オリジナルコンボ

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オリジナルコンボ - (2009/12/09 (水) 13:04:50) の編集履歴(バックアップ)


ストリートファイターZERO2』が初出のシステムで、略して「オリコン」。
『ZERO3』や『CAPCOM VS. SNK 2』『CAPCOM FIGHTING Jam』でも採用された。

作品によって仕様は異なるものの「ゲージを消費して発動すると残像(分身?)が付き、ほとんどの攻撃がキャンセル可能になる」というのは共通。
通常では繋がらないような連続技を作れるのが特徴で、うまくやれば7~8割ほどのダメージを叩き出せる。
そのためバランスを悪くする要因として賛否が分かれることも多い。

ベガの通称「バニコン」やルガールの通称「運送?スペシャル」、藤堂竜白の通称「重ね当て地獄」などが有名。
(しかし「運送スペシャル」は画面端ならば(屈強P二段当て)×nのほうが減るのは秘密だ)
『カプエス』では、ガードしている相手にオリコンを発動し、発生が早いもしくは多段攻撃の削り効果のある必殺技×nで
ガードブレイクさせて5割ほども奪うエリアル(通称「昇連」)もある。これはさくらなどが持っている。
ただガードブレイクのシステムが少ないキャラばかりのMUGENだと、一部のキャラ相手にしかできない。

ジョジョの奇妙な冒険』の「タンデムアタック」(リアルタイムタイプ)、初代『月華の剣士』の「乱舞奥義」(『第二幕』ではデッドリーレイブ風)、
KOF2002の「どこでもキャンセル」、3D格闘だが『ストリートファイターEX2』の「エクストラキャンセル」(略してエクセル)など、
他のゲームにも似たようなシステムは幾つか存在する。

特にオリコンに対して賛否両論のあった『ZERO3』は、前作『ZERO2』や上記の類似システムに比べ強力となっている。
  • ラウンド開始時からゲージが100%溜まっている(発動自体はゲージ50%以上で可能)
  • 発動時に同時押しするボタンの強弱で、残像の追尾間隔(攻撃密度)を指定できる
  • オリコン中に攻撃を食らった場合、ゲージを50%失うのみ
  • 着地キャンで永久に移行できるキャラが多い
このため、オリコンを使用可能なV-IZMが何かと優遇された性能になっている。
その反省か『CFJ』ではかなり弱体化された。

類似システムや「幻影陣」「ミラージュボディ」と言った分身系と比較した場合も、本家オリコンは殊更に強力と言える。
  • 同時押しのみで無敵時間が発生する
  • 空中から発動できる
  • 時間停止中に行動開始できる
他のゲームに例えると、KOFの避けに時間停止がついてカウンター攻撃から即死するような物で、しかも空中発動可能と、そもそもシステムとして逸脱した性能と言えるだろう。


MUGEN動画では『カプエス』キャラのAグルーヴが使用するのを主に見ることが出来る。
ただし、状況に応じたアドリブが必要なためか、AIがオリコンに対応していないキャラも少なからず存在するので注意。

ちなみに、Pots氏が製作したキャラにも標準装備されているが、これは正確に言うと上にも書いた『ストEX2』の「エクセル」だったりする。
  • 発動するとスーパーコンボゲージと違うゲージが出現し、これを消費していく
  • 通常技→必殺技はキャンセル可能だが必殺技→通常技は不可能になる
  • 超必殺技などのゲージ消費ではスーパーコンボゲージを消費し、エクセル状態は解除される
  • 使用ゲージが1本
  • 発動中ガード可能
など微妙な違いはあるが、まぁ概ね同じような物と思っても問題は無いだろう。