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更新日:2026/08/17 Mon 11:53:00
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菊花賞とは、競馬の競走名に使用されるレース名。
本項目では日本中央競馬会が主催するG1レースに限定して記載する。
概要
京都競馬場で1938年以降、戦時中の1945年を除き毎年開催されている芝3000mの馬齢3歳限定のレース。
時代によって異なるが、開催時期はざっくり纏めると
10月下旬~11月上旬くらい。
名高き
クラシック三冠を飾る最後の一冠であり、それまで苦汁を舐めてきた馬にとっても最後のチャンスを狙える重要なレースである。
しかし
芝3000mという距離はそれまで出走可能なレースには無い長距離で、ステップアップレースにセントライト記念や神戸新聞杯こそあれど距離不安を抱える中での出走になることが大半。
適正距離ではなくともそれを承知で挑む陣営も多く見られ、近年でも
三冠馬コントレイルは
福永祐一から距離適性不安を指摘されながらも陣営は出走を強行している。
一方で、春に開催される他の二冠と異なり秋の開催で大きく期間が離れるため、その間に成長して一気に台頭する、いわゆる「
夏の上がり馬」の存在が勢力図に与える影響も大きい。
3歳春では仕上がりにくい長距離上等のステイヤーなどが夏の上がり馬として菊花賞を制し、そこから時の最強馬に上り詰めていくというのもよくあるパターンである。
だが、昨今では適性だけでなく斤量ボーナスや賞金、何より繁殖時点からの長距離軽視の傾向(要はどれも「挑むメリットが少ない」)のため
敢えて菊花賞を回避し、古馬混合戦を承知で距離の短い天皇賞(秋)、あるいは最大の栄誉を求めて凱旋門賞へ進路を向ける陣営も多くなってきており、それは
皐月賞や日本ダービーを制した馬であっても例外ではない。この傾向は近年特に強く、2020年代の内皐月賞とダービーの勝ち馬が別馬だった世代で、皐月賞馬とダービー馬両方が参戦したのは2023年のみ。逆に皐月賞馬もダービー馬も参戦しなかったケースは3度発生しており、菊花賞を軽視する傾向は浮き彫りになりつつある。
ただし、二冠どちらも獲って三冠が掛かっている場合に(故障以外の理由で)菊花賞を回避した事例はまだない。コントレイルもその典型例であり、菊花賞が軽視されても未だ日本のホースマンにとって三冠馬の価値は不変なのだろう。
長距離レースの価値低下が特に叫ばれ始めた21世紀以降でも、本レースを制した後に種牡馬として成功を収めた馬も少なくない為、クラシック本来の意義である繁殖馬選定競争としての役割も何だかんだ果たせている。
コースの特徴
京都競馬場の芝3000mは外回りで行われる。
まずスタートは3コーナー手前からのスタートとなり、そこから外回りコースを1周半して正面スタンド前のゴール板を通過する流れとなる。3コーナーには通称
淀の坂と呼ばれる高低差約4.3mの起伏があるため、スタート直後と1周後の2回でこの坂を駆け上がらなくてはならない。
また3コーナーからスタンド前にかけてある下り坂と観客の歓声によって折り合いを欠いてしまったり、スタンド前=ゴール直前と認識している
馬は一週目でラストスパートを出しかねないので制御は必須となる。
長距離かつ直線の長いレース構造なので枠順不利や位置取りはタイトではないものの、コーナーを6回曲がるのでインコースを意識した走りは有利に繋がるケースが多い。
これらの要素から、長距離を走り抜けるスタミナにそれを途切れさせない集中力と、強い精神力や騎手との折り合いをつけて最後まで駆け抜けられる根性を必要とする。
また、淀の緩いコーナーと坂を降りきったらゴールまで続く長い平坦区間から、十分な末脚の速度も当然要求される。
「皐月賞は最も速い馬が勝つ」
「日本ダービーは最も運が良い馬が勝つ」
「菊花賞は最も強い馬が勝つ」
牡馬クラシック三冠について競馬界では古くからこう言われているが、菊花賞は騎手と馬の全ての力が試される、非常に過酷なレースという事である。
このように総合力を問うレースである為か、故障等で精細を欠くケースもある一方で古馬になってからも活躍を続けるケースも非常に多く、最も強い馬という格言を体現した馬も多い。
特に同コースで開催される春の古馬王道最大規模のレースである天皇賞・春との親和性はほぼ直結と言えるほど非常に高く、本レースと天皇賞・春を制した馬は特に数多くいる。
出走権
出走資格はサラ系3歳馬(騙馬は除く)で、未勝利馬や未出走馬も除外対象となる。
JRA所属馬は下記のトライアル競走で3着以内に入線した馬に優先出走権が与えられる。
| G2レース |
セントライト記念 |
中山競馬場 芝2200m |
| G2レース |
神戸新聞杯 |
阪神競馬場 芝2400m |
それ以外の馬は獲得賞金順で出走枠が確定していく。
ちなみにトライアル競走からのステップアップ組は、2000年以降だとセントライト記念組からの菊花賞制覇が5頭しか出ていないのに対し、神戸新聞杯組からは16頭と雲泥の差がある。名前を冠している割に後輩に優しくない馬である。
ただし、セントライト記念組の5頭の内3頭は2021年以降の馬であり、近年は両トライアル格差についてはやや変化しつつある模様。
歴代優勝馬
| 回 |
開催日 |
優勝馬 |
優勝騎手 |
管理調教師 |
馬主 |
備考 |
| 1回 |
1938年12月11日 |
テツモン |
伊藤正四郎 |
尾形藤吉 |
松山陸郞 |
京都農林省賞典4歳呼馬として開催 |
| 2回 |
1939年10月29日 |
マルタケ |
清水茂次 |
清水茂次 |
榎壽逸 |
調教師兼騎手として勝利 |
| 3回 |
1940年11月3日 |
テツザクラ |
伊藤勝吉 |
伊藤勝吉 |
三宅孝之介 |
最年長勝利記録(48歳9ヶ月)。2019年に武豊騎手が更新するまで保持。 |
| 4回 |
1941年10月26日 |
セントライト |
小西喜蔵 |
田中和一郎 |
加藤雄策 |
史上初のクラシック三冠達成 |
| 5回 |
1942年11月8日 |
ハヤタケ |
佐藤勇 |
岩井健吉 |
伊藤祐之 |
|
| 6回 |
1943年11月14日 |
クリフジ |
前田長吉 |
尾形藤吉 |
栗林友二 |
大差勝ち。牝馬での初制覇。史上初のダービー・オークス・菊花賞の変則三冠 |
|
1944年12月6日 |
※カイソウ |
吉田三郎 |
久保田金造 |
有松鉄三 |
太平洋戦争のため、能力検定競走として実施。ダービー馬カイソウが1着入線したものの、コースの変更が全陣営・裁決委員に伝わっておらず全馬がコースを間違えたため、競走不成立。 |
|
|
|
|
|
|
太平洋戦争のため、開催中止 |
| 7回 |
1946年12月1日 |
アズマライ |
武田文吾 |
高橋直三 |
熊谷新太郎 |
農林省賞典四歳馬と改称して再開。勝タイム3分26秒8は歴代最遅タイム |
| 8回 |
1947年10月19日 |
ブラウニー |
土門健司 |
武輔彦 |
仙石襄 |
2025年末時点、最後の牝馬の菊花賞馬。 |
| 9回 |
1948年11月23日 |
ニユーフオード |
武田文吾 |
小川佐助 |
吉木三郎 |
この年よりレース名を「菊花賞」と改称。 |
| 10回 |
1949年11月3日 |
トサミドリ |
浅野武志 |
望月与一郎 |
斎藤健二郎 |
皐月菊の二冠達成。半兄セントライトとの兄弟制覇 |
| 11回 |
1950年10月29日 |
ハイレコード |
浅見国一 |
武田文吾 |
山田常太郎 |
その名の通り、レコード(3:09.1)で二冠馬クモノハナに勝利。 |
| 12回 |
1951年11月3日 |
トラツクオー |
小林稔 |
久保田金造 |
岩本政一 |
|
| 13回 |
1952年11月23日 |
セントオー |
梅内慶 |
新堂捨蔵 |
三木福一 |
|
| 14回 |
1953年11月23日 |
ハクリヨウ |
保田隆芳 |
尾形藤吉 |
西博 |
|
| 15回 |
1954年11月23日 |
ダイナナホウシユウ |
上田三千夫 |
上田武司 |
上田清次郎 |
|
| 16回 |
1955年11月23日 |
メイヂヒカリ |
蛯名武五郎 |
藤本冨良 |
新田新作 |
ダービー馬オートキツに10馬身差勝ち |
| 17回 |
1956年11月18日 |
キタノオー |
勝尾竹男 |
久保田金造 |
田中留治 |
|
| 18回 |
1957年11月17日 |
ラプンデー |
矢倉義勇 |
小西喜蔵 |
野浅五郎 |
|
| 19回 |
1958年11月16日 |
コマヒカリ |
浅見国一 |
橋本輝雄 |
鈴木敏夫 |
|
| 20回 |
1959年11月15日 |
ハククラマ |
保田隆芳 |
尾形藤吉 |
西博 |
|
| 21回 |
1960年11月13日 |
キタノオーザ |
伊藤竹男 |
久保田金造 |
田中清司 |
|
| 22回 |
1961年11月19日 |
アズマテンラン |
野平好男 |
二本柳俊夫 |
堀平四郎 |
|
| 23回 |
1962年11月25日 |
ヒロキミ |
高松三太 |
二本柳俊夫 |
相馬恵胤 |
歴代最多23頭立てで実施 |
| 24回 |
1963年11月17日 |
グレートヨルカ |
保田隆芳 |
尾形藤吉 |
小野晃 |
|
| 25回 |
1964年11月15日 |
シンザン |
栗田勝 |
武田文吾 |
橋元幸吉 |
クラシック三冠達成 |
| 26回 |
1965年11月14日 |
ダイコーター |
栗田勝 |
上田武司 |
上田清次郎 |
|
| 27回 |
1966年11月13日 |
ナスノコトブキ |
森安弘明 |
稲葉秀男 |
那須野牧場 |
14番人気の伏兵スピードシンボリが2着 |
| 28回 |
1967年11月12日 |
ニツトエイト |
伊藤竹男 |
矢倉玉男 |
太田和芳郎 |
2025年末時点で唯一の栃栗毛の菊花賞馬 |
| 29回 |
1968年11月17日 |
アサカオー |
加賀武見 |
中村広 |
浅香源二 |
|
| 30回 |
1969年11月16日 |
アカネテンリュウ |
丸目敏栄 |
橋本輝雄 |
関野栄一 |
|
| 31回 |
1970年11月15日 |
ダテテンリュウ |
宇田明彦 |
星川泉士 |
㈱伊達牧場 |
|
| 32回 |
1971年11月14日 |
ニホンピロムーテー |
福永洋一 |
服部正利 |
小林保 |
騎手曰く「ニホンピロムーテーは1600mなら誰にも負けない。だから残り1600mで仕掛けた。」ちょっと何言ってるかわからない; |
| 33回 |
1972年11月12日 |
イシノヒカル |
増沢末夫 |
浅野武志 |
石嶋清仁 |
|
| 34回 |
1973年11月11日 |
タケホープ |
武邦彦 |
稲葉幸夫 |
近藤たけ |
皐月賞馬ハイセイコーを破りダービー・菊の二冠達成 |
| 35回 |
1974年11月10日 |
キタノカチドキ |
武邦彦 |
服部正利 |
初田豊 |
|
| 36回 |
1975年11月9日 |
コクサイプリンス |
中島啓之 |
稗田敏男 |
芦部凞仁 |
|
| 37回 |
1976年11月14日 |
グリーングラス |
安田富男 |
中野隆良 |
半沢吉四郎 |
単勝オッズ71.1倍の勝利は2026年8月現在で最も最高払戻倍率 |
| 38回 |
1977年11月13日 |
プレストウコウ |
郷原洋行 |
加藤朝治郎 |
渡辺喜八郎 |
初の芦毛の菊花賞馬 |
| 39回 |
1978年11月12日 |
インターグシケン |
武邦彦 |
日迫良一 |
松岡正雄 |
初の青鹿毛の菊花賞馬 |
| 40回 |
1979年11月11日 |
ハシハーミット |
河内洋 |
内藤繁春 |
㈱シンザンクラブ |
京都競馬場改修により阪神競馬場での開催 |
| 41回 |
1980年11月9日 |
ノースガスト |
田島良保 |
二分久男 |
鈴木忠男 |
|
| 42回 |
1981年11月8日 |
ミナガワマンナ |
菅原泰夫 |
仲住芳雄 |
寺内倉蔵 |
歴代最低人気の14番人気での勝利。父シンザンとの父子菊花賞勝利 |
| 43回 |
1982年11月14日 |
ホリスキー |
菅原泰夫 |
本郷重彦 |
堀川三之助 |
記録3:05.4はグレード制導入以前で最速 |
| 44回 |
1983年11月13日 |
ミスターシービー |
吉永正人 |
松山康久 |
千明大作 |
クラシック三冠達成。京都の上り坂で最後方から先頭に躍り出るというタブーを犯しながら勝利。 |
| 回 |
開催日 |
優勝馬 |
優勝騎手 |
管理調教師 |
馬主 |
備考 |
| 45回 |
1984年11月11日 |
シンボリルドルフ |
岡部幸雄 |
野平裕二 |
シンボリ牧場 |
史上初の無敗でのクラシック三冠達成 |
| 46回 |
1985年11月10日 |
ミホシンザン |
柴田政人 |
田中朋次郎 |
堤勘時 |
二冠達成。父シンザンとの父子菊花賞勝利 |
| 47回 |
1986年11月10日 |
メジロデュレン |
村本善之 |
池江泰郎 |
メジロ商事 |
|
| 48回 |
1987年11月8日 |
サクラスターオー |
東信二 |
平井雄二 |
さくらコマース |
皐月菊の二冠(ダービーは故障で断念)。「菊の季節に桜が満開!」の実況で有名 |
| 49回 |
1988年11月6日 |
スーパークリーク |
武豊 |
伊藤修司 |
木倉誠 |
武豊騎手、初GⅠ勝利 |
| 50回 |
1989年11月5日 |
バンブービギン |
南井克巳 |
布施正 |
竹田辰一 |
|
| 51回 |
1990年11月4日 |
メジロマックイーン |
内田浩一 |
池江泰郎 |
メジロ商事 |
「メジロでもマックイーンの方だ!」。半兄メジロデュレンとの兄弟菊花賞勝利 |
| 52回 |
1991年11月3日 |
レオダーバン |
岡部幸雄 |
奥平真治 |
田中竜雨 |
|
| 53回 |
1992年11月8日 |
ライスシャワー |
的場均 |
飯塚好次 |
栗林英雄 |
レコード(3:05.0)で二冠馬ミホノブルボンを破る |
| 54回 |
1993年11月7日 |
ビワハヤヒデ |
岡部幸雄 |
濱田光正 |
ビワ |
レコード(3:04.7) |
| 55回 |
1994年11月6日 |
ナリタブライアン |
南井克巳 |
大久保正陽 |
山路秀則 |
クラシック三冠達成。半兄ビワハヤヒデのレコードを更新(3:04.6) |
| 56回 |
1995年11月5日 |
マヤノトップガン |
田原成貴 |
坂口正大 |
田所祐 |
4年連続レコード更新(3:04.4) |
| 57回 |
1996年11月3日 |
ダンスインザダーク |
武豊 |
橋口弘次郎 |
㈲社台レースホース |
|
| 58回 |
1997年11月2日 |
マチカネフクキタル |
南井克巳 |
二分久男 |
細川益男 |
トライアル競走の内「神戸新聞杯」「京都新聞杯」を連勝して参戦 |
| 59回 |
1998年11月8日 |
セイウンスカイ |
横山典弘 |
保田一隆 |
西山牧場 |
逃げ切って二冠達成&レコード勝ち(3:03.2) |
| 60回 |
1999年11月7日 |
ナリタトップロード |
渡辺薫彦 |
沖芳夫 |
山路秀則 |
|
| 61回 |
2000年10月22日 |
エアシャカール |
武豊 |
森秀行 |
㈱ラッキーフィールド |
馬の性格を読み切り、皐月菊の二冠達成。 |
| 62回 |
2001年10月21日 |
マンハッタンカフェ |
蛯名正義 |
小島太 |
西川清 |
グレード制導入以降初となるセントライト記念組の勝ち馬。後に種牡馬としても大きな成功を収める |
| 63回 |
2002年10月20日 |
ヒシミラクル |
角田晃一 |
佐山優 |
阿部雅一郎 |
1981年以来の二桁台人気(10番人気)の勝利であり、以降10番人気以下の勝利は無い。 |
| 64回 |
2003年10月26日 |
ザッツザプレンティ |
安藤勝己 |
橋口弘次郎 |
㈲社台レースホース |
父ダンスインザダークとの父子菊花賞初勝利(この後デルタブルース・スリーロールスと続く) |
| 65回 |
2004年10月24日 |
デルタブルース |
岩田康誠 |
角居勝彦 |
㈲サンデーレーシング |
地方騎手による中央G1レース初勝利 |
| 66回 |
2005年10月23日 |
ディープインパクト |
武豊 |
池江泰郎 |
㈱金子真人ホールディングス |
無敗でのクラシック三冠達成。更に単勝オッズ1.0倍は2026年8月現在では唯一。 |
| 67回 |
2006年10月22日 |
ソングオブウインド |
武幸四郎 |
浅見秀一 |
㈲社台レースホース |
レコード(3:02.7)で二冠馬メイショウサムソンらを破る。幸四郎がいたとは…。 |
| 68回 |
2007年10月21日 |
アサクサキングス |
四位洋文 |
大久保龍志 |
田原慶子 |
きさらぎ賞勝利から皐月賞→NHKマイルカップ→日本ダービー→宝塚記念→神戸新聞杯という過酷なローテを経て初G1勝利 |
| 69回 |
2008年10月26日 |
オウケンブルースリ |
内田博幸 |
音無秀孝 |
福井明 |
|
| 70回 |
2009年10月25日 |
スリーロールス |
浜中俊 |
武宏平 |
㈱永井商事 |
|
| 回 |
開催日 |
優勝馬 |
優勝騎手 |
管理調教師 |
馬主 |
備考 |
| 71回 |
2010年10月24日 |
ビッグウィーク |
川田将雅 |
長浜博之 |
谷水雄三 |
初勝利から106日でG1勝利 |
| 72回 |
2011年10月23日 |
オルフェーヴル |
池添謙一 |
池江泰寿 |
㈲サンデーレーシング |
クラシック三冠達成。ついでに騎手まで振り落とす |
| 73回 |
2012年10月21日 |
ゴールドシップ |
内田博幸 |
須貝尚介 |
小林英一 |
ミスターシービーのCMを見て掟破りの淀の坂の早仕掛けで皐月菊二冠達成。 |
| 74回 |
2013年10月20日 |
エピファネイア |
福永祐一 |
角居勝彦 |
㈱キャロットファーム |
|
| 75回 |
2014年10月26日 |
トーホウジャッカル |
酒井学 |
谷潔 |
東豊物産㈱ |
記録3:01.0は2026年8月時点のレースコード及びコースレコード。デビュー149日での菊花賞制覇も史上最速。 |
| 76回 |
2015年10月25日 |
キタサンブラック |
北村宏司 |
清水久詞 |
㈲大野商事 |
「淀は祭りだ!キタサン祭りだ!」漢北島三郎、魂の熱唱 |
| 77回 |
2016年10月23日 |
サトノダイヤモンド |
C・ルメール |
池江泰寿 |
里見治 |
父ディープインパクトとの父子菊花賞初勝利 |
| 78回 |
2017年10月22日 |
キセキ |
M・デムーロ |
角居勝彦 |
石川達絵 |
台風21号の影響による不良馬場の為、戦後2番目に遅い3:18.9を記録。 |
| 79回 |
2018年10月21日 |
フィエールマン |
C・ルメール |
手塚貴久 |
㈲サンデーレーシング |
|
| 80回 |
2019年10月20日 |
ワールドプレミア |
武豊 |
友道康夫 |
大塚亮一 |
武豊騎手は最年長勝利記録(50歳7ヶ月)を達成。 |
| 81回 |
2020年10月25日 |
コントレイル |
福永祐一 |
矢作芳人 |
前田晋二 |
無敗でのクラシック三冠達成 |
| 82回 |
2021年10月24日 |
タイトルホルダー |
横山武史 |
栗田徹 |
山田弘 |
京都競馬場改修のため阪神競馬場開催 |
| 83回 |
2022年10月23日 |
アスクビクターモア |
田辺裕信 |
田村康仁 |
廣崎利洋HD㈱ |
京都競馬場改修のため阪神競馬場開催。記録3:02.4は当時の阪神3000mコースレコード。 |
| 84回 |
2023年10月22日 |
ドゥレッツァ |
C・ルメール |
尾関知人 |
㈱キャロットファーム |
三冠を分け合った馬全馬が参戦したのは1999年以来 |
| 85回 |
2024年10月20日 |
アーバンシック |
C・ルメール |
武井亮 |
㈲シルクレーシング |
|
| 86回 |
2025年10月26日 |
エネルジコ |
C・ルメール |
高柳瑞樹 |
㈲シルクレーシング |
C・ルメール騎手は史上初の3連覇を達成した。 |
余談
クラシック三冠レースにおいて、『皐月賞・日本ダービー』の二冠馬は数多く存在しているが、菊花賞を含む二冠馬はそれと比べるとやや少ない。
『皐月賞・菊花賞』の二冠馬は古くは1949年のトサミドリや1954年のダイナナホウシユウ、1974年のキタノカチドキ、1985年ミホシンザン、1987年サクラスターオー、1998年
セイウンスカイ、2000年
エアシャカール、2012年
ゴールドシップと8頭が該当する。
だが『日本ダービー・菊花賞』の二冠馬は1943年のクリフジと1973年のタケホープといった皐月賞不出走組しかおらず、この二頭以外で2レースを制しているのは
三冠馬しかいない。
単純に考えて皐月賞と菊花賞の距離差1200mが影響を与えているのか、レース間隔や調教による成長によるものなど考えられる余地はあるのだが、この疑問についての明確な回答は未だ出ていない。
牝馬の優勝は1947年のブラウニー以降達成されていない。
近年でも2021年のディヴァインラヴが3着や、2019年の
メロディーレーンが5着と掲示板を抑えるのが精いっぱいなレベルで、そもそも出走する牝馬自体が非常に少なく、特にグレード制以降はディヴァインラヴまででわずか5頭。
(これは皐月賞や日本ダービーにも言えた話だが)クラシック三冠を狙えるほどの実力があるなら
牝馬三冠を狙うのが通常であるし、何より牝馬路線は全体的に距離が短いもので、その傾向に逆らってわざわざ3000mに挑むメリットは基本的にない。
特別距離が長いわけではない皐月賞や日本ダービーなら出走馬を見て「こっちの方が勝てそう」といった選択肢もあるが、菊花賞はいくらなんでも適性の壁が厚すぎるため、珍しく長距離適性が見られたから行ってみるという方がまだ現実的(前述の掲示板内2頭もそのパターン)。
追記・編集は淀の坂を駆け上がれるようになってからお願いします。
- 第74回以前の優勝馬(京都4歳呼馬時代含む)涙目。カドラン賞、セントレンジャー、春の天皇賞などと並んで、世界的に淘汰されつつある珍しい超長距離グレードレース -- 名無しさん (2026-08-11 22:12:15)
- 距離適性の都合もあって有力馬でも回避する事があると言う事は狙い目だと言う事だ、ただまぁ走れるかわからない3000m走らせるのは相当リスキーではあるが… -- 名無しさん (2026-08-12 01:21:54)
- リスキーというなら、レースに出すこと自体がっていう話になるけどね。まあパワプロで言うと故障率5%と10%のどっちを選択するって話になる、極論。 -- 名無しさん (2026-08-12 08:24:16)
- 『みどりのマキバオー』ではカスケードは凱旋門賞挑戦の為欠場、ミドリマキバオーは3000mの壁に沈んで5着、そして春は故障に泣いたアマゴワクチンが無尽蔵のスタミナを発揮して見事に栄冠取得。 -- 名無しさん (2026-08-12 09:26:34)
- 折り畳みでいいから1回からの優勝馬記載してほしいな -- 名無しさん (2026-08-12 19:24:36)
- 「予想なんかすなルメールを自動的に買え」レース筆頭。10回騎乗してそのうち5回勝ってるの本当に異次元すぎる。 -- 名無しさん (2026-08-12 19:37:34)
- ↑おかげで「ロブチェン三冠最大の壁はルメールが乗った馬」とか言われてるのがまた。 -- 名無しさん (2026-08-12 19:40:53)
- 追記してみましたが、グレード制導入以降を全て表にするとかなり読みにくく感じたので、グレード制導入以前まで格納してみました。 -- 名無しさん (2026-08-12 21:36:37)
- ↑ありがとうございます、追記助かりました。 -- 名無しさん (2026-08-12 21:54:39)
- なかったのか、ありそうだったのに -- 名無しさん (2026-08-13 11:46:01)
- スタミナは抜群だけどキレる足がないから3000m超えるようなレースじゃないと勝てないみたいな馬は昔はいたけど昨今の競走馬は中距離走れる馬ばかりだから菊花賞に狙いを定めるってのもあんまり無さそうだよね -- 名無しさん (2026-08-13 19:47:05)
- 全ての優勝馬の記載をしてくれた方、ありがとうございます。見やすくていい感じです。 -- 名無しさん (2026-08-13 21:51:53)
- ビクトリアカップ創設以前は牝馬三冠狙いなら牝馬もここに行くしかなかったんだよね カネケヤキは牝馬クラシック三冠達成リーチだったんだが調子崩した上相手がシンザンではね… -- 名無しさん (2026-08-15 10:52:35)
- 過去10年、社台系一口馬主クラブ(サンデー、シルク、キャロット)は2023年を除いてGⅠ勝ち馬を出走させていない。また国内GⅠ1勝に終わった馬で種牡馬になれなかった馬が2頭(皐月賞馬では0頭)いるなど、種牡馬選定レースとして怪しいレベルになってきた。 -- 名無しさん (2026-08-17 11:53:00)
最終更新:2026年08月17日 11:53