ポリス・クルーザー (Police Cruiser)
詳細
データ
種類 |
メーカー |
和名 |
日本語訳 |
ドア |
乗車定員 |
駆動 |
緊急車両 |
ヴァピッド |
ポリス・クルーザー |
警察パトカー |
4ドア |
4人 |
FR |
プラットフォーム |
カスタム |
オフライン |
オンライン |
PS3 / Xbox 360 |
不可 |
PS4 / Xbox One / PC |
プラットフォーム |
価格 |
売却額 |
オフライン |
オンライン |
オンライン |
PS3 / Xbox 360 |
非売品 |
売却不可 |
PS4 / Xbox One / PC |
プラットフォーム |
ガレージ保管 |
オフライン |
オンライン |
隠れ家ガレージ |
物件ガレージ |
自宅物件ガレージ |
PS3 / Xbox 360 |
可 |
不可 |
PS4 / Xbox One / PC |
ステータス
|
公称値 |
実測値 |
Top Speed(最高速度) |
- |
km/h |
Acceleration(0-100km/h加速時間) |
秒 |
Braking(100-0km/h制動時間) |
秒 |
Weight(重量) |
|
解説
LSPDが保有する警察車両のひとつ。
オリジナル版では追跡にはほとんど使われず、駐車スペースでくすぶっているだけだったが、強化版では新型車と共に元気に仕事をするようになった。
ロスサントス市内の警察署には使われていない車両が大量に駐車されている。
さすがにパトカーなだけあり高性能だが、
ポリス・クルーザー3に比べると耐久性が低い為、ボディが潰れやすく走行不能に陥ることも多い。元ネタから考えて、設計が1980年代から大きく変わっていない為だろう。
モデルはアメリカンポリスを代表するパトカーとして長く使われているフォード クラウンヴィクトリア ポリスインターセプター(通称:P71)である。
ゲーム中では、クラウンヴィクトリアからフォード・トーラスをベースにしたポリスインターセプター(
ポリス・クルーザー3)に順次変更されており、中古のパトカーが地方の保安官事務所などに
シェリフ・クルーザーとして払い下げられている設定となっている。
そのため、ロスサントス市内の警察が新型パトカーの
ポリス・クルーザー3に乗り、
ポリス・クルーザーは使われずに保管されているのに対し、田舎であるブレイン郡の保安官事務所は未だに本車の色違いである
シェリフ・クルーザーを使っている。
GTAVの舞台となっている2013年当時のアメリカでは、市警においてもまだクラウンヴィクトリアが主流となっており、新型車は限定的な導入に留まっていた。
しかし2020年現在、老朽化や耐用年数を超えた関係で、残念ながらクラウンヴィクトリアは都市部を中心に数を減らしている。いわば
ポリス・ロードクルーザーとほぼ同じ状態になっていると言えよう。
+
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現実におけるアメリカのパトカーの現状 |
2022年現在、アメリカのパトカーの主流はトーラスベースのポリスインターセプター…ではなく、エクスプローラーベースのインターセプターユーティリティ。
セダン限定で見るのであれば、トーラスベースよりもチャージャーベースのダッジ・チャージャー・ポリスパッケージが主流。
主要都市においてはロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガス等ではまだ少数が前線で活躍しているようだが、ニューヨークやマイアミでは既に全車両が退役している。
カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)では2018年の夏時点で最後の1台となっていたが、それから1年後の2019年8月に退役している。
現在のCHPの主力はダッジ・チャージャーで、インターセプターユーティリティを一時は導入していたものの、SUV故に燃費が悪い等の理由からチャージャーが制式採用となった様子。なお、CHPにはシボレー・タホ等の他のSUVも導入されている。
ちなみに都市部でこれだけバラつきが出るのはパトカーが個人保有になる地域か、公費で導入され、各警察署に配備されるかどうかの違いと思われる。
なお、都市部の中古を導入することもある地方都市でも数は減っており、流石に生産終了から10年以上が経過した今、より台数は減ることが見込まれる。
それにも関わらず前線を張り、末永く使用され、今でもなお警察官がこの車両を好むのは、シンプルな設計故に修理やメンテナンスがしやすいメリットと、アメリカのパトカーや警察機関の在り方が日本の事情とは異なる、アメリカ独自の事情故だろう。
2020年にミネアポリスで警察が黒人容疑者を死亡させた事件を発端として全米に広がった「BLM」運動において、一部の暴徒化したデモ参加者がパトカーを燃やす等の暴挙に出ており、その中にはクラウンヴィクトリアのパトカーも含まれている。
余談ではあるが、同系統の箱庭ゲーム『Watch Dogs 2』ではフォード・フュージョンをモデルにしたパトカーと何故か現実には存在しないフォード・エッジをモデルにしたSUV型のパトカー(おそらくインターセプター・ユーティリティをモデルにしているのだろう)の2種類であり、クラウンヴィクトリアをモチーフにしたパトカーはミッション内に登場する撮影スタジオの劇中車としてシカゴ市警のものが登場するのみに留まっている。
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ルーフのライトバー(回転灯)は旧来の反射板を回転させるものとLED式の2種類が存在する。
これも装備の更新を一度に行えない予算上の都合が反映されているのだろう。
新旧ライトバーを重複して装備した車両が出現するバグが存在する。出現条件は不明。
ちなみにオフライン・ミッション「良夫賢夫」でライトバーを装備していない車両が出現することがある。
インテリアは標準セダンタイプで、ダッシュボードには警察用無線機がある。
また運転席からスポットライトを操作できるようになっているのが見て取れる。
前後の座席を網と金属板で区切っているが、これは万が一連行した犯人が暴れた場合、前席の人間の安全を確保するためである。
もっとも本作の警察は市民を連行しなくなっているので、ほとんど無意味な装備ではあるのだが。
『チョップ・ショップ』アップデートで、購入&カスタマイズ可能な強化版の
スタニアーLEクルーザーが実装された。
余計に本車の影が薄くなったとは言ってはいけない。
余談だが、1stトレイラーではこの車と見た目が違う民生版の
スタニアーがパトカー仕様になってカーチェイスをするシーンが存在したが、製作過程で車両がまるまる削除された模様。
『V』の時代設定からして現役引退しているからだろう。
入手場所、出現場所
オフライン
- ロスサントス市内の各地の警察署の駐車場に多数駐車されている。
- ロスサントス国際空港前のロータリー付近に出現するポイントがある。出現していない場合もあるが、少し離れてまた戻ると出現している。なお、警官はいない。周りに警官や市民がいなければ、盗んでも手配されない。
- ミッションロウ警察署周辺の巡回にも使用されている様子。
- 時々緊急出動していくこの車両に出くわすこともある。
- この車両が出現した状態で手配度が付くと警官がこの車両に乗り込み追跡してくる。運が良ければ5台ほど追跡してくることも。
- パレト・ベイ保安局にも駐車されていることがある(払い下げになったものと思われる)。
- 強化版では普通にプレイヤーを追跡してくる。
オンライン
- 低確率ながらミッションロウ分署に固定出現することがある。しかしガレージに保管できないのが難点。
画像
PS3
一人称視点(北米版PS4?)
参考
Beta版車両
先代のスタニヤーがベースになっている。
モデル
フォード・クラウンビクトリア ポリスインターセプター(LAPD)
最終更新:2025年04月02日 21:36