初出：第284話 声（ドラマCD第2弾）：田中敦子 声（ドラマCD第5弾/第7弾）：渡辺明乃 **家族構成 母：領主一族の傍系 母方の親戚 叔父：[[ノルベルト]] **容姿 髪の色：黒&br()&color(#000000,#000000){000000000} 瞳の色：紫&br()&color(#800080,#800080){000000000} 真面目そうな細身の女性。 30代後半から40代前半に見える。 **地位 階級：（上級）&footnote(領主傍系の流れを汲むこと、叔父が領主の筆頭側仕えであることからの推測)貴族 職種：[[カルステッドの側近>側近#カルステッドの側近]]&footnote(ふぁんぶっく7 Q＆A)→中央貴族・貴族院の教師 **年齢と属性関連 -ローゼマインとの学年差：+32&footnote(ローゼマイン1年生時に42歳 公式の人物設定第四部に一時期載っていたが、公式の領地まとめにエーレンフェスト以外の人物が移動したときに年齢の表記がなくなった／ふぁんぶっく2 設定資料集に年齢記載) -誕生季：秋&footnote(コミック版第四部IIのカバー絵の指輪の色が黄色／ふぁんぶっく6 指輪の色一覧で黄) -属性：(全属性ではない&footnote(第592話)) **ヒルシュール視点の回 書籍第四部I 特典SS 特別措置の申請（書籍短編1 ヒルシュール視点 特別措置の申請） **作中での活躍 貴族院の教師。エーレンフェストの寮監。 エーレンフェスト出身の貴族で、成績優秀だったため中央に務めることとなった。 在学中、領主候補生である[[カルステッド]]の側近に採用されたが、[[領主>アーデルベルト]]に男児である[[ジルヴェスター]]が誕生したことでカルステッドが上級貴族に身分を落とし、側近集団も解散となったことで領主夫[[妻>ヴェローニカ]]に嫌気が差してしまい、中央貴族を目指す決意をした。&footnote(ふぁんぶっく7 Q＆A) 教師として、ヴェローニカのやり方が気に入らず中央への移籍を希望したエーレンフェストの学生達の移動をサポートしていた。 ジルヴェスターの領主就任後は文官のみ推薦しているが、それ以前に側仕えや騎士の移動を申請したことがあるのかは不明。&footnote(書籍版第五部VI SS 騒動の事情聴取) 魔力の扱い、魔力圧縮、調合、騎獣作成の講義を担当する。 研究のためならば講義を放り出し、食事や身形を顧みず、必要とあらば弟子にも補助金や素材をたかることがある&footnote(第422話 図書館と帰還)マッドサイエンティスト。 [[ローゼマイン]]が入寮するまでは、ほとんどを研究室のある文官の専門棟で過ごし、連絡事項は[[オルドナンツ>魔術具と神具#オルドナンツ]]で済ませ、寮に居付かない寮監だった。 ローゼマイン関係で度々寮へ訪れるようになり、寮監が寮で生活するという当たり前の宣言で周囲を驚かせた。 レッサーバスの真似をして、[[乗り込み型の騎獣>創作物一覧#乗り込み型の騎獣]]の作成に成功する。 弟子に対して細かく丁寧に教えるのではなく、一定のラインを超えると助言の範囲に留め「疑問には自分で答えを探し出す」ことを重視した教育姿勢を示す。&footnote(書籍版第四部VI特典SS/短編集IISS ライムント視点 領地と師弟の関係) ヴェローニカから排斥される[[フェルディナンド]]を庇い、弟子として指導していた。 フェルディナンドを弟子とすることでヴェローニカの嫌がらせがヒルシュールにも及ぶようになり、寮の自室で安心して過ごすことが出来なくなったため、研究室に寝止まりすることが増えるようになった。 寮監に与えられるはずのエーレンフェストからの援助も、ヴェローニカの手の者に取り上げられてヒルシュール本人には届かない状態であった。&footnote(第401話 頭の痛い報告書（二年）、書籍版第四部VI エピローグ) 叔父であるノルベルトからは、ヴェローニカがヒルシュールと顔を合わせると機嫌が悪くなるため、「領主会議の間は研究室で過ごして欲しい」と言われていた。&footnote(書籍版第四部I特典SS/短編集ISS ヒルシュール視点 特別措置の申請) 研究や調合を始めるとそちらを最優先する悪癖があり、催促のオルドナンツを無視したり&footnote(書籍版第四部I特典SS/短編集ISS ヒルシュール視点 特別措置の申請)、他人との待ち合わせ時間ぎりぎりまで調合を続けたり、最悪の場合力づくで連れ出されるまで意地汚く研究を続けたりする。&footnote(書籍版第四部VI書下ろしSS 旧ベルケシュトック寮の探索) 数日の余裕を持って予め面会予約を取れば、当日は側仕えが研究をさせず身なりもしっかり整えさせて、貴族院の女性教師らしい恰好をさせる事が出来る。&footnote(書籍版第四部I特典SS/短編集ISS ヒルシュール視点 特別措置の申請) 11年春、領主会議の下準備のため寮を訪れたノルベルトに寮の扉を開けるよう呼び出され、その際ローゼマインに対する特別措置を申請するよう依頼された。 特別措置には領主会議期間中に王族の承認が必要なため、教師陣に連絡をして緊急会議を招集し、「学生の将来を守るのが貴族院教師の役目」と一同に訴えかけ、全員一致での措置申請をもぎ取った。 その後領主会議で措置申請が認められ、労いのためアウブとの食事会に誘われたが、その手の会食にいい思い出がないためあっさり断った。 11年秋の終わりごろ、フェルディナンドからローゼマインが目覚めたこと、特別措置を使わず貴族院に入学すること等を手紙で知らされ、ローゼマインに付いて細々と書かれた手紙に笑みをこぼしつつ、愛弟子の愛弟子たるまだ見ぬローゼマインに会うのを楽しみに感じていた。&footnote(書籍版第四部I特典SS/短編集ISS ヒルシュール視点 特別措置の申請) 11年冬、魔法陣の改良と魔術具の省力化のため奮闘していた[[ライムント]]の木札に書かれた改良案に目を留め、内容を評価して自分の弟子としてスカウトした。&footnote(書籍版第四部VI特典SS/短編集IISS ライムント視点 領地と師弟の関係) 12年冬、ローゼマインに従って研究室を訪れた側近達から、アーレンスバッハの学生を弟子にしたことを咎められた際、フェルディナンドの件を例に出し、情勢に関係なく、自分の勘を信じて、弟子の才能を信じて教育する信念を披露した。&footnote(第390話 ヒルシュール先生の研究室) 13年冬、[[エグランティーヌ]]を通じて、[[アナスタージウス]]から「加護を得る方法を領地対抗戦である程度公開するように」との意を受け&footnote(SS19話 アナスタージウスの頭が痛い報告時間)、[[アウブ・エーレンフェスト>ジルヴェスター]]へ面会依頼を出した。 アウブ・エーレンフェスト夫[[妻>フロレンツィア]]との面会では、ヴェローニカによる嫌がらせの謝罪とエーレンフェストからの援助の再提案をされたが、ローゼマインの方を見ながら「面倒事の隠蔽に協力や黙秘はしても後処理はしない」と再度断った。 ただしローゼマイン卒業後も援助金を拒否するかどうにかついては、その時になったら考えるとして含みを持たせた。&footnote(第471話 アウブとヒルシュールの面会) 15年春 エーレンフェストから連絡を受けて、ツェントより貴族院にいる寮監達はそれぞれの寮から出ないように通達される。 アーレンスバッハの寮に帰れなくなっていて文官棟で寝泊まりするようになったライムントが付近で見慣れない者達がうろついているのを発見しヒルシュールに報告。[[アウブ・エーレンフェスト]]が言っていたのは本当だったのかもしれない、と急いで関係者各位へオルドナンツを飛ばした。&footnote(第633話 要請) 「わたくしが誰を弟子にするのか、どのように教育するのか、口出しする権利はエーレンフェストにありません」&footnote(第390話 ヒルシュール先生の研究室) **経歴 前31年 誕生 前24年 洗礼式 前21年 貴族院に入学 前20年夏頃 カルステッドの側近に就任 前18年 ジルヴェスター誕生に伴い、側近集団解散 前16年 貴族院を卒業  ()中央に移動して中央貴族（教員）となる 11年春 ローゼマインへの特別措置の適用を申請 11年冬 ライムントを弟子にする 13年冬 御加護に関する研究発表を行うよう、エーレンフェストに助言する  ()領主夫妻と面会し、関係をある程度改善させる **作者コメント 【[[2017年 05月17日 Twitter>https://mobile.twitter.com/miyakazuki01/status/864765405922861056]]】 【[[2017年 04月17日.06月20日 設定等まとめ Twitterこぼれ話>https://ncode.syosetu.com/n4099cd/13/]]】 &b(){＞眼鏡事情} グンドルフ先生やヒルシュール先生は片眼鏡が必要。 【[[2017年 07月31日 Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/891820630013755392]]】 【[[ 2017年 11月02日 設定等まとめ Twitterまとめ その2>https://ncode.syosetu.com/n4099cd/15/]]】 &b(){＞裏設定} カルステッドとエルヴィーラの先輩で、二人の結婚に対してちょっとしたお節介を焼いた。その関係で、この二人は他人が思うよりヒルシュールに弱い。実はその辺りの話が貴族院の恋物語に…。 カルステッドとエルヴィーラの貴族院の恋物語も、設定としてはあったなぁ……って懐かしく思っていました。笑 何話だったか忘れたけど、ヒルシュールがエーレンフェストの寮で貴族院の恋物語を読んだ時に反応した部分の裏側です。 &b(){＞ヒルシュール先生って、万能型変人？ 研究馬鹿なのに、情報通で結構広範囲の人物の弱みを握ってる} 中央の貴族になるためには研究だけしているわけにもいかなかったのですよ。多少はコネがなければ難しいですから。 その分、異動したらこっちのものと研究に没頭しています。笑 **コメント #blockquote{&b(){このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。} 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 &color(red,){表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。}} #pcomment(noname,reply,size=100,new,ヒルシュール/コメント)
