ウルトラマンボーイ

登録日:2024/10/10 Thu 14:34:36
更新日:2025/05/29 Thu 22:01:44
所要時間:約 6 分で読めます






僕の名前はウルトラマンボーイ。M78星雲・光の国の小学生。

体はまだまだちっちゃいけど、夢は大きいんだよ!
宇宙の平和を守る、光の国の宇宙警備隊の隊員を目指してただいま頑張り中!

憧れのウルトラヒーローにチャレンジ!


ウルトラマンボーイとは、ウルトラシリーズに登場するキャラクター。
彼が主役及びナビゲーターを務めた『ウルトラマンボーイのウルトラころせうむ』についても記述する。


プロフィール

身長:24m
体重:6000t
飛行速度:飛行しない
年齢:2000歳
将来の夢:宇宙警備隊隊員になること
出身地:M78星雲・光の国
所属:ウルトラの星立ウルトラ小学校
好きな学科:ウルトラヒーロー学
嫌いな学科:体育
CV:福井美樹(『ウルトラマンボーイのウルトラころせうむ』)、河津香賀美(『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』)、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でのCVは不明


概要


M78星雲・光の国のウルトラの星立ウルトラ小学校に在籍している小学生であり、宇宙警備隊隊員になることと飛行能力を身につけることが目標。
年齢は2000歳だが、これは地球人で言うと10歳ぐらいだという。

ウルトラ戦士の中ではユリアンに憧れを抱き、ウルトラマンアグルを慕っている。

必殺技は習得しておらず、練習している様子が多々描かれているが、みんなを元気にする効力を持つ「ピカット光線」を放つことができる。


ウルトラマンボーイのウルトラころせうむ


2003年9月29日(月)〜2004年10月1日(金)(ちなみに翌日が『ウルトラマンネクサス』Episode.1放送日)に全260話が土日を除いた月曜日〜金曜日の6:40〜6:45にテレビ東京で放送されていた。
ウルトラマンボーイがナレーションを務め、様々なヒーロー・怪獣・宇宙人はもちろん、防衛チーム及びメカをゲストのウルトラ戦士を交えながら紹介していく。
途中からは新撮も行われるようになり、VHS(全5巻)及びDVD(全10巻)で見ることが可能。

『ウルトラマンボーイのウルころ』と略されることもある(VHS・DVDではこの名称)。

扱う作品は『ウルトラマン』〜『ウルトラマンガイア』(『アンドロメロス』『ウルトラマンネオス』も含まれている)で、『ウルトラQ』『ザ☆ウルトラマン』『G』『パワード』等及び劇場版は扱われず、当時のTVシリーズ最新作にあたる『ウルトラマンコスモス』は毎日放送及びTBSに放送権があったため紹介されていない(後の『ウルトラマン列伝』でも当初は毎日放送及びTBSに放送権があったことにより『ウルトラマンメビウス』が放送出来なかった経緯がある)。

ウルトラマン(プラネタリウム)で初登場し、後にデータカードダス「大怪獣バトル ウルトラモンスターズ」3弾の技カードで収録されたことにより一応知名度を上げたブラックホール怪獣 ブラキウムも新撮に登場する。

この他、ウルトラマンセブンティガダイナ、ガイア、アグルといった歴代ヒーローに限らず『ウルトラマンティガ』のシンジョウ隊員(演:影丸茂樹)、この作品のOPを担当し、なおかつ平成シリーズの楽曲でお馴染みProject DMMの3人がゲストとして出演したことも。


主題歌

  • オープニングテーマ「僕たちのヒーロー」
歌:Project DMM

  • エンディングテーマ「恋するboy~前略ウルトラマンボーイ様~」
歌:i-chips


シリーズでの活躍

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE


冒頭ではウルトラコロセウムでブルー族の少女と特訓しており、宇宙牢獄から解放されたウルトラマンベリアルが光の国を襲撃してきた際は何も出来ず、「た、大変だ〜!」とあたふたしていた。
その後ベリアルがプラズマスパークを奪ったことにより光の国の凍結に巻き込まれるも、ウルトラマンゼロの活躍でベリアルが倒されたことにより復活し、エピローグではネオス・セブン21マックスゼノンと共にウルトラマンキングの演説を聞いていた。

なお、本作(『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の世界)は『ウルトラマンメビウス』より遥か未来という世界設定だが、未だ成長していないことにツッコミが入ることも少なくない。
以上から、「ウルころは今回の一件の頃のストーリーなのでは?」という考察もある。


『ウルトラマン みんなでシュワッチ!』


2012年12月21日に第1弾2作品が、2013年3月22日に第2弾2作品の合計4巻が発売されたDVD。
ウルトラシリーズの映像を流用した総集編ではなく、身近な乗り物やサファリパーク・水族館の動物にスポットを当てた教養系作品。
ウルトラマンやセブンも登場してかつ、解説を務めており、ボーイはテーマに合った施設を訪れて体験していく。
  • 『ウルトラマン みんなでシュワッチ! 平和をまもるのりものたち!』(2012年12月21日発売)
  • 『ウルトラマン みんなでシュワッチ! どうぶつ大集合!』(2012年12月21日発売)
  • 『ウルトラマン みんなでシュワッチ! はたらくのりものい~っぱい!』(2013年3月22日発売)
  • 『ウルトラマン みんなでシュワッチ! 海のいきもの大集合!』(2013年3月22日発売)


ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突


僕はウルトラ小学生のボーイさ! よろしく!

ウルトラマンゼアスウルトラマンナイスの特訓を見守っていた中でウルトラウーマングリージョと交流を深め、彼女に散歩の際に見つけた綺麗な石を見せようとし怪獣墓場へと向かい*1、それがデビルスプリンターだと判明した中でギナ・スペクターの襲撃を受け、戦闘に発展。

グリージョがギナと交戦する中で自身はゼアス・ナイスとトリオを組んで亡霊魔導士 レイバトスと戦闘、連続パンチから2人に担がれてキックを放つも決まり手にはならず、窮地に陥った中でウルトラマンエクシードX ベータスパークアーマーウルトラマンオーブ オーブトリニティが駆けつけたことにより事なきを得る。
次はグリージョダークネスと戦闘、ピカット光線を放ち、グリージョショットとダークグリージョショットのぶつかり合いの際はグリージョを応援し、勝利に貢献(?)した。

一応の事態収集後はウルトラマンジョーニアス立ち会いの元で繰り広げられていたゼロとアストラの特訓を見守っていた。


余談


  • お馴染みのソフビシリーズでは2004年にEX枠で発売。背が低いことを反映してか、この時のソフビは定価735円(当時の消費税5%込み)だったのに対し、ボーイのものは定価630円と、お買い得なものだった。
    また、DVD特典限定で全身が金色に変更されたグリッターティガ風の「ピカットタイプ」なるバージョンも製作されている。

  • 『新ウルトラマン列伝』最終回のシリーズ50周年を記念したウルトラヒーロー全員集合の新撮カットには残念ながら含まれていなかった。実はこの時ボーイも公式カウント外ウルトラマンだったのである。
    • 2016年7月10日に開催された「ウルトラマンの日in杉並公会堂 THE LEGENDS 1966」でもウルトラヒーローが全員集合したが、こちらでもやはりボーイは含まれなかった。というかリブットの扱いが破格過ぎる。
    • 2024年現在、円谷公式サイトでの『ウルトラヒーロー』ページにもボーイは掲載されていない*2



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最終更新:2025年05月29日 22:01

*1 近年の騒動で忘れられがちだが、怪獣墓場は本来争いとは無縁の神聖な場所である。

*2 ちなみにリブットは『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』初登場という扱いでタイガとゼットの間に掲載されている

*3 変身音・必殺技音共に披露してないことも相まって残念ながら共通音声。とはいえ、ウルトラアナライズ図鑑では専用の解説を聞くことが出来る。