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デンジブルー／青梅大五郎

登録日：2011/12/16 Fri 20:33:43
更新日：2025/02/04 Tue 13:56:00
所要時間：約 4 分で読めます



みんなは小さくても男だ…

俺はそう信じてる！


デンジブルー／青梅大五郎は、スーパー戦隊シリーズ第4作『電子戦隊デンジマン』の登場人物。

演：大葉健二

目次

【人物概要】

他のメンバー同様、デンジ星人の末裔。
デンジマンの一員として戦う傍ら、普段はOLや主婦を対象にアスレチッククラブでヨガ教室を開いている。

元々は孤児で、矢下サーカスで空中ブランコの花形スターとして活躍していた。
同サーカスでベーダー怪物・ムササビラーの襲撃を受けた所をデンジ犬アイシーに助けられ、デンジマンにスカウトされる。

「危なかった…。お前が俺を助けてくれたのか？　礼を言うぜ！｣

明るい性格のひょうきん者で、考えるより先に行動するタイプ。また、大の子供好き。
その性格が災いし敵の罠に嵌まる事もあったが、高いバイタリティで幾度もピンチを乗り切った。

そして、青梅を語る上で絶対に欠かす事の出来ない食べ物が…



あんパンである






あんパンである





大事な事なので2回言いました。



恐らく、キレンジャー(初代)／大岩大太のカレーライスやメガレッド／伊達健太の焼き肉くらい欠かせないアイテムではないだろうか。

そのあんパン好きっぷりはただ者ではなく、懐に常にあんパンを忍ばせていたり、紙袋一杯にあんパンを買い込んだり、ロッカーの中にギッチギチに詰め込んでいたり……。
しまいには「あんパンがないとイライラする」とまで言う始末。まさに「アンパン中毒」

これだけ食べても劇中ではお腹を空かせている事が多い為、ギンガイエロー／ヒカルと並ぶ痩せの大食いと思われる。あるいは激しいアクションでカロリー消費量が凄すぎるのかもしれない。
青梅の旺盛な食欲には味方も呆れており、特にアイシーからは冷ややかなツッコミを入れられる事も。
ちなみに、デンジイエロー／黄山純曰く歯を磨いてないらしい。
よい子のみんなは食べた後には歯磨きを忘れずにね！


【関係の深い人物】

○星野サチ子
演：三原順子（現・三原じゅん子）
矢下サーカス団で働く団員時代の仲間の一人で、青梅の妹分でもある。青梅と同じ孤児でサーカス団に引き取られた過去がある。
高い身体能力と美貌を活かし、デンジマンに協力して潜入捜査を行う事が多かった。


○朝風まり（現・二代目引田天功）
プリンセス天功の名を持つマジシャンが本人役で登場。本作では青梅のサーカス時代の同僚という設定。
青梅の父親代わりでまりの実父でもある朝風天山（演：高原駿雄）をベーダー一族のミミラーに殺害され、後を継ぐ事を決意。
捕らえられた青梅にマジックの仕掛けを施し、殺害されたように見せかけて脱出させた。
これが縁となったのか、彼女は後に『宇宙刑事ギャバン』にも本人役で出演している。


○若松鉄夫
演：林家源平

漫画家を夢見る青梅の友人。普段は公園で1枚100円の似顔絵を書いている。
2ヶ月以上洗濯もせず、風呂には10日も入らない……おまけに部屋はカビと垢とホコリだらけという不潔の塊。そのことに目を付けられコケラーによって細菌を植え付けられてベーダーの奴隷にされてしまう。
青梅がデンジマンになった事を知らず、サーカス団を辞めた彼を一度は責めるがその正体を知ると仲直りをし、最後は肩を組んで歩くようになった。


○アラジン
演：武田美智子

謎の老人がお礼に青梅に手渡した魔法のランプから「アブラカダブラ」の呪文で出てきたランプの精の美女。
青梅を「ご主人様」と崇め、魔法の絨毯で空中散歩に連れ出す等良い事ずくめ…だが、正体はデンジランドへの潜入とダイデンジンの強奪を目論むアラジンラー。
青梅を利用し乗り込むもダイデンジンに拒まれ作戦は失敗、強制的に退去させられ倒された。



【デンジブルー】


デンジスパーク！

デンジ、ブルー！


スーツアクター：大葉健二（変身前と兼任）

青梅がデンジリングをかざし、デンジ強化服を装着した青い戦士。額のデンジメカの形状は六角形。
サーカス団員時代に培った身軽さを持つ上にスピードに長け、動物をモチーフにした攻撃をする。
一度フィルムラーの老化ガスで老人になり、変身が出来なかった事があった。


主な技

  • デンジパンチ
各戦士に共通する手甲／パンチ技。
ブルーは左手で反動をつけて思い切り降り下ろす。

  • デンジドリル
全身をドリルのように高速回転させて地中を移動、敵の足元に現れ不意を付く。
これも各戦士共通で使用できるが、主にブルーが使用する。

  • ブルーロケット
他の四人を台にし、高く飛び上がり体当たりを浴びせる。

  • ブルースネーク
ヘビの動きを元に手首をくねらせ、相手の攻撃を受け流して懐に近づくとトドメの一撃を与える技。
ブルーは他にも猿回り、カンガルーキック、ハヤブサアタック、ブルーキャットといった動物のアクションを元にした技を持つ。

  • スクリューキック
空中で回転した後相手に蹴りつけるきりもみキック。「ブルースクリューキック」とも呼称。

これらの技をかけた後、「ヘーイ！」とポーズを決める（それと共にダストラー達が一斉に倒れる）事が多かった。

  • ブルーインパルスフルパワー
一時的にパワーアップし鎖を引きちぎった。

【その後】

『高速戦隊ターボレンジャー』

第1話「10大戦隊集合 頼むぞ！ターボレンジャー」に登場。
バトルフィーバーJから超獣戦隊ライブマンまでの歴代戦隊と共に駆けつけ、暴魔百族に立ち向かうターボレンジャーを激励した。


『海賊戦隊ゴーカイジャー』

映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』

レジェンド戦隊の一人として登場。
『デンジパン』というアンパンを幼稚園に売り歩く生活をしている。
レジェンド大戦で変身能力を喪失した*1ものの、生きる意味を失ったサラリーマンに"天火星"亮や胡堂小梅（ウメコ）と共に希望を与え、ゴーカイジャーにデンジマンの大いなる力を託した。
ただし、デンジマンの大いなる力のお披露目は『ゴーカイジャー』本編から5年後の『動物戦隊ジュウオウジャー』におけるゴーカイジャー客演回まで待たなければならない……

映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』

同じレジェンド戦隊であるバトルフィーバー隊の一員・バトルケニア／曙四郎や宇宙刑事ギャバン／一条寺烈も大葉健二氏が演じる為、一人三役という異例の出演となる。
果たして、劇中での活躍はいかに……？


余談

『忍風戦隊ハリケンジャー』では、シュリケンジャーが変身した烈堂が登場。
演じたのは『デンジマン』で青梅を演じた大葉氏で、同作を意識してかあんパンが好物という共通点が見られる（ただし、変身ポーズはギャバンのそれだが。この辺りはシュリケンジャーの個別項目を参照）。

また、直接登場したわけではないが、『轟轟戦隊ボウケンジャー』の歴代戦隊を紹介するコーナーではブルー繋がりでボウケンブルー／最上蒼太があんパンを持っている。




「こいつには、勇気と強さと悪を憎む心が詰まっている…君も追記・修正したら、きっといい事があるよ」





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最終更新：2025年02月04日 13:56

*1 その関係か、劇中ではデンジリングを身に着けていなかった。