サオシュヤント・アストワトウルタ
ワルフラーンを否定し、彼の生き方を踏襲しない代わりに、ワルフラーンと近い部分が消えていく。
自分は兄のようにならない。たとえ血を分けた肉親でも彼と我は違うのだと証明する。ゆえに兄と同じ道は辿らないし、兄が望んだ生き方も否定する。仮に魂の造りから弄られて、この反発心すら掌の上だったとしても覆してやろう。
この誓いこそが
神剣アフラマズダの
自滅因子として産まれたマグサリオンが自我を確立させた想いであり、マグサリオンにとっての核ともいえる強固な戒律。
アフラマズダの自滅因子としてではなく、自分の意志で定めた本当の殺意。これを実現したとき、凶剣は無二の
不変なるものとして完成する。
縛り
マグサリオンが自身に課した戒律の中で最も重い縛り。
ワルフラーンの人生に被る行い全般が禁忌であり、それは彼の思想・行動・評価全般に及ぶ。
破戒のトリガーはマグサリオン自身が「これはワルフラーンと同種の選択・体験だ」と認識することであり、些細な言葉遣いや立ち居振る舞いは無論、他者から「ワルフラーンの後継者」と見做される状況も破戒となり得る。
そのため
義者から期待や好意を寄せられることは、マグサリオンにとって敵よりも恐ろしい猛毒の刃であった。
マグサリオンが兄と瓜二つの素顔を覆面や兜で隠し、下手な素振りを休まず続け、
戦士と呼べない凄惨な振る舞いを重ねてきたのも、兄とは似ても似つかぬ様を周囲に示し続けなければ息もできないためである。
ただし実態は上手く行っておらず、マグサリオンは
アルマを始めとして
クイン、
フェルドウス、
ズルワーンと言った者たちに期待や好意を寄せられており、本来であれば破戒によって何度死んでもおかしくなかった。
戦士の中にはマグサリオンを一定数信奉する者もいたことから
聖王領において彼に休める場など存在しなかっただろう。
それでもこれまで死ぬことがなかったのは、マグサリオンがワルフラーンの正体を掴み損ねていたことが理由。
彼が「我が兄はこうである」という明確な定義ができておらず、自分がどう振る舞えば正解なのか間違いなのかも不明瞭だったことで破戒の線引きが甘くなり、前述の状況でも常人であれば狂死するほどの激痛を受けるだけで済んでいた。
マグサリオンの殺意以外の物理接触を禁じる第一戒律『
絶し不変なる殺戮の地平』は
星霊加護などの間接的接触も破戒とまでいかないものの縛りに抵触しており、常に常人なら痛みで死ぬ激痛を第三戒律のそれに加えて受けることになっている。
恩恵
破戒の判定が甘い代わりに見返りも期待できない仕組み。少なくとも殺傷能力の類は一切得られなかったと断言できる。
期待できないとはいえ特殊能力が全く無いわけではなく、「兄とは似ても似つかない武才の無さの顕在化」「兄に近い血肉で構成された肉体が消滅する」という見返りが与えられている。
武才の無さについては20年間剣の基本的な素振りを続けていてもそれが全く身に付けることが出来ておらず、我武者羅に剣を振る様は「無様」とさえ評され、一度戦った
サムルークからも「あいつに才能は無い」と断言されてしまうレベル。
消滅する肉体に関しては特に恩恵が薄く、即座に消え去るのではなく
孔雀王の効果と合わせることで、20年かけて少しずつ消えていった。さらにいうなら作中の
カイホスルーとの問答を見るに、そのまま消滅することはマグサリオンの死を意味する。
第13章において
アルマが記憶からマグサリオンの貌を忘却するまでに影響を及ぼしている。
カイホスルーは彼の「
癌細胞」のような在り方から最後は自分すら殺してしまうことと既に消え始めていることを指摘した。
それを克服するためにマグサリオンは自分の不変を完成させることを目的としている。これについては一定の成果は顕れており、不壊の肉体を発現した。
これらのことから第三戒律は無意味どころかデメリットにしかなっておらず、文字通りの縛りと化している。
しかしワルフラーンと対峙し、彼の正体に迫り、「我が兄はこうである」と明確に定義できた時にこの戒律は何らかの進化を遂げる可能性がある。
真の能力
ワルフラーンを理解し完全な形で発動した第三戒律の真の能力は「ワルフラーン個人に対する限定的かつ究極的な特攻能力」というもの。端的にいうとワルフラーンを否定する力。
ワルフラーンを理解することで3種全ての戒律が最大出力で働いた結果彼を殺すだけに留まらず、ワルフラーンが唯一築いた
此方側との繋がりを縁として、彼を彼たらしめる彼の中の
“零”を消し去り人として生まれ変わらせた(この現象はあくまでワルフラーンという人物を構成する重要な要素として零との繋がりがあったことが理由。彼の根本を否定する=彼の中の零を消す、ということなので本来は零そのものへの特攻能力は持っていないと思われる)。
不壊の身体
不変ゆえに砕ける事が無いマグサリオンの肉体。
20年をかけた第三戒律の恩恵と
孔雀王の変換機能が合わさり成し得た特殊能力。
当初は
特級魔将ムンサラートの攻撃で肉体が両断されてしまう程度の耐久力だったが、第三位魔王
バフラヴァーンとの激化する戦いの中で孔雀王が致命的な変質を果たした事で加速度的な変化を齎した。
肉体が揺るぎない“
不変の概念”と化したことで
同種の概念でなければ打ち破る事は不可能。
成りかけの状態でもバフラヴァーンが殺したと判断した状態から立ち上がり、自身を殴った彼の拳を逆に砕くという概念強度の急上昇が発生。全身が損傷し、頭が陥没しながら活動する異常な耐久力を見せている。
クワルナフとの戦闘では
スプンタ・マンユの千倍以上の超重力とその逆の斥力を受けても人の形を保ち、物理法則から解き放たれ始めたことで流れる血肉の量が減少していた。
ナダレと戦闘した段階では身体を両断されても流血せず、孔雀王によって接合された後は普通に動き出している。
マグサリオンが奉ずる不変の概念
「不変なる“無”」に肉体が置き換えられたことで得た力。
彼の鎧の中身は肉体が消滅したことで底の知れない闇の炎が渦巻く。そこには貌の無い、無という概念の集合体と化した混沌があるのみ。
どれだけ強大な攻撃を与えられても死ななかったのはそもそも肉体が無いためである。
ナダレとの戦いの後は完全なる無の概念と化し、孔雀王はその役目を終えた。本来消え去るだけのはずだった肉体は、己の不変を完成させることで不変の概念と成っている。
無の身体はマグサリオンが意志の力で維持し続けている状態のため、心が折れれば壊れない肉体など妄言に過ぎずダメージを負う。
完全に折れないまでも失敗を自覚することで、捨てたはずの血肉が戻るため、肉体が消えて問題なかったはずのダメージも致命になりうる。作中ではワルフラーンの予告攻撃を防げなかった時と、攻撃をカウンターされたことで流血している。
また、マグサリオンは最終的に
神格にも匹敵する
格を有することから
抵抗が生じるが、
同じく不変の概念である神格の流出・太極の力であればダメージを与えることが可能。
改良後の第三戒律
マグサリオンは第四戒律『
絶し不変なる征服への飛翔』に則り、戒律を
真我の承認を介さない己自身の武器として改良した。
3種の戒律の中でこの始まりの戒律を改良したのは一番最後。ワルフラーンを完全に理解したマグサリオンは彼をただ否定することに終わるのではなく
「ワルフラーンより進んだ道を選択する」という新たな縛りを追加する。
従来の縛りは概ね”兄の後追いをしない”というものだが、この改良は”兄に出来なかったことをする”という意味であり、二元論の世の勝利の先を見ていた兄よりも
さらに先の未来を見据えた行動をするということ。
ワルフラーンと別の道を行くことは同じだが、その積極性と発展性が雲泥の差なのは言うまでもない。
この改良の結果としてマグサリオンは
「ワルフラーンを超える存在となり、彼が成そうとした戦いをより進んだ領域で具現する」。ワルフラーンの意志を継ぎながらも、彼では出来なかった業を成す。
誰よりも超常的な存在でありながら、凡庸であることを望んだワルフラーンのアンチテーゼとしてマグサリオンは以下の事を行う。
①
“みんな”から奪ったものを纏うことで超常の存在から凡庸になろうとしたワルフラーンに対して、
第一神座の
”みんな”の祈りを外装として纏うことで何よりも超常的な
覇道神になる資格を持つ人格を生み出す多重人格化。
②神座の流転を一代で終わらせて
“零”に挑もうとしたワルフラーンから、新たな
万神軍の指揮者に凡庸な
”あの子”を据えるという選択を行う。
一見して無法でも筋の通った理屈を重んじるのがマグサリオンなので、真我が大切に思い、万神軍に関わらせまいと厳重に秘していた”あの子”を指揮者として担ぎ上げたのは単なる真我への嫌がらせでだけはなく、何らかの勝算に基づいてのものと思われる。
備考
サオシュヤントはゾロアスター教における三人の救世主の総称であり、アストワトウルタは三人目にして最後のサオシュヤントのこと。
その名は『正義を具現する者』を意味し、善と悪の最終戦争において、
全ての悪を滅ぼし、
永遠の善の世界を作り上げると言われる。
また、『無』の元ネタは
セフィロトツリーの『三種の
無』だろう。
無から
無限が生まれ、無限から
無限光が生まれ、無限光から
王冠が生まれ、王冠から下位のセフィラが生まれたとされる。
ようするに
PARADISE LOST、
王冠の独裁者に繋げる伏線である。
思考の制限という凄まじく遵守の難しい
絶し不変なる凶剣の冷徹を抱える
マグサリオンだが、こちらも極めて特異。
ワルフラーンと同じように「期待されてはいけない」という縛りは、言い換えれば
「他者の思考を制限する」戒律であり、第二戒律と対の関係になる。
他人が身勝手に寄せる期待や想いを禁じる戒律は全戒律の中でこれのみ。
ただし、他人の思考に戒律遵守を左右される戒律としては、
マシュヤーナの
最愛なる天則やブシュンヤスタの
至天もたらす勝利の礎があり、また上述の通り戒律に抵触する感情を持たれても即破戒になるわけではない。
関連項目
- 遂に三つ目の戒律が判明して第一の戒律の制限が軽く見える不思議! -- 名無しさん (2021-07-11 00:30:28)
- Q.殺意以外での物理接触不可と殺しに関わる以外の行動思考の禁止より難しい戒律ってなんだよ?A.他人に好意や期待を持たれるだけでアウトだよ -- 名無しさん (2021-07-11 00:37:13)
- 狂死するほどの激痛を受けるだけ? -- 名無しさん (2021-07-11 00:40:21)
- ↑追記それで済むって時点でだいぶイカれてるんですが -- 名無しさん (2021-07-11 00:42:13)
- ↑2つまり第2戒律と合わせて、強烈な眠気に飢餓感、排泄感に加えて慕われれば慕われるほど激痛にも悩まされる…… -- 名無しさん (2021-07-11 00:47:10)
- マグの兄者とは違うアピールがあんまり上手くいってなかったのは笑う。しまいには信奉者まで出てきてるし、マグ本人も「なんでコイツら好意や期待を持ってるんだ」って困惑していたのだろうか。 -- 名無しさん (2021-07-11 00:54:26)
- というかこんな戒律を持つマグサリオンにアイオーンの萌え豚達を率いるとか波旬の次に無理な話な気がする。白翼と黒翼の世代は兄者を知らないから、ギリギリいけるかもしんないが -- 名無しさん (2021-07-11 01:06:03)
- 言うて「唯一の例外」とかで仲間の一人ぐらいおるんやろ?ww →本当に敵しかいねえ… -- 名無しさん (2021-07-11 01:11:03)
- 善側より魔王勢の方が比較的に付き合いやすくなってるのが笑う -- 名無しさん (2021-07-11 01:15:03)
- 「良くて死ぬ」「いるのは敵と敵の敵だ」っていう言葉の意味が段々分かってくるっていうね・・・ -- 名無しさん (2021-07-11 01:49:20)
- 魔王側の方が「敵意=愛」の連中が多いから、付き合いやすいわな。義者からの好意は破戒だが、不義者からの好意は破壊にならないから -- 名無しさん (2021-07-11 03:30:18)
- 兄者を理解したら、そもそも自分と全然違うと認識して、リスク減らないか?代わりにしっかり破戒してしまうようになるけど -- 名無しさん (2021-07-11 04:26:17)
- 兄者理解さえできれば、自己確立して慙愧が完全に消えるんじゃね? -- 名無しさん (2021-07-11 06:06:47)
- ガチで普通に付き合えるのが、フレデリカしかいねぇ -- 名無しさん (2021-07-11 06:28:26)
- 逆にアルマは義者で、触れようとする、休ませようとする、好意を寄せるの3重苦でマグサリオン絶対殺すウーマンだった -- 名無しさん (2021-07-11 06:47:52)
- スィリオスは武才無い、似てない、期待してないと思われてたから、サムルークは初めから悪印象だから平気だったのか。 -- 名無しさん (2021-07-11 06:56:34)
- 自我を確立させた想い…。「我思う、故に我あり」…息子にそりゃ甘くもなるかなぁと思う一方、二元論に左右されない我の立で…とかありそうなのもまた -- 名無しさん (2021-07-11 07:28:01)
- アルマとかいう三つの戒律同時攻撃で殺しに来てる奇跡の存在たちわりーよ(笑) -- 名無しさん (2021-07-11 07:39:21)
- 「いるのは敵(不義者)と、敵の敵(義者)だ」じゃなくて「いるのは敵(義者)と、敵の敵(不義者)だ」って状態だったんだから質が悪い -- 名無しさん (2021-07-11 07:46:00)
- ワルフラーンがこの戒律奪ったら即死だと考えると、なかなか面白い -- 名無しさん (2021-07-11 08:15:58)
- ↑実際は、縛りが必勝に統合されるから、多分かなり改変されるだろうな -- 名無しさん (2021-07-11 08:24:53)
- 転輪し必勝する救世主で奪った戒律は全て勝利する縛りで統合されるから破戒しなく?能力もワルフラーンに合わせた形に変化するしどういう能力になるかはわからんけど -- 名無しさん (2021-07-11 08:34:21)
- 殺意以外でスキンシップしたら死にます・休んではダメです、瞬きすら禁止です、ウンコなんかもってのほかです・兄とちょっとでも被る行いしたら破戒です、好意を向けられても死ぬ程痛いです こんな主人公が居て堪るか! 居ました! -- 名無しさん (2021-07-11 08:41:12)
- 初期クイン「あなたならワルフラーン様のような勇者になれますよ!」 これは酷い -- 名無しさん (2021-07-11 10:51:59)
- 第一戒律でもドン引きしてた3人に残りの2つも教えたらどんな顔するだろう -- 名無しさん (2021-07-11 11:40:37)
- フレデリカやバフラには割と気安いのに、アルマやクインに塩対応過ぎない?→そら塩対応だわ、と納得する。見直すとクワルナフも兄者の関係者と気づいた瞬間に声を遮ってるし、ほんまに兄者に関連付けて見られるのが致命的なんだな -- 名無しさん (2021-07-11 13:02:05)
- 兄は己の有用性を証明したい、も何らかの要素に反転すんのかな? -- 名無しさん (2021-07-11 14:18:39)
- 仮にワルフラーンがこれ簒奪してら、「今までの自分とは真逆の存在に変質する」になるんだろうか? まぁ実際は使えない戒律は使い捨てることできるらしいし、マグサリオンの存在強度だけ簒奪するんだろうけど -- 名無しさん (2021-07-11 14:20:40)
- 「自分を否定して、今までの生き方を踏襲せずに勝利する」→自分が消え去ってパン君に新生とか。でも別人らしいしな -- 名無しさん (2021-07-11 15:35:18)
- ↑2 ワルフラーンは他人の評価を気にするし言動や行動に影響受けるけど、マグサリオンは他人の評価なんて気にせず自分でやると決めたことは他人の影響受けずにやり遂げようとするとか? -- 名無しさん (2021-07-11 15:45:24)
- 自分の有用性認めて欲しい奴が自己否定なんて戒律を理解できると思えんし、明後日の方向に解釈するやろ。俺のようになりたいからだろ?とか俺をそこまで意識してくれるとは嬉しいぞ!みたいな意味不明解釈すると思うわ -- 名無しさん (2021-07-11 17:31:47)
- コウハやミトラから「武の究極」って称されてたのに、神じゃなかった頃の評価は「武才無し」だったからおかしくね?とか思ってたけど、この戒律が絡んでたのかね? -- 名無しさん (2021-07-12 01:03:48)
- 才能が無くても一人で世界を殺し尽くしてるんだから武の究極だろ -- 名無しさん (2021-07-12 03:10:31)
- 「武の本懐はどんなにみっともなくとも勝つ」 って何処かのハゲ眼帯が云ってたから、宇宙皆殺しとかもう武の究極じゃね? -- 名無しさん (2021-07-12 06:02:53)
- しかし、パンテオンでアイオーン率いるのって破戒にならんのかね? -- 名無しさん (2021-07-12 07:45:27)
- 一天アイオーン率いるのはアイオーン無慙だし、コウハとパン君がどこまで戒律を再現できるかにもよらね? -- 名無しさん (2021-07-12 08:48:21)
- 兄者と同種の選択・体験だと認識するのがトリガーだし、兄者のアイオーンへの認識もわかった以上それで同列になるとも限らんし、率いるっていっても勝手に慕ってくる相手に勝手にしろみたいな感じになりそうだし -- 名無しさん (2021-07-12 12:46:34)
- 兄者と同じく剣を主武装にしても破戒になってないし、扱い方次第なんでしょう -- 名無しさん (2021-07-12 13:39:47)
- あくまでも本人が被ると思うかで実際どうかは関係ないしな、それでも好意がアウトなんだから厳しいというか真面目というか -- 名無しさん (2021-07-12 14:39:16)
- というかパンテオンはワルフラーン超えた後の戒律だから、説明通りまったく別物に変質してるやろ -- 名無しさん (2021-07-12 14:49:59)
- よくよく考えてみれば、ズルワーンとマシュヤーナと同じく個人への感情が第一にある戒律だから最大性能を発揮するのはこれからということか -- 名無しさん (2021-07-12 17:18:48)
- 無慚が一番部下を率いるのに向いてないってこの戒律の影響かな。誰かを率いたり、他者に力を分け与える行為はワルフラーンと被るから。 -- 名無しさん (2021-07-12 18:25:28)
- マグの殊更ヤベェ所は殺意•執念•意思力で、インチキみたいな必中と火力は世界法則の戒律に起因して、その戒律を成り立たせているのも尋常じゃない執念だし、武才無いってのは武から程遠いって意味だと解釈したから、このまま宇宙絶滅させても「武の究極」とは称されないだろって思ってたわ。この戒律で武才無しに見えるようにせざるを得なかっただけで、変質した後は異常な力に武の冴えが加わって更に強くなる!みたいな -- 名無しさん (2021-07-12 19:15:22)
- 兄者を理解して倒せば魔導の戒律は変化するらしいし、魔導によって封じられてきたワルフラーンから受け付いだ武才を発揮できると思う -- 名無しさん (2021-07-12 20:03:57)
- ワルフラーンを越えた後ならワルフラーンのように振舞ってもワルフラーンの後追いやコピーではないわけだから、この後に案外みんなの勇者をやってやるのかもしれない -- 名無しさん (2021-07-12 23:06:44)
- 武の究極って別に武才は関係ないと思うんだけどなぁ たとえば武術の達人達がいたとして、そういう型にはまった格闘術はヘタクソだけど、相手を攻撃するのに躊躇いも何もないケンカの強い人間が達人達相手に無双するようなもんだと思う 武=戦力だし -- 名無しさん (2021-07-13 15:11:31)
- 宇宙でたった一人になるまで殺したらそいつが究極を実践しちゃったからなぁ -- 名無しさん (2021-07-13 15:28:41)
- 要は波旬と同じ理屈やし -- 名無しさん (2021-07-13 17:24:53)
- 理解剣や戒律除けば単純に回避できない速度と防御を許さない膂力で剣を振り回してるんだと思ってた -- 名無しさん (2021-07-13 18:55:36)
- 実際に戦い続けて全滅させちゃったら、技量だの何だのとこまけぇことはいいんだよ、こやつが武の究極だ!になっちゃうべ。手塚治虫を所々上回る漫画家が幾らいても、漫画の神様は手塚治虫なのだ -- 名無しさん (2021-07-13 20:21:43)
- 現状でもミトラからみても武の究極だしね -- 名無しさん (2021-07-14 10:37:33)
- 全部見てきたミトラが武の究極って評価してるし、そうなんだろ。究極の武とはまたニュアンスが違うし -- 名無しさん (2021-07-14 13:58:56)
- 武とか考えると宗次郎VS無慙とか見てみたい気持ちがある -- 名無しさん (2021-07-14 14:03:01)
- ↑正直宗次郎が勝てるのを想像できんな。切れる相手がいないんじゃつまらないで止まった奴と宇宙全て殺し尽くした奴でどっちの方が剣としての純度が上って話になるし -- 名無しさん (2021-07-14 14:32:28)
- いや総軍無しなら宗次郎やろ -- 名無しさん (2021-07-14 16:09:00)
- やっぱり宗次郎から見ても「良い男過ぎて惚れそう」になるのだろうか -- 名無しさん (2021-07-14 17:25:57)
- でも能力とか人格とかも含めるとまだ扱いやすいの宗次郎だなってなる… -- 名無しさん (2021-07-14 20:09:46)
- 新座世界の連中は軒並み渇望とか精神的な思いをパワーソースにしてる以上、必然的に理解剣が刺さるからな……チート耐久で手数を掛けさせられるからどうにも回避できない ガチで精神のない機械兵器か、黄金の理解力持ちでカウンターするのが攻略法か -- 名無しさん (2021-07-14 21:05:09)
- メタ的には無斬の方が主要キャラなだけあって「切れぬものは無い」→「無いものは切れない」とかいう流れにシレッと修正されそう -- 名無しさん (2021-07-14 21:19:24)
- どっちかというとあいつが戦うべきはバフラヴァーンじゃないですかね… 設定的には求道の祖に当たるわけだし、ある意味ご先祖だ -- 名無しさん (2021-07-14 21:43:50)
- 宗次郎は思考は勿論その在り方がシンプル過ぎて理解特効に時間を要しない事に加えて、原則直接攻撃しか無いから第二戒律による致命傷回避が刺さり易いから勝てるかは微妙なとこじゃないかね。単純な強度の観点でも宗次郎は養殖物だし格としては天然物には劣るだろうし -- 名無しさん (2021-07-15 07:03:15)
- 格の話は論争になるだろうから置いておくけど、無慙が斬られただけで大人しく死ぬかというと… -- 名無しさん (2021-07-15 08:47:37)
- それ自体が格の話やん。格が上なら不変で耐えるし下ならどう戒律使おうが死ぬ -- 名無しさん (2021-07-15 11:00:29)
- 宗次郎の斬撃は物理両断だけでなく運気や寿命も斬るのを忘れているだけかと。あと必中効果と射程無視もついているから、そこに無慙が隙を差し込んで格がぶつかる -- 名無しさん (2021-07-15 11:52:31)
- 格という話だと大量の魂を所有して弱体化していた状態ですら波旬に傷一つつけられなかった宗次郎が小指とはいえ傷をつけた無慙でもう格付け済んでね? -- 名無しさん (2021-07-15 12:54:30)
- 仮にアイオーン化して格が同格になったとしても同じ必中同士でも攻撃一点突破装甲並の宗次郎と攻撃受け止めて殺意込み倍返し無慙だとやっぱ無慙勝つイメージしかないわ -- 名無しさん (2021-07-15 16:01:32)
- そういや、凶剣の冷徹で隙作って急所外そうとしても布都御魂剣ならそれごと切断できなくもないのか -- 名無しさん (2021-07-15 17:50:17)
- 主神からの補助受けた運命・因果律操作を行うナダレ相手に、未だ神に至らないマグサリオンが対抗できてたんよ。神の領域に至った第二がどれほどか -- 名無しさん (2021-07-15 18:36:41)
- 宗次郎の術技は殺意ありきのものだし、マグサリオンにとってはいいカモな予感 太極の強さもVFBで明確に宗次郎よりも上になってるし、チートな必中の剣技であっても神格レベルに上昇した第二戒律を突破するの難しいでしょ、多分 -- 名無しさん (2021-07-15 19:20:37)
- 歴代神格をブッチぎりに凌駕する波旬と何万と切り結んで右腕全損程度で済んでるし、あそこらへんは第二戒律の効力もあったんじゃないかね -- 名無しさん (2021-07-15 19:22:35)
- いつもの殺されても殺す!されてあっさり返り討ちに合う気もする。 -- 名無しさん (2021-07-15 21:13:41)
- 相性的に宗次郎が負けるような気がするけど、単純な好みとしては、紫織との関係があったおかげでズレが生じて宗次郎が勝てたとかそういうのが好きですね……(このコメント欄で言うことではないが -- 名無しさん (2021-07-15 21:49:00)
- まあでも一応人の枠にある状態で疑似求道神との戦いが成立する男が覇道神となったら流石にな(銀河単位で殴りあう連中を人の枠扱いするのはどう考えてもおかしいと思いつつ -- 名無しさん (2021-07-15 22:36:26)
- まぁ妄想に近いがパンテオン本編では、求道六柱+ヒルメヨミvs極奥八柱やりそうな気はすんだよなぁ。求道六柱の退場話はやるだろうし、神咒で残滓戦しっかりやりたかったらしいし。ただ思ったより無慙が重要人物すぎて、鉄板カードの宗次郎で話広がるか微妙な気もするけど -- 名無しさん (2021-07-15 23:12:40)
- 今日、第三戒律の真価拝めるかな? -- 名無しさん (2021-07-16 12:05:08)
- 兄者特攻に特化した戒律だったな。 -- 名無しさん (2021-07-17 21:27:26)
- 兄者はともかくその先の零すら力押しで断ち切ってるのは流石攻撃性能最強 波旬は標準定めると攻撃力減衰するし -- 名無しさん (2021-07-17 21:32:24)
- 標的になり得るの覇吐かヒルメぐらいだしナラカのことなら認識してるから嬉々として黄昏みたいに潰しにかかるぞ -- 名無しさん (2021-07-17 21:42:17)
- これ零殺しも可能ってことなんかな? -- 名無しさん (2021-07-17 21:43:20)
- 今回は兄者を介して特攻乗せた例外でしょ -- 名無しさん (2021-07-18 00:06:11)
- これの改良版出てないから、絶滅星団云々とかもこっちかもな -- 名無しさん (2021-07-18 01:46:09)
- 因みに今回出した第4戒律のタルワリーは「アストワトウルタの母親」 -- 名無しさん (2021-07-18 09:41:08)
- ミトラからも「百貌か」って見られてたけど、クインが即座に否定してたし、第三戒律は「ワルフラーンのように『みんな』を道化として使わない」→「己自身を『みんな』そのものとして力を行使できる」とかになってんのかな? -- 名無しさん (2021-07-18 13:35:57)
- 第三は元々ワルフラーンの否定だし、アイオーンの別口能力化してるは可能性としてあるわな。とりあえず『無慙の能力は3つ共強力』って話だし、攻撃特化に変わってはいるだろうな -- 名無しさん (2021-07-18 17:13:08)
- しかしまあ、これによる兄者影響消去の範囲が思ったよりもヤバい。過去に素顔を見てたアルマと神剣の記憶からも素顔の情報を無貌として消し去ってってことだし -- 名無しさん (2021-07-27 23:41:44)
- と言うか消し去らなきゃワルフラーンと重ねられて破戒しちゃう -- 名無しさん (2021-07-28 08:43:25)
- ミトラの一撃にも耐えるとか、格は互角とはいえ神でない身でその耐久性は凄まじすぎる -- 名無しさん (2021-09-11 07:10:08)
- と言うかマグサリオンの精神力がおかしい「俺は死なない」の一念だけで本当に死なないとか -- 名無しさん (2021-09-11 16:18:51)
- ミトラ「想いの力が無価値だったなんて認めない」 そりゃ私の法下にお前のような人間が生まれたのは嬉しいって思うよ -- 名無しさん (2021-09-11 19:48:19)
- パンテオンでは兄者を全て理解したからこそ、萌え豚と化したアイオーンの聖王領の面々から見られても破戒扱いにはならないよね?一番の敵である兄者と重ねて見る聖王領の面々を率いるとか罰ゲームにしか思えねえし -- 名無しさん (2021-10-13 17:37:14)
- なんだかんだ黒白はハッピーエンドで終わったよね。パンテオンで介入(神座巡り)したらどんな結末に至るのやら -- 名無しさん (2021-10-13 18:39:38)
- 全生物皆殺しにしてるのに、あんま悲惨さやビターエンドって感じもなく、パンテオンにも繋がってるから三天の末路含めても未来への希望を感じさせる形とか結構とんでもない -- 名無しさん (2021-10-14 10:21:25)
- 宇宙に生きる全生命を皆殺しにして無慙無愧の世界を作ってハッピーエンド! 字面だけ見るとハッピーエンド何処?ってなる -- 名無しさん (2021-10-17 22:10:34)
- 「ワルフラーンより進んだ道を選ぶ」っていう要素が、戦いの中でどう活きていくんだろ? -- 名無しさん (2021-10-17 22:44:41)
- 争いが永劫終わらぬ悲劇の宇宙を滅ぼして、新たな宇宙創造なのでメリーバッドエンド。イデオンを思い出した -- 名無しさん (2021-10-17 22:47:24)
- 登場キャラがある程度救われてるからハッピーエンドと錯覚させるけどまぁバッドエンドよねw -- 名無しさん (2021-10-18 07:36:51)
- この戒律の設定を問い詰めた時の何がヤバイって、一人称が兄者と同じ俺だと気付いただけでもアウトな所 -- 名無しさん (2021-10-18 11:09:25)
- それで言うと一人称が僕や私に成っていたのだろうか、さらに一人称に合わせて僕っ子ショタサリオンやおネエサリオンに成っていた可能性も… -- 名無しさん (2021-10-18 11:15:00)
- 何を言っているんですか、私はインテリサリオンですよ? -- 名無しさん (2021-10-18 13:06:16)
- アルマに俺を殺そうとしてる!って苛々してたけど、戒律を定めたのは自分なんだから自業自得では? -- 名無しさん (2021-10-19 09:19:33)
- 八つ当たりといえばそうだけど、兄と違う事を示すためにやってる素振りを見て勝手に期待や好意を向けられたらイライラするのも分からんでもない -- 名無しさん (2021-10-19 10:23:34)
- 『ワルフラーンがどんな人物か不明確』だけど『同じようにならない』って本編でも縛りがブレブレって言われてる時点でな。自業自得というか幼少期のマグサリオン結んだ、大事だけどいい加減な戒律なんやろ -- 名無しさん (2021-10-19 19:55:51)
- アルマもある程度戒律の予想ついてても想い向けてる厄介なとこもあるし、戒律関係なく、兄への反抗心を滾らせてる弟に兄者投影や好意はまあ地雷よ。ケルトのゲッシュみたいに誓った後にそこ突かれても自業自得じゃなく哀れまれてたように、基本善良めな義者も戒律に関してはそんな認識な気がする -- 名無しさん (2021-10-19 21:57:38)
- なんとなくの予想だけど、改良後のこの戒律ってナラカを倒した後に必要になってきそうな気がする。ワルフラーンはナラカ倒した後のビジョンあるかわからんし。 -- 名無しさん (2021-10-20 01:16:43)
- パンテオンでかは分からんけど、サタナイル戦で絶滅星団つかうみたいに無慙の強さの本領の1つとして第二神座では描かれてそうやけどね -- 名無しさん (2021-10-21 02:12:46)
- この戒律の兄者特攻もだけどズルワーンやマシュヤーナのように特定個人に対する拘りを持って定めると対象に特攻や最大効果を得るみたいだね。そう考えるとナダレの真我に対する憎悪とか飛蝗達のパフラバーンへの憧れとかも効果アップ対象になりそうかな? -- 名無しさん (2021-10-22 17:29:55)
- 兄者を超える行動をする度に武才にバフがかかる -- 名無しさん (2021-10-27 09:23:56)
- 波旬の攻撃捌けれたのも、ワルフラーンを超える武才が発揮されてたからとかもあるんだろうか? -- 名無しさん (2021-11-03 12:19:30)
- 割と改良後戒律の『ワルフラーンを超えた存在、できなかったことができる』ってフワッとしたモノのせいで、何ができても不思議ではないんだよな。ワルフラーンが割と何でもできるが神座に囚われない奴やし -- 名無しさん (2021-11-03 15:03:37)
- 神座屈指の万能天才を超えるってちょっと想像できない。無慙マグサリオンモードがそうなの? -- 名無しさん (2021-11-04 02:48:10)
- 本来ならマグサリオンはワルフラーンの才能受け継いで武才とんでもないけど本人は「兄者から受け継ぐなんて冗談じゃねえ」ってぶん投げてんのよね -- 名無しさん (2021-11-06 00:24:54)
- ↑2 まぁ、そういうメタ含めた能力存在が無慙だよ。不変に飲まれた時点で外装の貌にワルフラーンもいるだろうから同等以上の技量を出すことも説明はできる。例えば急に外装人格って何ですか?ってのも仲間と一緒に戦えなかったワルフラーンに対しての、マグサリオン版万神軍が能力として結果生まれた能力だろうしね -- 名無しさん (2021-11-06 04:16:47)
- デサーティール無慙版とかやばそう -- 名無しさん (2021-11-06 04:34:59)
- ナーキッドとアカ・マナフの時点で権能の組み合わせ無限だったのに -- 名無しさん (2021-11-06 05:13:31)
- そこに神剣が集めた白側の祈りとマグが飲み込んだ二元論の住人全部もいて。さらにマグの不変と兄者、カイホスルーの戒律で敵から後付可能というロマンの塊みたいなキャラ -- 名無しさん (2021-11-06 05:17:28)
- 理解特攻の能力があるけど、それ無くてもある程度相手に対して理解出来て来たら特攻みたいな能力引き出せそうなくらいバリエーションと組み合わせもあるが、それだけなら今までの覇道神も似たような感じなんだよね。だから普通は神格以下はあんま考慮入れてもしょうがないんだけど、なまじ神格にもある程度対応しそうなワルフラーンや覇道神資格者とか求道神間違いない逸材や疑似求道神とかがいるもんだから単純に既存の軍勢感覚で話していいものかとなるという。 -- 名無しさん (2021-11-06 15:25:19)
- そもそも無慙の配下って将の質と量がどっちもヤバイからなぁ。数の上では蓮どころか獣殿の軍勢でも比較にならない文字通り宇宙規模だし、質も魔王クラス以外でも三騎士以上がどんだけいるか分からんくらいのインフレ世界だしで。軍勢変生みたいなバフ掛けて召喚が出来るわけではないと思うけど…でも外装人格が無慙版パンテオンだとしたら、普通に 無慙自身のスペックで二元論住民の能力を出力できたりしちゃうんだろうか -- 名無しさん (2022-02-08 01:16:05)
- 無慙のスペックで他のキャラの戒律使うとは思うけど。一応神剣アフラマズダにはモブを特級魔将クラスに強化する軍勢変性擬きみたいなスキルもあんだよなぁ。それくらいしか神剣のスキル出てないけど、武器として役立つ場面ってあんのかな -- 名無しさん (2022-02-08 01:46:33)
- 戒律を持っていた本人であって本人じゃない無慙が戒律を使うからうまく使えない面がありそう -- 名無しさん (2022-02-08 08:48:30)
- まぁ外装人格がどれだけ豊富な能力持ってても、理解する前に殺したらアウトというのが上手く枷になってるのええよね -- 名無しさん (2022-10-09 11:26:00)
- ズルワーンのことも理解してたけど、零を断てなかったのは、やっぱこの戒律の効果が無いと駄目ってことか -- 名無しさん (2022-10-14 23:58:55)
- どんな形であれワルフラーンが選んだのが金髪のクインに入った神剣なんだから、そういう意味ではアルマはマグサリオンに相応しい相手なのかもしれない -- 名無しさん (2023-07-09 19:54:30)
- ↑3 ベイもそうだけど弱点と長所が極端に分かれてる、格上食いも格下に足元を掬われるのもできる能力ってのはやっぱロマンの塊よ -- 名無しさん (2023-07-12 01:21:28)
- 一般義者「マグサリオンが魔王倒したぞ!ワルフラーンと同じ血筋だから似ている所あるんだな」 マグサリオンの殺る気が上昇した -- 名無しさん (2024-10-08 23:33:33)
最終更新:2025年02月27日 16:33