ニーネン=シャプチの国民(Niinenxapcaaxka jesmucuutie)とはニーネン=シャプチ国籍を有する人のことであり、ユーネン憲法によりその人権が保障されている。
概要
ニーネン=シャプチではニーネン獣耳(ニーネンラフィーク、Niinen-lafiik)の有無などによる呼び名の違いがある。これを種族と呼ぶ。種族は外見的特徴の分類のために用いられ、ある程度の国籍を表す言葉として使われる。
国民
ニーネン=シャプチでは自国民をニーネン国民またはジェスムチューティエ(Jesmucuutie)と呼ぶ。ジェスムチューティエは公式的な呼び方ではあるが、あまり浸透した呼び名ではなく、政府も後述のエフューティエを使うことが多い。
一方、やや非公式的、ある種の雅称としてエフューティエ(Efiuutie)と呼ばれることもある。
エフューティエとジェスムチューティエはどちらもニーネン国民を表す言葉であるが、他国民にはエフューティエという言葉は通常使われない。
種族の種類
種族の分類は国籍に依存しない。
イェーシ
イェーシ(Yeex)とは文明を持つ生命体(知的生命体、文明種族)と定義される。元々は「人間」を表す語だったが、亜人や機械種族の誕生による政治的配慮の観点から、現在ではこのように定義される。
チャグン文明人
チャグン文明人(チャグン人)とは
チャグマ=ダプラ文明がルーツのヒューマノイドのことである。ニーネン獣耳の有無にはよらない。
ニーネン
ニーネン(Niinen)とはニーネン獣人を表す言葉である。
ニーネン獣耳を持つことが条件であり、
チャグン文明人(
チャグマ=ダプラ文明がルーツのヒューマノイド)に限らず、例えばエルミア人やヴァルエルク人であってもニーネン獣耳を持つ場合はこのニーネンに分類される。
ケーシャ
ケーシャ(Keexa)とはニーネン獣耳をつけていない人のことである。
ナグシャ
ナグシャ(Nagxa)とは主に手術によってニーネン獣耳を後天的に持つ人のことである。
スンシャ
スンシャ(人工獣人、Sunxa)とはニーネン獣耳を先天的に持つ人のことである。多くの場合、それは人工獣人のことであるが、19世紀以降は先天的獣耳遺伝子改良技術を発明し、ニーネン獣耳を持つ人の間で生まれた子供が先天的に獣耳を持つようになる。その場合、この子供もスンシャと呼ばれる。
プタイエシ
プタイエシ(亜人、Ptaiex)とはヒューマノイド種族以外の人を表す。
ニーネンやマーフィエ、シェムーディエ(アンドロイド)、鳥類人(ウビウ)、植物人(スレフィ)、集合意識(プルスなど)、竜人(ラガ)などを表す包括的な意味合いの言葉である。
マーフィエ
マーフィエ(獣人、Maafie)とはニーネン以外の獣人を表す言葉である。
チャグマ=ダプラの哺乳類に似た外見の種族を表す言葉であり、例えばキヤナ獣人などがその例である。
差別用語にマーファ(Maafa)があり、これはシェムーダ(Xemuuda)の類推によって生まれた派生語である。なお、国内で発言した場合、民族扇動罪に問われる恐れがある。
シェムーディエ
シェムーディエ(アンドロイド、機械亜人、Xemuudie)とはアンドロイドなどの機械生命体または機械人工生命体を表す言葉である。
差別用語にシェムーダ(Xemuuda)という言葉があるが、これは「機械」を意味する言葉であり、暗に「アンドロイドの生命を否定する」ニュアンスが含まれている。なお、国内で発言した場合、民族扇動罪に問われる恐れがある。
関連項目
最終更新:2020年04月11日 15:36