ラオヘルシュトラ

名前の初出:書籍版第五部VIII ツェントとグルトリスハイト

地位

階級:領主一族*1→王(女王)
職種:領主候補生*2ツェントユルゲンシュミットの国王

年齢と属性関連

  • 属性:全属性(大神7柱と眷属神72柱の加護のフルコンプリート)*3

作中での活躍

王族の祖となった女王。図書館のシュミルの魔術具を作り出した「ひめさま」。

闇の国境門を有する黒の領地(恐らく建国当時からある黒の大領地)の領主一族の出身。*4
本人はメスティオノーラの書を得た正当なツェントとして即位したが、その当時、ツェント争いで多くの死人が出て、聖地も荒らされたことから、候補になれる人間を絞れば争いが減るのではないかと思い詰めた。
争いを厭う自分の一族にツェントの座を譲る為、自分の一族として登録した者以外は奥の書庫に入れないよう選別の魔法陣を施した。ラオヘルシュトラが勝手に地下書庫の奥へ行けないように改造した*5
その上で、正しき者をエアヴェルミーンの下に導く役目を負った金色シュミルに似せて白と黒のシュミルの魔術具を作り*6、それを図書館に配置してツェント候補の行動を監視し、地下書庫の奥に登録された者以外が入れないようにした。その行いに対して抗議した者はツェント権限で次々と粛清し、ツェントへの襲撃を防ぐ為に居住地を聖地から中央の王宮へと移した。この時、貴族院に複数存在している離宮はラオヘルシュトラによって封じられ、グルトリスハイトが無ければ鍵だけでは開けられないようになっている。*7

しばらくの間は大きな問題は起こらなかったが、ツェントの特権を独占して振りかざすことで聖地への出入りが減少し、神事への協力者が減った上、時代を経ると王族内のツェント争いが激化するという結果になった。*8

ちなみに、シュバルツとヴァイスがエアヴェルミーンの事を「じじさま」と呼ぶのはラオヘルシュトラがそう呼んでいた事に起因する。*9

コメント

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  • ガランゾルグみたいな候補者を弾きたいのは分かるけど、なんで血筋を条件にしちゃったんだろう。祈りが足りた時点でシュヴァルツ達にジジ様へ魔力奉納するよう誘導して金シュミルの選別を受けさせて、合格した候補者を奥へ通す、とかじゃ駄目だったのか? (2022-09-26 18:50:46)
    • 女は子を持てば変わる・・・じゃない?アルプゼンティ、エグ、フロ、ヨナサーラ。多くの実例がある。 (2022-09-26 19:34:13)
      • 一方自分の子供でなくとも魔力量だけで王を選別していたランツェナーヴェは安定して魔力の多い王が立っていた。ただしやはり自分の子でないので義務的な関係しか築けなかった模様、ジェルなんか前王も国も捨ててユルゲンの王になりに来たんだしね。 (2022-09-26 19:52:03)
        • 一世代に一人しかシュタープ持ちを返さないユルゲンとの契約なんだから安定って他にどうしようもないだけだろう。 (2022-09-26 21:00:45)
  • 7柱の大神と72柱の眷属神の加護をコンプしていた。王位を独占した一族が闇の国境門を有する領地の出身(=アーレンスバッハもしくはその前身出身と思われる) (2023-09-13 23:18:15)
    • そりゃエアヴェルミーンから王族を成立させることを了承されるわけだ。 (2023-09-14 01:43:44)
      • そんなことは書かれていない。よくやったと褒めてくれるくらいだ。ツェントとツェント候補であり、王族などという一族を認めたことは現状ないはずだが? (2023-09-14 02:08:31)
      • あくまで王位を独占した一族だ、そこに訂正はない。独占の意味を考えれば認められたはない。クインタやマインに染めろとか、少なくとも王族がどういう意図で立ったのかわかってない。 (2023-10-03 10:38:08)
        • でもたしかに不思議ではあるか。ラオヘルシュトラってエアヴェルミーンに時期ツェントの争いについて相談してたわけだし、そこで許可を得ずに王族作ったのかっていうのは気になるところ。 (2023-10-03 17:45:29)
          • ラオヘルシュトラの子供達がいるし大丈夫。当時はマニュ典くらいなら取るハードル低かっただろうし。実際しばらくは問題無く国は回ってた。 (2023-10-03 22:50:21)
  • この人はどうやってツェントになったんだ?争いを嫌う一族のはずなのに、当時はツェントの座を巡って壮大な争いが起こってたのに。その後の粛清といい、争いを嫌うっていうのも自己評価だけで、かなり苛烈な性格の人だったのかとも思う (2023-12-14 20:40:41)
    • 自分以外のツェント候補が皆共倒れ。それを見てもう争いはダメだ。その後の粛清もあの争いがまた起こるくらいなら、と。 (2023-12-14 23:28:05)
    • 殺戮も全て平和の為であり綺麗な心のままでそれを平然と出来るサイコパスだから、人格審査にも引っかからなかったとか? (2023-12-14 23:48:52)
    • 全属性で固定化させるために近親で結婚続けてたのが王族ってふぁんぶ8にあったけど、そういう一族が今の王族だけとは思えないから各地に同じ事してるのがいくつもあったんじゃない? で、それらの一族同士で大規模に争った結果トラ王みたいに就任したのがラオヘルシュトラだったとかさ。 他一族の次代が育ったらまた継承時に争いが起こるし、今のうちに他の一族滅ぼしておこう的な行為に走ってもおかしくはない気がする。 (2023-12-15 10:20:03)
    • 加護コンプリートするぐらいだから普通にメス書の記載量が多かった、魔力量が多かったんじゃない?争いがどういう形態かわからないけど、他のメス書持ちを暗殺とか、メス書取らせないために妨害とかしてたんやろか (2023-12-15 12:39:03)
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最終更新:2023年11月08日 06:31

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*2 ふぁんぶっく8 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン

*3 ふぁんぶっく8 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン

*4 ふぁんぶっく8 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン

*5 設定等まとめ23

*6 シュヴァルツとヴァイスはツェント就任前に作成している、ふぁんぶっく8 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン

*7 ふぁんぶっく7 貴族院全景 各寮と離宮

*8 書籍版第五部Ⅷ

*9 ふぁんぶっく7 Q&A