小野 杏子

【概要】
荒涼高校に勤務する女性教諭。28歳。
白浜 兼一風林寺 美羽のクラスの副担任であり、担当科目は現代国語。
(なお翌年の春からは正式な担任となっている)
また兼一や泉 優香の所属する園芸部の顧問も務めている。

非常におおらかかつマイペースな性格で、全体的に間延びした口調が特徴。
また修学旅行の際にカレーを持ってくると言うボリスに肉を入れないよう頼んでいる描写があり、肉嫌いの可能性も。

ちなみに登場当初は年齢相応の外見だったが、ストーリー進行や作画の変化に伴って外見・性格共に少女のようになっていった。
また一度ではあるが、兼一の母・さおりと共に水着姿で扉絵も飾っている。

【本編】
全編通してそれほど出番は多くないが、園芸部顧問として兼一に花壇の水やりを頼んだり、兼一と美羽の同棲を疑う先輩教諭の安永と共に梁山泊を訪問している。

そして物語中盤、進級した兼一達のクラス担任に就任。
初めての担当クラスで本人としては気合が入っていたものの、その優しすぎる性格が災いしてクラスの不良からは完全にナメられてしまっていた。
そんな中、留学生として転入してきたボリス・イワノフが軍隊さながらの一喝で不良を黙らせた事でクラスの授業環境は劇的に改善。
以降はクラス委員となったボリスに何かと助けられ、その何事にも真面目な姿勢を信頼するようになっていった。

しかしその性分からボリスがクラスで孤立している事には心を痛めており、林間学校の班分けでは人数の少ないグループにボリスを受け入れるよう取り計らっている。
また、ボリスが「普通の学生」ではない事や絶えず気を張っている事にも薄々気付いていたようで、上官に逆らえない彼の心理を逆手に取る「上官命令」という形でクラスメイトと自然に遊ぶ機会を設けた。

ボリスとしては何かと危なっかしい彼女は「恐ろしく世話の焼ける教官」という認識であり、一見するとどちらが教師なのか分からないような状態だったが、その人柄や思いやりがボリスの心に与えた影響は非常に大きかった。


昨日 - 今日 - 合計 -

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年04月20日 18:33
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。