ドラキュラくん

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ドラキュラくん - (2024/03/04 (月) 03:11:36) の編集履歴(バックアップ)


悪魔城ドラキュラ』シリーズの登場人物。
『悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん』の主人公。

ドラキュラ伯爵の息子であり、本編から一万年後に目覚めた時には伯爵は変態ベルモンド家に退治されており、
魔界は代わって魔王ガラモスに支配されていた。
元配下の魔物たちもほとんどガラモスに鞍替えしており、残ってくれたのは執事の死神さんただ一人。
ドラキュラくんは魔界の覇権を取り戻すべく、魔王ガラモスに立ち向かう。
エンディングでは見事魔王の座を獲得するものの、スタッフロールの最後に、
「でも うかうかしてたら ムチつかいのおにーさんが やっつけにくるかもしれないヨ」
…と不吉極まりない突っ込みで終わる。ヴォー!!


ファンメイドのイメージムービー。リメイクされるとしたらこんな感じに?

原作におけるドラキュラくん

最初は通常弾と溜め撃ちだけだが、ステージをクリアしていくと様々な特殊攻撃を修得し、
一度に5発放つ拡散誘導弾、相手を凍結させて足場にできる冷凍弾、蝙蝠に変身して飛行、重力を反転させて天井を歩行、などの新しい技を覚えていく
(設定としては、元々使えたのだが寝てる間に忘れてしまっており、使い方を思い出していく)。

ちなみにゲームの中では日光で照らされている明るい場所や、水中のステージも存在しているが、
ドラキュラくんは本来ドラキュラの弱点であるはずの日光や水(正確には澱みなく流れる水)が弱点である事を知らない為、普通に攻略できるようになっている。
……概念でどうにかなるものなのか?

本編との関係性

『ぼくドラキュラくん』は本編の歴史の中に組み込まれていない(組み込むとしても時代が一万年も離れている)外伝というかパロディ的な作品で、
その関係性は『グラディウス』と『パロディウス』に近い。
「ドラキュラくんとアルカードは同一人物なのか?」という話は発売当初から存在し続けているが、
  • 年齢が異なる
  • ドラキュラくんが寝ている一万年の間に、アルカードは何度も活動している
という明確な違いがあるので完全に同一人物扱いは難しい。
別人であるなら年の離れた兄弟とか、パラレルワールドにおける同一存在とかになる。

しかし本編で『ぼくドラキュラくん』の設定が完全に無視・破却されているわけでもなく、魔王ガラモスの方が登場しており、
一万年計画で魔界の覇権を狙っている という、正に将来『ぼくドラキュラくん』に繋がるかのような設定になっている。

他作品への出演

『パロディウス』シリーズに複数回ゲスト出演の経験があるが、『極上パロディウス』『実況おしゃべりパロディウス』の両作品とも、
複数機種で発売された中でドラキュラくんが出演したのはスーパーファミコン版のみなのであまり知られていない。
隠しキャラだけにショットがホーミングなど高性能。
機体性能の元ネタは同社のシューティングゲーム『アクスレイ』からだが、ドラキュラくんも原作で炸裂弾やホーミング弾を使っているので割とイメージは共通している。
なおコウモリに変身しなくても飛べる事を思い出したそうだ。

『極パロ』の空中戦BGMは各機体の原作BGMをアレンジした曲が使われており、ドラキュラくんは原作1面のアレンジ。
さらにその元ネタは『悪魔城伝説』の1面BGM「Beginning」である。

余談

ゲームセンターCXでも有野課長が挑戦しており、ステージ2とは思えない難易度のジェットコースターや、
ゲーム終盤の高速で上昇する足場を渡っていくステージといった反射神経と判断力を問われるステージに苦戦した他、
クリアするたびに増える特殊能力を一個ずつ忘れていきながらも、見事完全クリアを果たした。
『悪魔城伝説』は惜しくも失敗しているが…。


MUGENにおけるドラキュラくん

RoySquadRocks with Yun氏によるものが存在。
原作ゲームのドットを使用しており、基本技は6ボタン方式。
SD体型で手足が短いので、格ゲーの中に入れるとリーチが短すぎて頼りにはならない。
必殺技は火の玉を投げる、蝙蝠に変身して突進の二つ。
原作では様々な溜め撃ちが存在したが、搭載されていない。
AIはデフォルトで搭載されている。

出場大会

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