「さあ来い!」
1981年から放送されたタツノコプロ制作のアニメ『黄金戦士ゴールドライタン』の主役ロボット。
声優は格ゲー界隈では
スカロマニアなども演じている
二又一成
氏。
悪魔六騎士の一人では断じてない。
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というか… |
サンシャインは『 キン肉マン』名物の「読者公募超人」なのだが、
応募ハガキに書かれたその姿は どう見てもゴールドライタンのアニメ用設定画のトレスだったりする。
ちなみに、何の因果か二又氏は『キン肉マン』だとサンシャインと同じ悪魔六騎士であるスニゲーターの声を担当している。
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メカ次元という異次元世界から三次元世界に堕ちた反逆者イバルダ大王を追ってきたメカニズム(
ロボット生命体)の戦士で、
ひょんな事から出会った(というより
拾われた)少年・大海ヒロシ(通称
ヒロ)と、
彼率いる少年少女グループ・わんぱくレンジャー達や同胞であるライタン軍団と協力しながら、イバルダ大王の配下達に立ち向かっていく。
ちなみにロボ物ではなかった初期案では、『わんぱく
戦隊アバレンジャー』というタイトルだったらしい。
名前と外見からも分かる通り、
ジッポーライターがモデルモチーフになっている。
金色の四角いライターに変形し、普段は普通のそれと同じサイズだが、
イバルダ配下のメカディメンションロボと戦う際にはレインボーロードという異次元空間を通り、全長30m・体重200tに巨大化する。
所謂巨大ロボット(メカ)アニメだが戦いに殆ど飛び道具は使わず、基本的に肉弾戦のみで戦うのが特徴で、
当然ゴールドライタンも武器は持っておらず、徒手空拳(というか空手)で戦う。
男なら拳一つで勝負せんかい!
ただし
手を飛ばす事はできる。
必殺技は、
単一分子と化した貫手で
敵を貫きコア部を破壊する「ゴールドクラッシュ」。
これは手そのものが単分子構造になるため、
分子は砕けない=それ以上堅い物が無いので防御が不可能というとんでもない技である
(SFガジェットとしては比較的古典的なネタ(よくあるのが単分子ナイフと単分子ワイヤー)であり、他作品では
この辺りで使用されている)。
あと、体の中身が空洞というのは言ってはいけない。最終回で敵に内臓食われてたし。
実はただの戦士ではなく、メカ次元を治めるメカ次元最高コンピュータ「ビッグアイ」によって作られた次のメカ次元最高コンピュータである。
最終回で明かされるまでこの事実を知っていたのはビッグアイとゴールドライタン本人のみであった。
作画のクオリティが高く、とにかく(悪い意味でも)よく動くアニメで、
同時に発売された「
超合金ゴールドライタン」シリーズはアニメ通り変形するだけでなく
高級ライターばりにダイヤモンドカットとメッキが施された美しく重厚な仕上がりで、全国ネット放送されていなかったにも拘らず相当売れた。
……と言うのは完全なる余談。
変形ロボ玩具アニメ的に言えば
『トランスフォーマー』シリーズ、『マシンロボ』シリーズの先駆者であり、
アニメ終了後にアニメ未登場のライタン軍団5体が発売されたと言う部分は
MSVの先駆者と言えるかもしれない。
ライターから変形するという発想は
宇宙刑事ギャバンや
ゴッドマーズ等、数々のヒーローやロボットを手掛けた村上克司氏による提案。
長年温めていた物がようやく日の目を見たらしい。
余談だがライタンの超合金は同じくタツノコアニメである『未来警察ウラシマン』にも登場している。
さらなる余談だが、ニコニコの一部では
「黄金さん」の愛称で知られる。
また、2012年10月12日から翌年3月にかけてニコニコ動画のタツノコ劇場でも公式配信されていた。
平時のミニサイズから「ライたん」の愛称も付き、新規ファンを新たに獲得し始めている。
『タツノコ VS.カプコン』におけるゴールドライタン
この『タツカプ』では5m弱のPTX-60Aよりちょっと大きいぐらいなので、
原作よりも小さいようだ。
常時
スーパーアーマー持ちだが、従来の巨大キャラと違い
コマンド投げや
ロック技を喰らってしまう(打撃投げのガードは可能)。
そのため
投げキャラ涙目だのスーパーコンボが
カス当たりだのと言う事態は発生せず、あくまで通常キャラの範疇に収まっている。
しかしそれ故に、CPU戦で彼が出てきたとしても
テッカマンなどであれば簡単にハメられてしまう。
LV3ハイパーコンボ「ゴールドフィンガークラッシュ」は原作でも使用した必殺技だが、
地震を起こし空中に舞い上がった相手へ貫き手を入れるHC「ゴールドクラッシュ」の追加入力技という形になっている。
原作と違いロボ相手とは限らないので
グロい事に…と思いきやそんな事は無く、
演出も光を握り潰すという穏やかなものになった。
また、2Pカラーにするとキャラ名が「シルバーライタン」になり、技ボイスの「ゴールド」も「シルバー」に変わる。
そんな彼だが相手は適当に避けつつ殴っていれば十分ダメージは与えられる、と言うか飛び道具持ちは遠くから撃ち続けていればそれで十分。
さらに広範囲に亘る攻撃は避けようもなく、削りにはかなり弱い。
また、レバガチャで余裕で抜けられる投げ、空中当たりだとカス当たりする
超必殺技、
もはや
技自体が罠な「ゴールドプレス」etc…と必殺技も欠点が多く、
どう足掻いても勝てない事態が多く見受けられる。
多段技が多くすぐ削り負ける上にデカキャラ専用
永久まで持っているヤッターマン1号、
空中近距離でソウルフィスト等が当たったら即キャンセルで3ゲージ技が確定する
モリガン、
百裂脚が当たった時点で3(ryな
春麗らが天敵。こいつらに勝てるライタン使いは相当凄い。
「攻略法を覚えれば楽勝」と言われる
ラスボス相手でさえ、
初見では明らかに無理っぽく見える。
…と、当初は最弱クラスと思われていたのだが、やり込み勢により発生の早い小技による固め削り、
スーパーアーマーを駆使した接近、全地上判定のゴールドクラッシュによる確反能力など、相性差は激しいものの案外戦える事が発覚。
三強のうち鴉、大鷲の健に対しては相性が悪くない事もあって、総合的なランクは中堅程度と持ち直している。
それでも上記のメンツや使用率の高いリュウに対して苦しい点や、
タッグではなく一人チームであるため、相性の悪いキャラを相方で補うなどができないといった理由から、
かなりの職人芸が求められるキャラである事は間違い無い。
流石にまずいと思われたのだろう、『タツカプUAS』では動作が機敏になり、必殺技も見直されてどの技も使い道ができ、
ゲージ技確定の問題は相手側のヒットストップ等が見直され、確定状況が大幅に少なくなるなど、大きく強化されている。
…ただし、
本作から参戦したキャラが巨大キャラに相性が良いので新たな天敵と化していたりするが。
なお、投げについてはラグりまくりの通信対戦ではレバガチャ認識が遅くなるので
分かっているのに抜けられない恐怖の技になっている。
正直連発すると間違いなく相手の気分を害するのでお勧めしない。
良い子の諸君はやっちゃダメだぞ。
MUGENにおけるゴールドライタン
アーマージャックや
モンスターボールなどの作者であるgoogoo64氏が製作したものが存在。
スプライトは
『タツカプ』のプレイ動画からキャプチャするという方法で作られており、そのせいか
動きがやたらカタい。
立ちモーションで画面から見切れているデカさを誇るが、これでも『タツカプ』よりまだ小さかったりする。
動きが硬い分(?)防御力もかなり高く、恐らく『タツカプ』以上。
技は『タツカプ』の再現ではなく、上述のEDを受けてか
リュウの技を使う。
大体は
VS.シリーズのバージョンだが、電刃波動拳も搭載。スーパーアーマーのおかげで最大タメも実用レベルで可能なようだ。
他にも『タツカプ』の「ゴールドプレス」のボディプレスで落ちてくる部分を抜き出した技や、
小さな
分身をいくつも召喚したり、自ら小型サイズになって飛び回る技などが存在。
中々のカオスだが
この作者にはよくあること。
出場大会
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最終更新:2024年04月03日 22:41