ファインモーション(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2022/06/05 Sun 00:08:15
更新日:2024/04/26 Fri 01:41:34NEW!
所要時間:約 32 分で読めるんだって!







いろいろと知りたいなっ!
この国やレースの素敵なところ♪


ファインモーション(Fine Motion)(以下「ファイン」)とは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクターである。
CV:橋本ちなみ

モチーフ元である競走馬『ファインモーション』は当該項目を参照。


◆プロフィール

キャッチコピー:自由奔放思い出作り!箱入りロイヤルレディ
誕生日:1月27日
身長:158cm
体重:微増(ラーメン食べ過ぎ?)
スリーサイズ:B79・W56・H83
靴のサイズ:左右ともに23.0cm
学年:高等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:ケンカの仲裁
苦手なこと:人を疑うこと
耳のこと:庶民文化の話題には興味津々
尻尾のこと:王族特有の毛質。通称『ロイヤル・テール』
家族のこと:奔放で開けっ広げな姉の扱いが親以上に上手
ヒミツ:①リフティングが大得意。/②最近ヴァイオリンで『うまぴょい伝説』が弾けるようになった。
自己紹介:ご機嫌よう、ファインモーションです!私、素敵な思い出をたくさん作りたいの。まずは美味しいラーメン屋さんを知りたいな♪

キャラクターソング:恋する世界

「遅れてきた乗客」

少し急ぎ足で来たんですよ
あふれるほどの才能を
詰め込んだバッグ抱えて

すぐに追いついたのだから
許してくださるでしょう
では先頭車両へと続く通路を
あけていただけるかしら

だってあの特等席は
この旅のヒロインのために
予約されたシートだもの

2022年URA「名ウマ娘の肖像」 ファインモーションより

◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第4弾「たおやかなる時代」篇
© Cygames・JRA

ロイヤルレディ

日々胸に刻んで

【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「GENERATIONS」第4弾「たおやかなる時代」篇より

元は繁殖牝馬としての活躍を期待されて日本に輸入されながら、デビューから無敗の6連勝で大活躍し、
2002年JRA3歳優秀牝馬にも選ばれたアイルランド生まれの競走馬『ファインモーション号』がモチーフのウマ娘

アイルランドからやってきた留学生のお嬢様。
上流階級出身のウマ娘というと、名門「メジロ家」のメンバーやサトノグループといった所謂「ご令嬢」たちがいるが、ファインは彼女らよりも更にやんごとない出自。
何故なら、実はなんとアイルランドの王族出身という、正真正銘のプリンセスであらせられるのだ。
普段はファイン本バ含め我々の視界に入ってくることはないものの、彼女の周囲には常にウマ娘で構成された多数のSP部隊による監視の目があり、
ちょっとでも殿下におイタをしようものならすぐさま捕縛、下手すりゃ国際問題待ったなしとなる。

明るく人懐っこい、常に笑みを絶やさない無邪気な性格ながら、王族出身故に所作・立ち振る舞いは洗練されたロイヤルレディ。
王族出身の箱入り娘だったこともあり、世俗の常識には疎いような一面を見せることもあるが、見下すようなことは絶対にしない。
だからってヤミナベス女王杯なんて始めないでください殿下
寧ろ、日本に来て触れて見たかった物事がたくさんあったようで、自分から積極的に関わっていく程。
プロフィール欄にも得意なことがケンカの仲裁で、苦手なことが人を疑うことと書かれている辺りに、彼女の品の良さが表れている。

そんな彼女の一面にして特徴の一つが日本で食べたラーメンが大好きというもの。
個別ストーリー及び育成シナリオにおいて、何かにつけてラーメンネタがいくつも飛び出してくる。
しかも、普段は時に変なことをやるとはいえ、基本的には常識と礼節を弁えた行動をするのに、
ことラーメンが絡むと、頭のネジが飛んだ金持ちの行動ぶっ飛んだ行動をやり始めるから困りもの。
ラーメンが食べたくなったと思えば、『その場にキッチンワゴンを手配して自作しようと思い立つ』、
『学園内にラーメン横丁の設立を理事長に提案』、『距離の遠い名店に行くため飛行機を用意』など、
とんでもないスケールの発想に行きつくため、担当トレーナーも、
「彼女が静かに『ラーメン』と呟いた時。これまで、必ず何かが起こってきた」
と戦々恐々する様子が育成シナリオ中でも描かれている。
おかげでリアルにおけるトレーナー間、及び数々の二次創作においても、ファイン=ラーメンというイメージが強烈に刻まれている。
史実のファインモーション号は勿論陣営の人々にもラーメンに絡んだ話は見られないため、これの元ネタがどこから来ているかは謎*1

やんごとなき身分の王族という立場もあり、トレセン学園への留学も「絶対安全」という条件付きで認められている。
なので、当初は危険なケガと隣り合わせのレースへの参加も禁止されている程であった。
それでもファインが留学を申し出たのは、「夢に向かって全力で努力している同年代の少女たちとお友達になってみたかった、それが将来の自分の使命のためにもなるから」というもの。
ファイン自身、心の奥底ではレースに憧れており、自分も全力で他の子たちと全力で競い合い走ってみたいという気持ちを持っているが、
だからといって自身の生まれや王族としての使命を煩わしく思っているなどという気持ちは全くない。
自分自身の気持ちと同じくらい、自分の祖国や生まれた王族、将来自分が果たすべき使命に対して強い誇りと自覚を持っているということも紛れもない事実なのである。
勝負服・髪飾りに取り入れたアイルランド国花「シャムロック」こそがその表れである。

そういった人懐っこさと誇り高さを併せ持った人柄故に、彼女に対する人望は厚く、
ファイン自身も夢に全力な他のトレセン学園の生徒達と隔たり無く接している。
なので近寄り難い高嶺の花みたく扱われることは少なく、普通の一女学生としての生活をエンジョイしているシーンも数多い。

ブラウン系のショートヘアーで、両耳近くには赤と緑のシャムロック(三つ葉のクローバー)を模したヘアピンを付けている。
なお、多くのウマ娘はモチーフ馬の牡牝を耳に付けたリボン、あるいは耳飾りが左右どちらかにあるかで暗示しているのだが、
ファインはそれが両耳に存在している上、他の両耳に耳飾りがあるウマ娘のように片方が強調・増量されているようなこともない。
これに関しては、後述するモチーフ馬に存在した「ある特徴」と、それに纏わる「噂」が関係しているとプレイヤー間では推測されている。
また尻については通称「ロイヤル・テール」と呼ばれる、王族特有の毛質とのこと。


◆アニメでの活躍

OVA「BNWの誓い」

アニメ版でもラーメン好きという点をピックアップし、ファン感謝祭でラーメン屋台を出店しているというゲスト的な扱いで登場。
湯切りが自慢らしくお客さんの前で度々披露しようとするのだが、何故か肝心な部分でいつも邪魔が入って余所見をされてしまい、見てもらえなかった。

うまよん

  • 第6話「お嬢様たちの優雅なランチ」
アイネスフウジンの先導のもと、キングヘイローメジロマックイーンといったThe・お嬢様ウマ娘たちと共に初の牛丼屋さんに向かう。
予め予習してきたのかアイネスの「みんな注文の仕方分かる?」という言葉にも「私は勉強して来たから大丈夫!」と自信満々だったが、いざ注文という段階になると…

「並3丁!王者1丁!」

「それ店員さんが厨房に通すやつなの!」

「マシマシカラメ!」

「それは一部のラーメン屋さんのやつ!」

とツッコまれていた。


◆アプリ版での活躍

性能

バ場 芝:A ダート:G
距離 短距離:F マイル:A 中距離:A 長距離:C
脚質 逃げ:D 先行:A 差し:E 追込:C
2021年12月14日に☆3「Noble Seamair」として実装。また、2022年5月30日にはイベントに合わせた別衣装として「Titania」が実装。

距離適性は史実において牝馬三冠路線で活躍したことを反映してか、マイルと中距離が最高のAとなっている。
一方で長距離はCとやや低く、短距離は最低より多少マシ程度のF。
流石にスプリンターとしては厳しいが、長距離については因子4以上で初期適正Aに底上げできるため改造は容易。
牝馬三冠=トリプルティアラのみならず、その気になればクラシック三冠、春秋シニア三冠なども狙える逸材である。
また、マイルと中距離の適性が双方最高値ということから、クライマックスシナリオにおいてはジュニア期からポイントが稼ぎやすいというのも利点の一つ。

脚質適性については最高値の先行Aを除き、残りは全て低めのため、基本的には先行バとしての運用がメイン……ではあるが、
一番低い差しですらEと、3つ全てが初期因子補正で全てAにまで持っていけるポテンシャルはあるため、
その気になれば各トレーナーの好みでいくらでも調節可能と、ここでも才能の塊となっている。
とはいえ、通常版、別衣装版共に固有スキルの発動条件を考えると、やはり先行で運用するのが一番安定するだろう。
一方で育成目標レースの一つ、シニア級「札幌記念」ではレース前イベントの内容通り追込で勝利する事で特殊なイベントが発生するため、
イベントを確実に見たいなら追い込み因子を搭載しても良いだろう。

[Noble(ノーブル) Seamair(シャマー)]

胸のエンブレムが素敵でしょう? 1番のお気に入りポイントなんだ♪

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Noble Seamair]ファインモーション」勝負服
© Cygames・JRA

馬主であった伏木田達夫氏の勝負服「赤袖緑一文字」をもとに、ダークグリーンのスカートに、緑と赤のラインが入った上品なデザイン白のブレザー。
両手にはクローバーマーク付きの白手袋も着用されている。
上記のセリフにあるように「胸元のエンブレムが一番のお気に入りポイント」とのこと。
"Noble"は英語、"Seamair"はアイルランドゲール語のシャムロック。
つまり意味合いとしては「誇り高きシャムロック」といったところで、王族出身でクローバーのデザインが多くみられるファインにピッタリの名称と言える。
原案と実装版にほぼ違いがみられない勝負服持ちのウマ娘の一人でもある。

成長率はパワーと賢さそれぞれに+15%ずつ。
初期スキルとして「秋ウマ娘○」「中距離コーナー○」「抜け出し準備」を所持。
覚醒レベルを上げると「直滑降」や「右回り○」の他、作戦・先行の際に最終コーナーで抜け出しやすくなるレアスキル「スピードスター(「抜け出し準備」上位スキル)」、
同じく作戦・先行の際に下り坂が得意になるレアスキル「決意の直滑降(「直滑降」上位スキル)」を取得可能となる。
進化スキルは「スピードスター」がスタミナ回復効果を追加した「ロイヤルスター」に、「決意の直滑降」が加速効果を強化した「天空落とし」に進化する。



この光は…ついて来てほしいの? 待って…!


…見えた! 私の道が…!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Noble Seamair]ファインモーション 固有スキル発動」
© Cygames・JRA


固有スキルは「Fairy tale」。単語の意味は「おとぎ話」。
効果は「レース後半に好位置で競り合うと走ることに心を踊らせて速度を上げる」。具体的には「レース後半50%で、2位以下かつ上位40%以内で2秒以上競り合う」というもの。
中盤時点でトップではないが先頭に近い位置にいることが求められるため、初期段階で最高適正の先行と最も相性の良い固有スキルと言える。
上述のようにスピード系スキルをいくつも持っているため、上手くハマれば中距離のレース場で大活躍をしてくれる筈である。

発動演出はとあるお城の廊下で佇んでいたファインの周囲を一つの白い光が飛び回り、それを追って城の外へと笑顔で駆け出していくというもの。

スキルラインナップが下り坂ありの右回りで中距離の秋のレースという、史実で獲得したG1レースの秋華賞やエリザベス女王杯に特化したものとなっているのが特徴。
ただし、実装時期が12月になってからだったのはネタにされた。

ふふっ♪ 皆の誇りに、なれたかしら?

[Titania]

これってもしかして、ファーストルック?

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Titania]ファインモーション」勝負服
© Cygames・JRA

デザインは金色の縁取りがされたライトイエロー&ライトグリーンのドレス、後ろで結い纏めた髪と両耳にベール、右腰元にはバラ飾りのアクセント、
頭にはティアラも装着されているなど、より王族、お姫様らしい高貴なイメージを伴う衣装となっている。
"Titania"=「ティターニア(表記揺れでタイタニア等)」はシェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」に登場する妖精の女王の名。
ところでイングランド人シェイクスピアの作品から名を取る衣装名に、英国の国花たるバラを纏うのは大丈夫なのか。
そもそもリアル王女にこんな衣装着せて国際問題にはならないのだろうか

こちらの成長率は根性に+10%、賢さに+20%となっている。
初期スキルとして「良バ場○」「ギアシフト」「真っ向勝負」を所持。
覚醒レベルを上げると「マイルコーナー○」や「秋ウマ娘○」の他、マイルレースの際にレース中盤に前の方にいると抜かしやすくなるレアスキル「ギアチェンジ(「ギアシフト」上位スキル)」、
作戦・先行の際にレース終盤に前方にいると加速力が上がるレアスキル「鍔迫り合い(「真っ向勝負」上位スキル)」を取得可能となる。
ギアチェンジに鍔迫り合いと、先行やマイルでの運用に特化したスキルを覚える構成に。
こちらの進化スキルは「ギアチェンジ」が速度上昇効果を強化した「思い出を力に変えて」に、
「鍔迫り合い」が視野拡張効果を追加した「モリガンの矛戟*2」に進化する。



ふふっ…お待たせっ


思い出いっぱいのセレモニーにしよう!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Titania]ファインモーション 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「Best day ever」。
効果は「終盤最終コーナー以降に好位置にいると速度を上げ、ゴールまで遠い場合最高の走りでさらに加速力をちょっと上げる」。
具体的には「最終コーナーで上位20~40%にいる時に発動、発動地点がゴールまで残り401m以上の場合追加効果」という複合スキル。
基本的には速度アップスキルとして扱っていいが、最終コーナーが残り400mより前にある特定のコースでは加速も発動するので、
走らせたいコースがどっちで出るかは事前に調べておくとより活躍できるだろう。

発動演出は部屋の一室でドレスアップとメイクを完了させたファインが、両手を広げて満面の笑みでこちらに飛び込んでくるというもの。

セレモニーの始まりだねっ!

固有要素

固有二つ名は共通して「気ままなお姫様」。
取得条件は「無敗かつ1番人気で秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念(クラシック級)を勝利し、そのうち秋華賞は3 1/2バ身差以上で勝利する」。
無敗且つ1番人気での秋華賞及びエリザベス女王杯の勝利は史実再現であるが、もう一つの有馬記念は5着に敗れた史実を覆すIFの達成を求められることになる。
長距離適性が低いため、安定して取得したければ長距離適性を最低でもBにしておくと取りやすい。

特殊実況は無敗で秋華賞を勝利すると発生という、やはり史実再現を求められる形となっている。


サポートカードとして

サポートカードとしてはアプリリリース初期から共通のRと、SSR【感謝は指先まで込めて】、2021年9月20日にはSR【GRMAラーメン♪】が実装されている。
また、2023年9月29日にはストーリーイベント「フェアウェルを継ぎ接いで」の報酬SSRとして【Hello my clover】が実装されている。

SSR【感謝は指先まで込めて】

得意練習は賢さ。その特徴は「とにかく高いトレーニング性能」にある。
無凸段階でトレーニング効果+10%や友情ボーナス+20%を持つ他、完凸まで行けばトレーニング効果は+15%、友情ボーナスは+25%まで上昇し、
やる気効果アップ+30%も追加されるため、賢さは勿論得意練習以外でもトレーニング効果を大きく底上げしてくれる。
また、レースボーナスも+10%と高めなためクライマックスシナリオでもその後の追加シナリオでも使いやすく、リリース初期から長きに渡って非常に優秀…どころか、賢さタイプとしては最強の一角と言っても過言ではないサポートの一枚として評価されていた。
イベントを完走すると、確率でレアスキル「スピードスター」のヒントレベル+3を入手可能だが、あげません族なのはご愛敬。きさま~。
実はイベントの成否を見分けるコツがあり、ファインが両手を合わせて正面を向くと失敗、口元を隠してニッコリすると成功である。
性能だけで言えば文句のつけようがないスペックを誇るこのサポカの欠点を強いて挙げるなら、
ヒント発生率やヒントレベルアップが無いため、スキル目的としては使いにくい程度だろうか。
そしてこの手のサポカにありがちだがファイン本人の育成では使用できないこと。きさま~。

ただ、流石に3rdアニバ以降にもなってくると新規で強力な賢さサポカが次々登場したことに加え*3、上記のように金スキルが確率入手であること、スピードスター以上に強力な金スキルが多数追加されたことなども合わさり評価を落としている。とはいえ依然として賢さサポカ全体で見れば上位級の練習性能を有していることに代わりはない。
サポカ資産に乏しいプレイヤーには同じく3rdアニバ以降のトレーニングパスで入手できるチケットを使うことで、容易に入手が可能な1枚になったという新たな強みもある。

SR【GRMAラーメン♪】

得意練習はパワー。
こちらでは凸数を上げるとヒントレベルアップやヒント発生率アップ効果を持つようになる他、
こちらでもトレーニング効果アップやレースボーナス、友情ボーナスなどトレーニング性能に関わる能力も持つ。
友情ボーナスは完凸時には+25%と同等になるものの、レースボーナスやトレーニング効果アップは下回る。
そのためSSR比で全体的な性能はいまいちに見えてしまうが別にそんなことはなく、SRパワーの選択肢として十分起用が考えられる出力は出る。比較対象が悪い

SSR【Hello my clover】

得意練習はスピード。
固有ボーナスが「絆ゲージが80以上の時、トレーニング効果アップ」で発動した際の効果はトレーニング効果+10%。
所持スキルはマイル中距離の先行向けのスキルが揃っているが、ヒントレベルアップもヒント発生率アップも所持していないため、ヒント面では期待はできない。
一方でレースボーナス10%,ファン数ボーナス15%と優秀であるため、因子周回には採用したいところ。
イベントを完走すると、確定でレアスキル「余裕綽々(「スタミナキープ」上位スキル)」をヒントレベル+1で入手可能。

個別ストーリー


――あっ! すみません、そちらの方! 少しよろしいかしら?

ある日の昼下がりの街中、トレーナーはいきなり上品そうなウマ娘から声をかけられ、
成り行きでコンビニで買ったカップラーメンをイートインで食べる方法だの、お気に入りのラーメン屋へのエスコートを行うことに。

夕暮れ時まで心行くまで堪能した先、突如として現れたのが黒服に身を包んだウマ娘のSP部隊。
またしてもいきなりのことに困惑しまくりな中、平静を崩さず丁寧に対応し、トレーナーへ感謝の言葉を伝える上品そうなウマ娘――ファインモーション。
お礼と称して去っていた彼女から渡されたのはラーメン替え玉無料券だった。

そんな衝撃の出会いから数日後、ファインと再会したトレーナーは彼女の出身や留学のための条件、今、彼女が置かれている立場を知る中、
その心の奥底には「彼女自身もレースに出て全力で走りたい」という気持ちがあることを見抜く。

しかし、彼女はアイルランドの王族として確固たる地位を持つ正真正銘のお姫様。
たかだか日本の一学園の一トレーナーが容易に首を突っ込んでいい相手ではないのも紛れもない事実。
ファインの友人であるエアシャカールから覚悟もねェのに、半端に手ェ出すンじゃねェよ。と釘を刺され、一度は引き下がる。
それでもウマ娘の夢を全力で支えたいと願うトレーナーは、例え自身が全てを失うことになろうとも構わないという確かな「覚悟」を決め、
シャカールやSP隊長の心をも動かし、ファインとシャカールの模擬レースをセッティングすることに。

…ずっとお傍で、殿下のお働きを見守ってきた者として、
これ以上お止めすることはできません。……どうぞ、御心のままに。

『向こう』で見ていたぐれェで知った気になってンなよ、殿下サマ。
『こっち側』の熱は、狂気は、ンなもンじゃねェからな。
来いよ、ファイン。――知りたくねェとは、言わせねェぞ。

SP隊長やシャカールからの後押しを受け、ファインは遂に使命のために心の奥底に封じていた本当の気持ち……、
自分も周りの子たちと同じく、レースで全力で走りたいという気持ちを開放し、シャカールとの激戦を展開。
結果的にはシャカールに敗れてしまうも、初めて走った本気のレースに対する熱を抑えることはできず、
その感覚を教えてくれたシャカールや、後押しをしてくれた隊長、
何より自分の本当の気持ちと向き合うきっかけを、己の身すら顧みずに教えてくれたトレーナーに心からの感謝を述べる。

トレーナー! ……ありがとう。私に、私と向き合うチャンスをくれて。
それから、ごめんなさい。1つ、嘘をついてしまいました。
私――まだ、国に帰りたくありません。
ここでもっと、もっともっと、走っていたいから……!!

そしてファインはトレーナーと共に、理事長へファインの留学条件の変更を申し出た上で、祖国の父親と画面越しに相対。
「行く末に必ず苦痛が待つ茨道を進もうというのか」という父親からの警告も真っ向から受け止めた上で、
真っ直ぐに己の本心をぶつけ、後日、選抜レースにおいてファインは圧倒的な走りを見せ、1着という確かな結果を残す。
父親は、本当は幼少期からレースに憧れていたファインの本心を知っていたということもあり、「最初の3年間だけ」という条件を提示した上でファインのレース参加を了承。
一族以外で初めてその本心を見出したトレーナーと共に、ファインはレースの世界に己自身も飛び込んでいくことになる。


育成シナリオ


──きっと、これは夢。

個別ストーリー序盤の時点で本心の発露と父親の説得という、一種の高い壁を既に乗り越えているということもあってか、
基本的に今までずっと憧れであったレースの世界を全力で楽しんでいくという趣になっている。
また、父親から課せられた「3年間」の期限の中でどれだけ思い出を残せるのかがシナリオの根幹を担っている。

ちなみに育成時にランダムでゴルシシチーと同じように、
ファインの思い付きによってトレーニングが固定化されてしまうというイベントが発生する。
この時、ファインが発した「貴様~。私のお願いが聞けないと申すのかっ!」という、
ワザとらしすぎるファインの演技がトレーナー間で妙に話題となっており、ラーメンと並ぶファインの鉄板ネタとして認識されていたりもする。
イベントとしては体力回復とステータスどれかを+10してくれるため、レースに出走するなどしてデメリットを打ち消していきたいところ。

ジュニア級では、上述の「絶対安全」の件で遅れていたトレーニングを積んでいくことが中心となる。よって目標はファン数集め。
元々マイラー気質のため、ファEンモーションが誕生しにくいのは幸いだろう。もし事故ってしまうと国際問題待ったなし
ある日、同室のエアグルーヴの言葉からエリザベス女王杯の中継をテレビで見ることになる。
ファインはそこにある熱い思いに強く惹かれ、初めて自分からエリザベス女王杯(出たいレース)の名をトレーナーに告げるのだった。

クラシック級ではエリ女を大目標として、まず桜花賞、オークス、秋華賞のトリプルティアラに挑む。
この3つのレースでの彼女の走りや高貴さと真っ直ぐさに満ち溢れたレースへの姿勢は、観客の心はおろか、共に走る他のウマ娘の心をも動かしていく。

こうして迎えたエリザベス女王杯本番では、彼女の走りに魅せられたウマ娘の1人、カワカミプリンセスが立ちはだかる。
この戦いを通して彼女は初めて「負けたくない」という思いに目覚める。レース後には勝敗に関係なく、これまでの何倍もの大興奮を味わうこととなるのだが…

……私、今──

“ファインモーション”であることを、忘れた?

トレーナーのもとに戻って来ても、うかない様子を見せるファイン。レースの本当の楽しさを知ったことを語り、来年には大阪杯に出走することを決める。
その思いは本音だが、今一番語りたいことでは無いようだ…
そして控え室にて待っていたエアシャカールは、ファインに帰国までの期限があと一年に迫っていることを突きつける。

それがどういうことかわかってンのか?せっかく知った楽しさは全部消える。
──1個も残んねェってことだ。全部お前の大好きな“思い出”になるンだよ。

ファインは彼女の言葉にいつも通りの態度を貫く。その笑顔は完璧に明るく、
────なのにどこか不安を感じさせたのだった。



……知らなければ良かった。だって全部──

なくなっちゃうのに。

父親の警告した「苦痛が待つ茨道」とは、真面目な彼女が「レースを楽しみたい思い」と「祖国の礎になる使命」との板挟みになることだったのだ。

新年が明けても、走りに対するどこか後ろ向きな態度は変わらない。
エアシャカールはエリ女でレースの本当の面白さを知り「このまま走っていたい」と思ってしまったことを指摘し、運命を覆すよう説得する。
それでもファインは一人で「苦痛」を抱え込むことを選ぶ。

ごめんねシャカール。私は運命を愛しているの。
……愛さなければ、ならないの。

大阪杯には彼女を慕う後輩の1人、ダイワスカーレットも出走する。
しかし、当然ながら本能を理性で抑え込もうとして彼女らしい走りは出来るはずがなく、ダスカから絶好調の状態での再戦を申し込まれる。
この件を通して、彼女はトレーナーに直接「夢のような時間が終わることの寂しさ」、「この日々がいつか本物の夢のように忘れられることの切なさ」を吐露し、心に折り合いを付ける。
そのまま次のレースを宝塚記念に定めて、帰国後の打ち合わせを始めるのだが…

だが、“寂しさ”を寂しさとして振り払わせたままでいいのだろうか?
それは本当に、向き合ったことになるのか──

──時が経ち、ファン感謝祭。本来ファインは安全上の理由から参加できないはずだった。
だが、少し前、トレーナーはSP隊長を通してアイルランド本部にファインが参加できるように直談判を行っていたのだ。

寂しさに慣れてほしくないんです

競技を精一杯楽しんだ後の休憩時間、後輩ウマ娘が彼女にレースを楽しむ姿勢への感謝と憧れの気持ちを伝えに来る。
それをきっかけに、彼女はもう一度本心を語る。

……変なの。ずっと、楽しいだけだったのに。
嬉しくて幸せで……だから夢みたいで。この時間は、きっと消えてしまうから、
全力で楽しまきゃって思っていた。

ただそれだけだったのにみんなが名前を呼んでくれる。
ただそれだけだったのにファインモーションみたいに走りたいと言ってくれる。

終わらないでほしくなっちゃったの。ゴールした後も、ずっとずっとレースが続いてほしくて──

──終わらないなんて、ありえないのにね。
そこにもう、私はいられないのに……。

誰にでも終わりは必ず来る

……うん、わかっているよ。だから……

でも全てがなくなるわけじゃない

先ほどの後輩ウマ娘が彼女の走りに惚れたように、感動は残る。
記憶は、思い出は、心の中で続いていく。

どうして、そう言い切れるの?みんなきっと、忘れてしまうよ。
パルファンさえ飛んでいくように。ただ私だけが、思い出を抱えてゆくの?

みんなの心の礎になればいい

彼女にとって大切なもの(祖国)が、心を磔にする釘とならないためにも。

トゥインクルシリーズの礎として──

トゥインクルシリーズを走るウマ娘の一生の憧れになるような……
ファンの一生の語り草になる強烈な思い出を……!

ファインモーションという衝撃を残そう!

……っ。

……キミも意外と、無茶な人だね。
衝撃なんて、証明する手立てもないじゃない。

けどそうすれば、寂しくない

……もしそんなことができるなら……
みんなの心に残れるのなら……それはとても、幸せなことだね。

俺の心を見せられないのが残念だ

……そこには、私がいるの?

もちろん!

ふふっ。そっか~……。

笑っているといいな。
たくさん、走っているところだといいな……。

……うん、そうだね。望む姿を残すには、レースに出るしかない。

全ては──宝塚記念で、確かめましょう。

夢のひと時を全ての人々の永遠の思い出にするため、彼女とトレーナーは再起するのであった。
その後の宝塚記念と札幌記念では、それぞれゼンノロブロイエアグルーヴと競り合うこととなる。
そのレース一つ一つはその場にいた全ての者の心に刻まれていた。

どこまでも語り継いでいきたくなる、今日もそんな、走りでした……。

また必ず対決をしろ、ファイン。

夏合宿の終わり、トレーナーは最終目標の候補を4本に絞り込む。
  • 宝塚記念でのライバル、ゼンノロブロイが出走予定の歴史ある大舞台、「天皇賞(秋)」
(得られるヒントは「テンポアップ」+2)
  • 札幌記念でのライバル、エアグルーヴが出走予定の思い出のレース、「エリザベス女王杯」
(得られるヒントは「直滑降」+2)
(得られるヒントは「上昇気流」+2)

そして──大阪杯でのライバル、ダイワスカーレットと、
ファインの最初の相手、エアシャカールが出走予定の年内最後のグランプリレース、「有馬記念」
(得られるヒントは「真っ向勝負」+2と「好位追走」+2、もしくは後者のみ(目標外のとき)

もちろんどのレースにも出走は可能だが、目標以外のレースでは有馬記念を除きイベントが起こらない。
最高の状態で迎える最後のレースに何を選ぶのか、その判断は我々に委ねられる。

こうして最高の3年間を残したファインモーションは、条件通り祖国、アイルランドに帰るのだが…
──その先にあるものは是非自分の目で確かめてみてほしい。温泉旅行イベントは必見


──きっと、これは夢。

けれど、薄れゆくものでも、色あせるものでも、手放すべきものでもない。

私の想いは、この世界に確かに息づいていく──



◆関連キャラクター

  • SP隊長
日本において常にファインの傍らで警護を担当している隊長。彼女含めてSP部隊は全てウマ娘で構成されている模様。
当初は立場上、ファインに安易に接触するトレーナーに対しても毅然とした厳しい態度で臨んでいたが、
上述した個別ストーリーでのセリフにあるように、長年ファインの傍らで見守っていたことから彼女の本心も知っている人。
下手をすれば自身の立場も危うくなるだろうことを承知の上で、ファインに自身の御心に従うようにと告げたりと、
決して仕事一辺倒のお堅い人物ではなく、心の底から彼女の幸せを願っているのも確か。
……というか個別ストーリー後半ではファインの思い付きによるお遊びにも付き合っている辺り、何だかんだお茶目でノリの良い面もあるのかもしれない。

「スーツ姿のウマ娘」以上のデータは公式では提示されていないが、一部ファンの間では、
史実で引退後のファインモーション号に付き添っていた(2021年に他界)「ピッコロプレイヤー」号がモデルとする説が囁かれている。

  • ファインの姉
育成シナリオ内において画面越し音声のみで登場する存在。
テイエムオペラオーともタメを張れそうなレベルのやたらとキザったらしい独特のセリフ回しが特徴な独特の性格。
自身は自由奔放に一足早くレースの世界に飛び込んだために、一族としての使命を妹に押し付ける形になってしまったことには後ろめたさを感じていたようで、
ファインもレースを楽しめるようになったことには、トレーナーに対して心からの感謝を述べていた。

ファインと同室のエアグルーヴのことを「我が心の"女帝陛下"」と呼ぶなど、大変気に入っている模様だが、
一方のエアグルーヴは、話題に出されただけで逃げようとするレベルで大の苦手としている。
後述の通り、エアグルーヴはファインの実家を苦手としているが、その中でもぶっちぎりでこのお姉さんが苦手な様子。
そしてTitaniaのホーム台詞で、エアグルーヴも素敵な勝負服(=花嫁モチーフ)を持つと聞かされた際は、
ファイン曰く「…大変なことになっちゃった!」らしい。
ちなみにエアグルーヴがファインの家族を苦手になってしまった理由は、
「来日後のファインに親切にした結果、ベッドが埋まるレベルの贈り物が届いた」ことがあるという理由による。だいたいこいつのせい

このエアグルーヴへの絡みもあり、元ネタは史実におけるファインモーションの半兄で、
独英米*4愛日の五か国で国際GⅠを制覇した名馬かつお茶の間に馬っ気大公開した迷馬ピルサドスキーとされている。

  • ファインの父
アイルランド王
育成シナリオにあるとおり、いずれ王位を継ぐことになるファインを預かることへの覚悟を問い、
3年という期限はあるもののトレーナーにファインを託す。
その関係で、ファインのトレーナーがメジロアルダン級の覚悟ガンギマリ勢と見られることもあるとか。

史実のファインモーション号の父はノーザンダンサー直系の大種牡馬デインヒル。
馬主はハーリド・ビン・アブドゥッラー・アール=サウード氏*5。一言で言うと、サウジアラビアの王族*6である。
一説では、ファインの貴族生まれ設定もここから来たのではないかとも言われている。

見た目完全なヤンキーながら、その実態は綿密なデータに裏打ちされたレースを展開するアナーキーなロジカリスト。
片ややんごとなき身分の高貴なお姫様、片や釣り目でピアスだらけのアウトロー少女という、
完全に正反対なこの手の作品にはある意味王道な組み合わせ。

データ主義の現実主義者なシャカールからすれば、やたらとベタベタ付き纏うファインをめんどくさそうにあしらいながらも、
根っこの人の良さもあって完全には拒絶しきれず、結局は彼女に付き合わされてしまうのがお約束の光景となっている。
というより、上述したようにファインの身の上を知ってるからこそ、トレーナーにも安易に首を突っ込むなと警告してる辺り、所々でお人好しな面が顔を覗かせている。

育成シナリオ内においてもキーパーソンとして活躍する。
こちらの世界線では運命(ダービーでの7cm差の敗北)を覆せておらず、自らが築き上げたロジックの限界の先を見せてくれるかもしれないファインの才能に可能性と羨望を抱いている。
実際ファインは史実のピークという運命を覆しシニア級でもG1路線で活躍しており、だからこそ運命に殉じようとする彼女の姿勢をもどかしく思っているのだ。

最終レースに有馬記念を選択すると、ファインの信念も決められた運命も潰すため、最後のライバルとして鎬を削ることとなる。
ファインにとってもシャカールは「とても賢くて、だけどどこまでも愚直に勝利を諦めない素晴らしいウマ娘」と、他の子たちよりも頭一つ抜けた尊敬と信頼を向けているようである。

シャカールのシナリオでは2人の馴れ初めが判明し、その時シャカールが真っ直ぐに目を見て「関わるな」と明確に拒絶したこと、
そこに自分に対する気遣いがあることを感じ取ったファインはそれが凄く新鮮で嬉しかったと語る。

思考と言葉と体、全てをズレなく、シャカールは見せてくれた。

だから私も、できる限り素直でいたいなって思うの。

史実においては深い結びつきがあるわけではないが、シャカールの引退レース(有馬記念)で一度だけ対戦したという縁があるのと、鞍上武豊同士。

生徒会長シンボリルドルフの片腕として敏腕を振るう副会長にして女帝。寮におけるルームメイト。
王族でありながら何かと奔放な立ち振る舞いの多いファインには手を焼かされていることもしばしば。
とはいえ、遂に父親を説得しレースの世界に飛び込んできた際には、その秘められた才能を認め、全力で争うライバルの1人となる。

レースでは札幌記念や、最終目標のエリザベス女王杯を選択した際に登場するライバルの1人。
また、ファインの姉については本気で苦手としているようであり、ファインから姉が話したがっているとチラつかされただけで、脇目も振らずに全力逃亡する程。

史実では厩舎の先輩であり、調教助手・担当厩務員が全て一緒であると同時に、兄と色々な意味で因縁のある相手。そして鞍上武豊。

常に1番を目指して邁進する優等生ウマ娘。彼女もまた、桜花賞やオークスなど、目覚ましい活躍をして見せたファインのレースに憧れたウマ娘の1人。
レースにおいては大阪杯の他、最終目標で有馬記念を選択した際には、シャカールと共にライバルの1人として登場する。
思い出クローバー3人組の1人。

図書委員も務めている寡黙でおとなしい文学系ウマ娘。
ファインに憧れてアイルランド文化に憧れた子からの相談を受けて、ファインにその関係の選書についてのアドバイスを求めたりしている。
レースにおいては宝塚記念、最終目標の天皇賞(秋)などでライバルとして登場する。

華麗で優雅で勇ましいお姫様を目指して猛進するパワフルプリンセス。
本物のプリンセスで且つティアラ路線で活躍を見せるファインの存在は、カワカミプリンセス視点では憧れであり、負けられないライバルでもある。
育成シナリオにおいてはクラシック級のエリザベス女王杯直前でライバル宣言してくる他、最終目標ではマイルチャンピオンシップを選んだ際の最終ライバルとしても登場する。
レース外でも仲が良く、二人で映画を見ていたり駄菓子パーティを開いたりしている。そして発覚する殿下のサメ映画含むB級映画趣味

史実では「3歳牝馬戦線にて無敗でG1レース2勝を果たした」という共通点を持つ。

名門メジロ家出身のウマ娘の1人。
ドーベルもまた、軽やかでフォームも良いファインの走りに見惚れた1人であり、ファインもまた他の多くのウマ娘と同じように気さくに接している友人の1人の様子。
思い出クローバー3人組の1人で、うまよんでは3人で富士山に登っている。

自称どこにでもいる平凡なウマ娘こと変態もとい万能オタクウマ娘。
推し活を学ぶべく、殿下自らデジたんとコンタクトを取り、逃げ切りシスターズのライブを通して真髄を学んでいた。
一国の王族とコネがあるどこにでもいる平凡なウマ娘がいるらしい
その後、推し活の影響かは分からないがデジたんも使用した応援うちわが登場するイベントも発生する。
ファインの祖国にオタク文化が芽生えたら十中八九デジたんのせいである

威圧感をおぼえるような風貌とは裏腹に、穏やかな性格且つ義に厚い留学生ウマ娘。
ファイン実装時点ではウマ娘化していなかったこともありシナリオには未登場だが、
SSRサポートカード[A Win Foreshadowed]のイベントにて交流する一幕が見られる。
また、うまゆるにて「クリス」と愛称で呼んでいる事が判明した*7
クリスエスのシナリオでは一緒にラーメンを食べたり、商店街のセールを楽しむ姿も。

史実では同期であり、2002年の有馬記念においても期待の3歳馬同士という立場で対戦している。



◆余談

アイルランドの王族?

現実のアイルランドは過去に王政時代はあったが現在共和制であり、「王族」という立場は存在しない


ウマ娘世界のアイルランド史は一体どうなってしまったのであろうか。

一応創作作品まで枠を広げるなら、漫画『馬なり1ハロン劇場』20巻にて、
「王政が廃止され居場所を無くし流離うファイン姫」なんて設定の話(モチーフは2002年有馬からの長期休養と2003年マイルCS)があるのだが……。




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最終更新:2024年04月26日 01:41

*1 一応それらしきものとして、札幌競馬場で3戦2勝2着1回、函館競馬場で2戦1勝2着1回と複勝から外れたことが無い「北海道好き」馬であったという記録はある。

*2 モリガンとは北アイルランドに伝わる破壊や戦いの勝利を司る戦争の女神

*3 特に先行育成枠として考える場合、強力な金スキルを確定入手できるSSRメジロマックイーン【かっとばせー!ですわ!?】やSSRテイエムオペラオー【All'alba vincerò!】などの存在が大きい。汎用枠としてもSSRメジロラモーヌ【燦爛】などもある。

*4 BCターフは持ち回り開催で開催地はカナダだがアメリカ競馬のレース。

*5 氏はデインヒルの他にも、キングヘイローの父ダンシングブレーヴや、サクラローレルの父レインボウクエストなどを所有して、数多の欧州GⅠを制覇しているトンデモ馬主

*6 厳密には初代サウジアラビア国王の弟の息子。2代目国王以降からみるといとこ

*7 その前の[A Win Foreshadowed]では「クリスエス」だったが、クリスエスのシナリオ内でもこの愛称が使われている。