朝宮 龍斗

冷酷に人を破壊する非情の拳、それこそが真の武術!!
初登場 6巻48話 年齢 17歳
所属 ラグナレクYOMIの無手組⇒梁山泊関係者 誕生日 12月6日
異名 第一拳豪・オーディーン 身長 178cm
使用武術 緒方流古武術 体重 70kg
武術タイプ 趣味 駄菓子屋めぐり
武道理念 殺人拳 好きな物 勝利
エンブレム 嫌いな物 敗北
師匠 緒方 一神斎 将来の夢 "闇"の達人だったが最近変わった
武術位階 弟子級 成績 結構良い
気の運用段階 開放 声優 成田 剣

【概要】
元ラグナレクの第一拳豪。元YOMIの幹部。
白浜 兼一とは幼馴染で、同時にはじめての喧嘩の相手だった。
はじめての喧嘩で兼一に敗北したが、その際に兼一から勝利を譲られたことで屈辱を味わう。
それ以降、貪欲に勝利を求め力を追求する修羅道へと足を踏み入れる。

幼少期から様々な格闘技を習い、技を磨いてきた。
元々の才能に努力も重なって大会では敵なしの状態だったが、度々必要以上に相手を痛めつけては反則負けを言い渡されており、温い規則に縛られた表の格闘技には内心嫌気が差していた。

そんな折に一影九拳の拳聖・緒方 一神斎の死合いを目撃。
一切の容赦なく相手を破壊する拳聖の戦いぶりに長年求めてきた「理想の武」を見出だし、その場で弟子入りを志願する。
以降は拳聖の一番弟子として長く彼に師事し、観の目制空圏をはじめとする圧倒的な力を得る事になる。

一人称が心理状況によって変化し、ラグナレクやYOMIにおいては統率者として「私」を使用し、私的な関係の人物に対しては「僕」という一人称を使用する。

年齢や性別に関わらず強者を好み、小頃音 リミが窮地に陥っていた際にはその才能を惜しみ、自ら救助した。
龍斗にとっては、リミが回復不能の傷を負っては面白くないという気まぐれ半分の救出劇だった。
しかし、リミの方は龍斗に助けられた事に恩義を感じ、以後、彼女から惚れ込まれる事となる。
『なによりも強者を愛する。』

武闘派不良集団・ラグナレクを率いて一度は兼一を圧倒したが、新白連合との最終決戦で闇ヶ谷の修行から戻った兼一と再度対決。
序盤は制空圏での戦いに慣れているというアドバンテージで優位に立つも、次々に師匠達の動きをコピーする兼一の不規則な攻めを捉えきれず徐々に形成が逆転。
追い詰められた龍斗は奥の手である静動轟一を使用し、再び兼一を圧倒する。
しかし静動轟一の副作用による心身の崩壊と、今も変わらず親友を想う兼一の拳の前についに敗北。

そして決着後、兼一に友人として手を差し伸べられた事で龍斗は改心。
その後は拳聖にいざなわれてYOMIの無手組に加入するが、所々で兼一や美羽を気遣う様子を見せていた。

静動轟一による後遺症は重く、YOMIとしての再登場からしばらくは車椅子での生活を続けていた。
しかし、その間にも体内で絶えず強大な気を練り続けた結果、乱れた気の正常化に成功。
不随だった足腰の回復に加え、30秒という短時間ながら静動轟一の完全制御をも可能にした。

久遠の落日では後援として新白連合に加勢。
新白連合とYOMIの無手組を指揮し、"闇"の武器組の達人オルタル・シン陳 宗岳を相手に弟子級のみで勝利を収める立役者となった。

【戦闘力】
基本武術は拳聖より伝授された古武術だが、幼少期からあらゆる武術をこなしてきた為、総合的な強さを誇る。
その実力はラグナレク時代、叶 翔から「YOMI以外で勝てる者はいない」と評されていた谷本 夏が「今のオレではまず勝てない」と吐露する程であった。

攻撃範囲内に侵入したものを問答無用に打ち砕く制空圏を得意としており、一般人からは瞬間移動と見紛う速度で移動が可能。また、裸眼の視力は弱いが、代わりに「観の目」が発達しており、メガネを外すとより戦闘力が上昇する。
龍斗の観の目は風林寺 隼人をはじめ、梁山泊の豪傑すらが認めるほどに研ぎ澄まされている。戦闘中に相手の攻撃のリズムを読み取ることができ、その能力と磨き上げられた観の目により、戦闘開始から一定時間が経つと、相手の動きを完全に予知できるようになり、一度見た技は一切通用しなくなる。
この完全な予知能力は彼の異名・オーディーンの由来となっている。
龍斗は16巻137話で観の目を披露するが、兼一が観の目を習得するのは29巻258話で流水制空圏を体得するまで待つことになる。
『龍斗の強さの秘密「観の目」』

中盤からは、兼一との戦いで使用した静動轟一の後遺症から自分の足で立ち上がる事ができなくなってしまっていた。
しかし、強靭な上半身によって下半身を使わずとも自由自在な戦闘が可能であり、龍斗は車椅子に乗りながらYOMIの幹部としての務めを十二分に果たす事ができた。
彼は美羽を追い抜くほどのスピードで車椅子を操作する事ができ、さらにタイヤを叩いてバウンドさせる事で段差を上ることもできた。
『車椅子でも美羽と渡り合える』

気の性質はだが、も発動可能という稀有なハイブリッドタイプ。
気の運用レベルは第二段階の気の開放
また、気の開放の修行を受けたのは、車椅子状態になる前とされている。
つまり、龍斗は初登場時点で兼一はもちろん、美羽やYOMIのほとんどが到達していない、気の開放にまで到達していたという事になる(ただし、気の開放はあくまでも身体能力上昇という効果が主体であるため、戦闘能力という意味では気の開放に至っていた16巻時の龍斗よりも、後の巻に登場する気の発動までしか至っていないYOMIのメンバーの方が上であった)。
武術を始めて間もない兼一にとっては、まさしく次元の違う敵であった。
『初登場時点で既に気の開放に到達していた』

指揮能力に優れており、ラグナレクではそのカリスマで無数の荒くれ者を統率。
YOMIに入ってからもその統率力は遺憾なく発揮され、叶 翔が死亡してからのYOMIのリーダーは鍛冶摩 里巳だが、龍斗もまた実質的にYOMIのリーダー的存在であった。
久遠の落日では師の命しか聞かぬボリスや、プライドの高いコーキンも彼の指示に従っている。
30秒程度の短い間しか戦えないが、その実力はYOMIの無手組でも鍛冶摩 里巳叶 翔に次ぐ。

【本編】
~「ハーミットとの戦い」~(10巻)
ロキと戦う兼一の前に現れたオーディーン。
谷本 夏がロキの術中に嵌った事をしった龍斗は、戦いの仲裁の為に直々に現れたのである。
龍斗は一瞬にしてロキの素顔を暴きその場から退散させると、谷本にはラグナレクからの脱会を取り消す事を求める。
しかし、谷本の断固たる意志を確かめると龍斗は再び敵同士となった事を宣言するのだった。
また、ここで龍斗は兼一と再会する。
兼一は龍斗の事を覚えていなかったが、龍斗はラグナレクと対抗する武人が兼一である事を確かめると、満足してその場から立ち去ったのである。
『戦いを仲裁する龍斗』

~「公園の決闘」~(13巻)
偶然にも駄菓子屋の前で出会った龍斗と兼一。
龍斗は十年前に行った決闘の約束を果たそうと申し出る。
兼一はラグナレクの長として新白連合との無意味な抗争を中止するよう龍斗に依頼した。
龍斗は戦い自体に意味があると豪語し、この勝敗いかんで兼一の願いを聞き届ける事を容認する。

戦いはすぐに決着した。
強大な気当たりを放つ龍斗に兼一はまともに戦う事すらできずに敗北したのである。
戦いに勝利した龍斗は新白連合を滅ぼす旨を兼一に宣言し、公園から立ち去った。
龍斗はこの時点で既にYOMIの無手組と同等以上の実力者である。
谷本 夏はラグナレク時代、既に叶 翔からYOMI以外に勝てる者はいないと評されていた。その谷本が絶対に勝てない相手とされていたのが龍斗だったのである。
『気当たりで兼一を圧倒する龍斗』

~「ラグナレク大将戦」~(16巻)
新白連合とラグナレクの決戦、バーサーカーは敗れ遂に兼一と龍斗の戦いが始まった。
風林寺 隼人の修行を受けた兼一の実力は前回より飛躍的に上昇していた。
それでも龍斗の実力は兼一のはるか上をいく。
常に兼一を凌駕し続ける龍斗だが、ジークフリートから龍斗の持つリズムを読む能力を教えられた兼一は、梁山泊の師匠になりきるという荒業により自らの攻撃のリズムを狂わせた。
突如としてリズムが変貌する兼一に予知能力が使えなくなった龍斗は初めて劣勢に立たされる。

かつての屈辱の記憶と共に静動轟一を使用した龍斗は再び兼一を圧倒的な力でねじ伏せる。
龍斗が修羅道に堕ちようとしていることに気付いた兼一は、龍斗を助ける為に龍斗を倒す事を決意する。兼一の「大切な誰かを守る武術」という強固な信念と心の強さによって生み出された力は、静動轟一による龍斗の圧倒的な力に拮抗する。
両者は完全に互角の戦いを行うと思われた。しかし、先に限界をむかえたのは龍斗だった。
タイムリミットを超えた龍斗の肉体と心は徐々に崩壊を始めた。
もはや龍斗に兼一の攻撃を凌ぐことはできず、その拳は龍斗の身体を正確に捉え、遂に龍斗は敗北を喫したのである。
自らを助けようとする兼一に心打たれた龍斗は敗北を認め、緒方 一神斎と共に"闇"と去って行ったのだった。

~「DオブD」~(27巻)
叶 翔を追う美羽を妨害する龍斗。
龍斗は美羽と叶翔の接触を防ぐ為、デスパー島にやってきていたのだった。
兼一の友人として情報収集を行う為にYOMIの幹部となった龍斗は、暗鶚衆の存在にたどり着く。
優秀な遺伝子を受け継ぎ続けた純粋培養の危険な一族。
龍斗の忠告を受けた美羽は翔の追跡を断念するのだった。

~「ティダード王国の戦い」~(51巻)
ティダード王国内乱の終結、そしてジュナザード逝去の報告を受ける拳聖のYOMIたち。
人一倍その事実に驚愕するリミに、龍斗は邪神との関係を問いかける。
龍斗は兼一がジュナザードから美羽を救出した事を知ると、彼の労をねぎらうため、また、美羽の安全を確かめるべく、兼一に連絡を送ったのだった。



【技】
制空圏
諸手突き
交差撃墜(クロッシングショットダウン)
グングニル
静動陰陽太極
静動轟一

【戦闘録】
16巻・141話(数年前) 白浜 兼一 勝利(敗北したが勝利を譲られる)
13巻・115話 白浜 兼一 勝利
15巻・131話 千秋 祐馬 勝利
16巻・135~143話 白浜 兼一 敗北
15巻・131話 千秋 祐馬 勝利
25巻・220~221話 勢多 昇哉芳養美 樹馬 勝利
27巻・241話 風林寺 美羽 中断
53巻・501話 久賀舘 要 勝利
54~55巻・516~518話 緒方 一神斎白浜 兼一と共闘) 中断(田中 勤が乱入)
61巻・577~582話 陳 宗岳(新白連合、YOMIの無手組と共闘) 勝利


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最終更新:2024年03月17日 14:25
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