登録日:2023/10/30 Mon 22:35:23
更新日:2025/03/07 Fri 20:11:01
所要時間:約 28 分でよくってよ
◆プロフィール
キャッチコピー:至上の愛をレースへ…絶世独立、頂点に咲く魔性の華
誕生日:4月9日
身長:165cm
体重:嫉妬する程に理想的
スリーサイズ:B87・W57・H90
靴のサイズ:左右ともに24.0cm
学年:高等部
所属寮:美浦寮
得意なこと:油絵、ヨガ、撮られること
苦手なこと:造花、電子レンジ
耳のこと:マッサージは耳の先までしてもらう
尻尾のこと:いつでも滑らかな流線形
家族のこと:庭に植えた蝋梅は家族のお気に入り
ヒミツ:①ヴィンテージの眼鏡を持ち歩いている/②よく
スマホを放って出かける
自己紹介:
私を知りたい?ならばターフへどうぞ。メジロラモーヌ…私の総てがそこに在るわ
キャラクターソング:Love Will Come Through
完全無欠
時間も場所も
相手が誰であろうと
そんなことは関係ない。
与えられた仕事を
完璧にやり遂げて
そのひとつひとつを
つよく印象を残す。
そう私の名は
ミス・パーフェクト。
何事にも手を抜かないウマ娘。
2019年URA 名ウマ娘の肖像「メジロラモーヌ」より
◆概要
画像出典:【ウマ娘 プリティーダービー】CM「Become a Legend 三冠」篇
日本競馬史上初となる牝馬三冠を達成したばかりか、三冠レースのトライアルまでも全て制したことから「
完全三冠」とも呼ばれ、
引退後
顕彰馬にも選出された競走馬「メジロラモーヌ」がモチーフの
ウマ娘。
当初は
メジロドーベルの育成シナリオにおいて名前のみが触れられるという形で存在が明かされていた。
同シナリオでは初の追加ウマ娘として
メジロブライトが登場していた中、
全くの前情報なしに更なるメジロ冠名のウマ娘が言及される形となり、名前のみとはいえ当初から大きな注目を集めていた。
同じくトリプルティアラ路線に進むドーベルにとっても目指すべき大目標であったようで、彼女の活躍を耳にした際には、
妹の
メジロアルダンを通じ、
「『新たなるメジロ』、ドーベルへ。いつかターフでお会いしましょう。」というメッセージを伝えている。
その後、その妹たるアルダンの育成シナリオにおいても、彼女にとって非常に眩い大きな存在としてその名がちょくちょく引き合いに出されている。
また、同じくケガに悩まされながらもそれを乗り越え、一族随一の活躍を見せる姉に対し妹は複雑な思いを抱いていることが語られていた。
やはりここでも直接の登場は無かったものの、最後の育成目標レースである天皇賞(秋)においては、アルダンの使用人を務めるばあやと共にレースを見守る謎の人物が姿を現しており、
上述のドーベルへのメッセージとの関連性も合わせ、ラモーヌ本人で間違いないだろうと目されていた。
「……見届けさせてもらうわ。」
「……"次"は、ターフの上かしらね。」
そんな感じで各所で情報が語られていたものの、長らくの間直接的な登場が無かった……が、
2022年11月5日に開催された4thライブイベントにて正式にビジュアルが発表され、2023年2月22日の『ぱかライブTV』でCVと
プロフィールが公開。
後の2ndアニバーサリー記念ストーリー及びイベントストーリーの「Leap into a New World!」にてラモーヌ本人が初登場となった。
更にその後
シリウスシンボリの育成シナリオ内で勝負服モデルが初公開されている。
トゥインクル・シリーズにおいて顕著な成績を収め続ける名門「
メジロ家」のウマ娘。
その才能は群を抜いており、
「メジロの至宝」とも呼ばれている。
アルダンの育成シナリオにおいては
デビュー戦を20バ身差で圧勝し、かの「スーパーカー」
マルゼンスキーに迫るタイムをジュニア級時点で記録、
そしてウマ娘として史上初のトリプルティアラ戴冠を達成するなど、史実に準えた驚異的な記録をいくつも残してきた様である。
キャラクター像
一人称は「私」で、女子というよりも女性という方がふさわしい、大人びた口調で話す。
流星を模したメッシュと、「魔性の青鹿毛」の異名通りの黒髪をシニヨンに結び、
右目のあたりに
泣きぼくろという、
とても現役の高校生とは思えないレベルの美貌を誇る。
またミステリアスで遠回しな物言いも合わさり、時として狂信的な人間さえも生み出してしまう、まさしく
「魔性」のウマ娘。
メジロ家のウマ娘でもラモーヌのことをよく知るのは妹のアルダンくらいで、
幅広い交友関係を持つ
メジロパーマーでさえ
「たまに集まりに顔を出す、すっごい綺麗なお姉さん」程度の認識しかない。
普段はメジロ家の令嬢らしく、礼儀正しく振る舞ってはいる……が、実際のところかなりプライドが高く、かつ
気まぐれ。
トレーナーやマスコミの記者など大人に対しても、ちょっとでも気分を害されようものならすぐさま彼らを袖に振るような応対をするほか、
あの"皇帝"シンボリルドルフさえも萎縮させたり、電話1本で呼び出したりするなど、
まさしく傍若無人な振る舞いをするが、
それが許されてしまうレベルの美貌と才能を持っている。
そんなラモーヌが唯一心奪われるものはやはりレース。
その根源は──
比喩ではなく、彼女は「レース」という概念を擬人化して愛の言葉を囁くのだ。
アルダン曰く「誰よりもターフを深く愛し、レースに対しても常に前向きで、走ることを純粋に愛している」とか。
ただ、対戦相手が萎縮しきって全力も出せないようではつまらない「一方的な狩り」になってしまうだけ。
そのため、出走するウマ娘に本気を引き出させ、そこから生み出される様々な要素でレースを見る観衆を熱狂させ、
そうして生まれる珠玉のレースに完璧に勝利すること……それこそ、ラモーヌの言うところの「愛」らしい。
しかしレースへの愛に真摯すぎるあまり、前述の通り併走相手が萎縮したり、
雑念などで集中力を欠いたりといった(ラモーヌにとって)愛の無いレースをした場合、「つまらない走り」と一切オブラートに包まず酷評してしまう。
さらには相棒であるトレーナーのことさえも「自分がレースに集中するための雑用係」といった感じに思っている節も見られ、
個別ストーリーでは何人ものトレーナーと仮契約したもののその誰のことをもをロクに覚えておらず脱落させている。
逆に言えば、「レースを愛する(真摯に向き合った)者」に対しては、その質を問わず一定の敬意を払うし、また心を許した相手には冗談を言ってからかう一面もたまに見せる。
自身にとって大切なものはレースでありそれ以外にはあまり頓着しないが、
それはそれとして他人にとって大切なものは一切軽蔑することはなく、その気持ちを尊重する。
その矛先がアンティークだろうが健康食品だろうが
ラーメンだろうが、そこに向ける情熱を感じられるのであれば評価する。ラモーヌ曰く、これも「愛」らしい。
このように、
ネオユニヴァースや
タニノギムレットほどではないが、
奔放な性格に加え、上記の「愛」を独自の言葉で表すことが多いのでコミュニケーションは困難。ある意味のコミュ障ともいえるかもしれない。
というか、
ハナから人間関係に興味を抱いていないので、コミュニケーションを取るつもりも無いというのが最大の問題だが。
とはいえ曲がりなりにも名門メジロ家の令嬢ということもあり社交界ではそれなりに顔が広く
、パーティーなどに招かれた際は普段の態度を見せないように卒なく振る舞うことぐらいはできる。
相手のことはやっぱりロクに覚えていないが。
その他油絵も趣味としているが、
抽象的な絵画が多く端から見ても何を描いているか理解できない人が多いらしい。
私服姿は腹と肩を出す丈の短いセクシーな黒い上着に、白のパンツスタイル。
パツパツなパンツスタイルでH90を惜しげもなく強調しており、全体的な露出度はそこまでではないにしろかなり扇情的な装い。
◆アプリ版での活躍
性能
バ場 |
芝:A |
ダート:F |
距離 |
短距離:B |
マイル:A |
中距離:A |
長距離:E |
脚質 |
逃げ:G |
先行:A |
差し:A |
追込:F |
2023年10月19日に☆3「オニキス・ライン」として実装。
なお、実装少し前に開催された第28回秋華賞では、
リバティアイランドが単勝1.1倍の圧倒的人気に応えて勝利し、史上7頭目となる牝馬三冠を達成。
偶然にも新たな三冠牝馬が誕生した直後に初代
三冠牝馬のウマ娘が育成実装となった。
また三冠馬ということもあり、3周年の目玉とも思われていただけに早い段階での実装に驚きを隠せなかったトレーナーも少なくなかった。
アニメ3期3話でとんでもない名前が飛び出したため、そっちが3周年の目玉になったとも
マイル・中距離の先行・差しを得意としている。
新馬戦とはいえ20馬身ぶっちぎって勝利したことや、桜花賞トライアルのフィリーズレビュー(芝1400m)を勝利したことを受けてか、短距離適性もBと2種適性A持ちにしては珍しく高め。
長距離適性だけはEと低めだが、因子を積めば初期Aスタートも可能と、全距離に対応するポテンシャルを持っている。
[オニキス・ライン]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[オニキス・ライン]メジロラモーヌ」勝負服
「メジロ」冠名で知られる
馬主、メジロ
牧場の勝負服「
白、
緑、
袖緑縦縞」がベースの勝負服。
お馴染みのメジロカラーである
ミントグリーンが混ざるドレス。
……なのだが、
B87というウマ娘のなかでもかなりご立派なモノを強調するかのような煽情的なもの。
その上コルセットでその大きさをさらに強調しているのだから、目のやり場に困る衣装となっている。
左手にはレースの装飾がある手袋を着用。右脚は黒のガーターストッキングに黒のハイヒールだが、
左脚は素足に白のハイヒールと、完璧さを至上とするラモーヌにしては
アシンメトリーな構成となっている。
ただ、トレーナーノートでの衣装選択時に
「完璧なアシンメトリー…美しい。」と呟いているため、
ラモーヌの美的センスとしては寧ろアシンメトリーにこそ美しさを見出しているようでもあるが。
史実のメジロラモーヌ号も左の脚の先が前後ともに白かったため、そちらが元ネタとなっているのだろう。
勝負服名の
「オニキス」とはメノウに近い黒色の鉱石。
ちなみに、ラモーヌに先立って登場していた
ルームメイトの勝負服名も同じ単語を冠している。
成長率はスピードと賢さにそれぞれ+15%。
所持スキル
上述したように距離適性は補正次第でどこでも走ることができる万能さを秘めてはいるが、
レアスキルの「十全十美」「優位形成」の適用範囲から、後述する固有スキルも含めるとマイル・中距離の先行での起用がベストだろう。
通常スキル:
垂れウマ回避、しとやかな足取り、品行方正、(覚醒Lv2)栄養補給、(覚醒Lv4)真っ向勝負
レアスキル:
(覚醒Lv3)十全十美(最終コーナー前の第3コーナーで前の方にいると前に出る/マイル・中距離)
┗純愛(最終コーナー前の第3コーナーで前の方にいるとすごく前に出る/マイル・中距離)
(覚醒Lv5)優位形成(レース中盤に速度が上がる/マイル・中距離)
┗高嶺の艶笑(レース中盤にしばらくの間速度が上がる/マイル・中距離)
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[オニキス・ライン]メジロラモーヌ」固有スキル発動」
固有スキルは「愛と熔けよただ熔けよ」。
効果は「残り1000m地点で前の方にいると速度が上がる」という至ってシンプルなもの。
前の方にいるだけで発動という非常に緩い発動条件だが、先頭にいると発動しないので注意。
なお、アイビスサマーダッシュなど直線1000mの条件ではスタートした瞬間に固有スキルが発動する。
スキル演出は、黒いオーラを纏い双眸を妖しく光らせたラモーヌが駆けるというもの。
どう見てもラスボスです。
なお、背景の色は、メジロラモーヌ号をピックアップしたJRAのCM「THE WINNER」を、
演出内でフィンガースナップした後に出てくる桜・樫・薔薇のオーラ(?)は当時の牝馬三冠のそれぞれのレース(桜花賞・オークス・エリザベス女王杯)を意識したものと思われる。
実はメジロのウマ娘の中で見ると、固有演出でまともに走る動作をとっているのは彼女だけだったり
固有二つ名は「魔性の麗人」。
取得条件は「桜花賞、オークス、有馬記念(クラシック級)、エリザベス女王杯(シニア級)を勝利し、ファン数が320000人以上になる」。
クラシック級の有馬記念のみ目標外レースだが素の長距離適性はEと、そのままでは惨敗は避けられないため、長距離因子を多めに積んで挑もう。
またファン数32万人以上というのもなかなか厄介。
トリプルティアラ路線はクラシック三冠路線と比較すると稼げるファン数が少ないため、ファン数ボーナスを多く積んだ上でG1を勝利していきたい。
サポートカード
2023年2月24日にサポートカードとして共通のRと、SSR【燦爛】が実装。
2023年11月30日にはSSR【冬溶かす熾火】が、2025年1月10日はSR【月下麗人】が実装されている。
SSR【燦爛】
得意トレーニングは賢さ。
固有ボーナスは「最大5個まで速度が上がるスキルの所持数に応じてトレーニング効果アップ」というもので、
習得したスキル1つにつき+4%、最大20%のトレーニング効果を得られる。
固有スキルもカウント対象に入るため、固有に速度が入っている場合は4個習得で最大効果。
スキルは「マイル直線〇」「マイルコーナー〇」といったマイルの汎用スキルや、
「中距離直線〇」「ありったけ」など中距離汎用スキル、「集中力」「直線巧者」など距離脚質不問の汎用スキルが揃っている。
そしてそのヒントを完凸すればヒントレベル+4、つまり最大のレベル5の状態で入手できるようになるため、スキルPtの無駄を最大限省いてトレーニング効果を高められる。
連続イベントを最後まで進めると確定でレアスキル「優位形成」のヒント+1を入手できる。
とにかく固有ボーナス達成状態でのトレーニング性能が友情・非友情問わずズバ抜けており、瞬く間に必須級のTier1のサポートカード入りを果たしていた。
実装当初の育成環境である
グラマスシナリオではヒントイベントを強制的に発生させるゴドルフィンバルブの叡智によって通常以上に出力稼ぎが楽、
L'Arcシナリオは凱旋門賞の難度ゆえ序盤からスキルを取ることが推奨され、また凱旋門賞が中距離なので自身のスキルも有効と、
シナリオの仕様との噛み合わせが良いのも無視できない点だろう。
トレーニング自体が重視されないシナリオでない限り、その優位はそうそう揺らがないと思われていたが…(後述)
弱点を強いて挙げるとするなら、短距離や長距離のウマ娘を育成する際にはレアスキルが腐るのはもちろん、
ラモーヌから得られるトレーニング効果アップに有効なスキルが「直線巧者」だけになるため、
他のサポートカードでフォローしなければ高いトレーニング効果の恩恵を得にくいということ、
そしていくら固有が優秀とはいえ、
賢さボーナスの解禁が3凸以降になるため、3凸以上とそれ以外では賢さ上昇に天と地ほどの差が出てしまう。
この問題は
奇しくも後発の強いSSRサポートカードも同じ問題を抱えている。
ただ、ガチ勢であれば
結晶や引換券を使ってでも完凸が前提であり、ラモーヌに頼らないヒントの準備もある程度できるはずで、必然的に大きな弱点とはなっておらず、全距離で採用されるが。
そのため、
メジロラモーヌ本人の育成に使えないのが最大の弱点とも言える。
幸い、オグリキャップやトウカイテイオー等、ラモーヌに肉薄する性能を持つ賢さSSRは多いため、なんとかならなくはない。
しかし、その後環境の変化や別カードの実装によって、ラモーヌの適距離であっても特化型の他カードが選択肢として挙がる場面が急増。
例えば逃げならSSR【ミッション『心の栄養補給』】ミホノブルボン、先行ならSSR【かっとばせー!ですわ!?】メジロマックイーン、
差しならSSR【百花の願いをこの胸に】サトノダイヤモンド、追込ならSSR【Take Them Down!】ナリタタイシン、ダートならSSR【Lucky☆Summertime】コパノリッキーといった具合に、
それぞれの脚質で特化型の強力な賢さサポカが実装されている。要はSSRメジロラモーヌ程の強力なサポカですら埋もれてしまう程に賢さサポカは激戦区となっている。
特にSSRメジロマックイーンは全賢さサポカ中1位の出力に加えてこちらを30も上回る得意率を持っており、
残念ながらガチ勢視点ではSSRマックイーンの存在でラモーヌは現環境では型落ち気味と評されており、厳しい立場となっている。
しかしそれでも「適距離なら汎用性の塊」というこのカードの特性上需要は失われておらず、
サポカ資産に乏しく他種のサポカをレンタルで賄う場合のカバー枠、そうでなくとも適距離であるマイルや中距離の育成でなら採用されることが多いカードである。最低でも3凸しないと賢ユキノ並に落ち着いてしまうところには目を瞑ろう。
寧ろ、このことで「メジロラモーヌ本人の育成に使えない」という最大の弱点を克服できたとも言える。
他にも、メジロマックイーン本人の育成にも需要が高い。
…といった具合にトレーニング効果+20%という最大の強みを武器に「トップとは行かずともそれに次ぐ上位級の汎用枠」として長きに渡り愛用されてきたこのサポカだが、後の2024年12月27日に新たなサポカであるSSR賢さ【雲煙飛動】シンボリルドルフが実装。
固有効果抜きの素体性能でトレーニング効果+20%を持つ上、取得スキルの大半が汎用タイプ、レアスキルも片方が汎用タイプの「いいとこ入った!」と凄まじい性能を引っ提げてきた。
プレイヤー各々のサポカの取得状況も加味する必要はあるだろうが、これによってラモーヌの「汎用枠の賢さサポカ」としての役割も世代交代となったと言えよう。
とはいえ、スピードと並んでインフレが著しい賢さサポカの中にあって、実装された2023年2月24日から数えて1年と10ヶ月近くも高評価を保っていたのだから十分すぎるくらいに長生きだったといえる。
上述したようにサポカ資産状況やガチャの結果によってはまだまだ使い続けるって人もいるだろうしね…。3凸以上しないと使い物にならない問題は据え置きだが。
余談だが、連続イベント最初の「ひどい絵。」という台詞がネタとして汎用性が高く、
「ひどい〇〇」と改変されてラモーヌの代名詞的なネタ台詞として一部に人気がある。
主にメジロの同人作家ネタで。
SSR【冬溶かす熾火】
こちらの得意トレーニングはパワー。
トレーニング効果アップ、友情ボーナス、やる気効果アップを一通り備えている他、
固有効果として加速力の上がるスキルの取得数に応じて最大+3という高いパワーボーナスが付くようになり、
パワータイプのサポカの中でも練習性能はトップクラスとの評を得ている。
ヒント発生率とヒントレベルについても【燦爛】から据え置きの上、
スキルPtボーナスは完凸するとあちらを上回る+2となるため、スキルの取得についても隙の無い構成。
連続イベントを完走することで、冬ウマ娘○の上位スキルに当たるレアスキル「凍て風」をヒント+3で入手できる。
弱点としては「季節に特化した=出番が限られる金スキルのみである」ことと、「カテゴリ全体で評価が一段低くなってしまっているパワーサポカ」という点だろうか。
実装当初の環境では「【燦爛】を編成できなくなること」も弱点として扱われていたが、
上述の通り他の賢さサポートカードが充実してきたことで、【燦爛】を外しこちらを入れるという別解が導けるようになっている。
また、U.A.Fシナリオ以降の環境ではパワータイプが復権しており、冬のレースかつ逃げ育成の場合は最優先で入ると言ってもいい。
こちらの連続イベントのストーリーではラモーヌが幼少期に描いた一枚の絵画と、
それに連なる病弱で思うように走れなかった=レースを愛せなかったラモーヌの過去と、
そんな自身の過去に思わぬ苛立ちを見せるラモーヌを元気づけるためにアルダンをはじめとしたメジロ家メンバーたちの優しさに触れる、心温まる内容となっているため必見である。
SR【月下麗人】
得意トレーニングはスタミナ。
実装時点環境も踏まえるとSRサポカということもあって特に語ることもない……と、言いたい所なのだが、
実はSRとしては高めとなるトレーニング効果アップ+15%に根性ボーナスとスキルPtボーナスが合わさることで、根性とスキルPtを伸ばす能力についてはトップ級次点くらいのガチャ産SSRと同レベルという割と凄いことになっていたりする。
が、肝心要のスタミナ周りの性能が大きく劣っているため、スタサポとしてはそこが致命的だが。
個別ストーリー
走る、ただそれだけのことで、胸が熱くなれるレースが好きだ。
ウマ娘たちが、全精力を傾けて1つの夢を追うレースが好きだ。
冒頭から得々と語られる
トレーナーのレースに対する情熱。
少佐かな?
ミスターシービーやシンボリルドルフといったクラシック三冠という偉業を達成したウマ娘が現れたことにより、
レース界は益々の盛り上がりを見せ、それに携わるトレーナーたちの役割もより重要視されていく中、
トレーナーが夢見るのはクラシック三冠に続く、未だ成し得ぬ史上初の快挙───
『桜花賞』『オークス』『秋華賞』という3つのレースを勝利したものに与えられる栄光、トリプルティアラ。
そんな大目標を夢見るトレーナーの前に姿を現した1人のウマ娘こそがメジロラモーヌ。
レース界の名門、メジロ家の一員にして、その中ですら別格の実力を有すると言われる才能の塊。
後日、彼女が模擬レースを行うという情報を得たトレーナーは早速彼女の走りを一目見ようとレース場へとやってくる。
同じようにその実力を確かめたいと多くのギャラリーが集まる中、遂にラモーヌが出走する。
──ああ……完璧。そう、これなの……。ふふっ……あははっ……!!
そしてレースで見せたその実力は正に予想以上、文字通り完璧としか言いようのない圧倒的な走りと、
何よりもどこまでも純粋にレースを楽しんでいるかのような笑顔にトレーナーは一瞬で釘付けとなる。
自信が夢見る史上初の快挙、トリプルティアラ。それに相応しいウマ娘は目の前のメジロラモーヌを置いて他にいない。
すぐさまトレーナーは彼女をスカウトすべく彼女の下へと駆け寄っていく。
と、思いきやこちらから声をかける前からラモーヌの方から即決同然に逆スカウト。
思いがけずあれよあれよという間に至極あっさりとメジロラモーヌの専属になってしまうのであった。
願ってもみない最高の結果にトレーナーは舞い上がるものの、浮かれすぎていたために連絡先の交換すら忘れてしまう程。
…が、後日そのためにラモーヌの姿を探していたのだが、学園中どこを回っても見つけることができない。
そのまままともに会話を交わすこともできぬまま何日も時間が過ぎていき、
彼女の妹であるメジロアルダンの案内の下で、ようやくとあるレース場にてラモーヌの姿を発見。
そこでもラモーヌは目の前のレースに真剣そのものな視線を向けている。
ああ、だって……そうでしょう? 胸を焦がす、狂おしいほどの……熱。痛み。歓び……。
私を駆り立てる……たったひとつのもの。レースこそ──私の愛。
その日のために準備をし、完璧に整え……己の全てを賭して走るウマ娘たち。
周りの必死な呼吸、皮膚を削ぐような殺気、耳に貼りつく心臓の音。
柵を超えて圧しかかる歓声、怒号、期待、興奮……──
この身ひとつで競い合い、勝利を求める尊い行い……全てが、たまらなく愛おしい。
完璧で、完全なる勝利を捧げることこそが……私の愛の証明。
次いで熱のこもった声で得々と語れる彼女のレースへの愛の数々。
ラモーヌがレースをどれほど好きなのか……いや、愛しているのかがよくわかるものであった。
…だが、続けざまにラモーヌが側にいたアルダンに放った言葉は別の意味で衝撃のもの。
何と自分で了承しておきながら目の前にいるのが自分の専属となったトレーナーであることを完全に忘れていたのである。
思わぬ事実に狼狽えながらもトレーナーは今後の方針なども相談しておきたいと持ちかけるものの、
ラモーヌの方は完全に興味なし、デビューの準備だけしておけばいいと取りつく島もない程であった。
数刻の後、トレーナーがアルダンから聞いた話によれば、ラモーヌがトレーナーをスカウトしたのは自分が初めてではなかったのだという。
どこまでも純粋にレースのみを愛し、その愛を表現するために全てを完璧に仕上げる。そして先日の模擬レースでも見せたようにその実力も紛れもなく本物。
そのストイックさ、自身のレースへの愛以外は歯牙にもかけない姿勢について行くことができない。
加えて名門メジロ家の名を背負う実力者にして、史上初のトリプルティアラすらも期待される逸材、
当然、そのラモーヌを担当するという重圧はトレーナーにも圧し掛かるものであり、
そういった要因から多くのトレーナーが自信を喪失してしまい、彼女の下を去って行ったという事実であった。
自分含めてラモーヌからすればトレーナーなど誰でも良いという現実を突きつけられる形になってしまったが、
それでも後日、再びレース場で純粋なまでにレースに打ち込むラモーヌの姿を再確認した上で、
自分にとってはメジロラモーヌというウマ娘こそが唯一無二の存在なのだと改めて認識することに。
数日後、トレーナーはとある昼下がりの公園にてスケッチに勤しむラモーヌの下へと足を運ぶ。
デビューの準備は全て済ませたと伝えてもまるで関心を見せないラモーヌであったが、
それ以上にトレーナーは彼女へと伝えたいことがった。
自身もまたレースをどこまでも愛するという姿勢はラモーヌと同じ。
そしてラモーヌは自身のレース愛を己の完璧さを以て表現するということも既に知っている。
故にトリプルティアラの達成含めて、彼女の中では既に完璧なプランが出来上がっているのだ。
であるならば、自身がラモーヌのパートナーとして求められるのはその更に上を行くこと。
ラモーヌが抱くトリプルティアラという完璧に、自分がその支えとなり宝石を足して更なる完全を目指す。
彼女の愛を隣で支えるために全てを捧げ共にレースをどこまでも愛し抜くこと、それこそがメジロラモーヌのパートナーとしての覚悟の示し方であった。
自身に匹敵するだろう、その純粋なまでのレース愛を聞き届けたことでようやくラモーヌも目の前のトレーナーに興味を示し、
目の前の絵画に足す最後の色がようやく決まったと口にし、彼女の描いていた抽象画は完成を見る。
……この後は、先1年のメニューを検討し直すわ。本格的なトレーニングに移る前に……。
自分の完璧なレースへの愛をより確固たるものにするために相応しい存在…そう認めたかのようにラモーヌは明確に目の前のトレーナーに対して言葉をかける。
レースへの愛という共通言語を軸に、ようやくトレーナーはラモーヌとの明確なスタートを切ることができたのであった。
育成シナリオ
そんな流れで始まる育成シナリオ。
育成目標ではメイクデビューを経て阪神JF。クラシック級はトリプルティアラ路線に挑み、
シニア級はヴィクトリアマイル、宝塚記念、エリザベス女王杯、ジャパンカップに挑むティアラ王道路線。
阪神JF後に「マイルで技巧を極めたい」と「中距離の花道を進みたい」の二択が発生。
前者を選択し、桜花賞のほか「安田記念」「マイルCS」「ヴィクトリアマイル」を勝利すると、
スピード・根性・賢さがアップし「マイル直線〇」「マイルコーナー〇」「負けん気」のヒントレベル+2を入手できる。
後者を選択し、オークスと秋華賞のほか「大阪杯」「宝塚記念」「天皇賞(秋)」「エリザベス女王杯」「ジャパンカップ」に勝利すると、
スピード・パワー・賢さがアップし「中距離直線〇」「中距離コーナー〇」「闘争心」のヒントレベル+2を入手できる。
隠れてない隠しイベントは個別ストーリーで言及のあった通り、
史実再現として三冠レースのトライアルとなる「フィリーズレビュー」「フローラステークス」「ローズステークス」を勝利し、
完全三冠のトリプルティアラを達成するとイベント「その名はパーフェクト」が発生。
全ステータスが上がり「ペースアップ」「尻尾上がり」のヒントレベル+2を入手できる。
クラシック期3月~5月くらいのレーススケジュールがかなり過密なものとなるが、狙っていく価値は十分にある。
ただ因子周回で完全三冠イベントも起こそうとすると、NHKマイルカップ出走時に連続出走ペナルティが発生する可能性がある点には注意。
NHKマイルカップの直後にオークスがあるため4連続出走となるが、ラモーヌがガチギレするものの目標レースなため4連続の分のペナルティは発生しない。
また、目標か任意か問わずレース勝利後にランダムで発生するイベントでは賢さのステータスが上昇するのだが、それに加え低確率で「切れ者」が獲得できる可能性がある。
有志の検証では絶好調で勝利した場合のみ獲得チャンスあり、イベントは一度の育成で最大3回まで発生する模様。
不明瞭な点が多いが、どちらにせよ貴重な切れ者獲得のチャンスであるため積極的に狙っていきたいところ。
なお、上述の通り、ラモーヌは高いプライドに気まぐれな性格と、平たく言えば扱いにくいウマ娘なのだが、
彼女の担当トレーナーは一般的な感性の持ち主ながら、「レースを愛している」という一点では(愛の強さも含めて)ラモーヌと相通じている。
そのため、シナリオ中盤辺りまではラモーヌに振り回されがちな面もいくつか見られるものの、
クラシック期夏合宿終了後辺りからはほぼ完璧に意思疎通が可能なほどに親密な仲になっていく。三女神様の加護が篤すぎる
そして、トレーナーは、宣言通りラモーヌのレース愛を満たすために全力を尽くし、時には彼女の愛をより完璧なものとするために、
シンボリルドルフやミスターシービーといった歴戦の猛者たちすらも巻き込んでいくことになる。
特殊実況は桜花賞に勝利すると発生する。
+
|
特殊実況 ※ネタバレ注意 |
勝ったのはメジロラモーヌであります!
堂々たる勝利、堂々たる勝利であります!文句なし!
|
なお史上初の
三冠牝馬ではあるが、トリプルティアラ路線G1のライブ楽曲「彩Phantasia」の歌唱は実装当時未収録で、
ライブシアターに収録されていたのはいつもの「Make debut!!」「うまぴょい伝説」「Ms.VICTORIA」と、2周年楽曲「DRAMATIC JOURNEY」を加えた4曲のみであった。
歌唱はなくともぴょいっと滑り台は滑るしトレセン音頭でぐるぐる目になるのだが
後の3rdアニバの大型アップデートにおいて、期待通りラモーヌに「彩Phantasia」のボーカルが追加された。
そしてやはりとても現役の学生とは思えないとんでもなく蠱惑的でセクシーなボイスだった。
◆関連キャラクター
威風堂々の"皇帝"。
史実通り無敗でクラシック三冠を達成したルドルフは、史上初となるトリプルティアラの達成をラモーヌに期待し、
その視座からトゥインクル・シリーズを発展させるための案を求めている。
育成シナリオではクラシック級に入った直後に一線を退き、運営側に回ることを宣言。
ラモーヌの見届け人として関わってくるが、最終目標となるシニア級ジャパンカップでミスターシービーとともに三冠ウマ娘三つ巴の大決戦を繰り広げる。
そこまでラモーヌを見込んでいるルドルフだが、残念ながらラモーヌからは塩対応気味であり、
面と向かって「つまらない人」と言われるなど、見ている側も気の毒に思うほどにはつれない態度を取られている。
史実夫婦の一人で、ルドルフとの間にはメジロリベーラ(牝・1990生)が生まれている。
"天衣無縫"の三冠ウマ娘。
ラモーヌの育成シナリオにおいてはルドルフのように運営側に回る気は全くないものの、一線を退いている状態。
ただしシニア級宝塚記念の後にジャパンカップで対決することを宣言し、ターフにルドルフを引っ張り出そうとするラモーヌへの賛同を見せる。
自由気ままに好きなようにレースを楽しむその純粋さは、ラモーヌの持つレースへの愛と通ずるものがあり、
大多数の第三者がその真意を掴みかねるラモーヌのことを「キミはいつだってシンプルだ」と評している。
"ガラスの脚"でありながらも、『今』という一瞬の煌めきのために全てを賭けるウマ娘にしてメジロラモーヌの妹。
実の姉妹ということもあり、ミステリアスで本心がうかがい知れないラモーヌのことを深く知っている家族であり、
それと同時にアルダンにとっては偉大な目標であり、「メジロラモーヌの妹」という周囲の評価も含め超えるべき
ライバルでもある等、なかなか複雑な思いを抱いてもいる。
ラモーヌの方もまた己のレースのために全力を尽くしているアルダンの姿勢を高く評価している一方で、
他でもない自分自身を超えたいという焦りが時に彼女の走りに「雑念」を混じらせてしまうことには不満を見せることも。
とはいえレースから離れた日常においては、レース以外にほぼ興味を示さないラモーヌもアルダンが相手の時は比較的柔らかめの対応をすることも多い。
というよりその後のホーム画面会話や各種イベントなどの描写の肉付けを統合していくと、
「アルダンの実力を一番純粋に評価しているのはラモーヌなのではないか?」という節さえ見えてくる。
実際の戦績は仕方ないにせよ、自分と同じ肉体的なハンデを抱えながらも、
それを言い訳にせず自分ができる最大限を常に模索しレースで結果を残そうとするアルダンの姿勢は、
ラモーヌにとっては正に自身と同じ「レースを愛する」行為に他ならない…と推測されるからだ。
問題はラモーヌ初登場時のイベント含め、アルダン視点では「自分では到底及ばない偉大な姉」というフィルターがかかることが多いために、
ラモーヌとしては純粋な称賛や信頼のつもりでいった言葉も、アルダンが「姉様のことだから何か意図があるのかもしれない」と深読みしてしまうことがあり、
一方のラモーヌも基本言葉少なで、相手の勘違いを正そうとするようなタイプでも無いために、妙なすれ違いが起こってるように見えてしまうこともしばしば。
姉妹の仲自体は決して悪くなく良好ではあるものの、お互いに特殊なタイプのために腹を割って話すことができずに独特の距離感が生じているともいえる。
個別ストーリーでは、「メジロ家」とレース界の双肩をなす「シンボリ家」がクラシック三冠を成し遂げた今、
「メジロ家」に求められるのは史上初のトリプルティアラであることの重責とプレッシャーを伝えた上で、
トレーナーに「姉を、よろしくお願いいたします。妹として──メジロ家として」と、今後の姉の将来を託す。
なお育成シナリオでは、トレーナーがラモーヌの詳細を求めてメジロ家の屋敷に訪問する。お前もメジロだ
ラモーヌシナリオのノーマルエンドにおいては、すっかりラモーヌと通じ合えるようになったラモーヌトレーナーの姿を見て、
「私の方が姉さまとの時間は長いのに!」とヤキモチを焼くなんて意外な一面を見せるため必見。
史実では同じ母メジロヒリュウを持つが、ラモーヌの父がモガミに対しアルダンはアスワン(つまり半きょうだい)。
ウマ娘では、
ビワハヤヒデ・
ナリタブライアン姉妹に次ぐ2組目の姉妹。
メジロ家出身のウマ娘の1人。
ラモーヌと同じトリプルティアラ路線を目標に据えていることから、メジロ家メンバーの中でも頭一つ抜けた尊敬をラモーヌに向けている。
ラモーヌの方も自身と同じ路線を選んだということもあってか、
ドーベルのことは妹のアルダンと同様に気にかけている描写が多く、相対するのが楽しみと語っている。
ストーリーイベント『A Gleaming Mejiro Gala』においては、
メジロ家クリスマスイベントのPRの一環として協力を申し出てきたドーベルに応じ、2人揃ってフリースタイル・レースに飛び入り参加。
家柄や立場など一切関係ない情熱的なレース愛を示すことで周囲を熱狂の渦に巻き込んで見せた。
メジロ家出身のウマ娘の1人。
自分を驚かせるための趣向を凝らされた
お化け屋敷を終始笑顔で踏破してみせたり、あのマルゼンの運転する車の助手席でうとうとしたりと、
最早豪胆とすら呼べるほどにマイペースなのんびり屋さんのブライトであるが、その姿勢はラモーヌ相手でも変わることなく、
周囲の大半がラモーヌの持つ圧倒的オーラに物怖じしてしまう中、普段のペースを崩すことなく接することでラモーヌからは感心されていた。
なのでブライトからすれば自分がラモーヌと接するとどうして周囲が驚くのかずっと疑問だったそうで、
トレーナーからその辺りの事実を指摘された際には、「皆さまはラモーヌ様の優しさを見落としているだけ(意訳)」と笑顔で語っていた程。
メジロ家出身のウマ娘の1人。
良い意味でお嬢様らしさを感じさせない親しみやすさと気配りの上手さを併せ持つことから、
ブライトと同様に気難しさを抱かれやすいラモーヌに対してフランクに接することのできる1人。
サポカイベントのとある一幕では、メジロ家のお茶会に振る舞う茶葉の選択に悩む他のメジロ家メンバーの姿を目にした上でラモーヌに会いに行き、
何てことない世間話の中で現在のラモーヌの好みを聞き出してそれを伝えるという相変わらずの名サポートっぷりを発揮している。
唯我独尊、"天狼の王"。
幼い頃からの付き合いがあり、その時点で大人顔負けの価値観や思想を持っていた。
育成シナリオでもたびたび登場するほか、目標外レースだがシニア級の天皇賞(秋)でライバルとして登場する。
史実では同じモガミ産駒。
競馬では母親が異なる場合は兄弟とは扱われないものの、人間で言うと異母兄妹になる。
個別ストーリーや育成シナリオで登場する、メジロ家の主。
誰が呼んだか「おばアサマ」「ウマーン様」
天皇賞の御紋付盾を至上とするメジロ家だが、ラモーヌには
「盾やクラウンよりも、ティアラがよく似合う」とトリプルティアラ路線での活躍を期待されている。
ラモーヌの個別ストーリー内にアプリ版でも声付きで出演。アニメ2期と同じCVは
榊原良子氏。
アメリカから来た"仕事人"。
ラモーヌとは寮のルームメイトで、双方ともに干渉しない主義なため、居心地は悪くないらしい。
産駒はおらず、レースも時代が異なる故対戦経歴も無いので少なくとも史実における接点は皆無。
産駒もいるカイチョーは泣いていい。ここまでくると一人部屋
しいていうなら
- 体毛に由来するキャッチコピー(ラモーヌが『魔性の青鹿毛』・クリスエスが『漆黒の帝王』)を持つ
- メジロ牧場とシンボリ牧場はシンボリルドルフの父パーソロンやメジロラモーヌ・シリウスシンボリの父モガミを共同購入している
といった点からこの組み合わせになったのではとの推測が出ている。
また、ウマ娘内だと「勝負服の名前に「オニキス」が入っている」という共通点がある。
"破壊の権化"
ラモーヌのことは魔性の君と称しており、ギムレット自身の育成シナリオやホーム画面のバースデートークなどでたびたび絡みがある。
特にバースデートークの方では仰々しさ全開のギムレットの会話にラモーヌの方もノリノリで受け答えするなど意外すぎるノリの良さを見せており、
当時はまだ登場したばかりで得体の知れなさを抱かせていたラモーヌのイメージを大きく一変させるものでもあった。
史実ではシンボリルドルフと同じく夫婦の一頭で、メジロラスタバンというラモーヌの最終産駒がいる。
「華麗なる一族」のウマ娘。
ルビーの育成シナリオでは彼女のクラシック級夏合宿で登場し、当初ティアラ路線を目指していたルビーがオークス同様2400mでの併走を申し出るものの、歯牙にもかけず圧勝。
その上でルビーの走りを「つまらない」と評するが、ルビーの末脚に光るものを見た彼女のトレーナーに頼まれ条件を桜花賞の1600mに変えて再戦。
またしても勝利するがその末脚を認め、「磨きをかけたならまた勝負してもいい」と評価を改める。
以上のやり取りを経てルビーがスプリント路線へ転向するきっかけを作った。
史実世代が離れており直接的な接点は無いが、主戦騎手が同じ河内洋という鞍上繋がり。
まさかの現役からウマ娘参戦を果たした、無敗の三冠牝馬のウマ娘。
衝撃の発表以降は音沙汰ない状態が続いていたが、ラモーヌの育成シナリオにて3Dモデル初公開および初台詞となった。
当然だがデビュー前で、育成最終目標となるシニア級ジャパンカップのいち観客として登場する。
このレースはメジロラモーヌにミスターシービー、シンボリルドルフの
三冠ウマ娘3人の三つ巴大決戦という、
どっかで見たことあるようなジャパンカップを想起させるものとなっており、
「──いつか、私も……!」の言葉と共に立ち去る。
三冠牝馬繋がりで登場することを予想したユーザーは一定数いたと思われるが、この展開まで想像した人はあまりいなかったかもしれない。
また、ラモーヌのシニア級の育成目標であるヴィクトリアマイル→宝塚記念→エリザベス女王杯→ジャパンカップのローテーションは、
2022年にデアリングタクト号が出走したGⅠレースと一致する。ありふれたローテではあるので偶然かもしれないが。
他のキャラの濃い個性豊か過ぎるトレーナーと比較すると至って普通の部類だが、かなりのレース好き…否、レースバカ。
メジロ家に招かれ現役ウマ娘たちの面々に目を輝かせたり、トリプルティアラvsクラシック三冠の頂上決戦が決まると脇目も振らず大喜びするなど子供っぽい一面も。
育成シナリオでは、史上初のトリプルティアラを達成するため、それを達成し得るメジロラモーヌと契約を結ぶ。
正直トレーナーなら誰でもよかったラモーヌからぞんざいに扱われるが、彼女のレースに対する「愛」を理解したいこと、
そして何より自身もレースを愛していることを伝えたことでようやく興味を持ってもらえたか、彼女のトレーナーとして正式に契約を結ぶ。
お互いベクトルは違えど、レースバカと言えるようなレースに対する愛を持つという共通点故にラモーヌと噛み合ったのかもしれない。
現にレースについて熱弁する姿を
スイープトウショウに
「なんかキモい!」とストレートに気味悪がられているので、他のウマ娘に目を付けたとしてスカウトが上手く行ったかは怪しい。
一方ダイイチルビーのトレーナー程ではないが自己肯定感は低い方で、クロッキーのモデルになった際は「(被写体が)あまりいいモデルじゃなかった」と自虐する他、
いくらレースを愛せど人間という種族である以上、ウマ娘のようにレースを愛せないというある種の諦観を抱いている。
ラモーヌもそんなトレーナーの発言に思うところがあるのか、「卑下が過ぎてよ」と諫めたりするなど、
個別ストーリー時点では想像できないほどに、彼女なりに担当トレーナーに気を遣う場面も見られる。
とはいえ、「メジロラモーヌのトレーナー」であることに責任と自信はあるらしく、秋華賞の後、
「シンボリ家のシンボリルドルフが未来のために働いている、であればその盟友であるメジロ家のメジロラモーヌを同じ役割をさせるのはどうか」、
「ひいてはラモーヌの結果を残したトレーナーにもURAの仕事を任せたい」、「ラモーヌはルドルフと同様に引退するだろう」(要約)という話が来た時に、
即答で「ラモーヌが走るのを止めるわけがない、だからトレーナーは辞めない」と返すぐらいには信じきっている。
またシニア級でルドルフが「ラモーヌはターフから引いた私を軽蔑しているのだろうが」と溢した時、
「ただ拗ねているんだと思う」と返すなど、出会った当初とは見違えるほどラモーヌを理解している。
単なるトレーナーとしてのみならず、「名門メジロ家の」メジロラモーヌのトレーナーとしても努力しており、
連続お出かけイベントでは「ラモーヌの気品を感じ隣に立てるよう意識する」(1段階目)、「ラモーヌのようになろうと行動する」(2段階目)と、
貴族であるラモーヌの隣に立つべく努力をし、最終的には「さすがはかのラモーヌ嬢のトレーナーだ」(3段階目)と言われるまでになる。
この一連のイベントの名前も「蝶(ラモーヌ)に見惚れていた者がそれに並ぶ蝶になる」といった意味である。
また
クリスマスのホームボイスではしれっと「パーティに行くから着替えてこい」(要約)と言われるなど、
ラモーヌの側からも一緒にいることが当たり前のような発言があり、「学園のトレーナー」以上の信頼を置かれていることが確認できる。
人となりはレースバカな面を除けばクセの少ない部類に見えて、新人でありながらトリプルティアラという高すぎる目標を本気で見据え、
そのためなら名門メジロの実力者であるメジロラモーヌ相手ですら物怖じせずにアタックし、
最終的にはそんな彼女と言葉少なに理解し合える関係を構築しているなど、端から見れば十分新人離れしたヤバいトレーナーの一人であることにも間違いはない。
貴方の追記・修正…どうぞ、捧げてご覧なさいな。
- 「あら、ネッシーなのね」 -- 名無しさん (2023-10-30 22:42:58)
- 作成乙です。初期の得体の知れなさからは考えられないくらい、レース愛という共通の軸さえ持てれば意外と親身になってくれるタイプだったな。 -- 名無しさん (2023-10-30 23:12:12)
- 固有演出がどう見てもラスボスのそれなんよ… -- 名無しさん (2023-10-30 23:38:52)
- いやまぁすごいのはわかるんだけどさ、CMの演出よ。走 れ よ -- 名無しさん (2023-10-31 00:09:58)
- ただそこに立っているだけでおもしれー女 -- 名無しさん (2023-10-31 00:24:19)
- 担当トレーナーとラモーヌのムーブを見てて思ったよ。「こいつら満足民の素質があるな」って -- 名無しさん (2023-10-31 01:27:55)
- 諸君 -- 名無しさん (2023-10-31 07:09:37)
- ↑ミス、諸君私はレースが好きだ -- 名無しさん (2023-10-31 07:10:42)
- ラモトレ、あれ普通の部類かな…? 初っ端からレースバカっぷりを惜しげもなく披露するわ、ド新人なのにトリプルティアラ狙いたいとか言い出すクソ度胸の持ち主だわ、相手が名門メジロの実力者ラモーヌだろうとお構いなしだわで、寧ろ歴代トレーナーの中でも相当にヤバいってイメージがあっただけに… -- 名無しさん (2023-10-31 07:27:22)
- 何のことはない、いつもの逸般人さ。 -- 名無しさん (2023-10-31 10:07:12)
- あぁぁいしてるんだぁぁぁぁレースをぉぉぉぉ! ハハハハハ!! -- 名無しさん (2023-10-31 11:23:29)
- 衣装の手足の白黒は元ネタ準拠だけど、素足で白を表現は珍しいな -- 名無しさん (2023-10-31 20:07:30)
- レースでのアルダンには期待も失望もしていない感じね その分普段は仲良しなんだが -- 名無しさん (2023-10-31 22:52:41)
- ↑全く期待してないって程でもないんじゃないかな。イベストでもわざわざ併走相手に指名するくらいだし。尤も、自分を意識しすぎて雑な走りをしたりしたら容赦なく酷評もしてたけど。 -- 名無しさん (2023-10-31 23:17:25)
- ゲームやってない勢なのでここで初めて見たが、これで中等部とか高等部と言われてもオイオイ・・(ほめ言葉)ですな -- 名無しさん (2023-11-02 10:57:27)
- アニメ時空だと戦績的にはおハナさんのところにいそうだが、性格的には全くいそうな気がしないw -- 名無しさん (2023-11-02 12:14:38)
- ↑おハナさんって一見するとガチガチのシステマチック指導に見えるけど、根底は「完璧な育成プランで才能ある教え子に完璧な功績を掴ませる」ってことになるだろうし、レース愛を完璧さで表現するラモーヌとは上手く噛み合えば意外と相性は良さそうな感じもする。 -- 名無しさん (2023-11-04 22:08:06)
- ↑3 高等部はまぁ…そうかな…そうかも・・・だが、中等部はさすがに無理があるぞ? -- 名無しさん (2023-11-04 22:44:25)
- 某所ではラモーヌがデヴィ夫人、トレーナーが出川哲郎とかいう概念が形成されて芝生えた -- 名無しさん (2023-11-30 08:30:32)
- ↑3レースに出るためにチーム所属はするけど練習メニューとか自分で決めてそう -- 名無しさん (2023-11-30 10:20:10)
- 予想通り、3rdアニバの追加ボーカルで彩Phantasiaが歌えるようになったけど…何だあの色気は。 -- 名無しさん (2024-02-25 12:01:32)
- ドロワヘリオスの衣装イベントでもメッチャ絡んでたし、マジで「本気で何かを愛そうとしている」相手には親身だというスタンスが更に補強された -- 名無しさん (2024-04-05 07:43:46)
- こう考えるとスズカさんやウララちゃん辺りとはキャラとしての相性は良さそうに思えるのだけどな。 -- 名無しさん (2024-04-22 22:04:34)
- ↑特にウララなんかは最初はそりが合わないかもしれないけど、上手く噛み合えば「そういった愛し方もあるのね」みたいにラモーヌ姉さまに一種のカルチャーショックが起きるかも。 -- 名無しさん (2024-04-22 22:58:38)
- 「げえっラモーヌ!」 -- 名無しさん (2024-05-06 11:46:24)
- ↑2 そりが合う合わない以前にハルウララの走りに対する姿勢がラモーヌのいう「つまらない人」その物。走りに対する愛がないからカルチャーショックも何もない。 -- 名無しさん (2024-06-09 12:00:16)
- エアプ本物ラモーヌとかいう謎の概念がすごくすごかったです……。ふざけているように見えて、育成シナリオをほんとうに見たかどうかの判定材料として良く出来てる。 -- 名無しさん (2024-06-18 18:30:47)
- ウララがラモーヌにとってカルチャーショックになるかもって言ってる人いるけどレースの勝ちも負けも楽しんで走れる上でラモーヌを満足させられるミスターシービーがいるから何も新鮮さが無いだろうね。 -- 名無しさん (2024-09-08 16:24:10)
- 逃げにはダスカも新規登場してますます賢さサポカのインフレが進んでるけど、それでも練習出力とそれに付随するスキポ稼ぎ能力は最先端の面々にも決して劣ってないのがヤベーな…やっぱトレ効果+20%が暴力すぎる。 -- 名無しさん (2024-11-04 10:07:47)
- ↑得意率50なのが意外と重く響くんだけどね。あと2凸以下だと出力がお察しレベル -- 名無しさん (2024-11-04 10:29:56)
- ↑それはまあ否定できん…上手く重なると余裕でカンストできるけど、ご機嫌が悪いとマジで全然光らねえからなラモーヌ… -- 名無しさん (2024-11-04 10:36:51)
- ダディー!ラモーヌおるー!(中の人 -- 名無しさん (2024-11-12 03:58:51)
- サポカについて追記修正。流石に同じトレーニング効果+20%持ちが出た以上は賢さラモーヌの評価も落ち着いていくんだろうけど…それでも逆にルドルフ"くらい"しかいないと考えると、やっぱ人によってはまだまだ使えるんだろうかとも。 -- 名無しさん (2025-01-03 12:18:08)
- サングラスがよく似合う -- 名無しさん (2025-02-06 15:59:19)
最終更新:2025年03月07日 20:11