"I never yielded! And as you can see, I am not dead!"
(私は降参していない。そして見ての通り死んでもいない!)
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日本語吹替声優 |
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遠藤大智
- 『アルティメット・アベンジャーズ2:ブラック・パンサー・ライジング』
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櫛田泰道
- 『アベンジャーズ 地球最強のヒーロー』
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辻井健吾
- 『アベンジャーズ・アッセンブル』『LEGO マーベル/ブラックパンサー ワカンダの戦い』『スパイディとすごいなかまたち』
- 『LEGO マーベル/アベンジャーズ コード・レッド』
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大場真人
- 『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』『マーベル フューチャー・アベンジャーズ』
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田村真
- 『マーベル・シネマティック・ユニバース』
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岡林史泰
- 『レゴ マーベル スーパー・ヒーローズ2 ザ・ゲーム』
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堂坂晃三
- 『Marvel's Avengers』
- 藤原夏海
- 『ホワット・イフ...?』(少年期)
- 百田夏菜子
- 『マーベル・シネマティック・ユニバース』
- 岡純子
- 『マーベル ライジング:シュリのミッション』『マーベル アベンジャーズ:ブラックパンサーズ・クエスト』
- 神戸光歩
- 『ホワット・イフ...?』
- 呉羽藍依
- 『マーベル・ライバルズ』
百田女史は「ももいろクローバーZ」のリーダーである。
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佐々木敏
- 『マーベル・シネマティック・ユニバース』
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マーベルコミックのヒーロー。初出は1966年の『Fantastic Four #52』。
名前の由来は
豹の黒化個体である黒豹。
セガのゲームとは無関係
「ブラックパンサー」とはワカンダの統治者が己の力で儀式を乗り越え、代々受け継ぐ神聖な名である。
現在は計2代存在する。
初代
本名は
ティ・チャラ。身長182.8cm。体重90.7kg。
MARVELの世界におけるアフリカに存在する架空の国「ワカンダ」
*1の王家に生まれ、
出産して間もなく亡くなった母親に代わり、父親によって育てられた。
幼い頃に、暗殺者
ユリシーズ・クロウによって父を殺された事から、ヨーロッパやアメリカに渡ってエリート学校で教育を受け、
帰国して過酷な試練を乗り越えた事で、ワカンダの王に即位する。
ファンタスティック・フォーやアベンジャーズとの共闘も多いが、最優先はワカンダの民。
マスクを着用してはいるが、ワカンダの王である事は周知されており、エリック・キルモンガーに王位を狙われた事もある。
また、脳動脈瘤に苦しめられた時期もあるが、それらを乗り越えてワカンダを統治してきた。
ストームことオロロ・マンローとは幼馴染の関係で、後に結婚して彼女を王妃にした。
「シビル・ウォー」では嫁と共に
キャプテンアメリカ側に付き、「
シークレット・インベージョン」ではスクラル人を相手に抵抗した。
ネイモアからヴィラン達の秘密結社カバルへ勧誘された事もあるが、断った結果
Dr.ドゥームの攻撃によって重傷を負う。
妹(後述)がブラックパンサーの代理を務め、回復した後もブラックパンサーには復帰せずに、
デアデビルに頼まれてマンハッタンへ移住してヘルズ・キッチンの守護者になる。
後にアベンジャーズへ再加入し、新たな身分として
Mr.オコンクウォを名乗った。
力を回復させるために、女神バスト(
バステトとも呼ばれる)へ仕える死者の王となり、今まで以上の力を得た。
『アベンジャーズ VS X-MEN』では
フェニックスに操られたネイモアによってワカンダを攻撃されてしまう。
また、ストームとも互いの所属チームが対立した事を切っ掛けに離婚している。つまり
バツイチ。
2015年の「シークレット・ウォーズ」では、宇宙消滅の危機に際して
アイアンマンが招集した「イルミナティ・アベンジャーズ」へ加入。
しかしそのメンバーにはネイモアもいたため、彼に殺すと誓った。
ビヨンダーズの力を得たDr.ドゥームとの戦いでは、
インフィニティ・ガントレットを用いて彼を倒そうとした。
その後、シュリに和平交渉を示唆したにも拘らず、ネイモアのアトランティスとワカンダの間で戦争になってしまった。
シークレット・ウォーズ後は数少ない生存者となり、リアリティ・ストーンを使ってタイムトラベルして、破壊された地球を再生。
その後、仮死状態になった妹に代わって、再びワカンダ王となった。
外部勢力に支援されたピープルという政治集団に王位を退けられそうになるも、これを阻止。
王の護衛を担う女戦士集団ドーラ・ミラージェはワカンダで強い発言権を持とうと目論んでいたが、ピープル打倒に協力した事から、
彼女らとの和平に成功し、ワカンダを立憲君主制国家にした。
現在はキャプテンアメリカの推薦で、アベンジャーズのリーダーを務めている。
優れた頭脳に加え、王家に伝わる
特殊なハーブを服用する事により、腕力・敏捷性・反射神経等、超人的な身体能力を発揮する。
ハーブか何かやっておられる?
また、装備しているスーツや爪はヴィブラニウムを使用した特別製で、機銃掃射にも傷一つ付かない頑強さと、あらゆるものを切り裂く破壊力を併せ持つ。
マスクには暗視機能も備わっている。
2代目
初出は2005年の『Black Panther #2』。ブラックパンサーとしては2009年の『Black Panther (Vol.5) #5』。
本名は
シュリ。
首里城とは関係ない。身長、体重は不明。
ティ・チャラの妹で、天賦の才を持っているがためにブラックパンサーの
地位を欲していた。
ティ・チャラが重傷を負った際に、地位を継ぐ機会が回ってくるも、バストに資格無しと断じられる。
モールンとの戦いで瀕死になった際、バストから力を授かり、上述の出来事で重傷を負ったティ・チャラに代わってブラックパンサーを担った。
兄が不在の時に治世を務めた事もある。
サノスに仕えている戦士プロキシマ・ミッドナイトと戦い、仮死状態にされるが、ティ・チャラに救われた。
現在はワカンダ議会の一員。
生理機能が強化されており、アクロバットと戦闘に熟達する。知性も天才レベル。
(参考資料:『マーベル・エンサイクロペディア』)
また冒頭の通り「ブラックパンサー」はワカンダのリーダーに代々受け継がれる称号であるため、
マルチバースでは他にもティ・チャラの子供がブラックパンサーになったり、先祖・子孫がブラックパンサーをやったりしている。
この他にも一時期ケビン・コール(通称カスパー)という麻薬取締員が、
上司の保管していたブラックパンサースーツを勝手に持ち出してブラックパンサーのふりをしていた事もあったが、
キルモンガーからハーブを受け取ったりティ・チャラに師事したりと紆余曲折の末現在はヒーロー・ホワイトタイガーとして活動している。
なお、アニメ『
アルティメット・スパイダーマン』にも登場したアヤラ家のホワイトタイガーと同名だが無関係。
アメコミではよくあること
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メディアミックス |
1994年アニメ版『ファンタスティック・フォー』では第21話で登場。
概ね原作通りの経緯で登場し、ワカンダのビブラニウム鉱山を狙いに来たユリシーズ・クロウによって父「ティ・チャカ」を殺害され復讐を誓う。
ビブラニウムで得た資金で装備を整えた上で、自らを鍛え上げブラックパンサーとなった。
ユリシーズによって作られた巨大動物によってワカンダを脅かされたのを機に、自らの力を試すためにファンタスティック・フォーと決闘する。
真意を知ったファンタスティック・フォーと和解するが、ビブラニウムでパワーアップしたユリシーズに再び襲撃される。
やがて領地にあったビブラニウムの腕輪による反射で形勢逆転し、ユリシーズを撃破する。
役目を終えたと感じたティ・チャラはブラックパンサーを封印しようとするが、 スーザンに世界のために力が必要だと説得され、
再びブラックパンサーとして戦う決意をした。
『マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)』に属する実写映画ではチャドウィック・ボーズマン氏が演じていた。
『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』で初登場を果たし、
単独映画『ブラックパンサー』は アメコミ映画としては史上初となるアカデミー作品賞にノミネートされた。
…が、『アベンジャーズ:エンドゲーム』撮影後にチャドウィック氏は急逝。
今後が不透明な状況であったが、 氏へのリスペクトを込めて代役を立てることはなく演者同様ティ・チャラは死亡したと設定し、
妹のシュリ王女を主人公とした続編『ワカンダフォーエバー』が制作・公開されるに至った。
MCUのマルチバースにおけるIFを描くアニメ版『ホワット・イフ…?』では2021年公開のシーズン1のみ登場。
本作の音声収録完了から間もなくチャドウィック氏が亡くなったため、本作がMCU系列におけるティ・チャラの最後の勇姿となる。
第2話の「もしもティ・チャラがスター・ロードになったら?」という可能性の世界アース21818では主人公を務めた。
この世界では本来のスター・ロード=ピーター・クイルを誘拐するはずのヨンドゥが部下に仕事を任せた結果、 人違いで*2宇宙へ連れ去られたティ・チャラは、
宇宙でその人徳を遺憾なく発揮し、その結果 ラヴェジャーズを丸ごと義賊に転向させ、サノスを説き伏せて改心させるという凄まじい成果を発揮した。
しかし裏社会では、かつて闇の頂点だったサノスが悪行をやめた事による影響が発生しており……?
シーズン2ではティ・チャラは出ないものの、第2話「もしもピーター・クイルが地球最強のヒーローたちを襲ったら?」にて、
上記とは逆にヨンドゥがクイルをちゃんとエゴの元に連れて行った事でクイルがエゴの尖兵にされた世界で、
地球へのクイル襲撃に伴い 世界中から集まった1988年版アベンジャーズの一員として父ティ・チャカ王が登場、ブラックパンサーとして戦う。
余談ながら、当初は「スター・ロードティ・チャラ」の世界を単独のスピンオフとしてシリーズ化する構想もあったというが、
上述の事情で立ち消えとなっている。
Dedicated to our friend
CHADWICK BOSEMAN
(我らの友 チャドウィック・ボーズマンに捧げる)
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格闘ゲームにおけるブラックパンサー
『
MVC』シリーズでは『MVCI』のストーリーに登場。
MARVEL世界とCAPCOM世界の融合によって生まれた、ワカンダと
モンハン世界の融合国「ヴァルカンダ」の王として君臨している。
後にDLCとして参戦も果たした。
MUGENにおけるブラックパンサー
Arkady氏によるキャラが存在。
ドットは
ケーブル等をベースにしていると思われる。
MUGEN1.0以降専用版とWinMUGEN対応版の2種類が存在し、
前者は海外サイト「The MUGEN Multiverse」ならびに「Infinitywiki」、後者はhamer氏によって代理公開されている。
操作方法は『
MVC』風の6ボタン方式で、エリアルレイヴやアドバンシングガードが使用可能。
ただし、2段攻撃の立ち強Pが最後まで繋がらないという謎仕様になっているので、チェーンコンボを狙う際には気を付けよう。
技は突進・対空・
飛び道具とバランス良く揃っており、性能も粒揃い。
超必殺技の中には一定時間攻撃力を上昇させるものもある。
また、2段ジャンプや三角跳びが可能と機動力が高く、黒豹の名の通り画面内を俊敏に飛び回る事が可能。
…が、飛び道具の「Vibranium Daggers」は1発あたりの威力が雀の涙(
KFM相手に
5)ほどしかなかったり、
爪で切り裂く突進技の「Slash Dash」を連発するだけで
永久になってしまったりと、
調整不足な点も見受けられる。
他にも三角跳びで方向キーを押しっ放しにしておくと壁に貼り付けるのだが、時間制限等は存在しないため、対抗手段を持たないキャラは恐らく
詰む。
AIはデフォルトで搭載済み。
流石に上記の永久は使ってこないが、堅実な
コンボで体力を削ってくるので中々手強い。
また、カサイ氏による外部AIも公開されている。
紹介動画(公開先へのリンクは古いものなので注意)。 お相手はPilgrim氏らのニック・フューリー |
上記の他にも、087-B氏による『MVC2』仕様の改変版が公開中。
"Wakanda forever!"
(ワカンダよ、永遠なれ!)
出場大会
*1
表向きは発展途上を装っているが、実は特殊金属「
ヴィブラニウム」の数少ない産出国であり、
既存の科学とは異なる体系を持つ独自の超科学を発展させた、MARVEL世界でも有数の科学先進国である。
発展途上を装っているのは、それらを悪用される事を恐れ、古くからその実態を秘匿してきたため。
なんというか、現実のアフリカ辺りでもよく見られる
「観光客の前では昔のままの暮らしをして見せるが、実際は洋服や電子機器を使いこなす少数民族」
を更に極端にしたような物を想像して頂ければ大体合っている……多分。
腰蓑一丁の半裸で槍を持った非文明人スタイルなのだが、その槍がビームを放つ超科学の武器だとか。
大長編ドラえもんで見たぞそれ
一見防御力はZEROに見えるがバリアー張ってるから無防備な部分がZEROであるとか。
アラビアンムーンを男がやってるようなものである
*2
位置関係的に間違えようがないはずのに何故人違いしてしまったのかというと、これは
アメリカとアフリカを間違えたなんて安直なネタではなく
地球人の個人差もアメリカ・ミズーリ州というターゲットの位置情報も理解出来なかった部下が、
手っ取り早くクイルの内にある宇宙エネルギーを探そうとして
「強力な宇宙エネルギー(天界人エゴの血)を持った地球人の子供」でサーチした結果、
「強力な宇宙エネルギー(ヴィブラニウム製の槍とアクセサリー)を持った地球人の子供」として、
丁度ワカンダバリアの外で黄昏れていたティ・チャラが引っかかったため。
黄昏れていた理由も「ワカンダの外の世界が見たい」という欲求を当時まだ閉塞的だった父に否定されたためなので、
母を亡くした直後に誘拐された正史のクイルと違って「世界が見たいなら一緒に来ないか?」というヨンドゥのスカウトにノリノリで乗っかり宇宙へ旅立った。
最終更新:2024年12月11日 07:38