名前 | 分類 | 説明 | 登場話 |
---|---|---|---|
簪 | 道具 | 木の棒を削ったもの。トゥーリに作らせた。 | 第006話 |
リンシャン | 化粧品 | 「簡易ちゃんリンシャン」と呼んでいた。髪に艶が出る。 リンシャンの権利と引き換えに紙作りのための投資をベンノから引き出した。 ベンノの伝手の範囲である下級貴族内では価格の問題で売れ行きが伸びなかった(*1)が、 上級貴族のエルヴィーラに紹介したことを機に、派閥を超えて領内の上級貴族女性に広がった(*2)。 エーレンフェストの新しい流行として貴族院でお披露目し(*3)、領主会議を経て領地間の交易商品となった(*4)。 交易商品とした翌年の領主会議では、製法自体を高額で販売した(*5)為、国内全体に広まった。 |
第006話 |
塩析 | 知識 | 質の良い油が作れる。質の良い油からは臭いの少ない蝋燭が作れる。 ベンノを代理人とし、蝋工房に塩析の方法を売る契約を結んだ(*6)。 |
第010話 |
ハーブろうそく | 道具 | ろうそくを作るときにハーブを混ぜて固めたもの。 ルモザーとディエンプは臭い消しになるが、ギエリーとサルコレロは換気が必要な臭さになる。 |
第010話 |
パピルス | 紙 | 古代エジプトに習って、草の繊維を編んで作ろうとしたが、失敗する。 | 第012話 |
トートバッグ | 道具 | 竹っぽい真っ直ぐな木目の木の素材を編んで作ったバッグ。 暇にあかせて装飾に凝って作られたものはベンノの目に留まる。 呼び方はともかくトートバッグ(英語:tote bag)に相当するものは普通に存在しているが、 質より量の冬仕事品にも関わらず装飾が凝っていた為、悪目立ちした。 |
第012話 |
パルゥケーキ | 食品 | パルゥの絞りかすを利用したお菓子。 ルッツの家で初めて作った際に「オカラで簡単ホットケーキ」と紹介したが、ルッツに通じず、パルゥケーキと言い直した。 パルゥの搾りかすが食べ物として有用であることが知られると、 鳥などの家畜の冬の餌という本来用途で使用している人達が飼料確保に困窮することが予想される(*7)為、 ルッツ家・マイン家・孤児院限定レシピとした。 素材と事情を知らないダームエルは、神殿でしか食べられない、平民の冬のお菓子と認識している(*8)。 |
第013話 |
筆算 | 知識 | 普通の筆算だが、計算機を使えるマルクが知らなかった。 | 第014話 |
マヨネーズ | 食品 | マインの調味料(フランス起源の調味料(フランス語:Mayonnaise))。 パルゥの油と卵黄と塩を材料に、ルッツの家で作らせた。 |
第014話 |
ポテトサラダ | 食品 | マインの料理。「ポテトサラダ(英語: Potato salad)」のカルフェ芋版。マヨネーズと塩で味付けした。 | 第014話 |
レース編みのためのかぎ針 | 道具 | 毛糸用のかぎ針では太くて編めないため、ギュンターに頼んで作ってもらった | 第015話 |
レース編み | 知識 | トゥーリの髪飾りを作る際に使った編み方 | 第015話 |
髪飾り | 装飾品 | レース編みで作った花で装飾した髪飾り。トゥーリの洗礼式のために作る。 権利を買ったギルベルタ商会の商品になる。 普段使いの髪飾りとして貴族院で披露した(*9)が、王子から婚約者への贈り物として使用された(*10)ことから、他領では、 エーレンフェスト製の髪飾りは卒業式を迎える女性やそのエスコート相手が買い求める物という認識になった(*11)。 |
第015話 |
粘土板 | 文房具 | 森で集めた粘土で作ったが、竈で焼いたところ爆発し失敗する。 | 第016話 |
パルゥバーグ | 食品 | マインの料理。パルゥの絞りかすで量増ししたハンバーグ。 | 第017話 |
フレンチトースト | 食品 | マインの料理(パン料理の一種(英語: French toast))。 かなり固い雑穀パンをスライスし、卵と牛乳に付け込んでバターで焼かれたもの |
第020話 |
飾り切り | 知識 | スープの野菜をハートや星に切った。トゥーリは可愛いと喜んでいた | 第020話 |
木簡 | 文房具 | 木を削りだして作ったが、薪と間違えて使われてしまい失敗する。 | 第021話 |
煤鉛筆 | 文房具 | 粘土と煤を混ぜて乾燥させたもの。一応書ける。 | 第022話 |
塩もみきゅうりもどき | 食品 | 塩もみしたきゅうりもどき。漬物っぽくなり和食っぽくなった。 | 第023話 |
ポメスープ | 食品 | マインの料理。ポメ鍋と呼んでいた。鶏ガラや野菜を湯がかずに使ったスープ。 | 第023話 |
鳥の酒蒸し | 食品 | マインの料理。ギュンター秘蔵の蜂蜜酒が使われた。 | 第023話 |
ポメソース | 食品 | マインの料理。ポメスープにさらにポメを加えて煮込んだもの。 | 第023話 |
ニョッキ | 食品 | マインの料理(イタリア料理(イタリア語:gnocchi(塊)))。 芋、少しの塩、雑穀粉を混ぜた生地を、切り分けて伸して湯がいたもの。ポメソースを絡めて食べる。 |
第023話 |
ささみサラダ | 食品 | マインの料理。トゥーリが気に入る。 | 第023話 |
リゾット | 食品 | マインの料理(イタリア料理(イタリア語:Risotto))。 | 第023話 |
キッシュ | 食品 | マインの料理(フランスの郷土料理(フランス語:quiche))。 | 第023話 |
蒸し器 | 道具 | 植物紙を作るための道具。 | 第027話 |
簀桁 | 道具 | 紙作りの道具。桁はルッツに、簀は細工師に作らせた。 | 第029話 |
菜箸 | 道具 | ルッツが竹を削って作った。複数束ねて馬鍬の代わりにした。 | 第034話 |
フォリン紙 | 紙 | フォリンを材料に和紙の製法で作られた紙。 | 第036話 |
折紙 | 知識 | 紙を折って動植物や生活道具などの形を作る日本伝統の遊び。ベンノにお礼の品として祝い鶴を送った。 | 第036話 |
トロンベ紙 | 魔紙 | トロンベを材料に和紙の製法で作られた紙。燃えにくい。 トロンベが素材であることは秘匿されており、不燃紙と呼ばれることもあった。 魔力を吸収する特性も持ち、最高品質の魔紙作りの際に、魔紙製作者以外の魔力を受け付けさせる為の重要な材料となった。(*12) |
第036話 |
カルフェバター | 食品 | マインの料理。「じゃがバター」のカルフェ芋版。蒸しているため湯がいたものよりもうまい。 孤児院の大掃除のご褒美として採用された(*13)。 |
第046話 |
カトルカール | 食品 | フリーダの家でイルゼと共に作ったお菓子。 砂糖とオーブンが使える環境下で、重さの単位を知らなくても作れるお菓子として選択した。 元々は、フランスのお菓子「quatre-quarts(小麦粉、バター、砂糖、卵の4つの材料を同量ずつ由来)」 =イギリスのお菓子「pound cake(小麦粉、バター、砂糖、卵をそれぞれ1ポンドずつ由来)」 砂糖追加と引替で漏らされたマイン情報とイルゼの検討の結果、ヴァリエーションが豊富になった。 オトマール商会とエルヴィーラ及び領主一族のお茶会でのみ入手可能な状態が続いたが、 レシピを成績向上委員会の報酬にした(*14)ことで領内に広まり、領主会議でレシピ販売をしたことで国内に広まった(*15)。 |
第050話 |
マインの晴れ着 | 衣装 | トゥーリのお下がりの晴れ着をマインの発案でお直ししたもの。 マインには大きすぎるためタックを入れたり、縫い目を隠すためにレース編みの小花で飾ったため、 装飾的になってしまい分不相応に仕上がる。 直し方にコリンナが興味を持つ。 裾丈のスカートを急遽あつらえる必要が出た際に、直しの知識を活用してバルーン状のスカートを作った(*16)。 このバルーン状の形状は、新しい流行として領内に受け入れられた(*17)。 |
第054話 |
試食会 | 行事 | マインがポロッと漏らした言葉でフリーダがやる気になった行事。 一口サイズのカトルカールを準備して、大店の大人から子供まで参加した。 |
第070話 |
クレープ | 食品 | 砂糖を手に入れたマインが家でつくったお菓子の一つ(フランス発祥料理(フランス語:crêpe(絹のような)))。 後に、フランを通してエラに作り方を教えた。 |
第073話 |
コンポート | 食品 | 砂糖を手に入れたマインが家でつくったお菓子の一つ 元々は、果物を水や薄い砂糖水で煮て作る、ヨーロッパの伝統的な果物の保存品、 または、ロシアのノンアルコールのデザート用飲料(フランス語:compote) |
第073話 |
クッキー | 食品 | 砂糖を手に入れたマインが家でつくったお菓子の一つ。後に、オーブンで作るようになった。 プレーンやお茶の葉入り等がある。甘さ控えめで、後の神官長のお気に入りでもある。 (中世オランダ語:koekje(小さなケーキ)→北米で英語:cookieに派生) |
第073話 |
ルムトプフ | 食品 | 果物を砂糖とアルコール度の高いお酒で漬け込んだもの。 元々は、ドイツの伝統的な保存食で季節の果物のラム酒漬け「rumtopf(ラム酒の壺)」 砂糖を入手したマインが、冬の甘味用に作った。 季節の味のカトルカールに使う材料として、小金貨8枚でレシピをフリーダに教えた。 |
第074話 |
イタリアン | 食品 | マインの食べたい料理。イルゼのカトルカールに対抗したベンノが作る食事処で提供される。 ピッツァ、グラタン、ラザニア、肉のオーブン焼き、キッシュ、パイなど |
第076話 |
天然酵母 | 食品 | ルトレーベを使ってつくった天然酵母。「天然酵母ちゃん」と呼んでいた。 ふわふわパンやピザの材料。 |
第089話 |
ピザ | 食品 | フーゴとエラに作らせた料理。ベンノやフランにも好評だった。(イタリア語:pizza) | 第089話 |
スープ | 食品 | フーゴとエラに作らせた料理。フーゴが塩加減を躊躇するほど既存のものより味があった。 孤児院でも作られるようになる。 ポメスープのヴァリエーションの一つであり、野菜の茹で汁を捨てないことが特徴。 |
第089話 |
ふわふわパン | 食品 | 天然酵母をつかったやわらかいパン。 | 第091話 |
コンソメスープ | 食品 | じっくり煮込んで旨味が凝縮されている。(フランス語:consommé(完成された)) 煮汁を捨てるのが当たり前なエーレンフェストでは絶対に味わえないスープ。 フェルディナンドが饒舌に語るほどのお気に入り料理。 |
第091話 |
流水紋 | 知識 | 儀式用の衣装に刺繍をするとき、少しでも簡単に、豪華にならないかと考え、作り出した。 | 第097話 |
ハンガー | 道具 | 肩の丸みを大事にした形のハンガー。ベンノに権利を売った。 | 第093話 |
書字板 | 文房具 | 側仕えの様子を見てメモ帳代わり作った。ロウに鉄筆で跡をつけることで書く。ベンノが権利を買う。 | 第095話 |
鉄筆 | 文房具 | 書字板に書くためにヨハンに作らせた。 | 第095話 |
カルタ | 玩具 | 基本文字35字で作られたカルタ。内容は聖典に神様をモチーフにした。 ギルへのプレゼントとして作られたものは読み札はマインが書き、絵札はヴィルマが絵を付けた。 ベンノが権利を買う。 子供が早く文字を学ぶ上、貴族院の必須講義にある神々の名の暗記に有用であることから、 非常に価値のある知育玩具と広く認められ(*18)、長きに渡り領外不出扱いとされた(*19)。 |
第096話 |
パスタ | 食品 | 料理に使う食材(イタリア語:pasta) | 第098話 |
カッペリーニ | 食品 | マインの料理。パスタを使っている。 元々は、非常に細いロングパスタ(イタリア語:Capellini(髪の毛)) |
第098話 |
バジルソース | 食品 | 植物性の油に塩とハーブとリーガで作ったもの。 | 第098話 |
チューリップ | 曲 | フェシュピールで弾いた曲。 | 第106話 |
一見さんお断り | 知識 | 支払いの踏み倒しや盗難防止策としてイタリアンレストランのシステムとしてベンノに提案した。 紹介者に紹介したお客が起こした問題の解決の責任を取らせる。 |
第109話 |
メニュー表 | 紙 | イタリアンレストランのメニュー表。ベンノに提案して任される。 | 第109話 |
英語の映画の主題歌 | 曲 | フェシュピールでこっそり弾いた曲。ロジーナが記憶していた。 | 第110話 |
リバーシ | 玩具 | 本来のリバーシ(Reversi)の石は、木を升目より小さく切って片側だけインクを塗ることで代用。 平民の間ではそこそこ売れているが、貴族内での売れ行きは、本や知育玩具の購入に押されて芳しくない。(*20) |
第112話 |
チェス | 玩具 | マイン工房孤児院支部で製作可能とすることを重視し、将棋の駒で代用した(*21)上で、版紙印刷で文字を付けた(*22)。 チェス(chess)とリバーシは同じ盤で遊べる(*23)ことを前提としており、マスは8×8(*24)。 ゲヴィンネンに似ていると指摘された(*25)。 |
第112話 |
トランプ | 玩具 | トランプのマークを神話にあわせて改変したもの。 ダイヤ(ライデンシャフトの槍の穂先)、スペード(フリュートレーネの杖の魔石)、丸(シュツェーリアの盾)、 逆三角(ゲドゥルリーヒの聖杯)を、4つのマークとし、キングに闇の神のマント、クイーンに光の女神の金の冠、 ジャックにエーヴィリーベの剣、ジョーカーに歪んだ輪(混沌の女神)を配した。 版紙を用いた印刷で作成しており(*26)、黒一色版とカラー版が存在する(*27)。 元々は薄い木の板で作っていた(*28)が、新しい紙と新しい多色インクができたことで、硬質紙での作成も始まった(*29)。 ブラックジャック、ポーカー、ハート(*30)、七並べ(*31)等のルールを紹介している。 子供が数に親しみ、計算を身につける手段として高い評価を得ており(*32)、長きに渡り領外不出扱いとされた(*33)。 |
第112話 |
馬連 | 道具 | 板にぼろ布、竹の皮を巻いて作ったもの。木版画を刷るのに使った。 | 第113話 |
インク | 文房具 | 煤と亜麻仁油で作った黒色のインク。 インク工房に公開した分量は、印刷用の粘度が高いもの。 |
第113話 |
木版画 | 絵画 | 絵本を刷るための版木は元絵が繊細かすぎたり版画向きではなかったため、微妙な結果となる。 | 第114話 |
デザインカッター | 道具 | ヨハンに作らせた紙を切るための刃物。 | 第115話 |
ステンシル定規 | 道具 | デザインカッターで切って作った | 第115話 |
白黒絵本 | 本 | 赤ちゃん向きの絵本。ステンシル定規を用い、丸や三角形、四角形の図形が描かれている。 | 第115話 |
ローラー | 道具 | 手で刷る印刷用にヨハンに製作を依頼した。 | 第116話 |
影絵 | 絵画 | 厚紙の切り抜きでイラスト表現する為に導入された。ヴィルマ曰く新しい手法 切り絵を型紙とし、ステンシル(型染め)技法で印刷した |
第116話 |
印刷本 | 本 | 文字が植物紙に印刷されて製作された和綴じの本。以降、各種出版物につながった | 第117話 |
マイン十進分類法 | 知識 | 日本十進分類法を、神殿図書館の蔵書にあうようにマインが改変した分類法。 最終的な一次区分の類目表は、0総記、1神学・哲学、2歴史、3地理、4社会科学、 5自然科学、6魔術、7産業・技術、8芸術・ディッター、9言語・文学(*34) |
第119話 |
でんぷん糊 | 道具 | 小麦粉を使って作ろうとしたが、食欲旺盛な孤児院の子供達に反対されて諦めた | 第120話 |
シンデレラ | 物語 | 「シンデレラ」が神官長の指導のもと改変されたもの。 中級貴族の娘が後妻に苛められ、亡き母に連なる貴族の援助により舞踏会へと赴いて、領主の息子に見染められる話。 現実感たっぷりな夢のない後日談付。 |
第120話 |
学校唱歌 | 曲 | フェルディナンドのフェシュピール課題に対応すべく持ち込んだ学校唱歌 大きな栗の木の下でのアレンジ版他 |
第121話 |
金属活字 | 道具 | 活版印刷用の活字。 ヨハンの鍛冶協会の課題として、第一弾(基本文字35文字×2種。母音50ずつ、子音20ずつ)の作製を依頼した。 |
第131話 |
アニメソング | 曲 | ロジーナへの成人の贈り物の楽譜作成時や、フェシュピール演奏会の報酬提供時に、 いたずら心を起こしてフェルディナンドへ教えたアニメソング。 火の神 ライデンシャフトに捧げる夏の歌(*35)や、命の神が土の女神に捧げるラブソング(*36)になった。 フェルディナンドの作詞・編曲により印象が大きく変わっている。 |
第140話 |
クラシック曲 | 曲 | ロジーナへの成人の贈り物、フェシュピール演奏会の報酬、フェルディナンドの課題曲対応、 音楽の先生とのお茶会対応等で、クラシック曲の主旋律をいくつか持ち込んでいる。 ロジーナやフェルディナンドの作詞・編曲により、印象は大きく変わっている |
第140話 |
アイスクリーム | 食品 | 初試作は、氷室の存在を知らず冬場に作ったため、寒さで体が冷え切った。 夏の冷菓である為、貴族院ではお披露目していない(*37)。(英語:ice cream) |
第144話 |
プリン | 食品 | 触感になじみが無い為、初めて食べる人間の受けは今一だが、慣れると甘くておいしいとの感想を得た。 (日本語:プリン (英語:custard puddingがなまってできた造語)) |
第144話 |
色インク | 文房具 | 色のついた鉱石を粉状にして、乾性油と練り混ぜたもの。 素材の属性の組み合わせで発色が変化する。 更には、紙の属性や定着液の有無で、紙に塗った後の色も変色する。 |
第156話 |
ガリ版用の鉄筆 | 道具 | ガリ版印刷用にヨハンに製作を依頼した。 | 第158話 |
ガリ版用のやすり | 道具 | ガリ版印刷用にヨハンに製作を依頼した。 | 第158話 |
ガラガラ | 玩具 | 木をくり抜いて作った。ディルクが持とうとしては自分の顔に落として泣くため、 手に握れるぬいぐるみのガラガラに改良する。 |
第159話 |
鈴 | 道具 | 手に握れるぬいぐるみのガラガラ用にヨハンに作製を依頼。 ベルタイプが主流で、丸い鈴はなかった模様。 |
第160話 |
ハーブドレッシング | 食品 | 植物油と塩と柑橘類の果汁と食用の薬草を混ぜた物。 混ぜる物によって色々な味になる。 エーレンフェストではグレービーソースのようなものが主流だった。 |
第185話 |
マカロニグラタン | 食品 | 穴の開いたマカロニがなかったため、手打ちパスタのファルファッレで代用した。 貴族街には鳥や野菜にチーズをかけて焼く程度の料理ならいくつか存在する。 (イタリア語:maccheroni+フランス語:gratin(鍋にはりついたおこげ)) |
第185話 |
ホワイトソース | 食品 | ミートソースのようなものはあるがホワイトソースは存在しなかった。 領主を初めとした貴族の方々にも人気が高い。 |
第185話 |
煮込みハンバーグ | 食品 | 肉をミンチにするのも手作業で作るのが大変。 エラに料理が楽になるように、小さいミートチョッパーを作って与えている。 ジルヴェスターのお気に入り。 (英語:Hamburg steak (ドイツ・ハンブルクのタルタルステーキ)) |
第185話 |
ショートケーキ | 食品 | オーブンの温度調整が容易ではなく、スポンジケーキを成功させるのが非常に難しい | 第185話 |
ミルクレープ | 食品 | クレープの間に薄く生クリームを挟んで重ねていくケーキ。 フェリジーネを一番上に塗って照りを出している。 後に、上位領地が集うお茶会で披露した(*38)。 元々は、日本のカフェが元祖のケーキ(フランス語:Mille crêpes(千枚のクレープ)) |
第185話 |
サンドイッチ | 食品 | 天然酵母を用いて作った白いパンを使う挟みパン。 同じような作り方の食べ物は『挟みパン』の呼称で存在しているが、柔らかい白のパンと具が独特であることから 別料理扱いされ、ローゼマインが言いだした『サンドイッチ(英語: sandwich)』の呼称で定着した。 |
第187話 |
小さいミートチョッパー | 道具 | 下町で肉屋が所持しているのはかなり大きな機械。 女性で力がなくても使えるものをエラに送っている。 |
第187話 |
チャリティーコンサート | 行事 | 印刷業拡大の為に提案した、従来(*39)とは異なる寄付金収集方法。 収益を全て寄付するために行われる演奏会。 貴族街に住むほとんどの貴族女性が来た。 |
第188話 |
チケット | 知識 | チャリティーコンサートにおいて、事前に座席指定をし、席によって金額を変える商法。 お茶会ではなく鑑賞会なので、チケットの予約販売は身分順に行うが、席の配置は身分や派閥で固定せず、空席内で自由に選べる。 エルヴィーラはフェルディナンドに一番近くて高いチケットを、フロレンツィアは雰囲気を楽しむ安いチケットを指定した。 |
第188話 |
プログラム | 紙 | 演奏会で弾く曲が書かれた印刷物。印刷業のための寄付金集めが目的の演奏会で、その場で印刷物として売った。 裏に曲名と、どのような歌詞かを大まかに書かれている。 |
第188話 |
乗り込み型の騎獣 | 魔術具 | 猫○スをイメージして作成した、胴体内に乗り込むタイプの騎獣。 ローゼマインはレッサーパンダを模したレッサーバスのつもりだったがグリュン(魔獣)型と認識された。 フェルディナンドがムダだと評したチャーミングな尻尾はギーベ館のドアを閉められるくらいには器用。 ローゼマインの騎獣の利便性を気に入ったヒルシュールが、貴族院の授業中に乗り込み型のシュミル型騎獣を作成した(*40)結果、 貴族院内で乗り込み型の騎獣が流行した。 ローゼマインは大きさと内装を自在に変えることができ、乗員用の角度可変椅子やシートベルトの装備、 一人乗り用から大型バスまでのサイズ変更、大人数休息用の、男女階別・下働き休憩所付、二階建て家屋形状化(*41)までした。 |
第194話 |
蝋引きの機械 | 機械 | ロウ原紙を作成するための機械。ザックの設計図を元に、ザックやヨハンが製作した。 | 第194話 |
ロウ原紙 | 紙 | ガリ版印刷用に最適化したロウを薄く引いた紙。当初はトロンベ紙のみで製作可能だった。 | 第194話 |
活版印刷機 | 機械 | ザックの設計図を元に、ザック・ヨハン・インゴ・ローゼマインの意見を組み入れて決定した図面を用いて、インゴが製作した。 印刷の歴史を二百年分くらい進めた代物。 |
第218話 |
アメリカンスリーブ | 衣装 | ブリギッテへの報酬用に、ブリギッテのような長身の女性に似合う衣装としてギルベルタ商会に製作を依頼した。 派閥内で行った、仮縫いのお披露目会で好評を得た(*42)後、星結びの儀式の場で正式なお披露目をし注目を浴びた(*43)。 ローゼマインが個々人に似合う服を身につけることを推奨した(*44)こともあり、 翌年から、エーレンフェストの星結びの儀式における、長身の女性騎士の流行服となった(*45)。 |
第229話 |
モンブラン | 食品 | タニエのクリームで作る甘さ控えめのお菓子。アンゲリカの補講合格に対するコルネリウスの報酬。 元々は、イタリアの家庭料理をパリの老舗カフェが発展させ製品化した、栗のケーキ(フランス語:Mont Blanc(白い山)) |
第241話 |
ローゼマイン式魔力圧縮法 | 魔術 | マインが生きのびる為に命がけで身につけた魔力圧縮方法。 詳細は個別ページ参照。 |
第242話 |
シュティンルーク | 魔術具 | アンゲリカの魔剣。 詳細は魔術具と神具>シュティンルーク参照。 |
第242話 |
手押しポンプ | 道具 | ザックが設計し、ザックの工房とヨハンの協力で試作品を製作。領地に広げられる貴族の契約魔術を用いて、 ローゼマイン・ザック・鍛冶協会で設計図管理と製作に関する契約を結び、領地全体に広げることとした。 作られたポンプには、ローゼマインとザックの名が刻み込まれることになった。 |
第256話 |
リンファイ紙 | 紙 | イルクナーで出来た新しい紙。リンファイを材料としている。 向こうが透けて見えるような薄い薄い紙でロウ原紙として非常に有望。 |
第262話 |
ナンセーブ紙 | 魔紙 | イルクナーで出来た新しい紙。魔木ナンセーブを材料としている。 小さな紙片が大きな紙片に集まるように動く特性を持つ(*46)。後に、勘合紙として使用されるようになった(*47)。 高品質まで上げると、元の場所に集まって来るだけでなく、勝手にくっついて元の紙の状態に戻る。 魔術の使用後に残った燃えカスも、魔術に再利用はできないが集まろうとしていた。 ただし、作成者か名を捧げた者にしかこの素材を扱えなくなる。 最高品質の魔紙の素材にもなった。 |
第262話 |
エイフォン紙 | 魔紙 | イルクナーで出来た新しい紙。魔木エイフォンを材料としている。 魔石でなでると音を奏でる特性を持つ。 ドレヴァンヒェルとの共同研究で音楽を奏でる魔術具になった。(*48) 高品質まで上げると、まるで歌うように滑らかな音が出る。 更に魔法陣に魔力を通せば自動で詠唱して発動するようになる。 ただし、作成者か名を捧げた者にしかこの素材を扱えなくなる。 最高品質の魔紙の素材にもなった。 |
第262話 |
硬いつるんとした紙 | 紙 | イルクナーで出来た新しい紙 紙を作る際に糊としてトラオペルレを使えば、硬いつるんとした紙になる。 |
第262話 |
知育玩具 | 玩具 | 薄い木の板で作られた箱に色々な形の穴が開いていて、その穴の形と同じ形の積木を入れて遊ぶおもちゃ 描写からそれ以外にも各種知育玩具が提供されている模様 |
SS02話 |
讃美歌 | 曲 | アナスタージウスの無茶ぶりに対応すべく、エグランティーヌをイメージして選定した曲 ロジーナの編曲を経て、光の女神に捧げる曲へと変わった後、アナスタージウスに贈られた |
第305話 |
ローゼマイン作恋愛小説 | 物語 | 立場の違いですれ違い、最終的に結ばれる恋愛小説。 視線が合ってドキドキ、手が触れて赤面、意中の相手に仲の良い女子が出てきて心がズキズキ、最終的には思いが 通じ合ってキスシーンで終わる、実に少女小説らしいお話のつもりだったが、文化の違いで、フェルディナンドに より破廉恥小説認定された。原稿の破棄命令を受けて、鍵のかかる書箱の中に封印している。 |
第343話 |
消えるインク | 魔術具 | 魔術具と神具参照。 | 第346話 |
図書委員の腕章 | 装飾品 | ギルベルタ商会へ製作を依頼した。安全ピンを使って腕につける、『図書委員』と刺繍された色違いの腕章。 シュバルツ、ヴァイス、ローゼマイン、ハンネローレ、ヒルデブラント王子が使用し、 シュバルツ達への魔力供給者の認定証となった(*49)。 |
第347話 |
絞り染め | 衣装 | 昔はエーレンフェストにもあったが、ガブリエーレが均一に染めた衣装を貴族に流行させたため、あっという間に廃れていた。 ローゼマインによって技術が復活し、ギルベルタ商会を通じて染織協会に低価格で提供されて、染色工房が活気付く。 |
第347話 |
蝋結染 | 衣装 | 昔はエーレンフェストにもあったが、ガブリエーレが均一に染めた衣装を貴族に流行させたため、あっという間に廃れていた。 ローゼマインによって技術が復活し、ギルベルタ商会を通じて染織協会に低価格で提供されて、染色工房が活気付く。 |
第347話 |
揺れの少ない馬車 | 乗り物 | 吊り下げるタイプの馬車。 ザックが設計し、ベンノの折衝で、木工協会・鍛冶協会・ローゼマイン・ザックの間で、 図面管理と馬車製作時の著作料支払いに関する契約を結んだ。 |
第348話 |
マットレス | 家具 | ポケットコイルを採用。ローゼマインのあやふやな知識からザックが設計し、ザックの工房で製作した。 ベッドから椅子や馬車用クッションに発展する。 |
第348話 |
安全ピン | 道具 | 図書委員の腕章を作る際の部品としてヨハンに製作を依頼し、ローゼマインの了承を得て、ヨハンの弟子ダニロが製作した。 | 第348話 |
勘合貿易 | 知識 | 他領との取引の際に、許可を得た商人かどうかを判定させる方法として、朱印状貿易の考え方を示した。 最終的にはナンセーブ紙を勘合紙として用いた勘合貿易方法が採用された |
第350話 |
書式の決まった用紙 | 紙 | 他領からの商人が来た時に混乱しないように、書式を揃えるための書類。お試し版は、ローゼマイン工房で作成した。 | 第361話 |
パンナコッタ | 食品 | ゼラチン使用料理例として、フリーダにレシピを渡した。 元々は、生クリームと牛乳と砂糖をベースに作られ、でんぷんやゼラチンで固める、 イタリア発祥の洋菓子(イタリア語:Panna(生クリーム) cotta(煮た)) |
第362話 |
ゼラチン | 食品 | 膠の製作過程で入手。料理のヴァリエーション増加を目論んで、フリーダに製造方法を売った(第364話)。 (英語:gelatin (ラテン語:gelo(凍る)由来)) |
第362話 |
収納用文房具 | 文房具 | 二年間頑張ったご褒美としてプランタン商会にアイディアを譲った。 | 第364話 |
タルト | 食品 | 12年夏にエラがパイ作りと並んでタルト作りに凝った 12年冬の貴族院の成績向上委員会の賞品としてレシピを提供している(*50) なお、12年冬の賞品レシピに組み合わせた素材は不明 13年冬に行ったムースの紹介やPRにおいてムースタルトとして活用した (ラテン語:tōrta(丸い皿状の焼き菓子)由来のフランス語:tarte) |
第368話 |
染色コンペ | 行事 | ローゼマインが企画し、フロレンツィアとエルヴィーラによって大々的に開催された行事。 染織協会とギルベルタ商会が中心になり、下町の全染織工房で蝋結染を使った布を作らせ、城の会場でお披露目をした。 催しを通じて領主一族の専属となった職人には、服飾に関する称号(ルネッサンス)が与えられた。(*51) 領主一族から称号を得た職人は羨望の眼差しで見られ、次こそはと野心を燃やす職人を多く生み出した。 更に、ギルベルタ商会が独占を避け、貴婦人達が自分の専属の商会を通して注文したことも、下町で高い評価を得た。(*52) |
第369話 |
女紋 | 知識 | 他領へ嫁ぐ可能性がある為、生家の紋章を使うことができないでいた女性が使える紋章として(*53)、 着物の母系の紋(女紋)の知識をシャルロッテに教え、貴族院の流行のアイディアとして使うことを提案した(*54)。 シュタープの紋章(*55)のみならず、姉妹の証のペンダント(*56)にも使用された。 |
第379話 |
水鉄砲 | 魔術 | シュタープの変化形態。 当初は玩具性能だったが、イメージの改良を行った結果、多重ビームが発生する凶悪な武器に進化した。 |
第382話 |
印税 | 知識 | 著作権使用料。 これまでになかった概念で、下級文官達に理解させるのに大変苦労した。 |
第425話 |
ババロア | 食品 | ゼラチンを使った料理。シャルロッテには好評だが、男の子には微妙な評価。 元々は、鶏卵とクリームをベースに作られ、ゼラチンで固める、ぷるぷるした洋菓子(フランス語:Bavarois(バイエルンの)) |
第425話 |
ムース | 食品 | ゼラチンを使った料理 ゼラチン料理普及の一環として、13年冬の貴族院の成績向上委員会のご褒美レシピに採用された コルデのムースタルトや蜂蜜のヨーグルトムースのスポンジサンド、ヨーグルトムースのタルトに適用されている ヨーグルトムースのタルトは、王族主催の「本好きのお茶会」で披露された(*57) 元々は、鶏卵とクリームをベースに作られ、卵白(メレンゲ)で自然に固める、ふわふわした洋菓子(フランス語:mousse(泡))。 通常はゼラチンは用いないか、少量のみ使用。 |
第468話 |
アンケート | 知識 | 一番上に質問用紙を準備し、文官達が質問して答えを書き込んでいく、街角アンケート的な聞き取り調査形式 | 第486話 |
グラフ | 知識 | 貴族院ではグラフ化した資料は作られていなかった。グンドルフ先生が興味を示す。 | 第488話 |
録音の魔術具入り シュミルのぬいぐるみ |
魔術具 | ローゼマインの要求を元にライムントが改善した省エネ版録音の魔術具(*58)が中に入ったシュミル型のぬいぐるみ 当初ローゼマインはレッサーパンダのぬいぐるみを想定していたが、リーゼレータのシュミル愛に打ち負け シュミルのぬいぐるみになった(*59) ・フェルディナンドへのお小言入り版(紺色の毛皮に金の瞳)(*60) ・領地対抗戦で活躍した厳選愛の言葉及びエーレンフェスト本宣伝入り版(白色/ディートリンデに譲渡)(*61) ・レティーツィアの両親およびローゼマインの台詞入り版(白色)(*62) ・フェルディナンドの叱り文句入り版(色不明だが水色を計画していた)(*63) |
SS22話 |
音楽を奏でる魔術具 | 魔術具 | 魔術具と神具参照。 | 第506話 |
本を書箱に送る魔術具 | 魔術具 | 魔術具と神具参照。 | 第506話 |
最高品質の魔紙 | 魔紙 | 地道な調合に飽きたローゼマインよって豊富な魔力のゴリ押しすることで誕生した。 金粉を加えて全てを全属性の高品質化したエイフォン紙、トロンベ紙、ナンセーブ紙の三種を合成する。 魔力を流すだけで魔術が発動し、完全には燃えずに残り、勝手に集まって再生する特性を持つ。 |
第566話 |
コピーシテペッタン | 魔術 | 「呪文と祝詞」のコピーシテペッタン参照 なおローゼマインは、コピー&ペーストではなく、コピーアンドペッタンが正式呼称だと勘違いしている |
第575話 |
虹色レッサーくん | 魔術具 | 神々の御力を放つローゼマインでは通常の騎獣用の魔石を扱うことができない為、皮の袋一杯の貴重な虹色魔石をつけて作った 通常の騎獣は単色だが、この騎獣用の魔石で作った騎獣は全属性に輝いて神々しさを感じさせるものだった |
第665話 |
スジャルとラニーエのシャキシャキサラダ | 食品 | 少し苦みがあって幼い子供には嫌がられる野菜を、美味しく食べられるように工夫されているサラダ | 書籍版第五部V プロローグ |
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