「天使は天使の仕事してればいいの わかる?」
ニトロプラスのPCゲーム『天使ノ二挺拳銃-Angelos Armas-』に登場するキャラクター。
世界的な不妊症が蔓延し子供が生まれなくなってしまった世界に、時を同じくして突如発生した、「
天使」の一人。
「天使」は死を迎えた人間から発生する「未練」を、手にした拳銃で撃ちぬき浄化させる存在であり、
普通の人間には見えず、触れない。幽体などの特殊な存在でなければ天使を認識することはできない。
はずだったが…
主人公の新米天使ヴィム(
キョン似の天使)、最古参の天使ペーター(
金髪の天使)と共に地上に降り立った。
モーゼルを愛銃として使用する。相棒のヴィムよりは早く生まれており、先輩として振舞っている。
性格は強気で自分の意見を曲げない強情っぱりで、人間に興味を持つヴィムと衝突ばかりしている。
ちょいロリちょいツンデレの中途半端なキャラクターのせいか、なんとなく影が薄い。
かつてはジェイという天使と共に行動していたが、人間を愛した末に人間へと生まれ変わったジェイに手痛く裏切られた過去があり、
そのため人間を「不協和音の源」として嫌っており、ヴィムもジェイのようになるのではと不安を抱いている。
ちなみに「アンリ」と言う名前は某歌手のおかげで余り違和感を抱かない人も多いだろうが、
本来はフランス語圏での男性の名前であり、英語圏で言う「
ヘンリー」に相当する。
+
|
ストーリーネタバレ |
天使の正体は人を不妊にさせるウイルスであり、天使が打ち砕いていた「未練」こそが人間の魂だった。
世界中で子供が生まれなくなったのは天使が輪廻に向かう魂を殺していたからだったのだ。
しかし主人公ヴィムだけが二挺拳銃を持ち、天使の中で唯一人を愛せる存在である。
(二挺拳銃=DNA、一挺しか銃を持たない天使=RNAウイルスという暗示らしい)
彼が望めば人間になることも、天使ウイルスを治療することも可能になる。
+
|
というわけで |
一応メインヒロインと位置付けられているアンリは、この設定のおかげかほぼすべてのルートで死ぬ。
自分のルートですら世界の終わりを見届けた後に主人公と撃ち合い死ぬ。他のルートでも化け物に襲われて死ぬ。
……とまあ、相変わらずの ニトロらしい凄惨な扱いを受けてしまっている。
|
|
『ニトロ+ロワイヤル』におけるアンリ
『
ニトロ+ロワイヤル』では愛用のモーゼルと背中の羽で戦う。
ダッシュ、バックダッシュが空中に斜めに飛ぶという変わった性能を持つ。
技の射程は短く、近接戦闘型のキャラである。
一人だけ地上系の攻撃でチェーンコンボを持っている特殊なキャラ。
下段が少ないためガード崩しはしにくいが、それを補って余りある機動性を持つ。
何でも繋がるから基本的には初心者用のお手軽キャラ。
「モーゼル」は射程は短いがヒット数に優れており、空中で出すと射程が短くなるが、
中段になり更にバウンド効果が付いて相手を浮かせることが出来る。
超必殺技の「ライフストリーム」は3ゲージ消費の広範囲攻撃で発動中は全身無敵。
ギルの「セラフィックウィング」に似ているが全体攻撃ではない。
空中でも出せるがその範囲は地上版共々、
かなり不可解でよく解からないところに攻撃
判定が発生する。
さらに発動すると
体力が50%も回復する。
MUGENにおけるアンリ
MUGENではkayui uma氏が製作。
戦闘前にノーマルとEXモードを切り替えることが出来る。EXになると空中ダッシュが付加。
また他のニトロワキャラと同じくブラック(11P)、ゴールドカラー(12P)も存在。
「ライフストリーム」は
原作での攻撃判定がデバッグで見てもどこに出ているのか解らなかったとのことで
全体攻撃化している。
○○うめぇ氏制作の
AIが存在していて、
チャンスメイクの頻度が調整可能となっている(最新版未対応)。
テキストに記述はないが動きから察するに、対AIを想定して作られたものだと思われる。
しかし、
こいつとか
こいつとか
こいつとかのインパクトが強いせいか、動画ではあまり見かけない。
2012年5月頃よりNoobic Cube氏によるAIパッチが公開された。こちらは最新版対応。
一応、本物の天使なのだが、負けても「
あなたは天使だ」とは言われない。
まぁ所詮ウィルスだし。
出場大会
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
出演ストーリー