんきタイプに新たな一石を投じた事は間違いないだろう。

欠点としては「耐えて返す」がメインとなる都合上、殴られないと本領を発揮できない点が挙げられる。
純粋な殴り合いであれば攻撃を受けて充電→「パラボラチャージ」で競り勝てるが、充電しなければ火力は微妙である。
居座る相手に負担をかける「どくどく」「アシッドボム」などはあるが、ハラバリーを無視して火力を上げて一撃で屠ってくる相手はかなり苦手。

更に単でんきタイプであり、弱点こそじめんのみではあるが、耐性はでんき・ひこう・はがね半減と非常に微妙な物となっており、耐性を活かした受けも苦手となっている。

その他、禁止伝説といった超火力のポケモンが解禁されるようなレギュレーションになると使用率が低下する傾向にある。
テラスタイプでオススメは勿論でんきだが、じめんタイプ対策にみずもアリ*2

チャンピオンズにも内定しており、技の没収も新規習得も特になし。

伝説のポケモンのような高火力のポケモンがおらずデフレしている初期のシーズンではシングル1位構築に採用される快挙を成し遂げている。
ハラバリー唯一の弱点となるじめんタイプに強く交代技を持つアーマーガアやメガスターミーと組むことが多いようだ。

■余談

  • 名前の由来はズピカが「頭(ズ)がピカッと光る」でハラバリーが「腹が張っている」と電気を「バリバリ」と発電するからだと思われる。

  • モチーフは野太い声尾を発することからウシガエルだと思われる。


追記・修正はへそダイナモで発電してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月06日 00:39
添付ファイル

*1 ハラバリー単体だとわかりにくいが、ズピカと並べると一目瞭然である。

*2 それを見越してか、オーシャの湖に水テラスタルの野生個体がいる。