1993年に円谷プロがアメリカで製作した特撮作品『
ウルトラマンパワード』に登場した
怪獣。
第3話と第12話に登場する。
初代『ウルトラマン』に登場した怪獣達のリメイク版である、通称「パワード怪獣」の1体で、
どくろ怪獣
レッドキングを原典にしている。
なので
ガンダムアストレイの改修機という訳ではない。
劇中ではオスとメスのつがいが登場しており、原典と比較してよりリアリティのあるデザインとなっている他、
オスの方はその名の通り
歴代作品で初めて出た赤っぽい色をしたレッドキングでもある。
ホントだこりゃ赤い!
ちなみにメスは原典に近い体色だが
レッドクイーンではなくレッドキング。
ギアナ高地の現地語で「レイロホ」と呼ばれて恐れられる存在で、
メスの個体が
パワードチャンドラーと交戦し、一度は敗退するが二度目の復讐戦でチャンドラーを崖に激突させて倒す。
その後、パワードと交戦になるが苦戦し、妻の危機を察知したオスの個体が駆けつけて挟撃する形になり、
パワードを苦戦させるも、その途中にメスがストライクビートル機から目潰しを受け、
それでもなおパワードを崖から突き落とそうと突進したのが祟り、断崖から足を踏み外して転落死。
オスは自身の身も顧みず身を投じて助けようとするが寸出の所でパワードに静止され、
戦意を喪失したまま哀しい絶叫をギアナに響かせた。
第12話における二度目の登場時は原典とは逆にパワードドラコに倒されてしまった。
ドラコに倒された個体はギアナ高地にいた個体と鳴き声が違っているが、
同一個体か別個体か、明確な公式見解は無い。
『
ウルトラマンZ』ではこのパワードレッドキングを連想させるレッドキングの夫婦が出た他、
『
ウルトラマンデッカー』に出たスフィア合成獣「スフィアレッドキング」はオスを思わせる赤い体色をしていた。
ゲーム作品におけるパワードレッドキング
3DO『ウルトラマンパワード』ではオスの方がプレイアブルキャラとして登場。
設定通りのパワーキャラなのだが突進技がかなり素早く、さらに突進から繋げてくる連続攻撃が強い。
おまけにボディプレスや投げも高威力のため近接戦ではかなり強い。
超必殺技は岩を投げ付ける「リフティングクラッシュ」。
MUGENにおけるパワードレッドキング
カーベィ氏の製作したパワードレッドキングが公開中。
3DOの『ウルトラマンパワード』の
スプライトを使用して作られており、元となったゲーム版同様ヌルヌル動くのが特徴。
技はゲーム版に基づいており、パンチやキック等レッドキングらしいものが搭載されている。
また、defファイルの登録名を変えることで原作に登場した雌も使用可能になる。
AIはデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年08月14日 00:20