貴族院の図書館

貴族院の図書館は王族に管理を委任されたもので、蔵書は王族の所有物である。
ユルゲンシュミットで二番目に蔵書数が多く、閲覧室や閉架書庫に集められた資料を含めると3~4万冊になる。
シュバルツやヴァイスをはじめとした様々な図書館の魔術具で管理している。
中央棟を南に進んで突き当りのT字路に図書館の入り口の扉がある。*1
扉に新聞受けのような口が開いていて、木札を入れると開き、司書に出迎えられる。
日が差し込む明るい回廊を抜けるとホールがあり、その突き当りに閲覧室の扉がある。
ホール右側(西側)に執務室の扉があり、まずはそこで図書館登録を行わないと入ることができない。
厳密に言えば窓から忍び込む等無理矢理入ることが不可能なわけではないが、不正な侵入者として図書館の魔術具に強制排除される。*2
王族・傍系王族は洗礼式を迎えて身分登録が完了すれば、図書館登録がなくとも入館が可能になる。*3
ホール左側(東側)の突き当たりの壁に第三閉架書庫への入口が隠されている。*4

政変で上級司書が全員粛清されてからの十数年間は、王族から地下書庫の重要性が認識されておらず、機能不全に陥っていた。
11年冬にローゼマインが入学してからは一部回復され始め、15年春には全ての魔術具に神々の御力の魔力が供給された。*5
15年春の領主会議にて重要性が周知され、上級司書の派遣が再開し、王宮図書館の蔵書や中央の資料が運び込まれた。*6

側仕え見習いや騎士見習いの中には、図書館登録をせず、一切利用しないまま卒業する者もいる。
一方文官見習いは、図書館を利用しなければ進まない上級生向けの講義が多い。
政変時には調査等で図書館に入ろうにも、未登録のため図書館に入れない騎士がいたため、政変後の中央騎士団入りを目指すのであれば、学生時代に図書館登録を済ませることが義務となっている。
上級貴族は領内の中心的な立場であり、自領と他領の下級・中級学生がトラブルを起こした場合仲裁や状況確認のため図書館に赴く場合があるため、図書館登録を済ませておくことを教師から推奨されている。*7


執務室

細長い窓が等間隔に並んでいて、入口から左に向かって広がる横に長くて広い部屋。
応接間と兼用で、図書館登録はここで行う。*8
手前側にはテーブルと椅子があり、図書館のお茶会もここで開かれた。
その奥には窓に横付けされたソランジュの執務机や鍵付きの書箱と書棚があり、閲覧室の貸出業務スペースに繋がる扉がある。
更に奥は衝立で仕切られ、長椅子があるだけの空間があり、司書寮に繋がる扉がある。
その長椅子にシュバルツとヴァイスが座っていた。

閲覧室

入口は観音開きの厚い扉。中央部分に木製の本棚が等間隔に並ぶ。
壁際には1m程度の幅の柱と採光性の良い縦長の窓が交互に等間隔で並ぶ。
壁や柱は白く、彫り込みがあり装飾的で、全体的に白いためか窓から光が差し込むと意外と明るく感じる。
入口から見て右側(西側)の窓のない一画に貸出業務用の執務机といくつもの棚があり、執務室と繋がる扉がある。
左側(東側)には広い階段があって二階に繋がる。
その階段下には扉があり、図書館用の魔術具の倉庫がある。*9
一階の柱と柱の間には木製の机と椅子が置かれた1m四方のキャレルがあり、主に貸出し保証金が払えない下級~中級貴族の自習スペースとなっている。
腰壁のようにも見える装飾のある木製の板がキャレルの扉となっていて、扉の鍵を借りるシステムになっている。
日当たりの良い南側(入口から見て奥側)は人気が高く、西日の差す西側や通路に面していて光量が少ない北側(入口側)のキャレルは不人気。
一階の西側の奥には第二閉架書庫への扉がある。
一階の本は座学で使用される木板が表紙の参考書がほとんどで、成績の良い者や字が綺麗な者の参考書を図書館が購入している。
本を閲覧室の外に持ち出すには、貸出しのための手続きと保証金が必要になる。
二階には貴族院の講義で使うわけではない貴重な本が鎖に繋がれて、書見台などはあるが貸出しは許可されていない。
二階の中心部は吹き抜けとなっていて、東側→南側→西側とぐるりと進んだ奥にメスティオノーラの像や魔術具の倉庫がある。

閉架書庫

大きく分けて、第一閉架書庫と第二閉架書庫と第三閉架書庫の3つが存在する。*10

第一閉架書庫

図書館ではなく、中央棟に存在する。
領主候補生コースの講義に使う教材や資料が収められている。
【鍵の管理者】
領主候補生コースの教師、ソランジュ(合鍵の管理のみ)
【入室制限】
基本的には領主候補生コースの教師のみ立ち入りが許可されている

第二閉架書庫

閲覧室の西側の奥にあり、鍵で閉鎖されている。それほど広くない。
魔術具で保存しておかなければならないほど貴重な資料が置かれている。
政変前の講義で使用されていた參考書や昔の資料が収められている。古くて使用頻度が低いので書庫に入れられている*11
書庫に必要な魔力が供給できていなかったために多少劣化が進んでいた。
控えの間への扉と、司書寮の庭に出られる扉がある。
「本好きのお茶会でローゼマイン様にお貸しした本はこちらの書庫にあった物なのです」*12
(※実際には第三閉架書庫からソランジュが持ち出した物*13
【扉の位置】
一階の閲覧室の西側の奥
【鍵の管理者】
ソランジュ
【入室制限】
司書が同行すれば学生も立ち入りが可能
以前は司書に実力が認められていないと貸し出しを断られていた。フェルディナンドは断られたことがない*14

第三閉架書庫

ホールの左側(東側)の突き当たりの壁に扉が隠されている。
鍵を使って扉を開けると何もない白い部屋に転移陣がある。
シュバルツとヴァイスが転移陣を起動し、司書がメスティオノーラに祈りを捧げると、シュバルツとヴァイスの額の魔石と、司書になる時に渡される腕輪が反応して転移することができる。
政治的な罪人として処刑された者達の遺した、研究成果や資料が収められている。
時が移って当時の資料が必要となるまで保存しており、世相が変わって外に出しても処分されてしまわないと司書が判断できるまで持ち出せない。
政変で処刑された司書達が魔力を込めた保存の魔術具で資料の劣化を防いでいる。
【扉の位置】
ホールの突き当たりの壁に刻まれたシュツェーリアの盾の中央の魔石に鍵穴が隠されており、鍵を挿すと扉が出現する
【鍵の管理者】
ソランジュ
【入室制限】
司書とシュバルツとヴァイスのみ許可
転移陣の起動はシュバルツとヴァイスのみ可

ローゼマインが借りた古い司書の業務日誌の内容
  • 昔の司書の日課
  • 当時の学生が卒業式寸前にシュタープを得ている様子
  • 領主会議に成人した王族が参加することが義務付けられていたこと
  • 上級司書の三人が領主会議後に図書館に訪れる王族を出迎えたり、王族が出入りしている様子

控えの間(仮)

第二閉架書庫の奥にあり、鍵で閉鎖されている。中級貴族以下は入室できない。
扉の奥に明かりが点いて、地下へ進む階段がある。周囲全体が白い。
階段を下りると、お茶会室のようにテーブルや椅子がいくつも準備されている。真っ白の階段に、真っ白の床、真っ白の壁。側近が全員入れそうな広さ。*15
なお、メダルに登録された階級で入室判断がなされている為、婚姻や養子縁組等でメダルの登録階級が上級に変われば入室可能となる。*16
【扉の位置】
第二閉架書庫の奥
【鍵の管理者】
ソランジュ
【入室制限】
中級貴族以下は階段手前までしか入れない
【×】
(例)ソランジュ フィリーネ ローデリヒ マティアス ラウレンツ
【○】
(例)リヒャルダ レオノーレ ブリュンヒルデ コルネリウス

地下書庫

控えの間の一方の壁が扉になっている。開錠には三人の上級司書によって管理される三本の鍵が必要となる。
入室資格があるのは王族と礎の魔術の供給者として登録されている領主候補生とシュバルツ達。資格があっても魔力が足らないと入れない。
書見台や書き物をするための机、そして、本棚がたくさんある。その本棚には木札のようだが、木札ではない白い板のような物がずらりと並んでいて、本の形をした物は天板が傾いている机に並べられている二十冊ほどしかない。
「しりょう、もちだしきんし」*17
【扉の位置】
一方の壁だけは金属のような色合いで、壁には存在を主張するようにゴテゴテと装飾された部分が三つ、等間隔に並んでいる。
鍵を3つはめ込むと扉がゆっくり動き、180度回転して、扉が消える。
【鍵の管理者】
オルタンシア ローゼマイン ハンネローレ
三本の鍵はオルタンシアが司書寮の上級司書の部屋(知識の番人の部屋)から探して出してきたもの
【入室制限】
王族、礎の魔術供給者として登録されている人、図書館の魔術具のみ許可。魔力も一定以上必要。
入れない人は透明な膜に阻まれ、中の様子は見えるが声は聞こえない。
【×】
【○】

白い板(石板)の内容

儀式について書かれた板
  • シュタープを変形させて神具を作るための呪文
  • 儀式の行い方の詳細
    ・春を呼ぶ儀式
    ・夏の暑さを和らげる儀式
    ・王の継承の儀式
    ・他
王の回顧録
「こうして私は王になった」という感じで自分の苦労を語っている資料
ローゼマインによる現代語訳済。*30

地下書庫の最奥

地下書庫の奥の壁に手を触れる事で魔方陣が現れ、壁に穴が開くようにして通路が出現する。
資格者はシュバルツ達に奥の壁に触れるように案内される。
条件を満たしていない者は書庫から控えの間まで追い出され、それまで透明な膜だった部分が白い壁となって書庫の中が見えなくなる。
【扉の位置】
地下書庫の奥側の壁
【入室制限】
「いのり」と「ぞくせい」が足りた者のみ許可。
ローゼマインは大神の祠を巡り全ての魔石の石板をシュタープに取り込んだ後、案内された。
「ひめさま、あんないする」「ひめさま、しゃほんする」*31

グルトリスハイトが安置された写本室

メスティオノーラから初代の王が授かったとされるグルトリスハイトの原典が安置されている、と伝わっている。
実際には、これさえあれば執務はできるという内容を抜き出した、ツェントのマニュアル本グルトリスハイトが保管されている。*33
王族が設置した魔法陣があり、資格が無い者は弾かれる。
【扉の位置】
地下書庫の更に奥の通路の突き当たり
【入室制限】
メスティオノーラの書を得た者*34→「おうぞくとうろく」された者*35

図書館の魔術具

様々な魔術具で図書館を管理している。*36

図書館の礎とも言える魔術具

貴族院図書館の運営上、最も大事な魔術具。大きな魔石がある。
政変以降、何年も放置された魔石が透明に近くなっていたが、オルタンシアライムントの研究によりその重要性と、あと1年しか保たない事が発覚した。
魔石部分に聖杯の赤い魔力を注ぐと、虹色に変化し、魔力が満ちるほど虹色の色彩が強まった。*41
ここで、虹色になったのは、注いだ魔力に、複数人のあらゆる属性が籠っていたことに起因する*42
この魔術具に魔力を注ぐ事も、じじさまへの魔力供給になっている「ひめさま、まりょくたっぷり」「じじさま、おおよろこび」*43
2年連続で聖杯からの魔力を注ぎ虹色が強まった後、シュバルツ達に二階のメスティオノーラの女神像にも魔力供給するよう案内された。
「ひめさま、じじさまもまりょくいる」「じじさま、よんでる」*44

グルトリスハイトを抱えたメスティオノーラの女神像

二階の閲覧室の奥にある。
像が手にしているグルトリスハイトの魔石に触れると魔力が吸収される。
魔力を一定量以上供給すると、シュタープで神具を作れるようになる時と同様に、脳裏に魔法陣が浮かぶ。*45
シュバルツとヴァイスによると、この行為が「じじさま」への魔力供給となる。
属性と祈りが足りた者が、更に魔力供給をすると、来訪者の望みを映す場所に転移する。
転移先では、金色のシュミルの姿をした存在に、知識を求める意思の有無を確認され、意思のある者は、資格保有者のみが開くことができる、始まりの庭へ繋がる扉へと導かれる。
扉を潜り抜けることで、じじさまとの面談が叶い、メスティオノーラの英知を受け取る機会を与えられる。*46
聖典の背表紙にある鍵穴を中央神殿の聖典の鍵で開けることで、国の礎へ続く道が現れる。

シュバルツとヴァイス

シュバルツ声
(ドラマCD第2弾):小原好美
(ドラマCD第3弾/第4弾/第6弾/第7弾/第9弾):本渡 楓
ヴァイス声
(ドラマCD第2弾):中原麻衣
(ドラマCD第3弾/第4弾/第6弾/第7弾/第9弾):石見 舞菜香
※「白黒」を欧米では「黒白」と逆に読む。黒はドイツ語で「シュバルツ」、白はドイツ語で「ヴァイス」。

図書館へ入れる喜びからローゼマインの祝福の魔力が溢れ、再起動した魔術具
自力で動く魔術具であるため、調合には命の属性が必要で、全属性の者でなければ調合不可能。
また、動かすための魔力を注ぐ主や協力者には、光と闇の属性が必要。
政変で上級貴族がいなくなって1年程は稼働していたが、図書館をソランジュ一人で切り盛りするようになり魔力及び供給者の属性不足から機能を停止していた。
館内の案内、キャレルの管理、本の検索、本の貸出と返却対応、未返却者と無断持ち出し者の記録と報告等、多岐にわたる機能を有する。
ひょこっと立ち上がり、ほてほて歩く。ひらがな口調でしゃべり、主のことを男女問わず「ひめさま」と呼ぶ。
主が許可を出した者以外は触ることができない。魔力供給の協力者は、主に許可をもらった上で魔力登録をすれば触れるようになる。
主と共に行動しないと、図書館の外で活動することができない。
主は、供給されている魔力量が上回ると変更される。
じじさまに魔力が供給されると喜ぶ。
主や登録者の魔力を認識し、対象者の図書館への接近を感じ取る事が出来る。登録者が死亡している場合はその魔石に含まれる魔力を認識し、登録時の名前を呼んで反応する。*47

形状

1年生のローゼマイン(7歳児程度)の肩ほどの大きさの一対のうさぎ。黒がシュバルツ。白がヴァイス。
目は金色で、額にも濃い金色の魔石が付いている。*48
服を脱がせると、ぬいぐるみのように頭と手足、胴体でパーツに分かれているのがわかる。
胴体部分にはびっしりと金の糸で光と闇の属性に関するらしい高度な魔法陣が刺繍されているが、表面からは魔法陣の一部しか見ることができない。*49

衣装

歴代の主から与えられる。
色違い(黒いシュヴァルツは白、白いヴァイスは黒)のパフスリーブの半袖のワンピースとベストを着ていた。*50
ベストは様々な色で複雑に刺繍されており、ワンピースの裾にも複雑な刺繍が施されている。
刺繍には同色の糸で紛れ込ませた複雑な守りの魔法陣が縫い込まれている。*51
ベストのボタンは魔石で、全てに魔力を供給すると攻撃に対する反撃機能が働く。*52

ローゼマインが与えた衣装

ローゼマイン謹製の消えるインク、フェルディナンド提供の素材と魔法陣、エーレンフェスト女性陣の裁縫技術によって完成した。
そこにトゥーリが作った図書委員と漢字で刺繍された色違いの腕章をつけている。
シュバルツは白いシャツとズボンに、ベストとリボンタイ。胸元にヴァイスとお揃いの花飾り。
ベストに複雑な魔法陣と誤魔化すための刺繍がびっしりと刺されている。ズボンの裾にも色とりどりの花や葉の刺繍。
ヴァイスはワンピースにエプロン、首元に絞り染めのリボンと花飾り。
エプロンに複雑な刺繍がびっしりと刺されていて、元の白い布が見えるのは肩のところのひらひらした部分くらい。ワンピースの裾にも花や葉の刺繍。*53

製作者

元々は古くのツェントにより、エアヴェルミーンの下へ導く役目を負った金のシュミルに似せた白と黒のシュミルとして図書館に配置され、ツェント候補の行動を監視して、地下書庫の奥には一族として登録されている者以外は入れないようにした。*54
カラーリングが白と黒なのは製作者の趣味。*55

歴代のひめさま

  1. 政変により粛清された司書
  2. ローゼマイン
  3. ハンネローレ
  4. オルタンシア
  5. ローゼマイン
  6. フェルディナンド (ローゼマインの魔力が女神の御力で変質したため、同質な魔力を持つフェルディナンドが勘違いされる)

作者コメント

2022年 10月11日 Twitter
>ウィンク考察第2弾
シュバルツ&ヴァイス:うぃんく、した。うぃんく、できた。

司書

上級司書
中級司書
図書委員
図書委員の腕章を身に着けた者は特別にシュバルツとヴァイスに触る事ができると周知された。*59

昔の司書の日課

講義の始まりを示す二と半の鐘が鳴るまでに、開館準備をする。
司書が数人で手分けし合って魔術具に魔力を注いで回るのが日課。
図書館の建物にくっついている大掛かりな魔術具から始めて、執務室にある魔石に魔力を次々と注いでいく。
魔術具などに魔力が注いだ後は、閲覧室の鍵を開ける。
閲覧室でシュバルツとヴァイスに魔力を注ぐと、シュバルツとヴァイスも開館準備を始めてくれる。
閲覧室の扉を開けて回り、貸出手続きに必要な道具を準備する。
シュバルツとヴァイスが一階で準備している間に、司書は二階にある魔術具にも魔力を注いで回る。
生徒が出入りする時刻になってからは、。本が返却されれば返したり、キャレルを貸し出したり、学生が持ち込んだ参考書を査定したりする。
先生方が準備して欲しい資料についてオルドナンツを送ってきたらそれを準備する。
上級貴族の司書が貴族院にいるのは領主会議の時期までで、会議が終わると今度は王宮図書館に移動して勤務する。
上級貴族の司書は季節によって貴族院の図書館と王宮図書館を移動して仕事をしていたが、中級貴族や下級貴族の司書はそれぞれの専任で移動することはなかった。*61

作者コメント

2020年 04月10日 活動報告のコメントに対する返事
「地下書庫の鍵」が置かれている司書寮の部屋に入室できる条件が、女神と契約した上級文官。
そこから持ち出された「地下書庫の鍵」の登録は魔力登録だけです。契約は必要ありません。
2020年 09月19日 Twitter
マインは本があればどこでも嬉しいと思いますが、ポルトガルのマフラ国立宮殿図書館の白い建物や柱の様子は、貴族院の図書館に似ていると思っています。



コメント

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    • 下位ばかりだったんだから、写す手間と時間がもったいなければ(他のことに割きたければ)パクって終わらせたくなるんでしょう。下位のほうが持ってる資料が少なくてほしいものいっぱいあるんだろうし、文字数考えたらね。 (2021-09-01 22:13:47)
    • 完全に推測になるけど、①無断持ち出し=窃盗なのでお金がかからない ②未返却の本の大部分は参考書と思われる。参考書は貧乏貴族救済のために成績優秀者、字がきれいな者から買い取ってるので木札かつそこまで高額な報酬も払ってないので保証金の額も高くならない(唯一値段言及ある本は小説で大金貨3枚なのでそれよりかなり安くなる?) ③中級のソランジュを無視できるのは少なくとも中級か中級以上の庇護か命令受けて図書館来てるだろうから木札に写す手間と費用考えると金払って借りパクしたほうが安上がりと考えて返却しない こんなもんかなー (2021-09-01 22:23:31)
      • あとは保証金を免罪符に返す必要ないだろって考えるやつもいそう (2021-09-01 22:26:13)
      • ①は流石になさそう(そこまでガバガバ管理では無いと信じたい)だけど②③はあるかもしれないですね。1番納得できた説は②と保証金免罪符説ですかね。まぁまぁ安いし、保証金で買った気分なのかもと思った。ありがとう、ちょっとスッキリしました。 (2021-09-01 23:16:34)
        • 残念ながら335話で無断持ち出し者がいることが示唆されています… (2021-09-01 23:42:30)
          • ガバガバだった∑(゚Д゚) キャレル持ち込みからの無断持ち出しか。 それでも把握してるシュバルツヴァイス凄すぎるけど。 じゃあ①の単純な窃盗犯も居そうですね(・_・; (2021-09-02 00:46:18)
      • 以前はシュヴァルツとヴァイス、上級司書がいて貸出返却ルールは守られていた。けれど上級司書がいなくなりシュミルズが動かなくなって、借りパクを企む学生が出てきたのでは。初めは軽い持ち出しで試して、それでも罰がなかったのでエスカレートしていったんだろう。シュミルズが動かなかった期間はほぼ10年間。寮にいない卒業生にまで言及がなかったところを見ると、延滞はこの6年ほどかな? (2021-09-02 04:55:41)
        • いや、そうか10年か。オースヴァルトのアウブまで話がいってたの、寮にいてフェルディナンドの声を聞いていたとはいえ周囲の図書館の扱いに対して違和感あったけど、卒業生に持ち出しがあったのかも。ソランジュが魔力供給してたから動けなくてもデータは蓄積されてたのかな。 (2021-09-02 10:31:33)
  • シュバルツとヴァイスを数えるときの助数詞について。読み返していて気付いたんだけど、ローゼマインが二匹と数えるのに対してソランジュは二人と数えてた。他の数え方や誰がどんな数え方をする、みたいなのってどこかでまとめられてたら教えて欲しい。 (2021-09-24 16:03:36)
    • ソランジュは黒白の事を「同僚」だと思ってるので二人という形でカウント、ロゼマは「でっかいウサギ」の見た目に引っ張られて二匹としてカウント。(ふぁんぶ5) (2021-09-24 17:06:27)
  • 誕生秘話。Q.ヴァイスとシュバルツは人形ですが、なぜ人ではなく、兎にしたのですか? A.ローゼマインの周囲には側近がたくさんいるので、人型は特に必要ないからです。(今日のツイート) (2021-10-26 20:56:29)
  • 側仕え見習いや騎士見習いは、図書館を利用しないまま卒業する者もいた(コミック版第四部III「主に見せない裏側」)一方で、シュバルツ達を見に行きたい!という話になった時、その場にいた側仕え見習い達が誰一人問題なく入室できた(書籍第四部I「有意義な土の日」)あたり、アンゲリカ以外にも途中学年登録をしたエーレン学生は結構いそうだね。 成績向上委員会活動&ロゼマの紋章付きの課題の波及効果だろうけど、ソランジュが驚いていそうw (2021-11-29 18:54:16)
    • ローゼマインの紋章付き課題は把握しているだろうし本人の知らないところでソランジュの株がうなぎのぼりしてるわけか (2021-11-30 01:01:51)
  • リヒャルダは図書館登録しているのだろうか? (2022-03-02 17:56:01)
    • 卒業すると領主の側近か貴族院生だった頃の登録が死ぬまで続くのでは? (2022-03-02 19:43:38)
      • 基本的に卒業すると領主の側近か中央に行かないと貴族院には入れないから、貴族院生だった頃の登録が死ぬまで続くのでは? (2022-03-02 19:44:56)
    • 閲覧室まで入れるってことは登録しているんだと思うよ。 (2022-03-02 20:39:53)
    • 側仕えコース選択者は図書館を使わない(未登録の)まま卒業する者も多い、一方で上級貴族は図書館に入れるよう登録しておくことを教師から推奨されている。領主に近い一族であるためエーレンフェスト寮内で図書館トラブル等に対応する可能性が高いリヒャルダは、学生時代に図書館登録済と考えた方が自然であろう。 (2022-03-02 22:56:04)
  • 次の「ひめさま」は大変そうだね。衣装の魔法陣どうするんだろう。資料でも残しておくのかな (2022-09-20 21:18:18)
    • 国の礎の最終防衛ラインと判明したのだからツェント自らひめさまやるでしょ(ローゼマイン卒業後)。魔法陣はヒルシュールとグンドルフ先生に丸投げでも作ってくれそう、一体づつ任せて競わせるとなお良し。 (2022-09-20 22:21:28)
      • 図書館に上級司書が増えたしそこは例年通りじゃないかな。図書館に常駐してる人が「ひめさま」になった方が、何かあった時にシュバルツとヴァイスに命令できるし。衣装については……図書館のためならいくらでも情報を提供するアウブがいるからね。 (2022-09-21 03:37:42)
        • 王宮図書館と貴族院図書館で重複した本の行方を考えると…。名捧げの主従入れ替わるぐらいなんでも提供しそう (2022-09-21 07:54:26)
        • 次のひめさまは消えるインクで魔法陣が描かれた衣装を入手してしまうから、詳しく研究されると不味い。衣装にある本物の魔法陣とそれを隠すためのダミー魔法陣などの情報を渡し、作成素材なども多目に渡すことで衣装を返却してもらった方がいいかも。「わたくしの側近シュミル達に着せれば、新たに衣装を作らなくても済みますから(立派な建前)」……可愛いエプロンを装備した凶悪な首狩り護衛シュミル……益々「可愛いからこそ怖さが三倍増」してしまうな。 (2022-09-21 10:02:22)
          • 消えるインクはロゼマがこっそりヴァッシェンで洗い流せばいいのでは? わざわざ回収しなくてもいいと思う。 (2023-03-29 16:22:43)
  • 「魔力を注ぐ主や協力者には、光と闇の属性が必要」だとするとソランジュやヒルデがokだったのはなぜ? (2022-10-06 23:31:00)
    • 主や協力者になっても、光と闇の属性がないと動かせない、ということでしょう。ソランジュは「前任者が指名して(略)主となっておりました」「けれど、シュバルツとヴァイスは動かなくなってしまいました。今でもシュバルツとヴァイスに触ることはできますし、魔力の供給もできているはずなのです」(310話 王子からの呼び出し)。ちなみに、ヒルデは光と闇の属性がありますよ(392話 シュバルツとヴァイスの着替え)。 (2022-10-07 00:00:08)
  • 地下書庫って領主候補生は入れるけど、領主は入れないのかな。ジル様がハルデンツェルのこと調べようとして、領主会議中に来てたはずだけど、資格なくて入れない可能性もあったのかな、と。 (2023-03-07 21:13:30)
    • ジル様は入れますよ(547話 祠の場所) (2023-03-07 21:21:58)
      • そういえばそうでしたね。ありがとうございます。じゃあ記述が煩雑になるから省略しただけですね。てっきりツェントとアウブは兼任できないっていう縛りが関連しているのかと考えてしまいました (2023-03-07 21:31:06)
      • 領地の供給の間に魔石登録していて魔力が十分あれば、地下書庫に入る資格がある。貴族院に来る際、ジルがわざわざ魔石を取り外してれば資格がなかったかもね。あのとき地下書庫に入れなかったのは鍵の管理者がいなかったせいであって、547話でジルはロゼマを迎えにちゃんと地下書庫に入ってる。 (2023-03-07 21:34:14)
  • シュバルツとヴァイスってフェルディナンドみたいなメスティオノーラの書持ちが地下書庫に入ったら何ていうんだろう?メスティオノーラの書を持ってる時点で祈りも属性も足りてるだろうし、奥に案内されるのかな? (2023-07-01 06:52:11)
    • ラオフェルシュトラ(作成者)までいちいち案内しないように作ってあるだろうし、王位簒奪する可能性ある者を排除する機能付きだから、メス書持ちを見分ける機能を備えた上で、排除命令ある時にはメス書持ちに攻撃するし、命令無い時には反応しないのではないかな。 (2023-07-01 09:18:02)
      • 学生時代のフェルディナンドは、メス書取得後も地下書庫へ通ったと思われる。ゆえに、攻撃も奥に案内もされないのでは。 (2023-07-01 09:27:03)
        • 書き写すために入るんだから、案内はされる。2回目からは、言わないと案内されないんじゃないかな。 (2023-07-01 11:24:10)
        • フェル様はツェントになるつもりがないから案内されても行かなかったりしたかな?それとも好奇心に負けて階段を降り、マイン同様入れず戻ったか。案内されたのに行かなかったりすると、毎回案内しようとされてウザかったかも。まあ多数の領主候補生が読んだ地下書庫資料くらい三割でも全部載ってるだろうから、二度と地下書庫へ行かなかった方がありえるか。 (2023-07-01 12:11:38)
          • ジルでさえ地下書庫へ足を運ぼうとしてた、鍵なくて入れなかったけど。奥へ案内されるのが面倒なだけで地下書庫自体はそこまでじゃないと思う。なお普通に過ごしていたらロゼマは地下書庫へは案内されず行かずに終わってた。 (2023-07-01 12:32:59)
            • ジルはフェルと一緒に行った。フェルが知ってるから一緒に行こうとしたのであって、フェルがいなかったら存在知らないよ。政変前に地下書庫に行って生き残ってる領主候補生とかいなかったの?って質問に「自分で行かないからいません」って回答されてる。 (2023-07-01 19:47:45)
              • メス書取った後だから学生時代限定と設定してなかったわ。中央も大領地も知らないだね。ジルとのは入れる状態なら入ることもあるのではという。開かずの書庫の不思議話に血濡れのシュミルが加わるのか… (2023-07-01 21:47:43)
          • 地下書庫とその奥はそこまででもない気もする、ただ書籍書き下ろし部分見て想像以上に載ってそうと思った。写本室まで行けば弾かれて排除されそうだけど、図書館に行って帰ってこない案件。 (2023-07-01 12:43:35)
      • 考えてみたら排除されたツェント候補達って、図書館の地下書庫の奥に行ったらそのまま帰ってこなかったということだよね。 優秀な領主候補生が図書館に飲み込まれる事があったなら、領主候補生は図書館になど行かないという慣習は怠慢や傲慢ではなくちゃんとした自己防衛に基づくものだったのか。 (2023-07-01 16:55:27)
  • ハンネ編4話でロゼマが、王宮図書館から運び込まれてきた本の分類や重複した本の処理、中央の資料の分配を行うことになっています、と言っているが、この処理分配した本の一部は、アレキの図書館に引き取るとみた。 (2023-10-28 09:06:22)
    • 貴族院では学生に貸し出すんで同じ本が複数あってもいいし、タダで分配を受けられるわけでもないだろうから、基本は「借りて複写し返す」「売れそうなら印刷する」ということになると思う。売った場合著者や中央へ売り上げの何パーセントを還元するかとか、面倒ではあるがしっかりやるだろうし。授業用参考書は複数あっても常時貸し出し中のことが多いから、そういう本こそ印刷して売らないと。 (2023-10-28 10:14:32)

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最終更新:2023年12月28日 18:05

*1 第292話 図書館登録

*2 第641話 ソランジュの救出

*3 SS13話 図書館の聖女、第641話 ソランジュの救出

*4 書籍版 貴族院一年生「閉架書庫と古い日誌」

*5 第664話

*6 番外編4話

*7 コミカライズ版第四部III SS主には見せない裏側

*8 第292話

*9 ふぁんぶっく3

*10 貴族院外伝 一年生「閉架書庫と古い日誌」

*11 書籍第五部I「自分の役目と知識の番人」

*12 第484話

*13 書籍外伝一

*14 書籍版第五部Ⅱ、ふぁんぶっく5Q&A 閉架書庫について、第二閉架書庫を指すと思われる

*15 第484話

*16 ふぁんぶっく5 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン

*17 第484話

*18 第485話

*19 第485話

*20 第485話

*21 第547話

*22 第485話

*23 第545話

*24 第485話

*25 第545話

*26 第485話、第545話

*27 第545話

*28 第545話時に初入室

*29 第545話

*30 第485話

*31 第550話

*32 上記のアナスタージウスの例

*33 第606話 ツェントとグルトリスハイト

*34 第606話

*35 第550話

*36 第405話 聖典を調べる 前編、第419話 ハルトムートの結婚相手

*37 書籍第五部I「自分の役目と知識の番人」

*38 王宮図書館にも同じ機能の魔術具があり、そちらは貴族院のものより古くて大きい

*39 第479話 本好きのお茶会、第484話 王族と図書館 前編

*40 第495話 儀式の後、第583話 貴族院の奉納式

*41 第583話 貴族院の奉納式

*42 ふぁんぶっく6 Q&A

*43 第495話 儀式の後

*44 第583話 貴族院の奉納式

*45 第583話 貴族院の奉納式

*46 第583-585話

*47 書籍版第五部IX エピローグ

*48 第292話

*49 第306話

*50 第293話

*51 第306話

*52 第307話

*53 第392話

*54 第606話

*55 ふぁんぶっく7 Q&A

*56 第652話、書籍版 貴族院一年生

*57 第583話 初週の講義 前編

*58 番外編3話

*59 第422話

*60 ただし登録予定であって正式に任命されてはいない

*61 第405話 聖典を調べる 前編