くにお

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くにお - (2013/07/01 (月) 20:57:40) の編集履歴(バックアップ)



「なめんなよ!」

格闘スタイル:喧嘩
誕生日:11月27日
星座:いて座
血液型:AB型
職業:高校生

今は亡きテクノスジャパンの『くにおくん』シリーズの主人公。
私立熱血高校に通う三年生。高校№1しか着れないとされる白い学ランリーゼントがトレードマーク。
名前はテクノスジャパンの社長、滝邦夫氏の名前から取られている*1
担当声優は主に『ドラゴンボール』のベジータと同じ堀川りょう氏が演じている*2

見た目こそ典型的な不良だが、仲間や困っている奴を見捨てられない弱きを助ける『正義の不良』
卑怯な人間の卑怯な事や弱い物いじめが大嫌い。
何事にも常に徹底した根性を出して取り組み、大きな心で誰からも慕われる。
ケンカの強さもかなりの物で、友人であるひろしを助けるために単身893巨大組織と闘った事は伝説にもなっている。
またスポーツも万能で、主将を務めるドッジボール部だけでなく、
野球やサッカー・バスケアイスホッケー等様々な運動部に助っ人として参加し、
多くのスポーツで正規部員の実力を上回るエース級の能力を誇る。

代表的な技は猛スピードで蹴りを放つ「まっはきっく」。「ダウンタウン」シリーズではその他にも様々な技を習得する。
スポーツ系の作品では、ボールが楕円球形に変形し高速で飛ぶ「ナッツシュート」が代表的な技。

またライバルに花園高校の鮫島力(さめじま りき)がいる。
1作目『熱血硬派くにおくん』では1面のボスという完全な対立関係であったが、
『ダウンタウン熱血物語』で手を組んで以来は親友で好敵手となった。まあいわゆる2Pキャだが。



『くにおくん』シリーズを語る上で欠かせないのが、縦約30ドット、横約20ドット、2.5頭身のドット絵で表された、
親しみの持てるデフォルメキャラである(一部タイトルを除くが、このモデルを採用しているタイトルの方が圧倒的に人気が高い)。
しかも、大半のキャラは顔の上半分のみの変更で他の部分は全くの使いまわしである。
たったそれだけのサイズのドット画を用いていながら、キャラクターそれぞれの豊かな個性がはっきりと表されている。
性格も個性豊か。それぞれの名前、ルックス、性格、技、能力的な特徴を一致させて覚えやすい。
しかしそのルックス、性格、名前はどこか自分の身の回りにいそうな親近感を覚えさせる。
ニコMUGENでもくにおくんドットで描かれた格ゲーキャラが登場する「~人組作って~シリーズ」が有名である。
余談だがくにおくんシリーズは技が(ファミコン時代にしては)非常に多く名前も個性的である。
「まっはきっく」や「まっはぱんち」のように技のイメージがわかりやすいものから
「ぼうじゅつすぺしゃる」やら「ばくまりゅうじんきゃく(爆魔竜神脚)」等、「あんますぺしゃる」なんてのも…
ラスボスの山田にいたっては「やまだのじゅつ」である。
因みにこの山田には
「ぜんこくの やまださんには もうしわけないが おれが あくの おおぼすの やまだだ!」
「この おれの あくの ぱわーが つうよう しないなんて・・・げろろんぱ。」
等の名(迷)言がある。
技名含めてひらがななのはファミコンだから仕方ない

こんなところでアシスタントしてたりもする

(以上、wikipediaより一部抜粋、改稿)


MUGENにおけるくにおくん

MUGENでは以下のくにおが存在している。
+ 有狩(アルカリ)氏製作 『初代熱血硬派くにおくん』仕様
  • 有狩(アルカリ)氏製作 『初代熱血硬派くにおくん』仕様
何故かボイス檜山修之のものが使用されているが、
キャラが熱血硬派なので違和感はほぼ無い。偶然にもモバゲー版のCMナレもやってたりするし。
『ためぱんち』や『じゃーまんすーぷれっくす』等が使えるほか、
りきやよしひろがストライカーとして登場する。
同じゲーム出身で、アフロン氏製作のとうやまと戦わせてみるのも面白いだろう。
+ Werewood氏製作 『熱血硬派くにおくん』仕様
  • Werewood氏製作 『熱血硬派くにおくん』仕様
アーケード版『熱血硬派くにおくん』のドットを少し引き伸ばしたものを使用したもの。
パンチやキックなどの他、バイクに乗ったりきが現れるものもある。
+ Xardion氏製作 『いけいけ熱血ホッケー部』仕様
  • Xardion氏製作 『いけいけ熱血ホッケー部』仕様
ホッケーゲーム『いけいけ熱血ホッケー部』のドットを使用したもの。
+ ギルニス氏製作 KOFアレンジ
  • ギルニス氏製作 KOFアレンジ
『ダウンタウン熱血行進曲』のドットをベースに、KOF風にアレンジしたもの。
『熱血格闘伝説』での火の玉スパイクや、MAX2も搭載されている。

2013年7月1日の更新で、「まっはきっく」が搭載された。

上記以外にも『初代熱血硬派くにおくん』や『ダウンタウン熱血物語』のドットを使用したものが存在。
他にも、『時代劇だよ、全員集合!』の「くにまさ」も製作されている。

出場大会



*1
りきと異なり、フルネームは設定されていない。
(名前の由来である社長と同じ「たき」、『くにおくんのドッジボールだよ全員集合!』で登場した
 くにおと顔が同じキャラ「あらい」等の説があるが、憶測に過ぎない)
ちなみに当時のスタッフは(社長と同じ名前にしてしまった為)『熱血』シリーズの企画を提出するときに、
「今度のくにおくんは…」と言うのが気がひけてしまいそうになったらしい。
ちなみに初代の『熱血硬派くにおくん』と言う題名は、コナミのバカゲー『新入社員とおるくん』が元らしい。
(内容はまったくの別物なのでパクリゲーではない、と言うか初代『くにおくん』は今で言うベルトスクロールアクションの元祖である。
 Z軸(奥行き)が無い作品なら更に古い物もあるが。)

*2
具体的に声優が起用されたのは、PCエンジン版『ダウンタウン熱血行進曲』以降。
以下は参考動画、ついでになとうどうもどうぞ。

また、NEOGEO・MVSにて発売予定だった『くにおの熱血闘球伝説』でも声優が当てられていた。
ベースはドッヂボールだが、NEOGEOという事で、コマンド入力で発動する必殺シュート、
スピード感が上がった試合展開等、かなり対戦格闘を意識して作られている。
実のところ、これが発売される直前にテクノスジャパンは倒産し、国内での発売はされなかったのだが、
既に先行して海外版は発売されており、現在は逆輸入されたROMカセットが手に入れられる。
(NEOGEOはリージョンが本体で判断されており、ROMカセットは数パターンのリージョンから
 適応したリージョンで動作するので問題は無い)
近年では「300in1」などのエミュレータを使用した筐体に収録されているのを遊ぶことも可能。

なお、「ボールをぶつけて体力を減らし、KOしていく」という格闘要素を盛り込んだ
ドッヂルールを生み出したのが「熱血高校ドッジボール部」であり、後にドッヂボールを
題材にしたゲームの殆どがこのルールを採用しているという、この手のジャンルの始祖の
顔も持っている。この方式のルールを「テクノス式ルール」と呼ぶ場合もある。