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2026年 アフタータイム・バレンタイン2026 ~お母さんチョコの謎~ 編集
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No.2556
フフ……栄光と勝利の月桂冠 From ダンテ・アリギエーリ
illust. ひつみ
解説 ダンテ・アリギエーリからのお返し。

フフ……という訳で[#月桂冠:げっけいかん]だ。
魔力を使ってチョチョイのチョイ……。

何でも元々は太陽神アポロンがニンフを追いかけたときに彼女が[#月桂樹:げっけいじゅ]に変化したため、それを嘆いて月桂樹で
冠を作って被ったのが由来らしいが……。

フフ……今のはカルデアにおいて、ちょっとイメージが
悪くなるかもしれないし、聞かなかったことに……。

ともかく、これは勝利や栄光を司る、
霊験あらたかな代物ということだよ……。

まあ、私はキャスター的素養がないのか、これに祝福や
魔術付与を行うことはできないのだが……。

それでも被ると、何となく背筋がしゃんとするのは
保証しておこう……。

あ、それからその予約券は……著作権とか肩たたき券
とかで迷走していたときに作ったものだね……。

うん、それを使えば私の何かを予約できることに
しておこうか……使い道は適当に考えてちょ……。
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No.2557
トリニティ・メタトロンチョコ From メタトロン・ジャンヌ
illust. ひつじろーむ
解説 メタトロン・ジャンヌからのバレンタインチョコ。

以下、各再臨別のチョコレート解説。

○第一再臨
風紀委員長らしく手堅い作り。宝石箱をイメージした
優雅な丸型のホワイトチョコ。

○第二再臨
怠惰であるが仕事は確かな彼女らしい作りの
チョコ。アクセントとしてストロベリーチョコの
穂先があるあたり、頑張って工夫を凝らしている。

○第三再臨
は? 私は公平なのでチョコレートなんて作りません
しましてや誰かに対して贈るなんて有り得ませんよ。

とはいえ、マスターは私をこの世界にくくりつける、
とても大切な存在。
で、あるならば。礼を尽くすことは決して神に背く
ものではないでしょうね。

などと言っているがこの女、私たちの中でダントツに
気合い入れて袖まくりしてあらゆる事項をメモって
緻密に作り上げたのである……とは怠惰担当の弁。

いずれ劣らぬ逸品揃い。そして風紀担当は告げる。

「―――で、どれから食べるのです?」

なんだか三人の視線が自分を見つめている気がする!
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No.2558
磨崖碑文 From アショカ王
illust. Zap.(LASENGLE)
解説 アショカ王からのバレンタインのお返し。

宝蔵院胤舜や巴御前、柳生但馬守といった
サーヴァントたちが受け取っては手を合わせて有り難
がっていたモノ―――
その正体こそは磨崖碑文、ブラーフミー文字によって書き記された『尊ぶべき法勅』であった。

しかも、リアルタイムで書き記されている。
その価値は計り知れない。

もし万が一に宝具として登録された場合には、
仏教系サーヴァントに対するあらゆる交渉判定にプラスボーナスおよび有利条件が加わり、判定失敗した場合であっても再判定を可能とし、抵抗判定に失敗した魔性の存在を一時的に退散させる……
といった効果になる、かもしれない。
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No.2559
イノセント・ダーク From リリス
illust. 秋田犬
解説 リリスからのバレンタインチョコ。

マシュ・キリエライトのバレンタインチョコを見て
発奮したリリスが三日三晩+十二時間の試行錯誤を経て
完成させた大作チョコレート。

娘たちからも正気を疑われたレベルの豪華さであり、
味もほぼ完璧に近い。
ちなみにリリンたちが正気を疑った主な理由は、
中央にそびえ立つ明らかに自身をモデルとする人形も
食べさせるのか、という点である。

とはいえ、マスターは見逃さず最初に作ったチョコも
受け取ることにした。それが左上にそっと置かれた、
ありふれた形の素敵なチョコレート。

自分を想って作ってくれたことが嬉しいのだから。
そもそも大作かどうかには喜ぶ基準がない。
大切なのは、自分のために作ってくれたかどうかだ。

かくしてそのことを理解したリリスは、
うにゃうにゃと布団をかぶって悶えるハメになった。
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No.2560
アナザースペース・アナザーディメンジョン From テュフォン・エフェメロスとイプシロン
illust. 松下幸聖
解説 テュフォン・エフェメロスとイプシロンからの
バレンタインチョコ。

異なる宇宙、異なる物理法則で作り上げた……という売りだが、意外と見た目はちゃんとした、美味しそうなチョコである。
あの時垣間見えた向こう側は、本当に未知の宇宙だったのか。
チョコは何も語ってくれない。

……さて、その味わいは……?
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No.2561
スカイドーム From インドラ
illust. ari
解説 インドラからのバレンタインのお返し。

材質不明の謎の真球で、なぜかそれ自体がちょっとだけ浮いている。その中には空の様子が映っているが、いつも同じものが見えるわけではなく、雲一つない晴天、様々な形の雲が浮かんでいる様子、今にも雨が降りそうな曇り空、雷が奔る嵐の黒雲、雪模様……など、様々な空の形を不定期に見せてくれる。
気紛れな天空の神の機嫌のように。

これは限定化された『本物の空』であり、しかるべき手順を踏めば中に入ることもできると言われているが……その理屈や存在理由などはいっさい不明である。
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No.2562
所長のお気に入り From オルガマリー
illust. ari
解説 オルガマリーからの贈り物。

カルデア所長の、カルデア所長による、
カルデア所長のための優雅な一時。
上品な甘さが体に優しいドライフルーツと、
とっておきの上質な葉。

『本来ならわたしと同じ地位、同じ権威を持つ
 高貴なる者しか同席を許されないですが、
 バレンタインという特別な行事である以上、
 超法規的例外として一般職員の同席を許可します』

と普段より少しだけ顔を赤くしながら彼女は言った。
これが完璧な、貴族に相応しいティータイム。
だがしかし。
本人はあふれ出る大統領パワーを抑えているつもり
だが、その片鱗はカップに表れているのだった。
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No.2563
アップルリップ・アイランド From パッションリップ(セイバー)
illust. はよせな
解説 パッションリップ(セイバー)からの
バレンタインチョコ。

夏の思い出を凝縮した特製ケーキ。
ホワイトチョコがふんだんに使われている。
オーソドックスな、調理がそれほど難しくない
シンプルなアップルケーキを作る予定だったが、
呼延灼ランドを見た時の
「あれやっていいんだ……!」
という感動がパッションリップのパッションに
火を付けた……と思われる。

この出来には指導したキングプロテア・オルタも
「負けたわ」と苦笑いしたという。
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No.2564
シャークチェス・チョコ From クリームヒルト(水着)
illust. ∀ir
解説 クリームヒルト(水着)からのバレンタインチョコ。

クリームヒルトがサメたちと共に作ったチョコ。
気品と可愛さを両立させた逸品。
駒となっているサメが食用可能なのは言うまでもないが
実はチェス盤を模した土台も薄いケーキ生地などで
作っており、こちらも食用可能。

バスケットに入れてあるのは、マスター用ではなく
ジークや他のサメたちに配るためのチョコレート。

サメたちの喜ぶ顔が見たい、と思って始めたのだが、
そもそもあの子たちあまり表情が顔に出ないわね、
まあ喜んでいるみたいだしいいか……となった
クリームヒルトであった。

後にこのチョコを知ったエジソンは
「大量生産しない? 大ヒットするよ!」と
商談に向かったがあえなく却下。
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No.2565
呼延灼アイランドチョコ From 呼延灼(水着)
illust. B.B.
解説 呼延灼(水着)からのバレンタインチョコ。

南の島の夏、をイメージしたトロピカルなチョコ。
これだけであれば問題ないのだが、ただ一点、
呼延灼がかつてやらかした騒動の影響により、
(2025年夏のイベントを参照)
常温だと速攻で融解するとんでもないチョコになった。

なので想定された形で食べるには、こうして
吹雪の中で寒さを我慢しつつ食べるしかない。

だが、その分呼延灼の謎パワーがチョコに熱を与えて
いて、食べたら胃の中までポカポカに温かくなる。

吹雪の中、二人(内一人は水着姿)でチョコを食べる
姿はちょっとだけ、いやかなり異様であったが。

それを見て見ぬ振りをする情けがカルデアスタッフに
も存在した。
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No.2566
五宝月団子 From 玉兎式
illust. ari
解説 玉兎式からのバレンタインの贈り物。

夏の日射しの下、スッとお出しになった和菓子セット。
冷えた緑茶と五色のお団子。
団子はかぐや姫が求婚された際の
五つの宝を模している。
縁側で花火を見ながら味わいたいところだが、
それはまた次の機会に。
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No.2567
妖精イリヤチョコ(4/7スケール) From 美遊(ランサー)
illust. 恋中あとり
解説 美遊(ランサー)からのバレンタインチョコ。

因習村の巫女より、妖精イリヤチョコが登場!
夏をピンク色に彩った、あの愛らしい姿をそのままに
立体化しました。

塗装済み完成品
4/7スケール
全高:約230mm(台座含む)
素材:ホワイトチョコ、いちごパウダー等
原型:美遊
彩色:美遊
制作協力:イリヤ

セット内容:
・チョコレート本体
・専用台座

※お早めにお召し上がりください。
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No.2568
本日の紅茶 From ラーヴァ/ティアマト(アーチャー)
illust. くわばら
解説 ラーヴァ/ティアマト(アーチャー)からの
贈り物。

……ではなく。

「お待たせしました。
 本日の紅茶は、ダージリンになります。
 こちら、サービスのチョコレートです。
 よろしければどうぞ」

余談ながら本日のコーヒーは、パプアニューギニア。
サービスのチョコレートはいつものことで、
バレンタインとは特に関係ない。
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No.2569
鶴とココアと雛ぬいと From ジュネス・クレーン
illust. 石倉麻衣(LASENGLE)
解説 ジュネス・クレーンからのバレンタインの贈り物。

回し飲みとか気にしません。
だってキミと私は友達ですし?
これはせめてせめての友チョコ代わり。
そんなそぶりで手渡した、そっと口づけココア缶。
ごめんなさい、実は意識しまくりでした。

憧れ紡ぎの夢糸で、
キミと描いた青色時間。
夏、秋、冬と季節は巡り、
春も、春も、きっと来る。
キミと、キミと、迎えたい。
夢のあわいの茜空、
比翼のふたりと見えたなら。

でもね。

雛の季節は過ぎるもの。
甘い時間は終わるもの。
私はここに留まるけれど、
キミの時は留まらず、先へ先へとゆくのでしょう。
知らない未来を見るのでしょう。
それはきっと、キミにとってまことの幸い。
だから、いつか、別れの風が吹いたなら。
私のことは―――忘れてください。
雛鶴は、ただひとときの夢霞。
去って戻らぬ青春の、ただひとひらの想い花。

ありがとう、大好き。
でーすよー。
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No.2570
なだめの香り From ネモ/ノア
illust. はよせな
解説 ネモ/ノアからのお返し。

ペアの香水瓶。
携帯用ではなく据え置き用。
別容器に移し替えながらすこしずつ使用する。
それぞれ“鳩?”と“方舟”を[#象:かたど]った思わせぶりな
デザイン。

本来、方舟にはそなわっていないはずの[#錨:いかり]の飾りに、
ネモらしさも見てとれる。
ネモ/ノア監修のもと、
ネモ・シリーズの全面サポートで調合され、
クリスタル・ガラスの彫刻も精巧に仕立てられた。

二つは異なる香りだが、実は……
互いの香りが混ざり合ったときに、もっとも魅力的に
感じられるという隠された仕掛けが。
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No.2571
にゃんにゃんチョコ(仮) From 河上彦斎
illust. 阿部 礼奈
解説 河上彦斎からのバレンタインチョコ。

可愛い猫形のチョコレート。何を隠そう、彼女がいずれオープンしようと考えているらしい喫茶店の名物予定の試作品。予定で試作とか来年の事をいえば鬼が笑うレベルであるが、当の彦斎ちゃんはいたって正気の本気なのであった。地味に出来もいい。

でも注意して。にゃんにゃんチョコ(仮)とはいえ、猫にチョコレートは絶対に食べさせてはいけないから。

む……、となると猫喫茶計画とこの試作品の相性は良くないかもしれない。これは今後の課題として考えておきましょう。

―――いつか来るかもしれないその時のために。
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No.2572
青い帯留め From 藤堂平助
illust. 角田空
解説 藤堂平助からのお返し。

とても綺麗な青い七宝焼の帯留め。新選組の中でも大変な美男子として知られた藤堂だが、他の隊士と比較しても女性関係の逸話はほとんど残っていない。

そのためかどうかわからないが、お返しの贈り物が思いつかず、京の町を走り回ったとかなんとか。

いやその、走り疲れた時に店先にあったこれが何故か目についてさ。なんでだろうな、おまえに似合いそうだと思ったっていうかなんていうか……。

そうだ……、思い出した……。

―――あの日見上げた北天の星だ。
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No.2573
大陸の絹織物 From 原田左之助
illust. 月草アオ
解説 原田左之助からのお返し。

大陸で馬賊をしていた頃に、ふとした弾みで助けた商人からお礼として譲られた赤い絹織物。出所は定かではないが、赤く染め上げられたとても美しい一品。

いずれ国に帰ったときの土産にでも、と思ってたんですが、結局、国に帰ることもなく野垂れ死んじまったもんで。いわゆる宝の持ち腐れって奴です。

少し派手かもしれませんが、モノはいいはずなんで、
着物に仕立てるなりなんなりして、好きに使って
やってください。

―――ええ、渡せてよかったっす、マスターに。
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No.2574
毛皮の肩掛け From 近藤勇
illust. ari
解説 近藤勇からのお返し。

多摩を出る時に故郷のものが見繕ってくれた
毛皮の肩掛け。もふもふとしていてとても暖かい。

京の町では隊服で出歩く時も掛けていた為、獣を被る田舎侍と揶揄されたこともあったそうだが、本人はどこ吹く風であったらしい。

「ええ、故郷のものが私の為にと用意してくれた。
 これを掛けているだけで心強く思ったものですよ」

実際、これを掛けて乗り込んだ池田屋から無傷で生還したが、果たしてこの毛皮の加護だったかどうかは定かではない。ところで何の毛皮なんです?

「ふふ、というわけで私とお揃いですよ、マスター」
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No.2575
ファイナルハロウィン・スペシャルチョコ From エリザベート・バートリー
illust. 一ヤ
解説 エリザベート・バートリーからのバレンタインチョコ。

2015年より始まったハロウィンとエリちゃんとも、
これでファイナル。

ならば、やはりハロウィンの象徴とでも呼ぶべき
チェイテピラミッド姫路城を作るべき。

そうエリちゃんが主張して製作された大規模チョコ。
エリザベートたちとキッチン担当サーヴァントたちの
総力を結集した超大作。

ミケランジェロの「最後の審判」にも匹敵するわね、
とはエリちゃんの弁。
後にダ・ヴィンチから抗議文が届いた。

チョコレートは四つのパートに分けられている。
姫路城、ピラミッド、チェイテ城、そして可愛い
キャラクターたちである。

もちろん、全て食用可能ではあるのだが。
あまりの超大作ぶりに「食べるのがもったいない」
という意見が大半を占めたため、しばらくはこうして
展示される予定である。

「これで飛んじゃったら面白いわね!」
とエリちゃんが言い出したので、ケースの天井部分は
特に頑丈に作られることになった。
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No.2576
キングエリザチョコ From 終わりのエリザベート
illust. ∀ir
解説 終わりのエリザベートからのバレンタインチョコ。

「母ちゃんからのチョコなんてチョコじゃないやい」
と言われぬため、この際インパクト勝負と割り切った、
豪快なチョコ。

あまりにも力を入れたためか、チョコに自我めいた
ものが宿ってしまった。
食べられるかこんなもの、と作った本人も思った。

今では終わりのエリザベートのルーム内で、
巨大な水槽に入れられている。

餌、もとい食事はチョコレート。
動いているとカロリーを消費し、チョコレートが
消えていくのでチョコレートを補充するのである。

「最早謎の生命体ですね……」
「作ったのはアナタなんだから、責任取りなさいね」

マスターは時々、彼女の部屋にやって来ては
このキングエリザと戯れている。
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No.2577
グランドセイバーチョコ From ロード・ログレス
illust. ari
解説 ロード・ログレスからのバレンタインチョコ。

喫茶店『選定の岩』で出されるという、
由緒正しい聖剣チョコ。
その味は甘く苦く濃く深く、
パキッと気持ちの良い食感がありながら
しっとりとしてきめ細かく口に蕩ける、
まさに至高のチョコだという。
それぞれの剣はチョコに大切な
カカオマス・ココアバター・ココアパウダーの
三大原料を示しているのだとか。
正式名称は三権分立グランドセイバーチョコ。

『これを口にするもの、いずれセイバークラスの
 頂点に立つサーヴァントのマスターとならん』
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No.2578
花咲かじいさんの縁側 From 花咲翁
illust. ±
解説 花咲翁からのバレンタインのお返し。

そこにはほろ苦く香ばしいお茶がある。
甘く美味しいおもちがある。
暖かくも爽やかな風が吹く。
その風に吹かれて静かに舞い落ち、
あなたの頭にもふわりと乗る、
桜色の小さな花びらたちがある。

そして、安心したような寝息を立てて眠る、
ふかふかで白い毛並みを持つ犬と―――
穏やかな笑みを浮かべてそれら全てを慈しむ、
一人の翁がいる。

何の変哲もない、いつかどこかで見たような、
物語の中から抜け出てきたような、
静かな時間だけが流れる平和な縁側。

あなたは、いくらだって、そこにいてよい。
その家の住人であるかのように。
―――家族で、あるかのように。

それが、善であることだけが取り柄の男が用意できた、
精一杯の贈り物だ。
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No.2579
ごく普通のカレー From 蛇女房
illust. 松下幸聖
解説 蛇女房からのバレンタインの贈り物。

あなたの一番好きな辛さで作られた、ごく普通のカレーライス……と、デザートとして添えられた、これまたごく普通のチョコレート。

カレーは具材ごろごろでボリューム満点、たくさん用意されているのでいくらでもお代わりが可能。
むしろお代わりをすればするほど、彼女はニコニコと
嬉しそうにごはんとルーをよそってくれる。

デザートのチョコレートは味も形もスタンダードなものだが、実のところは手作り。
お腹いっぱいだったり体面的にアレだったりしたら食べなくてもいいよ、と彼女はもごもご言うものの、実際は食べるととても喜んでくれる。

余談ながら、そのカレーにもチョコレートにも、共通の
(そして定番の)形のない隠し味が使われているのだが……たっぷりと入れられすぎていて、多分あまり隠れてはいない。
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No.2580
チョコレートの花園 From フローラ
illust. 酢漬け
解説 フローラからのバレンタインチョコ。

カカオから作られる「チョコレート」という概念がそのまま形となったような、世界でここだけにしかない品種の幻想花。カカオの樹に咲く花が基本となっているが、花弁からはほどよいチョコレートの香りが漂い、
囓れば上品な甘さが口の中に広がる。

無論、これを不自然な花だと言うものもいるだろう。
本来有り得ざる、歪なものだと。
だが、花の女神は、花の「こう在りたい」と思う気持ちに寄り添うもの。
かつて赤い花しか咲かなかった品種が、いつしか黄色や白、色とりどりの花を咲かせるものになったように。
花が花自身の願いによって新しい形になることを、女神はけっして否定しない。

花たちは、この不可思議なカルデアという場所に毎年訪れる「バレンタイン」という季節に最適化したいと願った。そこにいる人間をその季節らしく楽しませたいと願った。カルデアのマスターに感謝と親愛を伝えたい
花の女神に、よりふさわしい形で協力したいと願った。

すなわちこれは、願いの花園。
有り得ない場所に咲くものだからこそ許された、
有り得ない幻想の花。
たとえ不自然でも。たとえ歪でも。
願うことを止められないときというのは、人にも花にも―――女神にも、あるのだ。
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No.2581
チョコチップメロンパン From デメテル
illust. ari
解説 デメテルからのバレンタインの贈り物。

本命チョコ、
義理チョコ、
友チョコ、
ママチョコ/お母さんチョコ。
バレンタインに贈られるチョコには色々なものがある。

「そういう風習なのだと教わりはしたものの、
 いざ正面切ってチョコレートを『はい』と手渡すのは
 流石になんだか気恥ずかしいかしら……」

そんなデメテルが考え出したのが、こちら。
甘いチョコチップをまぶしたメロンパン。
香り付けのフレーバーとして不死の食物アンブロシアの汁を一滴落としているせいか、ほんのり輝いている。

チョコはあくまでおまけ程度。
それでも、確かにチョコではある―――
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No.2582
カルデア・ホームスイートホーム From マシュ・キリエライト
illust. 秋田犬
解説 マシュからのバレンタインの贈りもの。

南極カルデア基地をモチーフとした、
楽しく賑やかなホワイトチョコレートケーキ。
チョコやクッキー等で形作られた各人のミニチュアが
可愛らしく配置されている。

本当は、職員の皆さんの分のミニチュアも
用意したかったのですが……
とマシュ談。

とはいえ全員作ると流石にケーキには載りきらない。
そこで、ダ・ヴィンチが提案した解釈は、
『あまりに外が寒いので人間の職員は屋内にいる』
というもの。

ふむふむなるほど―――
いや、それだと私はどうなるのかね!?
と目を見開くゴルドルフ司令官の言葉が
聞こえて来そうだ。

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最終更新:2026年03月01日 19:17