ビワハヤヒデ(ウマ娘 プリティーダービー)

登録日:2021/06/02 Wed 16:15:16
更新日:2025/04/17 Thu 20:23:00
所要時間:ふむ、約 30 分と言ったところか


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BNW Biwa Hayahide Engineered Victory Presents from X pf.Victory formula... ∴win Q.E.D どうして姉貴はナリタじゃないの もっふん アルデバラン ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー ケルヌンノス スターブロッサム ステイヤー スーパーヒーロー着地 チームB トレセン学園高等部 トレーナークソボケ勢 トレーナークソボケ勢←お互いクソボケ ノエルージュ・キャロル ハイパー癖毛 バナナ先輩 ビワハヤヒデ ビワハヤヒ毛 ビート板勢 メカウマ娘シナリオリンク対象 モリゾー ユメヲカケル! ラスボス 三冠カレー(製作期間三日) 世話焼き 先行バ 切れ者 勝利の探究者 勝利の方程式 勝利の方程式に 死角なし 勝利ヘ至ル累積 地獄の背走サンタ 姉貴 岡部幸雄 巨乳 所要時間30分以上の項目 手綱と絆 栗東寮 毛玉 炭酸を抜いたコーラ 眼鏡 脱色済みムック 色々デカい 芦毛 覚悟 誰の頭がデカいって!? 近藤唯 酒屋 頭でっかち 頭でっかち←標準サイズだ 頭脳派←時々ぽんこつ 高校生 鮮やかに、ひたむきに。


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー メインストーリー第3章「夢を掴む特急券」
© Cygames・JRA


見るがいい!
これが私の『勝利の方程式』だ



ビワハヤヒデ(Biwa Hayahide)は『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物。
CV:近藤唯

モチーフ元である競走馬『ビワハヤヒデ』は当該項目を参照。

+ 目次

◆プロフィール

キャッチコピー:情熱的知性派。論理を武器に立ち向かえ!
誕生日:3月10日
身長:171cm
体重:増減なし
スリーサイズ:B93・W61・H88
靴のサイズ:左右ともに25.0cm
得意なこと:片付け
苦手なこと:梅雨
耳のこと:幼い頃は物音に敏感で、よく驚いていた
尻尾のこと:湿気があると服の尻尾穴に尻尾が入らず苦戦する
家族のこと:昔は母が姉妹でおそろいの髪型にしていた
マイルール:就寝時、眼鏡は左上に置く
スマホ壁紙:チケット、タイシンと撮ったプリントシール
出走前は…:出走ウマ娘については、好物まで把握する
得意科目:数・理・国・英・社の順だが隙はなし
密かな自慢:任命され、こなせなかった役職はない
よく買う物:帽子を買うが、すぐに外してしまう

ヒミツ:①ヘアスプレーのレビュアー / ②バナナなら5秒で食べられる
自己紹介:ビワハヤヒデだ。私の目的は、完全なる勝利の方程式を組み立てること。…あと、私の頭は一般的なサイズだからな!

キャラクターソング:手綱と絆
なお本曲と、妹であるナリタブライアンのキャラソン「シャドーロールの誓い」、それぞれの曲の入りを聞いてみると…?
          涙ひかって明日になれ!(ナリタタイシン、ウイニングチケットとのトリオ)
担当トレーナーの呼び方:トレーナー君、君(育成シナリオ)、トレーナー(メインストーリー)

「大輪として咲け」

うつむくな
肩を落とすな
立ち止まるな
花はいつか咲く

だからそれまでは
ゆるまず進め
全力で挑め
おごらず戦え

そうすれば君は いまに大輪となる

URA「名ウマ娘の肖像」ビワハヤヒデより

◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「GENERATIONS」第2弾「最強を競った時代」篇
© Cygames・JRA

勝利の方程式に

死角なし

【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「GENERATIONS」第2弾「最強を競った時代」篇より


ナリタブライアンの半兄にして、1993年のクラシック路線において同期のウイニングチケットナリタタイシンとライバルとして鎬を削り合ったことで「BNW」と称され、
最後の1走を除いてすべてのレースで2着より下に落ちたことがないという安定した強さを誇り、今もなお続く15戦連続連対というシンザンに次ぐ中央競馬史上2位の記録を持つ" 無敵の兄貴 "こと『ビワハヤヒデ』がモチーフのウマ娘。

知的でクールな佇まいで、トレーナーからは「ハヤヒデ」、あるいはブライアンがそう呼んでいるからか「姉貴」と呼ばれることが多い。あと後述する理由で「バナナ先輩」
自身に直面する様々な問題に対し、理論や検証を用いて打開する頭脳派だが、故に頭でっかちと言われることも。
本人もそのことをコンプレックスとしており、他者に言及されると怒りや不快感を露わにする。
写真やビデオを撮られる際に近すぎても同様で、G1勝利ポーズでは寄りすぎているカメラを手で押しやっている。
アニメでは、あるトレーナーからの「BNWの中じゃ頭一つ抜けてやがる」「夏にもう一回り大きくなった」という評価や、
交友関係の広さについて称賛する「顔が広い」という評価を、「頭が一回り大きい」と派手に聞き間違える等、
こと自分に関する「頭」というワードが絡んだ話では、耳が敏いんだか疎いんだか分からない状態になる。こうなるとIQもチケゾー以下まである。

一方で、幼いころから妹であるナリタブライアンの面倒を甲斐甲斐しく見ていたり、
  • 明るい性格で何事にも全力だが、それゆえに暴走しがちなウイニングチケット
  • 小柄で身体もあまり丈夫ではなく、周囲に対し捻くれた態度をとりがちなナリタタイシン
といった具合に一癖二癖もある友人たちをフォローすることも多い。

またハヤヒデ自身も、
  • 幽霊(曰く「非論理的」)や毛虫を怖がる
  • チケットやタイシンと一緒の買い出しでバラバラにならないようどうするか考え、「手を繋いで歩く」と結論をだす
  • 昔話『桃太郎』の描写に対し、真面目に考えてツッコミを入れる*1
など、天然だったり年頃の女の子らしい一面を垣間見せることも。
堅物なようでいて、その実「面倒見のいいお姉ちゃん」気質が強い。
ブライアンやNW以外にもその気質は発揮されており、各シナリオでその都度世話を焼いたり手を貸しているハヤヒデが見受けられる。

そんな彼女の大好物はバナナ。曰く「5秒で食べきれる」らしい。
本人はあくまで栄養やエネルギー効率の観点から評価していると語るが、
やる気ダウンイベントの1つに「学食の『甘々バナナケーキ』が品切れだった」というものがあったり、選択肢つきの体力回復イベント*2では夢の中とはいえバナナ先輩と呼ばれてしまっている。
そしてトレーナーからも選択肢次第では「……目を覚ませ/覚まして、バナナ先輩」と言われてしまう始末。
なおもう一つの選択肢ではハヤヒデのバナナの暴食食べっぷりを見て、トレーナーは心の中で「バナナ先輩と呼ぶに相応しい食べっぷりだった」と思っていた。

とりわけ目を引くのは頭髪であり、モチーフ馬が度々「顔が大きい」とイジられていたことを反映してか、すさまじいボリュームにふくらんだ葦毛となっている。
波状毛と捻転毛の混成で、毎朝毎晩の手入れを怠ると暴れ龍の如き様相を呈してしまうらしく、寝癖が口に入ってしまい、窒息しかけて目が覚めたというシャレにならない体験をしたことも…。
ならば短くしてしまえば?と思いきや、癖毛力が重力を上回って爆発ヘアーになってしまったそうな。ひどい。
ハヤヒデはこれにだいぶ悩まされているらしく、何とかしようと彼女らしい前向きな理詰めであらゆる方法を試し、ついには禁忌への手出しにまで踏み入ったが一向に改善されていない。
いろいろなヘアスプレーを使っているらしく、レビューもよく投稿しているようだ。
また、癖毛なのは頭髪だけではないようで、湿気がある日には尻尾の毛も服の尻尾穴に入らなくなるほど膨らむのだという。
最後の希望はゴールドシチーから聞いた関西に移転したという美容院か…毛質改善!劇的進化!!
ちなみにSDのハヤヒデを後ろから見ると毛玉に手足が生えてるように見える……。

1周年時のアプデで追加*3された新規イベントでは、関西のレース場で勝利した際にくだんの美容院に行くというものになっている。
確かに髪質は変化したのだが今度はその変化による空気抵抗の差異により、まっすぐ走れなくなるというおもしろ現象が発生してしまう。
更にそのレースでハヤヒデに負けてやけ食いしてるウマ娘を目撃したことで一人で走ってたわけではない事を察する。
元の走法に戻るために美容院に毎日必要と言われてたハヤヒデ専用の髪の毛ケア用品をトレーナーに預け、トゥインクルシリーズがひと段落付くまでは髪質改善を諦めるのだった…。
育成的にみると体力が20回復し、「関西レース場○」のヒントを得ることが出来る。
対象レースには育成目標も含まれており、ハヤヒデの育成目標には朝日杯FS、天皇賞(春)、宝塚記念と阪神レース場のものが3つ含まれているそれまでに発生してくれるとうれしい。

なお本人が気にしている「顔の大きさ」だが、実のところ骨格(頭骨)がそこまで大きいわけではなく、むしろ大きいのはこっち
あくまであのハイパー癖毛ボリューミーかつ色合いの淡い髪のせいで大きく見えてしまうだけである。
むしろこっちだとあの髪の広がりが却って小顔効果を生み出しているとの声さえあったり。
加えて身長も発表されているウマ娘たちのなかでは4番目に高く(180cmのヒシアケボノ、174cmのブラストワンピース、172cmのタイキシャトルに次ぐ)、プロポーションは抜群。

常に赤い眼鏡を着用しており、これはレースでの衝撃にも堪えうるよう設計された特注品らしい。
ちなみにウマ娘としてはゼンノロブロイイクノディクタスドリームジャーニー、ロイスアンドロイス、私服時のシンボリルドルフアストンマーチャンノースフライト、伊達眼鏡のトランセンドに並ぶ貴重な眼鏡っ娘の1人でもある。
そこに耳ないのにどうやって掛けてるんだとか言わない
世界……否、眼鏡界は広いもので、テンプル(こめかみ)に挟んで固定するタイプの眼鏡がある。おそらくはその系統のものを使っているのだろう。安いのだと一万円以下で作れたりもするよ。


◆アニメ版での活躍

Season1

第11話でナリタブライアンと共に買い物を楽しんでいる姿が描かれた他、OVA『BNWの誓い』ではタイトル通り主要人物の1人。

Season2

2期では強敵ポジションとして登場し、OPでも大きく扱われている(本格登場は8話から)。
トウカイテイオーが主役ということもあり、必然的にラスボスポジションに収まるのだが、
上記のOVAでおおかたキャラの掘り下げが行われていたためか心理描写は少ない。
ストーリー的にも彼女とのライバル関係よりも、どちらかと言うとテイオーとマックイーンの挫折と再起のドラマに重点が置かれているため「2期のラスボスは骨折」とか言われる事もしばしば。

むしろ11話で炭酸抜きコーラを理論的に解説していた姿が印象に残っているという人も。オイオイオイ

ちなみに時系列上妹が既に三冠ウマ娘になっているのに現役でトゥインクル・シリーズを走っている*4点がつっこまれたりする。

うまよん

第7話「カブトムシとりだよ!BNW」に登場。
合宿中BNWのメンバーでカブトムシ取りに向かっていた。途中チケットに「髪にライトを当てておけばいっぱいとれそう!」とからかわれた。
チケットが木を蹴って虫を落とした時に、本当に髪についていた。ちなみに虫が落ちてくる時にビビったり、髪についているとわかった時の反応が割と普通の女の子で可愛いと評判。

漫画版ではクリスマス回にBNWで登場。
もっさもさの髪がサンタクロースにそっくりということでチケットがサンタの服を前後逆に着せ、後頭部にサンタのメガネとつけ髭をつけたところ、予想以上にサンタな光景に。
その後トレセン学園では恐ろしい速度の背走でウマ娘を追いかける「地獄の背走サンタ」の噂が広まった。


◆アプリ版での活躍

性能

バ場 芝:A ダート:F
距離 短距離:F マイル:C 中距離:A 長距離:A
脚質 逃げ:E 先行:A 差し:B 追込:G
2021年3月18日に☆3[pf.Victory formula…]として実装され、また2021年11月29日には新衣装の☆3[ノエルージュ・キャロル]が追加。
BNWの3人では一番初めに別衣装が与えられているのだが、後に友人2人が同じコンセプトの別衣装で揃って登場したため、1人だけ浮くハメになってしまった
2024年にはリンク対象となった新シナリオ(後述)にあわせて約3年ぶりの新衣装となる[Engineered Victory]が実装となった。上述したチケットとタイシンの別衣装がメカ要素と繋がりのあるスチパン系なのでクリスマス衣装よりは並べて違和感が少なくなったろうか?

いずれも中・長距離の先行を得意としており、マイル適性もCとまあなんとかならなくはない範囲ではある。
ただしグランドマスターズとトゥインクルレジェンズのシナリオでは、それまでに出走したレースに応じて1年目ラストのGROW UP RACE及びDream Festが変わる仕様上マイルになってしまうのがかなりきつく、コンティニューを使っても普通に負ける事が多々ある。ジュニア級なのでステータスでのゴリ押しも難しい。
安定して勝つためにはマイル適性を上げる必要があるが、マイルは元々適性外の上、ステイヤーのハヤヒデにとって最終的にマイルなど不要なのでこのためだけに適性を上げないといけない点はよく不評点に上げられがち*5。4周年で因子指定が出来るようになるまでは、マイルA以上にしてしまうと赤因子がマイルになってしまう可能性もあるため因子厳選がより難しくなるという弊害もあった。
なお史実においてビワハヤヒデ号は1400mと1600mのレコードを樹立して勝利している。

[pf.Victory formula(ヴィクトリーフォーミュラ)…]

この勝負服にかけて──勝利を構築してみせるさ。
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[pf.Victory formula…]ビワハヤヒデ 勝負服」
© Cygames・JRA

黒に近い濃い紫にピンクのブレザー及びスカート。中には黒いブラウスを着ている。
柄や色合いは史実の馬主であった、「ビワ」冠名で知られる有限会社ビワの「桃鋸歯型」が踏襲されている*6
スカートは太腿の部分が大胆に空いており、ニーソにガーターベルトも履いているため下半身部分が結構センシティブ。
曰く「レースでの姿は見た者の記憶に残ってこそ、このデザインならインパクトは申し分なし」(意訳)とのこと。
なお服そのものはほぼ原案通りだが、アニメやアプリではストールのようなものがオミットされたり、眼鏡の形状がナイロール→アンダーリムという違いもある。
差し色としては胸元のリボンや腰に巻いている紐状の装飾が赤いが、これは史実で身に付けられていた手綱と同じ。
さらにいうと、眼鏡が赤なのも4歳(現3歳)の春ごろまで被っていた覆面(メンコ)と同じである。
衣装名は数学に用いられ「証明」を意味する記号の「pf.」と「勝利の方程式」を意味する英語を合わせたもの。

成長率は賢さ+20%、根性+10%。
頭脳派且つ不屈のハヤヒデのイメージに合ってはいるのだが、レースで主要となるスピード、スタミナ、パワーには補正が掛かっていないのが難点。

所持スキル
自前のスキルは回復系が充実しており、長距離レースで粘り強く戦える構成になっている。
またクールダウンは2周年のアプデにより長距離中盤回復となり格段に使用感が上がった。

通常スキル
道悪〇、深呼吸、スタミナキープ、(覚醒Lv2)外枠得意〇、(覚醒Lv4)追込駆け引き

レアスキル
(覚醒Lv3)余裕綽々(レース中盤が迫ったとき前の方にいると疲れにくくなる<作戦・先行>)
想定通り、余裕十分(レース中盤が迫ったとき前の方にいると持久力をすごく回復する<作戦・先行>)

(覚醒Lv5)クールダウン(レース中盤に息を入れて疲れにくくなる<長距離>)
計画的クールダウン(レース中盤に持久力をすごく回復する<長距離>)


検証を重ね、磨き上げた…



これが──"私の方程式"だ!

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[pf.Victory formula…]ビワハヤヒデ 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「∴win Q.E.D」。効果は「最終コーナーで前の方で追い抜くと勝利の方程式を導き、速度を上げる(最初期)」→
最終コーナー以降に前の方で追い抜くと勝利の方程式を導き、速度を上げる(1周年Ver調整)」→
終盤の最終コーナー以降で前のほうだと速度が上がる。冷静さを保っていたなら勝利の方程式を導きすごく上がる(調整後)」
へと変更された。

2022年2月24日の大規模バランス調整により発動条件が緩和されたため前よりも発動させやすくなり、2023年の2月24日の2周年目のバランス調整ではスキルそのものが結構な変更を受けた。
まず相手を抜く必要がなくなり順位条件だけを守ればよくなったので発動率がかなり緩和された。
ただし終盤の最終コーナーの条件が付いた事により加速中にならないようにするにはほぼ長距離専門スキルと変化している。
また掛かりなしを達成する事で凄く速度と変化するのも大きい。
賢さはハヤヒデにとっては上げやすいパラメーターなのでちゃんと上げれば9割がたは凄く速度を達成できるだろう。

演出ではまずレースのシミュレーションを行っているハヤヒデが映し出され、手に取った駒にフォーカスするとそれがハヤヒデへと変化、駆け抜けていくものとなっている。

参戦当初は根性賢さの優先順位がスピスタパワーに比べ劣ること、覚醒スキルに加速・速度系がないうえに金回復の2つも発動条件に不安が残る、固有の発動のしづらさといった点から非常に扱いにくいウマ娘だったが、
1周年の大型アプデでは覚醒スキル及び固有の条件見直し、根性がレース終盤で発生する「追い比べ」に作用するようになるなど全体的に追い風となっており、残念さは解消されている。

ふっ…どうだ、見たか…って、近いぞ。

[ノエルージュ・キャロル]

皆に夢を与える存在に、なれているだろうか。


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ノエルージュ・キャロル]ビワハヤヒデ 勝負服」
© Cygames・JRA

ストーリーイベント『聖なる夜に重なるキセキ』にて披露された新衣装。
史実ネタも大きく関わる正統派な勝負服寄りの衣装なオグリキャップと異なり、両肩が大きく開放された紅と白のツートンカラーベースの正にクリスマスといったドレス風の衣装となっている。胸元の蒼い宝石のブローチも何ともオシャレ。

こちらはスタミナとパワーに12%、賢さに6%の成長補正がかかる。
通常衣装版にはなかった欲しいところに成長率補正がかかるようになり、所持している覚醒スキルもそこそこ発動しやすいものであるため、長距離レースが安定するようになる。

所持スキル
回復スキル2つという構成だったあちらと比較して、全身全霊の速度アップを更に強くできるのは大きい。
なお「全身全霊」は2周年アプデにより発動タイミングが少し前になった。
これによりゴール直前に出るという事が無くなり、まぁまぁ使えるスキルとなった。
ちなみに貴重な中盤速度持ちの長距離向け先行キャラ。

通常スキル
末脚、パス上手、好位追走、(覚醒Lv2)先行のコツ〇、(覚醒Lv4)先行直線〇

レアスキル
(覚醒Lv3)VIP顔パス(追い抜く気持ちが湧き疲れにくくなる<長距離>)
VIPな後ろ姿(追い抜こうとすると持久力をすごく回復する<長距離>)

(覚醒Lv5)全身全霊(ラストスパートの最中に速度が上がる)
全力サンタクロース(ラストスパートの最中に速度がすごく上がる)


星輝く空に、乾杯を!


雪舞う街に、祝福を──!


…って、こら!頭は大きくない!

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ノエルージュ・キャロル]ビワハヤヒデ 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「Presents from X」。
発動条件と効果は「スタート後からレース後半まで好位置を維持し続けるとレース中盤に勝利への道筋を見出し速度を上げる」というもの。
2周年の調整で最初の好位置に居続ける条件が前半は1~5位に緩和された。
ただし発動条件は中盤終盤に2~4位のままであるのには注意が必要。

なお固有スキルの演出には上述の地獄の背走サンタネタが採用されている。
ただし後頭部に眼鏡と髭のパーツがついているのはあくまでこの演出限定であり、標準装備ではない*7のでご安心を。
もし常についていたら後続のウマ娘に対する強力なデバフになっていそうである
また、演出にはちょっとだけ友人2人も「うまよん」の絵柄で出てくる。何気に固有スキル演出で他のウマ娘が登場するのは珍しい。

祝福の鈴の音が聞こえるようだ…!

[Engineered Victory(エンジニアード ビクトリー)]

ロボット工学の叡智か…着ていると身が引き締まるよ。


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Engineered Victory]ビワハヤヒデ 勝負服」
© Cygames・JRA


2024年10月29日に始まった新シナリオ『走れ!メカウマ娘─夢繋ぐ発明─』と同時に実装された待望の3着目。通称「メカハヤヒデ」。
シナリオの題材にちなんだメカニックな装いとなっており、いつもの赤眼鏡ではなく透明のバイザーを装着している。
またそのカラーリングは黒を基調に差し色の紫という、図らずも妹ブライアンの[餓狼]を彷彿とさせるものとなっている。
そして何より、彼女を悩ませていた癖っ毛が見事に改善された。そして二次創作ではとあるふわふわ好きのウマ娘から悲痛な叫びをよく聞くようになった
何気に髪型もブライアンに近くなっており、アレンジ案はノースフライトによるもので髪のサラサラ具合は最新の電動ブラシの賜物らしい。

成長率はスタミナ、パワー、根性にそれぞれ10%。なお、3着目にしてスピ補正のかかっている衣装が1つもない。

所持スキル
スキル構成から見るに先行・長距離に特化させているのがわかる。
特に一点集中はこの衣装と同時に新規追加されたレアスキルであり、怪物に代わる新たな終盤加速スキルとかなり貴重なため、最低でも覚醒レベルは3まで上げてからの育成が望ましい。

通常スキル
狙いを定めて、長距離直線〇、脇目も振らず、(覚醒Lv2)右回り〇、(覚醒Lv4)決定打

レアスキル
(覚醒Lv3)一点集中(レース終盤始めの方早めに前の方にいると加速力が上がる<先行・長距離>)
シミュレートグラス・オン(レース終盤始めの方早めに持久力を少し使って加速力がものすごく上がる<先行・長距離>)

(覚醒Lv5)脱兎の先へ(レース中盤に持久力を回復しさらに速度が少し上がる<長距離>)
ネオンの尾を引いて(レース中盤始めの方に持久力を回復する その後レース終盤が迫ったときしばらくの間速度が少し上がる<先行・長距離>)



アクチュエータ、正常。
主動力、フル稼働。
ロボティクスの力、お見せしよう――



いけぇッ!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Engineered Victory]ビワハヤヒデ 固有スキル発動」
© Cygames・JRA

固有スキルは「勝利ヘ至ル累積」。
条件・効果は「レース中間地点で前方にいると速度が上がる、長距離レースの前半のコーナーで競り合っていた場合はものすごく上がる」というもの。
演出ではパネル操作でスーツの機能を解放したハヤヒデがドックから登場するや否や、首元の水晶体からレーザーを発射し、闇に覆われていた空を晴らす。スパロボ参戦を狙ってらっしゃる?

Q.E.D.…分析通り、だよ。

固有二つ名は共通して「勝利の探究者」。
取得条件は「全レースで2着以内で、菊花賞、天皇賞(春)、宝塚記念を勝利し、目標を全て達成し育成を完了する」という史実の連続連対の再現。
特別な条件はないが、後述するように適性の低いマイルのレースが目標にあったり、ライバルの強さも相まって取得はなかなか難しい。
理論上は(指定のレースが全て目標に入っていることもあり)全勝すればいいだけなので、取れるときはあっさり取れてしまうこともあるが。
後述のようにメイクデビューを10バ身差以上で勝利といった条件もあったら想像を絶する難易度になっていた

初っ端からメイクデビューに加え、最初の目標である朝日杯FSと適正がCであるマイルレースを走らされることになる*8
必ずしも勝つ必要はないとはいえ、固有二つ名が欲しかったりファン数を稼いでおきたいなら適正を継承で上げておくに越したことはない。
クラシック期ではナリタタイシン、ウイニングチケットにライバル補正がかかっている皐月賞や日本ダービーがつまずきやすいポイントとなっており、
これらの要素から、初心者には攻略難度が妹やライバルに負けず劣らず高め。


特殊実況は宝塚記念に用意されており、史実通り5バ身差以上で勝利すると聴くことができる。
+ 特殊実況 ※ネタバレ注意
ビワハヤヒデ宝塚記念圧勝!
今日も涼しい顔をして
楽々とゴール板を通過したビワハヤヒデです!

(元ネタ:1994年宝塚記念 杉本清アナ)

サポートカード

汎用RとSR【検証、開始】が初期から実装されており、「ウマ箱2」第4コーナーの購入特典として【響き合うストレイン】を入手可能。また2022年8月29日には期間限定イベント「鉄翼蒸気奇譚」の報酬SSR【ユークロニア・アーキテクト】を入手可能。
ちなみにBNW内で見ると、SSRは2つあるものの方や配布、方や購入特典であり既にガチャSSRが用意されている他2人と比べると入手機会が限られてしまっているのが難点。

SR【検証、開始】

得意練習はパワー。
所持スキルがレース条件さえ合えば確定発動する緑スキルが多いのだが「阪神レース場○」「曇りの日○」など微妙に使いにくいものばかりでパッとしない。
更に連続イベントは強制的に体力を削られる上に悪い方に行くと、イベント2回の合計で体力マイナス30に対してパワーが20上がるのみと割に合わない。
それでもらえる貰えるスキルのヒントも長距離専用で長距離育成以外では踏んだり蹴ったりになる。
編成していないサポートカードのイベントが発生する仕様である通称「野良イベント」で、彼女が出てきて前述のイベントが発生した場合は体力が削られ計画が狂う事も。そのせいで通り魔扱いされることがある。

しかし練習相手としては非常に優秀であり、完凸すれば固有ボーナスも加わりトレーニング効果15%というSRサポートカードとしては破格の性能を誇る。スタミナボーナスが加わるのも嬉しいところ。
また、レースボーナスやファン数ボーナスも持つためSSRの凸数を上げにくい無~微課金は優先して育てる価値はある。

SSR【響き合うストレイン】

得意練習は賢さ。
入手した時点で完凸状態のため、レベルさえ上げれば即使用可能。
例に漏れず性能はやや控えめだが固有ボーナスはレベル30からとなっている。
イベントを完走すると「クールダウン」のスキルヒントを確定で入手可能。また途中のイベントではランダムで「コーナー回復〇」のヒントを入手できる。

SSR【ユークロニア・アーキテクト】

得意練習はスタミナ。
所持スキルが増えており、絶妙に使いづらかった緑4種が続投し、「追込駆け引き」が削除。新たに「スタミナキープ」「パス上手」「先行直線〇」「先行のコツ〇」「尻尾上がり」「真っ向勝負」「抜かりなし」が追加。長距離・先行のスキルが、完凸で最大ヒントレベル+3の状態で入手できるのは非常に優秀。
固有ボーナスは「絆ゲージが80以上の時、トレーニング効果アップ」で、条件を満たしたときの効果は10%。
トレーニング面でも配布サポートカードとしては破格の性能で、そこそこ高めの得意率にスタミナボーナス+2、スキルpt+1。
連続イベントを進めると確定でレアスキル「BIGVIP顔パス」のヒントを入手できる。
逃げ以外の長距離育成ならば入れて損はないだろう。

そして2024年10月29日に第9の育成シナリオ「走れ!メカウマ娘 ー夢繋ぐ発明ー」が追加されたと同時に急展開を迎えることに。
というのもビワハヤヒデが同シナリオのシナリオリンク対象の1人として選ばれたことと、その効果の一つである「メカEN+1」がシナリオギミックと密接に絡む必須級のものだったのである。
結果、同様の効果を持つリンク対象のエアシャカール、正確には同日実装された新たなトップ級のスタミナサポカであるSSR【Cocoon】エアシャカールを確保できていないプレイヤーが代用として使用するサポカとして日の目を浴びることになったのである。

育成シナリオ

共にウマ娘として生まれた姉妹、ビワハヤヒデとナリタブライアン。
幼い頃はよくかけっこで遊び、互いの速さを競い合うライバルでもあった。
そしてお互いに「トゥインクル・シリーズの舞台で競い合う」ことを約束していた。


しかしある時、それまで姉の背を追い続けていた妹が姉を追い抜いた。
それを負けじと追い抜こうとしたハヤヒデは勢い余って大怪我を負ってしまう*9

素質ではどうやっても妹に勝てないことを実感したハヤヒデ。
病床に伏した身でありながらも、自らの計算と理論を以ってレースを制する「勝利の方程式」を編み出した。
時を経てトレセン学園に入学した後、眼鏡を落としたことをきっかけにトレーナーと出会い、「最強候補」と称される妹へ挑み、勝利の方程式を完成させるための道を歩み始めることとなる。

しかし、同期の友人にしてライバル達であるウイニングチケット、ナリタタイシンが皐月賞や日本ダービー明らかに違う気迫を見せたことで圧倒されてしまう。
彼女たちの「勝ちたい」という想いが顕れているのだと考えたハヤヒデは、夏合宿を前に今まで以上に負荷のかかるようなトレーニングをさせてほしいと頼む。
…が、それでも不安を完全に払拭することはできず、2人との差は縮まるどころか、むしろ開いていくようにすら感じてしまっていた。

そして菊花賞も迫っていたある日、トレーナーが用意したチケットとの模擬レースに挑むことに。
ハヤヒデがリードしたかと思いきや、最後の最後で理論の範疇を飛び越えたチケットの走りの前に敗れてしまう。

この時、ついにハヤヒデは自分と友人たちとの違いを自覚する。

私は攻めなかったんじゃなくて、守りに入っていたんだ。彼女たちとは違って。……負けないために。

そもそも勝利の方程式が生まれたのは、かつてのあの日より芽生えた「ブライアンに負けない」という想いからだった。
負けないようにと思っていた自分と、たとえわずかな道筋であっても「勝ちたい」と願い、勝利を手にするべく攻め続けたチケットにタイシン。
方程式が根本から間違っていたことに落胆するハヤヒデに対し、トレーナーはこう提案する。

間違っていたなら正せばいい

あまり時間は残されていない中、今まで作り上げたものを全て再検討する必要がある。
それでも、妹に追い越され、ケガをしても走ることを諦めなかったハヤヒデなら大丈夫だと。
菊花賞で勝利したいというならば協力は惜しまない、と。

…………君は、バカだ。

だが私はもっとバカだ。君のそれを救いだと受け取ってしまうほどに。

ハヤヒデとトレーナーは新たな方程式を見つけるべくトレーニングを再開し、そこにチケットとタイシンも加わる。

そして、菊花賞を晴れやかな気分で走り終えたハヤヒデたちの次なる目標。
…時同じくして徐々に、しかし恐るべき速さで頭角を現し始め、"怪物"と称された妹・ナリタブライアンに定められていた。


「別の世界の存在の名前と魂を受け継いで生まれてくる」と言われているウマ娘。
とある世界にいた兄弟は兄と弟、どちらも優れた力を持っていながら、終ぞ競い合うことはなかったという。

──しかし、何の巡りあわせだろうか。

また別の世界で、彼らの名前を受け継いだ姉妹が今まさに戦わんとしている。

そしてこれは彼女たちにとっても、幼いころ交わした約束をついに果たさんとする時なのだ。

レースで肩を並べるのは、いつぶりだろうな。

……姉貴。

お前は強くなった、ブライアン。史上最強の三冠ウマ娘。まさに"怪物"だ。
だが、私はその姉だ。
この舞台で、お前の先を走ってきた姉として。お前を打ち破ってみせるとも。

……ふっ、上等だ。

では、ブライアン……。

──私の背中を追ってこい!!


期間限定イベント

「鉄翼蒸気奇譚」

いつものBNWとトウカイテイオー&ツインターボと共にVRウマレーターのゲームで遊ぶお話。
一行の知恵袋として活躍した。
なおイベントで貰えるサポカのハヤヒデの絵柄がこっそりと人気。


◆関連キャラクター

実の妹にして、ハヤヒデ最大の標的たる"怪物"。
かつてはハヤヒデよりも速さで劣っていたが、ある時姉を凌駕する才能を開花させ、
その後はデビュー前からマスコミの注目を浴び、評判に恥じない活躍でレースにおいても台頭し始める。
そして三冠ウマ娘となった後の有馬記念にて、ついに史実では実現しなかった姉との直接対決を迎える。
なお、ハヤヒデは幼い頃に妹と交わした「トゥインクルシリーズで一緒に走ろう」という約束について相手は忘れているかもしれないと呟くシーンがあるが、
当のブライアンにとっては、忘れるどころかその約束を叶えることが走り続ける最大のモチベーションになっている。
ブライアンの誕生日にハヤヒデからプレゼントは何がいいか問われると「・・・一緒に走ってくれるだけでいい」と答え、共に走りたがっていた。*10

自分が届かなかった三冠を手にした妹という事でウマ娘としては屈託を抱えているが、平時はハヤヒデがブライアンに何くれとなく世話を焼くシスコン姉バカっぷりを見せることも少なくない…というかそれが常。
ブライアンもブライアンで、過保護気味な姉にうんざりする様子を見せたり、元々ぶっきらぼうで口数が少ないのでぎこちない会話となることもあるが、感謝祭のクイズ対決で姉の応援に駆け付けたり、時折幼少期のような接し方をしたりと、互いに不器用なだけで仲の良い姉妹関係を構築している。
なお基本的に誰が相手でもぶっきらぼうでぞんざいなブライアンだが、姉に何か言われた時は 野菜の事以外なら 割と素直に応じていたりする。

G2以下1着時のポーズが姉妹で左右対称になっているのも、その良好な姉妹関係故だろう。
妹がどんなに強く育とうとも変わらず世話を焼きたがるハヤヒデが、肝心なところで妹がかつてのように慕ってくれているのか不安になり、
それに対して案外甘え上手なブライアンがさらっと姉に態度でかつてと変わらぬ親愛を示し、ハヤヒデが安堵しながら喜ぶのが定番の流れである。
ちなみに姉のいないところだと割と「姉貴は~」とか「姉貴が~」と姉の行動や言動を指針にしていたりとお姉ちゃんっ子なとこも見える。姉貴~、肉焼いてくれよぉ~・・・

また2人の実家は酒屋であることが【ユークロニア・アーキテクト】のサポートカードで判明*11。かなり貴重な酒を取り扱っているあたり、相当の老舗か高級店なのだろう。
ちなみにブライアンシナリオのレース敗北時に実家が酒屋である事をブライアンが言ってたりする。

『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』では徹頭徹尾ハヤヒデの事しか視界に入っておらず、自身が日本ダービーで勝利した時にはハヤヒデのダービーの記録からコンマ1秒負けている事で下唇を嚙んでいた。
また天皇賞・春でハヤヒデが勝利した時にトレーナーから茶化された時は「・・・姉貴はまだあんなものじゃない」と後方妹面トレーナーの評価を否定していた。なおこの時、同じチームのタイシンが負けていた事はスルーされた

後に実装された際の育成シナリオ中にも登場し、目標レース外だがクラシック級の宝塚記念で一足早く対戦可能。
しかしURAファイナルズ相当の隙のないステータスであり勝つことは困難。


小さい身体に叛逆の闘志を秘めしBNWのN。
ハヤヒデにとってタイシン、チケットは大事な友人兼ライバルであり、彼女たちからも同じように思われている。
態度こそクールだが、自分を含む友人はもちろん、周囲を内心では気遣っているタイシンの気質がブライアンと似通っているためか、
ハヤヒデは何かとタイシンに世話を焼いており、向こうからは過保護ぶりに若干辟易されている節もあるが、良好な関係を築いている。
タイシンがあるウマ娘と練習コースの使用を巡ってあわや喧嘩になりかけたとき*12、ハヤヒデが助け舟を出し、冷静かつ毅然とした佇まいを以って事態を収束させたこともある。

一方で、身体があまり丈夫でないことを案じており、ローディングの1コマではゼリー飲料で食事を済ませるタイシンに多方面から生活を見直すよう忠告している他、
ちょくちょく本を薦めることもあるといい、ハヤヒデ曰く「感想は雑だがどんなに長くてもちゃんと読んでくれる」という。
が、タイシンの方は分厚い本を薦められそうなときはこっそりハヤヒデを避けている。薦められても読まないとか適当に流したりしない辺りタイシンの根の真面目さやハヤヒデへの友情を感じさせる
タイシンのほうも、彼女の育成シナリオにてハヤヒデの愛読しているシリーズの本をプレゼントするために買おうとする一幕がある。


ダービーに熱い想いを抱くBNWのW。
3人のムードメーカー的存在であり、ハヤヒデも彼女の明るさに励まされている。
BNWの次女的ポジションであり誕生日にはハヤヒデから「君は正しく真ん中だな」と言われている。*13
産まれの順番的にも立ち位置的にも普段の積極的な行動力も合わせ、まさしく彼女はBNWの真ん中なのであろう。

一方で暴走しがちな彼女に対しツッコミを入れたり、ブレーキ役を務めることも多い。
もっとも、ダメ出しだけではなく場合によってはチケットの言いぶんを肯定してあげたり、
時々変な方向に同調したりするがそれによって上手いことやる気を引き出させることもある。
なおチケットも自身の家族の中では妹という立場なので、ある意味ハヤヒデはチケットにとって姉のような存在なのだろう。
ちなみに勉学の成績はあまり良くないらしく勉強の面倒も見ているが、「理論上は赤点は回避できる」とハヤヒデも苦慮している様子。
なお数学は22点だった


ルームメイトの覇王。
一部イベントにて部屋を薔薇まみれにした挙句それを注意されても受け流したり、数学を教えようとするハヤヒデに歌劇調をリクエストするなどして振り回しており、悩みの種となっている。
ちなみに朝は洗面台の確保に双方とも必死だったりする。
片やセットを万全にする為に時間がかかる、片や爆発してる寝ぐせを直すのに忙しいかららしい。
ハヤヒデの誕生日には日頃のお礼を込めて ハヤヒデへの感謝を謳った全四楽章からなるオペラを作成 しハヤヒデに送った。ロビーで謳い始めそうだったのは流石に止めた

なお、同室のウマ娘たち2人は元ネタ同士に何らかの繋がりあることが多いが、この2人は一見それが分かりにくいため疑問に思う人も多い。
ユーザー間では「3強の一角」「古馬になって強豪化」「同期に「ナリタ」の冠名を持つ競走馬がいる*14」といった点が挙げられやすい。


本好きの4人、よく図書館で話をしているようだ。

ロブロイに関しては彼女のサポートカード実装と同時にホーム画面での雑談も実装され、
トレーニング中に眼鏡が曇ってしまうというロブロイの悩みに、真摯に耳を傾けたはいいのだが
よりによってあのマッドサイエンティストに助力を頼もうとしたため、逆に心配されてしまう。
人によっては会話の内容以上に身長差が気になるかも。それでいておっぱいは4cmしか変わらない
うまよんでは併走中に互いに本の感想を述べていた。
そしてロブロイのギアが上がった
実は史実でも「古馬時代にその強さを見せつけた一方、同じ時期に活躍した三冠馬がいる」といった共通点があったり(ハヤヒデはブライアン、ロブロイはあの衝撃の英雄)。
あと実績の割に地味な扱いを受けることが多いという悲しい共通点も…

イクノとは、『クライマックス開幕』シナリオの幕間のイベントでロブロイ共々読書習慣のない人たちに向けたフリー誌を制作している。
なお肝心のフリー誌の評判は、読書家から好評というオチに終わった。読む習慣のないウマ娘向けに作ったのに…。

さらにロブロイとイクノは本作における眼鏡繋がりの2人。
ロビーの会話では3人で似合う眼鏡を探してみようと話し合っている。
自分で普段使わないような眼鏡を選んだらロブロイは苦学生、ハヤヒデは厳格な女教員、イクノは胡散臭い雰囲気と散々だったらいい。ちょっと見てみたい気はする

ちなみにアルダンは史実での半姉・メジロラモーヌが2022年3月に名前のみ登場→11月にビジュアル公開という経緯で正式参入が発表された。
これにより、ハヤヒデ&ブライアンに続いて2組目の「実名登場のウマ娘同士の姉妹」が登場することとなった。

静かなる孤高の一等星。
両者の育成シナリオでは関わらないものの、2022年2月中旬に育成実装された際に同じクラスであることが判明。
なおメンツはアヤベさんとBNWの3人に加え、ナリタトップロードまさかのシンコウウインディ、そして女帝ことエアグルーヴである。このクラス面子濃過ぎだろ…
そのため「オペラオーの同期であるアヤベさんと同じクラスのハヤヒデ」という関わりができたことで同室のつながりらしきものができている。
また、アヤベさんの育成イベントのひとつでは、ハヤヒデとぶつかった際に髪の感触で寝不足を看破するという一幕も。

……ハヤヒデさん。睡眠はちゃんと取ってるの?

! そ、それは……昨晩はなかなか寝つけなくて……。
しかし、そんなに顔に出ているのか……。ご忠告、感謝する。

顔、というより……。
いえ……なんでもない。体には気をつけて……。

後にふわふわ好きであることが判明して以降、二次創作ではハヤヒデに物理的な意味でもよく絡むアヤベさんの姿が度々見られるようになっている。

そして彼女もまた「姉」である…のだが、現時点ではその辺りにちなんだ絡みは特に見られない。

万能勇者にしてウマ娘ちゃんオタクの変態
デジタルとはうまよんのデジタル初登場回以降、直接的な絡みはないが、
デジタルの親愛度ストーリーで聖地巡礼を行った際にブライアンと共に幼き日に駆け回った公園に訪れており、ハヤヒデがリークした事が明かされている。

生真面目・几帳面なドイツ生まれ。
チケットとタイシンの勉強を見ていたところ、同じくスマートファルコントーセンジョーダンを指導していた彼女に会う。
ハヤヒデは赤点を避けるべく厳正なスケジュールを設けたフラッシュのやり方に感心しつつ、自分も取り入れてみようと画策する。

史実では活躍した時代の違いもあり直接の関りはないが、「両親共に外国産馬」「母のお腹にいるときに持ち込みで日本に来た」という共通点がある。

クラスメイト兼生徒会副会長の女帝。
妹のナリタブライアンが生徒会の仕事をサボってる際に時折手伝っている。
業務の手際の良さからエアグルーヴはハヤヒデを生徒会へ勧誘することに熱心だが、トレーニングに支障が出るからと断られている。

クラスメイトのいたずらっ子。
ハヤヒデにいたずらを仕掛けるも看破された挙句ダメ出しされて修正点や改良点まで出されてしまう。
その後の選択肢によっては改良点に更に工夫を凝らしてハヤヒデに一杯食わせることもできる。
その後ハヤヒデも一緒に喜んでたからウインディ本人はいまいち微妙な反応だったが…こんなところでもお姉ちゃん気質である。

史実では馬同士に関わりこそないが、主戦騎手が岡部幸雄氏であるという鞍上繋がり。

後輩ウマ娘にしてチケゾーのルームメイト。
ジョーダンシナリオにおいてチケゾーから菊花賞・天皇賞(春)を勝っている事からジョーダンの長距離の師匠に推薦された。

『走れ!メカウマ娘─夢繋ぐ発明─』では共にシュガーライツの夢の手伝いをしている。
図書館でハヤヒデが本を探していたところ、クリスエスが先にその本を借りて読んでいたが、書いてある日本語が専門的な用語が多く解読に難渋していたところ、共に読もうとハヤヒデに注釈してもらいつつ解読し助けられる。
その時「私は一人っ子だが、ハヤヒデのような姉がいると心強いのだろうな」と感想を述べていた。ついでにその時にぶーちゃんの可愛い頃の思い出がまた一つ語られた

  • シュガーライツ
ハヤヒデがリンク対象となったシナリオ『走れ!メカウマ娘─夢繋ぐ発明─』のゲストキャラであるオリジナルウマ娘
過去に走ることを絶たれかねないくらいの大怪我を負ったハヤヒデにとって、ライツ博士が過去の大怪我により自分の脚で走れなくなってしまっているのは他人事ではないようで、
博士がウマ娘にとっての生きる証である「走る」という行為の実現のために開発したフルダイブ型ロボット「ST-2(サティ)」の改良・機能向上に協力を惜しまない姿勢をとっている。
ちなみに、上記の衣装[Engineered Victory]はメカエキスポにサポートとして参加することを申し出たハヤヒデのために博士が用意したというくだりになっている。

  • 担当トレーナー(通称:ハヤトレ)
ハヤヒデの担当トレーナー。
担当してるハヤヒデに釣られてか、数いるトレーナーたちの中でも随一と言ってもいいほどのレースの知識量を誇る。
ブライアンに対するハヤヒデの想いを知ってるために頑張りすぎてハヤヒデに怒られた事もあるが、良きは良き悪しは悪しとハヤヒデにもはっきり伝えるためやや頑固な面があるハヤヒデの良き相棒である。
基本的には穏やかなハヤヒデだが、議論の際には結構ヒートアップしており、ぶつかり合うと互いに検証するまで引かない模様。
ただ衝突する摩擦が更なるステップアップをもたらしてくれると適度な衝突も楽しんでいるようだ。

◆余談

バナナ好き

ウマ娘におけるバナナ先輩…もといバナナ好きの描写に関してもちゃんと元ネタがあり、濱田光正調教師がバナナを取り出したと見るや、それまで口に含んでいた人参を吐き出してまでバナナを食べ始める映像も残っている。

個別シナリオ中の有馬記念の扱いについて

史実ではビワハヤヒデの出た有馬記念は1993年のレースだが、ウマ娘における個別シナリオでは、ナリタブライアンとの対決となる1994年相当のレースを山場として持ってきた影響か触れられることはない。
一応クラシック級での有馬記念も1993年時を意識してはいるのか、トウカイテイオーが出走しておりNPCネームドの中では最も能力が高く設定されている。
勝利しても隠しイベントの類などはないが、余裕があれば史実越えを果たしてみるのも一興かもしれない。



"勝利の方程式"を、少しでも完成に近づけるため……ひたすら記事の追記、修正、改善だ!!

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  • 覚悟
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  • 勝利ヘ至ル累積
  • どうして姉貴はナリタじゃないの
最終更新:2025年04月17日 20:23

*1 桃の中にいる桃太郎は何故窒息しないのか、など。

*2 一方の選択肢を選ぶとより多く回復できるが、ランダムで「太り気味」がついてしまう。

*3 育成ウマ娘全員が対象。

*4 史実でナリタブライアンが三冠馬になったのはビワハヤヒデが引退した後。

*5 同様の問題はシンボリルドルフドリームジャーニーでも発生。両者ともジュニア級は適性外のマイルばかり走らされるので育成難易度が高い。

*6 97年以降は「白、赤山菱形、水色袖」

*7 演出終盤、よく見てみるとハヤヒデが振り返る直前にパーツが消えている。

*8 適性Cでマイルが目標になっているウマ娘自体はスペシャルウィークやシンボリルドルフ、ライスシャワーなど前例がなかったわけではないが、彼女らがG2~G3なのに対しハヤヒデはG1であるため相対的に難易度が跳ね上がっている。

*9 史実でも2歳秋の時に牧場の柵に激突。あわや競走生命を絶たれるほどの大怪我をしている。

*10 ちなみに2024年の夏のCMではハヤヒデと一緒に走っており、中の人のXでは久しぶりに姉貴と一緒に走れたと呟いていた

*11 バッチリ元ネタがある。史実での2頭の母、パシフィカスの生産者が醸造所の取締役。

*12 ハヤヒデの口からも語られるが、タイシンに特に落ち度があったわけではない。

*13 ちなみに先に生まれたハヤヒデはチケットに誕生日にはお姉ちゃんと言われてる

*14 ビワハヤヒデには「ナリタ」タイシン、テイエムオペラオーには「ナリタ」トップロード