アレキサンドリアとは、
- ユルゲンシュミットの大領地の名前
- 領主の城がある街の名前
- 領主の家名
である。本項では1.と2.について記述する。
概要
アレキサンドリアと命名された新領地。
アーレンスバッハは消えることになった。
元々は
フェルディナンドは
ローゼマインをエーレンフェストに返す気だったが、エーレンフェストに居場所がない、王族入りは悪夢としたローゼマインのため、アーレンスバッハを滅ぼす代わりに遊び場として用意した
ローゼマインの希望はこの領内では最大限に考慮され、実現化される予定である。
史上初の未成年
アウブが治める領地であり、アウブの婚約者であるフェルディナンドが執務補佐を務めている。
ブローチ作成等のアウブと同じ魔力を要する業務の代行を始め、政務の計画立案実行はフェルディナンドが行う事が多いようである。
アウブが暴走しかけた際のストッパー役も兼ねている。
歴史
15年春、洗礼式の夜に
女神の化身であるローゼマインが旧アーレンスバッハの礎を奪取し、新領主となった。
同夜、
ランツェナーヴェ船の掃討戦にて誘拐された貴族達は救出され、明け方には国境門と境界門が閉鎖された。
城に集まった貴族達は
シュツェーリアの盾で選別され、敵意を持つ者達は捕らえられた。
残った貴族達は領主の
側近である
ハルトムートらに”洗脳”され、恭順した。
ただし、女神の化身に恩恵を与えられる事を待つだけの態度を見せた者達は冷たくあしらわれた。
戦後、領主の手によって領内の土地や海が癒やされ、戦災を受けた城と貴族街、神殿、下町の一部が改築された。
新しくなった城へ新ツェント・
エグランティーヌ夫妻が訪れ、会談中に中央で取り調べを終えた罪人達のメダルが廃棄された。
その後、城で婚約式が行われ、新領地アレキサンドリアの名と共に、今後の産業や神事、それに伴う教育制度に関する領地の方針が発表された。
ギーべ全員を含む貴族達が集まり、その半数以上が揃って祈りを捧げる事ができていた。
前領主一族であった
レティーツィアは、新領地でも
領主候補生の立場のまま留保された。
レティーツィアや
ベネディクタを含む戦災孤児達は、領主の後見で孤児や青色見習いとして神殿で生活する事となった。
旧アーレンスバッハで領主候補生コースを卒業した者は、領内には一人も残っていない。
また、この1年半でフェルディナンドが信用できると判断した護衛騎士、文官、側仕え達が、領主会議への同行者として選抜された。
領主会議にてアレキサンドリアは正式に承認され、その婚約者をフェルディナンドとすることと合わせローゼマインが
アウブ・アレキサンドリアに就任、開領した。
領主会議後、新ギーべ・ビンデバルトが任命され、夏の館の封鎖が解かれたと思われる。
また、隣接する新領地ブルーメフェルトとの境界門が両アウブの調整、協力のもとで開かれた。
春の終わりには
グーテンベルクがアレキサンドリアに一斉に移動した。
この移動にはローゼマインから紋章を渡された
神殿の側仕え一行も同行しており、夏の間に神殿内を整えている。
古と同じく神殿長にはアウブが就任し、神殿で行われる
季節毎の各種神事が本物の祝福と共に行われている。
夏には
ハルトムートと
クラリッサの星結びの儀式が行われ、夏の成人式には
ルッツが参列した。
秋の洗礼式後には、
神殿教室が稼働したと思われる。
15年冬、アウブ兼自称図書委員の学生として、ローゼマインが
貴族院の五年生に進級した。
この頃までに、ローゼマインの学生の側近が旧アーレンスバッハの貴族から新しく登用されている。
領内の状況
礎争奪戦の被害者や罪人達の処分によって減ったものの、元々大領地だったため、エーレンフェストよりもずっと数が多い。
旧来のやり方や考え方を刷新する必要があり、新しい産業に関わる事になった文官達は勝手が分からずに戸惑っている。
その辺りはハルトムートが平民との全ての会合に出席し、
プランタン商会を窓口としてスムーズに進めている。
新体制での人事は試用期間を設けるなどして慎重に進められ、特にローゼマインの側近はフェルディナンドが選別した者の中から選ばれている。
新領主に敵意を持たない者達でも、被害者の親族、罪人達の親族、命を救われた者、”洗脳”された者等々が存在し、前領主一族との関係性や状況、感情は様々であると思われる。
婚約式の段階で初めて接触した”未洗脳”のギーべ達も存在しており、その後シュツェーリアの盾での選別がどの程度徹底されているかは不明である。
ただ、15年冬時点では既に新しく側近が登用され、学生達には誇りに思われている様子であり、新領主が人心を掌握している事がうかがえる。
街中で大暴れしていた余所の蛮族を蹴散らし、夜空一面の沢山の魔法陣から一気に光を降らせる魔術で土地や海を癒やし、平民の意見を聞きながら新しい街の計画を立ててくれる領主を心から歓迎している。
海外貿易が消えたため、商人達は新しい産業に乗ろうと必死になっている。
そのため、今までとは全く勝手が違うローゼマイン周辺の貴族との交渉窓口として、プランタン商会は素早く街に受け入れられた。
産業
前身のアーレンスバッハが輸入品に依っていた為、領内のみで賄える産業が発展しておらず、新産業の開発が領地全体の課題となっている。
15年春の領主会議にて、16年度以降は他領の国境門が順次開門可能である事が通達され、今後は確実に不利な状況になる事が予想されるため、領主主導で様々な施策が行われている。
(厳密には、
グルトリスハイトを用いればランツェナーヴェに代わる新しい転移先を設定し直す事ができるが、今の所その意向は無いようである。)
製紙業
本を沢山増やせるように紙の価格を下げるためには、市場に多く出回らせる必要がある。
原材料である木の調達量を考えると一つの領地だけで独占する事は不可能であるため、エーレンフェストと協力して行っていく方針。
印刷業
印刷工房を増やして新しい本を沢山増やす方針。
それぞれの工房で別の本を印刷している為、エーレンフェストとの競合にはならない見込みで、
アウブ・エーレンフェストとも協調姿勢である。
納本制度によって国内で印刷された本は全て
城の図書館に集まっていく仕組みとなっている為、領主は印刷業を推奨している。
15年夏の終わり頃には印刷工房の第一号として
ローゼマイン工房が開設しており、冬の貴族院前にはアレキサンドリア産の本が1冊出版される程度には環境が整えられた様子である。
食品産業
アーレンスバッハ時代からの有志の文官達がランツェナーヴェ原産の砂糖や香辛料などの原木の研究を熱心に継続している。
その研究開発と同時に、食事処のための海の幸を中心にした新しいレシピも開発を進める方針。
エーレンフェストの料理方法に香辛料を少しずつ加えた新しい魚料理の味を模索しており、新ツェントに好評だった。
お菓子についても、従来のレシピに
領内の特産品を組み合わせた新しい味の物を開発している。
15年冬の段階では
城の研究所で砂糖の研究が進み、16年度からは少し生産できるようになる見込みである。
こちらも独占生産はせず、気候的な条件から16年春の領主会議で
ダンケルフェルガーに相談予定。
神事
前領主一族の影響で、神殿や神事の見方が変わりつつあることを知らない貴族達が残っており、国内では一歩遅れた状態からスタートした。
貴族たちが神々に祈りを捧げるのを日常的に行えるように(また、領主が多少祝福を漏らすのは日常風景として驚かないように)、教育していく方針。
戦災孤児達も神殿で生活させる事で幼い頃から神事に触れさせ、将来の魔力増強などを見据えた教育を行う。
今後の神事は正しく行われる為、土地の魔力については充分に満たされていくと思われる。
アレキサンドリアでは神殿の運営を本来のやり方に戻しており、ローゼマインは領主(貴族)と神殿長を兼任しているが、フェルディナンドや側近達(成人貴族)は神殿に出入りはするものの青色神官/巫女には任命されていない。
神官長にはフェルディナンドが就任しており、ローゼマインとの結婚までの間に神殿改革を終わらせ、後任に引き継ぐ予定である。
教育制度
重要な教育内容としてお祈りが加わる為、神殿への認識を変える事から始める。
神殿教室を開設し、授業料を安く設定し、貴族・平民問わず識字率100%を目指す方針。
孤児院の子供達には領主負担で奨学金制度を用意し、無料で同じ教育を受けられるようにした上で、将来授業料の返還を求める。
授業は中級貴族レベルの貴族院の中学年程度までの内容となる。
貴族の自宅用の教師達の雇用を残すためにも、平民と共に学ぶことに難色を示す貴族は今までどおり自宅教育でも良い。
どのみち教育内容が上級貴族~領主候補生にとっては不十分な為、下級~中級貴族のレベルを底上げする側面が大きい。
平民の中でも富豪の子供にとっては、貴族との繋がりを作り、立ち居振る舞いなどを身につけられるという利点がある。
そうして段階的に平民の出入りも当然のものとし、産業の発展に必須である平民達への教育を行っていく。
また、平民と貴族が連携を取る土台となることも期待される。
15年秋の洗礼式後から孤児院の子供、富豪の子供を対象に稼働。
稼働当初から
プランタン商会は積極的に利用するが、地元の大店は貴族に近づく利点はあれど危険性も大きいと判断し、様子見をしている。
アレキサンドリア
領主の城がある街で、領主の家名が名前になっている。
国境門から程近い湾岸部に位置し、港がある。
15年春のエントヴィッケルンで領主の城・貴族街・神殿・下町の中心部(商業ギルドや各協会、グーテンベルク達の住居など)が整えられた。
図書館を中心とした図書館都市となっている。
領主の城
高台の上、貴族街の中心にあると思われる。
敷地内には図書館と研究所があり、その2つは渡り廊下で繋がっている。
離れ等の建物については未登場。
本館
供給の間などの礎関連の基本的な構造は変わらないと思われる。
執務室
15年春に新ツェント夫妻の訪問を受けた際、会談を行った。
大広間
婚約式~アウブ就任宣言を行った部屋。
エーレンフェストよりずっと多い領内の貴族と客人を収容できる広さ。
図書室
見習いでは見られない文献などが置かれる。
図書館
ローゼマインの図書館。巨大な円形で自然光を有効活用しており、大英図書館閲覧室がモデルとなっている。
城の文官が勤務するほか、司書業務の補佐として専用のシュミル型魔術具が配備されている(
アドレット、
リサ、
ネリー、
ディナン)。
蔵書は
マイン十進分類法で整理される。
城の図書室と蔵書内容を分ける事で、洗礼式を終えた子供や見習いの学生(7~15歳)も立ち入りが許可されていると思われる。
平民にも利用できる図書館とするには識字率を考えると時期尚早であり、貴族の反発も大きいとされて断念し、街への増設なども含めた将来の検討材料となった。
蔵書の収集過程において、写本や物語の原稿にはこれまで同様に報酬が支払われ、孤児院の孤児はもちろん、貴族への金銭的支援の一環にもなっている。
- 蔵書・蔵書予定
司書棟
図書館のエントランスから出てすぐの場所にある。
司書達が暮らせる部屋設備がある。
将来のローゼマインにとっては東の離れ(引退したアウブ夫妻が住む離れ)の代わりになると思われる場所。
上階(恐らく3階)にローゼマインの自室がある。
ローゼマインの自室
階段を上がった所に扉がある。
机と椅子、寝そべる為の長椅子、寝台などが設置されていると思われる。
隠し部屋を設置し、ローゼマインとフェルディナンドが魔力登録を行った。
- 隠し部屋
- グルトリスハイトでしか起動できないタイプの転移陣が設置されており、下町のマインの自室と繋がっている。
研究所
フェルディナンドの総合研究所。設計はフェルディナンドの好みとなっている。
15年春の時点では、この他に
魔木、魔魚、魔獣の専門研究所が建設予定となっている。
アダルジーザの離宮で回収したランツェナーヴェ産の道具類は他領との政治的な取引に利用するために独占を断念したが、
銀の船は領の物として接収したため、船に使われていた技術は独占研究が進んでいる可能性もある。
フェルディナンドの自室
工房。
これまでの代々の
隠し部屋と内部の雰囲気は同じだが、側仕えが入れるので書類が整理整頓されている。
部屋の管理者として、
ラザファムが就任している。
温室
香辛料の木が並んでいて、植物園のようになっている。
有志の文官達による香辛料や砂糖をこの地で栽培するための研究が全てまとめられている。
砂糖に代わる甘味を探す研究も行われている。
砂糖は温室内で栽培しないと枯れる為、量産が難しいと予想された。
魔力を受けると世代交代のたびに変化が見られるため、対象を絞ってローゼマインの魔力を与える実験が行われた。
その成果か、16年度からは少し生産できるようになる見込み(
産業の項を参照)。
貴族街
各家庭と図書館の距離をなるべく近くしたいという設計理念に基づいて、城(図書館)を中心としている。
元々城の敷地内だった
ランツェナーヴェの館があった場所は貴族街の一部になっている。
- アレキサンドリアの貴族の構成については組織を参照。
神殿
貴族街と下町の間に位置する。
エーレンフェストの神殿よりだいぶ大きく人も沢山集まる。
建物や部屋等はエーレンフェストの神殿と殆ど変わりない配置となっている。
神殿長はアウブであるローゼマインが兼任する。
神官長は、長くても結婚までの期間限定でフェルディナンドが就任し、神殿改革を補佐している。
フラン達が内部を整え、花捧げが盛んだったアーレンスバッハ時代とは様変わりしたと思われる。
元神殿長(旧アーレンスバッハ神殿長)は青色神官として神殿にいるため、他の神官や巫女は見習い含め同様に神殿に在籍していると思われる。
エーレンフェストの神殿を守るためローゼマインが作成した戦闘特化のシュミル三体がアレキサンドリアに運び込まれ、神殿とそこにいる孤児達を守っている。
15年夏の時点で30人程度(エーレンフェスト(10人ほど)の三倍ほどの人数)の青色神官/巫女・青色神官見習い/巫女見習いが在籍している。
礼拝室
祭壇と神具が設えられていて、各種神事が行われる。
15年夏に
ルッツの成人式が行われ、神殿長に大きく祝福された。
地下空間に
領地の礎があると推測される。
神殿教室
平民・貴族達への教育の場として教室が開放されている(
教育制度の項を参照)。
神殿図書室が教室としてのスペースも兼ねている。
神殿図書室
最初は神殿教室の利用者だけの登録制になるが、平民も立ち入ることが可能。
平民でも利用出来るように、礼拝室と貴族区域の間に作られている。
本の盗難などを防ぐためには保証金の制度などが必要で、しばらくの間は会員制の図書室となる。
聖典の鍵で開く、
領地の礎への入口が
本棚に存在すると思われる。
この事実は15年春の領主会議で各領主に周知され、ダンケルフェルガーの例を見ると次期領主にのみ伝えられたようである。
限定公開情報とは言え、危険性を鑑みるに聖典の鍵の管理方法は見直されたと推測される。
資料室
神殿長室の隣にあり、平民は閲覧禁止の書物や、神殿業務に必要な資料などが保管されている。
青色見習いの部屋
貴族の7歳~成人前の戦災孤児が、ローゼマインを後見として引き取られて部屋を与えられた。
幼い内から祈りを捧げる事に慣れる事も目的としている。
レティーツィアもここに含まれる(17年春の領主夫妻の星結び後には養子縁組を行って城の離れに部屋を与えられると思われる)。
孤児院
貴族の0~6歳の戦災孤児が引き取られた。
ローゼマインを後見として、魔術具があれば貴族として、魔術具が無くとも能力次第で、貴族として洗礼を受ける予定。
ベネディクタもここに含まれると思われる。
ローゼマイン工房
15年夏時点で、
ベンノ管轄で開設済み。
エーレンフェスト時代と同様、青色や
灰色神官/巫女達の雇用を生んでいると思われる。
下町
15年春のエントヴィッケルンで中心部が整えられた。
旧アーレンスバッハの建物の様式を参考にしながらも、住人達の意見が取り入れられた間取りとなっている。
今後も平民の意見を聞きながら区画整理を行う事で、今まで命令しかしていない文官達を鍛える場となる予定である。
- 中心部
- 神殿周辺。
- 中心施設(商業ギルドや各協会、グーテンベルク関連の商会や職人区画)や関係者の住居が集まっていて、領主に優遇されていることが一目瞭然となっている。
下町の商業施設
プランタン商会
ルッツの家
2階にある。
ギルベルタ商会
2階以上が
ダプラなどの住居となっている。
ある程度の年齢にあるダプラが、エーレンフェストから移動して支店長を務めている。
トゥーリの家
2階にある。
ギュンターの家
- 食堂
- 台所や食器棚、食卓がある。少なくとも9人程度は集まれる広さがある模様。
- 玄関に続く扉と、廊下に繋がる扉がある。
- マインの自室
- 室内の転移陣が、城の図書館のローゼマインの自室と繋がっている。
- 下町側の廊下に出る扉は魔術で隠されている。
食事処
15年春の段階で、海の幸を中心としたレシピを開発して、設置予定。
「
フーゴや
エラと宮廷料理人たちが試行錯誤の末に作り上げたレシピを出す食事処を、側近とその親族に任せる感じになると思う」と回答されている。
下町の工房
中心部にほど近い職人区画にグーテンベルクの鍛冶工房、木工工房、印刷工房などが集まっている。
インク工房、染色工房もある。
15年夏時点で、
ギルベルタ商会の
リンシャン工房も開設済みである。
港
誰が獲ってきたどの魚を領主様に献上するのかで喧嘩する光景が見られる。
その他の土地
旧アーレンスバッハの
直轄地、
ビンデバルト、
ザイツェン、
ヴルカターク、
カンナヴィッツ、
アウレーリアの父が治めていた土地などが、どのように変更されていくかは不明だが、少なくともアレキサンドリア建領時まではギーベ領の名称が継続する模様。
ビンデバルト伯爵領はギーべ一族が捕縛されているため、15年春の領主会議以降に新ギーべが任命されている。
本来であれば処罰対象となる
アウレーリアの父は、
礎争奪戦時に死亡しているため、同様に新ギーベが任命されていると思われる。
領主会議後に交代がなされたかは不明ながらも、ザイツェンに関しては魔力散布祈念式においてギーベへの通達、同様にヴルカタークのギーベからも報告がされていることから存命している。
直轄地に接しているギーベ領は東からモルトギーツ、ミュント、レードラ、オーレブルック、クレヴィール、ベールマン、ヤルツェル、メルミット、クリーツ、エーガル、ヘルト。直轄地にも海にも境界にも接していないギーベ領は北部内陸のみで、北からバウムドルフ、フィディット、ヨードルフ、ランゲル、ボルク、シルサルク、コームガルト。
海
国境門への境界門と
国境門がある。
青く透き通っている。
15年冬時点では国境門が閉じたままであるため、今後は面積が縮小していく。
海に接しているギーベ領は、北からカンナヴィッツ、ダウデル、エルゲン、キルヘル、ケッセルナー、リッテ、ヒューベル、モルトギーツ、(直轄地)、ヘルト、グルッシュ、ドータス。
境界門と国境門
エーレンフェストへの境界門
北に接する
エーレンフェストの
ガルドゥーンへ繋がる
境界門。
ザイツェンにある。
エーレンフェストに接しているギーベ領は、北からビンデバルト、ザイツェン、ヴルカタークの三領地のみ。
フレーベルタークへの境界門
ブルーメフェルトへの境界門
西に接する新領地
ブルーメフェルトへ繋がる
境界門。
クラルベルクにある。
15年春の領主会議後、アウブ同士の手によって開門されたと思われる。
ブルーメフェルトに接しているギーベ領は、北からヴルカターク、グンスター、ガイベルグ、ウールハイジ、クラルベルク。
ダンケルフェルガーへの境界門
南西に接する
ダンケルフェルガーへ繋がる
境界門。
レーヴラインにある。
ダンケルフェルガーに接しているギーベ領は、北からクラルベルク、ファウス、ローネルト、キーサラ、レーヴライン、ディンガー、ハルステル、アイベルク、ゲアル。
国境門への境界門
国境門
15年春に閉門され、今の所開門予定は無い。
もし開くのであれば、繋ぐ先は
ランツェナーヴェ以外とする方針となっている。
国内移動の為の
国境門間を繋ぐ転移陣は使用可能。
書籍版第五部Ⅻの表紙イラストだと海上に国境門しか描かれてないが、あくまでも「イメージ画」であり、実際には手前に境界門があるので国境門を直接見ることは出来ない。
- 国境線
- アーレンスバッハ時代同様、虹色に光る壁が続いている。
- 開いた国境門の転移陣を堺に海が切り取られたようになっていて、だまし絵のように見える。
- 国境の外
- アーレンスバッハ時代同様、白い砂漠が続いている。
- ユルゲンシュミットについての考察も参照。
作者コメント
【
2017年 10月26日 Twitter】
>紋章に関して
他領で本を紋章に使っているところはありません。
でも、グリュンを紋章に入れようとするところから一般的じゃないし、
女神の化身だし、新ツェントが「紋章に入れるなんて本当に本がお好きなのですね」で笑って済ませるし、面と向かって怒れる人がフェルディナンド達以外にいないので別に怒られません
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最終更新:2024年12月17日 09:07