ストI以降は出番がないが、
ストIIのオープニングに出てくる白人がジョー、黒人がマイクという噂もある。
「アメリカ人のストリートファイター」としては誰もが思い浮かべるような典型的な風貌だが、
さすがにベタというか地味というか、テンプレすぎるため復活の見込みは薄いであろう。
技の性能としても、マーシャルアーツの裏チャンプという割には非常に地味。
ともすれば、同作の
烈並みに印象に残ることは少なく、外見も含めれば烈にすら印象では負けているかもしれない。
だが、彼には飛び蹴りであるソバットという代表的な技を持っている。
グラフィック的にはやはり地味だが、その威力たるや、実に
ライフの3分の1を持っていく。
波動拳を飛び越えられてソバットを叩き込まれた時の鮮烈な記憶は、恐らく忘れにくい出来事だろう。
更にこれを恐れて画面端で固まっていると、ボディブローをバシバシ連発してきて下手に動けなくなってしまう。
始めたばかりのプレイヤーをどん底に叩き落すような、素晴らしい戦術である。
もっとも後に、ライフの3分の1を持っていく攻撃は
このゲームでは結構頻繁にあるという事実に気づくのだが。