「わたしはゼルダ このハイラルの王女…
あなたの 名前は…?
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リンク… ふしぎ… なんだか なつかしい ひびき…」
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担当声優 |
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國府田マリ子
- 『BSゼルダの伝説』、ドラマCD『ゼルダの伝説 Sound&Drama』
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水沢潤
- 『時のオカリナ(3D含む)』『スマブラDX』『トワイライトプリンセス』『スマブラX』『スマブラfor』
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橘ひかり
- 『風のタクト(HD含む)』『4つの剣(+)』『ふしぎのぼうし』『夢幻の砂時計』、『ゼルダ無双』シリーズ(テトラ、トゥーンゼルダ)
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大前茜
- 『大地の汽笛』
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嶋村侑
- 『スカイウォードソード』『ブレス オブ ザ ワイルド』『ティアーズ オブ ザ キングダム』
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藤村歩
- 『神々のトライフォース2』『スマブラSP』
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世戸さおり
- 『ゼルダ無双』シリーズ
- 三浦千幸
- 『知恵のかりもの』
※ゼルダ無双で声優が2名存在する点については後述
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ボイス集 |
國府田女史 |
『BS』
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『Sound&Drama』、27:00~)
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水沢女史 |
『時のオカリナ』
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『スマブラDX』
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『トワイライトプリンセス』
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『スマブラX』
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『スマブラfor』
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橘女史 |
『風のタクト』
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『ふしぎのぼうし』
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嶋村女史 |
『スカイウォードソード』
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『ブレスオブザワイルド』
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『厄災の黙示録』
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藤村女史 |
『神々のトライフォース2』
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『スマブラSP』
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世戸女史
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三浦女史
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『ゼルダの伝説』シリーズのヒロイン。
タイトルロールに上がっているが主人公ではないので要注意。
……2024年にはついに「『ゼルダ』が主人公の『ゼルダの伝説』」も間違いではなくなってしまったが(後述)
基本的に「知恵のトライフォースを宿すハイラル王国の姫君」という設定で登場し、
勇気のトライフォースを宿す主人公の
リンク、力のトライフォースを宿す
敵役の
ガノンドロフと共に、
同シリーズの多数の作品のストーリーに深く関わってくる。
『ゼルダの伝説』シリーズは海外で絶大な人気を誇り、実際に我が子に「ゼルダ」と名付けた著名人も存在する程。
原作におけるゼルダ
『ゼルダの伝説』シリーズの作品は時系列が繋がっているという設定があり、
各時代に登場するゼルダやリンクは基本的に同名の別人である。
2012年時点の公式設定では『時のオカリナ』から3つのパラレルワールドが発生している
(詳細はリンクの「ゼルダの歴史」、ガノンの「ガノンの伝説」最後に記載の時系列表を参照)。
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各作品におけるゼルダ |
ゼルダの伝説
ハイラル地方の小王国を治めていたが、豚の大魔王ガノンに攻め込まれ、
捕まる直前に「知恵のトライフォース」を8つに分けて各地に隠す。
これをゼルダの乳母のインパから聞いたリンクはトライフォースの探索、ガノンの打倒、
そしてゼルダの救出を決意し、冒険の旅に出かける。
リンクの冒険
『ゼルダの伝説』から3年後の続編。初代ゼルダが登場。
先王から「勇気のトライフォース」を継承する立場にあったが、
そのことを巡って兄と対立した末、兄の側近の魔術師がかけた魔法によって永遠の眠りについてしまう。
それから本編の時代、未だガノンの爪痕が残るハイラルの地を復興させるため、
そして初代ゼルダを永遠の眠りから解放するため、リンクは勇気のトライフォースを獲得する旅に出る。
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現在では…… |
作品数増加に伴う設定変更(特に『時のオカリナ』のゼルダ姫を彼女以後や同一人物とすると矛盾が起きるため)により、
現在の設定では「初代」ではなく「遠い時代のゼルダ姫」ということになっている模様。
また、第1作の直接の続編ということは前作で助けた「現代のゼルダ姫」も存在するはずなのだが、どういう訳か一切触れられていない。
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神々のトライフォース
かつてガノンを封印した七賢者の末裔の一人。
側近に司祭アグニムはかつてハイラルの災害を鎮めて民心を掌握し、
国政を預かる等信頼されていたが、その裏で国王を暗殺し、実権を握ると闇の世界と光の世界を繋げて魔族の世を興すべく、
ゼルダや他の末裔達を捕らえて生贄にせんとする。
囚われの身となったゼルダはテレパシーを使い、リンクに助けを求める。
時のオカリナ
少女期に予知夢を見、王国に取り入る盗賊ガノンドロフの邪悪な企みを察知。
同時期に自分を訪ねてきたリンクに王国の危機を伝え、ガノンの野望の阻止を誓い合った。
その後、予知通り謀反を起こしたガノンから逃れる際にリンクに「時のオカリナ」を託して隠遁。
7年後、当時(=7年前)の世界から時間を超えてやって来たリンクに陰ながら助力する。
各地の全ての賢者を覚醒させ終えたリンクに光の弓矢を授けた直後にガノンドロフに攫われるが、
救出され、崩壊するガノン城から 悠長に歩いて脱出したり、
魔王と化したガノンを相手取るリンクをサポート。作中では見事に封印する事に成功した。
ちなみに、本作は(色々な意味で)後のシリーズに大きな影響を及ぼす、ゼルダ世界の歴史の重大事であり、
7年後の世界での戦い、詰まる所のラスボス戦の結果により、歴史は以下の3つの世界線に分岐していく。 *1
- 7年後の世界でリンクが勝利したままの世界→『風のタクト』
- 7年後の世界でリンクが勝利した後、元の世界(7年前)で未然にガノンを処刑した世界
→『トワイライトプリンセス』
- 7年後の世界でリンクが敗北した後の世界→『神々のトライフォース』→『ゼルダの伝説』→『リンクの冒険』
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ゼルダの「影」(原作ネタバレ注意) |
「時のオカリナとマスターソードある限り…
時はキミの手の中にある」
7年後の世界にてリンクに助力する際に素性を隠し、絶滅したはずのシーカー族の生き残りの青年 「シーク」と名乗っていた。
リンクの行く先々に現れては手持ちのハープを使って不思議なメロディを聞かせては姿を消していたが、
これは時のオカリナを所持するリンクに今後の旅で必要なオカリナのメロディを教えるというものだったのである。
リンクが各地の賢者を覚醒させる旅を終えた後は正体を明かすと同時に時の賢者として覚醒するが、
直後にガノンドロフに攫われてしまう。
ゼルダは単なる変装ではなく、魔法によってその身をシークに変身させている。
服装はもちろん、体格、目の色、肌の色まで一瞬で切り替わる事から、
非常に高度な魔法ではないかと『スマブラDX』のフィギュア説明文にてそう推測されている。
なお、性別も魔法で変化させているかどうかについては意見が分かれる所である。
サラシを巻いてる事や『スマブラ』や『ゼルダ無双』でのモーションやデザイン等にフェミニンさを感じさせる要素はあるが…。
ファンアートでも青年として描く人もいれば完全に女性体型で描く人もおり、あえて中性的に描く人もいる。
姫川明の漫画版では原作と違ってゼルダの記憶を完全に封印した状態で活動しており、
敢えてガノンドロフの配下として潜り込むことで姿を隠していた設定になっている。
このためリンクの動向をガノンドロフに示しつつも、勇者の使命を抱えるリンクの導き手および友人として動くという二重スパイになっていた。
またゲルドの砦にてツインローバの魔法でダメージを受け、リンクに介抱されるという展開があるが、
その際に手の甲に王家の紋章(トライフォースの模様)があることが判明。
その後リンクが「意外と華奢」と評し、覆面が外れた素顔を見て女性だと気付くという流れで、
肉体的にはゼルダと違いが無いように表現されている。
本編での登場は『時のオカリナ』のみだが、
『スマブラ拳!!』によれば「開発中に考案されたというデザインが下地」、
『ハイラル・ヒストリア』では「『トワイライトプリンセス』のゼルダがシークに変身することを想定し『X』用に描かれたもの」
という事で実際に描かれたデザインが存在する。
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風のタクト
この時代には既に滅びたはずのハイラル王家の末裔。
ストーリーの後半部分にて登場する。
復活したガノンドロフから身を守るためにハイラル城の地下に潜伏していたが、
リンクが風の勇者となってハイラル城に戻ってきた時には既に攫われてしまっていた。
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その正体は…(ネタバレ注意) |
その正体は物語の序盤からリンクと度々行動を共にしてきた、
「海賊テトラ一家」の頭を務める少女・ テトラ( 正確には「ゼルダが」「テトラの」本当の姿だが)。
気が強く豪快で男勝りな姉御肌だが心優しい性格の持ち主でもある。
マスターソードの所有者を探して航海している途上、
自分の代わりに怪鳥ジークロックにさらわれてしまったアリルを助けるべく、その兄のリンクに協力するが、
冒険を進めていく中で自身がハイラル王家の血筋と知恵のトライフォース(の欠片)を継承する「ゼルダ」であることが発覚。
完全な知恵のトライフォースが宿りゼルダとして覚醒した後は、自身の正体や使命を知らされた動揺もあってか、
一旦は従来作に近い穏やかな言動になるも、生来の性格もあって割とすぐに本調子に。
ガノンドロフとの最終決戦では光の矢を携えてリンクと共闘した。
決戦の後は元のテトラに 色白になった肌まで浅黒く戻り、リンクや子分達と共にまだ見ぬ新天地を求めて船を進めていった。
『4つの剣+』に収録されている『ナビトラッカーズ』ではナビゲーターの一人として登場。
原作シリーズでは珍しいフル ボイスで喋る姿が見られる。
『ゼルダ無双』にも登場しており、同作の世界観におけるゼルダや、『大地の汽笛』版ゼルダとの共演を果たしている。
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トワイライトプリンセス
影の世界より侵攻してきた僭王ザントの軍勢を前に自ら剣を取って戦うも力及ばず、降伏。
影の領域となったハイラル城の塔の一室に幽閉されることになる。
また、民を守れなかったことへの弔意から、初登場からしばらくの間は黒いローブ(喪服)に身を包んでいる。
後にハイラルがガノンドロフの手中に堕ち、リンクが入城した際にはガノンに憑依されたゼルダと戦うことになる。
戦闘後はリンクと行動を共にしてきたミドナによって解放され、
騎馬戦ではリンクと一緒にエポナに騎乗し、光の弓矢を携えてガノンドロフと対決する。
大地の汽笛
『風のタクト』のゼルダの子孫で5代目(玄孫)に当たる。
鉄道網が発達したハイラル王国の王女だったが、
魔王の復活を目論む大臣キマロキの裏切りにより、魂と体を分離され、
魔王の転生の器として体を奪われてしまった。
自分の体を取り戻し、王国の平和を守るため、機関士見習いのリンクと共に
「神の汽車」に搭乗して魔王の魂が封じられた「神の塔」へと出発する。
本作に登場するモンスター「ファントム」にゼルダが乗り移ることが可能で、これが攻略の鍵を握る。
ちなみに、この時の彼女に執拗に攻撃を加えると……?
普段は姫らしくおしとやかに振る舞う一方で、先祖譲りの勝気で高飛車な性格も併せ持ち、
自分の体の危機にオーバーに狼狽えたりと従来作で見られない俗っぽい一面が出ている。
『ゼルダ無双』では3DS版及びNintendo Switch版の追加キャラクターとして、通常のゼルダとは別に登場。
ゲーム中の名義は「ゼルダ」だが、公式では通常版との区別のため「トゥーンゼルダ」とも呼ばれる。武器は守り人の剣。
スカイウォードソード
天空に浮かぶ浮島「スカイロフト」に住む少女。
この作品におけるゼルダは騎士学校の校長の娘であり、
「ゼルダの伝説」の時系列としては最初期に当たることもあってシリーズ初の「姫ではない」ゼルダでもある。
ある時、突然発生した竜巻に巻き込まれ、大地へ落下。
そこで出会った謎の老婆から自身の正体と使命を知らされ、各地の神殿へ巡礼の旅に赴く。
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正体と使命(ネタバレ注意) |
巡礼中に過去の世界へ移り、終焉の者の封印を安定化させるために永い眠りに就いていたが、
ゼルダを追って大地に降りてきた幼馴染のリンクの尽力により覚醒。
終焉の者が 今後連綿と続く光と魔の戦いを予言しながら封印された後、リンクと共に大地に残って暮らすことを決意する。
実は、今作……もとい、本シリーズのゼルダの正体は女神ハイリアの転生した姿。
太古の昔よりトライフォースとハイラルの世界を守護する役目を担っていたが、
「終焉の者」と呼ばれる最大の脅威を神の身では扱えないトライフォースの力で完全に滅ぼすべく、
人間としてゼルダに転生したのである。
このため、これまで度々血縁的な繋がりや継承の断絶が指摘されてきた歴代のゼルダも魂単位では皆同一の存在、
シリーズ自体も「ゼルダ(女神ハイリア)の伝説」として一本筋が通る事になった。
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ブレス オブ ザ ワイルド
本編開始の一万年前、聖剣に選ばれた英傑とトライフォースを操る姫、そして古代兵器ガーディアンと神獣達の力でガノンは封印された。
それから時が進み本編開始の100年前、占い師によりガノン復活の兆しありという予言が告げられる。
ところが、当代のゼルダは肝心の王家の力を覚醒させられず、やむなく対抗策として古代兵器とその古代技術の結晶である神獣を研究して復元。
4体の神獣をゾーラ・リト・ゴロン・ゲルドの4部族の長たる「英傑」に託し、ガノンとの決戦に臨んだが敗北。
その後、何者かによってガノンはハイラル城に封印される形で押し留められ、戦争は一旦終結する事になる。
本編は、それから100年もの歳月を経て、封印が限界に近付いてきた所で目覚めた記憶喪失のリンクが、天の声に導かれて旅立つ場面から始まる。
本作のゼルダは知的好奇心が旺盛であり、特にガノン封印の歴史に繋がる事もあってか考古学に精通。
上記の画像の通り、外見もそれに合わせてフィールドワークに適した格好となっている。
ただそれは、どれだけ苦労を重ねても王家の力が覚醒しなかったことから来る逃避行動でもある。
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100年前の真実 |
ガノン復活のその日まで修行と儀式を行っていたゼルダだが、結局最後まで王家の力は発現せず、
彼女の研究で蘇った古代兵器の力に一縷の望みを託して決戦が始まる。
しかし、あろうことかガノンはハイラル城の地下から現れ、1万年にも及ぶ封印の元凶たる古代兵器を即座に奪取。
英傑達は神獣内部に突如現れたガノンの化身に敗れて魂を封じられ、軍勢も敵となった無数の古代兵器によって総崩れとなり、
遂に「ハイラル王国」は滅亡。
ハイラルの英傑として、ゼルダの守護を任されていたリンクも壮絶な撤退戦の末に力尽き、万策尽き果てたかと思われたその瞬間にゼルダの力が覚醒。
瀕死のリンクを回復のために回生の祠に託し、ガノン打倒の鍵であるマスターソードをコログの森、デクの木サマの前に封印・隠蔽したゼルダは、
いつの日か、リンクが再び聖剣を手に取り、今度こそガノンを滅する事を信じて一人ハイラル城へガノンの力を抑え込みに行った。
本編中でリンクを導く天の声は、文字通り天の声としてリンクに語り掛けるゼルダの声である。
特に本作のゼルダはこれらのバックストーリーや、本編で手に入る「ウツシエの記憶」での描写等、
歴代のゼルダと比べてもかなり感情豊かに描かれており、『大地の汽笛』とはまた違った人間味が溢れる姿が映し出されている。
前述の通り、ゼルダは本当にギリギリまで求められていた王家の力を目覚めさせることが出来ず、
その事で肉親である国王や周囲からプレッシャーを受け続けていた一方、
そんな彼女の護衛を任されたリンクは、シリーズでも珍しく「王族を護衛する近衛騎士団の団長の息子」という強烈に立派な出自を持っており、
彼自身もいわば(作中には登場しないが)「王国最強の勇士」である父に恥じない……
どころか、若くしてマスターソードに使い手として認められ、周囲からの賞賛と期待を一身に背負う天才剣士。
そんな彼に対して羨望やコンプレックスが入り混じる屈折した感情を抱いていたが、
危機を救われてからは徐々に心を開き、想いを寄せるようになっていく。
リージョン内の顛末は全て、思い出の場所を訪れた際に「リンクがゼルダと交流した際の記憶を思い出す」形で明らかになる。
余程捻くれたチャレンジングなプレイヤーでない限り、初回攻略時は全て、ないしは大半の記憶を辿ってからクリアするパターンが大多数と思われるが、
本作はオープンワールドである関係上、複数ある記憶をどの順番で取り戻していくかはバラツキが出る部分であり、
全てのピースが揃うまで、人によって受ける印象がかなり異なる人物となっている。
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『厄災の黙示録』では |
『ブレス オブ ザ ワイルド』の100年前、ガノンとの直接対決を舞台とする『ゼルダ無双 厄災の黙示録』では、
本来の時系列では起動していない少し先の未来から来た小型の白い謎のガーディアンにより、
同じく本来の時系列では能力が解放されていないはずのシーカーストーンを活用して戦うことに。
だが、この時やって来たのはこのガーディアンだけではなかったようで…。
このガーディアンが記録していた情報がもたらされたことなどにより、本来の歴史から流れが変化し始める。
DLCであるシーズンパス第1弾を適用すると「マスターバイク」と呼ばれるバイクに乗って戦える
(データを基に新たに作ったものなので本編の「マスターバイク零式」とは別物)。
その戦闘スタイルは バイクに乗って相手に突進したり、燃料代わりに素材をバイクに入れてビームを放つというもの。
以上のように、『厄災の黙示録』におけるゼルダは、
それまでの「アタリマエ」が刷新された『ブレス オブ ザ ワイルド』ベースである事から、
テクノロジーを駆使して戦うキャラクターとなっている。
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ティアーズ オブ ザ キングダム
『ブレス オブ ザ ワイルド』の続編であり、前作で迎えたエンディングから直接話が繋がっている。
厄災ガノンの撃破後、リンクと共に未だ厄災の爪痕残るハイラルの調査や慰問を行っていたゼルダだったが、
ハイラル城の地下から瘴気が漏れ出ているという報告を受け、改めて放棄されたハイラル城を探索した所、地下に誰も知らない遺跡の存在が発覚。
二人が進むほどに濃くなっていく瘴気に呼び寄せられるように遺跡を調査していくと、最深部で謎の片腕に封印されたミイラを発見する。
これこそ「厄災ガノン」の本体であり、最強の魔王たるガノンドロフだったのである。
ガノンドロフは「宿敵」の登場に呼応するように、永い年月によって弱り切っていた封印を解除。
その瘴気たるや凄まじく、(こちらも同じ年月を経てだいぶ弱っていたとはいえ)かのマスターソードを真っ二つにへし折ってリンクの右腕を浸食。
おまけにこの覚醒の衝撃によって足場が崩れ、ゼルダとリンクはそれぞれ奈落の底へと落ちて行ってしまう。
リンクが見知らぬ場所で再び目を覚ました時には傍らにゼルダの姿は無く、リンクの右腕も先程目にした人外じみた腕に置き換わった状態。
そんなリンクに右腕の持ち主であるというラウルを名乗る人物が語り掛け、ゼルダは自分の下で保護していると伝える。
かくして、再度王国に降りかかる厄災を打ち払い、ゼルダと再会するための戦いが幕を開けるのだった。
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100年……どころではない前の真実 |
物語を進めていくにつれ、ゼルダは遥か過去に飛ばされたことが判明する。
そして更に物語を進めるとハイラル上空に飛んでいる「白龍」に変身したことが明らかになる。
…とは言ったものの前作譲りの自由度の高さにより上空で飛んでいる白龍に乗ってみようと試みるユーザーもおり、
白龍に刺さっているマスターソードを引き抜いた際に色々あらすじをすっ飛ばしてその真実を知ってしまった人もいたり。
ちなみに白龍からは素材が取れる。真実を知った後では罪悪感とか色々感じてしまう人もいたのではないだろうか。
…それか(開発協力した会社的な意味で)「いくらでもこの体使ってほしい」とでも?
ちなみに、本作では道中でもちらほらゼルダの姿を見かける事になる上、
各所では重要人物が「ゼルダの指示を受けて」、直接・間接的にリンクの旅を妨害する事がある。
ゼルダは当然現代にいる訳が無いため、これらはゼルダの偽物ということになるのだが、大まかに分けて2つの存在が同時に妨害を図っている。
片方は現代で完全復活を待っているガノンドロフ、もう片方はハイラル王家滅亡を目的に暗躍()している前作から続投のイーガ団である。
どちらも異常に高いクオリティでパッと見は偽物に見えないものの、格好によってどっちがどっちという区別を付ける事は可能。
イーガ団はゼルダが過去に飛ばされているなどとは夢にも思わないので、現代のゼルダの服装を再現。
片やガノンドロフはラウル達に保護された後のゼルダしか知らないため、過去に飛ばされたゼルダの服装で現れる。
また、行動の中身によってもある程度区別を付ける事は可能であり、英傑やリンクの妨害を行っていたのがガノンドロフであり、
道中で民にしょーもない指示を出していたのはイーガ団が化けた方と考えるのが自然と思われる。
……という事は。前述の顛末がある通り、本作のゼルダがリンクに語り掛けるのは実質不可能であるため、
プロローグ以降でリンクに語り掛けて来るゼルダの声はガノンドロフがゼルダの声を作り上げ、口調も真似て語り掛けているという事になる。
これが丁度バ美肉おじさんそのものであるとされ、一部でネタにされる事になった。
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前作から登場人物達が完全に引き継がれているため、ゼルダとリンクの仲も気になる所ではあるが、その辺の直接の描写は無し。
ただ、何となく窺い知れる場面は用意されており、
その最たる例として、前作でリンクが自宅(別荘?)として購入可能な家が、そっくり「ゼルダの家」という名前に変わっている点がある。
ベットが一つしかないため、リンクは別に暮らしているのではないかという見方もあるが、
ハイラル城は放棄されたまま、ハイラルの中に本作で新たに購入する以外に「リンクの家」となる場所は無く、
拠点の一つとなる調査隊の詰所にも、リンクは初めて訪れたような描写がある。
また、わざわざ誰かから隠す様に家の地下に秘密の部屋を作っていたり、
そこにリンクに隠れて彼のために新たな英傑の服を作った事がウッキウキで書かれているゼルダの手記が置いてあったりと、
何となく意味深な描写が散りばめられている。
ハイラル王「孫の顔が見たいなァ 草葉の陰からずーっと見守ってたんだけどォ なかなか一線を越えなくてェ 焦れったくてェ」
知恵のかりもの
シリーズ38年目にして 初のゼルダ単独主役作品。
『ギャメロンの杖』?ハイラルヒストリアでも触れられてないし黒歴史です
自分を助けたリンクが空間の裂け目に飲み込まれ、リンク不在となった世界で出会ったトリィ( 緑の鳥型ロボットではない)から、
トリィロッドを貰いその力で道具や魔物をコピーし、それを行使して騒動の解決に赴く。
その戦術の自由度からブレワイリンクからのネタ由来で 「権力・狡知・蛮勇のトライフォース」と呼ばれるハメに。
同作では主役であるため歴代のリンクと同様に掛け声や悲鳴、選択肢でしか喋らないが、
他の登場人物との会話などから活発な性格である事は窺い知る事ができ、また幼い頃はかなりのお転婆だった模様。
ちなみに本作は『夢をみる島(リメイク版)』と同じグラフィックであり、同作と言えばアイテム無しでは何もできないリンクで有名だが、
本作のゼルダはトリィロッド入手前から走る、飛ぶ、泳ぐ、壺を持ち上げると割と凄く、
更には弓矢を射かけられてもトリィロッド入手で習得したスピンで回避した上、矢を弾き飛ばす技能を見せ付ける等、
かりもの抜きでも超性能気味である。
なおリンクはリンクでステータスはフル強化相当、登場場面では勇者の凄まじさを遺憾無く発揮して大活躍とファンを驚かせたのは別の話
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『ゼルダ無双』におけるゼルダ |
無双シリーズとコラボした『ゼルダ無双』ではプレイアブルキャラとして使用できる。
そう、 タイトルの通りゼルダで無双出来るのである。
戦争を題材としているため、他作品と比べ、防具を身に着けドレスの意匠を残しつつも動きやすいデザインになっている。
武器は細剣、タクト、コピーロッド。一部の攻撃では魔法も使用する。
前述の通りテトラとトゥーンゼルダが参戦しているため、異なる時代や世界観のゼルダ達の時空を超えた共演が実現した。
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ゼルダの「影」再び(原作ネタバレ注意) |
また、ゼルダが正体を隠した時の姿である「シーク」もプレイアブルとして登場。
武器はハープだが、一部の攻撃でクナイも使用する。
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ゲームブックシリーズにおけるゼルダ |
『ゼルダの伝説』の後日談である双葉社のゲームブック『蜃気楼城の戦い』では、
夜になった時にゼルダがプレイヤーキャラクターになるが性能自体はリンクと同じ。
また、本作オリジナルの設定としてゼルダの父であるハイラル王「グレアムII世」が登場する。
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『DX』から登場。『SP』を除いて初期から使用可能なキャラとして登場する。
『スマブラ』でのゼルダは魔法と体術で戦う、スピードが無い分パワーに長けたキャラクターとしてデザインされている。
また、『for』以降他の女性キャラのスカート内が暗くなる等で見えなくなる中、唯一普通に覗き込めるキャラでもある
(『X』以降は厳密にはズボンに近い形状だが)
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各種必殺ワザ(以降「B」と表記) |
緑色のつむじ風を体に溶け込ませながら消失した後、スティックを倒した方向へワープ(入力しなければ真上に飛ぶ)。
移動距離が大きく、復帰しやすい。
つむじ風発生時とワープ直後の2回で攻撃判定が生じる。
『for』以降はこれらの吹っ飛ばしが強くなっており(1回目は真上、2回目は斜め上)、
上方の撃墜ラインに近付く関係上相手の蓄積%が溜まっていれば1回目→2回目の早期撃墜を決められる(重量級の デデデでさえも100%程でお星様になる)。
高性能な反面、使用後のしりもち落下時に横方向の移動ができないという弱点があったが、
『SP』ではその仕様が廃止され、更に地上にいる時に使用した際、スティックを真下に倒していれば移動せずその場に留まることも可能になっている。
ゼルダのもう一つの姿であるシークに変身。
根本から性能が変化し、対戦相手はそれに対応せ ざるを得なくなる。
『大地の汽笛』に登場した「ファントム」を召喚し、前方に突進させる。
Bボタン押しっぱなしで溜めるほど前進距離が伸び、攻撃も強くなる。
ファントムには耐久値が存在し、これが尽きるとその場で崩壊する。
『for』では一度崩壊すると一定時間再使用出来ない仕様だったが、
『SP』ではその弱点が解消された他、溜めている間にファントムが徐々に組み立てられる演出が追加され、
さらに溜め終えるとBを押し続けていても自由に動き回れるようになった。
小型の火炎を前方へ飛ばし、爆破する。
Bボタンを押し続けている間は距離が伸びる他上下に軌道を変えられる。
任意のタイミングでボタンを離して目的の位置を攻撃するという使い方になる。
『風のタクト』や『トワイライトプリンセス』で対ガノンドロフ用に使った武器。
スマブラでは発動した位置から横一直線に矢を放ち、対戦相手を吹っ飛ばす。
発射する前も効果範囲内にいる相手をしびれ状態にするので撃ち漏らしにくい。
途中で地形などの遮蔽物があったり、相手がシールドを張ったり スーパーアーマーを発動していてもそれらを無視する。
複数人の場合、後ろにいる相手ほど威力が落ちる。
- 知恵のトライフォース(『SP』からの最後の切りふだ)
目の前に知恵のトライフォースを出現させ、範囲内に入った相手をトライフォースの中に閉じ込めて攻撃し、最後に吹っ飛ばす。
この時、閉じ込めた相手の蓄積%が100%以上だと 即撃墜となる。
トライフォースの周りには風が発生し、近くにいる相手を吸い寄せられる(誰か一人でも捕まると風は止む)。
捕らえられるのは一人だけだが、他の相手も巻き込むことは可能(即撃墜効果は無し)。
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『ゼルダ』枠から登場するキャラクターはトゥーンリンクを除き、「全員が同一の作品でのデザインで参戦する」という法則があり、
『DX』では『時オカ』仕様(ガノンドロフは厳密には異なるが)、
『X』『for』では『トワプリ』仕様で登場していたものの、
原作では『for』や『SP』時点での最新作(『スカイウォードソード』『ブレス オブ ザ ワイルド』)に人間としてのガノンドロフが登場していないことから、
「その問題が解決されるまではずっと『トワイライトプリンセス』仕様で行くのでは?」
あるいは「リンクとゼルダだけは最新作のデザインを適用するのかも?」
はたまた「全員が揃ってる作品としては当時最新作である『ゼルダ無双』から来るのでは?」といった憶測が飛び交っていた。
…が、『SP』では遂にその法則が破られ、
ゼルダは『神々のトライフォース』と『神トラ2』の混合デザインで登場した。
ブレワイゼルダ「…何……だと…?」*2
そのため『SP』にいるリンクとガノンドロフの事は、「同名だが全く知らない摩訶不思議な赤の他人同士」という光景が見られる。
この変更により、前作までの凛とした知的で麗しい大人のイメージから一転し、元気で若々しく、可愛らしい印象が強くなっている。
また、原作の『ブレス オブ ザ ワイルド』にてパート
ボイスが採用されたからか、
アドベンチャーモード「灯火の星」のオープニングでは
フォックス、マルス、
ピットと共に、
ボイス付きで喋るキャラクターに選ばれている。
タイマンでは、運動性能が悪いのに肝心の攻撃判定が狭くて高い攻撃力を活かしにくかったりと扱い辛く、
『DX』~『SP』までの全作品において、キャラランク下位~最下位に位置付けられている。
全く戦えないわけではなく、上手い人が使えば性能差は別にして相応に手強いのだが…
ただし、『SP』では大幅な強化が施されたことに加え、他のキャラクターの性能、ゲームシステム、
ゲームスピードの調整が合わさり、最初期では最強キャラの一角だと言われていた
(現在は下位に戻ってしまったが、それでも過去作と比べれば十分に戦える)。
ちなみに、『X』ではデータ解析により、トゥーンゼルダの名が確認されており、恐らく参戦させる予定だったと思われる。
余談だが、『for』まではゼルダ本人のデザインに関わらず、ゼルダをコピーした
カービィは『時オカ』の子供ゼルダの帽子を被っていた。
『SP』ではゼルダ同様『神トラ』系準拠
のヅラを装備。
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亜空の使者での活躍 |
『X』の アドベンチャー「亜空の使者」では序盤から登場。
スタジアムにて マリオとカービィの対戦を ピーチと共に観戦していた所、突如亜空軍が襲来。
マリオらと共に応戦するが、マリオを吹っ飛ばした ボスパックンによってピーチと一緒にカゴの中に捕らえられてしまう
(ボスパックン戦はピーチのカゴとゼルダのカゴのどちらかの 体力を0にすることで片方を奪還出来、もう片方は ワリオに捕らえられる)。
助かった後でも捕まったままの後でもストーリーの進行でどちらも必ずフィギュア化してしまうが、紆余曲折を経て戦線復帰し、
ピーチらと共に 戦艦ハルバードに潜入するなどで活躍した後、他のファイター達と合流する。
また、 黒幕のタブーによる破滅的大敗後のファイター救出において、リンクとゼルダが助かっているとガノンドロフを仲間に加えることが出来る。
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ゼルダの「影」三度登場(原作ネタバレ注意) |
先述の下必殺ワザにて明記された時点でネタバレになっているのだが、
スマブラシリーズにはゼルダのもう一つの姿であるシークも参戦しており、
ゼルダと同様に『DX』初出で『SP』を除いて初期キャラとして登場している。
なお、このゲームによって時オカを知らないユーザー層にも「シークの正体はゼルダ」というネタバレが広まった面もある。
速さと手数に長け、体術や針、鉄糸で戦う 忍者のようなキャラクター。
『X』まではゼルダと合わせて1キャラ扱いであり、対戦中に変身ワザによって切り替わる他、
『DX』ではAボタンを押したまま対戦を始める事で、
『X』ではキャラ選択時にシークの立ち絵にカーソルを合わせて入力する事で最初からシークで始められた。
『for』以降はキャラチェンジが廃止され、一キャラクターとして独立し、ついでに 立ちモーションも一新されている。
『DX』では『時のオカリナ』での姿、『X』と『for』では前述の『トワイライトプリンセス』登場想定案、
『SP』では『ブレス オブ ザ ワイルド』に登場する忍びシリーズの防具一式がデザインのベースとなっている。 どの時代にいるゼルダだよ
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各種必殺ワザ(以降「B」と表記) |
前方に、『X』以降空中では斜め下に針を飛ばす 飛び道具ワザ。
Bボタンを押し続けると針の本数が増える。
その場で爆発と共に姿を消した後、スティックを倒した方向へワープ。
攻撃判定は爆発時のみ、移動距離が短いといった短所がある。
シークの本来の姿であるゼルダに変身。
根本から性能が変化し、対戦相手はそれに対応せ ざるを得なくなる。
体をひねりながら前方に1回転し、揃えたかかとを落として攻撃。
発生が速く、奇襲にも使えるがガードされると隙だらけ。
コンボの後のフィニッシュに使うのが基本となる。
しばしば間違えられるが、「 釣魚」ではなく「 跳魚」なので注意。
鉄糸を取り出し、ボタンを押し続けている間、
シークを操作できない代わりにスティックで鉄糸を好きな方向に振り回せる。
主に復帰阻止や操作ミス誘発に用いる。
『X』では サムス等のように崖捕まりも可能。
三味線の三の糸のような細い糸に取り付けた小さな爆弾を前方に飛ばし、
糸を強く引くと共にピンを抜いて時間差で爆破。
Bボタンを押し続けてタイミングをずらせる。
余談だが、『X』以降の横 アピールは糸を取り出し両手で引っ張り構えるというものだが、
『for』からは引っ張る時の音も 「ピン!」と調子の高い音が鳴り、
糸の材質も変わった事も相俟って 必殺仕事人を思わせる。
『風のタクト』や『トワイライトプリンセス』でゼルダが対ガノンドロフ用に使った武器。
内容はゼルダのものに準ずるが、シークの場合は威力が強い分吹っ飛ばしが低い(水平方向)という相違点がある。
『X』以降装備しているもののこれまで使用してこなかった小太刀を振るう 乱舞技。 あなたの銃はまだですか?
前方一直線に突進し、当たるとシーカー族の紋章が現れると共にその相手を拘束し、闇の中で滅多切りにした後、吹っ飛ばす。
拘束出来るのは1体のみだが、それ以外も突進や乱舞で弱めの吹っ飛ばし効果を与えられる。
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タイマンではスピードタイプということもあって、『DX』と『for』において最上位~上位、『SP』でも中堅以上に位置しており、
ゼルダとは逆に良い意味で安定しているといえる。詳細は こちらにて。
ちなみに『DX』日本語版では 勝利ポーズの一つで「貰った!」と、日本語を話す珍しいシークが見られる。
また、『X』ではデータ解析により、トゥーンシークの名が確認されており、恐らく前述のトゥーンゼルダの変身として登場予定だったと思われる。
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亜空の使者での活躍 |
『X』の アドベンチャー「亜空の使者」では、
ムービーではストーリー中盤となる戦艦ハルバード潜入時に登場(シーク自体はそれ以前でも普通に変身可能)。
甲板に出た際に上空のフォックスが操るアーウィンを敵と誤認して撃墜し、その後も脱出したフォックスと対峙するが、
間を割って入ったピーチの紅茶を困惑するフォックスをよそに嗜み、いつの間にか和解していた。
余談だが、前作『DX』の「カメラモード」で撮った写真を投稿して賞を競うファミ通の「カメラモードコンテスト」にて、
アーウィンを撃墜している(ように演出した)写真がその他優秀作品の一つとして
ディレクターの桜井政博氏が運営していた公式サイト「速報スマブラ拳!!」で紹介されている(タイトルもそのものずばり「アーウィン撃墜」)。
これが「亜空の使者」での上記のシーンの元ネタになったかどうかは不明。
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MUGENにおけるゼルダ
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MYTHOS氏製作 |
MUGEN1.0以降専用。
『トワイライトプリンセス』での姿をベースとしたゼルダ。
キャラサイズは小さめながら ドット絵もモーションもクオリティが高い。
コマンド入力は無く、ボタンのみで手軽に技が出せる。
ディンの炎やフロルの風といった『スマブラ』での技も搭載されつつ、
『 ヴァンパイア』のチェーンコンボや『 KOFXIV』のラッシュに相当する連打で手軽に出せるコンボや入力順序による派生の変化、
『 MVC』風のエリアルレイヴなど、見ていても 自分でも使っても楽しい。
3種類存在する 超必殺技も1ボタンで発動でき、
それぞれ電撃球(原作ではガノン憑依時に使用。攻撃すると 跳ね返せる)、一定範囲内にいた相手を ロック後に一瞬のすれ違いざまに剣で切り刻む技、
『スマブラ』での2種の最後の切りふだを合わせた技(「知恵のトライフォース」に閉じ込めた後に「光の弓矢」を撃つ)となっている。
挑発ボタンを押すとシークに変身し、外見は当然ながら性能も変化。
通常攻撃を キャンセルして出せる一定時間相手を拘束する技の存在や、
ゼルダの時では手順にスーパージャンプを必要としていたエリアルレイヴが、シークの場合は1ボタンのみで実行可能といった相違点がある。
飛び道具の仕込針を使用出来る(ただし『スマブラ』と違い空中では使用不可)他、
超必殺技として、『スマブラ』では普通の必殺技だった 鉄糸舞の振り回し、ハープの演奏による音波攻撃、
『スマブラSP』における最後の切りふだである宵闇乱舞の3つが存在する。
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YochiIsC00lest333(Николай Бессонов)氏製作 |
- YochiIsC00lest333(Николай Бессонов)氏製作
マリルリなど数多くの ポケモンを製作した氏によるゼルダ。
「The Mugen Multiverse」にて公開されており、氏のホームページには掲載されていないので注意。
元のドット絵自体は ちびキャラだが、cnsファイル内での記述によりスケールが拡張されているので一般的なサイズのキャラと並べても遜色無い。
通常技は地上版・空中版共に『スマブラ』で言う稲妻キック、必殺技もネールの愛とそれぞれ1種類のみ。
超必も上記の技をスーパーコンボのように組み合わせものとなっている。
ネールの愛は コマンド入力の必要が無く、1ボタンで発動出来る上に密着するとヒット数の関係からそれなりのダメージを取れる
(ただし、 壁端だとノックバックが掛かって逆にヒット数が減ってしまう)。
しゃがみ攻撃による倒れている相手への追撃、スーパージャンプ、リンクを ストライカーとして呼ぶ技も搭載。
相手が攻撃中も後方へ移動でき、ガードも可能。
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chuchoryu氏製作 |
『ゼルダ無双』での姿がベース。
一通りの通常攻撃や弓矢を使った飛び道具が揃っているが、
シークに変身するとスプライトが欠けるといった不備が見受けられる。
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「この世界に平和が訪れる時が私たちのお別れなのですね…
ありがとう…リンク」
出場大会
*1
一見すると『風のタクト』と『トワイライトプリンセス』の分岐による違いが分かりにくいように思えるが、
『風タク』では『時のオカリナ』から数百年が経過している一方、『トワプリ』の物語は百数年が経過した世界となっている。
これは、『トワプリ』の世界線では早々に処刑してしまったはいいものの、ゼルダはまだ少女、六賢者も不在で不完全な封印しか行えなかった一方、
7年後の世界ではマスターソードを携えたリンクに敗れ、能力を完全に開眼させたゼルダと、
リンクが復活させた六賢者による強固な封印を喰らった事による部分が大きい。
また、『トワプリ』の世界線では「時の勇者(=『時オカ』のリンク)」は勇気のトライフォースを宿したまま元の時間へと帰っていったが、
『風タク』の世界線だと元の時間へ帰る際に勇気のトライフォースが時の勇者の元を離れ、ハイラル王国で管理されている点も異なる。
*2
ニンテンドードリーム 2019年3月号のインタビューにて、
桜井氏がブレワイゼルダを採用しなかった(各『ゼルダ』キャラのデザインをバラバラに分けた)理由を語っている。
『ブレス オブ ザ ワイルド』の全体を知った時、とても困ったことがありまして…。
『スマブラ』のゼルダはどう考えても、『ブレス オブ ザ ワイルド』のゼルダにはできないなという。
基本的に『スマブラ』のゼルダは魔法力を使って王女然としたキャラクターでしたから。
…そんなわけでブレワイゼルダはスマブラ不参戦となった。
「魔法力を使って王女然」というワードが原作シナリオ的には姫に二重に刺さる言葉である。英傑支えてあげて…
最終更新:2025年03月22日 22:50