Impotent Rage



概要

CNTのアニメ番組。タトゥーのデザインや、隠しコスチュームとしても登場する。
Republican Space Rangersが保守派のヒーローであるのに対して、Impotent Rageはリベラル派のヒーロー。
リベラルへの皮肉を込めた内容で、経済活動への影響を無視した福祉、当事者からも嫌われるポリコレ、リベラルにありがちなダブルスタンダードなどが描かれる。

タイトルについてだが、「Impotent Rage」は「無力な怒り*1」の意味である*2

ミッション「Nervous Ron」でトレバーが、ミッション「Friend Request」でレスターがこれのフィギュアを持っていることがわかる。
なお、このフィギュアは薬物の入れ物としても利用されているようで、強盗ミッション「ドラッグ強奪:バイカー」ではロンがこのフィギュアから中の薬物を取り出すシーンがある。
CEOジョブの極秘貨物の取引で「薬物」の回収を行うとこのフィギュアの入った貨物になることがあり、オフィスにもフィギュアが配置される。
また、バイカービジネスの白粉製造拠点の奥では、フィギュアに白粉を封入し箱詰めする作業風景が見られる。

スクラムジェットにこのアニメをモチーフにしたボディーペイントが用意されている。形状と相まって、カラーリング次第ではアニメに登場した「電動インポカー」に似せることも可能。

  • ブリッターへの公式書き込み
    @ImportantRage
    次回のインポマンは、…邪悪な宿敵ウーバーマンが、女性の尊厳と自然環境を危機に晒す!ベトベトオイルTシャツ女子レスリング大会で一体何が?

  • ネット記事「本日のニュース」

    コスプレイヤーが大暴れ!

    昨日、バインウッド大通りの伝統的映画館オリエンタルの外で、2人のコスプレイヤーによるケンカが発生した。コスチュームに身を包んだ2人の男のうち、ひとりがリベラルなスーパーヒーロー・インポマンに、もうひとりは長年人気のスペースショー「宇宙戦隊リパブリガン」の登場人物・ザ・コマンダーに扮していた。ケンカの原因が、互いのキャラクターの政治的立場を深刻に捉えすぎてしまった事にあるのはあきらかだ。一日中互いの悪口を言い合い、新移民法や贈賄行為、戦争挑発について罵りあった末、突如ザ・コマンダーがインポマンに一発ぶちかまして、殴り合いに発展した。野次馬たちの大半は制止に入るでも、加勢するでもなく、スマートフォンでケンカを録画していた。この一件を受けて、警察当局はヒーローごっこの取り締まりを強化することを約束した。ロスサントス市場のスポークスマン、リー・ウィットレスは「人々はおとぎ話を本気にするのはやめて、大量破壊兵器といったような現実の出来事に目を向け始めるべきだ」と語った。

    LS24、アニー・フロストの記事より抜粋。


ストーリー

主人公「Impotent Rage(公式邦題:インポマン)」は、表向きは世界的大企業「ブラキストン・インダストリーズ」のCEOブラキストン・ハンター。
環境のことは人一倍うるさいが、実際は名前ばっかりのスーパーヒーローである。
秘書兼サポート役の女性、バイオレットには好意を持たれているが、いつも冷たくあしらっている。

謎のヒーローが各地で起きている騒ぎに余計な首を突っ込みつつ、宿敵である「Uberman(ウーバーマン)」の世界征服を阻止するという、設定的には一般的なアニメである。

モデルは複数作品あり、
  • ロストプラネット(作品イメージ)
  • キャプテン・プラネット(環境保護主義者のスーパーヒーロー)
  • ポパイ(有機野菜を食べてパワーアップ)
  • スーパーマン(能力、会社員がヒーローに変身*3、胸にロゴ、スーパーモービル*4)
  • バットマン(亡くなった父親の財産を相続した金持ちのスーパーヒーロー、ロビン*5)
  • アイアンマン(悪役ウーバーマンの容姿と能力、亡くなった父親の財産を相続した金持ちのスーパーヒーロー)
  • 超人ハルク(感情の起伏が激しい、怒ると怪力+体色が変化する)
をブラックユーモアたっぷりにミックスしている。


画像

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コスプレイヤー、Vinewood北部のHardcore Comic Store前で出現。


コスチューム(アクションフィギュア のコンプリート報酬)

アニメの画像
「電動インポカー」
アニメ内でブチ切れているシーン

動画

最終更新:2024年12月11日 04:09

*1 フィギュアの箱に「無力な」と書かれている。

*2 「Impotent」の意味は日本語の感覚で最初に発想される「男性機能不全」と言う意味以外にも、「どうにもならない」「役立たず」「意味のない」といった意味があり、Rageにも怒りという意味だけでなく口語表現だと「大流行」といった意味もあるため「意味のない流行り」とも解釈できる。

*3 および、作品内ではバレていないが「クラーク・ケントが実在の人物であればすぐにスーパーマンだと発覚するだろ」と視聴者からのツッコミがあること

*4 DCコミックにて登場。飛行能力があるスーパーマンだが、弱体化した際に疑似的に能力を再現発揮する乗り物。

*5 バットマンのサポート役。作品ごとに異なり、女性の場合はバットガールと呼ばれる。