ディッター

ディッターは、貴族同士で行われる競技である。
ドイツ語:der ritter(騎士)


概要

騎士見習いが騎獣に乗って戦う練習のために行われ、空での戦いになるため危険性が高い*1

ルール

いくつか種類があり、その時によって勝利条件が変わる*2

宝盗りディッター

  1. 陣を設定する(貴族院の領地対抗戦などで行われる場合、各領地の採集場所が陣とされていた)。
  2. 他領に奪われてはならない宝とする魔獣を狩ってくる。
    このとき、魔獣は魔石に変えてしまってはならず、倒してしまうと敗北になる。
  3. 宝を守りつつ他領の宝を奪うか、倒して魔石に変えてしまえば勝利する。*3
    (領主候補生を宝とした本の販売権の争奪戦では、宝を陣の外に出した時点で勝敗が決した。)*4
  • 領地の礎を守る模擬戦から始まった競技で*5、貴族院全体を使って行う。*6
  • 魔術具の設置や回復薬の作成などに領地が一丸となって取り組み、騎士以外も参加した方が戦略的に効果的である。*7
    • 文官見習いは、当日までの魔術具や回復薬の準備を担当する(準備期間に魔力を全力投入するため、当日は使い物にならなくなる)。
    • 側仕え見習いは、当日の回復薬の管理や魔術具への魔力供給、癒しの魔術担当として戦いに参加する。*8
  • 競技は陣を作った段階で始まり、魔獣を狩る間や陣へと運ぶ最中に妨害できる。
    • 戦力の劣る領地が知恵や魔術具を用いて勝利を狙うことが真髄。戦術理論通りにはいかない対人戦であり、罠や奇策も含めた総合力や対応力が試される。*9

速さを競うディッター

  1. 先生が訓練用の魔獣を作り出す。
  2. いかに早く倒せるかを競う。*10
  • 領地内で魔獣を狩る訓練の為の競技で、効率や攻撃力が重視される。*11
  • 対魔獣戦には特化しているが、魔獣はあまり変則的な動きをしないため型に嵌りがちとなり、臨機応変な対応力が鍛えられない。*12
  • 領地が一丸となって取り組む宝盗りディッターと違い、騎士だけで行う競技となっている。文官見習いや側仕え見習いの出番は無い為、コースが異なる者の間での交流が減り、それが弊害となっている。*13

狩った魔獣の強さを競うディッター、魔獣の数を競うディッター

トラウゴットが数ある勝利条件の例に挙げた。

嫁取りディッター

ダンケルフェルガー独自の文化。
当事者が結婚を望んでいるのに、親から結婚の許可を得られない場合に行う。*14
勝敗に嫁入りを賭けたディッターでお互いの親族で行われる。
結婚を望んでいる側が勝利した場合は、親は結婚を認める。
ディッターの後で最初の条件を覆されることがないように、必ず契約書を作る。*15

嫁盗りディッター

ダンケルフェルガー独自の文化。
結婚したいと思っていない相手を、強引に得る場合に行う。*16
勝敗に嫁入りを賭けたディッターでお互いの親族で行われる。
負けた場合、男側はきっぱり求婚を諦めることが慣例となっている。
ディッターの後で最初の条件を覆されることがないように、必ず契約書を作る。*17
※第592話以降~番外編の表記は「嫁盗りディッター」に統一されている

新入生歓迎ディッター

ダンケルフェルガー独自の文化。
新入生に発破をかける目的で、新入生が全員、貴族院の寮に到着し次第行われる。*18
騎獣をもたない新入生以外は、寮内の文官見習い、側仕え見習いも含めた在校生の希望者全員が参加可能。*19
従って、通常の宝盗りディッターと異なり、人数制限がない。

戦績

前1年冬

領地対抗戦

登場話 SS.16 ハイスヒッツェの反省会
ルール 宝盗りディッター
参加者 エーレンフェスト フェルディナンド、エーレンフェストの学生
ダンケルフェルガー ハイスヒッツェ、ダンケルフェルガーの学生
備考 ダンケルフェルガーはフェルディナンドに宝を狩るチームを捕えられたうえに大量の敵を本陣に送られ敗北する。

年代はフェルディナンドはマインとの年齢差+13で、領地対抗戦のディッターに参加できるのが専門コースへ進む貴族院3年(12歳)と仮定した場合の推定です。

0年冬

領地対抗戦

登場話 SS.16 ハイスヒッツェの反省会
ルール 宝盗りディッター
参加者 エーレンフェスト フェルディナンド、エーレンフェストの学生
ダンケルフェルガー ハイスヒッツェ、ダンケルフェルガーの学生
備考 フェルディナンドにダンケルフェルガーの本陣へ魔術具を投げ入れられ隙をつくったところで複数の強豪達に叩き潰され、大惨事になる。

年代は前1年冬と推定した年の翌年です。

10年冬

領地対抗戦

登場話 第342話 春を寿ぐ宴
ルール 速さを競うディッター
エーレンフェスト 参加者 エーレンフェストの騎士見習い
魔獣 不明
成績 15位*20

11年冬

シュバルツとヴァイスの争奪戦

登場話 第308話 宝盗りディッター 前編、第309話 宝盗りディッター 後編
ルール 宝盗りディッター
賭けた物 エーレンフェスト シュバルツとヴァイスの主
ダンケルフェルガー
参加者 エーレンフェスト ローゼマインコルネリウスアンゲリカレオノーレトラウゴットユーディット、エーレンフェストの騎士見習い、計26名
ダンケルフェルガー レスティラウト、ダンケルフェルガーの騎士見習い、計26名
エーレンフェスト フェルツェ
ダンケルフェルガー シュネーフェールト
勝者 エーレンフェスト
備考 シュバルツとヴァイスに相応しい主を決めるために、ルーフェンの提案で行われた。
エーレンフェストは連携が取れてなく、指示を無視した者もいたが、ローゼマインの奇策で勝利した。

ディッターの再戦

登場話 第327話 貴族院へ戻る、書籍版第四部II 主が不在の間に
ルール 宝盗りディッター
参加者 エーレンフェスト アンゲリカコルネリウスレオノーレを除くエーレンフェストの騎士見習い
ダンケルフェルガー ダンケルフェルガーの騎士見習い
勝者 ダンケルフェルガー
備考 ダンケルフェルガーからディッターの再戦の申し込みがあり、断り切れずに受けることになった。
ローゼマインの奇策がなく、主力であるアンゲリカコルネリウスがいないため、あっという間に敗北した。
伏せられた為知られていないが、実は、エーレンフェストの騎士見習い達の慢心を打ち砕くべく、「実力通りに負ける」経験をさせたいレオノーレと、教師の本分として学生を強くさせる協力を惜しまず、かつ、策士の存在が戦況を変えることをダンケルフェルガーの騎士見習い達に実感させたいルーフェンが手を組んだことで、ディッター再戦の申し込みがなされた。

領地対抗戦

登場話 第333話 領地対抗戦
ルール 速さを競うディッター
エーレンフェスト 参加者 エーレンフェストの騎士見習い
魔獣 グリュン
成績 11位

12年冬

本の販売権の争奪戦

登場話 第416話 ディッター勝負 前編、第417話 ディッター勝負 後編
ルール 宝盗りディッター
賭けた物 エーレンフェスト ハイスヒッツェのマント、ダンケルフェルガーの歴史の本の販売権
ダンケルフェルガー フランメルツの実クヴェルヴァイデの葉ヴィンファルの毛皮グランツリングの粉、ダンケルフェルガーから貸し出す全ての本の出版権
参加者 エーレンフェスト フェルディナンド
ダンケルフェルガー ハイスヒッツェ
エーレンフェスト ローゼマイン
ダンケルフェルガー ハンネローレ
勝者 エーレンフェスト
備考 一対一の近接戦闘ではハインスヒッツェが優勢だったが、宝であるローゼマインがシュツェーリアの盾で鉄壁の守りを誇り、アングリーフの祝福でフェルディナンドを強化。接近戦で追い詰められたフェルディナンドが景品のマントを盾にして距離を取り、更には隠し玉の水鉄砲によりダンケルフェルガー勢を遠距離戦で圧倒し逆転勝利を収めた

領地対抗戦

登場話 第418話 領地対抗戦 ディッター
ルール 速さを競うディッター
フレーベルターク 参加者 フレーベルタークの騎士見習い
魔獣 ズィルツェ
アーレンスバッハ
模擬戦8位
参加者 アーレンスバッハの騎士見習い
魔獣 フィンストゥルム
エーレンフェスト
模擬戦6位
参加者 コルネリウスレオノーレユーディットマティアストラウゴット、エーレンフェストの騎士見習い
魔獣 フンデルトタイレン
成績 10位
ハウフレッツェ
模擬戦5位
参加者 ハウフレッツェの騎士見習い
魔獣 不明
備考 フラウレルムによって、エーレンフェストには珍しくて倒すのに非常に時間がかかる魔物が召喚された。

13年冬

ダンケルフェルガーの儀式を見るためのディッター

登場話 第486話 ダンケルフェルガーの儀式 前編、第487話 ダンケルフェルガーの儀式 後編
ルール 速さを競うディッター
参加者 エーレンフェスト レオノーレユーディットマティアストラウゴット、エーレンフェストの騎士見習い
ダンケルフェルガー ダンケルフェルガーの騎士見習い
勝者 ダンケルフェルガー
備考 事前に行った儀式によって、ローゼマインの祝福のかかりすぎで体がついていけなかった。

貴族院の奉納式参加のためのディッター

登場話 第493話 閑話 聖女の儀式 前編
ルール 宝盗りディッター
参加者 クラッセンブルク クラッセンブルクの騎士見習い
ドレヴァンヒェル ドレヴァンヒェルの騎士見習い
ギレッセンマイアー ギレッセンマイアーの騎士見習い。合同か単独かは不明
ハウフレッツェ ハウフレッツェの騎士見習い。合同か単独かは不明
アーレンスバッハ アーレンスバッハの騎士見習い
ヨースブレンナーなど 中小領地合同チームにて参加
インメルディングやフレーベルタークは不参加
ダンケルフェルガー ダンケルフェルガーの騎士見習い
備考 貴族院の奉納式に参加したい領地は、ダンケルフェルガーとディッターを行うことで許可を得た。
中小領地が合同で戦ったものの、あえなく敗北。回復薬が大量に必要な事態になった。

嫁取りディッター

登場話 第498話 対立、第500話 嫁取りディッター 前編
ルール 宝盗りディッター
賭けた物 エーレンフェスト ローゼマインの婚約解消を迫る大領地の圧力を受けること
ダンケルフェルガー ハンネローレの第二夫人としての嫁入り、ローゼマインから手を引くこと
参加者 エーレンフェスト ヴィルフリートイージドールアレクシス
ブリュンヒルデレオノーレユーディットマティアスラウレンツ
ナターリエトラウゴット、低学年を除くエーレンフェストの騎士見習い
ダンケルフェルガー レスティラウトラールタルク、ダンケルフェルガーの騎士見習い
エーレンフェスト ローゼマイン
ダンケルフェルガー ハンネローレ
勝者 エーレンフェスト
備考 両領地の間で事前に取り決めた契約書では、エーレンフェストがハンネローレの第二夫人としての嫁入りを賭けに乗せたためローゼマインから手を引くことが条件から外されていたが、ダンケルフェルガーが契約書として使った紙が契約書としては使えないエーレンフェスト紙であったため、エーレンフェスト側の当事者が誰も契約書だとは思わず、条件が変更されていることを把握していなかった。
領地対抗戦におけるアウブ・ダンケルフェルガーの第一夫人との社交において、ハンネローレの嫁入りを取り消し、勝利したエーレンフェストの望むローゼマインから手を引く条件で改めてすり合わされた。*21
ダンケルフェルガーはこの戦いで、大量の回復薬、秘宝の闇の盾、エーレンフェストへのディッター申し込み権を失い、さらにレスティラウトは自身の描いた絵を失い、ローゼマインから手を引くこととなった。
なおこのディッターは、レスティラウトルーフェンジークリンデに対し、嫁取りディッターであると誤解させることに成功した為に許可が下りたのであって、嫁盗りディッターだと正しく理解されていればルーフェンの許可は下りなかった。*22

領地対抗戦

登場話 第512話 フレーベルタークとの社交とディッター、第513話 ディッター競技とダンケルフェルガーの実演
ルール 速さを競うディッター
アーレンスバッハ
模擬戦10位
参加者 アーレンスバッハの騎士見習い
魔獣 タルクロッシュ
ギレッセンマイアー
模擬戦7位
参加者 ギレッセンマイアーの騎士見習い
魔獣 タウナーデル
エーレンフェスト
模擬戦6位
参加者 エーレンフェストの騎士見習い
魔獣 グミモーカ
クラッセンブルク 参加者 クラッセンブルクの騎士見習い
魔獣 倒しにくい魔獣ではなかった
成績 1位ダンケルフェルガー、2位クラッセンブルク、3位エーレンフェスト
備考 下位領地は以前と同じだが、上位領地は去年を踏まえて趣向を凝らし、珍しい魔物と遭遇した時にどのように対処するのかを競った。
マイナーな魔獣ばかりが出てきて、騎士見習い達が戸惑い時間がかかっている中、エーレンフェストは何の迷いもなく次々と攻撃を繰り出した。

ダンケルフェルガーの騎士団による儀式の実演

登場話 第513話 ディッター競技とダンケルフェルガーの実演
ルール 速さを競うディッター
参加者 ダンケルフェルガーの騎士
備考 領地対抗戦のディッターの後に、ダンケルフェルガーの儀式をディッターと共にダンケルフェルガーの騎士団によって実演された。
ディッターでは素早さも、攻撃の力強さも、複数の祝福を受けても即座に動ける強靭さも、学生達とは雲泥の差があった。

14年冬

領地対抗戦

登場話 SS 34-35話 エックハルト視点 ローゼマインが不在の冬 前後編
ルール 速さを競うディッター
アーレンスバッハ 参加者 アーレンスバッハの騎士見習い
魔獣 不明
成績 大領地最下位
エーレンフェスト 参加者 エーレンフェストの騎士見習い
魔獣 不明
成績 3位
備考 下位領地のディッターで、ダンケルフェルガーが見せた祝福を行っているらしい領地があった。
アーレンスバッハは大領地最弱で、祝福を得ることを覚えたらしい中領地にどんどんと抜かれた。

15年春

エーレンフェストとアーレンスバッハの礎取りディッター

登場話 第596話-第623話
ルール 礎を奪い合う本物のディッター
ローゼマイン陣営 エーレンフェスト 参加者 エーレンフェストの領主一族とその側近、エーレンフェスト騎士団、
ギュンターをはじめとする門の兵士、ダームエルユーディット戦闘特化のシュミル
主目的 エーレンフェストの礎の防衛
ローゼマイン一派
→フェルディナンド・ローゼマイン一派
参加者 ローゼマインコルネリウスレオノーレアンゲリカマティアスラウレンツハルトムートクラリッサエックハルトユストクス
フェルディナンドエックハルトユストクス
ローゼマインコルネリウスレオノーレアンゲリカマティアスラウレンツハルトムートクラリッサ
主目的 フェルディナンドの救助
ランツェナーヴェの兵の排除、エーレンフェストの礎の防衛
ダンケルフェルガー 参加者 ハンネローレハイスヒッツェダンケルフェルガーの騎士
主目的 ローゼマインの援護、フェルディナンドの救助及び本物のディッターへの参戦
アーレンスバッハ 参加者 シュトラール、ランツェナーヴェの兵によって被害を受けたアーレンスバッハの貴族
→アーレンスバッハの騎士5名
主目的 捕らえられた貴族の救助、貴族が死んでできた魔石の回収
→エーレンフェストへ侵攻したアーレンスバッハ貴族の捕縛
イルクナー 参加者 イルクナー子爵ブリギッテイルクナー騎士団、ボニファティウス、エーレンフェスト騎士団の一部
主目的 イルクナーのギーベの館の防衛、イルクナーの山林および紙作り工房の防衛
グリーベル 参加者 グリーベル騎士団
エーレンフェスト騎士団の一部の派遣有無は不明*23
主目的 グリーベルの防衛*24
ゲルラッハ 参加者 ギーベ・ゲルラッハゲルラッハ騎士団長ゲルラッハ騎士団
主目的 ゲルラッハのギーベの館の防衛
ゲオルギーネ陣営 ゲオルギーネ一派 参加者 ゲオルギーネグラオザム、ゲオルギーネに与するアーレンスバッハ貴族、
旧ベルケシュトックのギーベ及び騎士団
主目的 エーレンフェストの礎の奪取或いは破壊
黒の武器でエーレンフェストの土地の魔力を強奪し旧ベルケシュトックの小聖杯に満たす
ランツェナーヴェ 参加者 ランツェナーヴェの兵
主目的 アーレンスバッハにおける反ゲオルギーネ陣営を対象とした、魔力持ち略奪・殺害によって生じる魔石獲得・魔術具等の略奪
備考 エーレンフェストを欲するゲオルギーネらによって引き起こされた大規模な争い。
被害は多いもののエーレンフェスト側の勝利で終了

ユルゲンシュミットの攻防

登場話 第596話-第656話。ユルゲンシュミット陣営が実際に動き出したのは第633話~
ルール -
ユルゲンシュミット陣営 中央 参加者 アナスタージウス王子(644話~)、中央騎士団の騎士
主目的 外敵排除、現王族の安全確保
ダンケルフェルガー 参加者 アウブ・ダンケルフェルガーハイスヒッツェダンケルフェルガーの騎士
主目的 ツェントの要請に従った中央防衛援助
→聖地たる貴族院の防衛、ランツェナーヴェによるグルトリスハイト取得阻止
アーレンスバッハ+エーレンフェスト 参加者 フェルディナンドローゼマインエックハルトユストクス
コルネリウスレオノーレアンゲリカマティアスラウレンツハルトムートクラリッサアーレンスバッハの騎士
主目的 ランツェナーヴェを引き入れた反逆者達の捕縛と、それに伴うツェントに対する反逆の意思がないことの表明
ランツェナーヴェのアーレンスバッハ侵攻に対する雪辱を果たす
ランツェナーヴェ陣営 ディートリンデ一派 参加者 ディートリンデディートリンデの側近(十名前後)
主目的 グルトリスハイトの取得(ツェントになるのではなく、王族権限獲得が目的?)
→アーレンスバッハの礎奪回も追加
ラオブルート一派 参加者 ラオブルート、中央騎士団の騎士、イマヌエルアルステーデとその側仕え、ブラージウスとその側仕え
主目的 ジェルヴァージオユルゲンシュミットのツェントにする
グルトリスハイトを持つツェントの擁立
ジェルヴァージオ一派 参加者 ジェルヴァージオランツェナーヴェの王族またはその側近*25、その他のランツェナーヴェ人*26
主目的 ツェントの座の簒奪
ランツェナーヴェからユルゲンシュミットへ亡命し、上位者として永住権を獲得する
レオンツィオ一派 参加者 レオンツィオ、ランツェナーヴェの王族またはその側近、その他のランツェナーヴェ人
主目的 シュタープグルトリスハイトの取得による、ランツェナーヴェにおける権力奪還
備考 ユルゲンシュミットのツェントの座や、ランツェナーヴェでの絶対王権を望んだランツェナーヴェと、ジェルヴァージオに忠誠を誓うラオブルートが暗躍し、それらに踊らされたディートリンデが外患誘致をしたことで引き起こされた争い。
エーレンフェストはゲオルギーネ率いるアーレンスバッハとの争いのため参戦が難しく、ダンケルフェルガーを始めとした上位領地に呼びかけた。
ツェントからの要請も無く勝手に動いては逆賊の誹りを受けるため、要請を受けるまではどの領地も騎士を派遣することができない。
王族と連絡がつかなくなったことと、ランツェナーヴェの貴族院での動向が判明したことから、状況によっては、アウブ・ダンケルフェルガーが次期ツェントとなる事も合意した上で、グルトリスハイト取得済で次期ツェント候補たるローゼマインの号令の元、戦端が開かれた。
メスティオノーラの仲介と神々の思惑が入った結果、エアヴェルミーンを審判としたツェントレースに移行。フェルディナンドの暗躍により、ランツェナーヴェ陣営は完封された。

コメント

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  • 死んでも文句を言いませんという一筆を書かせりゃ問題無し。やりたくないやつは文官になるかさっさと降参して底辺してればいい。 (2020-07-04 11:25:20)
    • いや、宝盗りディッターには騎士でない側仕え見習いも参加するものなんだけど。それに魔獣相手ならまだしも、対人戦で貴族(の子弟)が殺されたらどうしても遺恨が残って、復讐をよぶ。他領相手なら戦争の引き金になりかねない。殺傷兵器ありなんだから試合中の事故に見せかけた暗殺も容易だ。 (2020-07-04 16:46:53)
      • こういう世界観なら死んだ学生の親も「息子も騎士の端くれだ。ディッターで死んで本望だろう」と思うだけじゃね (2020-07-27 22:46:18)
  • 防御が堅固でそうそう即死する事はなく間に合うように治癒さえできれば外傷で死ぬ事は滅多にないってのと、流石に人に向けて即死級の全力攻撃はしない(ラールタルクは手加減してた)てのが組み合わさってこれまでたまたま死者は出ておらず死者が出てないから問題になってないだけってことはありそう。 (2020-07-04 22:43:36)
    • 高所から落下して首折って即死とかの事故でも無い限り滅多に死人は出なかったと予想(魔王在学時の危険な魔道具からは目をそらす) (2020-07-05 01:37:02)
  • 回復薬も魔術もないのに子供の遊びで危険極まる石合戦があった日本は非現実的なファンタジー国家だった疑惑 (2020-07-05 18:46:07)
    • 石合戦は鎌倉時代には禁令が出て、社寺の行事として特別な時に許される儀礼となった。戦国時代には盛んになったが、徳川時代には禁止された。ディッターもダンケルフェルガーみたいに頻繁にやるのでなく行事や神事だったなら、儀礼的な式次順序や反則が定まり、殺傷への抑制が利いたかもね。 (2020-07-05 22:21:03)
  • 内乱やクーデターで礎を奪った場合もディッターっていうんだろうか?1つの礎を奪い合うわけだけど (2020-07-27 06:32:07)
    • 侵攻側:礎を狙う 防衛側:敵の大将を狙う と考えればディッターか? (2020-07-27 07:53:20)
    • 速さを競うディッターもあるから……<礎ひとつでもディッター呼びか? (2020-07-27 22:37:32)
    • 下手すると、騎士集団が前線に立って何かを競うものは、全てディッターと呼ばれるのかもしれない。 (2020-07-27 22:41:40)
  • 文明習熟度考えると当然かもしれないけどそもそもスポーツというか競技という概念がないよね。速さを競うディッターとか倒すべき魔獣が統一されずその時の審判によっていくらでも変更可能なのにも関わらず速さを競う(笑)とか言われても・・・ (2020-08-02 22:43:16)
    • 講義内容を政変前に戻すのに合わせてディッターの競技内容も宝取りディッターに戻すべきだ! (2020-08-02 23:07:23)
      • (特に下位領地の)貴族人口がもう少し増えるまで待つしかないのかね (2020-08-03 01:16:47)
    • そこは政変で宝取りやる余裕がなくなったから急造された制度だし穴があるのは仕方ないとも言えると思いますよ。どこぞの阿保がやらかすまで珍しいのを持ち出す嫌がらせはなかったみたいですし。 (2020-08-02 23:19:42)
    • 逆に、実力差のありすぎる大領地と小領地の差異を少しでも縮める為に、運という要因を導入したのかもしれない。<直前のくじ引きで決めることで恣意的介入を避けてるみたいだし。 (2020-08-03 06:45:40)
      • 母集団の人数差的に、どうやったって小領地の方が不利になるし。。<上級騎士だけでチーム編成可能な大領地と、下級騎士も混ぜてやっとチーム人数確保可能な小領地と。 (2020-08-03 06:49:32)
        • レオノーレみたいに魔獣の対処法なんか勉強すれば討伐速度を上げることが出来るから宝取ディッターよりはマシ (2020-08-03 12:38:13)
          • そもそもなんで領地間公平である必要があるのかわからん。現実の五輪とか同様で戦争の代わりに領地の威信を見せる場なんだろ? (2020-08-03 19:02:58)
            • 教育機関における学生競技の面もあるから、教育の一環として多少は公平さを配慮するのでは? 授業の形式も、採点や成績付けもかなりフェアだし。。  後は、競技として盛り上げる目的もあるのかもしれない(一強だとつまらないし、学生や観客のモチベーションも上がらないし) (2020-08-03 21:48:56)
              • 採点基準が違ってたら何点取っても何の威信も示せんだろ。銀河点出して笑いものになるだけ。そういう話でなくて、同じルールで競うのに点数が近くなるようにするというのは徒競走で順位がつかないように手をつないでゴールとかの意味の分からん公平さだよ。努力や才能の否定を意味する。 (2020-08-04 01:15:16)
                • 点数が近くなるように調整というより、運の要因を導入することで、上級騎士のみで部隊編成できる領地に、上級騎士~下級騎士の混成部隊しかできない領地が勝つ可能性を強めたという方向だと思う。 運である以上、必ずしも点数が近くなるとは限らないから。 (2020-08-04 06:08:20)
                  • 革命のない大貧民大富豪(トランプのゲームね)は二回目以降の勝ち組の力が強すぎてゲームを続ける気がすぐになくなるけど、革命のある大貧民大富豪なら、連続してゲームする気になるような感覚に近いかもね。<勝ち組を覆す手段の有無と、プレイヤーのやる気や応援する側のノリ維持 (2020-08-04 06:09:43)
                  • 上級騎士を揃えれば必ず勝てるという訳でない方が、買った時の威信も強くなるだろうし。<上級騎士を揃えれば必ず勝てるゲームだと、大領地は勝って当たり前で威信も何もない。 (2020-08-04 06:11:45)
                    • 誤字修正:×買った、〇勝った (2020-08-04 06:15:53)
                    • 逆だろ。エンタメでなく武力の誇示なんだからお前たちでは絶対に勝てない力を保有していると示す方が国益になる。現実なら核保有国とそれ以外の差がそう。 (2020-08-04 15:27:52)
      • だったらフェルナンデスとハイスヒッツェがやったような個人競技って部門を作る方向に進んでもおかしく無さそうなんだけどその様子は見てとれないんだよな (2020-08-03 07:58:44)
        • 人数が多すぎて一日で終わらない。。。 領地対抗戦で騎士の個人戦がない代わりに、剣舞選抜があると考えられるのでは? (2020-08-03 21:52:50)
        • 連携がなってないって言ってた領地の新人教育ますます大変になるのでは?w (2020-08-03 23:49:46)
        • 育ててるのは騎士であって武芸者じゃないから個体の強さを追及する教育方針はおかしいんじゃないかな?そっち方面はボニファティウスみたいに趣味でやってくれと (2020-08-04 01:17:58)
        • 身分が大きくものをいう社会なので、身分が下のものが勝ちを譲る可能性がアr、 (2020-08-04 16:10:24)
          • ミスした。身分が下の者が勝ちを譲る可能性があり、個人ディッターの公平性を保てないかもしれない。選手選抜して個人単位で領地対抗戦…としても、敗者が領地に帰ってから叩かれかねない(領地の名誉を傷つけた、と粛清の可能性も?)ので、やらない方が無難なのだろう。 (2020-08-04 16:16:30)
  • 新刊で嫁取りと嫁盗りの違いが明記されましたね。嫁取りは「当事者同士が結婚を望んでいるのに、親から結婚の許可が得られない場合」に行うもので、嫁盗りは文字通り「結婚したいと思っていない相手を強引に得る場合」に行う。なので、貴族院3年時に行われたディッターは嫁盗りとなります。 (2020-09-10 21:10:55)
    • ジークリンデは、当初貴族院3年時のディッターを嫁取りと解していたが、嫁に行きたい人間が宝になっているということがダンケルルールのみならずユルゲンの常識なのだろうか。嫁に行きたければとっとと自分の陣地が出て終了になりそうなもんだが。 (2020-09-22 12:20:00)
      • 本来は宝盗りディッターの宝と同じように陣地で拘束されていてそれを解放するために戦うものではないかと。わざと負けることが可能だと親同士で決めた縁談を当事者が自由に拒否できることになるから貴族社会の否定になってしまう。 (2020-09-22 12:51:31)
      • 相手と賭けの対象を試合中だけ交換して互いに宝にすればわざと陣の外に出るという事は無くなりそうだが・・・ (2020-09-22 12:53:14)
      • 結婚したい男が女を宝として守り、親が娘はやらん!と取り返しに行くんじゃね?3年の嫁盗りは賭け対象が二人になったけど、本来は一人でしょ。 (2020-09-22 13:04:01)
        • あ、でもこれだと様子を見てるルーフェンや後から映像?見たジークリンデが勘違いするわけないのか。 (2020-09-22 13:12:37)
      • 新刊のジークリンデ視点書下ろしで「宝が相手に嫁ぎたいと思ってる嫁取りとそうでない嫁盗りでは戦略が異なる」という記載があるから、嫁取りの場合は宝を拘束して逃げられないようにしながら戦うのではないかと。 (2020-09-22 14:48:04)
  • ハンネがロゼマに杖を触られて「うひゃっ」ってなってたけど、ライデンシャフトのやりとかも触ってやれば「おひょ」とか「あへあへ」ってなるんじゃね? (2020-09-22 04:03:21)
  • フェル様でさえグル典に魔力を感じ何とも言えない感じだったのでシュタープに触れて魔力を流し込めばあり得ますね。 (2020-09-22 10:14:55)
  • 書籍まだ買ってないのだが、ジークリンデやルーフェンの様子からして嫁盗りディッターは他領相手には仕掛けてはならないみたいな決まりでもあるの? (2020-10-13 17:25:36)
    • ルールはないみたいだけど基本的に親族同士でやることで貴族院でやることではない。婚約済み女性を嫁ぎたくもない上位領地が圧力で奪っていいなら、王の許可を取って上位含め他領の申し込みを退けた一年目の領主会議がまるで無意味になる。許可取られてアウブたちでさえどうにもできなくなったことを、次期アウブなだけの未成年のレスティラウトがごり押しするのは傲慢すぎた。 (2020-10-13 17:35:28)
    • ローゼマインはレスティラウトに嫁ぎたがってる嫁取りと思い込んだから許可しちゃったけど、嫁ぎたがってない嫁盗りだと知ってたら、ツェントの許可も女性の意志も無視したディッター成立させるのはまずいとわかる。許可が取り消せるかどうか(許可取りに行ったのはアウブなのでアウブも含めて)、女性の意志はどちらなのか確認が先で、ディッターはそのあとで考えるものであるべき。ハンネ編で正式に行われようとしてるけどあれはまだ婚約してないからだしちゃんとアウブ通した申し込みだ。 (2020-10-13 18:08:52)
最終更新:2020年09月12日 17:29

*1 第213話 収穫祭

*2 第296話 初めての土の日

*3 第308話 宝盗りディッター 前編

*4 第417話 ディッター勝負 後編

*5 第592話 戦いの準備

*6 第481話

*7 第358話、第499話

*8 第499話

*9 貴族院一年生「素晴らしきディッター」

*10 第296話 初めての土の日

*11 貴族院一年生「素晴らしきディッター」

*12 貴族院一年生「素晴らしきディッター」

*13 第358話

*14 書籍版第五部III「娘の意見と覚悟」

*15 第508話 ダンケルフェルガーとの社交 後編

*16 書籍版第五部III「娘の意見と覚悟」

*17 第508話 ダンケルフェルガーとの社交 後編

*18 第508話 ダンケルフェルガーとの社交 後編

*19 第508話 ダンケルフェルガーとの社交 後編

*20 第514話より、表彰式では「総合成績」という順位のは公表していない。更に、第358話の「貴族院での成績はかなり向上した~もう少し上の順位であった」の報告を見るに、貴族院の総合成績が公表されるのは、領地対抗戦後の表彰式ではなく、領主会議中。その一方で、目標達成の褒美は領主会議以前に与えることを決定している(=領地対抗戦の表彰式で順位が分かる成績が対象)。加えて、第311話のハルトムートの協力理由は側近全員が褒美を受ける対象であるからである上、協力内容が騎士活動に限定している(=騎士以外の活躍も必要な総合成績ではなく、騎士のディッターが対象と類推可能)。従って、第311話の「去年は15位だった領地対抗戦での成績」は、去年の領地対抗戦のディッターを指すと考えられる。この場合、第342話の「これまでは14位だった」の14位は去年の順位ではなく、エーレンフェストの過去最高位を指すと推測される。

*21 第508話 ダンケルフェルガーとの社交 後編

*22 書籍版第五部III「娘の意見と覚悟」

*23 ゲルラッハと異なりイルクナーに隣接していて派遣しやすいことから、イルクナー派遣組から一部グリーベルへ派遣していた可能性もある

*24 本編内では主戦場の特定まではされていない

*25 レオンツィオ派との配分は不明だが、両者併せて最低7名

*26 レオンツィオ派との配分は不明だが、両者併せて最低4名