トリトドン

登録日:2011/04/17(日) 01:54:35
更新日:2021/08/01 Sun 23:25:25
所要時間:約 6 分で読めます




生まれた海とは違う場所でトリトドンを育てるとどうなるか実験が行われている。

棲む場所やエサの影響で色や形が変化する。波のおだやかな磯辺に多い。


■データ


全国図鑑No.423
分類:ウミウシポケモン
英語名:Gastrodon
高さ:0.9m
重さ:29.9kg
タマゴグループ:水中1/不定形
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず/じめん

特性:ねんちゃく(持ち物を奪われない)
  /よびみず(水タイプの技を受けた時にダメージと効果を無効化し、自分の特攻が1段階上がる。ダブル・トリプルでは味方に使われた水技を全て自分が受ける)
隠れ特性:すなのちから(天気が砂嵐の時に地面、鋼タイプの技の威力が1.3倍になる)

種族値
HP:111
攻撃:83
防御:68
特攻:92
特防:82
素早さ:39
合計:475

努力値:HP+2

カラナクシがLv30で進化

■概要


ウミウシやアメフラシをモチーフとするポケモン。

骨のないグニャグニャの軟らかい体をしており、外部からの衝撃をこの体で分散できる。再生能力も高く天敵の魚ポケモンに喰いちぎられても数時間で元通りになるなどかなりタフ。
また紫色の液体を噴出する能力も持っており、危険を感じるとこれを敵にかけてくる。毒は無いが洗おうとしてもなかなか取れないくらいの粘性を持つ。

主に浅瀬に生息するが地上に出ることもできる。ただし乾燥に弱いため活動時間は少ない(その割に陸上の方で遭遇することの方が多いが)。
現在こそ殻を持たない体だが大昔は丈夫な殻で体を守っていた。その名残に背中に硬くて薄い皿が存在する。
分類上はパルシェンの親戚らしい*1

春日部の某5歳児のような目をしており、一見すると三つ目にも見える。トリトドン自体は目を閉じる描写がないが、アニメでバトルに負けた際には下の2つのみグルグル目になっていたので額のものは単なる模様だと想われる。


こう聞くと万人受けしなさそうな印象を受けるが、意外とそのデサインは「可愛い」と評判で、トリトドン好きを公言するファンも多い。
「進化前より可愛い」とされるポケモンの代表格とも。
ちなみに水色のカラナクシを初めて見た時にラプラスの進化前だと思った人が多いとか。

地味な外見に反して結構有名なポケモンだったりもする。
理由は以下に挙げる通り。


(1)

トリトドンは捕獲場所によって色が異なるという珍しい特徴を持つ。
テンガン山を挟んで西の海に生息するものがピンク、東の海は水色。卵の場合は♀の親の捕獲場所によって色が決定する。
設定上は餌の違いによる変化らしい。
初見で色違いかと思った人もさぞ多いかと思われる。
色による差異(能力値、特性、習得技等)は一切生じないが、DPtのNPCはピンクの使用率が圧倒的に高い為、特に当時はトリトドン=ピンクというイメージが根強かった。

その後は世代によってどちらか片方しか野生出現しなかったり、第四世代同様にバージョン違いで野生出現したり…
だったのだが、何故か第七世代以降、アローラ地方やガラル地方では水色の方しか野生で出現しない。
このためピンク色の方の隠れ特性持ちの入手難易度は年々上昇している。


(2)

「ダイヤモンド・パール」にてチャンピオンシロナの手持ちとして登場する。
しかし全体的に気品のあるポケモン(ロズレイドミロカロスガブリアス等)を使うシロナの手持ちにあるのはどうも場違い。
と言うかミロカロスとタイプが被る……。
というわけで「プラチナ」ではあえなくリストラされ、トゲキッスにその座を明け渡した。
因みにアニメでもシロナが使用している。

余談だが彼女は「ブラック・ホワイト」ではシビルドンを使用してくる為、「シロナはうねうねが好き」的な噂が流れたこともあった。
真相は不明であるが、実際そうとしか思えなうわなにをするやめr


(3)

ぶっちゃけ対戦では強い
種族値は平均的だが弱点がしかなく(ただし4倍)、半減も多い上に電気無効と、実際の耐久性は数値以上。
またよく使われる「くさむすび」も威力は60止まりなので、4倍と言えど不一致ならば240。なんとか耐えられるレベルである。

さらに補助技が異常に充実しており、積み技+回復技完備なのでハマれば要塞と化す。
その為耐久型として育成されるのが一般的。
「たくわえる」「のろい」「ドわすれ」「じこさいせい」等でしぶとく居座りながらじわじわ攻撃するのが基本。

しかし耐久型の宿命として「ちょうはつ」で止まる……かと思いきや攻撃・特攻ともに悪くない数値で、攻撃技も普通に充実している為アタッカーになれなくもない。
よく使われるのは「だいちのちから」「だくりゅう」「ストーンエッジ」「れいとうビーム」、いざという時には「じわれ」等。
めざめるパワー」は草か電気が使いやすい。
実際本編ではトリトドンをアタッカーにしてた人も少なくないはず。

かつては単純なフルアタにするとラグラージあたりの劣化になりがちだったが、
現在は後述の特性強化により、特殊型はラグラージの方が劣化になりがちに…


他にも「カウンター」「ミラーコート」での反射狙い、さらには「おきみやげ」「あくび」「クリアスモッグ」なんかも覚えるので、型が読みにくいのも長所の一つ。
ただし遺伝技が多く、同時遺伝が不可能な技には注意したい。
特性にも恵まれている。

「ねんちゃく」は持っている道具を取られないという地味な特性だが、耐久型にとって致命的になりやすいスカーフトリックを防げるのは決して小さくない利点。

「よびみず」はダブルバトルで水技を全て自分が受けるというもの。
水等倍のこいつには使い辛かったが、「ブラック・ホワイト」で水無効(+特攻UP)という効果が追加され、まさかの超強化。
大抵の水ポケを受けられるようになり、特性はよびみす一択に。
水地組のトップに踊り出た。

特にダブルではメジャーポケの一角。
手持ちにいるだけで単体への水技を縛ることが可能だからだ。
特に全体技を使えないギャラドスウォッシュロトムに有効。
味方に「なみのり」を使わせて火力を増強することもできる。

というわけで様々な点から耐久に適した優秀なポケモンと言える。

弱点としては先に挙げた草4倍と素早さの低さ。先制「パワフルハーブ」+「ソーラービーム」コンボとかされたらまず即死。
また素の能力値はそこまで高くはないので、あくまで豊富な積み技と補助技を活かしてこそ真価を発揮できることを忘れないでもらいたい。


追記・修正は色違いと間違えて捕獲して友達に自慢しまくって恥かいた人にお願いします。




ぽわ~お?
ぐちょぐちょぐちょ!




















ぽわーお!ぐちょぐちょぐちょ…



(4)

この通り鳴き声が非常に特徴的。
なにかの効果音のようにも取れるその微妙な鳴き声は、文字で表現すると実に「ぽわーおぐちょぐちょぐちょ」となり、通称「ぽわぐちょ」と呼ばれる。
ネイティオの「トゥートゥー」やミカルゲの「おんみょ~ん」もなかなか有名だが、こいつのそれはそいつらに比肩するかそれ以上。
曰く「何か食べてるような音」「踏みつぶされた時の音」。
というかこいつがメジャーたる所以は鳴き声にあると言っても過言ではないかも。
初見では気持ち悪く思うだろうが、一方でその鳴き声の虜になった(洗脳された)ファンも数知れない。
迂闊に「ぽわぐちょきめぇ」とか言わないであげてください。

そして第8世代となる「ポケモン剣盾」ではまさかの公式化を遂げる。
ナックルシティでトリトドンを戦わせている青年に話しかけると
「いけ!トリトドン!ぽわーぐちょぐちょ!!」などと発言している。
ちなみに当の本人(?)は「とどん……」とどこか困惑気味だった。

(5)
絶対にこいつのエロ画像を検索してはいけない。
検索してはいけない言葉リストに入れられる程度にはトラウマ製造機と化している。
スカトロAVの画像がヒットしてSAN値がごっそり持ってかれる。
現在は日本人特有の異常性癖のせいか普通にトリトドンを描いたエロ画像が多くヒットするようになった。それでもまだ少ない為トリトドンが無視される事もしばしば。


追記・修正お願いしま~おぐちょぐちょぐちょ

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最終更新:2021年08月01日 23:25

*1 現実のウミウシもパルシェンのモデルの二枚貝と同じ軟体動物に分類される。しかし分類としては若干遠い関係にあたる。トリトドンと分類が近そうなポケモンだとマグカルゴ(カタツムリ)、ヌメルゴン(ナメクジ)が存在する