ディートリンデ

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ディートリンデ - (2020/08/30 (日) 18:12:10) のソース

初出:第286話

声(ドラマCD第5弾):潘 めぐみ

**家族構成
父:[[ギーゼルフリート]]
母:[[ゲオルギーネ]]
 姉:[[アルステーデ]] 
  姪:[[ベネディクタ]]
 兄:[[ヴォルフラム]](故人) 

 異母姉:父の[[元第一夫人>アウブ・アーレンスバッハの第一夫人]]の娘
 異母姉:父の元第一夫人の娘
 異母姉:父の元第一夫人の娘でレティーツィアの実母
  甥:&footnote(ふぁんぶっく2 家系図)
  姪:[[レティーツィア]]
 義妹:レティーツィア(上記と同一人物。父の養女)

 異母兄:[[ブラージウス]](父の元第二夫人の息子でアルステーデの夫)
 異母兄:父の元第二夫人の息子&footnote(ふぁんぶっく2 家系図)

父方の親戚
 叔父:
  従姉:[[アウレーリア]]
  従妹:[[マルティナ]]

母方の親戚
祖父:[[先代アウブ・エーレンフェスト]](故人)
祖母:[[ヴェローニカ]]
 叔母:[[コンスタンツェ]]
  従兄弟:[[リュディガー]]
  従姉妹:コンスタンツェの娘&footnote(ふぁんぶっく2 家系図)
 叔父:[[ジルヴェスター]]
  従弟:[[ヴィルフリート]]
  従妹:[[シャルロッテ]]
  従弟:[[メルヒオール]]
  従妹:[[ジルヴェスター]]と[[フロレンツィア]]の第4子
  義理の従妹:[[ローゼマイン]](ジルヴェスターの養女)

 叔父&s(){兼婚約者}:[[フェルディナンド]] (祖父の息子。15年春に破棄)

**容姿
髪の色:金
&color(#e6b422,#e6b422){000000000}
瞳の色:深緑
&color(#00552e,#00552e){000000000}
派手系美人。ふわふわとした金髪に深緑の瞳。
昔のヴェローニカにとても似ている。

**地位
階級:領主一族→上級貴族→メダル廃棄により人として認められない 
職種:[[領主候補生]]→元領主候補生→ユルゲンシュミットへの魔力供給者

**年齢と属性関連
-ローゼマインとの学年差:+3&footnote(ローゼマイン1年生時に4年生 第287話)
-誕生季:冬&footnote(卒業式の髪飾りの色が赤から白へのグラデーション 第443話)
-属性:光と命以外の五属性&footnote(ふぁんぶっく5 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン)

**ディートリンデ視点の回
書籍第四部VIII エピローグ
第568話 閑話 ランツェナーヴェの使者 前編
第569話 閑話 ランツェナーヴェの使者 後編

**作中での活躍
自己顕示欲が強く、自身の行為が全て正しいと認識している。
両親からほとんど顧みられることがなく育った&footnote(第521話 閑話 ディートリンデ様の側仕え)。
父の[[ギーゼルフリート]]とは顔を合わせたことが少なく、いつも面倒臭そうな顔で説教をされた後、さっさと下がれと言われるなど疎まれていると感じており、娘として可愛がられた記憶は無かった&footnote(書籍版第四部VIII エピローグ)。
母の[[ゲオルギーネ]]からも普段は自分に関心を持ってもらえず、ゲオルギーネに助けとなる事を頼まれた時はようやく自分を見てくれると期待していた。

***領主候補生として
兄[[ヴォルフラム]]の事故死後、[[アーレンスバッハの慣習>アーレンスバッハの領地#同じ世代の領主候補を廃する慣習]]で他に[[領主候補生]]がいなくなったため、次期領主の最有力候補になった。
女性は男性の領主候補生と結婚しなければアウブになれないため、婿探しをしていた。
アーレンスバッハの血を引き、優秀生でもある[[ヴィルフリート]]に目を付けていたが、[[ローゼマイン]]と婚約したので諦めた。
13年春の領主会議の間、表彰式の襲撃の調査でアーレンスバッハを訪れていた中央騎士団の上級騎士と恋仲になっていたが、王命で[[フェルディナンド]]と婚約して次期アウブとなることが決まった為、別れることとなった&footnote(書籍版第四部VIII エピローグ)。
次期アウブとは言っても、父[[ギーゼルフリート]]からは義妹[[レティーツィア]]の、母ゲオルギーネからは姪[[ベネディクタ]]の中継ぎとなることを望まれていたが&footnote(第521話 閑話 ディートリンデ様の側仕え)、本人は中継ぎのアウブであることを知らず、自身が次期アウブになる事を公言していた。

フェルディナンドに対しては庶子であり[[神殿]]に入っていた経歴から見下しており、更に「神殿から救い出した自分に感謝し、心から愛を捧げ、次期領主である自分を立ててくれるに違いない」と考えていた&footnote(書籍版第四部VIII エピローグ)。しかし、フェルディナンドからは[[ヴェローニカ]]に似た容姿や振る舞いから視界に入れたくないほど嫌われている。
アウブとしての業務も疎かにしているため、周囲はディートリンデを立ててはいるが殆どの判断をフェルディナンドに仰いでいる。&footnote(第568話)
[[エーレンフェスト]]やフェルディナンドに対する振る舞いは、[[アウブ・ダンケルフェルガーの第一夫人]]や[[ハンネローレ]]も呆れるほどひどいものだった。

***ツェント候補?として
[[卒業式>貴族院#卒業式]]の奉納舞で[[ツェント>ユルゲンシュミット国王]]選定の魔法陣を不完全ながら浮かび上がらせた。ツェント候補の条件を満たせなかったが、勘違いした[[中央神殿]]の者達から次期ツェント候補と宣言される。
13年冬の貴族院卒業後、自分がレティーツィアへの中継ぎアウブであることをゲオルギーネから知らされる。
成人したがフェルディナンドとの結婚が一年間延期され、その猶予の間、次期ツェントを目指して活動する。
フェルディナンドに対して[[名捧げ]]を要求したり、アーレンスバッハでは忌避されている神事などの業務を命じた。
一介の領主候補生の身分だが、王族相手に次期ツェントとして振る舞い、様々な不敬行為を行っている。&footnote(第547話 祠の場所)
アーレンスバッハの建て直しが完了した暁には、不敬による何らかの処分がほぼ決定していた。&footnote(第550話)
[[ランツェナーヴェ]]の使者である[[レオンツィオ]]に次期ツェント候補を自称し、[[トルーク>薬と毒#トルーク]]を使った甘言を受けてしまう。次期ツェントの後ろ盾として、外国であるランツェナーヴェと手を組んだ。&footnote(第569話)
その後はレオンツィオの居館に入り浸たり、無料で[[魔石>魔力#魔石]]を譲ろうとしたりと、今までよりさらにひどい振る舞いをするようになる。そのため周囲からは早急なアウブの交代を望まれていた。

15年春に[[レティーツィア]]を騙してフェルディナンドに供給の間で毒を盛り、ユルゲンシュミットへの叛意を明確にした。
本人の言い分では「わたくしがツェントになれば、今のツェントの王命を排してお義兄様を領主候補生に戻すこともできますもの。叔父様達を領主候補生に戻すことも可能ですし、跡継ぎにはベネディクタもいます。アーレンスバッハは安泰です」とのこと。
//本人曰く『王族の命令によって上級貴族に落とされた兄や姉を救い、グルトリスハイトを持たない王族の変わりにユルゲンシュミットにグルトリスハイトをもたらす』との事。
なお、アウブが決まると他の領主候補生は上級貴族に落とされるのはアーレンスバッハのみの慣習であり、ツェントでなくともアウブの地位であれば撤回することができる。
フェルディナンドに反撃されるが、銀の布で防いで薬を嗅がせて、シュタープを封じるための手枷をつけた。そして供給の間で死ぬまで魔力を吸い取り続ける状態にさせた。&footnote(第595話 フェルディナンドの危機)
供給の間から出た後、レティーツィア&footnote(第611話 ローゼマインの選択肢)とゲオルギーネ&footnote(第617話 ゲルラッハの戦い その3)にフェルディナンドが死亡したという虚偽報告を行った。
中央騎士団と共に行動している所を[[ルーフェン]]に発見され、隠密行動という事を理解しておらずとても目立つ金髪と派手な髪飾りから特定されている。&footnote(第635話 中央騎士団を率いる者)

春の洗礼式から数えて6日後の未明に寝ていた所を、滞在していた[[アダルジーザの離宮>貴族院の施設#アダルジーザの離宮]]にて[[アウブ・アーレンスバッハ>ローゼマイン]]とフェルディナンド率いるアーレンスバッハ騎士団、[[アウブ・ダンケルフェルガー]]率いるダンケルフェルガー騎士団の混成騎士団に襲撃される。
外患誘致をした犯罪者として捕縛された。

トルークを使用されていたことが判明し、犯罪者として記憶を覗かれる。その際にグルトリスハイトを自分の物と思いこみ、[[エグランティーヌ]]を盗人呼ばわりするなど相変わらずの自己中心的な言動を見せた。ローゼマインによりメダルを破棄され、シュタープを失った。&footnote(第673話 エントヴィッケルンとエグランティーヌの訪れ)

***評価
側仕えの[[マルティナ]]は「……ゲオルギーネ様を見て育っているはずですのに、どうしてこれほど何も考えずに生きていけるのでしょう?」と不思議がり、ゲオルギーネの側近である[[グラオザム]]からは「とてもゲオルギーネ様の娘とは思えぬ無能だ。許し難い」、[[ジェルヴァージオ]]からは「考えなしの我儘娘」と味方からも酷評されている。
姉[[アルステーデ]]は「少し考えが足りなくて自己中心的なところがありますけれど、わたくし達のために頑張っていたのです。ディートリンデも根は悪い子ではないのですよ」と妹を弁護した&footnote(第640話 アルステーデの話)。

トルークによる誘導もあって本人の認識ではツェントを目指してレオンツィオを王配に据えようとしていたが、レオンツィオはランツェナーヴェの王座を狙い、ジェルヴァージオはツェントの座を狙っていたことから言い様に利用されていたと思われる。ゲオルギーネは横暴な振る舞いを掣肘せず、陰謀の隠れ蓑にするなどしていたが教育不足から考えなしの行動をとり続け虚偽報告・情報漏洩など様々な失態を犯した。このように利用していたゲオルギーネやランツェナーヴェも彼女の手綱を制御できなかったため、ローゼマイン一行にとってはむしろ大きな助けとなった。

**経歴
08年冬 貴族院に入学する
11年冬 貴族院のお茶会にて、リンシャンを手に入れようとしたところ[[エグランティーヌ]]に窘められ逆恨みする&footnote(第332話 全領地のお茶会 後編)
12年夏 エーレンフェストとの領地境界門で星結びの儀式に立ち会う
  冬 貴族院のお茶会にて、髪飾りを手に入れようとしたところ[[アドルフィーネ]]に窘められ逆恨みする&footnote(第413話 ドレヴァンヒェルとのお茶会)
13年春 王命により[[フェルディナンド]]と婚約する
  夏 エーレンフェストにて髪飾りを注文する&footnote(第442話 神官長の館)。帰途、体調を崩して[[ギーベ・ゲルラッハ]]の夏の館に一泊&footnote(書籍 第四部VIII エピローグ)。
  冬 貴族院の卒業式で電飾奉納舞を行い中央神殿から次期ツェントと認定される 
14年春 [[ゲオルギーネ]]より中継ぎアウブである事を知らされ、グルトリスハイト探しに一年の期限をつけられた
    次期アウブ・アーレンスバッハとしてフェルディナンドと[[レティーツィア]]に祈念式を行うよう命じる 
    次期ツェントの後ろ盾として他国であるランツェナーヴェを選んだ&footnote(第569話)
15年春 グルトリスハイトを得る為[[ランツェナーヴェの王族>レオンツィオ]]達と共に貴族院へ赴くが&footnote(第631話 アーレンスバッハへ)外患誘致を行った反逆者として捕縛された
    犯罪者として記憶を覗かれ、メダルを破棄され、シュタープを失った&footnote(第673話 エントヴィッケルンとエグランティーヌの訪れ)

**作者コメント
【[[2015年 11月03日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1272017/]]】
ディートリンデは美人です。派手系美人。なので、別に髪飾りを盛り盛りにする必要はないのです。電飾ピカピカも……。

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