ニーネン=シャプチのファッションでは、ニーネン=シャプチにおけるエシュト文明人のファッションについて解説する。


トップス

ユトラー(エルトリャーン)

 ユトラーは襟付きシャツである。17世紀頃まではエルトリャーンと呼ばれていたが、短縮されてユトラーと呼ばれるようになった。
 1620年代後半にエルトリア貴族家との民間交流で持ち込まれ、ニーネン=シャプチ貴族階級で流行した。当時はエルトリア風のユトラーが好まれたが、現在は様々なアレンジが加えられ単に襟付きシャツ全般を表すカテゴリの名称になった。18世紀には平民や貧民にまで浸透し、フォーマルなトップスの代表格として定着した。

ナプランシ

 ガールン人の伝統的な衣装。現在でも正装として着用されることがある。特にシャプチ系・愛国系の政治家が着用している場合が多い。マグラン=ガランモニエ=フタウ=チェディシタシ=ナチェン=ネ=シチャインピルチが好んで着用していたことが知られている*1
 襟が管状に丸め込まれていて、中に異なる色の紐が入っている。このような形状は耐久性を高める効果があると言われている。チャグマ=ダプラの冷涼な気候に対応するためタートルネックほどではないものの首を覆う構造になっており暖かい。二重の布地で作られており、布地の間には綿や毛皮が挟まれた構造になっており、断熱性が高い。

チャグペ付きナプランシ

 ナプランシの襟の紐をつけチャグペにしたもの。女性用の服が多い。シャ=ユシ=ネ=ラニェンシャーチが好んで着用していた。

ボトムス

スカート(仮称)

 ニーネン=シャプチには様々な形状のスカートがある。
 元々の形状はローブやワンピースに似たものだったとされている。元から女性用の服飾だったようで、トイレで服を汚さないようにするという目的や、産気付いた時にすぐに出産しやすいするためにそのような形状になったと考えられている。ワンピース様形状からスカート様形状に変わったのは、拝女教系文化圏がタルニ帝国に併合された時に女性の社交界進出が起き、男性と同じトップスを着用する際に着用しやすいように徐々に短くなったと考えられている。
 プリーツの入ったスカートは1620年代のレーウス諸国の服飾文化による影響である。

ズボン(仮称)

 ニーネン=シャプチには様々な形状のズボンがある。
 元々は軍服として成立したものであり、中世スューグ王国の兵士を描いた絵画から既に見られる。
 ダン=ラ=ハン帝国時代には男性のファッションとされ、女性が身につけることは処罰の対象となっていた。ニーネン=シャプチ成立以降はユニセックスのファッションである。タイユ=ウェグナ提督・初代臨時宰相である女性のヤイユワン=スナートプナウトがほぼ常にズボン姿だったため、ズボンの女性浸透は彼女の功績によるところが大きいとされている。

装飾品・その他

チャグペ

 片蝶結びのネクタイ。ニーネン=シャプチの伝統的な衣装で、元は中世スューグ王国の貴族の間で流行したファッション。
 広義には首周りに巻く布地の装飾品全般を指し、スカーフや(一般的な)ネクタイ、蝶ネクタイもチャグペに含まれる。その中でも片蝶結びネクタイは最も一般的かつ伝統的(格式高い)とされ、歴代星衛主席は特に好んで着用した。

ドゥスナウ

 ニーネン=シャプチの伝統的な髪飾り。カチューシャに似たC字型のヘアバンドで、髪の毛を押さえるための櫛歯はほとんどなく、ただ頭の上に被せるためのもの。一般的にはプラスチック類で出来ており、黒曜石や水晶などの宝石が散りばめられているものもある。
 元々は中世のラニエン(レプネタイユ=サナヤウ教の巫女)やオラム(カーリチ教の神官)が身に付けるティアラのような装飾品だったが、時代を経るにつれ簡素な作りになったものが貴族や商人の間で流行し、女性の代表的な髪飾りの一つとして浸透した。

ラフィンガン=ドゥスナウ

詳細についてはニーネンラフェウを参照
 ニーネン=シャプチが成立してからは以下のような亜種が誕生した。

  • ラフィンガン=ドゥスナウ
 ドゥスナウにニーネンラフェウに似た耳のような突起がある。様々な動物の耳のシルエットを模している。ニーネンラフェウの部分がドゥスナウの材質に依る点で後述のナグランガンとは異なる。
  • ナグランガン
 ナグランガンとは布製のスカーフ状の飾りのついたナグリ(ウサギ)のような耳を模したドゥスナウのことである。

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最終更新:2020年11月26日 14:47

*1 ただし、シチャインピルチのナプランシはユトラー風の襟がつけられたオーダーメイド品