アットウィキロゴ

タラバン


「俺はこの場所で見たんだ。デンデン虫みたいな触角が消えたと思ったら、
 代わりに標識が2本あそこに突っ立ってたんだ!」

円谷プロの特撮作品『ウルトラマンティガ』第46話「いざ鎌倉!」に登場する怪獣。別名「虹色怪獣」。
ワニカタツムリを合体させたかのようなユーモラスな姿をしている。
劇中で主に出番があるのは40m級の個体だが、実はこれでも幼体であり、
成体の親は200mというウルトラ怪獣の中でもかなり大柄な部類である。
デザインは放送中に開催された「怪獣デザインコンテスト」で最優秀賞に選ばれた作品がもとになっており*1
ソフビ人形も発売されていたため、ティガ怪獣の中では知名度が高い。

飛行能力がある他、溶解液(霧状の光線)が武器。
また、のしかかりなどの肉弾戦も得意。
しかし、最大の特徴は光学迷彩のような保護色による擬態能力であり、線路や標識に化けるだけでなく、
目の擬態だけを解除する事も可能。
おまけにレーダーやセンサーにも感知されない体質でもある。

宇宙を放浪している最中に子供の個体が誤って鎌倉に落下してしまい、カメラマンの星野(演:ガッツ石松)により発見される。

「あのですね、そんな大きな怪獣、どこに隠れる所あるんですか?」
「じゃあ、俺が見たのは何だっつんだ?」
「錯覚、錯覚ですよ」
「この野郎!」
「俺はプロのカメラマンだ!
 見間違えるぐらいなら、とうの昔にカメラはやめてる!
 本当なんだって!本当なんだ。信じてくれよ!!

しかし上記の擬態能力のせいでGUTSにその存在を認められず、一度は星野の気のせい扱いされてしまう。
その後宇宙ステーション・デルタから親の音声データが送信され、ダイブハンガーで分析が進められる中、
星野の目を信じ調査を続行していたダイゴとレナ、更に星野の息子のマサトの行動で遂に姿を現した。
GUTSハイパーで撃たれた事で巨大化し、溶解液で神社の一部を溶かすと周囲の景色に擬態するが、
出現時の反応から星野が知り合いの職員に頼み、江ノ電の警笛を鳴らした事で車両基地に誘き出される。
ダイゴに溶解液を浴びせるも、シャーロックごと溶かされる寸前にティガに変身した事で脱出される。

ティガとの戦闘では溶解液やのしかかりで優位に立つが、分析結果から宇宙空間にいた親の存在が発覚し、
悪意があるわけではなく江ノ電の警笛を親の声と間違えていた事が判明。
すぐさま保護対象に切り替えられ、その事をGUTSに伝えられたティガも攻撃を中止。

「ティガ、宇宙に帰してあげて!」

最後はティガが警笛が鳴ったままの江ノ電を念力で動かす形で宇宙へ誘導され、
親と無事に再会して宇宙に旅立っていった。


MUGENにおけるタラバン

カーベィ氏によるキャラが公開中。
スプライトはサメ竹輪氏提供のものが使われている。
またスプライトの動きは「spritestudio」を用いて作られている。
「とびかかり」と追加入力で繋がる「のしかかり」などに加えて、
相手の迎撃を気にせずに接近できる「保護色」により近接戦に持ち込みやすい。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、「必殺溶解液」「必殺とびかかり」、自分にも当たる事がある「江ノ電」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。


「怪獣、母ちゃんから離れんなよ!
 父ちゃんとも仲良くな!」

出場大会

  • 「[大会] [タラバン]」をタグに含むページは1つもありません。

*1
なお、この作品自体は『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』(1980年)に登場するカタツムリとワニを合わせたような生物「デンデンワニ」に酷似していた
(厳密にはこれ以前に同じ藤子アニメの『ジャングル黒べえ』(1973年)が初出だが、古さと知名度的に子供がこっちを見た可能性はまず無い)。
……と言うか、名前に至っては「虹色でんでんわに」とほぼそのまんまであった。
一応手足の有無というそこそこ大きめの差異があるため、デザインを手直しつつ名前を別にする事でその辺の問題はクリア出来たのだと思われる。
なんならリアタイ放送時に流れた作品選考の様子では、フシギバナカメックスイワークリザードンを合体させただけという、
虹色でんでんわに以上にアウト中のアウトな作品も写し出されていたりする。そういやそっちも『ティガ』と同じ1996年開始の作品だったな

尤も、子供向け作品で実施された新キャラ公募においてこの手のハプニングはわりかしつきものであり、
古くは黄金戦士そのまんまの悪魔超人だったり、同じくらいの時期にはロックマンボスキャラがそのまま送られてきたり
後の時代でもドラクエのモンスターがそのまま送られてきたりなどしている。


最終更新:2026年09月05日 11:14