殺人拳(さつじんけん)とは殺法を旨とする武道理念。
殺人道とも呼ばれ、
活人拳とは対極の思想。
剣士などは殺人刀(せつにんとう)とも呼ばれるが、作中においては無手、武器ともに殺人拳と呼称される。
世の中とは相容れぬその思想故に、殺人拳の武人は常に歴史の裏を歩んできた。
象徴は
闇。
しかし単純に悪というわけではなく、「武術は人を殺すことを目的に作られている」という武の本来の姿を追い求めた思想であり、己が正義の為にあえて殺人拳の道を歩む者も多い。
事実
風林寺 砕牙や
本郷 晶、
アーガード・ジャム・サイ、
セロ・ラフマンといった面々はいずれも優れた人格者であり、作中においても高潔な武人としての面や弟子との良好な関係が描かれた。
また、プンチャック・シラット使いの多くはかつて国を護るための戦争に駆り出されたという背景からか殺人拳が前提となっている。
一方、殺人拳の武人の中には「武術の本来の姿である」という理由のみでそれ程深く考えずに殺法の道を選び、後に
活人拳と関わることで自らの道の過ちに気付き後悔を抱く者もいる。
なお殺人拳としての誇りすらも忘れ、その道を踏み外した者は
外道と呼ばれる。
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最終更新:2024年04月01日 18:39