モルガン

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モルガン - (2022/08/10 (水) 19:12:32) の編集履歴(バックアップ)



「私の息子である貴方には王位を継承する資格があります。
 今はその身分を隠し、王に仕えなさい。
 そして──いずれを倒し、その身が王になるのです」

モルガン(モルガン・ル・フェ)とはアーサー王伝説に登場する女性。
「妖精モルガン」を意味する名の通り、当初はアーサー王の支援者としての側面が強く、カムランで重傷を負った王をアヴァロンに導いたのも彼女だった。
後にアーサー王の姉である事や邪悪な魔女との逸話が加えられ、彼の王権を狙って策謀を張り巡らせ、近親相姦すら行う悪女像が有名になっていった。
キリスト教圏の象徴としてのアーサー王と、ケルト人のドルイド信仰をはじめとした異教徒達との軋轢をアーサーとモルガンの対立に仮託した事が、
このような一種悪堕ちめいたエピソードの変化に繋がったと見られている。
北欧神話に名前が良く似たモリガンという戦争の女神がおり、逸話は全然違うが同一視される場合もあるらしい。
なお、淫魔の女王では無いし、アメコミのヴィランや『ONE PIECE』に登場する大ウソツキの鳥社長および斧手の人とも無関係。
本項目ではTYPE-MOON発売のFateシリーズに登場するモルガンについて記載する。
担当声優は『Fate/Apocrypha』では 遠藤綾 女史 、『Fate/Grand Order』では 石川由依 女史。

+ ※注意 この項目には『Fate』シリーズのネタバレしかありません
アーサー王ことアルトリア・ペンドラゴンの姉。
原典ではではウーサーの妻イグレインと彼女の最初の夫ゴルロイスとの間に生まれた子で異父姉とされているが、
型月ではアルトリアと同じウーサーの娘で異母姉という設定になっている。
また、モルゴースやエレインなど2人の姉もモルガンに統合されている。

本来、ブリテンの王は王に選ばれた者に与えられる神秘の力(ブリテン島の加護)を授かり産まれるが、
神秘が薄まった影響でその力は尽きかけており、ウーサーはブリテンの加護が受け継がれないことを危ぶみ、
マーリンの協力の下で人と竜の血を掛け合わせることで理想の王であるアルトリア=アーサーを作り出した。
しかし、予想に反してモルガンは神秘を受け継いで生まれ、しかしてアルトリアが選定の剣を抜いたため自身は王になれず、
本来自分のものとなる筈だったブリテンの王位を奪ったアルトリアと対立したとされる。
ただ、昔からそうだったわけではなく、アーサー王を憎むようになったのはキャメロットができてかららしい。
モルガンと面識があったケイ卿は「妖精のように無垢、かと思えば戦乙女のように壮麗、かと思えば魔女のように残忍」と称している。
アーサーが人理に肩入れする竜と人間のハイブリッドなら、モルガンは神秘に肩入れする人と妖精のハイブリッドと言える。

円卓の騎士に名を連ねるガウェイン、アグラヴェイン、ガヘリス、ガレスの母であり、
加えてモルガンが魔術によって疑似的な男性としたアルトリアと近親相姦の末に入手した遺伝子から、
アルトリアのクローンともいえるホムンクルスであるモードレッドを作り出している。
ただし、ガウェイン、ガヘリス、ガレスはモルガンとの関わりが薄かったため自分達を生んだ女以上の認識は無く、
アグラヴェインはモードレッドと同じくブリテンの王位を奪うために送り込まれた駒だったが、
彼は元よりモルガンを嫌っていたことに加え、なおかつブリテンの王にはアーサー王の方が相応しいと忠臣になる道を選んでいる。
モードレッドも彼女にいい感情を抱いておらず、『FGO』では「母が子を愛するなんておかしい(意訳)」とナチュラルに発言している。

上記のように伝承におけるモルガンはアーサー王の宿敵とされながら、今際の際でアーサーを献身的に治療するという首尾一貫性の無い行動をしている。
『FGO』においてシャーロック・ホームズはこれらの情報から、モルガンは三重人格者、
アルトリアの善き姉「モルガン」、妖精としての在り方「ヴィヴィアン」、ブリテン島の化身としての在り方「モルガン・ル・フェ」
の側面を持っていたと推察している。
即ち、アルトリアへの身内としての情愛もブリテンを奪われた憎しみもどちらも彼女を構成する一部であり嘘ではなく、
同時にブリテン島の後継者の資格を持って誕生した彼女にとってブリテンこそが全てであり、
そこにしか己の価値を見出だせないが故に、アルトリア自身に咎は無いと理解しながらも、
憎悪しなければ自分は無価値で無意味としか思えず、しかしその在り方故に結果的にブリテンを破滅に導いた…としている。

その魔術の腕は型月の魔術師で最高峰の一角であるマーリンと同格。
ブリテン島の加護により条件次第では彼をも上回るほど。

Fate/Grand Orderにおけるモルガン

「……私を召喚したのですね。バーサーカー、モルガン。
 妖精國ブリテンの女王にして、汎人類史を呪い続けるもの。
 それで問題がないのなら、サーヴァントとして力を貸しましょう。」

第二部第六章の異聞帯『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』に登場。
妖精國ブリテンに2000年もの間君臨する女王であり、5章ではブリテンからオリュンポスに向けてロンゴミニアドを撃ち込んだのも彼女である。
また、本来異聞帯は空想樹の存在により成立するものだが、モルガンは空想樹のリソースを根こそぎ吸い尽くし、
剪定事象である「異聞帯」からさらに枝分かれした特異点「異聞世界」を形成するという絶技を行っている。
妖精國においては、「私は妖精を救わない」と語り、妖精に令呪を刻み彼らから生命力を奪う「存在税」を課す独裁者として知られるが、
同時に定期的に発生する妖精がモースと呼ばれる偉業の存在と化す「厄災」からブリテンを守護する役目も担っているため、
圧政者でありながら2000年の間女王として認められている。

カルデアはブリテン異聞帯で起きると観測された地球を巻き込んでの「崩落」の阻止と、
ロンゴミニアドを異星の神に対する切り札とするため、彼女との交渉を目的のひとつとしてブリテン異聞帯を訪れた。
モルガンはロンゴミニアドの提供に関してはにべもなく拒絶した一方で、カルデアが厄災を打ち払った功績として1億QPを与え、
その場ではカルデアを見逃すなど律儀な行動を見せていた。
しかしここで気になる事態が起きた。当初、主人公含めたカルデアはモルガンを異聞帯の王と認識していたのだが、
ブリテンを担当していたクリプターであるベリル・ガットはモルガンのマスターを自称しており、モルガンもそれを否定せず、
主人公だけでなくモルガンの部下も困惑させることになった。
上記の通り、モルガンは2000年の間女王として君臨しており、約1年前に妖精國を訪れたベリルが召喚したという話はおかしい。
にもかかわらず、当のモルガンがそれを否定しなかったため、ユーザーを困惑させたのだが…?

+ 6章モルガンの詳細及び妖精國の解説
「私のブリテン。私の妖精國。
 本当はもっと酷い國にする予定でしたが、それだと彼女が可哀想なので、
 少し優しく設定しました。」

妖精國に登場したモルガンは、ベリルが召喚した汎人類史モルガンの記憶と知識を受け継いだ、異聞帯のモルガンの同位体である。

本来、この異聞帯は1万4000年前に地球外から文明を吸い上げ破壊する災厄の遊星ヴェルバーの尖兵である、
白い巨人セファールが訪れた際の出来事が汎人類史との分岐点となっている。
汎人類史では精霊がエクスカリバーの原型となった聖剣を作り出してセファールを撃退できたのだが、
この異聞帯では聖剣の鋳造が間に合わず、破壊と略奪の限りを尽され地球は滅亡したのである
後の妖精國の始祖となる妖精「はじまりのろくにん」は見渡す限り何もない海に途方に暮れるが、
そこに神霊ケルヌンノスと巫女が現れ、ケルヌンノスはその巨体で荒波から「はじまりのろくにん」を守り、
彼らはその礼としてケルヌンノスを祭る様になった。
だが、奪われた大地がいつまでも戻らずいつまで経っても変わらない状況に「はじまりのろくにん」が不満を抱き始め、
挙句その責任をケルヌンノスのせいだと決め付ける様になり、
ある日供物を用意した盛大な祭りの体を装って、捧げ物に紛れ込ませた毒酒でケルヌンノスを殺害して
ケルヌンノスの死骸を大地代わりにすることで新天地を作ったのである。
さらに、妖精達の魔の手はケルヌンノスの死体に泣きすがる巫女にまで及び、
彼らは巫女に魔術をかけて不死の状態にすると、彼女の体をバラバラに切り刻み「人間」を生み出すための素材とし、
人間を作り出す術を手に入れたのである。

かくして新天地と「家畜」を入手した「はじまりのろくにん」は様々な「仔」を生み出すことで自分の氏族を増やしていき、
ブリテンは妖精で満たされた妖精郷となり、そしてケルヌンノスの遺体を大地として拡げていった。
しかし、死してなおケルヌンノスの憎悪と怨念は消えず、定期的に発生して妖精達を祟り殺す「厄災」と化した。
これが妖精國の建国と「厄災」の成り立ちである。
しかしここで一つの疑問が生じる。それは「ケルヌンノスはそもそも何のために「はじまりのろくにん」の前に現れたのか?」という点である。
上記の情報だけ見るとケルヌンノスはお人好しが軽率にもカモにされたようにしか見えないが、それは半分間違い。
そもそもケルヌンノスは妖精達を救いに出現した訳ではない。

「何故セファール来襲の聖剣の鋳造が間に合わなかったのか?」
これがケルヌンノスの現れた最大の理由にして、汎人類史と決定的に分岐した要素である。
それは聖剣鋳造担当の妖精が「サボって怠けていたから」というあまりにもシンプルで馬鹿馬鹿しい理由であった。
この妖精こそ「はじまりのろくにん」であり、ケルヌンノスと巫女は妖精達を救うためではなく罰するために世界の裏側から現れたのである。
妖精達がケルヌンノスを殺し巫女を素材にしたのも、罪の意識など欠片も抱いていなかった「はじまりのろくにん」にとって、
ケルヌンノスと巫女は口うるさい邪魔者でしかなかったためである。

そして世界は罪を六の氏族の妖精達に償わせ、「はじまりのろくにん」が造らなかった聖剣を改めて造る使命を背負った「楽園の妖精」遣わせた。
それが、汎人類史でモルガンと呼ばれる存在の同位体に当たるヴィヴィアンであった。
しかし、本来の歴史では雨の氏族達に時が来るまで庇護・養育されていた所を、彼女を忌みを嫌う他の氏族長の手により一族諸共滅ぼされ、
その結果として災厄への対抗手段が失われた妖精達は「大災厄」により、
ブリテン異聞帯諸共滅亡して復興も完全に不可能となってしまい無の大地と化すはずだった。

ところがベリルが訪れたことでその状況は激変することになった。
ブリテン異聞帯の性質はクリプターにとっても異星の神にとっても厄介な場所であり、
ベリルはリーダーのキリシュタリアから異聞帯を自滅させるように密かに指示されていた。
ベリルもキリシュタリアに逆らえるだけの力はないため、当初は相応の対価を要求しつつ真面目に異聞帯を滅ぼすつもりであったのだが、
そこで召喚したのがよりによって汎人類史のモルガンだったことがこの事態を起こした。

異聞帯滅亡の引き鉄になったのは、異聞帯モルガンが妖精郷で誰からも受け入れられずに迫害されて殺されたからであり、
汎人類史モルガンはその結末を頑として受け入れられなかった上に、
「此処には憎き父や妹といった邪魔者達もいないのだからより容易く自分の理想のブリテンを創ることが出来る」
と考えて、自分が召喚された術式を即座に解析してカルデアのレイシフトを再現する術を会得。
通常、レイシフトはコフィンという「棺」に守られることで修正力による消滅を回避するものであり、
現実での肉体を持たないサーヴァントがコフィン無しで行えばレイシフト先で即座に消滅してしまう。
モルガンとてそれは例外ではないのだが、レイシフト先に自分の同位体が存在することで、自らが持つ記録と知識をあちら側へ譲渡することに成功
(『Fate/EXTELLA』のアルテラルートの主人公がやったことに近い)。
「サーヴァントとして召喚された汎人類史のモルガン」はこれによって霊基消滅してしまったが、その代わり「過去の異聞帯のモルガン」は、
元の人格の上にブリテン異聞帯の未来での末路を含めた汎人類史のモルガンの知識を持つ存在となった。

これにより生き延びた彼女は救世主トネリコとして名を馳せ、幾度となく「厄災」を祓うが、
しかし、妖精達からはその度に排斥され、「人間のウーサーを王として擁立する」という最後の方法も、
ウーサーを妖精に殺されて台無しにされたことで溜まりに溜まっていた亜鈴の仔である妖精達への不信と不満が爆発し、
妖精を救おうとする楽園の妖精の使命を放棄し支配者として君臨することを決意。
ロンディニウムの滅びをわざと見捨て、大厄災による妖精文明の崩壊後に「女王モルガン」として帰還。
空想樹セイファートを枯死させ、ブリテン異聞帯を空想樹の力によって維持される異聞帯から現実に存在する異聞世界へと作り替え、
妖精國ブリテンを建国。
かくして本来の歴史であるモルガンが殺される結末は回避され、この異聞世界は形成されたのである。
しかし、それは妖精の根絶と同時に消えるはずであったケルヌンノスの怨念もまた現代まで持ち越されることを意味していた。

モルガンが使命を放棄したことで新たに遣わされたアルトリアと、異変を看過できなくなって介入し、アルトリアに合流したカルデアが、
「巡礼の鐘」を鳴らしつつ各地で組織されていた反乱軍等を味方に付けたことにより敵対。
自分と同等の能力を持つ分身を何人も生み出すことで全て薙ぎ払い、数々の修羅場を潜り抜けた主人公ですら戦意喪失する一歩手前まで追い詰めたが、
虚偽の情報で乱心状態のまま現れた心からの腹心のはずのウッドワスに重傷を負わされ、
さらにまだ希望を持って救世主となろうとしていた頃ただ一人感謝を向けられた事から情を抱き、
自身の養女にして次期女王にしようとしていたバーヴァン・シーの瀕死の姿を見せ付けられて動揺。
そこへ自由都市ソールズベリーの領主オーロラによる「真実の告白」という名目の全域への虚言混じりの吹聴が重なり、
全ての苦しみはモルガンの責任だとオーロラに吹き込まれた住人の妖精達に惨たらしく殺害されてしまった。
最後に「自分が玉座に戻らなければブリテンは滅んでしまう」と命乞いするが、聞き入れられることは無かった。

この展開からも分かるように始祖となる妖精「はじまりのろくにん」が我欲が強すぎたためか、
妖精國に存在するその末裔の妖精達も(人間の模倣という面は大きいものの)本質は醜悪。
  • 自分の歴史の存続を諦めて他の異聞帯への移住を強行しようとした雷帝イヴァン
  • もはや滅亡を先送りにしかできないにも拘らず割り切れなかったスカサハ=スカディ
  • 民草の無謀な発展を阻止・完全にコントロールすることで永遠の秩序を作り上げた始皇帝
  • 邪悪無き世界の創造を求めた結果、ただ世界を輪廻させ続けるだけの概念となったアルジュナ・オルタ
  • 人の統治ではなく神の統治により理想郷を築いたゼウス
第二部の異聞帯の「王」とその住人達にはいずれも汎人類史から間引きされるだけの理由はあったが、
同時にいずれも彼らなりの大義と汲むべき事情があった。
しかし、妖精國の妖精達のほとんどは、そうした異聞帯の王や住人ですら最低限弁えていた「筋」を持たず、
始祖である「はじまりのろくにん」と同じく善意や理性・大義を理解せず恩を仇で返し、
過去も未来も省みずその場限りの衝動で人間も同族も平然と殺す者達が過半数を占めており、
この世界線は上記の他の「存続したくでもできなかったIF」「発展の見込みが無くなったIF」とは根本的に異なる、
「繁栄させてはいけない歴史」「存続することが間違っていた歴史」の異聞帯である。

「やめ、て── 私を、玉座に── 玉座に、戻せ……!
 もう、ブリテンを、失いたく、ない……!」

そして、ケルヌンノスの呪いを抑えていた者がいなくなり、モルガンの後釜に成り得るノクナレアも謀殺されたことで「大厄災」が発生し、
妖精國は『Fate/Grand Order』本編史上比喩抜きの最悪の地獄絵図と化した

ゲーム内でのクラスはバーサーカー
なお、ファンの間では実装されるならキャスターかアヴェンジャーという意見が多かったが、
上記のベリルが呼んだ汎人類史モルガンはルーラーとして召喚されている。
もっとも、ルーラーは裁定者の適正者だけでなく支配者の英霊も適性があることは別作品で既に示されていたが。

宝具は汎人類史モルガンの「円卓を破滅させるもの」という在り方と概念を攻撃として転用した「もはや辿り着けぬ理想郷(ロードレス・キャメロット)」。
モルガンがその生涯をかけて入城を望み、そして果たされなかった白亜の城キャメロットの具現であり、
その決して辿り着けない路を一瞬で踏破し、敵共々破壊する。
モルガンはアルトリアと同じ存在であるはずなのに、アルトリアは迎えられ、モルガンは拒絶された。
より正確にはアルトリアやブリテンに拒絶されたのではなく、世界のルールそのもの…即ち「人理」に拒絶されたのだという。
故にモルガンが憎むはアルトリアではなく人理そのものであり、この宝具には人理そのものを打倒しようとする意思が込められている。

ゲーム中の性能はバスター全体攻撃宝具を持っており、味方全体にオーバーチャージ+1のバフを与える効果がある。
また、高水準のNP補充スキルも2つ備え、周回から高難易度ボス戦まで幅広い分野で活躍が見込める強豪キャラ。

マイルームではアルトリアとオベロン、そして自分以外のバーサーカーを毛嫌いする一方で、
異聞帯での配下だった妖精騎士達を気にかけたり、汎人類史の自分に子供が居た事やモードレッドの生い立ちを知って思いつめる描写がある。
それと主人公の性別に関係なく伴侶にしようとするため、台詞の差分も豊富。


MUGENにおけるモルガン

Dipmius(Game Mick)氏の製作した『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
現在のバージョンはベータ版。
多数の広範囲の飛び道具を備えている他、自立稼働する分身を生み出す技もある。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

出場大会

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