ディートリンデ

初出:第286話

家族構成


 異母姉:父の元第一夫人の娘
 異母姉:父の元第一夫人の娘
 異母姉:父の元第一夫人の娘でレティーツィアの実母
  甥:*1
  姪:レティーツィア
 義妹:レティーツィア(上記と同一人物。父の養女)

 異母兄:ブラージウス(父の元第二夫人の息子でアルステーデの夫)
 異母兄:父の元第二夫人の息子*2

父方の親戚
 叔父:
  従姉:アウレーリア
  従妹:マルティナ

母方の親戚
祖父:先代アウブ・エーレンフェスト(故人)
祖母:ヴェローニカ
 叔母:コンスタンツェ
  従兄弟:リュディガー
  従姉妹:コンスタンツェの娘*3
 叔父:ジルヴェスター
  従弟:ヴィルフリート
  従妹:シャルロッテ
  従弟:メルヒオール
  従妹:ジルヴェスターフロレンツィアの第4子
  義理の従妹:ローゼマイン(ジルヴェスターの養女)

 叔父兼婚約者フェルディナンド (祖父の息子。15年春に破棄)

容姿

髪の色:金
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瞳の色:深緑
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派手系美人。ふわふわとした金髪に深緑の瞳。
昔のヴェローニカにとても似ている。

地位

階級:領主一族→上級貴族→メダル廃棄により人として認められない
職種:領主候補生→元領主候補生→ユルゲンシュミットへの魔力供給者

年齢と属性関連

  • ローゼマインとの学年差:+3*4
  • 誕生季:冬*5
  • 属性:不明。もしかしたら全属性?(ツェント候補選出の魔法陣を光らせたことが、全属性なのかフェルディナンドの婚約の魔石等全属性の魔石を身につけたからなのか確認できず)

ディートリンデ視点の回

書籍第二十巻 エピローグ
第568話 閑話 ランツェナーヴェの使者 前編
第569話 閑話 ランツェナーヴェの使者 後編

作中での活躍

自己顕示欲が強く、自身の行為が全て正しいと認識している。ゲオルギーネには構ってもらえなかったらしく、ゲオルギーネに助けとなる事を頼まれた時はようやく自分を見てくれると期待していた。
アーレンスバッハの慣習で他に領主候補生がいなくなったため、次期領主の最有力候補になった。
女性は男性の領主候補生と結婚しなければアウブになれないため、婿探しをしていた。
アーレンスバッハの血を引き、優秀生でもあるヴィルフリートに目を付けていたが、ローゼマインと婚約したので諦めた。
13年春の領主会議の間、表彰式の襲撃の調査でアーレンスバッハを訪れていた中央騎士団の上級騎士と恋仲になっていたが、王命でフェルディナンドと婚約して次期アウブとなることが決まった為、別れることとなった*6
次期アウブとは言っても、養女であるレティーツィアが成人になるまでの中継ぎのアウブだったのだが、本人は中継ぎのアウブであることを知らず、自身が次期アウブになる事を公言していた。
フェルディナンドに好意を抱かれていると思っているが、フェルディナンドからはヴェローニカに似た容姿や振る舞いから視界に入れたくないほど嫌われている。
フェルディナンドの事を庶子であり神殿に入っていた経歴から見下していた。
アウブとしての業務も疎かにしているため、周囲はディートリンデを立ててはいるが殆どの判断をフェルディナンドに仰いでいる。*7
エーレンフェストやフェルディナンドに対する振る舞いは、アウブ・ダンケルフェルガーの第一夫人ハンネローレも呆れるほどひどいものだった。
卒業式の奉納舞でツェント選定の魔法陣を不完全ながら浮かび上がらせた。ツェント候補の条件を満たせなかったが、勘違いした中央神殿の者達から次期ツェント候補と宣言される。
貴族院の卒業後、自分が中継ぎアウブであることをゲオルギーネから知らされる。
成人したがフェルディナンドとの結婚が一年間延期され、その猶予の間、次期ツェントを目指して活動する。
フェルディナンドに対して名捧げを要求したり、アーレンスバッハでは忌避されている神事などの業務を命じた。
一介の領主候補生の身分だが、王族相手に次期ツェントとして振る舞い、様々な不敬行為を行っている。*8
アーレンスバッハの建て直しが完了した暁には、不敬による何らかの処分がほぼ決定していた。*9
ランツェナーヴェの使者であるレオンツィオに次期ツェント候補を自称し、トルークを使った甘言を受けてしまう。次期ツェントの後ろ盾として、外国であるランツェナーヴェと手を組んだ。*10
その後はレオンツィオの居館に入り浸たり、無料で魔石を譲ろうとしたりと、今までよりさらにひどい振る舞いをするようになる。そのため周囲からは早急なアウブの交代を望まれていた。

15年春にレティーツィアを騙してフェルディナンド供給の間で毒を盛り、ユルゲンシュミットの翻意を明確にした。
本人曰く『王族の命令によって上級貴族に落とされた兄や姉を救い、グルトリスハイトを持たない王族の変わりにユルゲンシュミットにグルトリスハイトをもたらす』との事。
なお、アウブが決まると他の領主候補生は上級貴族に落とされるのはアーレンスバッハのみの習慣であり、アウブの地位であれば撤回することができる。
フェルディナンドに反撃されるが、銀の布で防いで薬を嗅がせて、シュタープを封じるための手枷をつけた。そして供給の間で死ぬまで魔力を吸い取り続ける状態にさせた。*11
供給の間から出た後、レティーツィア*12とゲオルギーネ*13にフェルディナンドが死亡したという虚偽報告を行った。
中央騎士団と共に行動している所をルーフェンに発見され、隠密行動という事を理解しておらずとても目立つ金髪と派手な髪飾りから特定されている。*14

春の洗礼式から数えて6日後の未明に寝ていた所を、滞在していたアダルジーザの離宮にてアウブ・アーレンスバッハとフェルディナンド率いるアーレンスバッハ騎士団、アウブ・ダンケルフェルガー率いるダンケルフェルガー騎士団の混成騎士団に襲撃される。
外患誘致をした犯罪者として捕縛された。

トルークを使用されていたことが判明し、犯罪者として記憶を覗かれる。その際にグルトリスハイトを自分の物と思いこみ、エグランティーヌを盗人呼ばわりするなど相変わらずの自己中心的な言動を見せた。ローゼマインによりメダルを破棄され、シュタープを失った。*15

側仕えのマルティナは「……ゲオルギーネ様を見て育っているはずですのに、どうしてこれほど何も考えずに生きていけるのでしょう?」と不思議がり、ゲオルギーネの側近であるグラオザムからは「とてもゲオルギーネ様の娘とは思えぬ無能だ。許し難い」、ジェルヴァージオからは「考えなしの我儘娘」と味方からも酷評されている。

トルークによる誘導もあって本人の認識ではツェントを目指してレオンツィオを王配に据えようとしていたが、レオンツィオはランツェナーヴェの王座を狙い、ジェルヴァージオはツェントの座を狙っていたため言い様に利用されていた。ゲオルギーネはその横暴な振る舞いを掣肘せず、陰謀の隠れ蓑にするなどしていたが教育不足から考えなしの行動をとり続け虚偽報告・情報漏洩など様々な失態を犯した。このように利用していたゲオルギーネやランツェナーヴェも彼女の手綱を制御できなかったため、ローゼマイン一行にとってはむしろ大きな助けとなった。

経歴

08年冬 貴族院に入学する
11年冬 貴族院のお茶会にて、リンシャンを手に入れようとしたところエグランティーヌに窘められ逆恨みする*16
12年夏 エーレンフェストとの領地境界門で星結びの儀式に立ち会う
  冬 貴族院のお茶会にて、髪飾りを手に入れようとしたところアドルフィーネに窘められ逆恨みする*17
13年春 王命によりフェルディナンドとの婚約する
  夏 エーレンフェストにて髪飾りを注文する
  冬 貴族院の卒業式で電飾奉納舞を行い中央神殿から次期ツェントと認定される
14年春 ゲオルギーネより中継ぎアウブである事を知らされ、グルトリスハイト探しに一年の期限をつけられた
    次期アウブ・アーレンスバッハとしてフェルディナンドとレティーツィアに祈念式を行うよう命じる
    次期ツェントの後ろ盾として他国であるランツェナーヴェを選んだ*18
15年春 グルトリスハイトを得る為ランツェナーヴェの王族達と共に貴族院へ赴くが*19外患誘致を行った反逆者として捕縛された
    犯罪者として記憶を覗かれ、メダルを破棄され、シュタープを失った*20

作者コメント

2015年 11月03日 活動報告
ディートリンデは美人です。派手系美人。なので、別に髪飾りを盛り盛りにする必要はないのです。電飾ピカピカも……。


コメント

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  • 承認欲求に餓えてて滅茶苦茶チョロい子だから、フェルディナンドに少しでも甲斐性があれば簡単に仲間として利用できたと思う(笑) (2018-03-22 08:57:40)
    • 連座さえ無ければもっと思いっきり利用出来ただろうけど下手に使うと自分は関係ないですの術が使えなくなるのがね。記憶読まれるし。 (2018-03-23 12:16:03)
    • 無理だろ。フェルディナンドの事を神殿育ちと蔑んでるから、「下級の者に惚れられる自分SUGEEE承認欲求が満たせない。 (2018-03-29 23:40:08)
      • 途中で途切れた……。 自分すげーとなっても、本当に地位のある人間(母親へのコンプレックス)から認められるという承認欲求が満たせない (2018-03-29 23:41:08)
        • いやあ、それは単に愛情に恵まれなかったディートリンデが他に寄る辺が無かっただけですよ。彼女に必要だったのは真剣に自分を見てくれる人です。可哀想な子ですよホント。 (2019-02-18 02:40:09)
  • ローゼマインのピカピカ奉納舞をどんな顔して見てたのか気になる (2018-04-10 00:01:46)
  • 育児放棄され続けたヴィルフリートの姿なのかなと思った (2018-06-19 22:12:15)
    • 貴族女性としての技能は十分にあるからヴィルよりかは遥かに格上。 (2018-12-29 22:49:19)
      • 感情を抑えられず、ワガママばかりで、お茶会でまともに会話出来ない貴族女性が? (2018-12-30 06:17:42)
      • 考え無しでフォローはうんざりと側近に思われてるのに? (2018-12-30 07:19:37)
      • 少なくともヴィルは寮内 (2019-04-07 01:32:25)
        • ミス。少なくともヴィルは寮内ではしっかりやってた描写もあったしね(ライゼには嫌われてたけど) (2019-04-07 01:36:59)
    • ヴィルフリートは長男だけど、ディートリンデは末子だったのも影響が大きいと思う。ゲオルギーネとヴィルフリートの方が長子同士で気質が似てると思う。 (2019-04-08 03:30:29)
  • フェル様がヴェロ似のディートリンデを疎んでいたけど、同じように母親もヴェロ似の娘を疎んでいたりしていたのかね (2019-01-20 16:43:47)
    • 母親に愛されず放置された理由は恐らくそれなんでしょうね。親に愛されず側近も上辺だけのイエスマンのみ。これでマトモに育つ訳がありません。 (2019-02-18 02:44:12)
    • どうだろう。姉のアルステーデも駒としてしか扱ってないっぽいし、神殿長も可愛がられているのを良いことに利用していただけにも思えるし、ヴェローニカの子のわりにジルと違って身内に対する甘さを受け継いでない気がする。 (2019-02-22 18:04:22)
      • “身内”と言える人間がいないのかも? 本来身内になるべき母親はネグレイト、姉は母の人形、従者ですら自分をちゃんと主として見ていないくらいだし。 (2019-04-08 21:12:02)
        • 上のコメはゲオルギーネの話だよ。ゲオはアルステーデも駒扱い、神殿長も便利に利用していて、身内に対する甘さがないので、D子をネグレクトしていたのはヴェロ似だからと言う理由ではないでは?と言う話。D子はロゼマに出会わないまま育ったヴィルでしょ。 (2019-04-09 22:28:47)
        • ゲオもある程度は容姿がヴェロ似のはずだし容姿はあまり関係ない気がする。一応ヴェロと同様の褒め方をしたことあるのもヴィルとの絡みで示唆されているし。ガブリ→ヴェロ(+三段腹)→ゲオ→D子の系譜は生まれつき自己中、犯罪しようが自分の利益が第一で自分が正義の精神異常者の系譜なのでは。側近の忠告を無視しての愚行で仕える気をなくしたり、イエスマンしか残さなかったのはD子本人の自業自得だし。 (2019-04-09 22:52:56)
  • この子空っぽなんだよね。承認要求強いけど、じゃあそのために何をしたの?基本的に他人の功績を横取りしているか、名前のついた地位に執着するばかり。これじゃあ誰も彼女を認めるわけがない。 (2019-04-16 15:54:49)
  • 育児放棄や承認欲求について語られているが、SS37話を読む限りそういうレベルではない気がする…先天的に共感性が低くなければどんな育て方してもここまで鬼畜にはならんでしょ (2019-09-03 04:17:22)
    • 教育しても治らないレベルのサイコパスが脈々と受け継がれたんだろうな。処刑でその血筋がほぼ絶たれて一安心というかあるべきところに落ち着いたかな。ヴェロに是非アーレンの顛末を知った心境を教えてもらいたいものだ。 (2019-09-05 19:57:28)
  • さすがにあれだけのために毒盛られて利用されるのは憐れだ。しかもめったに関心を向けない母に心配されたと何も知らず感動してるの悲しすぎる。 (2019-09-12 09:37:30)
  • まさかゲルラッハに寄る口実のために毒盛られてたとは。愛情のかけらもなかったんだろうな (2019-09-14 12:20:57)
  • わかりやすい悪役として切り捨てるのは簡単だし良くヴィルにも例えられるけどフェルディナンドがいないロゼマの姿がしっくり来る 登場時点から救いが無いという部分も含めて (2019-09-24 21:13:13)
    • 何かしてもらって当然と考えているディートリンデと、してもらったことと同等あるいはそれ以上の御礼は返そうとするロゼマは違うと思うのだけど。 (2019-09-25 19:45:45)
      • フェルディナンドが居なかったら神殿長を威圧した時点で人生終了してるので ロゼマ本人が何かを返すとかそう言うことは関係なく 貴族として生きる為に必要な事を教育されたロゼマと放棄されたディートの対比ですね (2019-09-26 00:30:49)
  • ロゼマは自分の環境に不満があったら無ければ作ればいいのバイタリティだけはあるので、欲しい欲しいだけのディートとはまた違うと思う (2019-09-25 10:53:36)
    • マインにはルッツがいたから欲しい欲しいだけから脱却できた 初期マインの欲しい欲しいだけで周囲に迷惑をかけてた時期を都合よく忘れるのはいけない ディートは欲しい欲しいと望めば与えられるだけでマインにとってのルッツのように時に諌め時に協力してくれる相手がいなかったことを考えると何れ破滅が待つだけの結末を迎えるという意味でどちらも同じようなものと思える (2019-09-25 20:48:51)
      • 求めるものは読書(自己完結)、他者に認められたい(他者依存)だからそもそも望みの方向性が違う。地雷は自己完結型の望みだが環境には無関心ではいられず恩や義理・義務も知っているので周囲だけでも居心地のいい環境にしたいので努力して他者に認められる、D子は他者依存の望みにもかかわらず周囲に無関心で認められる努力や結果を出そうとせず自分が気持ちよければいいの自己満足が全ての完全な自己中だからまったく性質が違う。 (2019-10-13 13:44:36)