初登場 |
6巻48話 |
年齢 |
17歳 |
所属 |
新白連合、YOMIの無手組、 元ラグナレク |
誕生日 |
不明(施設で育ったため) |
異名 |
ハーミット |
身長 |
176cm |
使用武術 |
中国拳法(劈掛拳、八極拳) |
体重 |
70kg |
武術タイプ |
動 |
趣味 |
オセロ、演劇 |
武術理念 |
活人拳 |
好きな物 |
特になし |
エンブレム |
月 |
嫌いな物 |
コスモス、医者 |
師匠 |
馬 槍月 |
成績 |
トップクラス |
武術位階 |
弟子級 |
将来の夢 |
特になし |
気の運用段階 |
発動 |
声優 |
堀川 りょう |
兼一とは同じクラスであり、部活は演劇部に所属。
校内の女生徒達からは「谷本王子」「谷本様」と讃えられる程の超美男子であり、兼一の妹・
ほのかからも「ジャニーズ系」と評されている。
さらに抜群の運動神経と優秀な学業成績に加え、振舞いも品行方正とまさに非の打ち所の無い人物像と言える。
しかしそれらは周囲を欺く為の演技であり、その裏には冷徹にして狂暴な武術家の顔を持っている。
武術の才能は師・槍月からも太鼓判を押されており、なおかつ彼の課す地獄の特訓にも耐えうる強靭な精神力も併せ持つ。
だが夏本人は武術において才能より努力が重要と考えており、「努力は才能を凌駕する」を持論としている。
兼一に敗れて以降、達人の弟子同士いずれ再戦しようと言っていたが、結局最後まで再戦の機会は訪れなかった。
一方兼一の妹・
ほのかの事は素っ気なく接しつつも大切に思っており、偶然街で彼女を救って以来家に入り浸られている。
修行や仕事の合間に彼女とオセロに興じるもオセロにおいては
達人級の腕前を誇る彼女に連戦連敗を喫している。
しかも負ける度にペナルティとして肩を揉まされたり遊園地等に連れていかされるため、兼一に「お前の妹は悪魔か何かか?」と不満を溢した事も。
また一人暮らしの夏のために苦手な家事を無理に行おうとするほのかに逆に家を荒らされてしまい、それを防ぐために率先して動くようになった結果、(本人の意思とは無関係に)家事が習慣付いてしまった。
【戦闘力】
基本武術は槍月直伝の劈掛拳。
長い手足が生み出す遠心力と
硬功夫で鍛え上げられた手掌による打撃は鉄板さえ一撃で変形させる威力を誇る。
また近接戦用として八極拳も身に付けており、距離を詰められても即座に対応が可能。
気の性質は師匠と同じ
動で、相手に止めを刺すまでは油断しないように叩き込まれている。
さらに攻撃の一つ一つに高度な「虚実」を織り交ぜており、たとえ回避したように見えても思わぬ角度から打撃を受けてしまう。
これらは虚実を知らなかった兼一はもちろんの事、天賦の才を誇るバーサーカーでさえ回避しきる事は出来なかった。
そしてデスパー島で槍月から新たに授かった奥義・
兇叉はまともに食らえば達人ですら倒し得る威力を秘めており、作中においては他者との共闘という事情こそあったにせよ、実に二名もの達人を仕留める決め手となっている。
【本編】
当初は思想の違いから兼一の事を激しく嫌悪しており、表面上は友人として付き合いつつも裏ではチンピラを利用して校内における兼一の評判を地に落とそうと画策。
その二面性を知られた後はラグナレクの拳豪として幾度も拳を交えたが、その過程で互いを理解していき、いつしか良きライバルとして互いを認め合う間柄になっていった。
ラグナレクとの最終決戦ではなんだかんだ言いつつも
新白連合側に付き、第二拳豪・
バーサーカーと交戦。
旧友との戦いを控えた兼一の露払いを務めた。
その後は更なる力を得るべく消息不明だった師・
馬 槍月の捜索を続け、ついにデスパー島にて再会。
武人として再起した師の
一影九拳復帰に伴い、彼もまたYOMIの一人であった
趙 円臣との死合いを制し、新たなYOMIとして迎えられた。
ただしYOMI加入後も
櫛灘 千影と同様に新白連合とは交流を継続しており、逆にYOMI内では他のメンバーから一定の距離を置いていたため、
鍛冶摩 里巳から「君は心を隠すのが上手い」と評されている。
そして
久遠の落日においては闇側の弟子として新白連合と一時対峙したが、千影の離反を機に自らも新白側に転向。
かつて最愛の妹を救えなかった身として、師には
弟を救うよう呼びかけた事で達人サイドの戦況逆転の切っ掛けを作った。
さらにラグナレク時代からの同胞である
オーディーン、
バーサーカーと共同戦線を張り、
達人級の武人である
陳 宗岳相手に勝利を収めた。
エピローグではほのかにオセロでやり込められる槍月の姿に笑いを堪える様子が描かれている。
【過去】
幼い頃に両親を亡くした夏は病弱な妹・かえでと共に施設で暮らしていたが、ある日施設を訪れた富豪の男に兄妹揃って養子として迎え入れられる事になった。
有望な会社の跡取りを欲していた男は夏に経営のイロハを叩き込み、もしも夏が自分の期待を裏切るようならかえで共々すぐにでも放り出すと宣言するのだった。
しかし、男は自社の系列の製薬会社に勤める女医との恋をきっかけに改心。
まるで憑き物が落ちたかのように夏に対する今までの仕打ちを詫び、笑顔を見せるまでになっていた。
これでようやく親子としての幸せな日々が始まるかに思われた。
ところが女医との結婚から間もなく男は謎の死を遂げ、さらには義母となった女医の手厚い看護を受けていると思われたかえでも実は全く治療を受けていなかった事が判明。
最初から男の財産が目当てだったという女医は逮捕され、病状が悪化したかえでも程なくしてこの世を去った。
その後は男の莫大な遺産を狙う親戚達や悪徳弁護士に騙され、ついには命さえ狙われる事態に陥ったが、そんな夏の危機を救ったのが
闇の拳聖こと
緒方 一神斎だった。
瞬く間にヤクザと悪徳弁護士を殺害した緒方は呆然とする夏を武の世界へと誘う。
かくして夏は緒方と同じ闇の達人
馬 槍月の元に弟子入りする事となったが、度重なる裏切りに遭った事で人を信じられなくなり、いつしか「この世は嘘と力」「裏切りこそ人の本性」という歪んだ思想に囚われるようになってしまった。
しかし後に出会った白浜兼一との戦いやその妹・ほのかとの交流を通じて荒んだ心は少しずつ癒されていった。
特にほのかは幼くして世を去った最愛の妹・かえでと瓜二つという事もあり、夏にとっては心を許せる数少ない存在となっていった。
また、緒方に救われた事で養父の会社も無事に引き継いでおり、修行の傍ら「谷本コンツェルン」の若き社長としてネットを中心に会社の運営もこなしている。
【月刊版】
兼一と敵対する武闘派不良グループ「スネイク」のトップツーにして、ハーミットの異名を持つ中国拳法の使い手として登場。
病弱な妹を失った過去や裏の顔を持つイケメンといった基本設定は共通だが、所属する部活が兼一と同じ園芸部であり、名字も「杉本」と微妙に異なっている。
また、ストレートのロングヘアーに中性的な顔立ちとビジュアル面が大きく変更されている。
スネイクのトップである
トップワンには面従腹背しており、裏では私兵を率いて組織の乗っ取りを企てるという
ロキ的要素も持つキャラとして描かれた。
武術の師も週刊版同様馬槍月であり、幼少時代に面した危機を救うのも拳聖ではなく槍月の役回りとなっている。
兼一とは数度に渡って拳を交えたが週刊版程の和解には至っておらず、兄の事を聞きに来た剣星に「この次は必ずぶっ殺す」「妹を大事にしろ」という伝言を託して何処かへと去っていった。
【技】
【戦闘録】
白浜 兼一(一戦目) |
未決着 |
白浜 兼一(二戦目) |
敗北 |
吉川 将吾 |
勝利 |
フォルトナ(新白連合隊長勢との共闘) |
勝利 |
ボリス配下のロシア軍人 |
勝利 |
趙 円臣 |
勝利 |
九弦院 響 |
勝利 |
YOMIの武器組(新白連合との共闘) |
勝利 |
昨日 - 今日 - 合計 -
最終更新:2024年09月03日 08:27