ユリウス・ベルモンド






「とくと味わえ!ベルモンドの力!」

1980年誕生。
1999年、19歳の時に記憶を失う。
「キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲」の時55歳(2035年)。
「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」の時56歳(2036年)。

『悪魔城ドラキュラ』シリーズのGBA最後の作品、『キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲』に登場するキャラクター。
現時点における時系列では最も新しいベルモンドである。
CVは『暁月の円舞曲』では龍谷修武氏、『蒼月の十字架』以降は稲田徹氏。

1999年に復活したドラキュラ伯爵を二度と復活が出来ないように完全に滅ぼし、一族の使命を全うしたが、
その余波によって記憶喪失になっており『暁月の円舞曲』では「J」と名乗っている(ユリウスの頭文字)。
中盤において記憶を取り戻し、ストーリーの進行によっては復活したドラキュラ(に近い存在)と再び対峙することになる。

初登場の『暁月の円舞曲』と続編の『蒼月の十字架』ではクリア後に使用可能。
『暁月の円舞曲』では以前の作品での裏モード、
つまりは『白夜の協奏曲』のマクシームや『月下の夜想曲』のリヒターと同様の扱いと性能だったが、
『蒼月の十字架』においては過去作の『悪魔城伝説』を意識したモードとなっており、
アルカード、ユリウス・ベルモンド、ヨーコ・ヴェルナンデスの3人を交代してプレイする関係上、ユリウスの性能自体は抑えられていた。
ただ、『暁月の円舞曲』でも隙が大きく短い鞭を扱うので、最初は苦労するはず。

キャラクター自体の特徴については、基本的に筋骨隆々な若者が多いベルモンド家の中で、
主役からは外れているものの、50代の渋みを増したおっさんの魅力を存分に醸し出しており、人気は高い。
また性能自体もかなり高い方で、流石はドラキュラを滅ぼしたベルモンドであると言える。

そのため通常プレイにおいては人気も高い良キャラ……なのだが。



「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥエ!」

TAS動画(マクシーム・キシンの項目に説明あり)では、ベルモンド一族を代表する変態ぶりを見せてしまっている。*1
通称「ドゥエドゥエドゥエ」。もしくは「ユリウス・ベルモンドゥエ」とも。

スピードの最も早い移動方法が「ジャンプ→急降下キック」だったのが運の尽き。
極限にまで最適化された結果、ジャンプ即急降下キックを連発して高速移動する。その姿は 見紛うことなく変態
(低空斜め急降下キックを発動した後、方向キーに触れずに着地すると一瞬だけ物凄い勢いで滑りだす)。
急降下キックの際に「ドゥエ!」とキモい奇声を放つのもインパクトが大きく、
ユリウスと同じく急降下キックを連発して高速移動すること、もしくはユリウスの急降下キック自体が「ドゥエ」と呼ばれるようになり、
さらには変態的移動法が使える者をデュエリスト(「決闘者」という意味)にちなんで 「ドゥエリスト」 と呼ぶようになってしまった。
(実際は「ウリャ!」なのだが、このゲームの重い着地音と混ざって「ドゥエ!」となる。要は「ナギッ」と同じ)

また、以前までは最速攻略に使用されなかったため動画になるのが遅れていたが、実はホァイも可能。
変態になる前の自分と戦い、混沌に突入する姿は紛うことなき変態。

現在では新たなバグ攻略ルートが開発され、最速攻略のTAS動画やRTA動画でホァイを繰り出すユリウスの勇姿を拝める。

+『蒼月の十字架』でのユリウス(笑)
ひとまず『蒼月の十字架』ユリウスモードのTASをご覧いただきたい。

この作品のユリウスはお供のヨーコやアルカードと比較して移動速度が遅い。
しかも瞬間火力や攻撃速度も他の2人に劣っているため、ユリウスモードなのにユリウスの活躍が一番少ないと言う悲惨なTASとなってしまった。


こっちは久々のドゥエ復活でファンを喜ばせてくれたものの、やはり無言のドゥエは少々淋しく、「前作でドゥエと叫びすぎて喉を痛めた」と残念がられる一面も。
移動速度もアルカードに比べると少し遅いので、約9分の戦闘時間のうち出番は序盤の2分だけで、アルカードが仲間に加わったら出番終了。
ヨーコをスルーしてラスボスへ直行したため相対的にユリウスの出番が増えたが、その差もスズメの涙ほどである。

ユリウスもすでに56歳、さすがに足腰も衰え変態の座から陥落した……かに思われた。

+『悪魔城ドラキュラHD』でのユリウス
XBOXライブアーケードで配信中の『悪魔城ドラキュラHD』ではDLC追加キャラクターとして登場。
PS3でも同タイトルが配信されているが、こちらでは製品版に同梱という形になっている。
本作ではまだTAS動画が作られておらず、超高速入力によるドゥエは見られていない。
そもそも急降下キックの掛け声も「ディーヤ!」と力強くかっこいいものになっており、
さらに連発してもボイスがキャンセルされないため、残念ながらドゥエは鳴りを潜めている。
分家の人間と同じく8方向自由にムチが打て、サブウエポンとして聖書とナイフ等が追加、
バックダッシュしゃがみキャンセルによるナイフ連打(通称手動サウザンドエッジ)を習得。普通に性能が高いキャラとなっている(DLCキャラの特権か)
これで変態の称号は返上できたかと思われた。が……

やはり変態だった!
「シキソシキソシキソシキソクゼクゥ・・・」

本作の高速移動で使う技はマーシャルアーツ「色即是空」。
阿修羅閃空のような移動技なのだが、その性能はというと…
  • →←↓→+Y」で発動(右方向でのコマンド)・発動するとユリウスが「色即是空…」と呟きながら6キャラ分移動する
  • 「色即是」の台詞まで無敵状態であるため、ダメージ地帯や敵の攻撃を掻い潜ることが出来る
  • 移動中に鞭攻撃やウェポン攻撃を出すと動作を中断できる
(以上、ニコニコ大百科から抜粋・改稿)

この「動作を中断できる」という仕様を利用し、
中断する際に発動した攻撃をバックダッシュでキャンセルすればもう一度色即是空を発動でき、
疑似的な「色即是空キャンセル色即是空」という行動が行える。
連続して繰り出すと「シキソシキソシキソシキソ…」と不気味なつぶやきがずっと続き、しかも入力をミスらなければ全キャラ中トップクラスの速度で移動できる。
「シキソシキソシキソ…」と唱えながら凄まじい速度で悪魔城を駆け巡るその姿は紛うことなき変態であり、
ドゥエリストならぬ「シキソシスト」という言葉まで生まれてしまった。

なお、色即是空は『HD』になって身につけた新変態技ではなく、
『暁月の円舞曲』にもユリウス特有の移動技として存在していた(『蒼月の十字架』では先述した弱体化の一環として削除された)。
しかし、当時はバックダッシュがない(と言うより、ユリウスにはバックダッシュの代わりにこれが搭載された。
『蒼真』にはバックダッシュがある)のでキャンセルで連発はできなかったし、何より無言だったので変態的な動きには見えなかった。
どうしてこうなった……。

+さらに親類が登場
『グラディウス』および『パロディウス』シリーズの流れを汲みつつ、吉崎観音により萌え系キャラを全面に押し出したSTG『オトメディウスX』にて、
ココロ・ベルモンドがDLC追加キャラとして配信された。ゲームのシステム上、ドゥエが使えないのが残念である。
高名なヴァンパイアハンターの家系であり、彼女自身も若くして多くの修羅場を潜り抜けたことから、
中学1年生という年齢には不相応な落ち着いた性格である。
ちなみにスクール水着の名札に「心」と書いてあるため、日系人であるらしい。

名前や設定、更には機体にも『悪魔城』シリーズを彷彿させる要素が盛り込まれており、
作中の資料に「ユリウス・ベルモンドの娘、または妹」という記述がなされている。
ユリウスの娘(妹)の癖に作中喋るセリフはリヒターのセリフばっかなのは何故だ。

+ココロはユリウスの娘か妹か考察
2011年時点で13歳ということは、ココロは1998年生まれということになるため、
ココロがユリウスの娘だと仮定するとユリウスが18歳の時の子供ということになり、これはギリギリセーフではあるが、
仮にユリウスの妹説を取った場合、(推定父親である)シモンIV世63歳の時の子供になる上、
ココロの母が日本人だと考えると、EDで結ばれた欧米女優と破局もしくは不倫した結果の隠し子ということになってしまう…。
それが有り得るかどうかはともかく、やはりシモンIV世の穏やかな老後のためにも、
ユリウスには18歳で日本人女性と結婚して娘を授かっていてもらいたいものである。
…………だが、シモンIV世の孫娘だった場合も、ドラキュラを滅ぼした父親(息子)が記憶喪失となって36年間も行方不明になった上、
13歳までの間に幾度と無く修羅場を潜り、一人前のバンパイアハンターへと成長してしまった孫娘を思うと、
いずれにしてもシモンIV世の心中は穏やかではいられない気もするが。記憶戻ったらちゃんと家に帰ったんだろうなユリウス

さらには『ボンバーガール』でも「セピア・ベルモンド」なる女性が登場。
こちらは体つきが変態ヴァンパイアキラーを扱うものの、公式で「狂気なまでに慈愛の奥深い」だの「精神に大きなクレバスがある」だの書かれている。
…良くサラの魂に拒絶されないものである(サラの魂と拒絶に関してはリヒターの項目を参照)。
と思ったら設定画のヴァンパイアキラーの項目に「シモンのオリジナルは~」という文言があるので、
セピアが使っているヴァンパイアキラーはレプリカか、クリストファーがソレイユしばくのに使った予備のムチ疑惑がある。


MUGENにおけるユリウス・ベルモンド

+ライグ・ギラル氏製作
  • ライグ・ギラル氏製作
マクシーム、リヒター、ドラキュラ伯爵など、ドラキュラキャラに定評のあるライグ・ギラル氏のもの。
基本的に原作再現であるが、変態的動きを再現したオリジナル技や隠し技が追加されている。
他にも変態同士気が合うのか、マクシームとのイントロも追加されている。
また、オプションでAIを通常モードと変態モード(ドゥエドゥエモード)に変更可能な他、
ニコ動のコメントに影響された結果、 「止まると死ぬモード」 というとんでもないものも追加されている。

果たして今後ニコニコMUGENにおいて、彼は変態親父として認知されるのか、
それとも真っ当なベルモンド家の当主として認識されるのか…。
それは貴方がどのモードをメインで使うかで決まる…のかもしれない。
+だがしかし…
だがしかし…
もう手遅れかもしれない。上記大会で優勝しちまったし。

ちなみに、モード問わずCPUはピンチになると必ずボス版グランドクロスを使う為、
タッグ戦時に相手二体がユリウスに気を取られ持続の長いグランドクロスに固められた時、相方が相手のガードを崩せば好き勝手追撃できる。
このパターンが成立した場合、相方によってはそのまま一気に体力を奪い去り逆転勝利することも。

+Shadow099製作
  • Shadow099製作
新MUGEN専用。
海外製のユリウスで、『蒼月の十字架』がベースとなっている模様。AIもデフォルトで搭載済み。
ボイスは日本語だが、残念ながら急降下キックの際にドゥエとは言わない。
通常技で数種類の鞭を使い分ける他、↓Cで十字架や聖水といったお馴染みのサブウェポンを切り替えつつ戦う。
アイテムクラッシュも超必殺技として再現されているが、装備しているものに関係なく使用可能で、発動時には原作の魔封陣が出現する。
……何故か拷問器具のアイアンメイデンを召喚し、相手を吸い込んで串刺しにする技まで習得してたりするが
(原作に登場する中ボス「パペットマスター」の攻撃が元ネタ。無論サブウェポンでも何でもない)。
ゲージは試合開始時から満タンであり、サブウェポンやアイテムクラッシュ使用時に消費される仕様となっている。
コマンドリストの類は同梱されていないため、公開サイトかcmdファイルを開いて確認されたし。
また、イントロの一つに何故か鉄球をシーソーの要領で空高く打ち上げるものがあるのだが、相手がその場から動かないで突っ立っていた場合、
落ちてきた鉄球が直撃してダメージを受ける。

他にはコンプゲー『Castlevania Fighter』にも参戦している。


出場大会

出演ストーリー



*1
悪魔城ドラキュラTASの研究と発達が進み、今ではベルモンド家のほとんどの人物が変態的移動を身に付けてしまっている。
またベルモンド家以外のヴァンパイア・ハンター達も、マクシーム・キシンを筆頭に、いずれもベルモンド家を凌駕する変態揃い。
さらにはドラキュラ伯爵の息子アルカード、ドラキュラ伯爵の生まれ変わりである来須蒼真までもがドゥエに感染してしまった。
この連中の中で変態でないのはファミコンやゲームボーイで高速移動が存在しなかった頃のキャラに限られるが
有名なシモン・ベルモンド空中を登っていく裏技以外は真人間と言われていたものの、
続編に出演して変な動きを身につけてしまい、見事変態の仲間入り。
脳筋のラルフ、黒歴史にされたソニア、地味クリストファーらが数少ない真人間ベルモンドとしての命脈を保っている。

『暁月』のユリウスTAS自体は道中は見事なまでに変態だが、いざボス戦となると他の変態達と比べると至って普通に見える。
最速を目指した場合、単純に火力不足なのだが、むしろ攻撃判定をバグらせて攻撃が多段ヒットするようにしたり
超威力になるように自身を強化して狂ったかの様にビームソードで連続で叩き斬ったりしてボスを瞬殺する様子が強烈過ぎたか。

変態共まとめ