「任務…開始」
身長:155cm
体重:45kg
スリーサイズ:B86 W58 H90
血液型:A
年齢:16
誕生日:11月17日
戦闘スタイル:突撃杭による攻撃
好きなもの:チェス、通販
苦手なもの:騒音、規律を守らない者
中央ラストルグエフ公国軍人であり諜報員。
信心深く、命令にも忠実で常に冷静沈着である。
機導魔術を開発したのを受け、潜入活動を開始する…。
2009年に発表されたツクール格ゲー『ヴァンガードプリンセス』のキャラクター。
フルネームは「ナターリャ・ヴャチェスラヴォヴィチ・グリーンカ(キリル表記:Наталия Вячеславович Глинка)」。
担当声優は
御殿谷サキと兼任の本多しの舞(現・本多未季)氏。
東欧の小国、中央ラストルグエフ公国から日本に送り込まれた
エージェント。
5年前の「アストラルインパクト」発生時に日本に在住しており、この際に機導魔術の力を手にした。
帰国してからは
軍人となり、現在は突撃杭兵06小隊に所属。
作中では機導魔術の軍事転用技術を持っているのは日本政府
(と、民間企業で唯一研究と使用を認められているメガコーポ、ナユタ・インダストリ)だけであるため、
その動向を監視・調査して本国に報告するため日本に潜入している。
ゲーム中の
レオタードの格好はもちろん戦闘用のもので、普段は普通のスーツを着用している模様
(エンディングでは軍服と思しき服装も見ることができる)。
キリスト教圏では宗教観の影響で機導魔術に対する根強い抵抗と偏見が残っているという設定で、
その力の有用さを把握しながらも研究はほとんど行われていない。
彼女も敬虔なキリシタン(東欧の小国出身ということなので正教と思われる)であるため、
宿した機導魔術の力を表立って振るうことはなく、装備している「アサルトパイル」も通常の兵器である。
性格は
冷静沈着で感情を表に出すことはあまり無く、冷徹に任務を遂行する優秀な
軍人。
ストーリーモードでは
ラスボスであるヒルダの転生と日本軍の動きを察知し、単身戦場へと乗り込む。
ライバルキャラに設定されているリリスは悪魔なので、信心深いがゆえに憎悪と侮蔑の眼差しを向けており、容赦なく殺害しようとしている。
エンディングでは事件の顛末を本国に報告し、引き続き潜伏任務を継続。
報告では日本政府や軍部を辛辣に評価していたが、機導魔術者たちとの戦いを経て、個人的な興味と好感を抱いたような描写となっている。
いわゆるパイルバンカーが特徴の
軍人娘。
所属する杭兵部隊は戦車猟兵から派生した同国軍独自の兵種で、
全員がアギャンベギャン社によって開発された突撃杭「アサルトパイル」で武装している尖兵集団。
アサルトパイルは当初は対戦車戦闘などを想定して開発されたものだったが、現在は対人兵器としても運用できるようになっており、
杭兵部隊の他に工兵部隊でも支給されているらしい。
ナタリアさんが使っているのはB-88という小型軽量のもの(それでも全長142cmで20kgあるが)だが、破壊力は他の型と同等のため、
使用者にかかる衝撃と負担が大きく本来は扱いにくい代物。
ナタリアさんの場合は攻撃に機導魔術の力を使っていないため、おそらく魔力を身体能力に換えてアサルトパイルを制御しているのだと思われる。
が、ナタリアさんを真に象徴するもの、それは明らかに
ケツ
である。
シリアスな設定やごついパイルバンカーにはどう見てもミスマッチかつインパクト大の
ケツ昇竜
を初めとするケツ技を3つも持っていることに加え、
ヴァンプリがリリースされた直後に雑誌で紹介された際に
「今だナタリアさんケツだ」
という迷アオリが付けられていたおかげで、
「ナタリア=ケツキャラ」という図式が定着(おまけで
「さん」付けも定着)。
ついでに言うと、ケツ昇竜こと「ライジングピーチ」は
実戦では死に技
で役に立たないということもネタ具合に拍車をかけている。むしろ
ロマン技か。
CPU戦ではケツ昇竜を連打してるだけでクリアできたりするのだが。
また、初期のバージョンでは一人だけ技が少なかったり、
ドットの
使い回しが多かったりと
微妙にぞんざいな扱いを受けている気がしたり(現在はいろいろ追加済み)、
新技が追加されたと思ったら
通常投げだけで永久
という訳の分からないバグ(
コレ
)を習得していたり(現在はもちろん修正済み)。
そんなこんなで
尖兵なのにスク水みたいな格好や、至って真面目なモーションや声までもがどこか滑稽に見えてくるようになり、
いつの間にかヴァンプリのマスコット的な存在になってしまった。
ケツリアさん
とか
ケツさん
とかひどい愛称で呼ばれており、突如謎のAAが投下されたりもするが、これも
ネタキャラ愛されているキャラであるが故。
ちなみに
ぱんつははいてないのでぱんつ防御力測定不能。
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わ た し で す -‐
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二 / /l/\H l = 二
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原作での性能(Ver.1.08+)
パイルバンカーによる重い一撃と
コマンド投げを武器とするパワーキャラ。
…という見た目とは裏腹に、実は
作中随一のテクニカルキャラ
にして、
起き攻めキャラである。
主力技となる突進技のパイルシリーズ(上段の「パイルチャージ」、下段の「グランドパイルチャージ」、
中段の「リープパイルチャージ」の三種)
は小パン1発分ぐらい減る削りダメージ、高い
ガークラ値・サポートゲージ削り能力を持つとともに、
相手の
飛び道具とサポート攻撃を無効化する「プロクシガード」の効果が1発分だけ付いている特殊な技なのだが、
通常の「パイルチャージ」突進中に↓↓と入力すると攻撃がキャンセルされ、緊急停止できるという性質がある(パイルキャンセル、以下パイキャン)。
相手のサポート攻撃や飛び道具を突き破って接近できる移動技、つまり他ゲー風に言うと一人だけ
グレイズができると考えても差し支えない。
また、コマンド投げ「ロザリオンバスター」にはタイミング良く↓を入力すると演出が変化しダメージが上がるという要素がある。
これを利用してサポート攻撃などによる牽制や暴れを突破しつつ、上段パイル(削り)、リープパイル(中段)、グランドパイル(下段)、
パイキャンロザリオン(コマンド投げ)、パイキャン小パンからロザリオン(
当て投げ)、パイキャン5C(下段・投げ暴れ狩り)、
あるいはパイキャンガードやリフレクト(暴れ・
リバサ狩り)etcetc...といった無数の択をかける
「パイル択一」
がナタリアさんの生命線。
これと組み合わせて、足元無敵・ダウン中の相手を跳び越せるフロントステップからの択一も混ぜるとさらに強力。
これらの択を見切るのは非常に困難な上、成功すればまとまったダメージを取って再び起き攻めや
受け身狩りでパイル択一を仕掛けられるため、
一度転ばされたら択一のループで体力10割から死亡、なんて事態も十分あり得る。
この圧倒的な爆発力こそがナタリアさんの最大の持ち味であり、特にパイルの特性上、射撃が主力である
ルナには大幅な有利が付く。
このように書くと強キャラのようであり、実際上手い人が使うと相当ヤバいキャラなのだが、
パイキャンを隙なく仕掛けるには
コマンド入力がかなり忙しくなることに加え、
相手の心理の裏をかいたり状況の変化に合わせて無数の択を出し分ける必要があるため、扱いがものすごく難しい。
パイキャンの強みを十分に引き出して動き回れるプレイヤーはごくごく一部のみ。
この辺りがナタリアさんが見た目に反してテクニカルなキャラである所以。
また、キャンセルできると言ってもパイルシリーズは基本的に突進速度が遅く、突進中は打撃に完全に無防備。
特に上段パイルはガードで
反確なので、削り殺しやガークラ確定状況以外で
ぶっぱなすと大抵ロクなことにならない。
さらに、空中技が貧弱なので跳び込みも通りにくい。
その代わりに中距離戦では5Bを筆頭に1or3B、6A、足払いの2Cなど優秀な牽制技が揃っており、
防御面でも全キャラ一高い体力と
根性値 *1 に加えて最強クラスの対空技5Aなどがあるため、
これらを駆使して差し合いでダウンを取ることがまず非常に重要となる。
リバティアーツ「アサルトパイルヘブン」は出掛かりに無敵があるものの、
発生と同時に切れる(相打ちしたらカスダメ)上にコンボにも組み込みにくいので、主にカウンター確認からの追撃用。
ケツ昇竜こと「ライジングピーチ」は既述の通り使い道がほとんど無いネタ技だが、
代わりに地味な方のケツ技である5Cが下段無敵・投げ無敵・長い持続で強判定と地味に高性能で、
攻守に渡ってナタリアさんの近距離戦を支える優秀な技となっている(なお、もう一つのケツ技であるJCも使えない)。
サポートキャラは3Dの固めや2Dの一発がナタリアさんのスタイルに噛み合いやすいじゅりえっと、
コンボ能力を大幅に底上げできるえことの相性が良い。
「任務完了。次のミッションへ移行する」
全一との呼び声高いナタリア使いのパイキャンラッシュ
※ Ver.1.07c時のものなので現行バージョンと異なる点があることに注意
MUGENでのナタリア
なんだか
ボルテックランチャーな飛び道具を出したり、どう見ても
豺華な超必殺技を出したりで何というか別キャラ。
2ゲージ消費でサポート攻撃(原作では隠しサポートのヒルダの技のみ)を各種出せるあたりに一応の原作の名残もあるものの、
ヒットスパークがずれていたりそもそも出なかったりと作りがかなり雑。
ぶっちゃけほとんど未完成のようなものだが、一応公開されている。
当然のように
AIは未搭載。
出場大会
出演ストーリー
その他
*1
前歩き中に攻撃を受けると被ダメージが激減するという特性も持っている(リリスも同様)。ただし2ヒット目以降は無効。