『
スーパーマリオ』シリーズに登場するキャラクター。英名は「Piranha Plant」。
アクションシリーズの雑魚キャラとしては『スーパーマリオUSA』以外の全作品に登場する皆勤賞。
主に土管の入り口から出現し、噛み付き攻撃を行う他、火球を吐く個体もいる。
ジャンプでは倒せないが、ファイアボールなら一撃で倒せる。
初出の『スーパーマリオブラザーズ』では緑色だったが、『2』で上位互換として赤色のパックンフラワーが登場、
以降は赤色が基本的な体色となった。
作品によっては赤と緑の両方出る場合もあり、『
スマブラ』では
カラー変えで初代の緑色にする事も可能。
派生種として、自由に移動できる子供「プチパックン」や、
『
スーパーマリオRPG』に登場するボスキャラ「クィーンフラワー」、
人型で
クッパ以上の体格を持ち、羽ばたいて飛べる「ボスパックン」等が存在する。
往年のゲーマーなら、3体のパックンフラワーが合唱する『スーパーマリオRPG』のTVCMが印象深い人も多いのではないだろうか。
21年後に『オデッセイ』が発売されるフラグもあったりする
「ロールプレイングゲームやったことない人も(OK!)
マリオと旅にでよう♪ドラマをつくろう♪
ロールプレイングゲームやりつくした人も(カモン!)
まんぞくさせます♪マリオです♪(Oh,yeah!)」
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『X』『for』ではパックンフラワーのフィギュアが存在する他、
ステージ上の
やくものとして『初代』『SP』の「
いにしえの王国」や『X』以降の「ピクトチャット」にも登場している。
また、『X』ではボスパックンが
アドベンチャー「亜空の使者」において最初のボスキャラとして登場している。
そして『SP』においてDLCとして
プレイアブル化。より知名度が高い雑魚敵であろう
クリボーを差し置いての参戦である。
かつて『スーパーマリオRPG』のCMで購入特典を宣伝していた彼(?)だったが、
まさか自分自身が購入特典になるとは思いもしなかったであろう。
ディレクターの桜井政博氏曰く「『おまけ』として製作されたファイター」であり、
発売前より製作された早期購入特典(後に2019年2月1日から有料配信)で、発売後に製作・配信されるファイターパスとは別枠の扱いとなっている。
そのため、エンジェランドにおける
ピットの天界漫才ではDLCとして唯一専用の漫才が用意されている。ナチュレが早口で全種類のパックンを語る様は必見。
原作でも『マリオパーティ』シリーズなどで普通に移動しているが、本作でのパックンは植木鉢の底に丸い穴が空いており、
そこから出した根を足のように使って歩くという形式になっている。
通常カラーではカラーバリエーションで偶数カラーにすると植木鉢が土管に変化する。
また、
勝利ポーズの一つに
マリオが走って植木鉢を飛び越えようとしたらパックンフラワーが現れて吹き飛ばすものも存在。
マリオさんバイトお疲れ様です
+
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各種必殺ワザ(以降「B」と表記) |
トゲトゲの球を口から頭上へ吐く。元ネタはフーフーパックン。
長押しで宙に浮かせる事もでき、スティックを入れた方向へ放物線上に飛ばせる。
球を浮かせている間に攻撃を受けると中断されるが、垂直落下してきた球をクロスカウンター気味にぶつける芸当も可能。
その性質上崖際で使えば相手の復帰を大きく抑制できる等、 立ち回りの要とも呼べるワザ。
葉を回転させて上昇する。ピーパックンが元ネタか。
移動距離が長く、復帰しやすい。但し攻撃 判定が葉っぱの根元にしかなく、頭部はガラ空きなので復帰阻止には注意を要する。
植木鉢に引っ込んで溜めた後、勢いよく茎を伸ばし噛み付く。
ボタン押しっ放しで溜めと角度調整が可能で、溜めが長いほど威力とリーチがアップ。動作中は アーマー状態となる。
ステージ「戦場」の半分ほどにまで及ぶ射程を持つが、隙も相応に大きめ。
口から吐く毒霧。『ペーパーマリオ』シリーズに登場するポイズンパックンの技が元ネタ。
横必殺ワザとしては珍しく溜めの中断・保持ができ、長く溜めるほど毒霧の威力・範囲・持続が強化される。
フォックスの「ブラスター」のようなノーリアクション攻撃で、最大溜めをフルヒットさせれば50%を越えるダメージを叩き出す。
牽制・シールド削り・ ふらふら状態の相手に畳みかけ・霧に紛れて奇襲と、こちらも幅広い用途で使える 飛び道具。
ボスパックンを スタンド召喚する。
上述の「亜空の使者」仕様で、移動しながら両手の鉄カゴに2体までファイターを捕らえ、火炎放射からの叩きつけで吹き飛ばす。
発動中のパックン本体は無敵状態にならないが、ボスパックンが追随するように動くため直接攻撃は受けにくい。
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余談だが、パックンフラワーはクッパJr.をベースに製作されたキャラだったりする
(ベースになっただけで性能は根本から異なるので
コンパチではない。
また、別キャラを基とした製作作業は他の
一部キャラにも当てはまる上、『スマブラ』に限らず3Dゲームでは
よくある事である)。
なお、一雑魚キャラであるパックンフラワーの参戦により、ファンの間での次の参戦キャラ予想が過熱した感もあるが、
上述の通りあくまで「おまけ」として製作されたキャラクターであり、
ファイターパス収録のDLCも軒並みメイン級のキャラである事に留意されたし。
MUGENにおけるパックンフラワー
OHMSBY氏による
MUGEN1.0以降専用のキャラが公開されている。
スプライトは3Dモデルで作られており、『スマブラ』を意識した技が多く搭載されている。
操作性は氏定番の
アーク製格ゲーを参考にした仕様となっている。
簡易
AIがデフォルトで搭載されている。
上記の他にも、Actarus氏ら複数の製作者によって作られた手描きのボスパックンが存在していた模様。
下記の動画でその姿が確認出来る。
出場大会